JP2018170744A - リモコン制御システム、リモコン制御方法及びプログラム - Google Patents

リモコン制御システム、リモコン制御方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザが遠隔地から学習型リモコンにより家電機器の制御を行なう際、ユーザ自身が目視などで確認することなく、家電機器が所望の稼働の状態にあるか否かを容易に確認することが可能なリモコン制御システムを提供することを目的とする。【解決手段】本発明は、リモコンからの制御信号を受信した家電機器の稼働の状態を検出するセンサからの検出データを入力する状態検出機能部と、検出データにより家電機器が制御信号の指示に対応する稼働状態に遷移したか否かの判定を行なう制御結果判定部と、制御結果判定部の判定結果をユーザに通知する通知機能部とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、家電機器等の制御に用いるリモートコントロール装置(以下、単にリモコンと示す)の制御信号を学習した学習型リモコンで複数の家電機器を制御するリモコン制御システム、リモコン制御方法及びプログラムに関する。
テレビやエアコン(エア コンディショナー)などの家電機器の制御には、赤外線や電波などにより、制御対象である家電機器に対して制御情報を送信するリモコンによる制御が一般的である。
ユーザがリモコンを制御対象の家電機器に対して向け、リモコンの制御盤の所定のボタンを押下することにより、ボタンに対応する制御を行なわせるための制御信号を出力する。たとえば、リモコンが赤外線リモコンであれば、リモコンに搭載されている赤外線LEDから、制御の種類に対応した赤外線のパルスパターンが放射される。
近年、家電機器の増加に対応し、リモコンの数が多くなることで、それぞれの家電機器のリモコンを使用して制御することが煩雑となった。このため、複数の家電機器の各々のリモコンにおける制御信号のパルスパターンを学習させ、一台で複数の家電機器の制御を行なう学習型リモコンが用いられている。
この学習型リモコンを用いることにより、遠隔地から学習型リモコンを、チャットなどのアプリケーションを用いて制御し、この学習型リモコンが配置されている室内における複数の家電機器の各々の制御を、インターネット等の通信回線を用いて行なうことができる。
しかし、一般的な学習型リモコンの赤外線の制御信号を用いた制御の場合、制御対象の家電機器に制御信号を放射するのみであり、家電機器が制御信号に対応して稼働するか否かは学習型リモコンを操作するユーザが確認している。例えば、家電機器と学習型リモコンとの間に、予期しない遮蔽物が一時的に存在する場合、学習型リモコンの制御信号が家電機器に届かず、家電機器を正常に稼働させることはできない。また、このとき、ユーザは遠隔地にいるため、直接に家電機器の状態を撮像することができない。
したがって、上述したように、遠隔地から学習型リモコンを制御し、家電機器を稼働させる操作を行なっても、家電機器が所望の状態に遷移し、正常に稼働したか否かは判らない。
このため、ユーザが遠隔地から家電機器を制御するインテリジェントなホームネットワークシステムに対し、上述した学習型リモコンを制御装置として組み込んで使用するのは困難である。遠隔地にいるユーザが家電機器の状態を観察するためには、家電機器の稼働状態を取得することのできる通信方式(例えば、ECHONET Lite(登録商標)など)を家電機器の各々に実装し、学習型リモコンによる制御時の稼働の状態を検出するなどして、制御結果を担保する必要がある。
しかし、家電機器毎に上記通信方式の機能を組み込むため、家電機器の製造コストが増加し、一般家庭に広く普及されておらず、かつこの機能が組み込まれていない家電機器を、上記通信方式のネットワーク下で使用することができない。
上記課題を解決するため、学習型リモコンを操作して家電機器を制御した際の画像や、家電機器の動作を検出するセンサ情報を、学習型リモコンを制御しているユーザの携帯端末などに通知するシステムがある(例えば、特許文献1参照)。ユーザは家電機器が所望の操作に対応した稼働の状態となっているか否かを、上記システムからの通知により確認する。
特開2017−22745号公報
しかしながら、上記特許文献1は、ユーザがシステムからの通知の内容を携帯端末において確認し、正常に稼働したか否かを目視で確認しなければならないという煩雑さがある。
また、タイマーなどで時間指定した場合など、指定した時間に、システムからの家電機器の稼働の状態を示す通知の内容を確認し、制御どおりに正常に稼働しているか否かを判定する必要があるが、指定した時間において一々対応することが困難である。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、ユーザが遠隔地から学習型リモコンにより家電機器の制御を行なう際、ユーザ自身が目視などで確認することなく、家電機器が所望の稼働の状態にあるか否かを容易に確認することが可能なリモコン制御システム、リモコン制御方法及びプログラムを提供することを目的とする。
この発明は上述した課題を解決するためになされたもので、本発明のリモコン制御システムは、リモコンが放射する制御信号を受信した家電機器の稼働の状態を検出するセンサからの検出データを入力する状態検出機能部と、前記検出データにより前記家電機器が前記制御信号の指示に対応する稼働状態に遷移したか否かの判定を行なう制御結果判定部と、前記制御結果判定部の判定結果をユーザに通知する通知機能部とを備えることを特徴とする。
本発明のリモコン制御システムは、少なくとも前記制御信号の示す制御コマンドと、前記稼働の状態を検出する複数の前記センサの各々からの前記検出データと、これらを用いた際の実際の制御結果とを教師データとした機械学習を行い、入力される前記制御信号の示す制御コマンドと、前記稼働の状態を検出する複数の前記センサの各々からの前記検出データから、前記制御結果の判定を推定する制御結果判定モデルを生成する判定モデル学習部をさらに有し、前記制御結果判定部が、前記リモコンの前記制御信号による指示前及び指示後それぞれの時点において、少なくとも前記制御信号の示す制御コマンドと、前記稼働の状態を検出する複数の前記センサの各々からの前記検出データとを入力とする制御結果判定モデルを用い、前記家電機器の制御結果を推定し、当該推定結果により前記判定を行うことを特徴とする。
本発明のリモコン制御システムは、ユーザの指定する操作に対応する制御信号を、前記リモコンに対して放射させる制御を行なうリモコン制御部をさらに備え、前記制御結果判定部が、前記家電機器の制御結果が前記制御信号に対応した状態でないと判定した場合、前記リモコン制御部が、前記リモコンに対して前記制御信号を再放射させることを特徴とする。
本発明のリモコン制御システムは、前記リモコンを搭載し、前記制御信号の放射方向を制御する放射方向調整機構を備え、前記リモコン制御部が、前記放射方向調整機構を制御し、制御対象の前記家電機器の配置位置に、前記リモコンの制御信号の放射方向を調整することを特徴とする。
本発明のリモコン制御システムは、ユーザと対話する対話エージェントをさらに備え、前記対話エージェントが、前記ユーザとの対話により、当該ユーザの前記家電機器の制御の指令を前記リモコン制御部へ伝達し、前記機械学習の処理を前記判定モデル学習部へ伝達することを特徴とする。
本発明のリモコン制御方法は、状態検出機能部が、リモコンからの制御信号を受信した家電機器の稼働の状態を検出するセンサからの検出データを入力する状態検出過程と、
制御結果判定部が、前記検出データにより前記家電機器が前記制御信号の指示に対応する稼働状態に遷移したか否かの判定を行なう制御結果判定過程と、通知機能部が、前記制御結果判定部の判定結果をユーザに通知する通知過程とを含むことを特徴とする。
本発明のプログラムは、コンピュータを、リモコンからの制御信号を受信した家電機器の稼働の状態を検出するセンサからの検出データを入力する状態検出機能手段、前記検出データにより前記家電機器が前記制御信号の指示に対応する稼働状態に遷移したか否かの判定を行なう制御結果判定手段、前記制御結果判定部の判定結果をユーザに通知する通知機能手段として機能させるプログラムである。
この発明によれば、ユーザが遠隔地から学習型リモコンにより家電機器の制御を行なう際、ユーザ自身が目視などで確認することなく、家電機器が所望の稼働の状態にあるか否かを容易に確認することが可能なリモコン制御システム、リモコン制御方法及びプログラムを提供することができる。
本発明の第1の実施形態のリモコン制御システムの構成例を示す図である。 機器データベース132に書き込まれて記憶されている機器データテーブルの構成例を示す図である。 コマンドデータベース131に書き込まれて記憶されているコマンドテーブルの構成例を示す図である。 状態データベース133に書き込まれて記憶されている状態データテーブルの構成例を示す図である。 第2の実施形態のリモコン制御システムを用いた家電機器の室内における位置の確認処理の動作例を示すフローチャートである。 本実施形態のリモコン制御システムを用いた家電機器の制御処理の動作例を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態のリモコン制御システムの構成例を示す図である。 制御履歴データベース134に記憶されている制御履歴データテーブルの構成例を示す図である。 状態データベース133Aに記憶されている状態データテーブルの構成例を示す図である。 本実施形態のリモコン制御システムにおける制御結果判定部における制御結果判定モデルを学習させる教師データの取得処理の動作例を示すフローチャートである。 第2の本実施形態のリモコン制御システムを用いた家電機器の制御処理の動作例を示すフローチャートである。
<第1の実施形態>
以下、図面を参照して、本発明の第1の実施形態について説明する。図1は、本発明の第1の実施形態のリモコン制御システムの構成例を示す図である。
図1において、リモコン制御システムは、ロボット装置11、リモコン制御装置12及び記憶装置13の各々を備えている。ロボット装置11、リモコン制御装置12及び記憶装置13は、ホームネットワークなどの通信網100により接続されている。通信網100は、インターネットなどを介して携帯端末200と接続される。ロボット装置11及びリモコン制御装置12の各々は、以下に説明する機能それぞれに対応するアプリケーションプログラムがインストールされて、それぞれの機能を実行する。また、本実施形態においては、リモコン制御システムがロボット装置11及びリモコン制御装置12の各々に分離して構成された例を示しているが、ロボット装置11及びリモコン制御装置12を一つのサーバなどのコンピュータシステムで一体化して構成してもよい。また、ロボット装置11、リモコン制御装置12及び記憶装置13を一つのサーバなどのコンピュータシステムで一体化して構成してもよい。また、機能それぞれを、個々のコンピュータシステムで構成し、連携して動作する構成としてもよい。
ロボット装置11は、マイク(マイクロフォン)装置111、撮像装置112、対話エージェント113及びスピーカ装置114の各々を備えている。
マイク装置111は、指向性を有するマイクセンサが備えられており音の検出(取得)を行ない音情報(強度及び周波数など)を出力する。ここで、ロボット装置11は、マイク装置111が検出した音情報を状態データベース133に書き込んで記憶させる。
撮像装置112は、指向性を有する撮像センサ(例えば、CCD(charge coupled device)イメージセンサ)であり、撮像した画像データを状態データベース133に対して書き込んで記憶させる。ここで、ロボット装置11は、撮像装置112が撮像した画像データを状態データベース133に書き込んで記憶させる。また、撮像装置112は、撮像センサとして指向性を有さない全天球型撮像センサを用いても良い。
また、ロボット装置11には、学習型リモコン400、マイク装置111及び撮像装置112を搭載し、学習型リモコン400の赤外線(後述する制御信号)の放射方向を調整するため、学習型リモコン400の固定台の方位角及び仰角を変化させる方向調整機構が設けられている。この方向調整機構において、学習型リモコン400の赤外線の放射方向と、マイク装置111の指向性を有する音声を取得する取得方向と、撮像装置112の撮像方向との各々が同一となるように、上記固定台において、学習型リモコン400、マイク装置111、撮像装置112それぞれが取り付けられている。そして、方向調整機構により上記固定台の方位角及び仰角を調整することにより、学習型リモコン400の赤外線の放射方向と、マイク装置111の指向性を有する音声を取得する取得方向と、撮像装置112の撮像方向とを調整することができる。ここで、撮像装置112として全天球型撮像センサを用いている場合、撮像装置112は上記方向調整機構に搭載せず、ロボット装置11の筐体に固定して取り付けられる。
対話エージェント113は、ユーザがリモコン制御システムにより家電機器を制御したり、家電機器の動作状態の通知を受ける際のインターフェースとなっている。対話エージェント113は、ユーザとのインタラクションを、マイク装置111及びスピーカ装置114と、自身に内包されるアプリケーションサーバである音声認識サーバ、音声合成サーバとを用いた自然言語による音声対話や、携帯端末200を介したチャットなどの対話形式で行ない、家電機器300の制御に係わるデータの送受信を行なう。
すなわち、対話エージェント113は、ユーザとの対話を行なう際、例えば、スピーカ装置114から質問をユーザに対して音声で通知し、ユーザからの回答の音声をマイク装置111により入力する。ここで、対話エージェント113は、自身に内包された音声合成サーバ及び音声認識サーバの各々により、ユーザに行なう質問の音声の合成、ユーザからの回答の音声の内容の認識それぞれの処理を行なう。
また、ロボット装置11は、家電機器300_1から家電機器300_mの各々の近傍に配置されているセンサ14_1、…、センサ14_nそれぞれからのセンサ検出データを読み出し、状態データベースに書き込んで記憶させる。以下、家電機器300_1から家電機器300_mを総称する際、家電機器300と示し、センサ14_1からセンサ14_nを総称する際、センサ14と称する。
また、ロボット装置11は、対話エージェント113を介して入力される家電機器300の名称(メーカ名)に基づき、ウェブ上において家電機器300のメーカのホームページをアクセスし、家電機器300の画像データを取得し、この家電機器300を識別する機器ID(identification)を付与し、機器データベース132に書き込んで記憶させる。
また、ロボット装置11は、家電機器300の各々の個々のリモコンのコマンドを、学習型リモコン400に学習させ、コマンド名及びこのコマンド名のコマンドを識別するコマンドIDを付与し、機器データベース132に書き込んで記憶させる。このとき、ロボット装置11は、上記コマンドIDに対応させ、各コマンドIDの示すコマンドに対応して放射される赤外線のパルスパターンの情報をコマンドデータベース131に対して書き込んで記憶させる。このコマンドデータベース131は、ロボット装置11、記憶装置13及び学習型リモコン400のいずれに備える構成としてもよい。
また、ロボット装置11は、ウェブ上において家電機器300の各々のリモコンのコマンドが登録されているデータベースから、学習対象の家電機器300のリモコンのコマント及び赤外線のパルスパターンを読み込んで取得し、学習型リモコン400に対して学習させてもよい。
さらに、ユーザが自身の操作により、家電機器300の各々のリモコンのコマンドを、学習型リモコン400に対して入力することで、コマンドIDの示すコマンドに対応して放射される赤外線のパルスパターンの情報を学習させてもよい。
リモコン制御装置12は、制御結果判定部121及びリモコン制御部122の各々を備えている。
制御結果判定部121は、状態データベース133に記憶されている音情報、画像データ及びセンサ検出データの各々のデータを用い、家電機器300の各々の状態を推定する。また、制御結果判定部121は、推定した状態から、学習型リモコン400から放射した制御信号に対応する制御が、家電機器300において行なわれたか否かの判定を行なう。制御結果判定部121は、上記対話エージェント113を介して、ユーザの携帯端末200に対して、判定結果の通知を行う。
リモコン制御部122は、学習型リモコン400に対し、家電機器300の各々を制御するための制御信号を放射させる。このとき、リモコン制御部122は、ロボット装置11の方向調整機構を制御して、学習型リモコン400の放射方向を調整する。
機器データベース132には学習型リモコン400に登録されているコマンドにより制御する家電機器の情報が、それぞれの家電機器を識別する機器IDに対応付けて記述された機器データテーブルが書き込まれて記憶されている。
図2は、機器データベース132に書き込まれて記憶されている機器データテーブルの構成例を示す図である。図2において、機器データテーブルは、レコード毎に、機器IDの各々に対応付けられ、名称(メーカ名)、コマンド名リスト、コマンドIDリスト、画像及び位置の各々の欄が設けられている。名称(メーカ名)は、家電機器の名前、例えば製品名であり、メーカ名とともに記載される。コマンド名は、リモコンで制御するときのコマンドの名称であり、例えば、家電機器300がエアコンであれば、暖房ON、暖房OFFなどである。コマンドIDは、コマンドを識別する識別情報である。画像は、家電機器300の形状を示す画像データである。位置は、家電機器300の取り付け位置を示す情報、すなわちロボット装置11を原点とした方向調整機構の制御情報を示している。
コマンドデータベース131には、学習型リモコン400に登録されているコマンドのコマンドIDとこのコマンドIDに対応した赤外線のパルスパターンとを対応付けたコマンドテーブルが書き込まれて記憶されている。
図3は、ロボット装置11、記憶装置13及び学習型リモコン400内のいずれかに備えられたコマンドデータベース131に書き込まれて記憶されているコマンドテーブルの構成例を示す図である。図3において、コマンドテーブルは、レコード毎に、コマンドIDの各々に対応付けられ、信号パターン(パルスパターン)の欄が設けられている。信号パターンは、コマンドIDの示すコマンドに対応して、学習型リモコン400が放射する、家電機器300を制御するパルスパターンの情報(周波数、パルス幅など)が記載されている。
図4は、状態データベース133に書き込まれて記憶されている状態データテーブルの構成例を示す図である。図4において、状態データテーブルは、レコード毎に、コマンドIDの各々に対応付けられ、時刻、カメラ情報、マイク入力及びセンサ出力の各々の欄が設けられている。時刻は、このコマンドIDのコマンドに対応したパルスパターンの赤外線が放射された時刻を示している。カメラ情報は、このコマンドIDのコマンドに対応したパルスパターンの赤外線が放射された後に撮像装置112により撮像された画像データである。マイク入力は、このコマンドIDのコマンドに対応したパルスパターンの赤外線が放射された後にマイク装置111により取得された音声データである。
また、センサ出力は、コマンドIDのコマンドに対応する家電機器300の近傍に配置されたセンサの出力する検出結果を示している。例えば、家電機器300がテレビ(television set)である場合、画面近傍に照度センサが設けられている。また、家電機器300がエアコンの場合、送風口近傍に温度センサや風量センサ(所謂、風量計として用いられる差圧センサ)などが設けられている。このように、家電機器300の近傍に配置されるセンサは、それぞれの家電機器300の稼働が確認できる情報が得られる種類が用いられる。上述したように、本実施形態において、センサの各々は、家電機器300それぞれに個別に取り付けられている。
次に、図5を用いて、本実施形態のリモコン制御システムを用いた家電機器の室内における位置の確認処理の流れを説明する。図5は、第2の実施形態のリモコン制御システムを用いた家電機器の室内における位置の確認処理の動作例を示すフローチャートである。
ステップS11:ロボット装置11は、対話エージェント113を介して、ユーザが音声あるいは入力手段(タッチパネルあるいはボタン、キーボード)により入力する家電機器300の名称(メーカ名)により、これから画像を取得する家電機器300を特定する。
ステップS12:ロボット装置11は、特定した家電機器300の名称(メーカ名)に基づき、メーカのホームページを検索する。また、ロボット装置11は、予め多様なメーカの家電機器300の機器情報が登録されている、ウェブ上のマザーデータベースにアクセスし、特定した家電機器300の機器情報の検索を行なっても良い。
そして、ロボット装置11は、検索した家電機器300のメーカのホームページ、またはマザーデータベースのレコードから、家電機器300の形状を示す画像データを取得する。このとき、ロボット装置11は、取得した画像データに対応する家電機器300に機器IDを付与し、この家電機器300の画像データを、機器データベース132の機器データテーブルに書き込んで記憶させる。
ステップS13:ロボット装置11は、方向調整機構を調整し、撮像装置112の撮像方向を制御する。そして、ロボット装置11は、撮像装置112に撮像される室内の画像において、機器データベース132の機器データテーブルに記載した家電機器の画像データと一致する家電機器300を検索する。また、撮像装置112として全天球型撮像センサを用いている場合、ロボット装置11は、撮像される室内の全天球画像から、全天球型撮像センサを基準とした三次元座標系において、何れの方向に家電機器の画像データと一致する家電機器300の画像の位置を検索する。
ステップS14:ロボット装置11は、機器データテーブルに記載した家電機器の画像データと一致する家電機器300を検出した場合、その時点における方向調整機構の制御値を、家電機器300の位置と判定する。また、撮像装置112として全天球型撮像センサを用いている場合、そして、ロボット装置11は、全天球画像から検索された方向を、家電機器300の位置とする。
ステップS15:そして、ロボット装置11は、家電機器300の位置と判定した方向調整機構の制御値を、機器データベース132の機器データテーブルに書き込んで記憶させる。
ステップS16:対話エージェント113は、他に配置位置を機器データテーブルに登録する家電機器300があるか否かをユーザに対して確認する。このとき、ロボット装置11は、対話エージェント113を介して、ユーザから他に機器データテーブルに登録する家電機器300がないとする回答を受けると、処理を終了する。一方、ロボット装置11は、対話エージェントを介して、ユーザから他に機器データテーブルに登録する家電機器300があるとする回答を受けると、処理をステップS11へ戻す。
図6を用いて、本実施形態のリモコン制御システムを用いた家電機器の制御を行う処理の流れを説明する。図6は、本実施形態のリモコン制御システムを用いた家電機器の制御処理の動作例を示すフローチャートである。以下の説明においては、制御対象の家電機器300をエアコンとして説明する。
ステップS21:リモコン制御装置12は、対話エージェント113を介して、制御対象の家電機器300とコマンド名との各々を取得し、制御対象の家電機器300、制御するためのコマンドそれぞれの特定を行う。
ステップS22:リモコン制御部122は、リモコン制御装置12が特定した家電機器300に対し、学習型リモコン400の赤外線の放射方向が向くように、ロボット装置11の方向調整機構を制御する。これにより、リモコン制御部122は、学習型リモコン400の赤外線の放射方向を、制御対象の家電機器300の配置位置に対して向ける。このとき、撮像装置112の撮像方向及びマイク装置111の集音方向の各々も、学習型リモコン400の赤外線の放射方向と同一の方向を向く。
そして、リモコン制御部122は、制御を行うコマンドIDに対応するパルスパターンの情報を、コマンドデータベース131のコマンドテーブルから読み出し、学習型リモコン400に送信する。
ステップS23:学習型リモコン400は、リモコン制御部122から供給されたパルスパターンの赤外線を放射する。この赤外線は、学習型リモコン400の放射方向が制御対象の家電機器300に向いているため、この制御対象の家電機器300に対して到達する。
ステップS24:リモコン制御装置12は、撮像装置112により撮像された家電機器300の画像データをカメラ情報として、コマンドIDに対応させて状態データベース133の状態データテーブルに対して書き込んで記憶させる。
同様に、リモコン制御装置12は、マイク装置111により取得された家電機器300の発生する音声データをマイク入力として、コマンドIDに対応させて状態データベース133の状態データテーブルに対して書き込んで記憶させる。
また、リモコン制御装置12は、家電機器300あるエアコンのルーバーの風の出口に配置された風量を検出するセンサ14から取得された、エアコンの吹き出す空気の風量データを、センサ出力としてコマンドIDに対応して状態データベース133の状態データテーブルに対して書き込んで記憶させる。
ステップS25:制御結果判定部121は、状態データベース133の状態データテーブルから画像データを読み出して、読み出した画像データの画像解析を行い、例えばルーバーの動作状態を検出するなどし、家電機器300の稼働状態を推定する。
また、制御結果判定部121は、状態データベース133の状態データテーブルから音声データを読み出して、読み出した音声データの音声解析を行い、例えばルーバーの稼働音や学習型リモコン400コマンド受付音を検出するなどし、家電機器300の稼働状態を推定する。
同様に、制御結果判定部121は、状態データベース133の状態データテーブルから風量データを読み出して、読み出した風量データの風量解析を行い、例えばエアコンの吹き出し口からの風量を検出するなどし、家電機器300の稼働状態を推定する。
そして、制御結果判定部121は、ルーバーの動作状態、ルーバーの稼働音、吹き出し口からの風量、あるいは学習型リモコン400コマンド受付音の各々が予め設定された所定の閾値を超えているか否かの判定を行う。このとき、制御結果判定部121は、内部に設けられた判定器に対し、ルーバーの動作状態、ルーバーの稼働音、吹き出し口からの風量、学習型リモコン400コマンド受付音が閾値を超えているか否かの判定結果を供給する。上記判定器は、全ての判定結果が閾値を超えている場合、家電機器300が正常に稼働していると判定する。一方、判定器は、いずれかの判定結果が閾値を超えていない場合、家電機器300が正常に稼働していないと判定する。
また、上記判定器は、いずれかの判定結果が閾値を超えている場合、家電機器300が正常に稼働し、一方、全ての判定結果が閾値以下である場合、家電機器300が正常に稼働していないと判定するように構成されていてもよい。
ステップS26:制御結果判定部121は、判定器の判定結果に基づいて、家電機器300が稼働しているか否かの判定を行う。
このとき、制御結果判定部121は、家電機器300が正常に稼働していると判定器により判定された場合、処理をステップS27へ進める。
一方、制御結果判定部121は、家電機器300が正常に稼働していないと判定器により判定された場合、処理をステップS28へ進める。
ステップS27:リモコン制御装置12は、家電機器300が正常に稼働していることを、対話エージェント113を介して、遠隔地のユーザの携帯する携帯端末200に対して通知する。
ステップS28:リモコン制御装置12は、家電機器300が正常に稼働していないことを、対話エージェント113を介して、遠隔地のユーザの携帯する携帯端末200に対して通知する(異常処理)。
また、リモコン制御装置12は、異常処理であった場合、ステップS22に処理を戻し、再度、家電機器300に対して赤外線を放射する処理を行い、この処理を行ったことを携帯端末200に対して通知する構成としてもよい。
上述したように、本実施形態によれば、学習型リモコンによって操作された家電機器300から取得した画像データ、音声データ及びセンサ出力の各々に基づき、家電機器300の稼働状態を判定器により確認し、稼働状態をユーザに対して通知するため、ユーザが遠隔地からチャットなどを用いて、対話エージェントを介して学習型リモコンにより家電機器の制御を行なう際、ユーザ自身が目視などで確認することなく、家電機器が所望の稼働の状態にあるか否かを容易に確認することが可能となる。
また、本実施形態によれば、ユーザの所望する制御結果が得られない場合、リモコン制御装置12が、再度、ユーザから指定された家電機器の制御を自動で行うため、ユーザの対話エージェントを介しての、家電機器300の制御の負荷を低減させることができる。
<第2の実施形態>
以下、図面を参照して、本発明の第2の実施形態について説明する。図7は、本発明の第2の実施形態のリモコン制御システムの構成例を示す図である。
図7において、リモコン制御システムは、ロボット装置11、リモコン制御装置12A及び記憶装置13Aの各々を備えている。リモコン制御装置12Aは、制御結果判定部121A、リモコン制御部122、判定モデル学習部123の各々を備えている。記憶装置13Aは、コマンドデータベース131、機器データベース132、状態データベース133A、制御履歴データベース134の各々を備えている。
以下、第2の実施形態が第1の実施形態と異なる構成及び動作についてのみ説明する。図7において、第1の実施形態と同様の構成に対しては、同一の符号を付し、その説明を省略する。
リモコン制御装置12Aは、制御結果判定部121Aと、リモコン制御部122及び判定モデル学習部123を備えている。
本実施形態において、制御結果判定部121Aにおける判定器は、機械学習により生成された制御結果判定モデルである。この制御結果判定モデルは、SVM(support vector machine)やニューラルネットワークなどデータの特性に合わせて選択したアルゴリズムが用いられた推定モデルである。
この制御結果判定モデルは、家電機器300毎に一個のモデルとして機械学習により作成してもよいし、複数の家電機器300に対して一個のモデルとして機械学習により作成してもよい。
上記機械学習において、以下に示すように、教師データを用いて、対話エージェント113を介して、ユーザに行わせる制御操作により、上記制御結果判定モデルを作成する。
判定モデル学習部123は、機械学習において、対話エージェント113を介して、ユーザに対して家電機器300の制御を学習型リモコンに行わせ、その後、家電機器300が制御に対応して正しく稼働したか否かの判定を行わせる。
このとき、ロボット装置11は、機械学習を行ったコマンドID毎に、撮像装置112、マイク装置111及びセンサ14の各々から、画像データ、音声データ、センサ出力それぞれを取得し、状態データベース133A、制御履歴データベース134に書き込んで記憶させる。
図8は、制御履歴データベース134に記憶されている制御履歴データテーブルの構成例を示す図である。図8において、制御履歴データテーブルは、レコード毎に、制御IDの各々に対応付けられ、時刻、コマンドID、状態ID及び正否ラベルの各々の欄が設けられている。制御IDは、家電機器300に対して行った制御の各々を識別するための情報である。時刻は、コマンドIDのコマンドに対応したパルスパターンの赤外線が放射された時刻を示している。コマンドIDは、コマンドを識別する識別情報である。状態IDは、制御を行った結果えられた家電機器300の状態を示すデータを識別する情報である。正否ラベルは、この制御IDの示す制御を行った結果、家電機器300が正常に稼働したか否かを示すラベルであり、正常に稼働した場合に「正」となり、正常に稼働しない場合に「否」となる。家電機器を制御した後、対話エージェント113を介して、判定モデル学習部123が、制御IDの各々に対応して家電機器300が正常に稼働しているか否かの判定結果を、ユーザに対して問い合わせ、回答されたユーザの判定結果を正否ラベルとして、制御履歴データベース134に対して書き込んで記憶させる。
図9は、状態データベース133Aに記憶されている状態データテーブルの構成例を示す図である。図9において、状態データテーブルは、レコード毎に、状態IDの各々に対応付けられ、時刻、カメラ情報、マイク入力及びセンサ出力の各々の欄が設けられている。カメラ情報は、このコマンドIDのコマンドに対応したパルスパターンの赤外線が、放射される前(すなわち、家電機器300に対する赤外線によるコマンドの指示前)と放射された後(すなわち、家電機器300に対する赤外線によるコマンドの指示後)との各々に撮像装置112により撮像された2種類の画像データである。マイク入力は、このコマンドIDのコマンドに対応したパルスパターンの赤外線が、放射される前と放射された後との各々にマイク装置111により取得された2種類の音声データである。センサ出力は、コマンドIDのコマンドに対応する家電機器300の近傍に配置されたセンサの出力する検出結果を示している。また、センサ出力は、放射される前(指示前)と放射された後(指示後)との各々にセンサ14により検出された2種類のセンサ出力である。
図7に戻り、判定モデル学習部123は、制御ID毎にコマンドID、状態ID及び正否ラベルの各々を、制御履歴データベース134の制御履歴データテーブルから読み出す。また、判定モデル学習部123は、読み出した状態IDに対応する時刻、カメラ情報、マイク入力、センサ出力の各々を、状態データベース133Aの状態データテーブルから読み出す。ここで、読み出したコマンドID、赤外線が放射される前後の2種類の画像データと、赤外線が放射される前後の2種類の音声データと、赤外線が放射される前後の2種類のセンサ出力との各々が入力、正否ラベルの示す判定結果が出力として、制御結果判定モデルを学習させるための教師データとして用いる。
そして、判定モデル学習部123は、コマンドID、赤外線が放射される前後の2種類の画像データと、赤外線が放射される前後の2種類の音声データと、赤外線が放射される前後の2種類のセンサ出力との各々を入力として供給し、上記正否ラベルの示す判定結果が出力(推定)されるように、制御結果判定モデルの重み付け係数の調整などを行う。上記教師データは、異なる室内の状態(例えば、時間をおいて、同一の制御を複数回行う)で、家電機器300毎に複数種類取得して、多数個とする。また、判定モデル学習部123は、対話エージェント113を介して、ユーザに対して、学習型リモコン400に登録されている複数のリモコンのコマンドの全てのコマンドIDに対して、上記制御結果判定モデルの学習を行うための教師データの取得を行う。
次に、図10を用いて、本実施形態のリモコン制御システムにおける制御結果判定部における制御結果判定モデルを学習させる教師データの取得処理の流れを説明する。図10は、本実施形態のリモコン制御システムにおける制御結果判定部121Aにおける制御結果判定モデルを学習させる教師データの取得処理の動作例を示すフローチャートである。以下の説明は、ユーザがリモコン制御システムを、制御結果判定モデルの機械学習を行うモードとした際における動作を示している。
ステップS31:ロボット装置11は、対話エージェント113を介して、ユーザが音声あるいは入力手段により入力する家電機器300の名称(メーカ名)により、これから教師データを取得する家電機器300を特定する。
また、リモコン制御部122は、リモコン制御装置12Aが特定した家電機器300に対し、学習型リモコン400の赤外線の放射方向が向くように、ロボット装置11の方向調整機構を制御する。これにより、リモコン制御部122は、学習型リモコン400の赤外線の放射方向を、制御対象の家電機器300の配置位置に対して向ける。このとき、撮像装置112の撮像方向及びマイク装置111の集音方向の各々も、学習型リモコン400の赤外線の放射方向と同一の方向を向く。このとき、リモコン制御部122は、対話エージェント113を介して、コマンドIDをユーザより取得する。
ステップS32:ロボット装置11は、コマンドIDのコマンドに対応したパルスパターンの赤外線が放射される前において、撮像装置112により家電機器300の撮像を行い画像データを撮像する。また、ロボット装置11は、マイク装置111により家電機器300の音声データの取得、センサ14によりセンサ出力の検出を行う。
そして、ロボット装置11は、制御IDを付与し、制御履歴データベース134の制御履歴データテーブルに対し、制御ID、コマンドID、状態IDの各々を書き込んで記憶させる。また、ロボット装置11は、上記制御IDに対応した状態ID、データを取得した時刻、カメラ情報、マイク入力、センサ出力の各々を、状態データベース133Aの状態データテーブルに対して書き込んで記憶させる。
ステップS33:リモコン制御部122は、制御を行うコマンドIDに対応するパルスパターンの情報を、コマンドデータベース131のコマンドテーブルから読み出し、学習型リモコン400に送信する。
ステップS34:学習型リモコン400は、リモコン制御部122から供給されたパルスパターンの赤外線を放射する。この赤外線は、学習型リモコン400の放射方向が制御対象の家電機器300に向いているため、この制御対象の家電機器300に対して到達する。
ステップS35:ロボット装置11は所定の時間経過(例えば、一分間)後、コマンドIDのコマンドに対応したパルスパターンの赤外線が放射された後(コマンドによる指示後)において、撮像装置112により家電機器300の撮像を行い画像データを撮像する。また、ロボット装置11は、マイク装置111により家電機器300の音声データの取得、センサ14によりセンサ出力の検出を行う。
そして、ロボット装置11は、制御履歴データベース134の制御履歴データテーブルにおいて、対応する制御IDのレコードに対し、コマンドID、状態IDの各々を書き込んで記憶させる。また、ロボット装置11は、上記制御IDに対応した状態ID、データを取得した時刻、カメラ情報、マイク入力、センサ出力の各々を、状態データベース133Aの状態データテーブルに対して書き込んで記憶させる。
ステップS36:ロボット装置11は、与えたコマンドに対応した状態で家電機器300が正常に稼働しているか否か(すなわち、コマンドの示す制御信号の指示に対応した稼働状態に遷移したか否か)の判定を、対話エージェント113を介してユーザに問い合わせる。そして、ロボット装置11は、対話エージェント113を介して得られる家電機器300の稼働状態の可否に対する回答を得る。
ステップS36:、ロボット装置11は、対話エージェント113を介して得られる家電機器300の稼働状態の可否に対する回答を、正否ラベルとして、制御履歴データベース134の制御履歴データテーブルに対して書き込んで記憶させる。
ロボット装置11は、制御結果判定モデルの機械学習を行うモードにおいて、上記フローチャートの処理を、教師データの取得として、学習型リモコン400に登録されている複数のリモコンのコマンドの全てのコマンドIDのコマンドの全てに対して行う。
図11を用いて、本実施形態のリモコン制御システムを用いた家電機器の制御を行う処理の流れを説明する。図11は、第2の本実施形態のリモコン制御システムを用いた家電機器の制御処理の動作例を示すフローチャートである。以下の説明においては、制御対象の家電機器300をエアコンとして説明する。
ステップS41:リモコン制御装置12は、対話エージェント113を介して、ユーザが音声あるいは入力手段により入力する家電機器300の名称により、制御対象の家電機器300を特定する。
また、リモコン制御部122は、リモコン制御装置12が特定した家電機器300に対し、学習型リモコン400の赤外線の放射方向が向くように、ロボット装置11の方向調整機構を制御する。また、リモコン制御部122は、対話エージェント113を介して、コマンドIDをユーザより取得する。
ステップS42:リモコン制御装置12は、撮像装置112により撮像された家電機器300の画像データをカメラ情報とし、マイク装置111により取得された家電機器300の発生する音声データをマイク入力とし、コマンドIDに対応させて状態データベース133Aの状態データテーブルに対してそれぞれ、赤外線を放射する前(コマンドによる指示前)のデータとして書き込んで記憶させる。
また、リモコン制御装置12は、家電機器300あるエアコンのルーバーの風の出口に配置された風量を検出するセンサ14から取得された、エアコンの吹き出す空気の風量データを、センサ出力としてコマンドIDに対応して状態データベース133Aの状態データテーブルに対して、赤外線を放射する前のデータとして書き込んで記憶させる。
ステップS43:リモコン制御部122は、制御を行うコマンドIDに対応するパルスパターンの情報を、コマンドデータベース131のコマンドテーブルから読み出し、学習型リモコン400に送信する。
ステップS44:学習型リモコン400は、リモコン制御部122から供給されたパルスパターンの赤外線を放射する。この赤外線は、学習型リモコン400の放射方向が制御対象の家電機器300に向いているため、この制御対象の家電機器300に対して到達する。
ステップS45:リモコン制御装置12は、撮像装置112により撮像された家電機器300の画像データをカメラ情報として、マイク装置111により取得された家電機器300の発生する音声データをマイク入力として、コマンドIDに対応させて状態データベース133Aの状態データテーブルに対してそれぞれ、赤外線を放射した後(コマンドによる指示後)のデータとして書き込んで記憶させる。
また、リモコン制御装置12は、家電機器300あるエアコンのルーバーの風の出口に配置された風量を検出するセンサ14から取得された、エアコンの吹き出す空気の風量データを、センサ出力としてコマンドIDに対応して状態データベース133Aの状態データテーブルに対して、赤外線を放射した後のデータとして書き込んで記憶させる。
ステップS46:制御結果判定部121Aは、制御履歴データベース134の制御履歴データテーブルから、制御対象の家電機器300の制御IDに対応するコマンドID及び状態IDの各々を読み出す。また、制御結果判定部121Aは、状態データベース133Aから、上記状態IDに対応するカメラ情報、マイク入力及びセンサ出力の各々を読み出す。そして、制御結果判定部121Aは、コマンドIDと、赤外線が放射される前の時点における家電機器300の画像データ、音声データ及びセンサ出力と、赤外線が放射された後の時点における家電機器300の画像データ、音声データ及びセンサ出力との各々を、制御結果判定モデルに対して入力データとして入力する。これにより、制御結果判定モデルは、上記入力データに基づいて、家電機器300が正常に稼働しているか否か、すなわち、コマンドの示す制御信号の指示に対応した稼働状態に遷移にしたか否かの判定結果を推定して出力する。
ここで、例えば、画像データは、赤外線が放射される前の時点においては、エアコンのルーパが停止している状態であり、赤外線が放射された後の時点においては、エアコンのルーパが稼働している状態である。また、音声データは、赤外線が放射される前の時点においては、エアコンのルーパが停止しているため無音状態であり、赤外線が放射された後の時点においては、エアコンのルーパが稼働しているためモータの稼働音がある状態である。また、センサ出力は、赤外線が放射される前の時点においては、エアコンの送風がないため無風の状態であり、赤外線が放射される後の時点においては、エアコンの送風が開始されているため所定の風量がある状態である。
ステップS46:制御結果判定部121Aは、判定器である制御結果判定モデルの推定結果に基づいて、家電機器300が稼働しているか否かの判定を行う。
このとき、制御結果判定部121Aは、家電機器300が正常に稼働していると制御結果判定モデルにより判定された場合、処理をステップS47へ進める。
一方、制御結果判定部121Aは、家電機器300が正常に稼働していないと制御結果判定モデルにより判定された場合、処理をステップS48へ進める。
ステップS47:リモコン制御装置12は、家電機器300が正常に稼働していることを、対話エージェント113を介して、遠隔地のユーザの携帯する携帯端末200に対して通知する。このとき、リモコン制御装置12は、家電機器300が正常に稼働していることを示す「正」を、制御履歴データベース134の制御履歴データべースの対応する制御IDの正否ラベルに書き込んで記憶させる。
ステップS48:リモコン制御装置12は、家電機器300が正常に稼働していないことを、対話エージェント113を介して、遠隔地のユーザの携帯する携帯端末200に対して通知する(異常処理)。このとき、リモコン制御装置12は、家電機器300が正常に稼働していないことを示す「否」を、制御履歴データベース134の制御履歴データべースの対応する制御IDの正否ラベルに書き込んで記憶させる。
また、リモコン制御装置12は、異常処理であった場合、ステップS22に処理を戻し、再度、家電機器300に対して赤外線を放射する処理を行い、この処理を行ったことを携帯端末200に対して通知する構成としてもよい。
上述したように、本実施形態によれば、学習型リモコンによって操作された家電機器300から取得した画像データ、音声データ及びセンサ出力の各々と、この際のユーザの家電機器300の稼働に対する正否判定の結果とを教師データとして機械学習させた制御結果判定モデルにより、ユーザが遠隔地から家電機器300を制御した際の画像データ、音声データ及びセンサ出力により、家電機器300が正常に稼働しているか否かの推定結果により、家電機器300が正常に稼働しているか否かの判定を行うため、画像データ、音声データ及びセンサ出力の各々が周囲の環境により変動しても、高い精度で家電機器300の稼働状態を推定することができるため、家電機器300の正否判定のロバスト性を向上させることができる。
また、制御結果判定モデル学習が終了した後においても、判定モデル学習部123が正確な推定を行なっていないとユーザが判断した場合、その際に判定モデル学習部が用いた画像データ、音声データ及びセンサ出力の各々を入力データと、この入力データに対するユーザが示す正しい状態とを教師データに加えて、制御結果判定モデルの再学習を行う構成としてもよい。
これにより、制御結果判定モデルの画像データ、音声データ及びセンサ出力の各々から、家電機器300の稼働状態を推定する精度を向上させ、制御結果判定部121Aの家電機器300の稼働状態の正否の判定を行う精度を向上させることができる。
<第3の実施形態>
以下、図面を参照して、本発明の第3の実施形態について説明する。第3の実施形態は、本発明の第2の実施形態のリモコン制御システムと同様の構成をしている。
第3の実施形態が第2の実施形態と異なる点は、判定モデル学習部123による制御結果判定モデルの学習のアルゴリズムが異なる。以下、第2の実施形態と異なる点のみを説明する。
本実施形態における判定モデル学習部123は、制御結果判定モデルの機械学習に用いる教師データとして、第2の実施形態と同様に、コマンドIDと、赤外線が放射される前の時点における家電機器300の画像データ、音声データ及びセンサ出力と、赤外線が放射された後の時点における家電機器300の画像データ、音声データ及びセンサ出力との各々を用いる。
しかしながら、制御結果判定モデルの教師データにおける出力データとしては、第1の実施形態で説明した、例えばルーバーの動作状態、ルーバーの稼働音、吹き出し口からの風量の各々が予め設定された所定の閾値を超えているか否かの判定結果を用いる。すなわち、教師データにおける出力データとしては、赤外線を家電機器300に対して放射した後の画像データ、音声データ及びセンサ出力を閾値で判定し、その判定結果を用いる。また、判定モデル学習部123は、制御結果判定モデルの機械学習を行う際、機器データベース132の機器テーブルのコマンドIDリストにおけるコマンドIDの各々を順次読み込み、それぞれの教師データを取得して、上述した制御結果判定モデルの機械学習を行う。
上述した構成により、本実施形態によれば、対話エージェント113を介してユーザから家電機器300の稼働状態の正否を確認する必要がなくなり、リモコン制御システム単体において制御結果判定モデルの機械学習が行えるため、リモコン制御システムを利用する際のユーザの負荷を第2の実施形態に比較して低減させることができる。
なお、本実施形態においても、第2の実施形態と同様に、判定モデル学習部123が正確な推定を行なっていないとユーザが判断した場合、その際に判定モデル学習部が用いた画像データ、音声データ及びセンサ出力の各々を入力データと、この入力データに対するユーザが示す正しい状態とを教師データに加えて、制御結果判定モデルの再学習を行い、上記閾値の調整を行なう構成としてもよい。これにより、予め恣意的に設定した閾値が適切でない場合でも、学習によって閾値を修正しつつ、適切な制御結果判定モデルを獲得することができる。
また、図1及び図7の各々におけるリモコン制御システムのロボット装置11、リモコン制御装置12、12Aの各々の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより、リモコンを用いた家電機器などの制御処理を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。
以上、この発明の実施形態を図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
11…ロボット装置
12,12A…リモコン制御装置
13,13A…記憶装置
14,14_1,_14_n…センサ
100…通信網
111…マイク装置
112…撮像装置
113…対話エージェント
114…スピーカ装置
121,121A…制御結果判定部
122…リモコン制御部
123…判定モデル学習部
131…コマンドデータベース
132…機器データベース
133,133A…状態データベース
134…制御履歴データベース
200…携帯端末
300,300_1,300_m…家電機器
400…学習型リモコン

Claims (7)

  1. リモコンが放射する制御信号を受信した家電機器の稼働の状態を検出するセンサからの検出データを入力する状態検出機能部と、
    前記検出データにより前記家電機器が前記制御信号の指示に対応する稼働状態に遷移したか否かの判定を行なう制御結果判定部と、
    前記制御結果判定部の判定結果をユーザに通知する通知機能部と
    を備えることを特徴とするリモコン制御システム。
  2. 少なくとも前記制御信号の示す制御コマンドと、前記稼働の状態を検出する複数の前記センサの各々からの前記検出データと、これらを用いた際の実際の制御結果とを教師データとした機械学習を行い、入力される前記制御信号の示す制御コマンドと、前記稼働の状態を検出する複数の前記センサの各々からの前記検出データから、前記制御結果の判定を推定する制御結果判定モデルを生成する判定モデル学習部をさらに有し、
    前記制御結果判定部が、前記リモコンの前記制御信号による指示前及び指示後それぞれの時点において、少なくとも前記制御信号の示す制御コマンドと、前記稼働の状態を検出する複数の前記センサの各々からの前記検出データとを入力とする制御結果判定モデルを用い、前記家電機器の制御結果を推定し、当該推定結果により前記判定を行う
    ことを特徴とする請求項1に記載のリモコン制御システム。
  3. ユーザの指定する操作に対応する制御信号を、前記リモコンに対して放射させる制御を行なうリモコン制御部をさらに備え、
    前記制御結果判定部が、前記家電機器の制御結果が前記制御信号に対応した状態でないと判定した場合、
    前記リモコン制御部が、前記リモコンに対して前記制御信号を再放射させる
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のリモコン制御システム。
  4. 前記リモコンを搭載し、前記制御信号の放射方向を制御する放射方向調整機構を備え、
    前記リモコン制御部が、前記放射方向調整機構を制御し、制御対象の前記家電機器の配置位置に、前記リモコンの制御信号の放射方向を調整する
    ことを特徴とする請求項3に記載のリモコン制御システム。
  5. ユーザと対話する対話エージェントをさらに備え、
    前記対話エージェントが、前記ユーザとの対話により、当該ユーザの前記家電機器の制御の指令を前記リモコン制御部へ伝達し、前記機械学習の処理を前記判定モデル学習部へ伝達する
    ことを特徴とする請求項3または請求項4に記載のリモコン制御システム。
  6. 状態検出機能部が、リモコンからの制御信号を受信した家電機器の稼働の状態を検出するセンサからの検出データを入力する状態検出過程と、
    制御結果判定部が、前記検出データにより前記家電機器が前記制御信号の指示に対応する稼働状態に遷移したか否かの判定を行なう制御結果判定過程と、
    通知機能部が、前記制御結果判定部の判定結果をユーザに通知する通知過程と
    を含むことを特徴とするリモコン制御方法。
  7. コンピュータを、
    リモコンからの制御信号を受信した家電機器の稼働の状態を検出するセンサからの検出データを入力する状態検出機能手段、
    前記検出データにより前記家電機器が前記制御信号の指示に対応する稼働状態に遷移したか否かの判定を行なう制御結果判定手段、
    前記制御結果判定部の判定結果をユーザに通知する通知機能手段
    として機能させるプログラム。
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