JP2018170628A - 車載クラウドレット - Google Patents

車載クラウドレット Download PDF

Info

Publication number
JP2018170628A
JP2018170628A JP2017066475A JP2017066475A JP2018170628A JP 2018170628 A JP2018170628 A JP 2018170628A JP 2017066475 A JP2017066475 A JP 2017066475A JP 2017066475 A JP2017066475 A JP 2017066475A JP 2018170628 A JP2018170628 A JP 2018170628A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
cloudlet
communication
wireless
communication node
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017066475A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6846037B2 (ja
Inventor
柴田 義孝
Yoshitaka Shibata
義孝 柴田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iwate Prefectural University
Original Assignee
Iwate Prefectural University
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Iwate Prefectural University filed Critical Iwate Prefectural University
Priority to JP2017066475A priority Critical patent/JP6846037B2/ja
Publication of JP2018170628A publication Critical patent/JP2018170628A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6846037B2 publication Critical patent/JP6846037B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

【課題】効率的なデータ転送を実現することが可能な車載クラウドレットを提供する。【解決手段】車載クラウドレット4aは、無線方式R0を使って周辺の通信ノードにブロードキャストを行い、応答があるか否かの確認として接続要求を行い(ステップS3)、応答がある場合(ステップS5のYes)、自らのUUIDと無線方式R1〜Rnの接続情報を送信し(ステップS11、S31、S51)、通知ノードのUUIDと無線方式R1〜Rnの接続情報を受信する(ステップS12、S32、S52)。次に、車載クラウドレット4aは、通知ノードの無線方式Ri(i=1〜n)に通信可能か否かの確認として接続要求を行い(ステップS13、S33、S53)、接続候補の無線方式の中から最適な無線方式Roptを決定し(ステップS17、S37、S57)、通知ノードとの間で無線方式Roptによる通信を確立する(ステップS18、S38、S58)。【選択図】図7

Description

本発明は、車両等に搭載され、クラウドサーバが行う処理の一部又は全部を実行する車載クラウドレットに関するものである。
大規模災害時に通信環境を確保する技術として、DTN(Delay, Disruption, Disconnection Tolerant Networking:遅延耐性ネットワーク)が注目されている。DTNは、通信不可の環境では中継ノードにデータを蓄積しておき、中継ノードの移動等によって通信可能の環境になると、データ転送を行う仕組みである。DTNによって、劣悪な通信環境であってもデータ転送を実現することができる。例えば、特許文献1には、蓄積転送型通信により他の通信装置を介して宛先の通信装置との間でメッセージの送受信を行う通信装置が開示されている。
特開2015−192347号公報
ところで、車載クラウドレットにDTNの技術を応用する場合、データ転送の効率化が課題となる。
本発明は、前述した問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすることは、効率的なデータ転送を実現することが可能な車載クラウドレットを提供することである。
前述した目的を達成するための本発明は、複数の無線方式によって通信ノードとの間で無線通信を行う車載クラウドレットであって、前記無線方式の1つを使って周辺の前記通信ノードにブロードキャストを行い、応答があるか否かを確認する初期応答確認手段と、前記通信ノードから応答があると、前記通信ノードに自らの識別子及び複数の前記無線方式の接続情報を送信する接続情報送信手段と、前記通信ノードの識別子及び複数の前記無線方式の接続情報を受信する接続情報受信手段と、複数の前記無線方式について、前記通信ノードとの間で通信が可能か否かを確認する通信可否確認手段と、前記通信ノードとの間で通信が可能な前記無線方式の中で最適な前記無線方式を決定する無線方式決定手段と、最適な前記無線方式を使ってデータの送受信を行うデータ送受信手段と、所定の情報を記憶する車載データベースと、を備え、前記通信ノードは、少なくとも、前記車載データベースと同一の情報を格納可能なローカルデータベースを備えるローカルサーバと、規格が異なるネットワーク間の通信を中継するゲートウェイサーバとを含み、前記データ送受信手段は、前記通信ノードが前記ローカルサーバの場合、前記ローカルデータベースと前記車載データベースとのデータを同期し、前記通信ノードが前記ゲートウェイサーバの場合、前記ゲートウェイサーバを介してクラウドサーバと通信を行い、前記クラウドサーバが備える前記車載データベースと同一の情報を格納可能なグローバルデータベースと前記車載データベースとのデータを同期することを特徴とする車載クラウドレットである。本発明によって、効率的なデータ転送を実現することが可能となる。
本発明における前記無線方式決定手段は、前記無線方式ごとにスループット、遅延時間及びパケットロス率を測定し、前記スループット、前記遅延時間及び前記パケットロス率に基づく値を変数に含む評価関数の値を算出し、前記評価関数の値が最大の前記無線方式を最適な前記無線方式として決定するようにしても良い。これによって、ネットワークの状況に応じた最適な無線方式を用いて通信ノードと通信を行うことができる。
本発明における前記無線方式決定手段は、前記スループット、前記遅延時間及び前記パケットロス率を各々複数個測定し、前記スループットの加重移動平均、前記遅延時間の加重移動平均及び前記パケットロス率の加重移動平均を算出し、前記スループットの加重移動平均、前記遅延時間の加重移動平均及び前記パケットロス率の加重移動平均を各々正規化した値を前記評価関数に代入することによって、前記評価関数の値を算出するようにしても良い。これによって、災害状況下等においてネットワーク性能が常に不安定な状態であっても、適切な無線方式を決定することができる。
本発明における前記評価関数は、前記スループット、前記遅延時間及び前記パケットロス率に基づく値の加重平均であっても良い。これによって、ネットワーク性能に関する要求を重みとして与えることができ、要求に沿った無線方式を用いて通信ノードと通信を行うことができる。
本発明における複数の前記無線方式は、互いに通信可能距離が異なり、前記初期応答確認手段において用いる前記無線方式は、最も通信可能距離が大きいものであっても良い。これによって、通信ノードが遠方にいる間に通信確立処理を実行し、通信ノードに接近した状態では、最適な無線方式を用いて実データの転送から開始できるので、効率的なデータ転送が可能となる。
本発明により、効率的なデータ転送を実現することが可能な車載クラウドレットを提供することができる。
遅延耐性ネットワーク分散システムの概要を示す図 車載クラウドレットの構成を示す図 道路状況監視VMの構成を示す図 災害情報データベースの管理方法を説明する図 路側クラウドレットの構成を示す図 車載クラウドレットの処理の流れを示すフローチャート(1) 車載クラウドレットの処理の流れを示すフローチャート(2) 車載クラウドレットの処理の流れを示すフローチャート(3) 車載クラウドレットの処理の流れを示すフローチャート(4) 最適な無線方式の決定処理の流れを示すフローチャート
以下図面に基づいて、本発明の実施形態を詳細に説明する。図1は遅延耐性分散システムの概要を示す図である。図1に示すように、遅延耐性ネットワーク(=DTN:Delay, Disruption, Disconnection Tolerant Networking)分散システム1は、車両3aに搭載される車載クラウドレット4aと、車両3bに搭載され、車載クラウドレット4aと無線通信を介して接続される車載クラウドレット4bと、車載クラウドレット4(車載クラウドレット4a、4bを区別しない場合、「車載クラウドレット4」と表記する。)と無線通信を介して接続される路側クラウドレット5と、車載クラウドレット4と無線通信を介して接続されるローカルサーバ6と、車載クラウドレット4とゲートウェイサーバ7及びネットワーク8を介して接続されるクラウドサーバ2と、によって構成される。ネットワーク8は、例えばインターネットである。
クラウドサーバ2は、例えば、データセンターに配置されるサーバ用コンピュータであり、1台の筐体で実現されても良いし、複数台の筐体で実現されても良い。
車載クラウドレット4aは、周辺の他の車載クラウドレット4b、路側クラウドレット5、ローカルサーバ6及びゲートウェイサーバ7と無線通信を行い、クラウドサーバ2が行う処理の一部又は全部を実行する。クラウドレットは、エッジコンピューティング又はフォグコンピューティングといった技術において、クラウドサービスを受ける端末側に近い位置に分散して配置される小規模なサーバを意味する。本発明の実施の形態では、車載クラウドレット4aは、自らのセンサによって周辺の環境情報を取得するとともに、周辺の他の車載クラウドレット4b等から環境情報を受信し、管理する。環境情報は、例えば、周囲温度、路面温度、湿度、濃霧レベル、気圧、路面凍結状態、周囲画像、紫外線量、CO2量、PM2.5量、降水量、降雪量、ホワイトアウト状態量、交通量、避難所設置情報、通行止め情報、災害情報、観光情報等である。
以下、車載クラウドレット4aと直接通信を行う装置を総称し、「通信ノード」と表記する。すなわち、周辺の他の車載クラウドレット4b、路側クラウドレット5、ローカルサーバ6及びゲートウェイサーバ7は、車載クラウドレット4aに対する通信ノードである。
路側クラウドレット5は、車両3が走行する道路の脇や交差点等に複数設置され、周辺の車載クラウドレット4と無線通信を行い、クラウドサーバ2が行う処理の一部又は全部を実行する。本発明の実施の形態では、路側クラウドレット5は、センサによって周辺の環境情報を取得し、車載クラウドレット4に送信する。
ローカルサーバ6は、例えば、遅延耐性ネットワークを構成する地域内に配置されるサーバ用コンピュータであり、1台の筐体で実現されても良いし、複数台の筐体で実現されても良い。
ゲートウェイサーバ7は、遅延耐性ネットワークを構成する地域内に配置され、無線通信とネットワーク8とのゲートウェイ機能を果たすサーバ用コンピュータであり、1台の筐体で実現されても良いし、複数台の筐体で実現されても良い。
クラウドサーバ2、ローカルサーバ6及びゲートウェイサーバ7は、制御部としてのCPU(「Central Processing Unit」の略)、主記憶部としてのメモリ、補助記憶部としてのHDD(「Hard Disk Drive」の略)やフラッシュメモリ、通信機器等を有する。補助記憶部には、OS(「Operating System」の略)、アプリケーションプログラム、処理に必要なデータ等が記憶されている。制御部は、補助記憶部からOSやアプリケーションプログラムを読み出して主記憶部に格納し、主記憶部にアクセスしながら、その他の機器を制御し、所定の処理を実行する。
図2は、車載クラウドレットの構成を示す図である。図2に示すように、本発明の実施形態における車載クラウドレット4は、各装置を制御する制御装置40と、複数の無線方式によって通信ノードと通信を行う通信機器群41と、周辺の環境情報を取得するセンサ群42と、によって構成される。
制御装置40は、制御部としてのCPU、主記憶部としてのメモリ、補助記憶部としてのHDDやフラッシュメモリ等を有する。補助記憶部には、OS、アプリケーションプログラム、処理に必要なデータ等が記憶されている。制御部は、補助記憶部からOSやアプリケーションプログラムを読み出して主記憶部に格納し、主記憶部にアクセスしながら、その他の機器を制御し、後述する処理を実行する。
また、制御装置40は、SDN(Software Defined Network)技術によって通信機器群41を制御するソフトウェアであるSDNモジュール401と、通信ノード間を蓄積転送型通信でルーティングし、非同期にデータをやり取りするDTNモジュール402と、負荷や処理量に応じてVM(Virtual Machine:仮想マシン)の数を制御するVM制御モジュール403と、車載クラウドレット4全体のリソース(資源)を管理するリソース管理モジュール404と、VMの負荷量や稼働率を監視する負荷監視モジュール405と、道路状況を監視する仮想マシンである道路状況監視VM406と、災害情報データベースを管理する仮想マシンである災害情報データベース管理VM407と、所定の情報(=本発明の実施の形態では、センサによって取得される環境情報)を記憶する車載データベース408がインストールされている。
SDN技術は、通信機器群41をソフトウェアで動的に制御する技術であり、経路制御とデータ転送の機能を分離したアーキテクチャを採用していることが特徴である。また、SDN技術は、クロスレイヤ情報をネットワーク定義に取り扱うことを可能とする。例えば、MACアドレスやIPアドレス、TCP/UDPポート番号をネットワーク定義に利用したり、ブラウザ上に実装されるユーザインタフェースから経路情報を直接編集したり、外部データベース内に蓄積される情報から最適なネットワーク定義を導き出したりすることが可能である。
本発明の実施の形態では、SDNモジュール401は、複数の無線方式について、通信ノードとの間で通信が可能か否かを確認する通信可否確認手段と、通信ノードとの間で通信が可能な無線方式の中で最適な無線方式を決定する無線方式決定手段と、最適な無線方式を使ってデータの送受信を行うデータ送受信手段として制御装置40を機能させるためのプログラムが含まれている。
DTN技術は、オーバーレイ・ネットワークとして運用され、ソフトウェア上でオブジェクトを一意に識別するための識別子であるUUID(Universally Unique Identifier)を用いる。
本発明の実施の形態では、DTNモジュール402は、複数の無線方式の1つを使って周辺の通信ノードにブロードキャストを行い、応答があるか否かを確認する初期応答確認手段と、通信ノードから応答があると、通信ノードに自らの識別子(=UUID)及び複数の無線方式の接続情報を送信する接続情報送信手段と、通信ノーの識別子(=UUID)及び複数の無線方式の接続情報を受信する接続情報受信手段として制御装置40を機能させるためのプログラムが含まれている。接続情報は、SSID(Service Set Identifier)(=ネットワーク名)、暗号化キー(=パスワード)等を含む。
VM制御モジュール403は、VM(仮想マシン)の生成を行う。リソース管理モジュール404は、リソース(資源)を各VMに割り当てる。負荷監視モジュール405は、制御部(CPU)、主記憶部(メモリ)等の使用率や、補助記憶部(HDDやフラッシュメモリ)のデータの読み書き速度等を監視する。
VM(仮想マシン)は、制御部(CPU)、主記憶部(メモリ)、補助記憶部(HDDやフラッシュメモリ)から成り、車載クラウドレット4上に生成される仮想的なコンピュータである。本発明の実施の形態では、道路状況監視VM406及び災害情報データベース管理VM407を例にして説明する。
車載データベース408は、センサ種別、時刻、送信元識別番号、場所、センサの計測値等の情報を格納する。車載データベース408は、例えば、特開2015−170311号公報に記載のプラグ・アンド・プレイ(Plug and Play)を応用した技術を用いて、未知のセンサデータであっても格納可能な柔軟性を有する。車載データベース408によって、いつ、だれが、どこで収集した何のデータかを統一的に管理することができる。
通信機器群41は、複数の無線方式に対応する複数の通信機器の集合体である。無線方式としては、例えば、920MHz帯無線、IEEE802.11シリーズの規格に準拠したWiFi(無線LAN)、衛星回線、携帯電話回線(3G/LTE)等が挙げられる。
本発明の実施の形態では、複数の無線方式を動的に切り替えて通信を行うために、コグニティブ無線技術を用いる。コグニティブ無線技術とは、端末や基地局等が周囲の電波状況をチェックし、その状況に応じて利用者に意識させることなく、無線方式を変えて通信する技術である。本発明の実施の形態では、特に、利用可能な既存の無線方式の利用環境をセンシングし、自動的に切り替えるヘテロジニアス型コグニティブ無線技術を用いる。
本発明の実施の形態では、車載クラウドレット4と通信ノードとの間の通信における無線方式として、例えば、周波数帯や規格が異なる920MHz帯無線、5GHz(IEEE802.11a)、2.4GHz(IEEE802.11b/g/n)の3種類の周波数帯の無線方式を用いることができる。また、クラウドサーバ2とゲートウェイサーバ7との間の通信として、例えば、有線通信である光ファイバ、衛星回線、携帯電話回線(3G/LTE)等を用いることができる。
センサ群42は、周辺の環境情報を取得するセンサの集合体である。センサとしては、例えば、赤外線温度センサ、雨量センサ、気圧センサ、湿度センサ、イメージセンサ、GPSセンサ、路面状況監視センサ等が挙げられる。
図3は、道路状況監視VMの構成を示す図である。道路状況監視VM406は、センサ群42によって取得されるセンサデータに基づいて道路状況を監視し、渋滞情報、通行止め、路面状況等を車両3に提示する。センサ群42は、例えば、赤外線温度センサ421、気圧センサ422、雨量センサ423、湿度センサ424、画像センサ425、GPSセンサ426等である。道路状況監視VM406は、車載データベース408にアクセスし、各処理過程を制御するコントローラ4061と、センサ群42からの信号の時間同期処理とノイズ除去処理を実行するプレフィルタ4062と、各センサ間の自己相関、相互相関、スペクトル解析を実行するアナライザ4063と、ビッグデータであるセンサデータを入力として人工知能技術によって路面状況(凍結、圧雪、乾燥、湿面、ホワイトアウト)等を決定するディシジョンメーカー4064と、車両3の表示端末に対して路面状況及び注意喚起を表示させるアラームインディケータ4065と、を含む。
図4は、災害情報データベースの管理方法を説明する図である。災害情報データベース管理VM407は、災害状況を監視し、災害情報の収集や伝達を行う。クラウドサーバ2は、全地域の災害情報を管理するグローバルデータベース20を有する。グローバルデータベース20は、車載データベース408と同一の情報を格納可能である。例えば、災害対策本部Hには、ネットワーク8を介してクラウドサーバ2と通信可能なゲートウェイサーバ7が設置されている。
ローカルサーバ6a〜6cは、主に局所地域の災害情報を管理するローカルデータベース60a〜60cを有する。ローカルデータベース60a〜60cは、車載データベース408と同一の情報を格納可能である。例えば、ローカルサーバ6a〜6cは、各避難所A〜Cに設置されている。
車載クラウドレット4が搭載される車両3は、各避難所A〜Cや災害対策本部Hを周回し、災害情報を収集したり、伝達したりする。車載クラウドレット4は、車両3が避難所A〜Cに到着すると、ローカルサーバ6a〜6cと通信を行い、自らが備える車載データベース408とローカルデータベース60a〜60cとのデータを同期する。また、車載クラウドレット4は、車両3が災害対策本部Hに到着すると、ゲートウェイサーバ7及びネットワーク8を介してクラウドサーバ2と通信を行い、車載データベース408とグローバルデータベース20とのデータを同期する。
図5は、路側クラウドレットの構成を示す図である。図5に示すように、本発明の実施形態における路側クラウドレット5は、各装置を制御する制御装置50と、各装置に電力を供給する電源部51と、複数の無線方式によって車載クラウドレット4と路車間通信を行う通信機器群52と、周辺の環境情報を取得するセンサ群53と、によって構成される。
制御装置50、SDNモジュール501、DTNモジュール502、VM制御モジュール503、リソース管理モジュール504、負荷監視モジュール505、道路状況監視VM506、災害情報データベース管理VM507、通信機器群52及びセンサ群53は、車載クラウドレット4の制御装置40、SDNモジュール401、DTNモジュール402、VM制御モジュール403、リソース管理モジュール404、負荷監視モジュール405、道路状況監視VM406、災害情報データベース管理VM407、通信機器群41及びセンサ群42と同様である。また、路側データベース508は、車載データベース408と同一の情報を格納可能である。
電源部51は、風力発電装置511、太陽光発電装置512、電力制御装置513、バッテリ514等を備え、商用電源とは独立して電力を供給可能な自立電源として機能する。
図6〜図9は、車載クラウドレットの処理の流れを示すフローチャートである。車載クラウドレット4aは、各通信ノードと通信を行いながら、所定の場所を周回する。車車間通信については、車載クラウドレット4aがマスタ端末として機能し、車載クラウドレット4bがスレーブ端末として機能する。車載クラウドレット4aは、例えば、路上を走行中の状態であり、車載クラウドレット4bは、例えば、駐車場等に停車中の状態である。路側クラウドレット5、ローカルサーバ6及びゲートウェイサーバ7は、所定の場所に載置されている。
以下では、説明の便宜上、プログラムとしての各モジュールを処理の主体として記述するが、実際には、これらのプログラムがインストールされたハードウエアである車載クラウドレット4が処理を実行する。
車載クラウドレット4aのVM制御モジュール403はVMを生成し、車載クラウドレット4aのリソース管理モジュール404は、各VMにリソース(資源)を割り当てる(ステップS1)。各VM(道路状況監視VM406、災害情報データベース管理VM407)は、各センサからデータを周期的にサンプリングし、車載データベース408に格納する(ステップS2)。
次に、車載クラウドレット4aのDTNモジュール402は、無線方式R0、例えば920MHz帯無線を使って周辺の通信ノードにブロードキャストを行い、応答があるか否かの確認として接続要求を行う(ステップS3)。
ここで、通信機器群41による複数の無線方式をR0〜Rnとする。R0〜Rnは互いに波長や通信可能距離が異なる。波長や通信可能距離の関係はR0>R1>R2・・・>Rnとする。従って、無線方式R0は最も波長が大きく、送電電力が同一とすると、通信可能距離が最も大きい。これによって、通信ノードが遠方にいる間に通信確立処理(ステップS11〜ステップS18、ステップS31〜S40、ステップS51〜ステップS58)を実行し、通信ノードに接近した状態では、最適な無線方式を用いて実データ(=本発明の実施の形態ではセンサデータ)の転送から開始できるので、効率的なデータ転送が可能となる。尚、無線方式R0は、SSIDを公開し、暗号化キーを使わずにブロードキャスト通信を行うものとする。
通信ノードから応答がない場合(ステップS3のNo)、車両3aは次の場所に移動し(ステップS4)、車載クラウドレット4aはステップS32の処理から繰り返す。応答がある場合(ステップS3のYes)、車載クラウドレット4aのDTNモジュール402は、応答があった通信ノードが、ローカルサーバ6、ゲートウェイサーバ7、路側クラウドレット5及び他の車載クラウドレット4bのいずれであるかを確認する(ステップS5)。
ステップS5において、応答があった通信ノードがローカルサーバ6の場合(ステップS5の「ローカルサーバ」)、車載クラウドレット4aのDTNモジュール402は、自らのUUIDと無線方式R1〜Rnの接続情報をローカルサーバ6に送信し(ステップS11)、ローカルサーバ6のUUIDと無線方式R1〜Rnの接続情報を受信する(ステップS12)。無線方式R1〜Rnの接続情報は、それぞれのSSIDや暗号化キー等である。
車載クラウドレット4aのSDNモジュール401は、ローカルサーバ6の無線方式Ri(i=1〜n)に通信可能か否かの確認として接続要求を行う(ステップS13)。応答がある場合(ステップS13のYes)、車載クラウドレット4aのSDNモジュール401は、無線方式Riを接続候補に設定し(ステップS14)、ステップS15に進む。応答がない場合(ステップS13のNo)、車載クラウドレット4aのSDNモジュール401は、何もせずにステップS15に進む。
ステップS15では、車載クラウドレット4aのSDNモジュール401は、i=nか否か、すなわち全ての無線方式RiについてステップS13〜S14の処理を終えたか否か確認する。i=nではない場合(ステップS15のNo)、車載クラウドレット4aのSDNモジュール401は、iに1を加算し(ステップS16)、ステップS13から繰り返す。i=nの場合(ステップS15のYes)、車載クラウドレット4aのSDNモジュール401は、ステップS17に進む。
ステップS17では、車載クラウドレット4aのSDNモジュール401は、接続候補の無線方式の中から最適な無線方式Roptを決定する。最適な無線方式の決定処理については図10を参照しながら後述する。
次に、車載クラウドレット4aのSDNモジュール401は、ローカルサーバ6との間で無線方式Roptによる通信を確立する(ステップS18)。ここまでが通信確立処理であり、以降は、データ転送の処理となる。
車載クラウドレット4aのSDNモジュール401は、通信機器群41のうち最適な無線方式Roptに関する通信機器を用いて、ローカルサーバ6のローカルデータベース60にアクセス要求を行い、お互いにデータベースレベル間の接続を確立する(ステップS19)。
次に、車載クラウドレット4aのVMは、前回転送時からの車載データベース408の差分のデータを送信するとともに(ステップS20)、前回転送時からのローカルデータベース60の差分のデータを受信し、お互いのデータベースのデータを同期し、受信完了を示すAckを送信する(ステップS21)。
次に、車載クラウドレット4aのSDNモジュール401は、データベースレベル間の接続を開放し(ステップS22)、通信レベルの接続を開放し(ステップS23)、ステップS2から処理を繰り返す。
ステップS5の条件分岐の説明に戻る。応答があった通信ノードがゲートウェイサーバ7の場合(ステップS5の「ゲートウェイサーバ」)、車載クラウドレット4aのDTNモジュール402は、自らのUUIDと無線方式R1〜Rnの接続情報をゲートウェイサーバ7に送信し(ステップS31)、ゲートウェイサーバ7のUUIDと無線方式R1〜Rnの接続情報を受信する(ステップS32)。
ステップS33〜ステップS38の処理は、ステップS13〜S18の処理と同様であるため、説明を省略する。
車載クラウドレット4aのSDNモジュール401は、クラウドサーバ2に接続要求し、応答があるか否か確認する(ステップS39)。応答がない場合(ステップS39のNo)、車載クラウドレット4aのSDNモジュール401は、所定の回数までステップS39の処理を繰り返す。応答がある場合(ステップS39のYes)、車載クラウドレット4aのSDNモジュール401は、通信機器群41のうち最適な無線方式Roptに関する通信機器を用いて、クラウドサーバ2のグローバルデータベース20にアクセス要求を行い、お互いにデータベースレベル間の接続を確立する(ステップS40)。
次に、車載クラウドレット4aのVMは、前回転送時からの車載データベース408の差分のデータを送信するとともに(ステップS41)、前回転送時からのグローバルデータベース20の差分のデータを受信し、お互いのデータベースのデータを同期し、受信完了を示すAckを送信する(ステップS42)。
次に、車載クラウドレット4aのSDNモジュール401は、データベースレベル間の接続を開放し(ステップS43)、通信レベルの接続を開放し(ステップS44)、ステップS2から処理を繰り返す。
ステップS5の条件分岐の説明に戻る。応答があった通信ノードが路側クラウドレット5又は他の車載クラウドレット4bの場合(ステップS5の「路側クラウドレット又は他の車載クラウドレット」)、車載クラウドレット4aのDTNモジュール402は、自らのUUIDと無線方式R1〜Rnの接続情報を路側クラウドレット5又は他の車載クラウドレット4bに送信し(ステップS51)、路側クラウドレット5又は他の車載クラウドレット4bのUUIDと無線方式R1〜Rnの接続情報を受信する(ステップS52)。
ステップS53〜ステップS58の処理は、ステップS13〜S18の処理と同様であるため、説明を省略する。
車載クラウドレット4aのSDNモジュール401は、路側クラウドレット5又は他の車載クラウドレット4bのリクエストを受信し、リクエストに応じてセンサデータを路側クラウドレット5又は他の車載クラウドレット4bに送信する(ステップS59)。
次に、車載クラウドレット4aのSDNモジュール401は、受信完了を示すAckを受信し、自らのリクエストを路側クラウドレット5又は他の車載クラウドレット4bに送信する(ステップS60)。
次に、車載クラウドレット4aのSDNモジュール401は、リクエストに応じたセンサデータを路側クラウドレット5又は他の車載クラウドレット4bから受信し、受信したセンサデータを車載データベース408に記憶し(ステップS61)、受信完了を示すAckを送信し(ステップS62)、通信レベルの接続を開放し(ステップS63)、ステップS3から処理を繰り返す。
ここで、図10を参照しながら、ステップS17における最適な無線方式の決定処理について説明する。図10は、最適な無線方式の決定処理の流れを示すフローチャートである。車載クラウドレット4aのSDNモジュール401は、無線方式ごとのネットワーク性能を計測し、計測結果に基づいて最適な無線方式を決定する。具体的には、車載クラウドレット4aのSDNモジュール401は、無線方式ごとにスループット、遅延時間及びパケットロス率を測定し、スループット、遅延時間及びパケットロス率に基づく値を変数に含む評価関数の値を算出し、評価関数の値が最大の無線方式を最適な無線方式として決定する。これによって、ネットワークの状況に応じた最適な無線方式を用いて通信ノードと通信を行うことができる。
車載クラウドレット4aのSDNモジュール401に対しては、予め、スループット、遅延時間及びパケットロス率の3つの指標に対する重要性の重み(スループット、遅延時間、パケットロス率)=(X、Y、Z)を設定しておく。例えば、スループット重視の場合、(X、Y、Z)=(0.5、0.2、0.3)、遅延時間重視の場合、(X、Y、Z)=(0.2、0.5、0.3)のように設定する。これによって、ネットワーク性能に関する要求を重みとして与えることができ、要求に沿った無線方式を用いて通信ノードと通信を行うことができる。
図10に示すように、車載クラウドレット4aのSDNモジュール401は、i=1にセットし(ステップS71)、無線方式Riによって複数個のプローブパケットを他の車載クラウドレット4bに送信する(ステップS72)。
次に、車載クラウドレット4aのSDNモジュール401は、他の車載クラウドレット4bからAckを受けた際の送信データ量、往復時間、パケット到着数を測定し、スループットの加重移動平均Ti、遅延時間の加重移動平均Di、パケットロス率の加重移動平均Liを算出する(ステップS73)。
災害状況下においてはネットワーク性能が常に不安定であることが想定されるため、ある無線方式における瞬間的なネットワーク性能の増減の発生により、他の無線方式よりも局所的にネットワーク性能が低下した状態が発生し、切り替え処理が断続的に起きる恐れがある。断続的な切り替え処理は、通信セッションの頻繁な切断やパケットロスの増大を引き起こすため、回避すべきものである。この問題を解決するために、車載クラウドレット4aのSDNモジュール401は、スループット、遅延時間及びパケットロス率を各々複数個算出し、スループットの加重移動平均、遅延時間の加重移動平均及びパケットロス率の加重移動平均を算出し、これらの値に基づいて最適な無線方式を決定する。
スループットの測定値をTi(t)とすると、スループットの加重移動平均Tiは、Ti=aTi(t)+bTi(t−1)+cTi(t−2)となる。ここで、Ti(t)が最新の測定値、Ti(t−1)、Ti(t−2)が過去の測定値を示す。また、(a、b、c)はそれぞれ測定時間ごとの重みを表す。例えば、最新の測定値の重みを6、1つ過去の測定値の重みを3、2つ過去の測定値の重みを1とする場合、(a、b、c)=(0.6、0.3、0.1)となる。
同様に、遅延時間の測定値をDi(t)とすると、遅延時間の加重移動平均Diは、Di=aDi(t)+bDi(t−1)+cDi(t−2)となる。また、パケットロス率の測定値をLi(t)とすると、パケットロス率の加重移動平均Liは、Li=aLi(t)+bLi(t−1)+cLi(t−2)となる。
次に、車載クラウドレット4aのSDNモジュール401は、スループットの加重移動平均Ti、遅延時間の加重移動平均Di、パケットロス率の加重移動平均Liを正規化し、正規化スループットSTi、正規化遅延時間SDi、正規化パケットロス率SLiを算出する(ステップS74)。正規化によって、異なる無線方式であっても定量的な比較が可能となる。正規化スループットSTi、正規化遅延時間SDi、正規化パケットロス率SLiは、次式に従って算出され、1〜10の値を取り得る。
Figure 2018170628
ここで、Tminはスループットの最小値、Tmaxはスループットの最大値、Dminは遅延時間の最小値、Dmaxは遅延時間の最大値、Lminはパケットロス率の最小値、Lmaxはパケットロス率の最大値である。
次に、車載クラウドレット4aのSDNモジュール401は、評価関数Piの値を算出する(ステップS75)。評価関数Piは、スループット、遅延時間及びパケットロス率に基づく値の加重平均である。具体的には、評価関数Piは、Pi=X・STi+Y・SDi+Z・SDiである。そして、車載クラウドレット4aのSDNモジュール401は、正規化スループットSTi、正規化遅延時間SDi、正規化パケットロス率SLiを評価関数Piに代入することによって、評価関数Piの値を算出する。
次に、車載クラウドレット4aのSDNモジュール401は、i=m(mは接続候補の数)か否か、すなわち全ての接続候補の無線方式Riについて処理を終えたか否か確認する。i=mではない場合(ステップS76のNo)、車載クラウドレット4aのSDNモジュール401は、iに1を加算し(ステップS77)、ステップS72から繰り返す。i=mの場合(ステップS76のYes)、車載クラウドレット4aのSDNモジュール401は、ステップS78に進む。
ステップS78において、車載クラウドレット4aのSDNモジュール401は、評価関数Piの値が最大となる無線方式Riを、最適な無線方式Roptに決定する。
以上の通り、本発明の実施の形態における車載クラウドレット4aによれば、通信ノードが遠方にいる間に最適な無線方式によって通信を確立し、通信ノードが接近した状態では実データの転送処理に集中することができるので、効率的なデータ転送を実現することが可能となる。
以上、添付図面を参照しながら、本発明に係る車載クラウドレット等の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されない。当業者であれば、本願で開示した技術的思想の範疇内において、各種の変更例又は修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
1………遅延耐性ネットワーク分散システム
2………クラウドサーバ
3………車両
4………車載クラウドレット
5………路側クラウドレット
6………ローカルサーバ
7………ゲートウェイサーバ
8………ネットワーク
20………グローバルデータベース
40………制御装置
401………SDNモジュール
402………DTNモジュール
403………VM制御モジュール
404………リソース管理モジュール
405………負荷監視モジュール
406………道路状況監視VM
407………災害情報DB管理VM
408………車載データベース
41………通信機器群
42………センサ群
60………ローカルデータベース

Claims (5)

  1. 複数の無線方式によって通信ノードとの間で無線通信を行う車載クラウドレットであって、
    前記無線方式の1つを使って周辺の前記通信ノードにブロードキャストを行い、応答があるか否かを確認する初期応答確認手段と、
    前記通信ノードから応答があると、前記通信ノードに自らの識別子及び複数の前記無線方式の接続情報を送信する接続情報送信手段と、
    前記通信ノードの識別子及び複数の前記無線方式の接続情報を受信する接続情報受信手段と、
    複数の前記無線方式について、前記通信ノードとの間で通信が可能か否かを確認する通信可否確認手段と、
    前記通信ノードとの間で通信が可能な前記無線方式の中で最適な前記無線方式を決定する無線方式決定手段と、
    最適な前記無線方式を使ってデータの送受信を行うデータ送受信手段と、
    所定の情報を記憶する車載データベースと、
    を備え、
    前記通信ノードは、少なくとも、前記車載データベースと同一の情報を格納可能なローカルデータベースを備えるローカルサーバと、規格が異なるネットワーク間の通信を中継するゲートウェイサーバとを含み、
    前記データ送受信手段は、前記通信ノードが前記ローカルサーバの場合、前記ローカルデータベースと前記車載データベースとのデータを同期し、前記通信ノードが前記ゲートウェイサーバの場合、前記ゲートウェイサーバを介してクラウドサーバと通信を行い、前記クラウドサーバが備える前記車載データベースと同一の情報を格納可能なグローバルデータベースと前記車載データベースとのデータを同期する
    ことを特徴とする車載クラウドレット。
  2. 前記無線方式決定手段は、前記無線方式ごとにスループット、遅延時間及びパケットロス率を測定し、前記スループット、前記遅延時間及び前記パケットロス率に基づく値を変数に含む評価関数の値を算出し、前記評価関数の値が最大の前記無線方式を最適な前記無線方式として決定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の車載クラウドレット。
  3. 前記無線方式決定手段は、前記スループット、前記遅延時間及び前記パケットロス率を各々複数個測定し、前記スループットの加重移動平均、前記遅延時間の加重移動平均及び前記パケットロス率の加重移動平均を算出し、前記スループットの加重移動平均、前記遅延時間の加重移動平均及び前記パケットロス率の加重移動平均を各々正規化した値を前記評価関数に代入することによって、前記評価関数の値を算出する
    ことを特徴とする請求項2に記載の車載クラウドレット。
  4. 前記評価関数は、前記スループット、前記遅延時間及び前記パケットロス率に基づく値の加重平均である
    ことを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の車載クラウドレット。
  5. 複数の前記無線方式は、互いに通信可能距離が異なり、
    前記初期応答確認手段において用いる前記無線方式は、最も通信可能距離が大きいものである
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の車載クラウドレット。
JP2017066475A 2017-03-29 2017-03-29 車載クラウドレット Active JP6846037B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017066475A JP6846037B2 (ja) 2017-03-29 2017-03-29 車載クラウドレット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017066475A JP6846037B2 (ja) 2017-03-29 2017-03-29 車載クラウドレット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018170628A true JP2018170628A (ja) 2018-11-01
JP6846037B2 JP6846037B2 (ja) 2021-03-24

Family

ID=64017949

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017066475A Active JP6846037B2 (ja) 2017-03-29 2017-03-29 車載クラウドレット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6846037B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2024013812A1 (ja) * 2022-07-11 2024-01-18 日本電信電話株式会社 無線通信システム、端末装置、基地局装置、制御装置、及び無線通信方式選択方法

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005130193A (ja) * 2003-10-23 2005-05-19 Hitachi Ltd 無線通信装置、無線通信システム及び無線通信制御方法
JP2014027439A (ja) * 2012-07-26 2014-02-06 Kyocera Corp 通信端末,テザリング制御プログラムおよび方法ならびに通信システム
WO2016135947A1 (ja) * 2015-02-27 2016-09-01 株式会社日立国際電気 無線通信システム、移動通信装置、及び端末装置
JP2016225949A (ja) * 2015-06-03 2016-12-28 キヤノン株式会社 通信装置、通信装置の制御方法及びプログラム

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005130193A (ja) * 2003-10-23 2005-05-19 Hitachi Ltd 無線通信装置、無線通信システム及び無線通信制御方法
JP2014027439A (ja) * 2012-07-26 2014-02-06 Kyocera Corp 通信端末,テザリング制御プログラムおよび方法ならびに通信システム
WO2016135947A1 (ja) * 2015-02-27 2016-09-01 株式会社日立国際電気 無線通信システム、移動通信装置、及び端末装置
JP2016225949A (ja) * 2015-06-03 2016-12-28 キヤノン株式会社 通信装置、通信装置の制御方法及びプログラム

Non-Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
佐藤 剛至 他2名: "SDN技術とコグニティブ無線技術を基盤としたネバー・ダイ・ネットワークの開発", 情報処理学会 研究報告 マルチメディア通信と分散処理(DPS) 2015−DPS−162 [ONLI, JPN6021003189, 26 February 2015 (2015-02-26), JP, pages 1 - 7, ISSN: 0004440881 *
佐藤 剛至 他3名: "SDNとコグニティブ無線を基盤とした災害に強いネバー・ダイ・ネットワークシステムの開発と評価", 情報処理学会 シンポジウム マルチメディア通信と分散処理ワークショップ 2016 [ONLINE], JPN6021003188, 12 October 2016 (2016-10-12), JP, pages 134 - 143, ISSN: 0004440880 *
菊池 瑶介 他2名: "DTNをベースとしたモバイルクラウド型災害情報共有システムに関する研究", 第21回マルチメディアと分散処理ワークショップ (第21回DPSWS論文集) 情報処理学会シンポジウ, vol. 第2013巻, JPN6021003192, 27 November 2013 (2013-11-27), JP, pages 89 - 94, ISSN: 0004440883 *
菊池 瑶介,柴田 義孝: "大規模災害を考慮したモバイルクラウド型災害情報共有システム", 情報処理学会 研究報告 コンピュータセキュリティ(CSEC) 2015−CSEC−068 [ONLI, JPN6021003190, 26 February 2015 (2015-02-26), JP, ISSN: 0004440882 *

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2024013812A1 (ja) * 2022-07-11 2024-01-18 日本電信電話株式会社 無線通信システム、端末装置、基地局装置、制御装置、及び無線通信方式選択方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP6846037B2 (ja) 2021-03-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Feng et al. AVE: Autonomous vehicular edge computing framework with ACO-based scheduling
Keertikumar et al. Evolution of IoT in smart vehicles: An overview
US9584972B2 (en) Positioning method, client and positioning system
CN101406093B (zh) Wlan基础设施提供的指引和漫游
US9282495B1 (en) Method for switching from a first cellular network to a second cellular network
CN103339522B (zh) 对等定位服务
US11330511B2 (en) Method and system for multi-access edge computing (MEC) selection and load balancing
JP5385378B2 (ja) モバイル通信及び位置測定機器
US11533359B1 (en) Systems and methods for locating microserver nodes in proximity to edge devices using georouting
EP3398365B1 (en) Methods and systems for opportunistically connecting devices to a communication network
CN105612732A (zh) 上下文感知邻近服务
US20210352146A1 (en) Efficient real time vehicular traffic reporting and sharing
KR101661330B1 (ko) 비콘 디바이스 그룹 관리
Picone et al. Wip: Preliminary evaluation of digital twins on mec software architecture
KR20090043099A (ko) 지리적 위치 정보에 기반한 네트워크 관리 방법 및 시스템
JP6846037B2 (ja) 車載クラウドレット
EP2874443B1 (en) Mobile communication terminal, server device, control system, control method, and program
KR101592062B1 (ko) 분산 지형공간 통신시스템
US11916995B1 (en) Systems and methods for locating microserver nodes in proximity to edge devices using georouting
Lal et al. A Road Monitoring Approach with Real-Time Capturing of Events for Efficient Vehicles Safety in Smart City
JP7270969B2 (ja) 通信システム、通信方法及び通信プログラム
CN111641969B (zh) 基于边缘计算的无线多跳自组网数据分发方法及装置
JP2018170627A (ja) 車載通信装置
JP2011250181A (ja) ネットワーク管理システム、ネットワーク要素、ネットワーク管理装置、及びネットワーク管理方法
JP2018170626A (ja) 路側通信装置

Legal Events

Date Code Title Description
A80 Written request to apply exceptions to lack of novelty of invention

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A80

Effective date: 20170417

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200323

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20201216

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210209

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210219

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6846037

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250