JP2018170119A - 電源線接続装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 電流容量が大きな電気器具に対して断路器の小型化を図ることでコンパクトな電源線接続装置を提供する。【解決手段】 電源線50に接続される電気器具を組み込んだ器具接合部11と、器具接合部11を電源線50に対してスイッチ機構31により断接する断路部12とを備え、断路部12に対して器具接合部11を着脱自在に一体化すると共に、スイッチ機構31を断路部12と器具接合部11とに分配する。【選択図】 図1

Description

本発明は、電源線に常時接続される電気器具の故障時、その電気器具を電源線から切り離すことで電気器具の点検および交換を可能にする電源線接続装置に関する。
電源線に常時接続状態となっている電気器具において、その電気器具の不良が判明した場合には、保全作業として電気器具の交換作業を行うが、活線操作を避けるため、電気器具の前段にスイッチを介在させるようにしている。
前述の電気器具に流れる電流が大電流の場合、簡単なスイッチでは電流耐量がないので、ブレーカやナイフスイッチ等の断路器が取り付けられることになる(例えば、特許文献1参照)。
この断路器の取り付け場所としては分電盤がある。また、電気器具の例としては、雷サージから負荷を保護するための避雷器等がある(例えば、特許文献2参照)。
特開平11−86660号公報 特開2009−218508号公報
分電盤に電気器具を追加設置する場合には、往々にしてナイフスイッチ等の大電流対応の断路器を取り付ける余裕の無いことが多く、特に3線式電源線で、電気器具そのものの筐体は小さくても、想定する電流容量の大きな電気器具においては、断路器も大きくなり、簡単には分電盤に取り付けられないことが起こりうる。
特に、ナイフスイッチ等のスイッチ機構では、電気器具側に接続される刃形接触子と、電源線に接続された刃受接触子とで主要部が構成され、レバー操作により刃形接触子を刃受接触子に差し込む構造となっており、大きな形状である。
このスイッチ機構では、感電事故の防止を目的として、充電部となる刃受接触子を絶縁材料からなるカバーで覆う構造となっている(例えば、特許文献1参照)。
ナイフスイッチ等を通電させる時、レバーの操作により、刃形接触子を下方向から上方向へ向けて揺動させる。これにより、刃形接触子を刃受接触子に差し込むことで、一般的な電気器具へ電源線接続させるようにしている。
また、ナイフスイッチ等の断路時には、レバーの操作により、刃形接触子を上方向から下方向へ向けて揺動させる。これにより、刃形接触子を刃受接触子から離脱させることで、一般的な電気器具への電源線接続を断路させるようにしている。
以上のような構造を具備した断路器では、スイッチ機構のカバーが大きく突出した形状を有する。そのため、小型筐体の電気器具であっても、それと共に断路器を分電盤に設置する場合、分電盤内での専有面積が大きくなり分電盤の大型化を招くことになる。
そこで、本発明は前述の課題に鑑みて提案されたもので、その目的とするところは、電流容量が大きな電気器具に対して断路器の小型化を図ることで、コンパクトな電源線接続装置を提供することにある。
本発明に係る電源線接続装置は、電源線に接続される電気器具を組み込んだ器具接合部と、その器具接合部を電源線に対してスイッチ機構により断接する断路部とを備えた構造を具備する。
前述の目的を達成するための技術的手段として、本発明は、断路部に対して器具接合部を着脱自在の形態で一体化すると共に、スイッチ機構を断路部と器具接合部とに分配したことを特徴とする。
これにより、断路器の小型化を図ることができ、断路機能を具備した電気器具を分電盤に容易に設置することができる。その結果、分電盤の大型化を回避できるコンパクトな電源線接続装置を容易に実現できる。
本発明において、器具接合部の筐体に弾性変形可能な爪部を設けると共に断路部の対向部位に段差部を形成し、爪部を段差部に係止させ、爪部の基部を押圧することにより爪部を弾性変形させることで器具接合部を断路部から取り外し可能とした構造が望ましい。
このような構造を採用すれば、器具接合部の爪部および断路部の段差部からなる簡易な手段でもって、断路部に対する器具接合部の脱着が容易となる。
本発明において、器具接合部の筐体と断路部の対向部位との間に、爪部の基部を押圧することを許容する空間を形成した構造が望ましい。
このような構造を採用すれば、断路部に対して器具接合部を取り外す操作が容易となる。
本発明において、器具接合部の筐体に、断路部に対する器具接合部の取り外し時に器具接合部を揺動させることを許容する逃げ部を設けた構造が望ましい。
このような構造を採用すれば、断路部に対する器具接合部の取り外しが容易となる。
本発明のスイッチ機構は、断路部の内部に収容され、下方から上方への揺動により断路部の筐体から揺動現出する刃形接触子と、器具接合部の対向部位に設けられ、断路部の筐体からの刃形接触子を受ける刃受接触子とを具備した構造が望ましい。
このような構造を採用すれば、断路器の小型化を容易に実現することができる。その結果、分電盤の大型化を回避できるコンパクトな電源線接続装置を容易に実現できる。
本発明のスイッチ機構は、断路部の内部で揺動するように軸支され、断路部の筐体から外部に導出されたレバーを備え、レバーと刃形接触子とを一体化し、レバーの左右揺動操作により刃形接触子を断路部の筐体のスリットを介して揺動現出退入可能とした構造が望ましい。
このような構造を採用すれば、断路部におけるレバーの左右揺動操作でもって刃形接触子と刃受接触子とを容易に挿入分離させることができる。
本発明のスイッチ機構は、レバーの操作をロックする弾性変形可能な係止部を断路部の筐体に設け、係止部を押し込むことにより、レバーのロック状態を解除可能とした構造が望ましい。
このような構造を採用すれば、係止部によるロック状態でレバーの誤操作を未然に防止することができる。また、係止部の弾性変形でもってレバーのロック状態を容易に解除することができる。
本発明のスイッチ機構は、レバーのロック状態の解除時に係止部の押し込み量を抑制するストッパ部を、断路部の内部に配置した構造が望ましい。
このような構造を採用すれば、ストッパ部により係止部の押し込み量を抑制することで、押し込み過ぎによる係止部の破損を未然に防止することができる。
本発明のスイッチ機構は、刃形接触子に尖端状の刃先部を形成し、その刃先部の先端部にカット部を形成すると共に、刃受接触子に二枚の板状部を形成し、刃形接触子の刃先部を刃受接触子の板状部間に挿入可能とした構造が望ましい。
このような構造を採用すれば、刃形接触子に尖端状の刃先部およびカット部を形成することで、刃受接触子の二枚の板状部間に挿入することが容易となる。また、刃形接触子の刃先部を刃受接触子の板状部間に全体挿入することで接触面積を増大させることができる。
本発明のスイッチ機構は、刃受接触子に、刃形接触子の挿入を案内しながら刃形接触子との接合を確保するガイド部を設け、ガイド部は拡開する舌片状をなす構造が望ましい。
このような構造を採用すれば、ガイド部による案内でもって刃形接触子を刃受接触子に挿入することが容易となる。また、刃形接触子の刃先部がガイド部を押圧することで刃受接触子の二枚の板状部を拡開させながら刃形接触子が刃受接触子に挿入されるので、刃形接触子と刃受接触子とを確実に接合させることができる。
本発明のスイッチ機構は、刃形接触子および刃受接触子を覆う開閉可能な保護カバーを有し、刃形接触子が刃受接触子の板状部間に挿入された状態で刃形接触子の刃先部が嵌合する切り込み部を保護カバーに設けた構造が望ましい。
このような構造を採用すれば、接続状態にある刃形接触子と刃受接触子とからなる充電部に対して保護カバーにより感電事故を防止することができる。また、刃受接触子と接続状態にある刃形接触子の刃先部が保護カバーの切り込み部に嵌合することで、保護カバー開扉の誤操作を未然に防止することができる。
本発明によれば、スイッチ機構の細部構造である断接部分を断路部と器具接合部とに分配したことにより、断路器としての小型化を図ることができ、電源線からの電気器具の着脱を容易ならしめる断路機能を有する接続装置を小型化できる。すなわち、器具接合部を断路部と着脱自在に一体化させており、断路機能の一部を具備させていることから、断路部と器具接合部との切断構造も簡単化させている。その結果、分電盤の大型化を回避できるコンパクトな電源線接続装置を容易に実現できる。
本発明の実施形態で、接続装置における器具接合部および断路部を示す斜視図である。 図1の器具接合部よび断路部の上部を省略した状態を示す斜視図である。 刃受接触子を示す拡大斜視図である。 刃形接触子およびレバーを示す拡大斜視図である。 刃形接触子、刃受接触子および保護カバーを示す拡大部分断面図である。 レバーのロック機構を示す斜視断面図である。 断路部に器具接合部を取り付けた状態を示す斜視図である。 図7のP−P線に沿う断面図である。 図7の器具接合部および断路部の上部を省略したもので、断路部をオンした状態を示す斜視図である。 図9のX矢視図である。 図7の器具接合部および断路部の上部を省略したもので、断路部をオフした状態を示す斜視図である。 図11のY矢視図である。 断路部から器具接合部を取り外した状態を示す斜視図である。 図13のQ−Q線に沿う断面図である。
本発明に係る電源線接続装置の実施形態を図面に基づいて以下に詳述する。なお、以下の実施形態では、単相3線式交流回路や三相3線式交流回路に適用した場合を例示するが、単相交流回路や多相交流回路にも適用可能である。
この実施形態の電源線接続装置は、図1および図2に示すように、電源線50に接続された断路部12と、電源線50に常時接続はしておくが、故障時には取り出す電気器具13を組み込んだ器具接合部11とで構成され、断路部12に対して器具接合部11を着脱自在にしている。これら器具接合部11および断路部12は、それぞれ樹脂製の筐体14,32を備えている。
電源線50(図1参照)は、断路部12の端子部51にねじ止めにより接続され、断路部12を介して器具接合部11に接続されている。なお、端子部51には、保護カバー52が着脱自在に装着されている。
この接続装置の器具接合部11は、1kA等の大電流が流れることを想定したものである。これに対して、接続装置の断路部12も、器具接合部11に流れる大電流に耐え得る機能を有するものである。
このような機能を具備する器具接合部11および断路部12からなる接続装置は、例えば、一般家庭や工場などの電力需要家に設置した分電盤(図示せず)に収容される。この分電盤内では、接続装置の専有面積を低減させ、接続装置の器具接合部11の交換が可能なように取り付け易くする必要がある。
ここで、分電盤に取り付ける接続装置の大きさは、協約寸法として単相用が95×25×60mmの大きさで、幅が三相用では3倍幅の75mmが標準である。そのため、接続装置の大きさは5倍幅の125mmあるいは6倍幅の150mm以下が好ましい。この実施形態の接続装置では、以下の構造を具備することにより、協約寸法の5倍幅程度の大きさを実現している。
この実施形態では、電気器具13として電流容量が大きな避雷器を組み込んだ器具接合部11を例示するが、本発明はこれに限定されることなく、避雷器以外の他の各種電気器具について適用可能である。
この接続装置では、器具接合部11と断路部12とにスイッチ機構31が分配されている。つまり、スイッチ機構31は、断路部12の筐体32の天板部33から突出するレバー34と、筐体32の側板部35から揺動現出する刃形接触子36と、器具接合部11の筐体14の接続部16に設けられた刃受接触子19とで構成されている。
一般的に、電気機器の充電側に刃受接触子を配設し、負荷側に刃形接触子を配設する。これとは逆に、この実施形態の接続装置では、充電側である断路部12に刃形接触子36を配設し、負荷側である器具接合部11に刃受接触子19を配設している。このような構造を採用することにより、器具接合部11は可動部のない構造とすることができ、構成の簡略化が図れる。かつ、器具接合部11を取り外した状態で刃形接触子36を断路部12の内部に格納することで安全性を確保している。
器具接合部11の筐体14の側板部15には、断路部12と電気的に接続される接続部16が一体的に設けられている。接続部16には、仕切壁部17で区画された空間18に複数(図では3個)の刃受接触子19が配設されている。刃受接触子19は、電気器具13の充電側電極(図示せず)と電気的に接続されている。
なお、図示の接続部16では、仕切壁部17で区画された空間18を4箇所設けているが、刃受接触子19を配置していない空間18を予備用としている。
刃受接触子19は、図3に示すように、接続部16にねじ止めされた彎曲部22と、その彎曲部22から上方へ一体的に延びる一対の板状部23とで構成された導体からなる。一対の板状部23間に後述の刃形接触子36(図4参照)が挿入されて接触する。このように、刃形接触子36を刃受接触子19の一対の板状部23間に挿入することにより、刃形接触子36と刃受接触子19との接触面の全体的接合を可能にさせている。
一対の板状部23の下部には、刃形接触子36の挿入を案内しながら刃形接触子36との接触を確保するガイド部24が設けられている。このガイド部24は、拡開した舌片状をなす。
このガイド部24による案内でもって刃形接触子36を刃受接触子19の板状部23間に挿入することが容易となる。また、刃形接触子36にはその上辺に刃先部53が付加されており、その断面が台形をなして尖端を狭くしてある。刃先部53がガイド部24に挿入されることで刃受接触子19の二枚の板状部23を拡開させながら刃形接触子36が刃受接触子19に挿入されるため、刃形接触子36と刃受接触子19とを確実に接触させることができる。
刃形接触子36の上辺には刃先部53があるが、刃先部53の先端部にはカット部66が設けられている。このように、刃先部53にカット部66を設けることにより、刃形接触子36を揺動させた時、刃形接触子36の刃先部53が刃受接触子19の彎曲部22の一部に接触することなく、刃受接触子19の板状部23間にスムーズに挿入される。
刃形接触子36が刃受接触子19の板状部23間に挿入された状態で刃形接触子36および刃受接触子19を覆う保護カバー54が接続部16に設けられている(図1参照)。板状の保護カバー54は、接続部16の側壁部25に開閉自在に枢着されている。
図5に示すように、保護カバー54には、開閉操作を容易にするための把手部55が設けられている。この把手部55には、刃形接触子36の刃先部53が嵌合する切り込み部57が設けられている。
保護カバー54により、接続状態にある刃形接触子36と刃受接触子19とからなる充電部を覆うことで感電事故を防止することができる。また、刃受接触子19と接続状態にある刃形接触子36の刃先部53が保護カバー54の把手部55の切り込み部57に嵌合することで、この状態では保護カバー54が開かないようにしている。
図1に示すように、接続部16の両側壁部25には、断路部12に対して器具接合部11を着脱自在に一体化するための爪部26が設けられている。爪部26は、側壁部25に一体的に設けられた押圧部27から下方へ延びる鉤状をなす。押圧部27は、爪部26の基部をなす。爪部26は、押圧部27を押し込むことにより弾性変形可能となっている。
接続部16の一方の側壁部25側で、対向する断路部12には電源線50が接続される端子部51が存在し、その端子部51に保護カバー52が装着されている。そのため、器具接合部11の押圧部27と断路部12の保護カバー52との間に、押圧部27を押圧することが容易なように空間58を形成している。この空間58を形成するために保護カバー52に平坦部59とその平坦部59から延びる傾斜部60とを設けている(図8参照)。
また、接続部16の底部隅部に、断路部12に対する器具接合部11の取り外し時に器具接合部11を微小に揺動させることを許容する逃げ部を設けている。この逃げ部としては、接続部16の底部角部を面取りした形態をなすカット部61が有効である(図14参照)。
なお、器具接合部11の筐体14の底板部20には、器具接合部11を分電盤(図示せず)に設置するための凹溝28が形成されている。分電盤の内部に設置されたレール状の取り付け部材62(図7および図13参照)を凹溝28に嵌め込むようになっている。
図1および図2に示すように、スイッチ機構31のレバー34は、断路部12の筐体32の内部で支持部37により揺動自在に取り付けられ、筐体32の天板部33の窓孔38から外部に導出されている。天板部33には、レバー34の誤操作による断路部12の刃形接触子36の現出を防止するため、レバー34をロックするための弾性変形可能な係止部39が突設されている。
係止部39は、レバー34がオフ側に傾倒している側で高く、レバー34がオン側に傾倒している側で低くなるように傾斜した形状をなす。従って、レバー34は、オフ状態からオン状態へ操作する時に係止部39に引っ掛かることでロックされ、係止部39を押し込んで弾性変形させることでロック状態が解除される。
このレバー34のロック状態の解除時、図6に示すように、係止部39の押し込み量を抑制するストッパ部63を断路部12の筐体32の内部に配置している。ストッパ部63は、係止部39の底面に設けられた突起64と、その突起64の下方に配置されたストッパ板65とで構成されている。
このストッパ部63では、レバー34のロック状態の解除時、係止部39が押し込まれて弾性変形すると、係止部39の突起64がストッパ板65に当接することにより、係止部39の押し込み量が抑制される。
刃形接触子36は、図4に示すように、支持部37でレバー34と共に一体的に取り付けられた基部40と、その基部40から一体的に延びる板状部41とで構成された導体からなる。刃形接触子36の板状部41の先端部に尖端状の刃先部53を形成しており、かつ、刃先部53にはカット部66が設けられている。これにより、刃形接触子36を刃受接触子19の二枚の板状部23に挿入することが容易となっている。
刃形接触子36は、レバー34の操作と連動してレバー34の支点21を中心に下方から上方へ向けて揺動自在に配置されている。図1および図2に示すように、板状部41は、筐体32の側板部35のスリット42から突出可能となっており、器具接合部11の刃受接触子19の板状部23間に挿入されて接合する。
なお、図示の側板部35では、スリット42を4箇所設けているが、刃形接触子36を配置していないスリット42を予備用としている。この予備用のスリット42は、器具接合部11において、刃受接触子19を配置していない予備用の空間18と対応している。
筐体32の側板部35には、底部43と両側壁部44とで囲まれた凹所45が形成されている。両側壁部44には、上下方向に延びて器具接合部11の両側壁部25の爪部26が嵌まり込む溝部46が形成されている。この溝部46に、断路部12に対して器具接合部11を着脱自在に一体化するための段差部47が設けられている。この段差部47に器具接合部11の接続部16の爪部26が引掛けられる。
なお、断路部12の筐体32の底板部48には、断路部12を分電盤(図示せず)に固定するための凹溝49が形成されている。分電盤の内部に設置されたレール状の取り付け部材62(図7および図13参照)を凹溝49に嵌め込むことにより、断路部12が分電盤に取り付け固定される。
以上で説明した器具接合部11および断路部12からなる接続装置は、電力需要家の分電盤に取り付けられている。接続装置の断路部12は、その筐体32の底板部48の凹溝49に取り付け部材62を嵌合させることにより、常時、分電盤の取り付け部材62に固定されている。これに対して、接続装置の器具接合部11は、電気器具13の故障時に点検および交換可能なように断路部12に対して着脱自在に一体化されている。
ここで、電気器具13が故障したとすると、故障状態となった器具接合部11を電源線50(図1参照)から速やかに切り離す必要がある。そこで、この実施形態の接続装置では、断路部12をオフした状態で器具接合部11を断路部12から分離し、器具接合部11の点検および交換を行う。
故障した器具接合部11の断路部12からの取り外しは、以下の要領で行われる。
図7および図8は断路部12をオンした状態を示す。この状態では、図9および図10に示すように、断路部12の刃形接触子36の板状部41が器具接合部11の刃受接触子19の二枚の板状部23間に挿入されている。
この状態からレバー34をオフ側に傾倒させる(図10の実線矢印参照)。このレバー34の操作により、レバー34の支点21を中心に刃形接触子36が上方から下方へ向けて揺動する(図10の破線矢印参照)。これにより、図11および図12に示すように、刃形接触子36の板状部41が刃受接触子19の板状部23間から離脱する。
この刃形接触子36の刃受接触子19からの離脱により、器具接合部11と断路部12とが電気的に切り離される。つまり、断路部12のオフ状態で器具接合部11が電源線50(図1参照)から切り離される。この時、刃形接触子36の板状部41は、断路部12の側板部35のスリット42から筐体32の内部に格納される(図13参照)。
このように、刃形接触子36の板状部41が断路部12の筐体32の内部に格納されることにより、器具接合部11を断路部12から分離することが可能となる。そして、器具接合部11の両側壁部25の押圧部27(図8参照)を両側方から押圧することにより、爪部26を弾性変形させて断路部12の溝部46の段差部47との引掛りを解除する。
この押圧部27を押圧しながら、図13および図14に示すように、器具接合部11を引き上げることにより、器具接合部11の接続部16を断路部12の凹所45から離脱させることができる。このようにして、断路部12と器具接合部11とを分離することができる。
以上のように、器具接合部11の側壁部25の押圧部27(図8参照)を両側方から押圧することにより、爪部26を弾性変形させて断路部12の側壁部44の段差部47との引掛りを解除する簡易な構造により断路部12に対する器具接合部11の取り外しが容易となる。
また、器具接合部11の保護カバー52に平坦部59および傾斜部60を設けて、器具接合部11の側壁部25の押圧部27付近に空間58を形成しているので(図8参照)、断路部12に対する器具接合部11の取り外し時に押圧部27を押圧する操作が容易となっている。
さらに、接続部16の底部隅部にカット部61(図8参照)を設けているので、断路部12に対して器具接合部11を取り外すに際して、接続部16の押圧部27を押圧しながら器具接合部11を引き上げる時、カット部61により器具接合部11を微小に揺動させることができ、断路部12から器具接合部11を容易に離脱させることができる。
断路部12から器具接合部11を離脱させた後、断路部12から分離された器具接合部11を点検および交換する。新たな器具接合部11の断路部12への取り付けは、以下の要領で行われる。
ここで、故障した器具接合部11を取り外した状態では、断路部12の筐体32の側板部35が露呈した状態にある(図13および図14参照)。この状態でレバー34を誤ってオン側へ傾倒させた場合、充電状態にある刃形接触子36がスリット42から現出すると、感電事故になる危険性がある(図1参照)。
この感電事故を防止する目的で、レバー34の誤操作による断路部12のオンを防止するため、レバー34をオン側へ傾倒させようとしても、レバー34が係止部39に引っ掛かることでロックされる。このようにして、器具接合部11を取り外した状態でレバー34が誤作動することを未然に防止することで、安全性を確保している。
図13および図14に示す状態から、器具接合部11の接続部16を断路部12の凹所45に押し込むことにより、接続部16の爪部26が弾性変形した状態で両側壁部44の溝部46に挿入される。爪部26が段差部47に達すると、爪部26の弾性復元力によりその爪部26が段差部47で引掛かり係止される。このようにして、断路部12と器具接合部11とが一体化される。この時、器具接合部11の底板部20の凹溝28に取り付け部材62が嵌合している。
このように、器具接合部11の側壁部25の爪部26を断路部12の側壁部44の段差部47に引掛け係止させる簡易な構造でもって断路部12に対する器具接合部11の取り付けが容易となる。
この断路部12に対する器具接合部11の取り付け後、係止部39を押し込んで弾性変形させることでレバー34のロック状態を解除する。このレバー34のロック状態の解除により、レバー34をオン側へ傾倒させることが可能となる。
このレバー34のロック状態の解除時、係止部39の押し込み量をストッパ部63により抑制する(図6参照)。このストッパ部63では、係止部39が押し込まれて弾性変形すると、係止部39の突起64が筐体32の内部でストッパ板65に当接することにより、係止部39の押し込み量が抑制される。これにより、押し込み過ぎによる係止部39の破損を未然に防止している。
係止部39によるロック解除後のレバー34の操作により、スイッチ機構31のレバー34をオン側に傾倒させると(図12の実線矢印参照)、筐体32の内部では、レバー34の支点21を中心に刃形接触子36が下方から上方へ向けて揺動する(図12の破線矢印参照)。つまり、図11および図12に示す状態から図9および図10に示す状態へ移行する。
これにより、筐体32の内部に格納されていた刃形接触子36の板状部41が筐体32の側板部35のスリット42から突出する(図1参照)。この刃形接触子36の突出により、刃形接触子36の板状部41が器具接合部11の接続部16の刃受接触子19の板状部23間に挿入される(図8参照)。
この時、刃形接触子36の板状部41は、刃受接触子19のガイド部24による案内でもって刃受接触子19の板状部23間にスムーズに挿入される。また、刃形接触子36の刃先部53がガイド部24を押し広げることで刃受接触子19の二枚の板状部23を拡開させながら挿入されるので、刃形接触子36の板状部41と刃受接触子19の板状部23とを確実に接触させることができる。
このようにして、器具接合部11と断路部12とがスイッチ機構31の刃受接触子19および刃形接触子36を介して電気的に接続される。つまり、断路部12のオン状態で器具接合部11が電源線50(図1参照)に接続された状態となる。
この時、接続状態にある刃形接触子36と刃受接触子19とからなる充電部を保護カバー54により覆うことで感電事故を防止している。また、刃形接触子36が刃受接触子19と接続状態にある時は、刃形接触子36の刃先部53が保護カバー54の把手部55の切り込み部57(図5参照)に嵌合することで、保護カバー54を誤って開くような誤操作を未然に防止して安全性を確保している。
以上のように、この実施形態の接続装置では、爪部26および段差部47の簡便な手段により、器具接合部11と断路部12とを着脱自在に一体化している。また、スイッチ機構31において、刃形接触子36(レバー34)の支点21を上方に配し、刃形接触子36を下方から上方へ向けて揺動させることで刃受接触子19に差し込む構造(図10および図12参照)により、断路部12の筐体32の高さ寸法を小さくすることができる。
この断路部12の小型化により、断路部12の筐体32が分電盤のケースと干渉することを回避できる。その結果、断路部12と一体化された器具接合部11を断路部12と共に分電盤に容易に設置することができる。このように、分電盤の大型化を回避できるコンパクトな接続装置を容易に実現できる。
本発明は前述した実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、さらに種々なる形態で実施し得ることは勿論のことであり、本発明の範囲は、特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲に記載の均等の意味、および範囲内のすべての変更を含む。
11 器具接合部
12 断路部
14 筐体
19 刃受接触子
23 板状部
24 ガイド部
26 爪部
27 基部(押圧部)
31 スイッチ機構
34 レバー
36 刃形接触子
39 係止部
42 スリット
47 段差部
50 電源線
53 刃先部
54 保護カバー
57 切り込み部
58 空間
61 逃げ部(カット部)
63 ストッパ部
66 カット部
前述の目的を達成するための技術的手段として、本発明は、断路部に対して器具接合部を着脱自在の形態で一体化すると共に、スイッチ機構を断路部と器具接合部とに分配し、スイッチ機構は、断路部側が刃形接触子、器具接合部側が刃受接触子で接続させる構造をなすことを特徴とする。
前述の目的を達成するための技術的手段として、本発明は、断路部に対して器具接合部を着脱自在の形態で一体化すると共に、スイッチ機構を断路部と器具接合部とに分配し、スイッチ機構は、断路部側が刃形接触子、器具接合部側が刃受接触子で接続させ、断路部の内部で揺動するように軸支され、断路部の筐体から外部に導出されたレバーを備え、レバーと刃形接触子とを一体化し、レバーの左右揺動操作により刃形接触子を断路部の筐体のスリットを介して揺動現出退入可能とした構造をなすことを特徴とする。
これにより、断路器の小型化を図ることができ、断路機能を具備した電気器具を分電盤に容易に設置することができる。その結果、分電盤の大型化を回避できるコンパクトな電源線接続装置を容易に実現できる。また、断路部におけるレバーの左右揺動操作でもって刃形接触子と刃受接触子とを容易に挿入分離させることができる。

Claims (11)

  1. 電源線に接続される電気器具を組み込んだ器具接合部と、前記器具接合部を電源線に対してスイッチ機構により断接する断路部とを備え、
    前記断路部に対して前記器具接合部を着脱自在の形態で一体化すると共に、前記スイッチ機構を断路部と器具接合部とに分配してスイッチとして機能させることを特徴とする電源線接続装置。
  2. 前記器具接合部の筐体に弾性変形可能な爪部を設けると共に前記断路部の対向部位に段差部を形成し、前記爪部を前記段差部に係止させ、爪部の基部を押圧することにより爪部を弾性変形させることで器具接合部を断路部から取り外し可能とした請求項1に記載の電源線接続装置。
  3. 前記器具接合部の筐体と前記断路部の対向部位との間に、前記爪部の基部を押圧することを許容する空間を形成した請求項1又は2に記載の電源線接続装置。
  4. 前記器具接合部の筐体に、前記断路部に対する前記器具接合部の取り外し時に器具接合部を揺動させることを許容する逃げ部を設けた請求項1〜3のいずれか一項に記載の電源線接続装置。
  5. 前記スイッチ機構は、前記断路部の内部に収容され、下方から上方への揺動により断路部の筐体から突出可能とした刃形接触子と、前記器具接合部の対向部位に設けられ、断路部の筐体から突出した前記刃形接触子を受ける刃受接触子とを具備した請求項1〜4のいずれか一項に記載の電源線接続装置。
  6. 前記スイッチ機構は、断路部の内部で揺動自在に軸支され、断路部の筐体から外部に導出されたレバーを備え、前記レバーと前記刃形接触子とを一体化し、レバーの揺動操作により前記刃形接触子を断路部の筐体のスリットを介して突出退入可能とした構造を有する請求項1〜5のいずれか一項に記載の電源線接続装置。
  7. 前記スイッチ機構は、レバーの操作をロックする弾性変形可能な係止部を前記断路部の筐体に設け、前記係止部を押し込むことにより、レバーのロック状態を解除可能とした構造を有する請求項1〜6のいずれか一項に記載の電源線接続装置。
  8. 前記スイッチ機構は、レバーのロック状態の解除時に係止部の押し込み量を抑制するストッパ部を、前記断路部の内部に配置した構造を有する請求項1〜7のいずれか一項に記載の電源線接続装置。
  9. 前記スイッチ機構は、前記刃形接触子に尖端状の刃先部を形成し、前記刃先部の先端部にカット部を形成すると共に、前記刃受接触子に二枚の板状部を形成し、刃形接触子の前記刃先部を刃受接触子の前記板状部間に挿入可能とした構造を有する請求項1〜8のいずれか一項に記載の電源線接続装置。
  10. 前記スイッチ機構は、前記刃受接触子に、前記刃形接触子の挿入を案内しながら刃形接触子との接合を確保するガイド部を設け、前記ガイド部は拡開する舌片状をなす構造を有する請求項1〜9のいずれか一項に記載の電源線接続装置。
  11. 前記スイッチ機構は、前記刃形接触子および前記刃受接触子を覆う開閉可能な保護カバーを有し、刃形接触子が前記刃受接触子の板状部間に挿入された状態で刃形接触子の刃先部が嵌合する切り込み部を前記保護カバーに設けた構造を有する請求項1〜10のいずれか一項に記載の電源線接続装置。
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