JP2018170108A - 端子抜き治具およびコネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】端子金具の取り外し作業を簡単にする。
【解決手段】ランス機構40によって保持される上側端子41と、上側端子41よりも開口部側に位置する上側および下側ガイド突起24,26と、を有するコネクタ10に使用され、アウターハウジング12内に挿入されてランス機構40を解除する端子抜き治具60であって、軸方向に伸びる治具本体63と、治具本体63の外周部に設けられる第1および第2ガイド溝64,65と、治具本体63の先端部に設けられ、治具本体63の中心軸C1に平行である解除ピン66と、を有し、ランス機構40を解除する際には、治具本体63を先端側からアウターハウジング12内に挿入することにより、上側および下側ガイド突起24,26を、第1ガイド部71、第3ガイド部73、第2ガイド部72の順にスライドさせ、ランス機構40に向かう解除ピン66を治具本体63の中心軸C1の周りに回転させる。
【選択図】図11

Description

本発明は、コネクタから端子金具を取り外すための端子抜き治具、および端子抜き治具が使用されるコネクタに関する。
コネクタのハウジングに収容される端子金具は、ランス機構等の保持機構によって固定されることが多い(特許文献1〜3参照)。このため、ハウジングから端子金具を取り外す際には、解除ピンを備えた端子抜き治具を用いることにより、保持機構を解除することが必要である。保持機構を解除する際には、作業者によって端子抜き治具がハウジング内に挿入され、治具先端の解除ピンによって保持機構の係合突起が押し上げられる(特許文献1参照)。
特開2002−117954号公報 特開2002−164143号公報 特開2014−137919号公報
ところで、コネクタの種類によっては、ハウジングの奥深くに保持機構が配置される場合がある。例えば、電子制御ユニット等が直に接続されるコネクタとして、電子制御ユニットの回路基板を端子金具で挟むカードエッジコネクタがある。このカードエッジコネクタにおいては、電子制御ユニット自体がハウジングに挿入される構造であるため、ハウジングの奥深くに端子金具や保持機構が配置される。
このように、ハウジングの奥深くに保持機構が収容されるコネクタにおいては、目標の係合突起に向けて解除ピンを操作することが困難であり、端子金具を取り外すことが困難となっていた。特に、ハウジング内に防水シールが組み込まれたコネクタにおいては、防水シールを避けるように解除ピンを操作する必要があるため、端子金具を取り外すことがより困難となっていた。このため、端子金具の取り外し作業を簡単にすることが求められている。
本発明の目的は、端子金具の取り外し作業を簡単にすることにある。
本発明の端子抜き治具は、開口部を備えるハウジングと、前記ハウジング内に保持機構によって保持される端子金具と、前記ハウジング内に設けられて前記端子金具よりも前記開口部側に位置するコネクタ側ガイドと、を有するコネクタに使用され、前記ハウジング内に挿入されて前記保持機構を解除する端子抜き治具であって、軸方向に伸びる治具本体と、前記治具本体の外周部に設けられる治具側ガイドと、前記治具本体の先端部に設けられ、前記治具本体の中心軸に平行である解除ピンと、を有し、前記治具側ガイドは、前記治具本体の先端側に設けられる第1ガイド部と、前記第1ガイド部に対して前記治具本体の周方向にずれる第2ガイド部と、前記第1ガイド部と前記第2ガイド部とを接続する第3ガイド部と、によって構成され、前記コネクタに使用して前記保持機構を解除する際には、前記治具本体を先端側から前記ハウジング内に挿入することにより、前記コネクタ側ガイドを、前記第1ガイド部、前記第3ガイド部、前記第2ガイド部の順にスライドさせ、前記保持機構に向かう前記解除ピンを前記治具本体の中心軸の周りに回転させる。
本発明のコネクタは、コネクタ使用時には回路基板を備えた基板ユニットが挿入され、端子金具を取り外す際には第1ガイド溝および第2ガイド溝を備えた端子抜き治具が挿入されるコネクタであって、第1平板部とこれに対向する第2平板部とを備えるハウジングと、前記第1平板部に設けられ、前記第2平板部に向けて突出する第1突起部と、前記第2平板部に設けられ、前記第1平板部に向けて突出する第2突起部と、を有し、前記第1突起部および前記第2突起部は、前記端子抜き治具が前記ハウジング内に挿入される際に、前記第1ガイド溝および前記第2ガイド溝に係合して前記端子抜き治具を案内し、前記基板ユニットが前記ハウジング内に挿入される際に、前記基板ユニットに押し当てられて前記基板ユニットを保持する。
本発明の端子抜き治具によれば、コネクタ側ガイドを、第1ガイド部、第3ガイド部、第2ガイド部の順にスライドさせ、保持機構に向かう解除ピンを治具本体の中心軸の周りに回転させる。これにより、端子金具の取り外し作業を簡単にすることができる。
本発明のコネクタによれば、第1突起部および第2突起部は、端子抜き治具がハウジング内に挿入される際に、第1ガイド溝および第2ガイド溝に係合して端子抜き治具を案内する。これにより、端子金具の取り外し作業を簡単にすることができる。
(a)および(b)は、本発明の一実施の形態であるコネクタと、これに接続される制御ユニットとを示す斜視図である。 図1(a)のA−A線に沿ってコネクタの内部構造を示す断面図である。 上側インナーハウジングおよびその近傍を示した拡大図である。 (a)〜(c)は、上側インナーハウジングから上側端子を取り外す際の手順を示した図である。 コネクタを挿入口側から簡単に示した図である。 (a)は端子抜き治具を示す正面図であり、(b)は端子抜き治具を示す左側面図であり、(c)は端子抜き治具を示す平面図である。 端子抜き治具に設けられる一対のガイド溝を示す展開図である。 (a)および(b)は、端子抜き治具を用いて上側端子を取り外す際の手順を示した図である。 (a)および(b)は、端子抜き治具を用いて上側端子を取り外す際の手順を示した図である。 端子抜き治具を用いて上側端子を取り外す際の手順を示した図である。 (a)〜(c)は、コネクタに対する端子抜き治具の挿入状況を簡単に示した図である。 (a)は図11(a)のA−A線に沿ってコネクタと端子抜き治具の位置関係を簡単に示した図であり、(b)は図11(b)のB−B線に沿ってコネクタと端子抜き治具の位置関係を簡単に示した図であり、(c)は図11(c)のC−C線に沿ってコネクタと端子抜き治具の位置関係を簡単に示した図である。 (a)は上側端子を取り外す際の端子抜き治具の挿入位置を示す図であり、(b)は下側端子を取り外す際の端子抜き治具の挿入位置を示す図である。 コネクタと制御ユニットとの接続状態を示す断面図である。 端子抜き治具に形成されるガイド溝の他の例を示す展開図である。 端子抜き治具に形成されるガイド溝の他の例を示す展開図である。 (a)および(b)は、本発明の他の実施の形態である端子抜き治具を示す図である。
[コネクタ]
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1(a)および(b)は、本発明の一実施の形態であるコネクタ10と、これに接続される制御ユニット(基板ユニット)11と、を示す斜視図である。図1(a)には、コネクタ10と制御ユニット11との分離状態が示されており、図1(b)には、コネクタ10と制御ユニット11との接続状態が示されている。
図1(a)および(b)に示すように、コネクタ10は、制御ユニット11が収容されるアウターハウジング(ハウジング)12を有している。コネクタ10には複数本のワイヤーハーネス13が接続されており、これらのワイヤーハーネス13は、図示しない他の制御ユニット11やセンサ等に接続されている。また、図示する制御ユニット11は、電子部品が実装された回路基板14を樹脂で封止した制御ユニット11であり、トランスファモールドコントロールユニットと呼ばれている。図1(a)に示すように、制御ユニット11の回路基板14は、その一部がモールド樹脂15から外部に露出する構造を有している。また、モールド樹脂15から露出する回路基板14には、後述する端子41,43に電気的に接続される導体部16が形成されている。なお、端子が接触する導体部16は、回路基板14の両面に形成されている。
図示するコネクタ10は、制御ユニット11から突出する回路基板14に接続されるカードエッジコネクタである。図1(a)に矢印αで示すように、コネクタ10に対して制御ユニット11を挿入することにより、制御ユニット11側の回路基板14とコネクタ10側のワイヤーハーネス13とが電気的に接続される。また、図1(a)に示すように、制御ユニット11には嵌合爪17が設けられており、コネクタ10には嵌合穴18が設けられている。図1(b)に示すように、制御ユニット11をコネクタ10に挿入することにより、嵌合穴18に嵌合爪17を嵌め込むことができ、コネクタ10と制御ユニット11との接続状態を保持することができる。なお、後述する図2等の各断面図において、嵌合爪17および嵌合穴18は省略されている。
図2は図1(a)のA−A線に沿ってコネクタ10の内部構造を示す断面図である。以下の説明においては、図2に示すように、コネクタ10の挿入口20側を便宜的に前側と表現し、コネクタ10のワイヤーハーネス13側を便宜的に後側と表現している。また、以下の説明においては、図2に示すように、コネクタ10の厚み方向の一方を便宜的に上側と表現し、コネクタ10の厚み方向の他方を便宜的に下側と表現している。
図2に示すように、コネクタ10のアウターハウジング12は、制御ユニット11が挿入される挿入口(開口部)20を備えたハウジング本体21を有している。ハウジング本体21は、上側平板部(第1平板部)22と、これに対向する下側平板部(第2平板部)23と、を有している。上側平板部22には、下側平板部23に向けて突出する複数の上側ガイド突起(コネクタ側ガイド,第1突起部)24が設けられており、これらの上側ガイド突起24によってガイド突起群25が構成されている。また、下側平板部23には、複数の下側ガイド突起(コネクタ側ガイド,第2突起部)26が設けられており、これらの下側ガイド突起26によってガイド突起群27が構成されている。アウターハウジング12内に設けられる上側および下側ガイド突起24,26は、後述する上側端子41および下側端子43よりも挿入口20側に位置している。
アウターハウジング12のハウジング本体21には、フロントシールホルダ30が前後に移動自在に収容されている。フロントシールホルダ30の前側の内周部にはシール溝31が形成されており、フロントシールホルダ30の後側の外周部にはシール溝32が形成されている。内周部のシール溝31には環状の内側シール33が設けられており、この内側シール33によってフロントシールホルダ30と制御ユニット11との隙間が密閉される。また、外周部のシール溝32には環状の外側シール34が設けられており、この外側シール34によってアウターハウジング12と制御ユニット11との隙間が密閉される。
アウターハウジング12は、ワイヤーハーネス13が案内される貫通口35を備えた端子保持部36を有している。この端子保持部36には、一対のインナーハウジング37,38からなる端子組立体39が保持されている。端子組立体39は、互いに対向する上側インナーハウジング37と下側インナーハウジング38とを備えている。上側インナーハウジング37には、ランス機構(保持機構)40によって複数の上側端子(端子金具)41が保持されている。また、下側インナーハウジング38には、ランス機構(保持機構)42によって複数の下側端子(端子金具)43が保持されている。なお、端子41,43に接続されるワイヤーハーネス13は、端子保持部36に組み込まれたリアシール44の貫通孔44aから外部に案内される。また、端子保持部36には、リアシール44を覆うリアシールホルダ45が取り付けられる。
アウターハウジング12に収容されるフロントシールホルダ30は、上側インナーハウジング37の外側傾斜面46に対向する内側傾斜面47と、下側インナーハウジング38の外側傾斜面48に対向する内側傾斜面49と、を備えている。各インナーハウジング37,38の外側傾斜面46,48、およびフロントシールホルダ30の内側傾斜面47,49は、制御ユニット11の挿入方向αに対して傾斜する傾斜面である。
このように、フロントシールホルダ30やインナーハウジング37,38には、傾斜面46〜49が形成されている。このため、アウターハウジング12に対して制御ユニット11が挿入され、制御ユニット11によってフロントシールホルダ30が押し込まれると、フロントシールホルダ30からインナーハウジング37,38に推力が向きを変えて伝達される。すなわち、フロントシールホルダ30を押し込むことでインナーハウジング37,38を互いに近づけることができるため、制御ユニット11を挿入する際には上側端子41と下側端子43との間隔を徐々に狭めることができる。これにより、コネクタ10に制御ユニット11が挿入されるコネクタ使用時においては、制御ユニット11の回路基板14に対して端子41,43の接点部50が過度に擦られることはなく、回路基板14と端子41,43とを良好に接続することができる。
なお、図示する例では、制御ユニット11を挿入する際に、上側端子41と下側端子43との間隔を徐々に狭める観点から、インナーハウジング37,38を別個に形成し、フロントシールホルダ30やインナーハウジング37,38に傾斜面46〜49を形成し、先端側を広げるように上側端子41と下側端子43とを互いに傾斜させて配置しているが、これに限られることはない。例えば、インナーハウジング37,38を一体に成型しても良く、フロントシールホルダ30やインナーハウジング37,38から傾斜面46〜49を削減しても良く、上側端子41と下側端子43とを互いに平行に配置しても良い。
[ランス機構]
インナーハウジング37,38には、個々の端子41,43に対応して複数のランス機構40,42が設けられている。図3は上側インナーハウジング37およびその近傍を示した拡大図である。なお、以下の説明では、上側インナーハウジング37のランス機構40やこれに保持される上側端子41の構造について説明するが、これらと同様の構造を有する下側インナーハウジング38のランス機構42やこれに保持される下側端子43についてはその説明を省略する。
図3に示すように、上側インナーハウジング37に設けられるランス機構40は、上側端子41の先端に係合する先端保持部51と、上側端子41の係合凹部41aに向けて伸びる係合アーム52と、を有している。係合アーム52は、上側インナーハウジング37から伸びるアーム部52aと、アーム部52aの先端に設けられて係合凹部41aに係合する係合突起52bと、アーム部52aの先端に設けられる解除突起52cと、を有している。このように、上側インナーハウジング37に取り付けられた上側端子41は、ランス機構40の先端保持部51および係合アーム52によって保持されている。
以下、上側インナーハウジング37から上側端子41を取り外す際の手順について説明する。図4(a)〜(c)は、上側インナーハウジング37から上側端子41を取り外す際の手順を示した図である。上側インナーハウジング37から上側端子41を取り外す際には、図4(a)に示すように、作業者によって上側インナーハウジング37のピン挿入孔53に解除ピン66が挿入される。このように、ピン挿入孔53に解除ピン66が挿入されると、図4(b)に示すように、解除ピン66の先端が係合アーム52の解除突起52cに接触し、解除ピン66によって係合アーム52が上方に押し上げられる。このように、解除ピン66によって係合アーム52が押し上げられると、係合アーム52の係合突起52bが上側端子41の係合凹部41aから外れた状態となる。そして、図4(c)に示すように、解除ピン66によって係合アーム52を押し上げたまま、作業者が上側端子41を矢印方向に引き抜くことにより、上側インナーハウジング37から上側端子41を取り外すことができる。
ここで、図5はコネクタ10を挿入口20側から簡単に示した図である。図2および図5に示すように、図示するコネクタ10はカードエッジコネクタであることから、アウターハウジング12の奥深くにインナーハウジング37,38が収容されている。また、インナーハウジング37,38には、個々のランス機構40,42に対応して複数のピン挿入孔53が形成されている。このように、アウターハウジング12の奥深くに多くのピン挿入孔53が設けられることから、所望のピン挿入孔53に解除ピン66を挿入することは困難であった。特に、図示するアウターハウジング12においては、ピン挿入孔53の近傍に内側シール33が迫り出すことから、作業者は内側シール33を避けるように解除ピン66を操作する必要があり、所望のピン挿入孔53に解除ピン66を挿入することがより困難であった。そこで、図示するコネクタ10から端子を抜き取る際には、簡単に内側シール33を避けつつ所望のピン挿入孔53に解除ピン66を挿入するため、本発明の一実施の形態である端子抜き治具60が用いられている。
[端子抜き治具]
続いて、本発明の一実施の形態である端子抜き治具60について説明する。図6(a)は端子抜き治具60を示す正面図であり、図6(b)は端子抜き治具60を示す左側面図であり、図6(c)は端子抜き治具60を示す平面図である。また、図7は端子抜き治具60に設けられる一対のガイド溝64,65を示す展開図である。
図6(a)〜(c)に示すように、端子抜き治具60は、軸方向に伸びる大径軸部61および小径軸部62からなる治具本体63と、治具本体63の大径軸部61の外周部61aに設けられる一対のガイド溝64,65と、治具本体63の小径軸部62の先端部62aに設けられる解除ピン66と、を有している。図6(a)〜(c)に示すように、端子抜き治具60の解除ピン66は、治具本体63の中心軸C1に平行に設けられている。つまり、端子抜き治具60の解除ピン66は、治具本体63の中心軸C1から外れた位置に設けられている。
図7に示すように、治具本体63の大径軸部61に設けられる第1ガイド溝(治具側ガイド,第1治具側ガイド)64と、治具本体63の大径軸部61に設けられる第2ガイド溝(治具側ガイド,第2治具側ガイド)65とは、治具本体63の周方向に互いに180°ずれている。また、各ガイド溝64,65は、治具本体63の先端側に設けられる直線溝部(第1ガイド部)71と、直線溝部71に対して治具本体63の周方向にずれる直線溝部(第2ガイド部)72と、直線溝部71,72を互いに接続する接続溝部(第3ガイド部)73と、によって構成されている。また、直線溝部71の中心線Cg1と直線溝部72の中心線Cg2とは、治具本体63の周方向に互いに90°離れている。つまり、直線溝部71と直線溝部72とは、治具本体63の周方向に互いに90°ずれている。また、図6(a)〜(c)に示すように、直線溝部71は治具本体63の中心軸C1に平行に設けられており、直線溝部72は治具本体63の中心軸C1に平行に設けられている。さらに、図6(a)の拡大部分に示すように、端子抜き治具60の解除ピン66は、治具本体63の中心軸C1と直線溝部72の中心線Cg2とを含む仮想平面P1上に配置されている。
[端子の取り外し手順]
図8〜図10は、端子抜き治具60を用いて上側端子41を取り外す際の手順を示した図である。以下、コネクタ10から上側端子41を取り外す際の手順について説明するが、下側端子43についても同様の手順によってコネクタ10から取り外すことが可能である。
コネクタ10から上側端子41を取り外す際には、図8(a)に示すように、アウターハウジング12の上側ガイド突起24に、端子抜き治具60に形成される第1ガイド溝64の直線溝部71を係合させ、アウターハウジング12の下側ガイド突起26に、端子抜き治具60に形成される第2ガイド溝65の直線溝部71を係合させる。このとき、端子抜き治具60に設けられる解除ピン66は、アウターハウジング12の高さ方向のほぼ中央に配置される。そして、端子抜き治具60を矢印A1方向に押し込むことにより、端子抜き治具60は直線溝部71に沿って移動するため、端子抜き治具60は、回転することなく解除ピン66の高さ位置を維持したまま、アウターハウジング12に挿入される。
図8(b)に示すように、上側ガイド突起24が第1ガイド溝64の接続溝部73に到達し、下側ガイド突起26が第2ガイド溝65の接続溝部73に到達すると、端子抜き治具60は矢印A2方向に回転を開始する。つまり、端子抜き治具60を矢印A1方向に押し込むことにより、端子抜き治具60は接続溝部73に沿って移動するため、端子抜き治具60は矢印A2方向に回転しながらアウターハウジング12に挿入される。そして、図9(a)に示すように、上側ガイド突起24が第1ガイド溝64の接続溝部73から直線溝部72に到達し、下側ガイド突起26が第2ガイド溝65の接続溝部73から直線溝部72に到達すると、端子抜き治具60は挿入開始から90°回転した状態になるため、解除ピン66は上側インナーハウジング37のピン挿入孔53に対向した状態になる。
次いで、図9(b)に示すように、端子抜き治具60を矢印A1方向に押し込むことにより、端子抜き治具60は直線溝部72に沿って移動するため、端子抜き治具60が回転することはなく解除ピン66は対向するピン挿入孔53に挿入される。このように、ピン挿入孔53に解除ピン66を挿入することにより、解除ピン66によってランス機構40の係合アーム52が押し上げられ、ランス機構40は解除状態に切り替えられる。そして、図10に示すように、解除ピン66によって係合アーム52を押し上げたまま、作業者が上側端子41を矢印A3方向に引き抜くことにより、上側端子41は上側インナーハウジング37つまりコネクタ10から取り外される。
[解除ピンの移動軌跡]
続いて、コネクタ10に挿入される解除ピン66の移動軌跡について簡単に説明する。図11(a)〜(c)は、コネクタ10に対する端子抜き治具60の挿入状況を簡単に示した図である。また、図12(a)は図11(a)のA−A線に沿ってコネクタ10と端子抜き治具60の位置関係を簡単に示した図であり、図12(b)は図11(b)のB−B線に沿ってコネクタ10と端子抜き治具60の位置関係を簡単に示した図であり、図12(c)は図11(c)のC−C線に沿ってコネクタ10と端子抜き治具60の位置関係を簡単に示した図である。
図11(a)および図12(a)に示すように、コネクタ10の上側ガイド突起24が端子抜き治具60の直線溝部71に係合し、コネクタ10の下側ガイド突起26が端子抜き治具60の直線溝部71に係合すると、端子抜き治具60の解除ピン66はコネクタ10の厚み方向の中央に配置される。つまり、端子抜き治具60の解除ピン66は、コネクタ10の内側シール33から最も離れた位置に配置される。なお、図示する例では、左から3番目のピン挿入孔53に解除ピン66を挿入するため、左から3番目の上側ガイド突起24および下側ガイド突起26に、端子抜き治具60のガイド溝64,65を係合させている。
図11(b)および図12(b)に示すように、コネクタ10の上側ガイド突起24が端子抜き治具60の接続溝部73に到達し、コネクタ10の下側ガイド突起26が端子抜き治具60の接続溝部73に到達すると、端子抜き治具60は矢印A2方向に回転しながら押し込まれる。つまり、端子抜き治具60の解除ピン66は、コネクタ10の厚み方向の中央から目標のピン挿入孔53に近づくように、端子抜き治具60の中心軸C1の周りに回転する。
図11(c)および図12(c)に示すように、コネクタ10の上側ガイド突起24が端子抜き治具60の直線溝部72に到達し、コネクタ10の下側ガイド突起26が端子抜き治具60の直線溝部72に到達すると、端子抜き治具60は挿入開始から90°回転した状態になるため、解除ピン66は上側インナーハウジング37のピン挿入孔53に対向する。そして、端子抜き治具60を更に押し込むことにより、端子抜き治具60は直線溝部72に沿って移動するため、端子抜き治具60の解除ピン66は対向するピン挿入孔53に挿入される。
これまで説明したように、端子抜き治具60の先端部からコネクタ10のアウターハウジング12に挿入することにより、コネクタ10の上側ガイド突起24および下側ガイド突起26を、直線溝部71、接続溝部73、直線溝部72の順にスライドさせ、端子抜き治具60の軸中心C1の周りに解除ピン66を回転させることができる。これにより、解除ピン66をコネクタ10の厚み方向の中央からランス機構40に向けて移動させることができ、解除ピン66を内側シール33に接触させることなくランス機構40に到達させることができる。しかも、端子抜き治具60は、第1および第2ガイド溝64,65に沿って移動することから、簡単に解除ピン66を目標のランス機構40に到達させることができる。これにより、簡単にランス機構40を解除することができるため、上側端子41の取り外し作業を簡単にすることができる。
前述の説明では、端子抜き治具60を用いて上側端子41を取り外しているが、これに限られることはなく、端子抜き治具60を用いて下側端子43を取り外すことも可能である。ここで、図13(a)は上側端子41を取り外す際の端子抜き治具60の挿入位置を示す図であり、図13(b)は下側端子43を取り外す際の端子抜き治具60の挿入位置を示す図である。なお、図13に示されるコネクタ10と端子抜き治具60の位置関係は、図11(a)および図12(a)に示される位置関係と同様の位置関係である。
図13(a)に示すように、コネクタ10の上側端子41を取り外すため、上側インナーハウジング37に形成される左から3番目のピン挿入孔53に解除ピン66を挿入する際には、左から3番目の上側ガイド突起24に第1ガイド溝64を係合させ、左から3番目の下側ガイド突起26に第2ガイド溝65を係合させる。これにより、端子抜き治具60を矢印α1方向に回転させることができ、上側インナーハウジング37のピン挿入孔53に向けて解除ピン66を矢印α2方向に旋回させることができる。
一方、図13(a)に示すように、コネクタ10の下側端子43を取り外すため、下側インナーハウジング38に形成される左から3番目のピン挿入孔53に解除ピン66を挿入する際には、左から3番目の上側ガイド突起24に第2ガイド溝65を係合させ、左から3番目の下側ガイド突起26に第1ガイド溝64を係合させる。これにより、端子抜き治具60を矢印β1方向に回転させることができ、下側インナーハウジング38のピン挿入孔53に向けて解除ピン66を矢印β2方向に旋回させることができる。
すなわち、コネクタ10においては、上側ガイド突起24と下側ガイド突起26とが互いに対向しており、端子抜き治具60においては、治具本体63の周方向に第1ガイド溝64と第2ガイド溝65との位相が互いに180°ずれている。このような構造を有することから、端子抜き治具60を上下に反転させて挿入することができ、1つの端子抜き治具60を上側端子41と下側端子43との双方に対応させることができる。これにより、端子抜き治具60の汎用性を高めることができるため、端子抜き治具60の低コスト化を達成することができる。
なお、図5、図12および図13に示すように、アウターハウジング12の幅方向の両側には、端子抜き治具60を収容するための空間Xが設けられている。これにより、アウターハウジング12の幅方向の端部に配置される上側端子41や下側端子43を取り外す場合には、アウターハウジング12の幅方向の端部に端子抜き治具60を挿入することができる。つまり、アウターハウジング12の幅方向の端部に設けられる上側ガイド突起24や下側ガイド突起26に対して端子抜き治具60を係合させることができ、端子抜き治具60を回転させながらアウターハウジング12に挿入することができる。
[制御ユニットの保持構造]
続いて、コネクタ10による制御ユニット11の保持構造について説明する。図14はコネクタ10と制御ユニット11との接続状態を示す断面図である。まず、図2に示すように、コネクタ10と制御ユニット11とを分離した状態において、上側ガイド突起24と下側ガイド突起26との間隔W1は、制御ユニット11の厚み寸法W2よりも小さく設計されている。これにより、図14に示すように、制御ユニット11がコネクタ10に挿入された場合には、上側および下側ガイド突起24,26を制御ユニット11に押し当てることができ、上側および下側ガイド突起24,26によって制御ユニット11を適切に保持することができる。
なお、図14の拡大部分Zで示すように、上側ガイド突起24や下側ガイド突起26の端部に傾斜面80を形成しても良い。このように、上側ガイド突起24や下側ガイド突起26に傾斜面を形成することにより、制御ユニット11にガイド突起24,26が押し当てられる構造であっても、コネクタ10に対して制御ユニット11をスムーズに挿入することができる。
[他の実施形態]
図15は端子抜き治具に形成されるガイド溝の他の例を示す展開図である。図7に示した例では、直線溝部71と直線溝部72とが、治具本体63の周方向に互いに90°ずれているが、これに限られることはない。例えば、直線溝部71と直線溝部72とが、90°よりも小さな角度で治具本体63の周方向にずれていても良い。
図15に示すように、治具本体63の大径軸部61には、第1ガイド溝(治具側ガイド,第1治具側ガイド)81と、第2ガイド溝(治具側ガイド,第2治具側ガイド)82と、が設けられている。また、各ガイド溝81,82は、治具本体63の先端側に設けられる直線溝部(第1ガイド部)83と、直線溝部83に対して治具本体63の周方向にずれる直線溝部(第2ガイド部)84と、直線溝部83,84を互いに接続する接続溝部(第3ガイド部)85と、によって構成されている。また、直線溝部83の中心線Cg1と直線溝部84の中心線Cg2とは、90°よりも小さな角度で治具本体63の周方向に離れている。つまり、直線溝部83と直線溝部84とは、90°よりも小さな角度で治具本体63の周方向にずれている。このように、第1および第2ガイド溝81,82を形成した場合であっても、前述した第1および第2ガイド溝64,65と同様に機能させることができる。なお、直線溝部83と直線溝部84とが、90°よりも大きな角度で治具本体63の周方向にずれていても良い。
また、図16は端子抜き治具に形成されるガイド溝の他の例を示す展開図である。図7に示した例では、直線溝部71や直線溝部72に対して接続溝部73が傾斜しているが、これに限られることはなく、直線溝部71や直線溝部72に対して接続溝部73を直角に接続しても良い。つまり、図7に示した例では、接続溝部73のリード角が0°よりも大きな所定角度に設定されているが、これに限られることはなく、接続溝部73のリード角を0°に設定しても良い。
図16に示すように、治具本体63の大径軸部61には、第1ガイド溝(治具側ガイド,第1治具側ガイド)91と、第2ガイド溝(治具側ガイド,第2治具側ガイド)92と、が設けられている。また、各ガイド溝91,92は、治具本体63の先端側に設けられる直線溝部(第1ガイド部)93と、直線溝部93に対して治具本体63の周方向にずれる直線溝部(第2ガイド部)94と、直線溝部93,94を互いに接続する接続溝部(第3ガイド部)95と、によって構成されている。また、ガイド溝91,92を構成する接続溝部95は、直線溝部93,94に対して直角に接続されている。このように、接続溝部95のリード角が0°に設定されるように、第1および第2ガイド溝91,92を形成した場合であっても、前述した第1および第2ガイド溝64,65と同様に機能させることができる。
図17(a)および(b)は、本発明の他の実施の形態である端子抜き治具100を示す図である。図17(a)には端子抜き治具100の左側面図が示されており、図17(b)には端子抜き治具100の背面図が示されている。なお、図17において図6に示した部位や部品と同様の部位や部品については、同一の符号を付してその説明を省略する。図6に示した例では、円柱形状の大径軸部61に対して第1および第2ガイド溝64,65を形成しているが、これに限られることはなく、円柱形状以外の大径軸部に対して第1および第2ガイド溝64,65を形成しても良い。図17(a)および(b)に示すように、治具本体101を構成する大径軸部102は、第1および第2ガイド溝64,65が形成される円柱部103と、円柱部103から基端側に伸びる板部104と、によって構成されている。このように、端子抜き治具100に対して、肉抜き加工を施すことにより、端子抜き治具100の重量を軽減することができる。
本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。前述の説明では、端子抜き治具60,100に対して2つのガイド溝64,65を形成しているが、これに限られることはなく、端子抜き治具60,100に対して1つのガイド溝を形成しても良い。また、前述の説明では、端子抜き治具60,100に設けられる治具側ガイドとして、溝であるガイド溝64,65を形成しているが、これに限られることはなく、治具側ガイドとして凸状のガイドレールを形成しても良い。この場合には、コネクタ10に設けられるコネクタ側ガイドとして、ガイドレールに係合する溝部が形成される。また、前述の説明では、保持機構であるランス機構40,42をインナーハウジング37,38に設けているが、これに限られることはなく、保持機構を上側端子41や下側端子43に設けても良い。
前述の説明では、各ガイド溝64,65,81,82,91,92を構成する第1ガイド部として、直線状に伸びる直線溝部71,83,93を例示しているが、これに限られることはなく、第1ガイド部として曲線状に伸びる溝部を採用しても良い。また、前述の説明では、各ガイド溝64,65,81,82,91,92を構成する第3ガイド部として、直線状に伸びる接続溝部73,85,95を例示しているが、これに限られることはなく、第3ガイド部として曲線状の溝部を採用しても良い。
図示する例では、治具本体63,101を大径軸部61,102と小径軸部62とによって構成しているが、これに限られることはなく、治具本体63,101を大径軸部61,102だけで構成しても良い。また、前述の説明では、端子抜き治具60,100を使用するコネクタ10として、カードエッジコネクタを例示しているが、これに限られることはなく、他の形式のコネクタに端子抜き治具60,100を使用しても良い。また、端子抜き治具60,100を使用するコネクタ10として、内側シール33を備えた防水型のコネクタを例示しているが、これに限られることはなく、内側シール33を持たないコネクタに端子抜き治具60,100を使用しても良い。
10 コネクタ
11 制御ユニット(基板ユニット)
12 アウターハウジング(ハウジング)
14 回路基板
20 挿入口(開口部)
22 上側平板部(第1平板部)
23 下側平板部(第2平板部)
24 上側ガイド突起(コネクタ側ガイド,第1突起部)
26 下側ガイド突起(コネクタ側ガイド,第2突起部)
40 ランス機構(保持機構)
41 上側端子(端子金具)
42 ランス機構(保持機構)
43 下側端子(端子金具)
60 端子抜き治具
63 治具本体
64 第1ガイド溝(治具側ガイド,第1治具側ガイド)
65 第2ガイド溝(治具側ガイド,第2治具側ガイド)
66 解除ピン
71 直線溝部(第1ガイド部)
72 直線溝部(第2ガイド部)
73 接続溝部(第3ガイド部)
81 第1ガイド溝(治具側ガイド,第1治具側ガイド)
82 第2ガイド溝(治具側ガイド,第2治具側ガイド)
83 直線溝部(第1ガイド部)
84 直線溝部(第2ガイド部)
85 接続溝部(第3ガイド部)
91 第1ガイド溝(治具側ガイド,第1治具側ガイド)
92 第2ガイド溝(治具側ガイド,第2治具側ガイド)
93 直線溝部(第1ガイド部)
94 直線溝部(第2ガイド部)
95 接続溝部(第3ガイド部)
100 端子抜き治具
101 治具本体
C1 中心軸
Cg2 中心線
P1 仮想平面

Claims (9)

  1. 開口部を備えるハウジングと、前記ハウジング内に保持機構によって保持される端子金具と、前記ハウジング内に設けられて前記端子金具よりも前記開口部側に位置するコネクタ側ガイドと、を有するコネクタに使用され、前記ハウジング内に挿入されて前記保持機構を解除する端子抜き治具であって、
    軸方向に伸びる治具本体と、
    前記治具本体の外周部に設けられる治具側ガイドと、
    前記治具本体の先端部に設けられ、前記治具本体の中心軸に平行である解除ピンと、
    を有し、
    前記治具側ガイドは、前記治具本体の先端側に設けられる第1ガイド部と、前記第1ガイド部に対して前記治具本体の周方向にずれる第2ガイド部と、前記第1ガイド部と前記第2ガイド部とを接続する第3ガイド部と、によって構成され、
    前記コネクタに使用して前記保持機構を解除する際には、前記治具本体を先端側から前記ハウジング内に挿入することにより、前記コネクタ側ガイドを、前記第1ガイド部、前記第3ガイド部、前記第2ガイド部の順にスライドさせ、前記保持機構に向かう前記解除ピンを前記治具本体の中心軸の周りに回転させる、
    端子抜き治具。
  2. 請求項1に記載の端子抜き治具において、
    前記第2ガイド部は、前記治具本体の中心軸に平行である、
    端子抜き治具。
  3. 請求項1または2に記載の端子抜き治具において、
    前記第1ガイド部は、前記治具本体の中心軸に平行である、
    端子抜き治具。
  4. 請求項1〜3のいずれか1つに記載の端子抜き治具において、
    前記第1ガイド部と前記第2ガイド部とは、前記治具本体の周方向に互いに90°ずれる、
    端子抜き治具。
  5. 請求項1〜4のいずれか1つに記載の端子抜き治具において、
    前記治具側ガイドは、第1治具側ガイドと第2治具側ガイドとによって構成され、
    前記第1治具側ガイドと前記第2治具側ガイドとは、前記治具本体の周方向に互いに180°ずれる、
    端子抜き治具。
  6. 請求項1〜5のいずれか1つに記載の端子抜き治具において、
    前記解除ピンは、前記治具本体の中心軸と前記第2ガイド部の中心線とを含む仮想平面上に配置される、
    端子抜き治具。
  7. 請求項1〜6のいずれか1つに記載の端子抜き治具において、
    前記治具側ガイドは、溝である、
    端子抜き治具。
  8. コネクタ使用時には回路基板を備えた基板ユニットが挿入され、端子金具を取り外す際には第1ガイド溝および第2ガイド溝を備えた端子抜き治具が挿入されるコネクタであって、
    第1平板部とこれに対向する第2平板部とを備えるハウジングと、
    前記第1平板部に設けられ、前記第2平板部に向けて突出する第1突起部と、
    前記第2平板部に設けられ、前記第1平板部に向けて突出する第2突起部と、
    を有し、
    前記第1突起部および前記第2突起部は、
    前記端子抜き治具が前記ハウジング内に挿入される際に、前記第1ガイド溝および前記第2ガイド溝に係合して前記端子抜き治具を案内し、
    前記基板ユニットが前記ハウジング内に挿入される際に、前記基板ユニットに押し当てられて前記基板ユニットを保持する、
    コネクタ。
  9. 請求項8に記載のコネクタにおいて、
    前記第1突起部と前記第2突起部とは、互いに対向する、
    コネクタ。
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