JP2018169911A - 通信信号処理装置、通信信号処理方法、および通信信号処理プログラム - Google Patents

通信信号処理装置、通信信号処理方法、および通信信号処理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】正しく通信信号を処理すること。
【解決手段】通信信号処理装置は、クロック信号を生成し、前記クロック信号の周波数に基づいて処理のタイミングを制御する制御部と、前記制御部によって制御された前記タイミングに応じて、外部の装置との通信信号の送受信を行う送受信部と、を備え、前記制御部は、前記送受信部により前記通信信号の送信または受信を行う場合に、前記周波数を固定の周波数にするモードである周波数固定モードに切り替える。
【選択図】図1

Description

本発明は、通信信号処理装置、通信信号処理方法、および通信信号処理プログラムに関する。
従来、マイクロコンピュータにおいて、クロック発振器が生成するクロック信号の周波数を変動させる技術がある。例えば、特許文献1に記載の周波数変調機能付きクロック生成回路は、特定周波数の放射ノイズ(例えば、クロックの高周波数化に伴って発生する発振回路からの放射ノイズなど)に起因する電磁波障害(例えば、周辺回路や電子部品の誤動作)を防止するため、PLL(Phase Locked Loop;位相同期)回路にスペクトラム拡散機能を設けてクロック信号の周波数を変動させ、クロック信号の周波数スペクトラムのピーク値を下げることにより、放射ノイズを低減させる。
特開2009−290733号公報
しかしながら、クロック信号の周波数を変動させる機能(以下、「周波数変動機能」という)を有するマイクロコンピュータによって外部の装置と通信を行う場合、この周波数変動機能によって処理のタイミングが変動することにより、当該マイクロコンピュータと当該外部の装置との間でデータの送受信タイミングの同期を図ることができない。これにより、マイクロコンピュータと外部の装置とが、互いに正しく通信信号を処理することができないという課題がある。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、正しく通信信号を処理することができる通信信号処理装置、通信信号処理方法、および通信信号処理プログラムを提供する。
本発明は上記の課題を解決するためになされたものであり、本発明の一態様としては、クロック信号を生成し、前記クロック信号の周波数に基づいて処理のタイミングを制御する制御部と、前記制御部によって制御された前記タイミングに応じて、外部の装置との通信信号の送受信を行う送受信部と、を備え、前記制御部は、前記送受信部により前記通信信号の送信または受信を行う場合に、前記周波数を固定の周波数にするモードである周波数固定モードに切り替えることを特徴とする通信信号処理装置である。
また、本発明の一態様としては、上記の通信信号処理装置であって、前記制御部は、前記通信信号の前記送信または前記受信が行われた後に、前記周波数を変動させる前記モードである周波数変動モードに切り替えることを特徴とする。
また、本発明の一態様としては、上記の通信信号処理装置であって、前記送受信部は、シリアル通信の通信プロトコルに従って、前記通信信号の前記送受信を行うことを特徴する。
また、本発明の一態様としては、コンピュータによる通信信号処理方法であって、制御部が、クロック信号を生成し、前記クロック信号の周波数に基づいて処理のタイミングを制御する第1制御ステップと、送受信部が、前記制御部によって制御された前記タイミングに応じて、外部の装置との通信信号の送受信を行う送受信ステップと、前記制御部が、前記送受信部により前記通信信号の送信または受信を行う場合に、前記周波数を固定の周波数にするモードである周波数固定モードに切り替える第2制御ステップと、を有することを特徴とする通信信号処理方法である。
また、本発明の一態様としては、コンピュータに、クロック信号を生成し、前記クロック信号の周波数に基づいて処理のタイミングを制御する第1制御ステップと、前記第1制御ステップによって制御された前記タイミングに応じて、外部の装置との通信信号の送受信を行う送受信ステップと、前記送受信ステップにより前記通信信号の送信または受信を行う場合に、前記周波数を固定の周波数にするモードである周波数固定モードに切り替える第2制御ステップと、を実行させるための通信信号処理プログラムである。
本発明によれば、正しく通信信号を処理することができる。
本発明の実施形態に係る通信信号処理装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る通信信号処理装置のCPUの機能構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る通信信号処理装置における周波数固定モードと周波数変動モードとの違いを示す概略図である。 本発明の実施形態に係る通信信号処理装置により周波数固定モードで通信信号処理を行う場合について説明するための概略図である。 本発明の実施形態に係る通信信号処理装置により周波数変動モードで通信信号処理を行う場合について説明するための概略図である。 本発明の実施形態に係る通信信号処理装置の動作の一例を示すシーケンス図である。
<実施形態>
以下、本発明の実施形態について説明する。
本発明の実施形態に係る通信信号処理装置1は、クロック信号を生成し、クロック信号の周波数に基づいて各種の処理のタイミングを制御するCPU10(制御部)と、当該CPU10によって生成されたクロック信号の周波数に基づく、当該CPU10によって制御されたタイミングに応じて、外部の装置(外部装置2)との通信信号の送受信を行うI/O14(送受信部)と、を備えている。
通信信号処理装置1は、例えば、特定周波数の放射ノイズ(例えば、クロックの高周波数化に伴って発生する発振回路からの放射ノイズなど)に起因する誤動作を防止するため、生成するクロック信号の周波数を時間とともに変動させる周波数変動機能を備えている。通信信号処理装置1は、通常時は、生成するクロック信号の周波数を時間とともに変動させるモードである周波数変動モードで動作する。しかしながら、通信信号処理装置1が、外部装置2と通信を行う場合には、周波数が変動すると、当該外部装置2側では周波数の変動を認識することができない。そのため、通信信号処理装置1と外部装置2は、互いに周波数の同期をとることができず、正しく通信信号処理を行うことができない。
そのため、通信信号処理装置1は、送受信部により通信信号の送信または受信を行う場合に、クロック発振器(図示せず)によって生成されるクロック信号の周波数を固定の周波数にするモードである周波数固定モードに切り替える。また、通信信号処理装置1は、送受信部により通信信号の送信または受信を行った後に、クロック発振器(図示せず)によって生成されるクロック信号の周波数を変動させるモードである周波数変動モードに切り替える(戻す)。
[通信信号処理装置のハードウェア構成]
以下、通信信号処理装置1のハードウェア構成について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る通信信号処理装置1のハードウェア構成を示すブロック図である。
図示するように、通信信号処理装置1は、CPU(Central Processing Unit;中央演算処理装置)10と、ROM(Read Only Memory;読み出し専用メモリ)11と、RAM(Random Access read/write Memory;読み書き可能なメモリ)12と、不揮発性メモリ13と、I/O(Input/Output;入出力部)14と、各種の入出力インターフェースを含んで構成される。
上記、各種の入出力インターフェースには、GPIO(General Purpose Input/Output;汎用入出力)端子15aと、GPIO端子15bと、SPI(Serial Peripheral Interface;シリアルペリフェラルインターフェース)バス16と、IC(Inter−Integrated Circuit;アイ・スクエアド・シー)バス17と、が含まれる。
CPU10(制御部)は、通信信号処理装置1全体を制御する制御部として機能する。CPU10は、ROM11や不揮発性メモリ13に記憶されている制御プログラムや制御データに基づいて、各種の処理を実行する。
またCPU10(制御部)は、クロック発振器(図示せず)を備え、当該クロック発振器が有する振動子の固有振動数に応じた周波数で変化する発信信号を出力することにより、通信信号処理装置1が備える各機能ブロックにおける処理を、当該発信信号の出力タイミングに合わせて制御する。
ROM11は、予め制御用のプログラムや制御データなどを記憶する、読み出し専用の不揮発性のメモリである。ROM11は、製造段階において制御プログラムや制御データなどを記憶した状態で通信信号処理装置1内に組み込まれる。すなわち、ROM11に記憶される制御プログラムや制御データは、予め通信信号処理装置1の仕様に応じて組み込まれる。
なお、ROM11の代わりに、他の不揮発性のメモリ(例えば、フラッシュメモリ等)が用いられても構わない。
RAM12は、ワーキングメモリとして機能する、データの書き込み及び書き換えが可能な揮発性のメモリである。RAM12は、CPU10において処理中のデータなどを一時的に格納する。
不揮発性メモリ13は、データの書き込み及び書き換えが可能な不揮発性のメモリである。不揮発性メモリ13は、例えば、通信信号処理装置1における各種の処理の制御用のプログラム、制御データ、アプリケーション、アプリケーションに用いられるデータなどを記憶することができる。
不揮発性メモリ13は、例えば、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory;イーイーピーロム)、またはフラッシュメモリ等によって構成される。
I/O14(送受信部)は、UART通信プロトコルに従って通信信号の送受信を行う。
例えば、I/O14(送受信部)は、ソフトウェアによって仮想的にUART(Universal Asynchronous Receiver Transmitter;ユーアート)モジュールを実装することにより、GPIO端子15aおよびGPIO端子15bを介して外部装置2とUART通信によるデータの送受信を行う。または、例えば、I/O14(送受信部)は、SPIモジュールによりSPIバス16を介して外部装置2とSPI通信によるデータの送受信を行う。または、例えば、I/O14(送受信部)は、ICモジュールによりICバス17を介して外部装置2とIC通信によるデータの送受信を行う。
なお、以下の本実施形態の説明においては、I/O14(送受信部)は、GPIO端子15aおよびGPIO端子15bを介して外部装置2とUART通信によるデータの送受信を行う場合を例として説明する。
また、I/O14(送受信部)は、CPU10(制御部)が備えるクロック発振器(図示せず)から出力される、振動子の固有振動数に応じた周波数で変化する発信信号の出力タイミングに合わせて、送受信される通信信号に対する信号処理を行う。
GPIO端子15aおよびGPIO端子15bは、ソフトウェアで任意に入出力を制御することができる端子である。本実施形態においては、GPIO端子15aおよびGPIO端子15bは、通信信号処理装置1と外部装置2との間を接続し、I/O14による制御のもとで、UART通信による外部装置2とのデータの送受信を行うための通信インターフェースである。
SPIバス16は、SPI規格に従って通信信号処理装置1と外部装置2との間を接続し、シリアル通信を行うシリアルバスである。
Cバス17は、IC規格に従って通信信号処理装置1と外部装置2との間を接続し、シリアル通信を行うシリアルバスである。
[CPU10(制御部)の機能構成]
以下、CPU10(制御部)の機能構成について、図面を参照しながら説明する。
図2は、本発明の実施形態に係る通信信号処理装置1のCPU10の機能構成を示すブロック図である。図示するように、CPU10は、ファームウェア制御部101と、メモリ制御部102と、通信制御部103と、を含んで構成される。
なお、CPU10(制御部)は、クロック発振器(図示せず)を備え、当該クロック発振器が有する振動子の固有振動数に応じた周波数で変化する発信信号を出力することにより、通信信号処理装置1が備える各機能ブロックにおける処理を、当該発信信号の出力タイミングに合わせて制御する。
ファームウェア制御部101は、通信信号処理装置1を動作させる各種のファームウェアを制御する。例えば、ファームウェア制御部101は、仮想的に実装されたUARTモジュールを制御して、GPIO端子15aおよびGPIO端子15bをUART通信の通信インターフェースとして機能させる。
メモリ制御部102は、通信信号処理装置1における各種の処理において用いられるメモリの読み出し処理および書き込み処理(すなわち、ROM11、RAM12、および不揮発性メモリ13の読み出し処理と、RAM12、および不揮発性メモリ13の書き込み処理と)を制御する。例えば、メモリ制御部102は、外部装置2から受信したデータを、周波数変動モードから周波数固定モードへの切り替えが行われるまで、一時的に不揮発性メモリ13に記憶させたり、外部装置2へ送信するデータを、一時的に送信バッファ(不揮発性メモリ13)に記憶させたりする。
通信制御部103は、I/O14(送受信部)によって行われる通信を制御する。
例えば、通信制御部103は、I/O14(送受信部)により通信信号の送信または受信を行う場合に、クロック発振器(図示せず)によって生成されるクロック信号の周波数を固定の周波数にするモードである周波数固定モードに切り替える。また、例えば、通信制御部103は、I/O14(送受信部)により通信信号の送信または受信が行われた後に、クロック発振器(図示せず)によって生成されるクロック信号の周波数を変動させるモードである周波数変動モードに切り替える。
[周波数固定モードと周波数変動モードとの違い]
以下、周波数固定モードと周波数変動モードとの違いについて、図面を参照しながら説明する。
図3は、本発明の実施形態に係る通信信号処理装置1における周波数固定モードと周波数変動モードとの違いを示す概略図である。
図3の上段に図示するように、周波数固定モードにおいては、クロック信号は一定の間隔で生成される(すなわち、クロック信号(パルス)の状態が、Lowの状態とHighの状態とに、一定間隔で繰り返し交互に切り替わる)。一方、図3の下段に図示するように、周波数変動モードでは、クロック信号の状態が、Lowの状態である期間の長さとHighの状態である期間の長さとが時間とともに変動する。
[周波数固定モードで通信信号処理を行う場合]
以下、通信信号処理装置1が、周波数固定モードで通信信号処理を行った場合について、図面を参照しながら説明する。
図4は、本発明の実施形態に係る通信信号処理装置1により周波数固定モードで通信信号処理を行う場合について説明するための概略図である。
図4の上段に図示するように、周波数固定モードでは、クロック信号は一定の間隔で生成される(すなわち、パルス信号の状態が、Lowの状態とHighの状態とに、一定間隔で繰り返し交互に切り替わる)。一方、図4の下段は、周波数固定モードで生成されたクロック信号のタイミングに合わせてUART通信が行われる場合について示したものである。
周波数固定モードでは、一定間隔ごとに生成されるクロック信号のタイミングに合わせて、一定間隔ごとに通信の制御が行われるため、通信信号処理装置1から送信されるデータも一定間隔ごとに電気信号として送信される。これにより、外部装置2は、あらかじめ設定された通信速度に則って、一定間隔ごとにデータを読み取ることができるため、受信した通信信号を正しく認識することができる。
なお、外部装置2から通信信号処理装置1へデータが送信される場合についても同様に、通信信号処理装置1は、受信した通信信号を正しく認識することができる。
しかしながら、周波数固定モードでは、一定の周波数でクロック信号が生成されることにより、特定周波数の放射ノイズ(例えば、クロックの高周波数化に伴って発生する発振回路からの放射ノイズなど)の影響を受けやすく、電磁波障害(例えば、周辺回路や電子部品の誤動作)を起こしやすいという課題がある。
[周波数変動モードで通信信号処理を行う場合]
以下、通信信号処理装置1が、周波数変動モードで通信信号処理を行った場合について、図面を参照しながら説明する。
図5は、本発明の実施形態に係る通信信号処理装置1により周波数変動モードで通信信号処理を行う場合について説明するための概略図である。
図5の上段に図示するように、周波数変動モードでは、クロック信号の状態がLowの状態である期間の長さとHighの状態である期間の長さとが時間とともに変動する。一方、図5の下段は、周波数変動モードで生成されたクロック信号のタイミングに合わせてUART通信が行われる場合について示したものである。
周波数変動モードでは、クロック信号が生成されるタイミングが時間とともに変動するため、それに伴って通信の制御のタイミングも時間とともに変動し、これにより、通信信号処理装置1から送信されるデータの送信タイミングも時間とともに変動する。外部装置2は、時間とともに変動するデータの送信タイミングを認識することができないため、受信した通信信号を正しく認識することができない。なお、外部装置2から通信信号処理装置1へデータが送信される場合についても同様に、通信信号処理装置1は、受信した通信信号を正しく認識することができない。
このように、通信信号処理装置1が周波数変動モードで動作している時に外部装置2との通信信号処理が行われた場合、送信側と受信側との間で異なるデータのやり取りが行われてしまうことになる。
[通信信号処理装置の動作]
以下、通信信号処理装置の動作について、図面を参照しながら説明する。
図6は、本発明の実施形態に係る通信信号処理装置1の動作の一例を示すシーケンス図である。図6に示す通信信号処理装置1の動作例は、通信信号処理装置1が、外部装置2から送信されたデータを受信し、受信したデータに沿って特定の処理を実行して、外部装置2へ応答するための送信用データを生成して、生成したデータを外部装置2へ送信する場合について例示したものである。
以下、図6のシーケンス図が示す処理について、順を追って説明する。
まず、外部装置2は、通信信号処理装置1へデータの送信が開始される。送信されたデータは、通信信号処理装置1のGPIO端子15aを介して、I/O14(送受信部)へ伝達される(S001)。通信制御部103は、I/O14(送受信部)におけるデータの受信を検知し、当該データの受信を検知したことをCPU10(制御部)へ伝達する(S002)。
CPU10(制御部)は、外部装置2からのデータの受信が検知されたことを認識すると、クロック信号の生成モードを周波数変動モードから周波数固定モードへ切り替える(S003)。そして、CPU10(制御部)は、通信制御部103へ、受信処理を許可することを示す受信命令を伝達する(S004)。
通信制御部103は、受信命令を受け取ると、上記のS001において外部装置2から送信されたデータの受信処理を実行する(S005)。受信処理が完了すると、通信制御部103は、CPU10(制御部)へ、受信完了したことを通知する(S006)。
CPU10(制御部)は、受信完了したことが伝達されると、クロック信号の生成モードを周波数固定モードから周波数変動モードへ切り替える(S007)。そして、CPU10(制御部)は、通信制御部103へ、受信データの引き渡しを要求することを示す受信データ引渡し命令を伝達する(S008)。
通信制御部103は、受信データ引渡し命令を受け取ると、上記のS005において受信処理した受信データを、CPU10(制御部)へ引き渡す(S009)。
CPU10(制御部)は、受信データが引き渡されると、受信データに沿って処理を実行し、外部装置2へ応答するための送信用データを生成する(S010)。そして、CPU10(制御部)は、クロック信号の生成モードを周波数変動モードから周波数固定モードへ切り替える(S011)。CPU10(制御部)は、生成した送信データを通信制御部103へ伝達し、通信制御部103に送信データのセットを要求する(S012)。
通信制御部103は、送信データおよび送信データのセット要求を受け取ると、送信バッファに送信データをセットする(S013)。そして、通信制御部103は、I/O14(送受信部)に、GPIO端子15bを介して外部装置へデータを送信させる(S014)。
データの送信が完了すると、通信制御部103は、CPU10(制御部)へ、送信完了したことを通知する(S015)。
CPU10(制御部)は、送信完了したことが伝達されると、クロック信号の生成モードを周波数固定モードから周波数変動モードへ切り替える(S016)。
このように、通信信号処理装置1は、外部装置2から送信されたデータの受信処理、および外部装置2へ送信するデータの送信処理を行う間は、クロック信号の生成モードを、周波数変動モードから周波数固定モードへ切り替える。
以上、説明したように、本発明の実施形態に係る通信信号処理装置1は、クロック信号を生成し、クロック信号の周波数に基づいて各種の処理のタイミングを制御するCPU10(制御部)と、当該CPU10によって生成されたクロック信号の周波数に基づく、当該CPU10によって制御されたタイミングに応じて、外部の装置(外部装置2)との通信信号の送受信を行うI/O14(送受信部)と、を備えている。
通信信号処理装置1は、例えば、特定周波数の放射ノイズ(例えば、クロックの高周波数化に伴って発生する発振回路からの放射ノイズなど)に起因する誤動作を防止するため、通常時は、生成するクロック信号の周波数を時間とともに変動させるモードである周波数変動モードで動作する。しかしながら、通信信号処理装置1が、外部装置2と通信を行う場合には、周波数が変動すると、当該外部装置2側では周波数の変動を認識することができない。そのため、通信信号処理装置1と外部装置2は、互いに周波数の同期をとることができず、正しく通信を行うことができない。
そのため、通信信号処理装置1は、送受信部により通信信号の送信または受信を行う場合に、クロック発振器(図示せず)によって生成されるクロック信号の周波数を固定の周波数にするモードである周波数固定モードに切り替える。また、通信信号処理装置1は、送受信部により通信信号の送信または受信を行った後に、クロック発振器(図示せず)によって生成されるクロック信号の周波数を変動させるモードである周波数変動モードに切り替える(戻す)。
これにより、本発明の実施形態に係る通信信号処理装置1は、正しく通信信号を処理することができる。
以上、この発明の実施形態について詳しく説明をしてきたが、具体的な構成は上述のものに限られることはなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲内において様々な設計変更などをすることが可能である。
なお、上述した実施形態においては、通信信号処理装置1は、ソフトウェアによって通信信号を処理する場合について説明したが、これに限られるものではなく、ハードウェアによって通信信号を処理する(例えば、ハードウェアのタイマーによって信号を受信するタイミングを決める、あるいは、ハードウェアによって周波数変動モードと固定モードを切り替える)ようにしてもよい。
なお、上述した実施形態における通信信号処理装置1の一部または全部をコンピュータで実現するようにしてもよい。その場合、この制御機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによって実現してもよい。
なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、通信信号処理装置1に内蔵されたコンピュータシステムであって、OSや周辺機器などのハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROMなどの可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスクなどの記憶装置のことをいう。
さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネットなどのネットワークや電話回線などの通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信回線のように、短時間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含んでもよい。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよい。
また、上述した実施形態における通信信号処理装置1を、LSI(Large Scale Integration)などの集積回路として実現してもよい。通信信号処理装置1の各機能ブロックは個別にプロセッサ化してもよいし、一部、または全部を集積してプロセッサ化してもよい。また、集積回路化の手法はLSIに限らず専用回路、または汎用プロセッサで実現してもよい。また、半導体技術の進歩によりLSIに代替する集積回路化の技術が出現した場合、当該技術による集積回路を用いてもよい。
1・・・通信信号処理装置、2・・・外部装置、10・・・CPU(制御部)、11・・・ROM、12・・・RAM、13・・・不揮発性メモリ、14・・・I/O(送受信部)、15(15a、15b)・・・GPIO端子、16・・・SPIバス、17・・・ICバス、101・・・ファームウェア制御部、102・・・メモリ制御部、103・・・通信制御部

Claims (5)

  1. クロック信号を生成し、前記クロック信号の周波数に基づいて処理のタイミングを制御する制御部と、
    前記制御部によって制御された前記タイミングに応じて、外部の装置との通信信号の送受信を行う送受信部と、
    を備え、
    前記制御部は、前記送受信部により前記通信信号の送信または受信を行う場合に、前記周波数を固定の周波数にするモードである周波数固定モードに切り替える
    ことを特徴とする通信信号処理装置。
  2. 前記制御部は、前記通信信号の前記送信または前記受信が行われた後に、前記周波数を変動させる前記モードである周波数変動モードに切り替える
    ことを特徴とする請求項1に記載の通信信号処理装置。
  3. 前記送受信部は、シリアル通信の通信プロトコルに従って、前記通信信号の前記送受信を行う
    ことを特徴とする請求項1に記載の通信信号処理装置。
  4. コンピュータによる通信信号処理方法であって、
    制御部が、クロック信号を生成し、前記クロック信号の周波数に基づいて処理のタイミングを制御する第1制御ステップと、
    送受信部が、前記制御部によって制御された前記タイミングに応じて、外部の装置との通信信号の送受信を行う送受信ステップと、
    前記制御部が、前記送受信部により前記通信信号の送信または受信を行う場合に、前記周波数を固定の周波数にするモードである周波数固定モードに切り替える第2制御ステップと、
    を有することを特徴とする通信信号処理方法。
  5. コンピュータに、
    クロック信号を生成し、前記クロック信号の周波数に基づいて処理のタイミングを制御する第1制御ステップと、
    前記第1制御ステップによって制御された前記タイミングに応じて、外部の装置との通信信号の送受信を行う送受信ステップと、
    前記送受信ステップにより前記通信信号の送信または受信を行う場合に、前記周波数を固定の周波数にするモードである周波数固定モードに切り替える第2制御ステップと、
    を実行させるための通信信号処理プログラム。
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