JP2018169726A - アンケート収集システムおよびアンケート収集方法 - Google Patents

アンケート収集システムおよびアンケート収集方法 Download PDF

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Abstract

【課題】アンケートの開始からアンケート収集までに要する作業を削減することが可能なアンケート収集システムを提供する。【解決手段】エンドユーザが使用する通信端末10は、アンケート収集に必要な情報を定義したファイルをフォーマット化して登録しているアンケートデータサーバ40にアクセスして取得したアンケートリスト定義ファイル41に登録されている全てのアンケート項目をエンドユーザに提示することにより、選択されたいずれかのアンケート項目に関するアンケート内容を含むアンケート内容定義ファイル42をアンケートデータサーバ40からさらに取得して、エンドユーザに該アンケート内容を提示することにより、該アンケート内容に対する回答が得られた際に、直ちに、該回答を含むアンケート結果を、取得したアンケート内容定義ファイル42に含まれているアンケート結果送付先に指定されているアンケート結果受信サーバ50に対して送信する。【選択図】 図1

Description

本発明は、アンケート収集システムおよびアンケート収集方法に関し、特に、インターネット網を利用したアンケート調査を実施するアンケート収集システムおよびアンケート収集方法に関する。
企業が新商品を開発する際に、他企業の商品との差別化を図るということは重要であるが、実際に商品に触れるエンドユーザの意見を収集するという市場のマーケティング調査を実施することも重要な要素の一つである。新商品に新機能として取り入れた機能であっても、エンドユーザに「使うシーンが無い」、「別に無くても良い機能」と判断されてしまえば、無駄な開発となってしまう。エンドユーザの意見を入手する場合、一般的には、アンケートによる意見収集が行われる。新商品の開発前にエンドユーザに対してアンケートを実施し、エンドユーザのアンケート結果から意見の多かった機能を次の新商品に取り入れることができれば、有益な機能となり、開発が無駄となることも大幅に低減することができる。
アンケートの収集方法として、今までは、街頭に出てエンドユーザに直接アンケートを実施してアンケートの回答を得る手法や、ダイレクトメールをエンドユーザに配信して意見を入手する手法などが実施されてきた。しかし、これらのアンケート収集方法は、アンケートを回収する企業側にとって負担が大きく、なかなか着手することが困難となっているという現状があり、また、それと同時に、アンケート作成作業上の課題にもなっていた。
このため、インターネット網を利用して、アンケート調査を行う技術が提案されるようになってきている。例えば、特許文献1の特開2002−099671号公報「アンケート方法およびアンケートサーバ」においては、アンケート対象のユーザの個人情報を商品モニタ用ユーザとしてアンケートサーバにあらかじめ登録しておき、アンケート内容、アンケート打ち切り条件、アンケート対象者の選定条件等に基づいて、選定した対象者に対して、アンケートを実施するような仕組みを提案している。しかし、該特許文献1においては、アンケート対象者を事前にアンケートサーバに登録しておくことが必要であり、アンケート対象となるエンドユーザの母集団が少ない集団に限られてしまうという問題が残ってしまう。
また、特許文献2の特許第3752936号公報「アンケートシステム」においては、アンケートを実施しようとする企業にアンケートデータ入力装置やアンケートデータ格納装置やアンケート配布・収集装置やアンケート回答格納装置等をインターネット網に接続して備えることにより、アンケート用紙作成からアンケート分析結果報告までの全てのアンケート作業を自動化し、アンケート実施の期間短縮を図ろうとしている。しかし、該特許文献2においては、各企業が前述のような各種の装置を保有していることが前提となっていて、自社内で閉じたアンケートの実施となっているという問題がある。また、アンケート結果は、アンケート回答格納装置にアクセスして初めて収集することができる仕組みであり、リアルタイム性が低くなってしまうといった問題もある。
特開2002−099671号公報 特許第3752936号公報
以上のように、前記特許文献1や前記特許文献2等の本発明に関連する現状の技術においては、企業が、アンケートを開始するまでのプロセスに様々な作業が発生するため、アンケート結果を入手するまでの敷居が高いし、かつ、実施したアンケート結果をリアルタイムに収集することができないという問題がある。さらには、自前のデータサーバを持たないような企業の場合は、インターネット網を利用したアンケート調査を行うことができないため、アンケート収集方法が限定されてしまい、敷居がさらに高くなっているという問題がある。
一方、アンケート結果を回収する企業にとっては、正確なアンケート結果さえできるだけ早くリアルタイムに入手することができれば良いのであって、アンケート結果の入手に至るまでの収集プロセスについては、当該企業独自のプロセスである必要性は少なく、また、アンケート結果を収集するまでのプロセスそのものについては他の企業と共通化して、アンケート収集作業の負担を軽減することができることが好ましいものと想定される。
(本発明の目的)
本発明は、以上のような事情に鑑みてなされたものであり、アンケートの開始からアンケート収集までに要する作業を大幅に削減することが可能なアンケート収集システムおよびアンケート収集方法を提供することを、その目的としている。
前述の課題を解決するため、本発明によるアンケート収集システムおよびアンケート収集方法は、主に、次のような特徴的な構成を採用している。
(1)本発明によるアンケート収集システムは、
アンケートの対象となるエンドユーザが使用する通信端末からのアンケート回答結果を、インターネット網を介して収集するアンケート収集システムであって、
アンケート実施に必要な情報を定義したファイルをあらかじフォーマット化して、アンケート対象とする全てのアンケート項目を含むアンケートリスト定義ファイル、ならびに該アンケート項目それぞれに関するアンケート内容およびアンケート結果送付先またはアンケート結果格納先を含むアンケート内容定義ファイルを保有するアンケートデータサーバと、
前記通信端末からのアンケート結果を求める企業専用のサーバであって、前記アンケート結果送付先として指定することができるアンケート結果受信サーバとを
前記インターネット網に接続した状態で備え、
前記通信端末からのアンケート項目の取得要求があった際に、前記アンケートデータサーバは、保有している全てのアンケート項目を含む前記アンケートリスト定義ファイルを、要求元の前記通信端末に対して送信して、アンケート一覧として前記通信端末に画面表示させてエンドユーザに提示し、
前記通信端末において、前記アンケート一覧として画面表示された全てのアンケート項目のうちいずれかのアンケート項目を選択して、選択した該アンケート項目に関するアンケート内容の取得要求を前記アンケートデータサーバに対して送信することにより、選択した前記アンケート項目に関する前記アンケート内容定義ファイルを、前記アンケートデータサーバから要求元の前記通信端末に対して送信して、前記アンケート内容定義ファイルに含まれているアンケート内容をアンケート内容画面として前記通信端末に画面表示させてエンドユーザに提示し、
前記通信端末において、前記アンケート内容画面として画面表示された前記アンケート内容に対する回答を設定した際に、該回答を含むアンケート結果を、前記通信端末から前記アンケート結果送付先が示す前記アンケート結果受信サーバに対して送信するか、または、前記通信端末から前記アンケートデータサーバに対して送信して前記アンケート結果格納先が示す前記アンケートデータサーバ内のアンケート結果格納部に格納する
ことを特徴とする。
(2)本発明によるアンケート収集方法は、
アンケートの対象となるエンドユーザが使用する通信端末からのアンケート回答結果を、インターネット網を介して収集するアンケート収集方法であって、
アンケート実施に必要な情報を定義したファイルをあらかじフォーマット化して、アンケート対象とする全てのアンケート項目を含むアンケートリスト定義ファイル、ならびに該アンケート項目それぞれに関するアンケート内容およびアンケート結果送付先またはアンケート結果格納先を含むアンケート内容定義ファイルを保有するアンケートデータサーバと、
前記通信端末からのアンケート結果を求める企業専用のサーバであって、前記アンケート結果送付先として指定することができるアンケート結果受信サーバとを
前記インターネット網に接続した状態で備え、
前記通信端末からのアンケート項目の取得要求があった際に、前記アンケートデータサーバは、保有している全てのアンケート項目を含む前記アンケートリスト定義ファイルを、要求元の前記通信端末に対して送信して、アンケート一覧として前記通信端末に画面表示させてエンドユーザに提示し、
前記通信端末において、前記アンケート一覧として画面表示された全てのアンケート項目のうちいずれかのアンケート項目を選択して、選択した該アンケート項目に関するアンケート内容の取得要求を前記アンケートデータサーバに対して送信することにより、選択した前記アンケート項目に関する前記アンケート内容定義ファイルを、前記アンケートデータサーバから要求元の前記通信端末に対して送信して、前記アンケート内容定義ファイルに含まれているアンケート内容をアンケート内容画面として前記通信端末に画面表示させてエンドユーザに提示し、
前記通信端末において、前記アンケート内容画面として画面表示された前記アンケート内容に対する回答を設定した際に、該回答を含むアンケート結果を、前記通信端末から前記アンケート結果送付先が示す前記アンケート結果受信サーバに対して送信するか、または、前記通信端末から前記アンケートデータサーバに対して送信して前記アンケート結果格納先が示す前記アンケートデータサーバ内のアンケート結果格納部に格納する
ことを特徴とする。
本発明のアンケート収集システムおよびアンケート収集方法によれば、以下のような効果を奏することができる。
第1の効果は、アンケート結果を求める企業は、アンケートの開始からアンケート収集に至るまでに要する作業を大幅に削減することができることである。その理由は、アンケート作成に必要な情報をフォーマット化してアンケートリスト定義ファイルとアンケート内容定義ファイルとしてアンケートデータサーバにあらかじめ用意しているので、アンケート結果を求める企業は、アンケートに必要な最低限の情報のみをアンケートデータサーバに送信するだけで、フォーマット化したアンケートリスト定義ファイルとアンケート内容定義ファイルとに設定することができ、アンケート結果を取得することができる仕組みを実現していることにある。而して、街頭アンケートやダイレクトメール送付といったようなアンケート結果の入手までの収集プロセスを全く不要としている。
第2の効果は、アンケート結果を求める企業は、リアルタイムにアンケート結果を入手することが可能となっていることである。その理由は、アンケートデータサーバのアンケート内容定義ファイルのフォーマットとして、アンケート結果が得られる都度、直ちに、アンケート結果をアンケート結果送付先に対して送信することができるように設定することが可能であり、かつ、該アンケート結果送付先として、アンケート結果を求める企業が運営しているアンケート結果受信サーバを指定することを可能にしているので、該アンケート結果受信サーバにおいてアンケート結果をリアルタイムに取得することができることにある。
第3の効果は、アンケート結果を求める企業は、アンケート内容の変更を行うことが容易に可能になっていることである。その理由は、アンケートデータサーバに用意されているアンケートリスト定義ファイルやアンケート内容定義ファイルに設定した内容を変更するだけで、エンドユーザが使用する通信端末に対して問い合わせるアンケート内容を任意の内容に変更することができることにある。
本発明に係るアンケート収集システムのシステム構成の一例を示すシステム構成図である。 図1のアンケートデータサーバに備えたアンケートリスト定義ファイルのファイルフォーマットの一例を説明するための説明図である。 図1の通信端末に画面表示したアンケートリスト画面の一例を示す模式図である。 図1のアンケートデータサーバに備えたアンケート内容定義ファイルのファイルフォーマットの一例を説明するための説明図である。 図1の通信端末に画面表示したアンケート内容画面の一例を示す模式図である。 図1に示したアンケート収集システムの通信端末におけるアンケート実施に関する動作の一例を示すシーケンスチャートである。 図1のアンケートデータサーバに備えたアンケート内容定義ファイルの図4とは異なるファイルフォーマットの一例を説明するための説明図である。 図1のアンケートデータサーバのアンケート結果格納部に格納されたアンケート結果の画面表示例を示す模式図である。 図1に示したアンケート収集システムにおけるアンケート実施に関する動作の図6とは異なる例を示すシーケンスチャートである。 図1のアンケート必要企業データサーバに備えたアンケート応答定義ファイルのファイルフォーマットの一例を説明するための説明図である。 図1の通信端末に画面表示したアンケート応答画面の一例を示す模式図である。 図1に示したアンケート収集システムにおけるアンケート実施に関する動作の図6、図9とは異なる例を示すシーケンスチャートである。
以下、本発明によるアンケート収集システムおよびアンケート収集方法の好適な実施形態について添付図を参照して説明する。なお、以下の説明においては、本発明によるアンケート収集システムおよびアンケート収集方法について説明するが、かかるアンケート収集方法をコンピュータにより実行可能なアンケート収集プログラムとして実施するようにしても良いし、あるいは、アンケート収集プログラムをコンピュータにより読み取り可能な記録媒体に記録するようにしても良いことは言うまでもない。また、以下の各図面に付した図面参照符号は、理解を助けるための一例として各要素に便宜上付記したものであり、本発明を図示の態様に限定することを意図するものではないことも言うまでもない。
(本発明の特徴)
本発明の実施形態の説明に先立って、本発明の特徴についてその概要をまず説明する。本発明は、アンケート収集に必要な情報を定義したファイルをあらかじフォーマット化して、全てのアンケート項目を含むアンケートリスト定義ファイルと、各アンケート項目に関するアンケート内容とアンケート結果送付先またはアンケート結果格納先とを少なくとも含むアンケート内容定義ファイルと、をアンケートデータサーバに保有することを、主要な特徴とし、而して、アンケート作成の手間や管理負担を軽減することを可能にしている。さらに、アンケート結果の通知方法を任意に変更することを可能とすることも主要な特徴としており、而して、リアルタイムなアンケート結果収集や、サーバを保有していない企業であっても、アンケート実施が容易に可能になる仕組みを提供している。
より具体的には、本発明は、以下のような仕組みを採用していることを主要な特徴としている。
まず、本発明においては、全てのアンケート項目に関するリストを格納したファイルと各アンケートの内容を記載したファイルとの2種類のファイルをフォーマット化した形式で用意している。以降の説明においては、前者の全てのアンケート項目に関するリストを格納したファイルを“アンケートリスト定義ファイル”、後者の各アンケートの内容を記載したファイルを“アンケート内容定義ファイル”と称することとする。
ここで、前述の2種類のファイルに記載する情報について説明する。“アンケートリスト定義ファイル”には、全てのアンケート項目に関するリスト情報を格納している。例えば、「食品に関するアンケート」や「住宅に関するアンケート」といった項目をアンケート項目としてリスト形式で記載しておき、各アンケート項目毎に、次にアクセスする“アンケート内容定義ファイル”のURL(Uniform Resource Locator)情報を紐付けして記載しておく。なお、“アンケートリスト定義ファイル”が格納されているアクセス先は固定的なURLとして定義しておく。
一方、“アンケート内容定義ファイル”には、各アンケート項目のアンケート内容とアンケート結果を送信する送信先のURL情報とを少なくとも記載しておく。なお、“アンケート内容定義ファイル”は、“アンケートリスト定義ファイル”のリストに記載されているアンケート項目数分だけ用意している。
次に、本発明は、モバイルルータやスマートフォン等の通信端末内のアンケート用のアプリケーションにおいて、まず、固定的なアクセス先の“アンケートリスト定義ファイル”にアクセスして、取得した全てのアンケート項目に関するリストをアンケート一覧としてディスプレイに画面表示する。次に、画面表示されたアンケート一覧の中から、いずれか任意のアンケート項目を通信端末の操作によって選択すると、選択されたアンケート項目に紐付けされた“アンケート内容定義ファイル”が格納されているURLにアクセスし、取得した“アンケート内容定義ファイル”に含まれているアンケート内容をディスプレイに画面表示する。“アンケート内容定義ファイル”には、アンケート結果を送信する送付先のURL情報も含まれている。
最後に、画面表示したアンケート内容に対するアンケート結果を“アンケート内容定義ファイル”から取得した送付先のURLに向けて送信する。ここで、“アンケート内容定義ファイル”に含まれているアンケート結果の送付先のURLを、アンケート結果を求める企業が所有する企業専用サーバのURLにすれば、アンケート結果を求める企業向けに直接送付することが可能であり、企業にとってリアルタイムなアンケート結果の収集が可能となる。
また、アンケート結果を求める企業は、“アンケートリスト定義ファイル”、“アンケート内容定義ファイル”の双方のファイルフォーマットに設定するために必要になる情報のみを、アンケートサービスを運営管理する専門のサービス提供企業に提供するだけで、アンケート作成からアンケート収集するまでの作業を該サービス提供企業に委託することができ、アンケート結果を容易に入手することが可能となる。
つまり、本発明においては、アンケート形式の大半が、「選択式」か「記述式」かの2つの方法により実現可能であるということに着目して、前述したように、アンケート収集に必要な情報を“アンケート内容定義ファイル”としてフォーマット(ひな形)化している。而して、例えば、エンドユーザに対してアンケートを実施するアンケート収集工程を専門の“サービス提供企業”側で負担することによって、新商品等の開発に関する消費者等の意見を収集したい企業側のアンケート結果収集までの手間や管理負担を軽減することが可能になる。また、“アンケート内容定義ファイル”内の記述内容を変更するだけで、アンケートの質問内容を適宜変更することができるので、アンケート途中段階であっても質問内容を容易に変更することも可能となる。さらには、アンケート結果を、アンケート結果を取得しようとする企業に直接送信することを可能とすることにより、アンケート結果のリアルタイムな取得も可能になる。
また、本発明においては、前述のように、アンケート収集工程を専門の“サービス提供企業“側で一括して負担することが可能であるので、アンケート結果を求める企業側の負担を軽減することができるのみならず、サーバを保有していないような企業であっても容易にインターネット網を利用したアンケート実施が可能である。また、エンドユーザが所持するモバイルルータやスマートフォン等の通信端末のディスプレイ画面を活用して、該エンドユーザのディスプレイ操作から得られるアンケート結果を、アンケート結果を求める企業に直接送信することも可能になるので、前述したように、アンケート結果のリアルタイムな自動収集も可能になる。
(本発明の実施形態の構成例)
次に、本発明に係るアンケート収集システムのシステム構成例について、図1を参照して詳細に説明する。図1は、本発明に係るアンケート収集システムのシステム構成の一例を示すシステム構成図である。図1に示すように、本発明に係るアンケート収集システムは、アンケートの対象者であるエンドユーザが所持する通信端末10、アンケートサービスを提供するサービス提供企業が運営するアンケートデータサーバ40、該アンケートサービスを利用してアンケート結果を求めるサービス利用企業が運営するアンケート必要企業データサーバ(アンケート結果受信サーバ)50、を含んで構成され、インターネット網20と、通信端末10、アンケートデータサーバ40、アンケート必要企業データサーバ50とはインターネット網20で接続される。インターネット網20の通信媒体として、無線電波30を用いている例を示している。ここで、アンケート必要企業データサーバ50とは、通信端末10のエンドユーザが回答したアンケート結果を求める企業が運営する専用のサーバであって、かつ、該アンケート結果を通信端末10から直接受信することが可能なアンケート結果送付先として指定することができるアンケート結果受信サーバのことである。
また、図1に示すように、通信端末10は、インターネット網20との間を無線接続するための無線電波30の送受信を行う無線通信I/F(Interface:インタフェース)部11、アンケートに関する情報を画面表示するLCD(Liquid Crystal Display:液晶)表示部12、当該通信端末10の全体の動作を制御する制御部13、アンケートに関して取得したデータ情報を解析するデータ解析部14、を少なくとも備えて構成される。つまり、通信端末10としては、LCD表示部12を備えた携帯端末、例えば、LCD表示部12を有するスマートフォンやモバイルルータ等のように、インターネット網20との無線接続機能と通信情報のディスプレイ表示機能および画面操作機能とを備えた一般的な通信端末を想定している。
また、図1に示すように、アンケートサービスを提供するサービス提供企業が運営するアンケートデータサーバ40は、当該サービス提供企業においてフォーマット化してあらかじめ用意されたファイルとして、全てのアンケート項目に関するアンケートリスト情報を登録したアンケートリスト定義ファイル41と、各アンケート項目の内容を記載したアンケート内容定義ファイル42と、を備えるとともに、各アンケート内容に関して通信端末10側から送信されてくるアンケート結果を格納するアンケート結果格納部43を備えて構成されている。そして、或るアンケート項目に対するアンケート結果を求めたい企業から、該アンケート項目に関するアンケートを実施するために必要とする情報をアンケートデータサーバ40が受け取ると、該アンケート項目に関する情報がアンケートリスト情報に追加登録されたアンケートリスト定義ファイル41が作成され、かつ、該アンケート項目に関するアンケート内容を設定したアンケート内容定義ファイル42が新しく作成される。
ここで、全てのアンケート項目に関するアンケートリスト情報を登録したアンケートリスト定義ファイル41にアクセスするための接続情報すなわちアクセス先URL(Uniform Resource Locator)については、アンケートサービスを利用するサービス利用企業が運営するアンケート必要企業データサーバ50(言い換えると当該サービス利用企業専用のアンケート結果受信サーバ)やエンドユーザの通信端末10からのアクセスが可能なように、固定化したURLに設定されている。なお、インターネット網20との間は、図示していないインターネット接続部を用いて、無線電波30により無線接続する構成例を示しているが、有線ケーブルを介した有線接続であっても差し支えない。
該アンケートサービスを利用してアンケート結果を求めるサービス利用企業が運営するアンケート必要企業データサーバ50(該サービス利用企業専用のアンケート結果受信サーバ)は、インターネット網20を介して、サービス提供企業が運営するアンケートデータサーバ40およびアンケート対象者のエンドユーザが所持する通信端末10との間の通信が可能である。なお、インターネット網20との間は、アンケートデータサーバ40の場合と同様、図示していないインターネット接続部を用いて、無線電波30により無線接続する構成例を示しているが、有線ケーブルを介した有線接続であっても差し支えない。
(本発明の実施形態の動作の説明)
次に、本発明の一実施形態として図1に示したにアンケート収集システムの動作について、その一例を、図2、図3、図4、図5、図6を参照して、詳細に説明する。まず、図2を参照して、アンケートリスト定義ファイル41のファイルフォーマットについて説明する。図2は、図1のアンケートデータサーバ40に備えたアンケートリスト定義ファイル41のファイルフォーマットの一例を説明するための説明図である。
図2に示すように、アンケートリスト定義ファイル41は、“アンケートリスト一覧”として、全てのアンケート項目をリスト形式で登録しており、各アンケート項目は、それぞれのアンケート項目を特定するアンケート名情報411と当該アンケート項目のアンケート内容を定義しているアンケート内容定義ファイル42の所在場所を示すアンケート内容定義ファイルURL情報412とを少なくとも含んで構成される。
図2に示すアンケートリスト定義ファイル41の登録例においては、<No.1>と<No.2>との2つのアンケート項目が登録されている場合を例示している。そして、<No.1>のアンケート項目は、アンケート名情報411が“食品に関するアンケート”であり、また、当該アンケート項目のアンケート内容の所在場所を示すアンケート内容定義ファイルURL情報412が、「http://provide_service/anke-to/syokuhin/data.txt」である場合を示している。また、<No.2>のアンケート項目は、アンケート名情報411が“住宅に関するアンケート”であり、また、当該アンケート項目のアンケート内容の所在場所を示すアンケート内容定義ファイルURL情報412が、「http://provide_service/anke-to/jyuutaku/data.txt」である場合を示している。
図2に示すアンケートリスト定義ファイル41が、アンケートデータサーバ40に設定登録されていた場合に、通信端末10からの取得要求に応じて、該通信端末10に対して、アンケートリスト定義ファイル41に含まれる全てのアンケート項目を送信して、通信端末10のLCD表示部12に画面表示させた場合、図3に示すようなアンケートリスト画面がアンケート一覧として画面表示される。図3は、図1の通信端末10に画面表示したアンケートリスト画面の一例を示す模式図である。
つまり、通信端末10からアンケートデータサーバ40に対して、アンケートリスト定義ファイル41の取得要求を送信すると、図3に示すように、通信端末10のLCD表示部12には、アンケートデータサーバ40のアンケートリスト定義ファイル41に設定登録された図2に示す全てのアンケート名情報411がアンケート一覧として画面表示され、画面表示された各アンケート名情報411には、それぞれに対応するアンケート内容定義ファイルURL情報412が紐付されている。したがって、通信端末10のLCD表示部12に画面表示されたアンケート名情報411のいずれかを選択してクリックまたはタップ操作すると、該アンケート名情報411に紐付されたアンケート内容定義ファイルURL情報412が示す所在場所にアクセスして、該当するアンケート内容定義ファイル42に含まれているアンケート内容が画面表示されることになる。
図3に画面表示された2つのアンケート名情報411すなわち“食品に関するアンケート”、“住宅に関するアンケート”のうち、例えば、“食品に関するアンケート”を通信端末10のユーザ操作(LCD表示部12のクリック、タップ等の操作)により選択すると、該アンケート名情報411に紐付されたアンケート内容定義ファイルURL情報412が示す所在場所として設定されている「http://provide_service/anke-to/syokuhin/data.txt」にアクセスすることになり、対応する食品に関するアンケート内容が画面表示される。
次に、図4を参照して、アンケート内容定義ファイル42のファイルフォーマットについて説明する。図4は、図1のアンケートデータサーバ40に備えたアンケート内容定義ファイル42のファイルフォーマットの一例を説明するための説明図である。
図4に示すように、アンケート内容定義ファイル42に収容する必要がある情報として、通信端末10のLCD表示部12に画面表示して、エンドユーザに問い合わせるアンケート内容421と、アンケート内容421に対してエンドユーザが回答として選択する選択項目が列挙された選択肢情報422と、アンケートの回答結果の取得方法を示す結果取得方法情報423と、の少なくとも3つの情報がある。なお、本実施形態においては、結果取得方法情報423に関しては、都度通知423aと通知なし423bとの2つのいずれかを選択可能としている。
ここで、都度通知423aとは、アンケート回答がある都度、アンケート結果送付先423a1に設定されている送付先にアンケート回答を通知する方法であり、リアルタイムなアンケート結果の収集が可能となる。一方、通知なし423bの場合は、リアルタイムなアンケート結果の通知を実施することなく、アンケート結果をアンケートデータサーバ40内のアンケート結果格納部43のアンケート結果格納先423b1に示す領域に格納しておくものであって、アンケート結果を求める企業が、能動的に、アンケートデータサーバ40のアンケート結果格納部43にアクセスして、アンケート結果を確認するというアンケート結果取得方法である。したがって、アンケート結果を受け取るための自社サーバを保有していない企業の場合は、通常、結果取得方法情報423として、通知なし423bを利用するイメージになる。
図4に示すアンケート内容定義ファイル42の登録例においては、食品に関するアンケート内容の例が示されており、アンケート内容421として“追加してほしいメニューは?”との問い合わせが設定され、選択肢情報422には、追加してほしいメニューに関する選択肢として“牛丼”、“天丼”、“カツ丼”の3つの選択項目が設定されている。また、結果取得方法情報423については、図4において「SELECT」と付されているように、都度通知423aが選択されていて、都度通知423aに関し、アンケート結果のリアルタイムの通知先を示すアンケート結果送付先423a1として、アンケート必要企業データサーバ50の所在場所を示す「http://use_service/12345678/hogehoge」が設定されている。一方、通知なし423bについては、選択されていないので、アンケート結果格納先423b1に無効情報を設定して、実施しないことを示している。
図4に示すアンケート内容定義ファイル42が、アンケートデータサーバ40に設定登録されている場合に、通信端末10に対して、該アンケート内容定義ファイル42を送信して、通信端末10のLCD表示部12に画面表示させた場合、図5に示すようなアンケート内容画面が表示される。図5は、図1の通信端末10に画面表示したアンケート内容画面の一例を示す模式図である。
図5に示すように、アンケート内容画面の上段には、アンケート内容定義ファイル42のアンケート内容421の“追加してほしいメニューは?”が画面表示され、その下に、選択肢情報422の“牛丼”、“天丼”、“カツ丼”の3つの選択項目が、選択ボタン付きで表示される。また、画面上段右上には、結果取得方法情報423の都度通知423aを示す「送信」ボタンが表示され、該「送信」ボタンには、アンケート結果送付先423a1として設定された「http://use_service/12345678/hogehoge」が紐付されている。
したがって、選択肢情報422として表示された3つの選択項目のうち、例えば“牛丼”の選択ボタンをクリックまたはタップ操作して選択してから、「送信」ボタンをクリックまたはタップ操作を行うと、アンケート結果を、アンケート結果送付先423a1に設定された送付先に、直ちに、送信することができる。
すなわち、ユーザ操作により、選択肢情報422の中からいずれかの選択項目例えば“牛丼”を選択して「送信」ボタンを操作することにより、アンケート内容421の“追加してほしいメニューは?”に対するアンケート結果として“牛丼”が選択されていることを、リアルタイムで、該「送信」ボタンに紐付されているURL情報が示す宛先に対して送信することになる。例えば、アンケート結果送付先423a1として設定された「http://use_service/12345678/hogehoge」が、該アンケート結果を求める企業が運営しているアンケート必要企業データサーバ50(すなわちアンケート結果受信サーバ)のURLであった場合には、当該企業に対して、該アンケート結果がリアルタイムに送信されることになる。
以上のような本実施形態に係るアンケート収集システムにおける通信端末10のアンケート実施に関する動作について、図6のシーケンスチャートを参照しながらさらに説明する。図6は、図1に示したアンケート収集システムの通信端末10におけるアンケート実施に関する動作の一例を示すシーケンスチャートである。なお、通信端末10は、LCD表示部12としてLCDディスプレイを有するスマートフォンやモバイルルータ等の端末機器であり、LCDディスプレイ上のクリックやタッチ操作等のディスプレイ操作機能およびインターネット接続機能を備えている。
図6のシーケンスチャートにおいて、通信端末10は、まず、アンケートリスト定義ファイル41が設定登録されているアンケートデータサーバ40の固定URL(例えば、「http://provide_service/anke-to/all_list_data.txt」)に、インターネット網20を介してアクセスして、アンケートリスト定義ファイル41の取得要求を送信する(シーケンスA1)。その結果、通信端末10は、アンケートデータサーバ40からアンケートリスト定義ファイル41を取得する。なお、通信端末10の前記取得要求を送信する契機としては、例えば、該通信端末10のユーザ操作によって、アンケートデータサーバ40からアンケートリスト定義ファイル41の取得を要求する機能を有するアンケートアプリケーションが起動された場合や該アンケートアプリケーションがあらかじめ定めた時間間隔で定期的に起動される場合など種々な仕組みを採用することができる。
通信端末10は、データ解析部14を動作させて、アンケートデータサーバ40から取得したアンケートリスト定義ファイル41の中から、全アンケート項目それぞれに関するアンケート名情報411、アンケート内容定義ファイルURL情報412を1セット分ずつアンケート一覧として抽出する(シーケンスA2)。そして、通信端末10は、抽出した全アンケート項目それぞれに関するアンケート名情報411を、図3に示したようなアンケート一覧として、LCD表示部12に画面表示する(シーケンスA3)。ここで、画面表示されたアンケート名情報411は、図3において説明したように、対応するアンケート内容定義ファイルURL情報412に紐付されている。
しかる後、LCD表示部12に画面表示されたアンケート一覧を視認した通信端末10のエンドユーザは、該アンケート一覧の中からいずれかのアンケート名情報411すなわちアンケート項目を選択して、クリックまたはタッチ操作等のユーザ操作を行う。その結果、通信端末10は、該アンケート名情報411に紐付されているアンケート内容定義ファイルURL情報412が示すアクセス先(すなわちアンケートデータサーバ40内のアンケート内容定義ファイル42の所在場所:例えば「http://provide_service/anke-to/syokuhin/data.txt」)にアクセスして、該当するアンケート内容定義ファイル42を、通信端末10側に転送させることにより、通信端末10は、該当するアンケート内容定義ファイル42を取得する(シーケンスA4)。
通信端末10は、アンケート内容定義ファイル42を取得すると、図5に示したように、該アンケート内容定義ファイル42に含まれているアンケート内容421、選択肢情報422、および、結果取得方法情報423の都度通知423aが選択されていた場合にはアンケート結果送付先423a1が紐付されている「送信」ボタンを、アンケート内容画面として、LCD表示部12に画面表示する(シーケンスA5)。
しかる後、LCD表示部12に画面表示されたアンケート内容画面を視認した通信端末10のエンドユーザは、該アンケート内容画面の選択肢情報422中からいずれかの選択項目を選択した後、「送信」ボタンのクリックまたはタッチ操作等のユーザ操作を行うと、選択した前記選択項目がアンケート回答として含まれたアンケート結果を、「送信」ボタンに紐付されているアンケート結果送付先423a1が示す送付先(例えば、アンケートの結果を求めている企業が運営しているアンケート必要企業データサーバ50のURL、すなわち、「http://use_service/12345678/hogehoge」)に、直ちに、送信する(シーケンスA6)。
なお、図6に示した動作例においては、アンケート内容定義ファイル42のアンケート結果送付先423a1として、アンケート結果を求める企業が運営しているアンケート必要企業データサーバ50のURLを設定している場合を例示しているが、かかる場合に限るものではなく、例えばアンケート結果をアンケート専用装置に送付するようにしても良いし、任意の送付先を設定することが可能である。
また、アンケート内容定義ファイル42には、アンケート内容421と選択肢情報422との組み合わせを用いている場合を例示したが、アンケートの回答として、かくのごとき選択肢情報422の中からいずれかの選択項目を選択するという選択形式の回答ではなく、自由な記述による自由記述形式の回答を求めるような形式であっても差し支えない。アンケート回答を自由記述形式とする場合は、アンケート内容定義ファイル42に、アンケート内容421の問い合わせの内容を変更し、選択肢情報422の代わりに、自由に記述することができる回答用記述欄を設定するようにすれば良い。
以上のように、本実施形態においては、アンケート結果を求める企業は、アンケート実施に必要とする情報を、アンケートデータサーバ40に送信するだけで、アンケートデータサーバ40のアンケートリスト定義ファイル41およびアンケート内容定義ファイル42を作成して、アンケートの実施に必要な準備が完了するので、アンケート結果を求める企業にとって、アンケート結果の収集までに要する管理負担を大幅に軽減することができる。
また、アンケート内容定義ファイル42の結果取得方法情報423として都度通知423aを選択して、アンケート結果送付先423a1として、当該企業が運営しているアンケート必要企業データサーバ50(すなわちアンケート結果受信サーバ)のURL情報を設定しておけば、アンケート結果は、自動的に、アンケート結果送付先423a1として指定したアンケート必要企業データサーバ50に対してリアルタイムに送信されてくる。したがって、アンケート結果を求める企業は、該アンケート必要企業データサーバ50に送信されてくるアンケート結果に関するデータを管理するだけで、必要なアンケート結果を収集することができ、かつ、リアルタイムの収集が可能になる。
また、アンケート結果を求める企業がアンケートの質問内容を変更したい場合は、アンケートデータサーバ40のアンケートリスト定義ファイル41、アンケート内容定義ファイル42に設定する内容を変更するだけで、質問内容を変更することができ、かつ、アンケートの実施中であっても、任意のタイミングで設定内容を変更して、質問内容の変更を行うことが容易に可能である。
さらに、アンケート結果を受信するためのサーバを自社内に備えていないような企業であっても、アンケートを実施したい場合には、図7に示すように、アンケート内容定義ファイル42の結果取得方法情報423として、通知なし423bを選択して、アンケート結果格納先423b1に、アンケートデータサーバ40のアンケート結果格納部43内の領域を指定するようにすれば良い。図7は、図1のアンケートデータサーバ40に備えたアンケート内容定義ファイル42の図4とは異なるファイルフォーマットの一例を説明するための説明図であり、結果取得方法情報423として、図4の場合とは異なり、通知なし423bを選択している場合を示している。
図7に示すアンケート内容定義ファイル42の登録例においては、図4の場合と同様、食品に関するアンケート内容の例が示されており、アンケート内容421として“追加してほしいメニューは?”との問い合わせが設定され、選択肢情報422には、追加してほしいメニューに関する選択肢として“牛丼”、“天丼”、“カツ丼”の3つの選択項目が設定されている。また、結果取得方法情報423については、図4の場合とは異なり、「SELECT」と付されているように、通知なし423bが選択されていて、通知なし423bに関し、アンケート結果の格納先を示すアンケート結果格納先423b1として、アンケートデータサーバ40のアンケート結果格納部43内の領域を示す「http://provulide_servulise/anke-to_result/syokuhin/result.html」が設定されている。一方、都度通知423aについては、選択されていないので、アンケート結果送付先423a1に無効情報を設定して、実施しないことを示している。
したがって、アンケート結果を受信するためのサーバを自社内に備えていないような企業の場合は、アンケート結果格納先423b1に示すアンケートデータサーバ40のアンケート結果格納部43内の領域にアクセスすることによって、例えば、図8に示すようなアンケート結果が画面表示されて、閲覧することが可能になる。図8は、図1のアンケートデータサーバ40のアンケート結果格納部43に格納されたアンケート結果431の画面表示例を示す模式図である。
図8のアンケート結果431の画面表示例は、食品に関するアンケート内容に関するアンケート結果であり、画面左側には、追加してほしい食品として提示した各選択肢に対する投票数を示し、画面右側には、該投票数を円グラフ表示して示している。なお、アンケート結果格納先423b1へのアクセスは、任意のタイミングで実施することが可能であり、アンケート実施中の途中経過を閲覧することも可能である。
(本実施形態の効果の説明)
以上に詳細に説明したように、本実施形態においては、次のような効果が得られる。
第1の効果は、アンケート結果を求める企業は、アンケートの開始からアンケート収集に至るまでに要する作業を大幅に削減することができることである。その理由は、アンケート作成に必要な情報をフォーマット化してアンケートリスト定義ファイル41とアンケート内容定義ファイル42としてアンケートデータサーバ40にあらかじめ用意しているので、アンケート結果を求める企業は、アンケートに必要な最低限の情報のみをアンケートデータサーバ40へ送信するだけで、フォーマット化したアンケートリスト定義ファイル41とアンケート内容定義ファイル42とに設定することができ、アンケート結果を取得することができる仕組みを実現していることにある。而して、街頭アンケートやダイレクトメール送付といったようなアンケート結果の入手までの収集プロセスを全く不要としている。
第2の効果は、アンケート結果を求める企業は、リアルタイムにアンケート結果を入手することが可能となっていることである。その理由は、アンケートデータサーバ40のアンケート内容定義ファイル42のフォーマットとして結果取得方法情報423をあらかじめ用意して、アンケート結果が得られる都度、アンケート結果送付先423a1に対して送信する都度通知423aを選択可能とし、かつ、該アンケート結果送付先423a1として、アンケート結果を求める企業が運営しているアンケート必要企業データサーバ50を指定することを可能にしているので、該アンケート必要企業データサーバ50においてアンケート結果をリアルタイムに取得することができることにある。
第3の効果は、アンケート結果を求める企業は、アンケート内容の変更を行うことが容易に可能になっていることである。その理由は、アンケートデータサーバ40に用意されているアンケートリスト定義ファイル41やアンケート内容定義ファイル42に設定した内容を変更するだけで、エンドユーザが使用する通信端末10に対して問い合わせるアンケート内容を任意の内容に変更することができることにある。
(本発明の実施形態の他の動作の説明)
次に、本発明の一実施形態として図1に示したアンケート収集システムの前述の図6の動作例とは異なる動作について、図9のシーケンスチャートを参照して説明する。図9は、図1に示したアンケート収集システムにおけるアンケート実施に関する動作の図6とは異なる例を示すシーケンスチャートであり、アンケートサービスを提供するサービス提供企業60と該アンケートサービスを利用してアンケート結果を求めるサービス利用企業70との間で取り交わされたアンケートサービスの契約に関する動作の一例を示している。
つまり、サービス提供企業60は、図1に示すアンケートデータサーバ40を運用管理して、サービス利用企業70との契約に応じて、サービス利用企業70に対してアンケートサービスを提供する。また、図9に示す例においては、サービス利用企業70が、アンケート結果を受信する企業専用サーバを備えている場合を示しており、該企業専用サーバを、図1に示したアンケート必要企業データサーバ50として指定している場合を示している。また、サービス提供企業60がサービス利用企業70との間の契約用の通信に利用する通信サーバとして、図1に示すアンケートデータサーバ40そのものを利用している場合を示している。なお、ここで、サービス提供企業60における前記アンケートサービスとして実施される、アンケートデータサーバ40とエンドユーザの通信端末10との間のアンケート実施に関する動作については、図6に示した動作と同様であるので、ここでの重複する説明は割愛する。
図9のシーケンスチャートにおいて、前記アンケートサービスを利用してアンケート結果を取得しようとするサービス利用企業70は、図1に示したアンケート必要企業データサーバ50として指定しようとする企業専用サーバを用いて、該アンケートサービスを提供するサービス提供企業60が運用管理するアンケートデータサーバ40に対して、契約料金に該当する月額利用料3か月分を支払う動作を行う(シーケンスB1)。サービス提供企業60が運用管理するアンケートデータサーバ40が、月額利用料3か月分を受領すると、支払先の企業専用サーバを運用しているサービス利用企業70に対して、サービス提供企業60が提供するアンケートサービスの利用を3か月間許可する。
アンケートサービスの利用を許可されたサービス利用企業70は、アンケートに対するアンケート結果を求める企業として、当該企業の任意の機器から、例えば、アンケート必要企業データサーバ50(アンケート結果を受信するサーバ)として指定しようとする企業専用サーバから、アンケートの実施に必要とする情報を、サービス提供企業60が運用管理するアンケートデータサーバ40に対して送信する(シーケンスB2)。ここで、アンケートの実施に必要とする情報とは、アンケート名情報、アンケート内容、選択肢情報と回答用記述欄とのいずれかを選択する選択情報と前記選択肢情報を選択した場合の選択項目、アンケート結果送付先またはアンケート結果格納先のいずれかを選択する選択情報と選択した側(アンケート結果送付先、アンケート結果格納先のいずれか)の宛先を示す情報、の各情報を少なくとも含む情報のことである。
アンケートデータサーバ40は、サービス利用企業の任意の機器例えば前記企業専用サーバからアンケートの実施に必要とする情報を受け取ると、該情報に含まれているアンケート内容、選択肢または回答記述欄に関する情報、アンケート結果送付先またはアンケート結果格納先に関する情報に基づいて、図4に示したようなアンケート内容定義ファイル42を新たに作成して格納するとともに、受け取った該情報に含まれているアンケート名情報、新たに作成して格納した前記アンケート内容定義ファイル42の格納先を示すURL情報に基づいて、図2に示したようなアンケートリスト定義ファイル41に新たなアンケート項目を追加登録して格納する(シーケンスB3)。なお、図9においては、アンケート内容定義ファイル42の結果取得方法情報423として都度通知423aが選択され、アンケート結果送付先423a1には、前記任意の機器例えば企業専用サーバから受け取ったアンケート結果送付先情報が示す企業専用サーバがアンケート必要企業データサーバ50として設定される。
この結果、エンドユーザに対するアンケートの実施に関する準備が完了する。したがって、図6のシーケンスチャートに示した動作と同じアンケート実施動作が開始される。すなわち、エンドユーザが使用する通信端末10からアンケートデータサーバ40に対してアンケートリスト定義ファイル41の取得要求が発生すると、シーケンスB3にて新たに作成したアンケート項目も含む全てのアンケート項目を有するアンケートリスト定義ファイル41を、アンケート一覧として、要求元の通信端末10に対して送信する動作が行われる。そして、通信端末10は、該アンケート一覧の中から選択したアンケート項目に対応するアンケート内容を含むアンケート内容定義ファイル42をアンケートデータサーバ40から取得する。しかる後、通信端末10においてエンドユーザのアンケート回答が作成される都度、アンケート結果として、アンケート内容定義ファイル42の結果取得方法情報423のアンケート結果送付先423a1に設定されているアンケート必要企業データサーバ50に対して、通信端末10からインターネット網20を介して直接送信されることになる。
アンケートの実施動作の開始から3か月が経過して、契約期間として月額利用料を納付していたサービス利用企業70に対するアンケートサービスの提供期間が終了すると、サービス提供企業60が運用管理するアンケートデータサーバ40は、当該サービス利用企業70に該当するアンケート項目をアンケートリスト定義ファイル41から削除するとともに、当該アンケート項目に関するアンケート内容定義ファイル42を削除して、当該サービス利用企業70に対するアンケートサービスを終了する(シーケンスB4)。したがって、3か月が経過した以降に、エンドユーザが使用する通信端末10からアンケートデータサーバ40に対してアンケートリスト定義ファイル41の取得要求が発生した場合には、当該サービス利用企業70に該当するアンケート項目が含まれていないアンケートリスト定義ファイル41が、アンケート一覧として、要求元の通信端末10に対して送信されることになる。
以上に説明したように、図9のシーケンスチャートに示したアンケート実施動作においては、アンケートを開始するまでのアンケート作成作業すなわちアンケートリスト定義ファイル41およびアンケート内容定義ファイル42の作成作業は、サービス提供企業60において実施されるので、サービス利用企業70は、アンケートに必要な最低限の情報のみをサービス提供企業60に提供するだけで良い。さらには、以降のアンケート実施作業も、サービス提供企業60側で管理されるので、サービス利用企業70は、アンケート結果の送信を監視するだけで、アンケート結果を容易に得ることが可能になる。
(本発明の実施形態のさらに異なる動作の説明)
次に、本発明の一実施形態として図1に示したアンケート収集システムの前述の図6、図9の動作例とはさらに異なる動作について、図10、図11の模式図、および、図12のシーケンスチャートを参照して説明する。つまり、前述したアンケート結果送付先423a1が示すアンケート必要企業データサーバ50が通信端末10からのアンケート結果を受信した際に、該アンケート結果の応答(お礼を示す応答)として、アンケート必要企業データサーバ50からアンケート結果送信元の通信端末10に対して、クーポンなどのお得情報を返信する動作について説明する。
まず、アンケート必要企業データサーバ50からアンケート結果送信元の通信端末10に対して返信するアンケート結果の応答として、図10に示すようなアンケート応答定義ファイル51のファイルフォーマットを定義する。図10は、図1のアンケート必要企業データサーバ50に備えたアンケート応答定義ファイルのファイルフォーマットの一例を説明するための説明図である。図10に示す設定例においては、アンケート必要企業データサーバ50に備えたアンケート応答定義ファイル51が、アンケート回答に対するお礼に関するものであり、「クーポン値」として“1234567890987654321“を設定している場合を例示している。
図10に示すアンケート応答定義ファイル51が、アンケート必要企業データサーバ50に設定登録されている場合に、通信端末10に対して、該アンケート応答定義ファイル51を送信して、通信端末10のLCD表示部12に画面表示させた場合、図11に示すようなアンケート応答画面が表示される。図11は、図1の通信端末10に画面表示したアンケート応答画面の一例を示す模式図である。
図11に示すように、アンケート応答画面の上段には、“ご協力ありがとうございました”というお礼の言葉が画面表示され、その下に、アンケート応答定義ファイル51に含まれている「クーポン値」が“クーポン値:1234567890987654321”と画面表示される。
次に、以上のようなアンケート応答画面を画面表示する場合の通信端末10のアンケート実施に関する動作について、図12のシーケンスチャートを参照しながらさらに説明する。図12は、図1に示したアンケート収集システムにおけるアンケート実施に関する動作の図6、図9とは異なる例を示すシーケンスチャートであり、前述のように、通信端末10からアンケート結果を受け取った際に、アンケート必要企業データサーバ50からアンケート応答定義ファイル51が示すアンケート応答を、通信端末10に返信する動作を示している。
図12のシーケンスチャートにおいて、シーケンスC1からシーケンスC6までの各動作内容は、図6のシーケンスA1からシーケンスA6までの動作内容と全く同様であり、ここでの重複する説明は割愛する。シーケンスC6において、通信端末10からアンケート結果を受信すると、アンケート必要企業データサーバ50は、図10に示したようなアンケート応答定義ファイル51を、アンケート回答に対するお礼として、アンケート結果の送信元の通信端末10に対して返信する(シーケンスC7)。通信端末10は、アンケート応答定義ファイル51を受信すると、図11に示したようなアンケート応答画面(お礼として提供したクーポン値を示す情報)を、LCD表示部12に画面表示する(シーケンスC8)。
以上に説明したように、図12のシーケンスチャートに示したアンケート実施動作においては、アンケート回答を行ったエンドユーザに対しては、お得になるクーポンを提供することになるので、アンケート回答率の向上を図ることができる。さらに、アンケート応答定義ファイル51は、サービス結果を求める企業すなわちサービス利用企業70が管理するので、アンケート実施期間中に、クーポン提供等のお得情報の内容を、任意のタイミングで変更することも可能である。
以上、本発明の好適な実施形態の構成を説明した。しかし、かかる実施形態は、本発明の単なる例示に過ぎず、何ら本発明を限定するものではないことに留意されたい。本発明の要旨を逸脱することなく、特定用途に応じて種々の変形変更が可能であることが、当業者には容易に理解できよう。
10 通信端末
11 無線通信I/F部
12 LCD表示部
13 制御部
14 データ解析部
20 インターネット網
30 無線電波
40 アンケートデータサーバ
41 アンケートリスト定義ファイル
42 アンケート内容定義ファイル
43 アンケート結果格納部
50 アンケート必要企業データサーバ(アンケート結果受信サーバ)
51 アンケート応答定義ファイル
60 サービス提供企業
70 サービス利用企業
411 アンケート名情報
412 アンケート内容定義ファイルURL情報
421 アンケート内容
422 選択肢情報
423 結果取得方法情報
423a 都度通知
423b 通知なし
423a1 アンケート結果送付先
423b1 アンケート結果格納先
431 アンケート結果

Claims (10)

  1. アンケートの対象となるエンドユーザが使用する通信端末からのアンケート回答結果を、インターネット網を介して収集するアンケート収集システムであって、
    アンケート実施に必要な情報を定義したファイルをあらかじフォーマット化して、アンケート対象とする全てのアンケート項目を含むアンケートリスト定義ファイル、ならびに該アンケート項目それぞれに関するアンケート内容およびアンケート結果送付先またはアンケート結果格納先を含むアンケート内容定義ファイルを保有するアンケートデータサーバと、
    前記通信端末からのアンケート結果を求める企業専用のサーバであって、前記アンケート結果送付先として指定することができるアンケート結果受信サーバとを
    前記インターネット網に接続した状態で備え、
    前記通信端末からのアンケート項目の取得要求があった際に、前記アンケートデータサーバは、保有している全てのアンケート項目を含む前記アンケートリスト定義ファイルを、要求元の前記通信端末に対して送信して、アンケート一覧として前記通信端末に画面表示させてエンドユーザに提示し、
    前記通信端末において、前記アンケート一覧として画面表示された全てのアンケート項目のうちいずれかのアンケート項目を選択して、選択した該アンケート項目に関するアンケート内容の取得要求を前記アンケートデータサーバに対して送信することにより、選択した前記アンケート項目に関する前記アンケート内容定義ファイルを、前記アンケートデータサーバから要求元の前記通信端末に対して送信して、前記アンケート内容定義ファイルに含まれているアンケート内容をアンケート内容画面として前記通信端末に画面表示させてエンドユーザに提示し、
    前記通信端末において、前記アンケート内容画面として画面表示された前記アンケート内容に対する回答を設定した際に、該回答を含むアンケート結果を、前記通信端末から前記アンケート結果送付先が示す前記アンケート結果受信サーバに対して送信するか、または、前記通信端末から前記アンケートデータサーバに対して送信して前記アンケート結果格納先が示す前記アンケートデータサーバ内のアンケート結果格納部に格納する
    ことを特徴とするアンケート収集システム。
  2. 前記アンケート内容定義ファイルに前記アンケート結果送付先が設定されている場合、前記通信端末において前記アンケート内容に対する回答が得られる都度、該回答を含むアンケート結果を、リアルタイムに前記アンケート結果送付先に対して送信し、
    一方、前記アンケート内容定義ファイルに前記アンケート結果格納先が設定されている場合、前記通信端末において前記アンケート内容に関する回答が得られた際に、該回答を含むアンケート結果を前記アンケートデータサーバ内の前記アンケート結果格納部に格納した後、前記アンケートデータサーバに対して、前記アンケート項目に関するアンケート結果取得要求があった際に、前記アンケート結果格納部に格納されているアンケート結果のうち、要求された前記アンケート項目に関する前記アンケート結果を、要求元に対して送信する
    ことを特徴とする請求項1に記載のアンケート収集システム。
  3. 前記アンケート結果送付先として設定した前記アンケート結果受信サーバが前記通信端末からのアンケート結果を受信した際に、該アンケート結果に対する応答として、前記アンケート結果受信サーバにあらかじめ用意されているアンケート応答定義ファイルに登録されている情報を、該アンケート結果の送信元の前記通信端末に対して返信する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のアンケート収集システム。
  4. 前記アンケートデータサーバの前記アンケートリスト定義ファイルは、アンケート項目を示すアンケート名情報、該アンケート項目に関するアンケート内容定義ファイルが所在する場所を示すアンケート内容定義ファイルURL情報を含むファイルフォーマットからなり、
    また、前記アンケートデータサーバの前記アンケート内容定義ファイルは、アンケート項目の内容を示すアンケート内容、該アンケート内容に対する回答となる複数の選択項目からなる選択肢情報または回答となる自由記述形式の回答用記述欄、アンケート結果の取得方法として、アンケート結果を作成する都度送付するアンケート結果送付先または作成したアンケート結果を前記アンケートデータサーバ内の前記アンケート結果格納部に格納するアンケート結果格納先のいずれかを選択して設定する結果取得方法情報を含むファイルフォーマットからなる
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のアンケート収集システム。
  5. アンケート実施に必要な情報として、前記アンケート名情報、前記アンケート内容、前記選択肢情報と前記回答用記述欄とのいずれかを選択する選択情報と前記選択肢情報を選択した場合の前記選択項目、前記結果取得方法情報として前記アンケート結果送付先または前記アンケート結果格納先のいずれかを選択する選択情報と選択した側の宛先を示す情報、の各情報を含む情報を、当該アンケートに対するアンケート結果を求める企業が使用する任意の機器から、前記アンケートデータサーバに対して送信する
    ことを特徴とする請求項4に記載のアンケート収集システム。
  6. アンケートの対象となるエンドユーザが使用する通信端末からのアンケート回答結果を、インターネット網を介して収集するアンケート収集方法であって、
    アンケート実施に必要な情報を定義したファイルをあらかじフォーマット化して、アンケート対象とする全てのアンケート項目を含むアンケートリスト定義ファイル、ならびに該アンケート項目それぞれに関するアンケート内容およびアンケート結果送付先またはアンケート結果格納先を含むアンケート内容定義ファイルを保有するアンケートデータサーバと、
    前記通信端末からのアンケート結果を求める企業専用のサーバであって、前記アンケート結果送付先として指定することができるアンケート結果受信サーバとを
    前記インターネット網に接続した状態で備え、
    前記通信端末からのアンケート項目の取得要求があった際に、前記アンケートデータサーバは、保有している全てのアンケート項目を含む前記アンケートリスト定義ファイルを、要求元の前記通信端末に対して送信して、アンケート一覧として前記通信端末に画面表示させてエンドユーザに提示し、
    前記通信端末において、前記アンケート一覧として画面表示された全てのアンケート項目のうちいずれかのアンケート項目を選択して、選択した該アンケート項目に関するアンケート内容の取得要求を前記アンケートデータサーバに対して送信することにより、選択した前記アンケート項目に関する前記アンケート内容定義ファイルを、前記アンケートデータサーバから要求元の前記通信端末に対して送信して、前記アンケート内容定義ファイルに含まれているアンケート内容をアンケート内容画面として前記通信端末に画面表示させてエンドユーザに提示し、
    前記通信端末において、前記アンケート内容画面として画面表示された前記アンケート内容に対する回答を設定した際に、該回答を含むアンケート結果を、前記通信端末から前記アンケート結果送付先が示す前記アンケート結果受信サーバに対して送信するか、または、前記通信端末から前記アンケートデータサーバに対して送信して前記アンケート結果格納先が示す前記アンケートデータサーバ内のアンケート結果格納部に格納する
    ことを特徴とするアンケート収集方法。
  7. 前記アンケート内容定義ファイルに前記アンケート結果送付先が設定されている場合、前記通信端末において前記アンケート内容に対する回答が得られる都度、該回答を含むアンケート結果を、リアルタイムに前記アンケート結果送付先に対して送信し、
    一方、前記アンケート内容定義ファイルに前記アンケート結果格納先が設定されている場合、前記通信端末において前記アンケート内容に関する回答が得られた際に、該回答を含むアンケート結果を前記アンケートデータサーバ内の前記アンケート結果格納部に格納した後、前記アンケートデータサーバに対して、前記アンケート項目に関するアンケート結果取得要求があった際に、前記アンケート結果格納部に格納されているアンケート結果のうち、要求された前記アンケート項目に関する前記アンケート結果を、要求元に対して送信する
    ことを特徴とする請求項6に記載のアンケート収集方法。
  8. 前記アンケート結果送付先として設定した前記アンケート結果受信サーバが前記通信端末からのアンケート結果を受信した際に、該アンケート結果に対する応答として、前記アンケート結果受信サーバにあらかじめ用意されているアンケート応答定義ファイルに登録されている情報を、該アンケート結果の送信元の前記通信端末に対して返信する
    ことを特徴とする請求項6または7に記載のアンケート収集方法。
  9. 前記アンケートデータサーバの前記アンケートリスト定義ファイルは、アンケート項目を示すアンケート名情報、該アンケート項目に関するアンケート内容定義ファイルが所在する場所を示すアンケート内容定義ファイルURL情報を含むファイルフォーマットからなり、
    また、前記アンケートデータサーバの前記アンケート内容定義ファイルは、アンケート項目の内容を示すアンケート内容、該アンケート内容に対する回答となる複数の選択項目からなる選択肢情報または回答となる自由記述形式の回答用記述欄、アンケート結果の取得方法として、アンケート結果を作成する都度送付するアンケート結果送付先または作成したアンケート結果を前記アンケートデータサーバ内の前記アンケート結果格納部に格納するアンケート結果格納先のいずれかを選択して設定する結果取得方法情報を含むファイルフォーマットからなる
    ことを特徴とする請求項6ないし8のいずれかに記載のアンケート収集方法。
  10. アンケート実施に必要な情報として、前記アンケート名情報、前記アンケート内容、前記選択肢情報と前記回答用記述欄とのいずれかを選択する選択情報と前記選択肢情報を選択した場合の前記選択項目、前記結果取得方法情報として前記アンケート結果送付先または前記アンケート結果格納先のいずれかを選択する選択情報と選択した側の宛先を示す情報、の各情報を少なくとも含む情報を、当該アンケートに対するアンケート結果を求める企業が使用する任意の機器から、前記アンケートデータサーバに対して送信する
    ことを特徴とする請求項9に記載のアンケート収集方法。
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