JP2018169041A - 荷重表示ワッシャ - Google Patents

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Abstract

【課題】ファスナに使用される荷重表示ワッシャである。【解決手段】このワッシャ100は、円形ベースプレート104、ベースプレート104から突出するドーム型キャップ102、円形ベースプレート104とドーム型キャップ102の間に形成される空洞、及び円形ベースプレート104とドーム型キャップ102を貫通するファスナ穴106から構成される。ドーム型キャップ102は、閾値を超過する力が加わると空洞の中に潰れるように構成される。【選択図】図2

Description

本開示は、ボルトなどのファスナに使用されるワッシャの分野に関する。
ワッシャは、ボルトのようなねじファスナの荷重を分散させるために常套的に使用されるハードウエアである。一の特殊なワッシャは更に、構造部材を接合するために使用されるファスナに掛かる予荷重を表示するために使用され得る。ファスナに掛かる予荷重は、締結時にファスナに生成される引張力である。ファスナに掛かる引張力は、締付力として知られる圧縮力をジョイント内に生成する。一の種類の予荷重ワッシャは、一定の予荷重に達すると平坦になる隆起部を有している。別の種類の予荷重ワッシャは、一定の予荷重に達すると溝から溢れるシリコーンを有している。
構造部材のジョイントに存在する荷重を測定することは、製造の分野、特に航空宇宙産業において有益である。したがって、改善された荷重表示ワッシャを設計し、使用することが望ましい。
本明細書に記載される実施形態は、ファスナによって特定の荷重が掛かると塑性変形するドーム型の荷重表示ワッシャを提供する。荷重表示ワッシャは、ジョイント、例えば複合材料の層の間のジョイントのファスナに使用することができる。ファスナによってジョイントに締付力が加わるとき、荷重表示ワッシャにも力/荷重が加わる。荷重表示ワッシャの幾何学的形状及び特性に起因して、力/荷重が閾値を超過するとドーム型部分は潰れることができる。したがって、荷重表示ワッシャは、ジョイントにおける荷重を表示するために使用され得る。
一実施形態は、ファスナ用のワッシャを備える。このワッシャは、円形のベースプレート、ベースプレートから突出するドーム型キャップ、円形ベースプレートとドーム型キャップの間の空洞、円形ベースプレートとドーム型キャップを貫通するファスナ穴から構成される。
別の実施形態では、ワッシャは金属材料から形成される。
別の実施形態では、ドーム型キャップは、ファスナによりドーム型キャップの降伏強度を超過する締付力が加わると、空洞の中に潰れるように構成される。
別の実施形態では、空洞は、半楕円形の断面を有する。
別の実施形態では、ドーム型キャップの降伏強度は、空洞の半楕円形断面の長軸 、空洞の半楕円形断面の短軸、ドーム型キャップの厚さ、及び金属材料に基づいて決定される。
別の実施形態では、円形ベースプレートの厚さは、ドーム型キャップの厚さより大きい。
別の実施形態では、ドーム型キャップの厚さは、円形ベースプレートからファスナ穴に向かって減少する。
別の実施形態では、ファスナ穴は、ファスナ上で摺動可能なようにサイズ決めされる。
別の実施形態は、ドーム型ワッシャを備える。このドーム型ワッシャは、第1の面に沿って円形であるベースプレート、ベースプレートの周囲から外側に向かって突出する凸面壁、第1の面に直交する第2の面に沿って平突形状を有する、ベースプレートと凸面壁の間の空洞、及びドーム型ワッシャの中心軸を通ってベースプレートと凸面壁を貫通するファスナ穴を含む。
別の実施形態では、ドーム型ワッシャは、金属材料から形成される。
別の実施形態では、凸面壁は、ファスナによって凸面壁の降伏強度を超過する締付力が加わると、空洞の中に潰れ、塑性変形するように構成される。
別の実施形態では、ベースプレートの厚さは凸面壁の厚さより大きい。
別の実施形態では、凸面壁の厚さは、ベースプレートからファスナ穴に向かって減少する。
別の実施形態では、ファスナ穴は、ファスナ上で摺動可能なようにサイズ決めされる。
別の実施形態は、構造部材のジョイントにおけるクランプアップ荷重を決定する方法を含む。この方法は、円形ベースプレート、円形ベースプレートから突出してドーム型キャップと円形ベースプレートの間に空洞を形成するドーム型キャップ、及びドーム型キャップと円形ベースプレートを貫通するファスナ穴を備えるワッシャを獲得することを含む。この方法は更に、ドーム型キャップがファスナに係合するように、ファスナ穴を介してファスナのシャンク上にワッシャを摺動させること、ファスナのシャンクをジョイントの貫通穴に挿入すること、及びファスナによりジョイントに漸増する締付力を加えることを含む。方法は更に、構造部材間のギャップについてジョイントを検査すること、並びにギャップが閉じており、ワッシャのドーム型キャップが空洞の中に潰れていないとき、ジョイントのクランプアップ荷重が閾値を超えていないと決定することを含む。
別の実施形態では、方法は更に、ギャップが閉じておらず、ワッシャのドーム型キャップが空洞の中に潰れているとき、ジョイントのクランプアップ荷重が閾値を超えていると決定することを含む。
別の実施形態では、ファスナはボルト及びナットを備える。方法は更に、ナットをボルト上に螺合させること、及び漸増するトルクをナットに加えて、漸増する締付力をジョイントに加えることを含む。
別の実施形態では、構造部材は複合材料の層を含む。
前述の特徴、機能、及び利点は、様々な実施形態において単独で実現可能であるか、又は更に別の実施形態において組み合わせることができ、これらの実施形態の更なる詳細は、下記の説明及び図面を参照して理解することができる。
本発明の幾つかの実施形態は、例示のためだけに、添付図面を参照して説明される。すべての図面で、同じ参照番号は同じ又は同種の要素を表している。
例示的な一実施形態における荷重表示ワッシャの斜視図である。 図1の荷重表示ワッシャの別の斜視図である。 図2の荷重表示ワッシャの断面図である。 例示的な一実施形態における荷重表示ワッシャの部分断面図である。 例示的な一実施形態における荷重表示ワッシャの底面図である。 例示的な一実施形態において、ドーム型キャップが潰れている荷重表示ワッシャの断面図である。 例示的な一実施形態において、ドーム型キャップが潰れている荷重表示ワッシャの斜視図である。 例示的な一実施形態においてファスナ上に使用されている荷重表示ワッシャを示している。 例示的な一実施形態においてファスナ上に使用されている荷重表示ワッシャを示している。 例示的な一実施形態においてジョイントにおけるクランプアップ荷重を決定するために荷重表示ワッシャを使用する方法のフロー図である。
図面及び下記の記載により、特定の例示的実施形態が示される。当業者であれば、本明細書に明示的に記載又は図示されていなくとも、本明細書に記載される原理を実現し、考慮される請求の範囲内に含まれる様々な構成を考案することができるであろう。更に、本明細書に記載されるいかなる実施例も、本開示の原理の理解を助けることを意図したものであり、限定されることなく解釈される。この結果、本開示を限定するものは、下記の具体的な実施形態又は実施例ではなく、特許請求項の範囲及びその等価物である。
図1及び2は、例示的な一実施形態における荷重表示ワッシャ100の斜視図である。ワッシャ100は、二つ以上の構造部材を接合するために、ファスナと一緒に使用される。図1に示すワッシャ100の上部は、ワッシャ100の、ファスナ(例えば、ファスナのヘッド、ファスナのナットなど)に係合する部分であるドーム型キャップ102を含む。図2に示すワッシャ100の底部は、ワッシャ100の、構造部材の表面、別のワッシャなどに係合する部分であるベースプレート104を画定する。ワッシャ100は、ワッシャ100がファスナ上に摺動することを可能にするファスナ穴106も含む。
ドーム型キャップ102は、ベースプレート104から突出する材料(例えば、金属)の層又は壁を含み、ドーム型又は凸型の形状を有する。ベースプレート104は、ファスナの荷重を構造部材の表面全体に分散させるために実質的に平面状又は平坦とすることのできる材料(例えば、金属)の円形層を含む。ドーム型キャップ102とベースプレート104は、ワッシャ100が金属材料、例えばアルミニウムから形成される一体構造を有するように、一体的に形成されてもよい。
図3は、例示的な一実施形態におけるワッシャ100の断面図である。図3は、図2のライン3−3に沿った断面である。ドーム型キャップ102は、ベースプレート104から外側に向かって突出する凸面壁から形成されている。この実施形態では、凸面壁は、ベースプレート104の周囲から突出している。ドーム型キャップ102の形状は、ベースプレート104とドーム型キャップ102の間に空洞304を形成し、この空洞は、ベースプレート104とドーム型キャップ102の間の中空又は空のスペースである。空洞304は、断面で見たとき(即ち、ベースプレート104の平面に直交する平面に沿って)、半楕円形又は平突形状を有する。
図4は、例示的一実施形態におけるワッシャ100の部分断面図である。ベースプレート104はT1の厚さを有し、ドーム型キャップ102はT2の厚さを有する。ベースプレート104の厚さとドーム型キャップ102の厚さは設計選択に基づいて変動し得るが、ベースプレート104の厚さT1はドーム型キャップ102の厚さT2より大きくてよい。これにより、ドーム型キャップ102はベースプレート104の前に又は代わりに塑性変形することができる。また、ドーム型キャップ102の厚さT2は、ベースプレート104から突出する地点からファスナ穴106に向かって減少し得る又はテーパ付けされ得る(図3も参照)。ドーム型キャップ102とベースプレート104の間のインターフェースは、角度402を画定する。図5は、例示的な一実施形態におけるワッシャ100の底面図である。ベースプレート104は直径D1を有し、この直径は設計選択に基づいて必要に応じて変化させることができる。ファスナ穴106は、図5に示すように、ベースプレート104(及びドーム型キャップ102)の中心軸を通って延びていてよい。
ワッシャ100は、ファスナによって十分に大きな力がドーム型キャップ102に加わるとドーム型キャップ102が空洞304内に潰れるように設計される。図6は、例示的な一実施形態において、ドーム型キャップ102が潰れている荷重表示ワッシャ100の断面図である。この図に明らかであるように、ドーム型キャップ102の閾値、降伏強度、圧縮強度、又は弾性限度を超過する力602(例えば、ファスナの締付力)又は荷重は、ドーム型キャップ102を空洞304に潰れさせ、塑性変形させる。閾値は、ワッシャ100の種々の設計特性に依存させることができる。例えば、閾値は、空洞304の半楕円形断面の長軸310(図3参照)、空洞304の半楕円形断面の短軸311、ドーム型キャップ102の厚さT2、及びワッシャ100を形成するために使用される材料に基づいて決定することができる。閾値は、ベースプレート104の厚さT1、ベースプレート104の直径D1、ドーム型キャップ102とベースプレート104の間の角度402(図4参照)、及び可能であれば他の特性に基づいて決定されてもよい。ベースプレート104の円形の直径D1は、空洞304の半楕円形断面の長軸310に幾何学的に関連していてもよい。例えば、直径D1は、空洞304の半楕円形断面の長軸310と、ドーム型キャップ102とベースプレート104の交差部における厚さT1の二倍との和に等しくすることができる。図7は、例示的な一実施形態において、ドーム型キャップ102が潰れている荷重表示ワッシャ100の斜視図である。
図8及び9は、一実施形態においてファスナ上に使用されるワッシャ100を示している。この実施形態では、ファスナ802はナットを有するボルトであるが、ファスナ802は、他の実施形態では別の種類のファスナ、例えばねじ、リベットなどを含むことができる。ファスナ802は、ジョイント813において、構造部材810〜812の接合面を固定するために使用される。構造部材810〜812は、複数の構成材料、例えば炭素繊維強化ポリマー(CFRP)材料から形成された複合材料の層を含み得る。構造部材810〜812は、接合される任意の部品、対象物、材料などを交互に含むことができる。ジョイント813は、ファスナ802の上面815から底面816まで延びる貫通穴817を有する。
この実施形態では、ワッシャ100は、ドーム型キャップ102がファスナヘッド804に係合するまでファスナ802のシャンク806上を摺動する。次いでファスナ802は、図8に示すようにジョイント813の貫通穴817に挿入され、ここでワッシャ100のベースプレート104がジョイント813の上面815に接触する。次いでナット808を、シャンク806のねじ付き端部に螺合させることができる。ジョイント813に使用されるハードウエアは一実施形態にすぎず、他の平坦なワッシャ又は他のハードウエアをファスナ802及びワッシャ100と共に使用してもよい。
ワッシャ100は、有利には、ジョイント813における荷重を表示することができる。ファスナ802には、ファスナヘッド804又はナット808に対してトルクを掛けることにより引張力が掛かる。トルクの付加により、ファスナ802に引張力が掛かり、構造部材810〜812を圧縮する締付力が生じる。ファスナ802により生成された締付力がドーム型キャップ102の降伏強度を超過すると、ドーム型キャップ102は空洞304内に潰れて塑性変形する(図9参照)。したがって、ワッシャ100は、ワッシャ100に使用される幾何学的形状及び特性の弾性限度を超過する荷重に対して機械応答(即ち、ドーム型キャップ102の崩壊)を有する感知機構として機能することができる。上述のように、ワッシャ100の設計特性により、ドーム型キャップ102の降伏強度が決定する。例えば、ドーム型キャップ102の厚さT2及びベースプレート104の厚さT1(図3参照)は、ジョイント813に必要な締付力に対応する、ワッシャ100の所望の塑性降伏点と一致するように選択することができる。ドーム型キャップ102の厚さT2と、ベースプレート104の厚さT1及び直径D1との組み合わせにより、空洞304内部に設計される角度402(図4参照)及びその結果得られる空洞304の容積が決定される。ワッシャ100の塑性変形により、ファスナ802に対して更に予荷重が掛かることはない。これは、結晶格子構造が金属構造内部において恒久的に原子結合を転移させて破壊すると、自然と反対方向へ向かう線形の反力を提供する貯蔵された弾性エネルギーが放出されるためである。これは、追加的な予荷重がファスナ802又は隣接する構造部材810〜812の静的及び疲労寿命サイクルに悪影響を与え得る、引張力臨界ジョイントにおいて有利であり得る。これにより、変形完了後、ワッシャ100は、所与の厚さを有する標準的な平坦ワッシャとして機能することができるか、又は得られた情報がジョイント813の設計目的(例えば、ギャップを閉じるために必要な荷重が許容誤差を逸脱している)の決定に使用された後は廃棄することができる。
ワッシャ100のもう一つの利点は、ドーム型キャップ102の(恒久的な)塑性変形により、ファスナヘッド804を収容する陥没空洞902が提供されるような幾何学的設計を有することである。別の実施形態は、振動に起因するボルト留めジョイントのねじ山移動を防止するための解決法と、高セキュリティ用途におけるタンパー防止締結ジョイントとを提供する。陥没空洞902中に、二つの部分からなるエポキシ樹脂と硬化剤を注入することにより、セキュリティ用途のために、動的荷重によるジョイント813の緩みと、将来ジョイントに到達することを防止できる。ファスナヘッド804が陥没空洞902より十分に小さく設計される場合、樹脂でファスナ802を完全に封入することができ、ジョイント813を分解するために必要なファスナヘッド804の内表面及び外表面へのツールの到達が防止される。加えて、ワッシャ100のポストフォースジオメトリは、こぼれたり漏れたりせず、又は追加的な封じ込めデバイスを必要とせずに、エポキシ樹脂の混合物を十分に収容するものである。
ワッシャ100の一の特定の用途は、ジョイントにおけるクランプアップ力/荷重を決定することである。ジョイント813において構造部材810〜812の合わせ面又は接合面の間には、同一平面内の整合はなくてもよい。例えば、構造部材810は、構造部材810と構造部材811の間にギャップ820を形成する変形(例えば、若干の湾曲又は屈曲)を有してもよい(図8参照)。このようなギャップ820は、ジョイント813に、ギャップ820を跨ぐファスナ802の締付力の方が上回なければならない、クランプアップ力又はクランプアップ荷重と呼ばれる反対の力又は反対の強度を生成する。クランプアップ荷重は、ジョイント813に付加される残留荷重であり、これは構造部材810〜812の間のギャップ820を合わせるファスナ802の締付力により克服される必要がある。ファスナ802及び構造部材810〜812が構造的に老化する結果静的及び疲労強度を失わないように、製造環境においてジョイント813に付加されるこのような荷重に対し、限度及び閾値が設けられる。したがって、ジョイントにおけるクランプアップ荷重の量が閾値を超過しているかどうかを知ることが望ましい。
図10は、例示的一実施形態において、ジョイントにおけるクランクアップ荷重を決定するためにワッシャ100を使用する方法1000を示すフロー図である。方法1000のステップは、図8及び9を参照して説明されるが、当業者であれば、方法1000が他のファスナを用いて及び他のジョイント上で実施されうることを理解するであろう。このフロー図のステップは、包括的なものではなく、図示されていない他のステップを含むことができ、またステップは別の順序で実施されてよい。
方法1000のステップは、図8及び9に示されるような、構造部材810〜812(例えば、複合構造の層)から形成される構造を組み立てる際に、オペレーターによって実施されても、自動システム(例えばロボット)によって実施されてもよい。方法1000は、上述のようなワッシャ100を獲得すること(ステップ1002)、及びドーム型キャップ102がファスナと係合するように(図8参照)ワッシャ100をファスナのシャンク上に摺動させること(ステップ1004)を含む。方法1000は更に、ファスナのシャンクを、ジョイントの貫通穴の中に挿入する(図8参照)こと(ステップ1006)を含む。ファスナが図8に示すようなボルトである場合、ナットをボルト上に螺合させてもよい。方法1000は更に、ファスナにより漸増する締付力をジョイント813に加えること(ステップ1008)を含む。例えば、オペレーターは、ファスナヘッド又はファスナのナットにトルクを加えることができる。トルクが加わると、ファスナが伸長して構造部材810〜812が圧縮される。方法1000は更に、構造部材810〜812間のギャップ820についてジョイント813を検査すること(ステップ1010)を含む。
ギャップ820が閉じており、ワッシャ100のドーム型キャップ102が空洞304の中に潰れていないとき、方法1000は更に、ジョイント813におけるクランプアップ力が閾値を超過してないと決定すること(ステップ1012)を含む。ジョイント813におけるクランプアップ力が閾値を超過していないので、ギャップ820はジョイント813に許容不能な荷重を付加しない。したがって、ジョイント813は、許容可能な製造許容誤差内であることが確認できる。この時点では、所望のトルク(通常はファスナの保証強さの一定割合)に達するまで、追加のトルクをファスナに加えることができる。このような追加のトルクは、ワッシャ100が潰れて標準の平坦なワッシャとして機能するように、ワッシャ100の降伏強度を上回る締付力を生成する。代替え的に、ワッシャ100は、クランプアップ力を表示した後でファスナから取り外し、破棄してもよい。
ギャップ820が閉じておらず、ワッシャ100のドーム型キャップ102が空洞304の中に潰れたとき、方法1000は更に、ジョイント813におけるクランプアップ力が閾値を超過していると決定すること(ステップ1014)を含む。ジョイント813におけるクランプアップ力が閾値を超過しているので、ギャップ820は許容不能な量の荷重をジョイント813に加えており、これはジョイント813の構造的一体性に悪影響を与え得る。したがって、ジョイント813は許容可能な製造許容誤差内にない。
更に、本開示は下記の条項による実施形態を含む。
条項1.
ファスナ用のワッシャを備える装置であって、ワッシャが:
円形ベースプレート;
ベースプレートから突出するドーム型キャップ;
円形ベースプレートとドーム型キャップの間に形成される空洞;及び
円形ベースプレートとドーム型キャップを貫通するファスナ穴
を備える、装置。
条項2.
ワッシャが金属材料から形成されている、条項1の装置。
条項3.
ドーム型キャップが、ファスナによりドーム型キャップの降伏強度を超過する締付力が加わると、空洞の中に潰れるように構成されている、条項2の装置。
条項4.
空洞が半楕円形断面を有する、条項3の装置。
条項5.
ドーム型キャップの降伏強度が:
空洞の半楕円形断面の長軸;
空洞の半楕円形断面の短軸;
ドーム型キャップの厚さ;及び
金属材料
に基づいて決定される、条項4の装置。
条項6.
円形ベースプレートの厚さがドーム型キャップの厚さより大きい、条項1の装置。
条項7.
ドーム型キャップの厚さが円形ベースプレートからファスナ穴に向かって減少する、条項1の装置。
条項8.
ファスナ穴が、ファスナ上で摺動可能なようにサイズ決めされる、条項1の装置。
条項9.
ドーム型ワッシャを備える装置であって、
ドーム型ワッシャが:
第1の面に沿って円形であるベースプレート;
ベースプレートの周囲から外側に向かって突出する凸面壁;
第1の平面に直交する第2の平面に沿って平突形状を有する、ベースプレートと凸面壁の間の空洞;及び
ドーム型ワッシャの中心軸を通ってベースプレートと凸面壁を貫通するファスナ穴
を含む、装置。
条項10.
ドーム型ワッシャが金属材料から形成されている、条項9の装置。
条項11.
凸面壁が、ファスナによって凸面壁の降伏強度を超過する締付力が加わると空洞の中に潰れて塑性変形するように構成されている、条項10の装置。
条項12.
ベースプレートの厚さが凸面壁の厚さより大きい、条項9の装置。
条項13.
凸面壁の厚さがベースプレートからファスナ穴に向かって減少する、条項9の装置。
条項14.
ファスナ穴が、ファスナ上で摺動可能なようにサイズ決めされる、条項1の装置。
条項15.
構造部材のジョイントにおけるクランプアップ荷重を決定する方法であって:
円形ベースプレート、円形ベースプレートから突出し、円形ベースプレートとの間に空洞を形成するドーム型キャップ、及びドーム型キャップと円形ベースプレートを貫通するファスナ穴を備えるワッシャを獲得すること;
ドーム型キャップがファスナに係合するように、ファスナ穴を介してファスナのシャンク上にワッシャを摺動させること;
ファスナのシャンクをジョイントの貫通穴に挿入すること;
ファスナにより漸増する締付力をジョイントに加えること;
ジョイントを、構造部材間のギャップについて検査すること;及び
ギャップが閉じており、ワッシャのドーム型キャップが空洞の中に潰れていないとき、ジョイントにおけるクランプアップ荷重が閾値を超過していないと決定すること
を含む方法。
条項16.
ギャップが閉じておらず、ワッシャのドーム型キャップが空洞の中に潰れているとき、ジョイントにおけるクランプアップ荷重が閾値を超過していると決定すること
を更に含む、条項15の方法。
条項17.
ファスナがボルトとナットを含み、更に:
ナットをボルト上に螺合させること;及び
漸増するトルクをナットに掛けて、漸増する締付力をジョイントに加えること
を含む、条項15の方法。
条項18.
構造部材が複合材料の層を含む、条項15の方法。
具体的な実施形態が本明細書に記載されたが、本開示の範囲はそれら具体的な実施形態に限定されるものではない。本開示の範囲は、特許請求の範囲及びそのすべての等価物によって規定される。

Claims (10)

  1. ファスナ用のワッシャを備える装置であって、前記ワッシャが:
    円形ベースプレート;
    前記ベースプレートから突出するドーム型キャップ;
    前記円形ベースプレートと前記ドーム型キャップとの間に形成される空洞;及び
    前記円形ベースプレート及び前記ドーム型キャップを貫通するファスナ穴
    を備える装置。
  2. 前記ワッシャが金属材料から形成されている、請求項1に記載の装置。
  3. 前記ドーム型キャップが、前記ファスナによって前記ドーム型キャップの降伏強度を超過する締付力が加わると、前記空洞の中に潰れるように構成されている、請求項2に記載の装置。
  4. 前記空洞が半楕円形断面を有する、請求項3に記載の装置。
  5. 前記ドーム型キャップの前記降伏強度が:
    前記空洞の前記半楕円形断面の長軸;
    前記空洞の前記半楕円形断面の短軸;
    前記ドーム型キャップの厚さ;及び
    前記金属材料
    に基づいて決定される、請求項4に記載の装置。
  6. 前記円形ベースプレートの厚さが前記ドーム型キャップの厚さより大きい、請求項1に記載の装置。
  7. 前記ドーム型キャップの厚さが、前記円形ベースプレートから前記ファスナ穴に向かって減少する、請求項1に記載の装置。
  8. ファスナ穴が、ファスナ上で摺動可能なようにサイズ決めされる、請求項1に記載の装置。
  9. 構造部材のジョイントにおけるクランプアップ荷重を決定する方法であって:
    円形ベースプレート、前記円形ベースプレートから突出して前記円形ベースプレートとの間に空洞を形成するドーム型キャップ、及び前記ドーム型キャップと前記円形ベースプレートを貫通するファスナ穴を備えるワッシャを獲得すること;
    前記ドーム型キャップが前記ファスナに係合するように、前記ファスナ穴を介してファスナのシャンク上に前記ワッシャを摺動させること;
    前記ファスナの前記シャンクを前記ジョイントの貫通穴に挿入すること;
    前記ファスナによって漸増する締付力を前記ジョイントに加えること;
    前記ジョイントを、前記構造部材間のギャップについて検査すること;及び
    前記ギャップが閉じており、前記ワッシャの前記ドーム型キャップが前記空洞の中に潰れていないとき、前記ジョイントにおける前記クランプアップ荷重が閾値を超過していないと決定すること
    を含む方法。
  10. 前記ギャップが閉じておらず、前記ワッシャの前記ドーム型キャップが前記空洞の中に潰れているとき、前記ジョイントにおける前記クランプアップ荷重が前記閾値を超過していると決定すること
    を更に含む、請求項9に記載の方法。
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