JP2018167810A - 充電ポート用カバー及び充電ポート用カバーの取付方法 - Google Patents

充電ポート用カバー及び充電ポート用カバーの取付方法 Download PDF

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Abstract

【課題】部品点数の削減を図ることができる充電ポート用カバー及び充電ポート用カバーの取付方法を提供できる。【解決手段】車体に形成された充電ポート部13に対して開閉可能なリッド3が開いている状態で、リッド3と充電ポート部13との間に形成される開放部分を覆うように着脱可能に装着される充電ポート用カバー5の取付方法であって、リッド3が開いた状態で、車体1の充電ポート用カバー5を設置する設置面13aに対して充電ポート用カバー5を押し込むことにより、充電ポート用カバー5を車体に対して固定する第1工程と、リッド3を閉じて、リッド3と充電ポート用カバー5とを固定する第2行程と、を有している。【選択図】図8

Description

本発明は、充電ポート用カバー及び充電ポート用カバーの取付方法に関する。
従来の技術として、車両への装着状態において、リッドの前側の開放部分を覆う前面部と、リッドの側方の開放部分を覆う側面部と、前面部の車幅方向中央部の裏面に配置された壁状のロック機構部と、を備えた充電ポート用カバーが知られている(例えば、特許文献1参照)。
充電ポート用カバーは、ロック機構部から下方に突出したカバー側ストライカを有し、このカバー側ストライカは、ロック機構部に対して回転可能に支持された保持ブラケットと、保持ブラケットに取り付けられたストライカ本体とからなる。リッドに装着した充電ポートを閉じるときに、ストライカ本体が車体側の開口端に当接するため、ストライカ本体が開口端を避けるように保持ブラケットが後方側へ回転するように構成されている。これにより、充電ポート用カバーを完全に閉じることができる。
特許5530889号
しかし、特許文献1に記載の充電ポート用カバーでは、ロック機構部に対してカバー側ストライカを回転可能な構成とするために、保持ブラケットをロック機構部とは別に設ける必要があり、これが部品点数の増加の要因となっていた。
そこで、本発明は、部品点数の削減を図ることが可能な充電ポート用カバー及び充電ポート用カバーの取付方法を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決することを目的として、車体に形成された充電ポート部に対して開閉可能なリッドが開いている状態で、前記リッドと前記充電ポート部との間に形成される開放部分を覆うように着脱可能に装着される充電ポート用カバーの取付方法であって、前記リッドが開いた状態で、前記車体の前記充電ポート用カバーを設置する設置面に対して前記充電ポート用カバーを押し込むことにより、前記充電ポート用カバーを前記車体に対して固定する第1工程と、前記リッドを閉じて、前記リッドを前記充電ポート用カバーに対して固定する第2行程と、を有している、充電ポート用カバーの取付方法を提供する。
また、本発明は、上記課題を解決することを目的として、車体に形成された充電ポート部に対して開閉可能なリッドが開いている状態で、前記リッドと前記充電ポート部との間に形成される開放部分を覆うように着脱可能に装着される充電ポート用カバーであって、前記充電ポート用カバーは、前記開放部分の前方側を覆う本体部と、前記本体部の車幅方向の両端に設けられて前記開放部分の側方側を覆う第1及び第2の側部と、前記第1及び第2の側部から延在して前記本体部の前記車幅方向の両端側をそれぞれ支持する第1及び第2の支持部と、を有し、前記本体部に設けられたカバー側ストライカを前記車体に固定する際に、前記第1及び第2の支持部が前記車体の前記充電ポート用カバーを設置する設置面に接触する、充電ポート用カバーを提供する。
本発明によれば、部品点数の削減を図ることが可能な充電ポート用カバー及び充電ポート用カバーの取付方法を提供できる。
本発明における実施の形態に係る車体に設けられた充電ポート部を示す斜視図である。 充電ポート用カバーが車体に装着された状態を示す外観図である。 (a)は、充電ポート用カバーを斜め前方側から見た場合の外観図であり、(b)は斜め後方から見た場合の外観図である。 充電ポート用カバーの構成を示す平面図であり、(a)は、上面図であり、(b)は正面図であり、(c)は下面図であり、(d)は右側面図である。 充電ポート用カバーの分解斜視図である。 ロック機構の分解斜視図である。 ロック機構の動作を説明するための斜視図であり、(a)はロック状態を示し、(b)はアンロック状態を示している。 充電ポート用カバーの取付方法における各工程を説明する図であり、(a)は充電ポート用カバーを車体に取り付ける第1工程を示し、(b)はリッドを閉じてリッドと充電ポート用カバーとを固定する第2行程を示し、(c)は充電ポート用カバーの取り付けが完了した状態を示している。 充電ポート用カバーを車体から取り外す際の動作を説明する図であり、(a)は充電ポート用カバーがリッドロック装置に固定された状態を示し、(b)は充電ポート用カバーがリッドロック装置から解除された状態を示している。
(実施の形態の要約)
本実施の形態に係る充電ポート用カバーの取付方法は、前記リッドが開いた状態で、前記車体の前記充電ポート用カバーを設置する設置面に対して前記充電ポート用カバーを押し込むことにより、前記充電ポート用カバーを前記車体に対して固定する第1工程と、前記リッドを閉じて、前記リッドと前記充電ポート用カバーとを固定する第2行程と、を有している。
この充電ポート用カバーの取付方法によれば、特許文献1に記載された充電ポート用カバーの取付方法と比較して、部品点数を削減することができる。より具体的には、特許文献1に記載の取付方法の場合には、リッドの回転規制の制約を受けるのでリッド閉時における充電ポート用カバーと車体との干渉を考慮した機構を設ける必要があるが、本実施の形態によれば当該機構を設ける必要がない。すなわち、部品点数の削減を図ることができる。
[実施の形態]
以下、本発明における実施の形態に係る充電ポート用カバーについて、図1乃至図9を参照して説明する。なお、以下の実施の形態では電気自動車を例にとって説明するが、本発明はこれに限定されず、例えばハイブリッド車にも適用可能である。
(充電ポート部の構成)
図1は、本実施の形態に係る車体に設けられた充電ポート部を示す斜視図であり、リッドが開いた状態を示している。
図1に示すように、車体1の前端側には車幅方向に沿ってバンパー11が配置されており、バンパー11の後方側にはエンジンルームを覆うフード12が配置されいる。フード12の前端側の車幅方向の中央部には、充電コネクタを接続するためのポートが設けられた充電ポート部13が形成されており、この充電ポート部13にはヒンジ4を介して開閉可能なリッド3が配置されている。
充電ポート部13の底面は、充電ポート用カバー5を設置する設置面13aとして形成されている。充電ポート部13の奥には、充電ポート用枠部14が配置されており、この充電ポート用枠部14内における車両右側(図1に向かって左側)に急速充電ポート15が配置され、車両左側(図1に向かって右側)に通常充電ポート16が配置されている。
充電ポート用枠部14の車両前端側に設けられたカバー部17には、リッド3の裏面(リッド3の閉状態で充電ポート部13と対向する面)から突出して設けられたリッド側ストライカ33を挿入するためのストライカ挿入口17aが形成されている。
リッド3を閉じると、リッド側ストライカ33がストライカ挿入口17aに挿入されて、当該ストライカ挿入口17aのさらに奥側(車体内部側)に配置された車体側ロック装置としてのリッドロック装置9(後述する図3参照)によってロックされる。以降、リッド3が開いた状態で、リッド3と充電ポート部13との間に形成される開放部分100を覆う充電ポート用カバー5について説明する。
(充電ポート用カバーの構成)
図2は、本実施の形態に係る充電ポート用カバーを車体に装着した状態における外観図を示している。図3(a)は、充電ポート用カバーを斜め前方側から見た場合の外観図であり、図3(b)は斜め後方から見た場合の外観図である。図4は、充電ポート用カバー5の構成を示す平面図であり、(a)は、上面図であり、(b)は正面図であり、(c)は下面図であり、(d)は右側面図である。図5は、充電ポート用カバー5の分解斜視図である。この充電ポート用カバーは、車両の充電中の第三者による充電コネクタを引き抜く等のいたずら又は充電コネクタの盗難を防止するために用いられるものである。
図2〜図5に示すように、充電ポート用カバー5は、リッド3と充電ポート部13との間の開放部分100(図1に示す)のうち、リッド3の前縁部30とバンパー11との間における開放部分を覆う本体部50と、本体部50の車幅方向における左右側面側に配置されてリッド3の側縁部31,32とフード12との間における開放部分が覆う第1及び第2の側部51,52(図2では第2の側部52のみ示す)と、第1及び第2の側部51,52のそれぞれから延在して本体部50の車幅方向の両端側をそれぞれ支持するように設けられた第1及び第2の支持部56,57と、を有している。車両を充電する際には、充電ポート用カバー5の本体部50に形成された切り欠き50aから図略の充電ガンに接続された充電ケーブルが引き出される。
(本体部の構成)
図3〜図5に示すように、本体部50には、車幅方向の中央部における裏面側に突出して後述するロックケース6が配置される収容部540と、収容部540のさらに裏面側に突出して設けられたストライカ固定部541と、が設けられている。ストライカ固定部541の下部には、車体1側に設けられたリッドロック装置9に係合するカバー側ストライカ55が固定される。なおカバー側ストライカ55は、ストライカ固定部541と一体に形成されていてもよい。
図5に示すように、本体部50は、車両前後方向の前方側に配置される前方カバー53と、車両前後方向の後方側に配置される後方カバー54と、を有している。前方カバー53には、縦長の切り欠き53aが形成されている。この切り欠き53aと後方カバー54に形成された図略の切り欠きとが、車両前後方向に重なり合って前述した本体部50の切り欠き50aが構成されている。本体部50の車幅方向の中央における上部には、リッド側ストライカ33が挿通するストライカ挿通溝54bが形成されている。
前方カバー53と後方カバー54との間には、リッド側ストライカ33を拘束及び解放するロック機構7と、ロック機構7を収容するロックケース6と、が配置されている。ロック機構7の詳細については後述する。
(第1及び第2の側部の構成)
第1及び第2の側部51,52は、本体部50に対してヒンジ56を介して開閉可能に取り付けられている。充電ポート用カバー5を収納する際には、第1及び第2の側部51,52を内側に折りたたむことにより、収納時のコンパクト化が可能である。
(第1及び第2の支持部の構成)
第1の支持部56は、第1の側部51の内側に設けられ、当該内側の面から車幅方向に沿った方向に延在して形成された第1脚部561と、第1脚部561の車幅方向の中央部から車両後方側に突出して設けられた第1突出部562と、を有している。
第1脚部561は、第1の側部51の内側の面から遠い側の先端部が下方に垂下して形成されている。第1脚部561の下方を臨む先端面561aは、充電ポート用カバー5の装着状態において、車体1の設置面13aに接触する。
第1突出部562の先端部には、下方に突出した突起562aが設けられている。突起562aは、充電ポート用カバー5の装着状態において、車体1の設置面13aに接触する。
同様に、第2の支持部57は、第2の側部52の内側に設けられ、当該内側の面から車幅方向に沿った方向に延在して形成された第2脚部571と、第2脚部571の車幅方向の中央部から車両後方側に突出して設けられた第2突出部572と、を有している。
第2脚部571は、第2の側部52の内側の面から遠い側の先端部が下方に垂下して形成されている。第2脚部571の下方を臨む先端面571aは、充電ポート用カバー5の装着状態において、車体1の設置面13aに接触する。
第2突出部572の先端部には、下方に突出した突起572aが設けられている。突起562aは、充電ポート用カバー5の装着状態において、車体1の設置面13aに接触する。
上記のように構成された第1及び第2の支持部56,57は、充電ポート用カバー5の装着状態において、本体部50を車幅方向の両端側で車体1に対して支持する。これにより、本体部50の車幅方向に対するガタが抑制され、その姿勢が安定化される。
(ロック機構の構成)
図6は、ロック機構7及びロックケース6の分解斜視図である。図7は、ロック機構7の動作を説明するための斜視図であり、(a)はロック状態を示し、(b)はアンロック状態を示している。なお図7では、説明の便宜上、第2ケース62、及び第1及び第2のコイルばね721,722の図示は省略している。
ロック機構7は、図6及び図7に示すように、リッド側ストライカ33を拘束する拘束位置と、リッド側ストライカ33を解放した解放位置との間を所定の角度範囲で回転するフックレバー71と、フックレバー71を解放位置から拘束位置の方向に付勢する第1のコイルばね721と、リッドロック装置9と対向する本体部50の底面から外部に突出するように設けられた突出部741を有し、突出部741が引き込まれた引込位置と、引込位置から突出した突出位置との間を変位可能に配置された解除レバー74と、解除レバー74を引込位置から突出位置の方向に付勢する第2のコイルばね722と、を有している。
ロックケース6は、第1ケース61と第2ケース62とからなり、例えば超音波溶着によって互いに固定されている。第1ケース61には、リッド側ストライカ33が挿入可能な凹部610が形成されている。
フックレバー71は、ロックケース6の第1ケース61に設けられた支持部61aに対して回動可能に支持される被支持部710と、リッド3を閉じるときにリッド側ストライカ33と係合する鉤部711と、被支持部710と鉤部711との間に配置されたレバー部712と、被支持部710から延在して解除レバー74に係合される被係合部713と、を一体に有している。
第1のコイルばね721の一端部721aは、ロックケース6の第1ケース61に設けられた第1係止突起61bに接続されている。第1のコイルばね721の他端部721bは、フックレバー71に設けられた第2係止突起714に接続されている。
解除レバー74は、ロックケース6の第1ケース61に設けられたレバー取付部61cに係止する係止孔740aが形成された係止部740と、係止部740の下方から突出した軸状の突出部741と、係止部740の上端から突出部741の軸方向と直交する方向に延在してフックレバー71と係合する係合部742と、を一体に有している。
解除レバー74は、係止孔740aがロックケース6のレバー取付部61cに嵌合してスライド可能に配置されている。
第2のコイルばね722の一端部722aは、解除レバー74に形成された第1バネ接続部743に連結されている。第2のコイルばね722の他端部722bは、ロックケース6の第1ケース61に設けられた第2バネ接続部61dに連結されている。
(ロック機構の動作)
図7(a)に示すように、ロック機構7のロック状態においては、フックレバー71の鉤部711がロックケース6における第1ケース61の凹部610内に位置してリッド側ストライカ33を拘束している。このとき、解除レバー74は、突出部741が引込位置に位置しているので、フックレバー71と解除レバー74とは非係合の状態である。
リッドロック装置9のアンロック操作をすると、解除レバー74がロックケース6に対して引込位置から突出位置に相対変位する。これにより、解除レバー74の係合部742がフックレバー71の被係合部713に係合するので、フックレバー71が拘束位置から解放位置の方向に所定の角度だけ回動する。
そうすると、フックレバー71が解放位置に位置するので、リッド側ストライカ33がフックレバー71の鉤部711から解放される。これにより、ロック機構7のロックが解除されたアンロック状態となる。ロック機構7のロック動作は、基本的に上述したアンロック動作の逆の動作となる。
(充電ポート用カバーの取付方法)
次に、充電ポート用カバー5の取付方法について図8を参照して説明する。図8は、充電ポート用カバー5の取付方法における各行程を示す図であり、(a)は充電ポート用カバーを車体に取り付ける第1工程を示し、(b)はリッドを閉じてリッドと充電ポート用カバーとを固定する第2行程を示し、(c)は充電ポート用カバーの取り付けが完了した状態を示している。なお、図8では、車体1の内側に設けられたサポート900に固定されたリッドロック装置9を二点鎖線で示している。
充電ポート用カバー5は、リッド3が開いた状態で、車体1の充電ポート用カバー5を設置する設置面13aに対して充電ポート用カバー5を押し込むことにより、充電ポート用カバー5を車体1に対して固定する第1工程と、リッド3を閉じて、リッド3と充電ポート用カバー5とを固定する第2行程と、を有して概略構成される。
第1工程では、図8(a)に示すように、リッド3が開いた状態で、車体1の設置面13aと平行な平面に対して直交する方向に沿って、充電ポート用カバー5を移動させる。そして、カバー側ストライカ55とリッドロック装置9のラッチ91に係合させて、設置面13aと平行な平面に対して直交する方向(図8(a)に示す矢印方向)に押し込むことにより、カバー側ストライカ55をリッドロック装置9のラッチ91に噛み合わせる。これにより、リッドロック装置9が作動して、充電ポート用カバー5が車体1に対して固定される(図8(b)参照)。
ここで、本実施の形態では、カバー側ストライカ55がリッドロック装置9のラッチ91と噛み合わせると共に、充電ポート用カバー5の第1及び第2の支持部56,57を車体1の設置面13aに接触させる。より具体的には、第1及び第2の支持部56,57の、それぞれの、第1及び第2突出部562,572の第1及び第2突起562a、572aを設置面13aに接触させる。これにより、取付の際において本体部50の車幅方向の両端側が支持されるので、第1及び第2の支持部56,57を備えない場合に比較して、充電ポート用カバー5を安定的に取り付けることができる。
次に、リッド3を閉方向(図8(b)に示す矢印方向)に移動させて、リッド3のリッド側ストライカ33を充電ポート用カバー5のストライカ挿通溝54bに挿通し、リッド側ストライカ33が前述のロック機構7の作動によって拘束される。これにより、充電ポート用カバー5の取り付けが完了する。なお、リッドロック装置9はいわゆる公知のフードロック装置であればよく、その態様はこれに限定されるものではない。
次に、充電ポート用カバー5を車体1から取り外す際について、図9を参照して説明する。図9は、充電ポート用カバーを車体から取り外す際の動作を説明する図であり、(a)は充電ポート用カバー5がリッドロック装置9に固定された状態を示し、(b)は充電ポート用カバー5が車体1のリッドロック装置9から解除された状態を示している。
車室内に配置された図略のオープンレバーによってリッドロック装置9のアンロック操作をすると、図9(b)に示すように、リッドロック装置9のラッチ91がカバー側ストライカ55を解放するので、ラッチ91の回転力によって充電ポート用カバー5が開方向(矢印X方向)に押し上げられる。
そうすると、第1のコイルばね721の付勢力によって、ロックケース6が解除レバー74に対して矢印Y方向に押し上げられる。換言すれば、図9(b)に示すように、解除レバー74が、ロックケース6に対して引込位置から突出位置に相対的に変位する。これにより、図7において説明したロック機構7の作動によって、フックレバー71が拘束位置から解放位置の方向に所定の角度だけ回動する。
そして、リッド側ストライカ33がフックレバー71の鉤部711から解放されて、図9(b)に示すように、リッド3を開方向(矢印Z方向)に移動することができる状態となる。これにより、充電ポート用カバー5の車体1及びリッド3からの取り外しが可能となる。
(実施の形態の作用及び効果)
(1)本実施の形態に係る充電ポート用カバー5の取付方法は、リッド3が開いた状態で、車体1の充電ポート用カバー5を設置する設置面13aに対して充電ポート用カバー5を押し込むことにより、充電ポート用カバー5を車体1に対して固定する第1工程と、リッド3を閉じて、リッド3と充電ポート用カバー5とを固定する第2行程と、を有している。これにより、特許文献1に記載された充電ポート用カバーの取付方法のようにリッドの回転規制の制約を受けないので、部品点数の削減を図ることができる。
(2)充電ポート用カバー5は、装着状態において、車幅方向の両端側から設置面13aに向かって延在した第1及び第2の支持部56,57を有し、充電ポート用カバー5の取付方法における第1工程では、カバー側ストライカ55がリッドロック装置9に係合すると共に、第1及び第2の支持部56,57を設置面13aに接触させるように取り付ける。これにより、充電ポート用カバー5を取り付ける際に、本体部50の車幅方向の両端部側が支持されるので、本体部50の中央部に配置されたカバー側ストライカ55を支点として揺動することが抑制される。従って、充電ポート用カバー5を安定的に取り付けることができる。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、上記に記載した実施の形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。また、実施の形態の中で説明した特徴の組合せの全てが発明の課題を解決するための手段に必須であるとは限らない点に留意すべきである。
本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変形して実施することが可能である。
3…リッド 33…リッド側ストライカ
4…ヒンジ 5…充電ポート用カバー
50…本体部 51…第1の側部
52…第2の側部 53…前方カバー
54…後方カバー 54b…ストライカ挿通溝
55…カバー側ストライカ 6…ロックケース
7…ロック機構 71…フックレバー
74…解除レバー 711…鉤部
741…突出部 742…係合部
9…リッドロック装置 13…充電ポート部
100…開放部分 13a…設置面
56…第1支持部 57…第2の支持部
561…第1脚部 562…第1突出部
562a…第1突起 571…第2脚部
572…第2突出部 572a…第2突起

Claims (4)

  1. 車体に形成された充電ポート部に対して開閉可能なリッドが開いている状態で、前記リッドと前記充電ポート部との間に形成される開放部分を覆うように着脱可能に装着される充電ポート用カバーの取付方法であって、
    前記リッドが開いた状態で、前記車体の前記充電ポート用カバーを設置する設置面に対して前記充電ポート用カバーを押し込むことにより、前記充電ポート用カバーを前記車体に対して固定する第1工程と、
    前記リッドを閉じて、前記リッドを前記充電ポート用カバーに対して固定する第2行程と、を有している、
    充電ポート用カバーの取付方法。
  2. 前記充電ポート用カバーは、前記車体に設けられた車体側ロック装置に係合して拘束されるカバー側ストライカを有し、
    前記第1工程では、前記カバー側ストライカを前記車体側ロック装置に係合させる、
    請求項1に記載の充電ポート用カバーの取付方法。
  3. 前記充電ポート用カバーは、車幅方向の両端側から前記設置面に向かって延在した第1及び第2の支持部を有し、
    前記第1工程では、前記カバー側ストライカが前記車体側ロック装置に係合すると共に、前記第1及び第2の支持部を前記設置面に接触させる、
    請求項2に記載の充電ポート用カバーの取付方法。
  4. 車体に形成された充電ポート部に対して開閉可能なリッドが開いている状態で、前記リッドと前記充電ポート部との間に形成される開放部分を覆うように着脱可能に装着される充電ポート用カバーであって、
    前記充電ポート用カバーは、前記開放部分の前方側を覆う本体部と、前記本体部の車幅方向の両端に設けられて前記開放部分の側方側を覆う第1及び第2の側部と、前記第1及び第2の側部から延在して前記本体部の前記車幅方向の両端側をそれぞれ支持する第1及び第2の支持部と、を備え
    前記本体部に設けられたカバー側ストライカを前記車体に固定する際に、前記第1及び第2の支持部が前記車体の前記充電ポート用カバーを設置する設置面に接触する、
    充電ポート用カバー。
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