JP2018167057A - 間欠自己導尿カテーテル - Google Patents

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Abstract

【課題】洗浄時間が短く、容易に洗浄することが可能な間欠自己導尿カテーテルを提供する。【解決手段】間欠自己導尿カテーテル1は、管状の導尿カテーテル10と、導尿カテーテル10の近位端部の尿排出口12を封止するためのキャップ20とを備えている。導尿カテーテル10は、その遠位端部の先端11にその軸方向に開口するように形成された導尿孔13を有している。【選択図】図1

Description

本発明は、患者が自ら使用することができる再利用可能な間欠自己導尿カテーテルに関する。
種々の原因による高度な尿の排出障害に対しては、現在の薬物等での治療では限界がある。尿の排出障害が長期間続くと、多量の残尿や膀胱内の圧の不十分な低下により、膀胱の収縮不良の発生や尿路の感染の頻繁な発生等、腎臓の機能に悪い影響を及ぼし、腎不全になり、その結果血液透析が必要になる場合がある。
これらの合併症を防ぐ方法の一つとして、従来から、排尿障害者等の膀胱内の排尿が困難な患者が尿意を催したとき、自らカテーテルを尿道から膀胱まで挿入し、膀胱内の尿を体外へ誘導して排出する処置(自己導尿)が行われている。
この自己導尿は、1日中膀胱内にカテーテルを挿入して膀胱の残尿を排出する方法とは異なり、1日に数回、間欠的にシリコーンゴム製のカテーテルを用いて患者自身が膀胱内にカテーテルを挿入し膀胱内の残尿を出し切ることにより膀胱や腎臓の働きが悪くなることを防止する方法であり、その有効性は一般によく知られている。
また、導尿時にのみカテーテルを挿入するので、導尿時以外にはカテーテルは不要であり、患者の日常生活に負担が少なく、患者が快適な生活を送る上でも有益な治療法である。
現在の日本における自己導尿法は、体に安全な素材であるシリコーンゴムを用いたカテーテルを繰り返し用いて行われることが多い。カテーテルを用いて導尿した後は、使用後のカテーテルを水道水で洗浄し消毒液(例えば、0.025%塩化ベンザルコニウム水溶液)に浸漬して保存することが一般的な使用・保存方法である。
このような自己導尿に用いられるカテーテルとして、カテーテルの先端側(尿道に挿入される側)の側面に膀胱から導尿するための孔(導尿孔)が設けられたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、上述したように、自己導尿に用いられるカテーテルは一般に複数回繰り返して使用され、その都度洗浄する必要があるので、カテーテルの先端側の側面に導尿孔が設けられている場合には、カテーテルの洗浄のための水道水がカテーテルの内腔を通過するときに閉鎖された先端により水道水の流れが制止され、洗浄に時間がかかるという問題がある。また、閉鎖された先端はデッドスペースとなり、このデッドスペースに汚れが溜まりやすい。
自己導尿用のカテーテルは患者等が複数回にわたって洗浄し、再利用されるものであるので、洗浄時間の短縮や、カテーテルの容易な洗浄が求められている。
特開2001−104472号公報
本発明は上記問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、洗浄時間が短く、容易に洗浄することが可能な間欠自己導尿カテーテルを提供することである。
上記目的を達成するため、本発明の一形態に係る間欠自己導尿カテーテルは、再利用可能な間欠自己導尿カテーテルであって、近位端部に尿排出口を有する導尿カテーテルを備え、前記導尿カテーテルは、遠位端部の先端に、前記導尿カテーテルの挿入方向に開口するように形成された導尿孔を有する。
本発明の別の形態に係る間欠自己導尿カテーテルは、前記導尿孔が、前記導尿カテーテルの挿入方向に開口するように形成される。
本発明の別の形態に係る間欠自己導尿カテーテルは、前記導尿カテーテルのキャップを備え、前記キャップは、前記導尿カテーテルの前記尿排出口と流体連通可能に構成された導尿口を有し、消毒液を収容する消毒液ケースの開口部に着脱自在に係合するホルダと、前記ホルダの前記導尿口を開閉自在に構成されたキャップ部と、を有し、前記ホルダと前記キャップ部は、一体に形成される。
本発明の別の形態に係る間欠自己導尿カテーテルは、前記ホルダの下端部が、前記ホルダを前記消毒液ケースに係合する方向の直角方向に対して傾斜するように形成される。
本発明の別の形態に係る間欠自己導尿カテーテルは、前記導尿孔の内径が、前記導尿カテーテルの内腔の内径と同一である。
本発明の別の形態に係る間欠自己導尿カテーテルは、前記導尿カテーテルの前記尿排出口が、前記ホルダの前記導尿孔と着脱自在に接続されている。
本発明の別の形態に係る間欠自己導尿カテーテルは、前記導尿カテーテルの遠位端部は、先細に形成されている。
本発明によれば、洗浄時間が短く、容易に洗浄することが可能な間欠自己導尿カテーテルを提供することができる。
本実施形態に係る間欠自己導尿カテーテルを示す概略図である。 他の実施形態に係る間欠自己導尿カテーテルを示す概略図である。 他の実施形態に係る間欠自己導尿カテーテルを示す概略図である。 他の実施形態に係る間欠自己導尿カテーテルを示す概略図である。 他の実施形態に係る間欠自己導尿カテーテルを示す概略図である。 他の実施形態に係る間欠自己導尿カテーテルを示す概略図である。
以下、本発明の実施形態に係る、患者が自ら使用することができる再利用可能な間欠自己導尿カテーテルについて図面を参照して説明する。以下で説明する図面において、同一または相当する構成要素には、同一の符号を付して重複した説明を省略する。
図1は、本実施形態に係る間欠自己導尿カテーテルを示す概略図であり、図1aは、間欠自己導尿カテーテルが消毒液ケースに収納された状態を示す概略側断面図であり、図1bは間欠自己導尿カテーテルが消毒液ケースに収納された状態を示す概略正面図であり、図1cは間欠自己導尿カテーテルの概略上面図である。
図1に示すように、間欠自己導尿カテーテル1は、例えばシリコーンゴムで形成された管状の導尿カテーテル10と、導尿カテーテル10を封止するためのキャップ20とを備えている。
導尿カテーテル10は、その近位端部に尿排出口12と、その遠位端部の先端11に、尿道への挿入方向に開口するように形成された導尿孔13を有し、尿排出口12と導尿孔13との間に尿を通過させるための内腔14を有している。導尿カテーテル10の遠位端部は、尿道に挿入し易いように先細に形成されている。導尿孔13の内径は、内腔14の内径と同一の大きさに形成されていることが好ましい。これにより尿が内腔14を流れるときの導尿カテーテル10の内壁によって尿に加わる摩擦抵抗を小さくすることができる。
キャップ20は、消毒液を収容する消毒液ケース30の開口部に着脱自在に係合するホルダ24と、導尿カテーテル10の尿排出口12を封止するためのキャップ部21とを備え、上面視で略円形に形成されている。ホルダ24は、結合部28を介してキャップ部21と一体に形成されている。
ホルダ24は、導尿カテーテル10の尿排出口12と着脱自在に接続されて、尿排出口12と流体連通可能に構成された導尿口25を有し、キャップ部21はこの導尿口25を封止することで、導尿口25及び導尿カテーテル10の尿排出口12を封止することができる。
ホルダ24は、その内周面にねじ溝27aを有し、これにより消毒液ケース30の端部の外周面に設けられたねじ溝とねじ係合してキャップ20と消毒液ケース30とを係合するように構成されている。また、ホルダ24は、キャップ20が消毒液ケース30と係合したときに消毒液ケース30の縁部32が当接する位置にシール部材29aを有している。これにより、消毒液ケース30内の消毒液がケース外部に流出することを防止している。さらに、ホルダ24は、その外表面に突起部26を有し、突起部26は、キャップ部21が有する係合部22と係合するように構成されている。
キャップ部21は、結合部28をヒンジとして、ホルダ24の導尿口25に対して開状態及び閉状態に回動するように構成されている。キャップ部21を閉じた状態で係合部22を突起部26と係合することで、不意にキャップ部21が開くことを防止することができる。
また、キャップ20は、キャップ部21を閉じた状態でホルダ24を消毒液ケース30の開口部に装着することで、消毒液ケース30の蓋としても機能するように構成されている。
なお、キャップ20の材料としては例えばPP(ポリプロピレン)等、消毒液ケース30の材料としては例えばPP、PE(ポリエチレン)、PET(ポリエチレンテレフタラート)等を使用することができる。また、本実施形態では、導尿カテーテル10としてシリコーンゴムで形成されたものを使用しているが、これに限られず、一般的にカテーテルに用いられている材料であって再利用可能なもの、例えば、ポリイソプレン、ブタジエン・スチレン共重合体、ポリブタジエン、ポリクロロプレン、イソブチレン・イソブチレン共重合体、ブタジエン・アクリルニトリル共重合体、エチレン・プロピレン・共重合体、クロロスルホン化ポリエチレン、アクリル酸エステル共重合体、ポリウレタン、パーフルオロプロペン・フッ化ビニリデン共重合体等を使用することができる。
以上で説明したように構成された間欠自己導尿カテーテル1は、遠位端部の先端11に導尿孔13が形成されているので、患者が自己導尿のために導尿カテーテル10を尿道に挿入したとき、導尿カテーテル10の先端11が膀胱に到達するとすぐに導尿が開始される。即ち、従来のように側面のみに導尿孔が設けられているカテーテルに比べて、カテーテルの挿入深さを浅くすることができ、カテーテルの挿入(接触)による膀胱壁の損傷を防止することができる。さらに、先端11に導尿孔13が形成されていることにより、膀胱から導尿孔13に導入されるときの尿の移動方向が略直線状となり抵抗が小さくなるので、膀胱内の尿の排出を行い易い。
また、間欠自己導尿カテーテル1は、先端11に導尿孔13が形成されていることにより、洗浄のための水道水が導尿カテーテル10の内腔を通過するときに水道水の流れを制止することがなく、容易に洗浄することができ、洗浄時間を短縮することができる。また、先端11に導尿孔13が形成されているので、従来のようなデッドスペースがなく、導尿カテーテル10内に汚れが溜まりにくく、且つ消毒液が導尿カテーテル10の内腔に満たされやすい。
本実施形態に係る間欠自己導尿カテーテル1は、キャップ部21とホルダ24とが結合部28により一体に形成され、キャップ20を導尿カテーテル10から取り外す必要なく、キャップ部21を開くだけで導尿することができるので、手を汚すことなく容易に導尿することができる。
なお、本発明の間欠自己導尿カテーテル1は、所定の洗浄・消毒を行うことで所定期間使用することができ、所定期間を経過した後は廃棄される。なお、所定期間内に導尿カテーテル10が過度に汚れたり、破損したりした場合には、導尿カテーテル10をキャップ20の導尿口25から取り外して新たなものに交換することができ、その場合は間欠自己導尿カテーテル1のキャップ20を再利用することができる。
次に、本発明の他の実施形態に係る間欠自己導尿カテーテルを説明する。
図2は、本発明の他の実施形態に係る間欠自己導尿カテーテルを示す概略図であり、図2aは、間欠自己導尿カテーテルが消毒液ケースに収納された状態を示す概略側断面図であり、図2bは間欠自己導尿カテーテルが消毒液ケースに収納された状態を示す概略正面図であり、図2cは間欠自己導尿カテーテルの概略上面図である。
図1に示した実施形態に係る間欠自己導尿カテーテル1のキャップ20が上面視略円形に形成されているのに対し、本実施形態に係る間欠自己導尿カテーテル1のキャップ20は、図2に示すように、上面視略楕円形に形成されている。
このようにキャップ20を上面視略楕円形に形成することにより、使用時に間欠自己導尿カテーテル1を掴みやすくなり、導尿時の操作性を向上させることができる。
図3は、本発明の他の実施形態に係る間欠自己導尿カテーテルを示す概略図であり、図3aは、間欠自己導尿カテーテルが消毒液ケースに収納された状態を示す概略側断面図であり、図3bは間欠自己導尿カテーテルが消毒液ケースに収納された状態を示す概略正面図であり、図3cは間欠自己導尿カテーテルの概略上面図である。
図1に示した実施形態に係る間欠自己導尿カテーテル1では、キャップ20と消毒液ケース30とをねじ係合するように構成されているのに対し、本実施形態に係る間欠自己導尿カテーテル1は、図3に示すように、キャップ20と消毒液ケース30とが嵌合により係合するように形成されている。即ち、キャップ20のホルダ24は、その内周面に沿って水平方向に形成された突条27bを有し、消毒液ケース30の端部の外周面に設けられた係合溝に突条27bが係合することで、キャップ20と消毒液ケース30とが嵌合し、係合するように構成されている。
このように、キャップ20と消毒液ケース30とが嵌合により係合するので、キャップ20を消毒液ケース30に押し込むだけで、容易に消毒液ケース30を封止することができる。
図4は、本発明の他の実施形態に係る間欠自己導尿カテーテルを示す概略図であり、図4aは、間欠自己導尿カテーテルが消毒液ケースに収納された状態を示す概略側断面図であり、図4bは間欠自己導尿カテーテルが消毒液ケースに収納された状態を示す概略正面図であり、図4cは間欠自己導尿カテーテルの概略上面図である。
図1に示した実施形態に係る間欠自己導尿カテーテル1が上面視略円形に形成されているのに対し、本実施形態に係る間欠自己導尿カテーテル1は、図4cに示すように、上面視略楕円形に形成されている。
また、本実施形態に係る間欠自己導尿カテーテル1は、図3に示した間欠自己導尿カテーテル1と同様に、キャップ20と消毒液ケース30とが嵌合により係合するように形成されている。
図4aに示すように、ホルダ24は、その下端部23が水平方向に対して角度を有するように形成されている。言い換えれば、ホルダ24の下端部23は、ホルダ24を消毒液ケース30に嵌合(係合)する方向(押し付ける方向)の直角方向に対して傾斜するように形成されている。また、消毒液ケース30には、ホルダ24の下端部23の形状に対応する段部31が形成されている。図4aに示すキャップ20を消毒液ケース30に嵌合させた状態においてキャップ20をひねると、ホルダ24の下端部23と消毒液ケース30の段部31とが接触することでキャップ20が消毒液ケース30から脱離する方向に移動し、キャップ20の突条27bが消毒液ケース30の係合溝から外れる。
このようにキャップ20が形成されていることで、キャップ20を消毒液ケース30から容易に取り外すことができる。
図5は、本発明の他の実施形態に係る間欠自己導尿カテーテルを示す概略図であり、図5aは、間欠自己導尿カテーテルが消毒液ケースに収納された状態を示す概略側断面図であり、図5bは間欠自己導尿カテーテルの概略上面図である。
図1に示した実施形態に係る間欠自己導尿カテーテル1では、ホルダ24の導尿口25の内径の大きさが全長にわたって略一定に形成されているのに対し、本実施形態に係る間欠自己導尿カテーテル1では、図5aに示すように、導尿口25は、導尿カテーテル10が接続される側とは反対側の端部の内径が拡大された拡径部25aを有している。拡径部25aは、テーパ部25bを介して、導尿口25の導尿カテーテル10が接続される側の端部と一体に形成されている。
ホルダ24の導尿口25が拡径部25aを有しているので、拡径部25aにシリンジ等を挿入して、洗浄のための水道水を導尿カテーテル10の内腔に強い水圧で流入させることができ、導尿カテーテル10の洗浄を効率よく行うことができる。
また、本実施形態に係る間欠自己導尿カテーテル1では、キャップ21がシール部材29bを備えている。このシール部材29bが導尿口25の開口部に当接することで、確実に導尿口25及び導尿カテーテル10の尿排出口12を封止することができる。
なお、本実施形態に係る間欠自己導尿カテーテル1は、図3及び図4に示した間欠自己導尿カテーテル1と同様に、キャップ20と消毒液ケース30とが嵌合により係合するように形成されている。また、本実施形態に係る間欠自己導尿カテーテル1は、図4に示した間欠自己導尿カテーテル1と同様に、ホルダ24の下端部23が水平方向に対して角度を有するように形成され、消毒液ケース30にはホルダ24の下端部23の形状に対応する段部31が形成されている。さらに、本実施形態に係る間欠自己導尿カテーテル1は、図2及び図4に示した間欠自己導尿カテーテル1と同様に、上面視略楕円形に形成されている(図5b参照)。
図6は、本発明の他の実施形態に係る間欠自己導尿カテーテルを示す概略図であり、図6aは、間欠自己導尿カテーテルが消毒液ケースに収納された状態を示す概略側断面図であり、図6bは間欠自己導尿カテーテルの概略上面図である。
本実施形態に係る間欠自己導尿カテーテル1では、図5に示した間欠自己導尿カテーテル1と異なり、ホルダ24の内周にねじ溝27aを有し、消毒液ケース30の端部の外周面に設けられたねじ溝とねじ係合してキャップ20と消毒液ケース30とを係合するように構成されている。なお、このねじ溝27aは、約180°のキャップ20の回転(ひねり)により、キャップ20を消毒液ケース30から着脱することができるように構成されている。
以上に本発明の実施形態を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲、及び明細書と図面に記載された技術的思想の範囲内において種々の変形が可能である。なお直接明細書及び図面に記載のない何れの形状や材質であっても、本願発明の作用・効果を奏する以上、本願発明の技術的思想の範囲内である。たとえば、以上で説明した各実施形態では、導尿カテーテル10の先端11にのみ導尿孔13を設けているが、これに加えて導尿カテーテル10の側面に別途導尿孔13を設けてもよい。
1 間欠自己導尿カテーテル、10 導尿カテーテル、11 先端、12 尿排出口、13 導尿孔、20 キャップ、21 キャップ部、22 係合部、24 ホルダ、25 導尿口、25a 拡径部、25b テーパ部、26 突起部、27a ねじ溝、27b 突条、28 結合部、29a シール部材、29b シール部材、30 消毒液ケース、32 縁部。

Claims (6)

  1. 再利用可能な間欠自己導尿カテーテルであって、
    近位端部に尿排出口を有する導尿カテーテルを備え、
    前記導尿カテーテルは、遠位端部の先端に、前記導尿カテーテルの挿入方向に開口するように形成された導尿孔を有する、間欠自己導尿カテーテル。
  2. 前記導尿カテーテルのキャップを備え、
    前記キャップは、
    前記導尿カテーテルの前記尿排出口と流体連通可能に構成された導尿口を有し、消毒液を収容する消毒液ケースの開口部に着脱自在に係合するホルダと、
    前記ホルダの前記導尿口を開閉自在に構成されたキャップ部と、を有し、
    前記ホルダと前記キャップ部は、一体に形成された、請求項1に記載された間欠自己導尿カテーテル。
  3. 前記ホルダの下端部は、前記ホルダを前記消毒液ケースに係合する方向の直角方向に対して傾斜するように形成された、請求項2に記載された間欠自己導尿カテーテル。
  4. 前記導尿孔の内径は、前記導尿カテーテルの内腔の内径と同一である、請求項1ないし3のいずれか一項に記載された間欠自己導尿カテーテル。
  5. 前記導尿カテーテルの前記尿排出口は、前記ホルダの前記導尿孔と着脱自在に接続された、請求項1ないし4のいずれか一項に記載された間欠自己導尿カテーテル。
  6. 前記導尿カテーテルの遠位端部は、先細に形成された、請求項1ないし5のいずれか一項に記載された間欠自己導尿カテーテル。
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