JP2018166459A - 雑草処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】畦畔のような柔らかい土壌の雑草を容易に処理することができる雑草処理装置を提供する。【解決手段】雑草処理車両1は、自重で雑草に踏圧を加えるローラ4を有する踏圧機3と、自律走行可能な走行体2とを備え、走行体2は、踏圧機3を放出または回収可能なガイド板を備えた機体11と、走行輪12L、12Rと、走行輪12L、12Rを駆動する走行用モータ13L、13Rとを有する。【選択図】図3

Description

本発明は、雑草処理装置に関する。
圃場の管理の一つとして、作物の育成を阻害する雑草を、除草剤を用いずに処理する圃場管理車両が知られている(特許文献1参照)。
この圃場管理車両は、機体と、機体に設けられた車輪と、機体の下方に回転自在に支持され、土壌を押圧する押圧ローラとを有し、車輪は、機体の左右前後方向に4つ設けられている。この圃場管理車両は、走行しながら押圧ローラによって雑草に踏圧を加えることにより、雑草の生育を阻害し、雑草の防除を行う。
特開2016−77241号公報
このような従来の圃場管理車両にあっては、圃場管理車両が走行しながら押圧ローラによって雑草に踏圧を加えるので、圃場の畦畔のように柔らかくて傾斜する土壌では、圃場管理車両の自重が加わる車輪によって土壌そのものが破壊されるおそれがある。
本発明は、上記のような問題点に着目してなされたものであり、畦畔のような柔らかい土壌の雑草を容易に処理することができる雑草処理装置を提供することを目的とするものである。
本発明は、自重で雑草に踏圧を加える回転体を有する踏圧機と、自律走行可能な走行体とを備え、前記走行体は、前記踏圧機を放出または回収可能な機体と、走行輪と、前記走行輪を駆動する駆動源とを有することを特徴とする。
このように上記の本発明によれば、畦畔のような柔らかい土壌の雑草を容易に処理することができる。
図1は、本発明の第1の実施例に係る雑草処理装置の斜視図と、雑草処理装置が雑草の処理を行う雑草処理予定地の概略図である。 図2は、本発明の第1の実施例に係る雑草処理装置の斜視図である。 図3は、本発明の第1の実施例に係る雑草処理装置の概略平面図である。 図4は、本発明の第1の実施例に係る雑草処理装置のシステム構成図である。 図5は、本発明の第1の実施例に係る雑草処理装置が雑草処理作業を行う雑草処理予定地において、雑草処理装置が走行するルートを示す図である。 図6は、本発明の第1の実施例に係る雑草処理装置の踏圧機が畦畔で放出される状態と回収される状態を示す図である。 図7は、本発明の第1の実施例に係る雑草処理装置において、鉛直方向に延びるガイド板を有する雑草処理装置の斜視図である。 図8は、本発明の第1の実施例に係る雑草処理装置において、回収位置において踏圧機を基台に把持するフックを有する雑草処理装置の斜視図である。 図9は、本発明の第1の実施例に係る雑草処理装置において、チェーンブロックを有する雑草処理装置の斜視図である。 図10は、本発明の第1の実施例に係る雑草処理装置に搭載される他の構成の踏圧機の斜視図である。 図11は、本発明の第1の実施例に係る雑草処理装置に搭載される他の構成の踏圧機の斜視図である。 図12は、本発明の第1の実施例に係る雑草処理装置に搭載される他の構成の踏圧機の斜視図である。 図13は、本発明の第2の実施例に係る雑草処理装置の概略側面図である。 図14は、本発明の第2の実施例に係る雑草処理装置の概略平面図である。 図15は、本発明の第3の実施例に係る雑草処理装置の概略側面図である。 図16は、本発明の第4の実施例に係る雑草処理装置の概略側面図である。 図17は、本発明の第4の実施例に係る雑草処理装置の概略平面図である。 図18は、本発明の第4の実施例に係る雑草処理装置のシステム構成図である。
本発明の一実施の形態に係る雑草処理装置は、自重で雑草に踏圧を加える回転体を有する踏圧機と、自律走行可能な走行体とを備え、走行体は、踏圧機を放出または回収可能な機体と、走行輪と、走行輪を駆動する駆動源とを有する。
これにより、畦畔のような柔らかい土壌の雑草を容易に処理することができる。
以下、本発明に係る雑草処理装置の実施例について、図面を用いて説明する。
(第1の実施例)
図1から図12は、本発明に係る第1の実施例の雑草処理装置を示す図である。
まず、構成を説明する。図1において、雑草処理車両1は、圃場101の周囲の畦畔102に生えた雑草を処理するものであり、畦畔102の上方の農道103を自律走行可能となっている。
本実施例の雑草処理車両1は、本発明の雑草処理装置を構成する。畦畔102は、圃場101の周辺に設けられた傾斜した土手であり、圃場101は、畦畔102によって湛水される。
図2において、雑草処理車両1は、自律走行可能な走行体2と、走行体2と別体に設けられた踏圧機3とを備えている。踏圧機3は、ローラ4と、ローラ4を回転自在に支持する支持フレーム5とを有する。本実施例のローラ4は、本発明の回転体を構成する。
走行体2は、複数のパイプの組合せから構成される機体11と、機体11に回転自在に設けられた左右一対の走行輪12L、12R(図3参照)とを有する。ここで、左右方向とは、後述する従動輪19L、19R側を走行方向前方と走行方向に対して左右の方向である。
図3において、走行体2は、走行用モータ13L、13Rを有する。走行用モータ13L、13Rは、機体11に取付けられており、走行用モータ13L、13Rの図示しない回転軸は、走行輪12L、12Rに連結されている。
雑草処理車両1の直進走行時には走行用モータ13L、13Rが同一の回転数で駆動され、雑草処理車両1の旋回時には雑草処理車両1の旋回半径に応じて回転数が異なるように走行用モータ13L、13Rが駆動される。
なお、走行輪12L、12Rのそれぞれに走行用モータ13L、13Rを設ける代わりに、走行輪12L、12Rに1つのモータを設け、走行輪12L、12Rを図示しない操舵装置によって旋回させることにより、雑草処理車両1を旋回させる構成、補助輪19L、19Rにモータを設けて全てを走行輪としてもよく、これに限定されるものでもない。本実施例の走行輪12L、12Rは、本発明の走行輪を構成し、走行用モータ13L、13Rは、本発明のモータを構成する。
図2において、機体11は、踏圧機3を回収位置に支持するガイド板14を有する。ガイド板14は、上下方向に延びる鉛直軸に対して傾斜した傾斜面14aを備えている。ガイド板14は、走行体2の走行方向に対して直交する方向である機体11の側方に設置されており、上端が機体11に連結されている。ガイド板14の先端にはストッパ板15が設けられており、ストッパ板15にはローラ4が載置されている。
ストッパ板15は、駆動モータ16によって駆動されることにより、ローラ4をガイド板14に支持してガイド板14から落下することを防止することができる保持位置と、ローラ4をガイド板14から放出する開放位置とに移動する。
ストッパ板15が開放位置に移動すると、ストッパ板15は、例えば、ガイド板14と同一の傾斜角度で傾斜する。これにより、ローラ4は、ガイド板14およびストッパ板15に沿って畦畔102に放出される。本実施例のストッパ板15は、ガイド板14の下端に設けられているので、ストッパ板15は、機体11の側方に設置されていることになる。
機体11には補助輪19L、19Rが取付けられており、補助輪19L、19Rは、走行輪12L、12Rの回転に従動して回転する。機体11には走行体2の走行を制御する制御ユニット20が取付けられている。
制御ユニット20は、機体11に固定される走行体ケース21と、走行体ケースに一体に取付けられた走行用モータ13L、13R、巻取機22、駆動部23、位置情報取得部24、充電制御部25およびコントローラ部26とを含んで構成されている。
図3において、位置情報取得部24、充電制御部25およびコントローラ部26を図示省略している。
巻取機22は、走行体ケース21の上部に載置されており、モータケース30を備えている。モータケース30の内部には図4に示す巻取モータ31、巻取位置センサ32が設けられている。
図2において、踏圧機3の支持フレーム5と巻取機22は、ワイヤ17によって連結されている。巻取機22は、駆動プーリ30Aを備えており、駆動プーリ30Aは、巻取モー31によって回転駆動される。
機体11には従動プーリ30Bが回転自在に設けられており、ワイヤ17は、駆動プーリ30Aおよび従動プーリ30Bに巻き掛けられている。巻取機22は、巻取モータ31を駆動して駆動プーリ30Aにワイヤ17を巻き取ることによって、ワイヤ17を従動プーリ30Bでガイドしながらガイド板14から放出された踏圧機3をガイド板14に回収する。本実施例のワイヤ17は、本発明の連結部材を構成し、ガイド板14は、本発明の案内部材を構成する。
巻取位置センサ32は、巻取モータ31の回転数を検出してコントローラ部26に検出情報を出力する。コントローラ部26は、CPU(Central processing unit)、ROM(Read Only MemoryRead)、RAM(Random Access Memory)等のコンピュータから構成されている。
コントローラ部26は、巻取位置センサ32の検出情報に基づいて巻取モータ31の基準位置、例えば、ローラ4がガイド板14の回収位置に回収された状態にあるときの巻取モータの位置を基準位置として、基準位置からの巻取モータ31の回転数を計数し、この回転数に基づいてワイヤ17の巻取位置を算出する。これにより、コントローラ部26は、踏圧機3の位置を把握できる。
駆動部23は、走行用モータ13L、13R、駆動モータ16および速度センサ33(図4参照)を備えている。速度センサ33は、走行体2の走行速度を検出してコントローラ部26に出力する。
位置情報取得部24は、通信機34、GPS(Global positioning system)受信機35およびカメラ36を備えている。
通信機34は、例えば、管理者が管理する外部のメインコンピュータ等と通信を行う。GPS受信機35は、図示しないGPS衛星からの信号を受信し、雑草処理車両1の現在位置を取得する。カメラ36は、走行体2の前方の画像を撮像する。
コントローラ部26のROMには雑草処理プログラムや地図情報が格納されており、雑草処理プログラムは、雑草処理車両1が実行する雑草処理に関する全てのプログラムである。
コントローラ部26は、ROMに格納された雑草処理プログラムに基づいて雑草処理車両1の自律走行を実施して雑草処理を行う。コントローラ部26は、GPS受信機35が受信したデータと、ROMに格納された地図情報に基づいて走行用モータ13L、13Rを駆動して自律走行を行い、雑草処理予定地で雑草処理を実行する。
なお、コントローラ部26は、ROMに格納された雑草処理プログラムに基づいて雑草処理車両1の自律走行を実施して雑草処理を行っているが、これに限定されるものではない。例えば、雑草処理予定地毎の地図情報をRAMに記憶し、コントローラ部26は、GPS受信機35が受信したデータと、RAMに記憶された地図情報に基づいて走行用モータ13L、13Rを駆動して自律走行を行い、雑草処理予定地で雑草処理を実行してもよい。この場合、RAMに記憶された雑草処理済みの雑草処理予定地の地図情報を消去して、次の雑草処理予定地の地図情報をRAMに記憶させることが可能となり、安価なシステムを構築できる。
本実施例の走行用モータ13L、13Rは、本発明の駆動源を構成し、位置情報取得部24は、本発明の位置情報取得部を構成する。なお、駆動源としては、走行用モータ13L、13Rに限らず、内燃機関であってもよい。
コントローラ部26は、カメラ36によって撮像された雑草処理予定地の画像から雑草処理を実施する実際の地形を把握し、農道103の位置やローラ4を投入する畦畔102の位置を修正する。
なお、カメラ36によって撮像された雑草処理予定地の画像から雑草処理を実施する実際の地形を把握しているが、これに代えて、カメラ36によって障害物を検出し、コントローラ部26は、カメラ36によって撮像された障害物を避けるように自律走行するように制御してもよい。
コントローラ部26は、雑草予定地に到着すると、駆動モータ16を駆動して、ストッパ板15を保持位置から開放位置に移動させ、ガイド板14の回収位置からローラ4を畦畔102に放出する。
図4において、充電制御部25は、バッテリ37、充電率センサ38、充電器39および充電コネクタ40を備えている。バッテリ37は、巻取機22、駆動部23、位置情報取得部24に電力を供給する。充電率センサ38は、バッテリ37の充電状態を検出し、検出情報をコントローラ部26に出力する。充電器39は、外部の電力供給部から供給される電力によりバッテリ37を充電する。
雑草処理車両1が雑草処理を行う雑草処理予定地には移動式の充電ステーション91が設置される。充電ステーション91は、太陽光により発電を行うソーラーパネル92と、コントローラ93およびバッテリ94と、充電コネクタ95とを備えている。
コントローラ93は、例えば、バッテリ94の充電率をモニターし、バッテリ94の充電率が所定の充電率以下になったら、ソーラー太陽光パネル92から充電を行う制御を実行する。なお、バッテリ94の充電方法は、これに限定されるものではない。
雑草処理車両1は、雑草処理予定地において設置される充電ステーション91をカメラ36で撮像する。コントローラ部26は、カメラ36で撮像された画像データから充電ステーション91の画像を抽出してRAMに記憶する。
コントローラ部26は、雑草処理車両1が雑草処理予定地で雑草を処理している最中等に充電率センサ38の情報を定期的に取得し、バッテリ37の残量が所定値以下となったら、走行用モータ13L、13Rを駆動し、カメラ36によって撮像された画像に基づいて雑草処理車両1を充電ステーション91まで自律走行させる。
なお、充電ステーション91の位置をGPS受信機35によって取得して記憶し、地図情報に基づいて充電ステーション91まで自律走行してもよい。充電ステーション91まで自律走行する手段は特に限定されるものではない。
雑草処理車両1は、充電ステーション91に到着すると、バッテリ94の電力が充電コネクタ40および充電コネクタ95を介してバッテリ37に供給される。本実施例の充電方式は、充電コネクタ40と充電コネクタ95とを非接触とする非接触充電方式である。なお、充電方式としては、接触充電方式であってもよい。
図4において、雑草処理車両1は、操作入力部41を備えている。操作入力部41は、例えば、タッチ式のパネルを備えており、操作者によって操作される。コントローラ部26は、操作入力部41から雑草処理時の走行ルートに関する情報が入力されると、雑草処理予定地における雑草処理車両1の走行順路やローラ4による雑草の処理手順等を制御する。なお、操作入力部41は、リモコン式であってもよい。リモコン式の操作入力部41の操作情報は、通信機34を介してコントローラ部26に入力される。
なお、本実施例の雑草処理車両1においては、コントローラ部26に情報を集め、コントローラ部26によって巻取機22、駆動部23および充電制御部25を制御していているが、これに限定されるものではない。
例えば、GPS受信機35が取得した位置情報をコントローラ部26から巻取機22、駆動部23および充電制御部25に送信し、巻取機22、駆動部23および充電制御部25のそれぞれが位置情報に基づいて駆動されるようにしてもよい。
次に、作用を説明する。
コントローラ部26は、操作入力部41から入力された雑草除去時の走行ルートのスケジュールが入力されると、走行ルートスケジュールをRAMに記憶する。この走行ルートのスケジュールとしては、例えば、図5に示すように圃場101の周囲の農道103の走行ルートRである。
雑草処理車両1は、走行ルートRに沿って農道103を走行し、ローラ4によって畦畔102に植生している雑草に踏圧を加える。雑草処理予定地104とは、図5に示す複数の圃場101、複数の畦畔102および複数の農道103を含んだ土地である。
コントローラ部26は、走行ルートRに沿って雑草処理車両1が走行するようにGPS受信機35が受信した位置情報と雑草処理予定地の地図情報とに基づいて雑草処理車両1を自律走行させる。地図情報は、予め、雑草予定地に応じた地図情報が作成されている。
雑草処理予定地において、雑草処理車両1が雑草処理の必要な農道103まで自律走行すると、ガイド板14は、畦畔102側に位置する。このとき、コントローラ部26は、駆動モータ16を駆動し、ストッパ板15を保持位置から開放位置に移動させる。
このとき、ローラ4が、ガイド板14およびストッパ板15に沿って畦畔102に自重で放出される。ガイド板14から放出されるローラ4は、図6の実線から仮想線で示すように、畦畔102を回転しながら下ることにより、ローラ4および支持フレーム5の自重によって畦畔102に植生している雑草に踏圧を加える。
コントローラ部26は、巻取位置センサ32の検出情報に基づいてワイヤ17の放出量を検出し、ワイヤ17の放出量が一定値に到達したら、ワイヤ17を巻き取る。これにより、図6の仮想線から実線で示すように、ローラ4が畦畔102を回転しながら登ることにより、ローラ4が初期位置であるガイド板15の回収位置に移動する。
コントローラ部26は、ワイヤ17が放出された状態から巻取モータ31の基準位置となる回転数まで駆動モータ16を駆動して停止する。
次いで、駆動モータ16を駆動してストッパ板15を開放位置から保持位置に移動させることにより、ローラ4をガイド板14に支持して、ガイド板14から落下することを防止し、ローラ4の回収が完了する。
コントローラ部26は、ローラ4を回収してから、走行ルートRに従って次の雑草処理が必要な位置まで雑草処理車両1を自律走行させ、上述したようにローラ4を畦畔102に放出および畦畔102から回収することにより、畦畔に植生している雑草に踏圧を加える作業を実行する。
コントローラ部26は、走行ルートの終点までこの作業を実施するように雑草処理車両1を制御する。コントローラ部26は、雑草処理作業中にバッテリ37の充電量が低下した場合に、充電ステーション91まで雑草処理車両1を自律走行させ、充電ステーション91においてバッテリ37の充電を行う。
コントローラ部26は、バッテリ37の充電が完了したときに、GPS受信機35が受信した位置情報と雑草処理予定地の地図情報とに基づいて雑草処理の作業中であった場所まで自律走行して、走行ルートRに従って雑草処理を実施する。
本発明者が柔らかい土壌の畦畔102において4kg程度のローラ4を転がし、雑草に踏圧を加える実験を行った結果、軽量なローラ4であっても雑草の草勢を変化させ、雑草の繁殖を抑制できることが判明された。これにより、除草剤を投入することなく、自動的に雑草の処理を行うことができ、圃場の作物や周辺の環境に悪影響を与えることを防止でき、かつ、作業者に対し負担の大きい畦畔102を構成する傾斜面での雑草処理作業が低減できる。
このように本実施例の雑草処理車両1は、自重で雑草に踏圧を加えるローラ4を有する踏圧機3と、自律走行可能な走行体2とを備え、走行体2は、踏圧機3を放出または回収可能なガイド板14を備えた機体11と、走行輪12L、12Rと、走行輪12L、12Rを駆動する走行用モータ13L、13Rとを有する。
これにより、畦畔102に植生している雑草に踏圧機3の自重のみによる踏圧を加えることができる。このため、畦畔102のような柔らかい土壌を破壊することを防止して、雑草の処理を容易に行うことができる。
また、走行体2を畦畔102で走行させながら雑草に踏圧を加えるのではなく、畦畔102において軽量な踏圧機3のみを用いて雑草に踏圧を加えているので、バッテリ37の消費電力が増大することを防止することができ、バッテリ37の消費電力に対する雑草の処理面積を増大させることができる。
これに加えて、踏圧機3を走行体2と別体にすることで、踏圧機3を小型化することができ、踏圧機3の取り扱いを容易に行うことができる。
また、本実施例の雑草処理車両1によれば、機体11に巻取機22が設けられており、巻取機22と踏圧機3とがワイヤ17によって連結されている。巻取機22は、ワイヤ17を巻き取ることにより、機体11から放出された踏圧機3を走行体2に回収する。
これにより、ガイド板14から畦畔102に放出された踏圧機3を、ワイヤ17によってガイド板14に容易に回収することができる。
また、本実施例の雑草処理車両1によれば、機体11のガイド板14の下部にストッパ板15が設けられており、ガイド板14から踏圧機3を放出する際に、ローラ4をストッパ板15に沿って畦畔102に放出する。これにより、ガイド板14からストッパ板15を通して踏圧機3を畦畔102に容易に放出できる。
また、本実施例の雑草処理車両1によれば、ストッパ板15が保持位置から傾斜する開放位置を含んで構成されているので、踏圧機3をストッパ板15の傾斜面に沿って畦畔102に勢いよく放出できる。
これにより、踏圧機3を畦畔102の傾斜面の上方まで運ぶことを不要にして、踏圧機3を畦畔102の傾斜面の上方の手前の農道103に放出した場合でも、踏圧機3を畦畔102まで容易に到達させることができる。このため、雑草処理車両1を畦畔102に対して厳密に位置決めして踏圧機3を放出することを不要にでき、雑草処理作業の作業性を向上できる。
また、本実施例の雑草処理車両1によれば、ガイド板14およびストッパ板15が、走行体2の走行方向と直交する機体11の側方に設置されているので、走行体2が農道103を直進走行するときの姿勢で、農道103の側方に設置される畦畔102に踏圧機3を放出することができる。このため、走行体2の移動時間を短縮でき、雑草処理作業の作業時間を短縮できる。
また、本実施例の雑草処理車両1によれば、走行体2は、走行体2の位置情報を取得する位置情報取得部24を有し、位置情報取得部24によって取得された情報に基づいて雑草処理予定地を自律走行可能である。
これにより、雑草の処理作業を自動化して、作業員による雑草の処理作業を不要にできる。このため、作業員に負担が掛かることを防止できる。
また、本実施例の雑草処理車両1は、走行輪12L、12Lを駆動する走行用モータ13L、13Rと、走行用モータ13L、13Rに電力を供給するバッテリ37とを備えており、走行体2は、位置情報取得部24によって取得された情報に基づいて、バッテリ37を充電する充電ステーション91に自律走行可能である。
これにより、バッテリ37の充電処理を自動化することができ、作業員による充電作業を不要にできる。これにより、作業員に充電に関する負担が掛かることを防止できる。
なお、本実施例の雑草処理車両1において、巻取位置センサ32を省略してもよい。この場合には、ローラ4の放出時にローラ4の放出方向に巻取モータ31を所定時間または所定距離(所定回転パルス)だけ駆動し、ローラ4の回収時に巻取モータ31を所定時間または所定距離だけ駆動する制御を実行してもよい。
あるいは、ローラ4の放出時に巻取モータ31を駆動せずに、ローラ4を自然落下させ、ローラ4の回収時にワイヤ17を巻き取れるだけ巻取モータ31を駆動し、過負荷により巻取モータ31を停止させる制御を実行してもよい。
また、本実施例のガイド板14は、傾斜しているが、図7に示すように鉛直方向に延びるガイド板14Bを設けてもよい。このようにしても駆動モータ16によってストッパ板15を保持位置から開放位置に移動させるだけで、ガイド板14から踏圧機3を放出できる。
本実施例の雑草処理車両1では、踏圧機3を回収するガイド板14と、踏圧機3を放出およびガイド板14に回収するためのストッパ板15とを備えているが、これに限定されるものではない。
例えば、図8に示すように、機体11に、図示しない駆動モータによって支持フレーム5を把持する把持位置と支持フレーム5の把持を解除する解除位置との間で移動する一対のフック45A、45Bと、従動プーリ30Bとが一体で設けられた案内部材46を設けてもよい。本実施例のフック45A、45Bは、本発明の案内部材を構成する。
このようにすれば、踏圧機3を放出するときに、フック45A、45Bを解除位置に移動させ、踏圧機3を回収するときにフック45A、45Bを把持位置まで移動させることで、踏圧機3の放出と回収とを容易に行うことができる。
本実施例の巻取機22は、ワイヤ17を巻取る駆動プーリ30Aを有する構成となっているが、図9に示すように、チェーン17Aを巻き取るチェーンブロック30Cから構成してもよい。この場合、チェーン17Aは、本発明の連結部材を構成し、チェーンブロック30Cは、本発明の巻取機を構成する。
本実施例のローラ4は、単体のローラ4から構成されているが、図10に示すように,支持フレーム5に横方向に並べてローラ47A、47Bを設置してもよい。このようにすれば、ローラ4に比べてローラ47A、47Bを軽量化することができ、踏圧機3の踏圧力を小さくできる。この場合、ローラ47A、47Bは、本発明の回転体を構成する。
また、図11に示すように、ローラ4と同じ重量のローラ48A、48Bを上下方向に並べて支持フレーム6に取付けてもよい。このようにすれば、ローラ4に比べてローラ48A、48Bの重量を重くすることができ、踏圧機3の踏圧力を大きくできる。この場合、ローラ48A、48Bは、本発明の回転体を構成する。
このようにローラ4、47A、47B、48A、48Bの形状や数を変更することにより、踏圧力を容易に変更できる。また、図12に示すように支持フレーム5に代えてケース7から構成してもよい。このようにすれば、支持フレーム5に比べてケース7の剛性を大きくできる。
(第2の実施例)
図13、図14は、本発明に係る第2の実施例の雑草処理装置を示す図であり、第1の実施例と同一の構成には同一の番号を付して説明を省略する。
図13、図14において、雑草処理車両50において、機体11の上面には台座51が設けられており、台座51にはローラ52A、52Bと、ローラ52A、52Bを回転自在に支持する支持フレーム52Cとを備えた踏圧機52が載置されている。本実施例のローラ52A、52Bは、本発明の回転体を構成する。
台座51の側方にはストッパ板53が設けられており、ストッパ板53は、駆動モータ16(図4参照)によって踏圧機52を台座51の回収位置に支持する保持位置と台座51から放出する開放位置とに移動される。
雑草処理車両50の走行体2は、ガイド板54を有する。ガイド板54は、上下方向に延びる鉛直軸に対して傾斜した傾斜面54aを備えている。ガイド板54は、走行体2の走行方向に対して直交する方向である機体11の側方に設置されており、上端が走行輪12L、12Rの上方において機体11に連結されている。本実施例のガイド板54は、本発明の案内部材を構成する。なお、ガイド板54は、その下端を含んだ全体が走行輪12L、12Rよりも上方に設置されていてもよい。
台座51は、ガイド板54に向かって下方する傾斜面51aを有する。雑草処理車両50が雑草処理を行う畦畔102上の農道103まで自律走行したら、ストッパ板53を開放位置に移動させる。
このとき、踏圧機52は、台座51の傾斜面51aに沿ってガイド板54に移動し、傾斜するガイド板54に沿って畦畔102に放出される。これにより、ローラ52A、52Bが実線から仮想線で示すように畦畔102を転がりながら下り、ローラ52A、52Bおよび支持フレーム52Cの自重によって畦畔102に植生している雑草に踏圧が加えられる。
次いで、コントローラ部26は、巻取位置センサ32の検出情報に基づいてワイヤ17の放出量を検出し、ワイヤ17の放出量が一定値に到達したら、ワイヤ17を巻き取る。これにより、仮想線から実線で示すようにローラ52A、52Bが畦畔102を回転しながら登ることにより、ローラ52A、52Bが初期位置である台座52の回収位置に移動する。
次いで、コントローラ部26は、駆動モータ16を駆動してストッパ板53を開放位置から保持位置に移動させることにより、ローラ52A、52Bを台座52に支持して、台座52から落下することを防止する。本実施例のワイヤ17は、本発明の連結部材を構成し、台座51とガイド板54は、本発明の案内部材を構成する。
本実施例の雑草処理車両50によれば、ガイド板54の上端が走行輪12L、12Rよりも上方に設置されているので、台座51から踏圧機52を放出するときに、踏圧機52の移動速度を速くでき、踏圧機52による踏圧時間を短くできる。このため、雑草処理作業の作業時間を短縮できる。
(第3の実施例)
図15は、本発明に係る第3の実施例の雑草処理装置を示す図であり、第1の実施例と同一の構成には同一の番号を付して説明を省略する。
図15において、雑草処理車両55の走行体2は、2つの踏圧機56、57を備えており、踏圧機56、57は、走行体2の走行方向に対して直交する方向である機体11の両側方に設置されている。
踏圧機56は、ローラ56Aと、ローラ56Aを回転自在に支持する支持フレーム56Bとを有し、踏圧機57は、ローラ57Aと、ローラ57Aを回転自在に支持する支持フレーム57Bとを有する。本実施例のローラ56A、57Aは、本発明の回転体を構成する。
巻取機22と支持フレーム56B、57Bは、それぞれワイヤ58A、58Bによって連結されている。巻取機22にはプーリ59が設けられている。プーリ59は、2つの踏圧機56、57のそれぞれに設けられ(1つのプーリは、図示せず)、図示しないクラッチによりワイヤ58A、58Bを選択的に駆動している。
これにより、一方のプーリ59が駆動されると、ワイヤ58Aが巻き取られ、図示しない他方のプーリが駆動されると、ワイヤ58Bが巻き取られる。なお、一対のプーリ59のそれぞれにプーリ59を駆動する巻取モータを設けてもよい。
機体11には補助用のプーリ59A、59Bが設けられており、プーリ59A、59Bにはワイヤ58A、58Bが巻き掛けられている。
機体11にはフック60A、60Bが設けられており、フック60A、60Bは、図示しない駆動モータによって支持フレーム56B、57Bを把持する保持位置と支持フレーム56B、57Bの把持を解除する開放位置との間で移動する。本実施例のワイヤ58A、58Bは、本発明の連結部材を構成し、フック60A、60Bは、本発明の案内部材を構成する。
本実施例の雑草処理車両55によれば、走行体2が2つの踏圧機56、57を備えており、踏圧機56、57は、走行体2の走行方向に対して直交する方向である機体11の両側方に設置されている。
これにより、雑草処理車両55が雑草処理を行う畦畔102上の農道103に自律走行したら、フック60A、60Bを開放位置に移動させる。このとき、踏圧機56、57は、農道103の両側に設置される畦畔102に放出される。
このため、雑草処理車両55は同じ位置において、踏圧機56、57により両側の、2つの畦畔102に植生している雑草に踏圧を加えることができる。この結果、踏圧機56、57による踏圧時間を短くでき、雑草処理作業の作業時間を大幅に短縮できる。
(第4の実施例)
図16から図18は、本発明に係る第4の実施例の雑草処理装置を示す図であり、第1の実施例と同一の構成には同一の番号を付して説明を省略する。
図16、図17において、雑草処理車両61において、機体11の上面には旋回台62が設けられており、旋回台62には、ローラ63Aと、ローラ63Aを回転自在に支持する支持フレーム63Bとを備えた踏圧機63が載置されている。本実施例のローラ63Aは、本発明の回転体を構成する。
旋回台62の側方にはストッパ板64が設けられており、ストッパ板64は、駆動モータ16(図18参照)によって踏圧機63を旋回台62の回収位置に支持する保持位置と旋回台62から放出する開放位置とに移動される。
図17において、駆動部23には旋回モータ65と、旋回台62の旋回位置を検出する旋回台位置検出センサ66(図18参照)が設けられている。旋回モータ65は、旋回台62を旋回駆動する。旋回台検出位置センサ66は、旋回台62の旋回位置を検出して検出情報をコントローラ部26に出力する。
雑草処理車両61の走行体2は、ガイド板67A、67Bを有する。ガイド板67A、67Bは、上下方向に延びる鉛直軸に対して傾斜した傾斜面67a、67bを備えており、走行体2の走行方向に対して直交する方向である機体11の両側に設置されている。
旋回台62には傾斜面62aが形成されており、傾斜面62aは、旋回台62の中心から放射方向外方に向かって下方に傾斜している。旋回台62には巻取機22が設置されており、ワイヤ17が巻取機22に巻き取られた状態において、ローラ63Aは、旋回台62の保持位置に載置されている。さらに、踏圧機63は、旋回台62の保持位置において旋回台62から落下しないようにストッパ板64により支持されている。
雑草処理車両61が雑草処理を行う畦畔102上の農道103まで自律走行したら、コントローラ部26は、旋回モータ65を駆動して旋回台62を一方に旋回させる。このとき、踏圧機63が一方のガイド板67Aに対向する。
次いで、ストッパ板64が開放位置に移動されると、踏圧機63は、旋回台62の傾斜面62aに沿ってガイド板67Aに移動し、傾斜するガイド板67Aに沿って一方の畦畔102に放出される。これにより、ローラ63Aが一方の畦畔102を転がりながら下り、ローラ63Aおよび支持フレーム63Bの自重によって畦畔102に植生している雑草に踏圧が加えられる。
次いで、コントローラ部26は、巻取位置センサ32の検出情報に基づいてワイヤ17の放出量を検出し、ワイヤ17の放出量が一定値に到達したら、ワイヤ17を巻き取る。これにより、ローラ63Aが畦畔102を回転しながら登ることにより、ローラ63Aおよび支持フレーム63Bの自重によって畦畔102に植生している雑草に踏圧が加えられる。
次いで、コントローラ部26は、駆動モータ16を駆動してストッパ板64を開放位置から保持位置に移動させることにより、ローラ63Aを旋回台62に支持して、旋回台62から落下することを防止する。
次いで、コントローラ部26は、旋回台位置検出センサ66からの検出情報に基づいて旋回モータ65を駆動して旋回台62を他方に旋回させる。このとき、踏圧機63が他方のガイド板67Bに対向する。
次いで、ストッパ板64が開放位置に移動されると、踏圧機63は、旋回台62の傾斜面62aに沿ってガイド板67Bに移動し、傾斜するガイド板67Bに沿って他方の畦畔102に放出される。本実施例の旋回台62、ガイド板67A、67Bは、本発明の案内部材を構成する。
本実施例の雑草処理車両61によれば、走行体2が、踏圧機63を載置して旋回自在な旋回台62を有する。旋回台62には巻取機22が設置されており、旋回台62の上面には旋回台62の中心部から放射方向外方に向かって下方に傾斜する傾斜面62aが形成されている。
これにより、走行体2の走行が停止した状態において、1つの踏圧機63によって異なる方向に設置される2つの畦畔102に植生している雑草に踏圧を加えることができる。この結果、走行体2の移動時間を短縮することができ、雑草処理作業の作業時間を大幅に短縮できる。
本発明の実施例を開示したが、当業者によっては本発明の範囲を逸脱することなく変更が加えられうることは明白である。すべてのこのような修正および等価物が次の請求項に含まれることが意図されている。
1,50,55,61...雑草処理車両(雑草処理装置)、3,52,56,57,63...踏圧機、4,47A,47B,48A,48B,52A,52B,56A,57A,63A...ローラ(回転体)、11...機体、12L,12R...走行輪、13L,13R...走行用モータ(駆動源)、14,54,67A,67B...ガイド板(案内部材)、17,58A,58B...ワイヤ(連結部材)、17A...チェーン(連結部材)、22...巻取機、24...位置情報取得部、37...バッテリ、45A,45B,60A,60B...フック(案内部材)、51...台座(案内部材)、62...旋回台(案内部材)、14a,51a,54a,62a,67a,67b...傾斜面、91...充電ステーション

Claims (10)

  1. 自重で雑草に踏圧を加える回転体を有する踏圧機と、自律走行可能な走行体とを備え、
    前記走行体は、前記踏圧機を放出または回収可能な機体と、走行輪と、前記走行輪を駆動する駆動源とを有することを特徴とする雑草処理装置。
  2. 前記機体に巻取機が設けられており、
    前記巻取機と前記踏圧機とが連結部材によって連結されており、
    前記巻取機は、前記連結部材を巻き取ることにより、前記機体から放出された前記踏圧機を前記走行体に回収することを特徴とする請求項1に記載の雑草処理装置。
  3. 前記機体は、案内部材を備えており、前記機体から前記踏圧機を放出する際に、前記踏圧機を前記機体から前記案内部材に沿って雑草処理予定地に放出することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の雑草処理装置。
  4. 前記案内部材は、傾斜する傾斜面を含んで設置されていることを特徴とする請求項3に記載の雑草処理装置。
  5. 前記案内部材は、前記走行体の走行方向と直交する前記機体の側方に設置されていることを特徴とする請求項3または請求項4に記載の雑草処理装置。
  6. 前記案内部材は、前記走行体の走行方向と直交する前記走行体の機体の両側に設置されていることを特徴とする請求項3または請求項4に記載の雑草処理装置。
  7. 前記案内部材は、少なくとも上端が前記走行輪よりも上方に設置されていることを特徴とする請求項3から請求項6のいずれか1項に記載の雑草処理装置。
  8. 前記走行体は、前記踏圧機を載置して旋回自在な旋回台を有し、前記旋回台に前記巻取機が設置されており、前記旋回台の上面には前記旋回台の中心部から放射方向外方に向かって下方に傾斜する傾斜面が形成されていることを特徴とする請求項3から請求項7のいずれか1項に記載の雑草処理装置。
  9. 前記走行体は、前記走行体の位置情報を取得する位置情報取得部を有し、前記位置情報取得部によって取得された情報に基づいて自律走行可能であることを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の雑草処理装置。
  10. 前記駆動源がモータから構成されており、
    前記走行体は、位置情報を取得する位置情報取得部と、
    前記モータに電力を供給するバッテリとを備えており、
    前記走行体は、前記位置情報取得部によって取得された情報に基づいて、前記バッテリを充電する充電ステーションに自律走行可能であることを特徴とする請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の雑草処理装置。
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