JP2018166067A - 光源ユニット及び照明器具 - Google Patents

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【課題】異音発生の抑制を図る。【解決手段】LEDモジュール22と、LEDモジュール22を支持する取付部材21と、取付部材21に取り付けられるカバー23と、取付部材21とカバー23の間に介在するシート部材5とを備える。取付部材21は、金属によって長尺に形成されている。カバー23は、金属よりも熱膨張係数の大きい合成樹脂によって長尺に形成されている。カバー23は、更に、取付部材21に設けられる被引掛部213に引っ掛かる引掛部234を有している。シート部材5は、その第1面で取付部材21に接触し、かつ、第1面と反対の第2面でカバー23に接触するように構成されている。シート部材5は、更に、第1面及び第2面の少なくとも何れか一方の摩擦係数を取付部材21及びカバー23の摩擦係数よりも小さくするように構成されている。【選択図】 図2

Description

本発明は、光源ユニット及び照明器具に関し、より詳細には、光源を有する光源ユニット、及び、その光源ユニットを有する照明器具に関する。
従来例として、特許文献1記載の光源モジュールを例示する。従来例は、多数の発光ダイオードが実装された長尺の基板と、金属板によってU字状に形成されて基板を支持する支持体と、光透過性を有する合成樹脂材料で形成されて基板を覆うように支持体に取り付けられるカバーとを備える。
支持体は、長尺の板状に形成されて下面に基板が取り付けられる第1部分と、第1部分の長手方向に沿った両端から上向きに突出する第2部分及び第3部分とを有している。
カバーは、長尺の本体部と、本体部の長手方向に沿った両端から内向きに突出する第1当接部及び第2当接部と、第1当接部から上向きに突出する第1係合部と、第2当接部から上向きに突出する第2係合部とを有する。カバーは、第1係合部を第2部分に係合し、第2係合部を第3部分に係合するようにして支持体に取り付けられる。
特開2014−229600号公報
ところで、特許文献1記載の従来例では、金属製の支持体と、合成樹脂製のカバーとで熱膨張係数が大きく異なることにより、カバーの支持体と接触している部位から異音が生じる場合があった。つまり、支持体よりも熱膨張係数の大きいカバーが熱膨張及び熱収縮する際、支持体とカバーの間に生じる摩擦力によってカバーが歪み、カバーの熱膨張及び熱収縮に伴う歪みが開放されるときに異音が発生する。
本発明の目的は、異音発生の抑制を図ることが可能な光源ユニット及び照明器具を提供することである。
本発明の一態様に係る光源ユニットは、光源と、前記光源を支持する取付部材と、前記取付部材に取り付けられるカバーと、前記取付部材と前記カバーの間に介在するシート部材とを備える。前記取付部材は、第1の材料によって長尺に形成されている。前記カバーは、前記第1の材料よりも熱膨張係数の大きい第2の材料によって長尺に形成されている。前記シート部材は、その第1面で前記取付部材に接触し、かつ、前記第1面と反対の第2面で前記カバーに接触するように構成されている。前記シート部材は、更に、前記第1面及び前記第2面の少なくとも何れか一方の摩擦係数を前記取付部材及び前記カバーの摩擦係数よりも小さくするように構成されている。
本発明の一態様に係る照明器具は、前記光源ユニットと、前記光源ユニットを支持する器具本体とを備える。
本発明の光源ユニット及び照明器具は、異音発生の抑制を図ることができるという効果がある。
図1は、本発明の一実施形態に係る照明器具の分解斜視図である。 図2は、本発明の一実施形態に係る光源ユニットを示し、カバーの一部分を省略して長手方向から見た側面図である。 図3は、同上の光源ユニットにおけるシート部材の斜視図である。 図4は、同上の光源ユニットの要部の短手方向から見た側面図である。 図5は、同上の光源ユニットのカバーを外した状態の要部の側面図である。
本発明の一実施形態に係る光源ユニット及び照明器具について、図面を参照して詳細に説明する。なお、以下に説明する実施形態の照明器具は、天井に取り付けられる照明器具を例示するが、実施形態の照明器具は、壁などの天井以外の場所に取り付けられる照明器具であってもかまわない。以下の説明では、特に断りのない限り、図1に示す向きにおいて、光源ユニット及び照明器具の上下、左右、前後の各方向を規定する。なお、以下の実施形態で説明する構成は本発明の一例にすぎない。本発明は、以下の実施形態に限定されず、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。
本実施形態の照明器具1は、図1に示すように光源ユニット2と、器具本体10とで構成される。器具本体10は、ナット300によって吊りボルト200に固定され、天井100に直付けされる。光源ユニット2は、器具本体10に対して着脱可能に取り付けられる。
器具本体10は、板金に曲げ加工を施すことで長尺かつ上面(天井100との対向面)が開口する扁平な箱状に形成される。器具本体10の天井100と反対側(下側)には、光源ユニット2を収容するための矩形の凹部11が器具本体10の長手方向(左右方向)の全長に亘って設けられている。器具本体10の短手方向(前後方向)における凹部11の両側には、それぞれ傾斜部12が設けられている。傾斜部12は、凹部11の開口端縁から器具本体10の短手方向(前後方向)に延出し、かつ、外側に向かって上方へ傾斜している。
凹部11は、長尺の矩形板状に形成された底板111と、底板111の長手方向に沿った両端(前端及び後端)から下向きに突出する一対の側板112とを有している。凹部11の底板111には、電源線30を通すための孔111Aが長手方向(左右方向)におけるほぼ中央に設けられている。さらに、この底板111には、長手方向(左右方向)における両端寄りの位置に吊りボルト200を通すための孔111Bがそれぞれ設けられている。そして、底板111の下面には端子台25が取り付けられる。端子台25は、電源線30と電気的に接続される。端子台25から接地線を含む3本の電線250が引き出されている。さらに、これら3本の電線250の先端にプラグコネクタ251が電気的に接続されている。
光源ユニット2は、図1及び図2に示すように、複数(例えば、2つ)のLED(Light Emitting Diode)モジュール22、取付部材21、カバー23、電源装置4、シート部材5などを備える。
複数のLEDモジュール22は、長手方向(左右方向)に並んで配置されている。各LEDモジュール22は、長手方向(左右方向)に長い矩形板状に形成された基板221を有する(図2参照)。基板221の表面(下面)には、複数の発光素子(LED220)が長手方向(左右方向)に沿い、かつ、1列に並べて実装されている。
各LEDモジュール22において隣接するLEDモジュール22と対向する端部には、電源供給用の一対のコネクタ224がそれぞれ実装されている(図2参照)。そして、互いに隣接する両LEDモジュール22の一対のコネクタ224同士が電気的に接続されることで、一方のLEDモジュール22から他方のLEDモジュール22に点灯電力が中継される。
取付部材21は、長尺の矩形平板状に形成されている底板211と、長尺の矩形平板状に形成されて底板211の左右方向に沿った両端から上向きに突出する一対の側板212とを有する。なお、取付部材21は、亜鉛鋼板などの金属板が曲げ加工されることにより、底板211と一対の側板212とが一体に形成されることが好ましい。また、一対の側板212の上端には、おおよそ円筒形状の被引掛部213がそれぞれ設けられている(図3参照)。
底板211は、前後方向の中央部分が上向きに凹んでおり、その中央部分にLEDモジュール22が配置されている。LEDモジュール22は、底板211から切り起こされた複数の固定片によって底板211に固定されている。
また、取付部材21は、一対の引掛金具214と、一対の引掛ばね215とを備えることが好ましい(図1及び図2参照)。一対の引掛金具214は、先端が鈎形に形成され、その先端部分が前方の側板212の上を乗り越えるように、底板211の左右両端の近傍にそれぞれ設けられている。これら一対の引掛金具214は、器具本体10の前方の側板112に設けられている引掛孔112Aに引っ掛けられる(図1参照)。また、一対の引掛ばね215は、ねじりコイルばねで構成されている(図2参照)。各引掛ばね215は、底板211の後端における左右両端の近傍にそれぞれ設けられている(図1参照)。これら一対の引掛ばね215は、器具本体10に設けられているばね受け金具1120に一方の端が引っ掛けられる(図1参照)。つまり、取付部材21は、一対の引掛金具214と一対の引掛ばね215とによって、器具本体10に着脱可能に取り付けられる。
カバー23は、光拡散性を有する材料(例えば乳白色のアクリル樹脂)により上面(取付部材21側の面)が開口する長尺の箱形に形成されている。カバー23は、前後方向(幅方向)において両端から中央に行くほど下方への突出量が大きくなるような凸レンズ形状の曲面部231を有している(図2参照)。
カバー23の前後方向における両端部には、光源ユニット2を器具本体10に取り付けた状態で、上下方向において器具本体10の凹部11の開口端縁と重なる延出部232がそれぞれ設けられている(図2参照)。カバー23の短手方向(前後方向)において延出部232の内側には、上向きに突出する突壁部233がそれぞれ全長に亘って設けられている。各突壁部233の先端には内向きに突出する引掛部234がそれぞれ設けられている。各突壁部233の根元近くには、それぞれ内向きに突出する接触片235が突出している。
電源装置4は、電源基板と、電源基板を収容するケース42とを有する。電源基板は、長尺の矩形板状に形成されたプリント配線板からなる。電源基板には、2つのLEDモジュール22を点灯するために必要な回路部品(例えばトランスやダイオード、コンデンサなど)が実装されている。
ケース42は、図2に示すように、底板420と、底板420の短手方向(前後方向)に沿った端縁から立ち上がる一対の第1側板421と、底板420の長手方向に沿った端縁から立ち上がる一対の第2側板422とを有する。すなわち、ケース42は、底板420に対向する面(下面)が開放された長尺の箱形に形成されている。ケース42は、片方(後方)の第2側板422の先端から外向きに突出する、角樋状の固定板を備えている。
電源装置4は、図2に示すように、ケース42の底板420が上になるように、光源ユニット2の取付部材21の上面に取り付けられる。具体的には、第2側板422及び固定板がそれぞれ取付部材21の一対の側板212にねじ止めされることによって、ケース42が取付部材21に固定される。取付部材21に取り付けられた状態において、ケース42の開口が取付部材21の底板211で塞がれる。
シート部材5は、図3に示すように、第1接触部50と、第2接触部51と、連結部52とを有している。第1接触部50は、長尺の半円筒形状に形成されている。第2接触部51は、長尺の矩形板状に形成されている。連結部52は、矩形板状に形成されている。連結部52の長手方向に沿った一方の端(上端)に第1接触部50の長手方向に沿った一端が繋がっている。また、連結部52の長手方向に沿った他方の端(下端)に第2接触部51の長手方向に沿った一端が繋がっている。つまり、第1接触部50と第2接触部51は、連結部52によって連結されている。なお、第1接触部50、第2接触部51及び連結部52は、合成樹脂材料によって一体に形成されることが好ましい。ここで、シート部材5を形成する材料は、潤滑性に優れ、摩擦係数の小さい材料、例えば、ポリエステル樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂、フッ素樹脂、ポリアセタール樹脂、ポリアミド樹脂、ポリテトラフルオロエチレン樹脂などが好ましい。
カバー23は、取付部材21に取り付けられる。すなわち、一対の引掛部234が、取付部材21の各側板212の被引掛部213に引っ掛けられ、かつ、各接触片235が取付部材21の底板211の下面に接することにより、カバー23が取付部材21に取り付けられる(図2参照)。
ここで、カバー23を形成する合成樹脂材料(第2の材料)の熱膨張係数は、一般に、取付部材21を形成する金属材料(第1の材料)の熱膨張係数よりも数倍から十数倍ほど大きい。しかも、カバー23が長尺に形成されているため、熱膨張及び熱収縮によるカバー23の長手方向に沿った寸法変化は、取付部材21の寸法変化よりも相当に大きくなる。一方、熱膨張及び熱収縮するカバー23と取付部材21との接触面には、熱膨張及び熱収縮を妨げる向きの摩擦力が発生する。この摩擦力の最大値(最大静止摩擦力)の大きさは、カバー23の表面(接触面)の摩擦係数、並びに取付部材21の表面(接触面)の摩擦係数に依存している。そして、カバー23と取付部材21との接触面に発生する摩擦力が最大静止摩擦力を超えるまでは、取付部材21に対してカバー23が変位しないためにカバー23に歪みが生じる。カバー23と取付部材21との接触面に発生する摩擦力が最大静止摩擦力を超えると、カバー23に生じていた歪みが一気に開放される。カバー23の歪みが開放されることにより、カバー23における取付部材21との接触面で振動を伴う摩擦音(異音)が発生する。このような現象は、一般にスティックスリップ現象として知られている。そして、スティックスリップ現象による異音は、2つの部材(取付部材21とカバー23)の接触面における摩擦係数が大きいほど、発生し易いと考えられる。
そこで、本実施形態の光源ユニット2では、取付部材21とカバー23の間にシート部材5を介在させ、取付部材21とカバー23の接触面における摩擦係数を減少させることによって異音発生の抑制を図っている。
すなわち、シート部材5の第1接触部50は、カバー23の一方の引掛部234と取付部材21の被引掛部213との間に介在し、かつ、引掛部234と被引掛部213に接触している。また、シート部材5の第2接触部51は、カバー23の一方の接触片235と取付部材21の底板211との間に介在し、かつ、接触片235と底板211に接触している(図4参照)。潤滑性に優れ、かつ摩擦係数の小さい材料で形成されたシート部材5が介在しているため、カバー23と取付部材21との接触面に発生する摩擦力の最大値(最大静止摩擦力)が減少する。その結果、熱膨張及び熱収縮に伴ってカバー23に生じる歪みも減少するので、スティックスリップ現象による異音発生の抑制を図ることができる。
ここで、熱膨張及び熱収縮によるカバー23の変形量が温度の変化量に比例するので、熱を発する電源装置4に近い部位(電源装置4と対向する部位)ほど温度変化(温度上昇)が大きくなってカバー23の変化量も大きくなると考えられる。したがって、シート部材5は、少なくとも、取付部材21において電源装置4と対向する部位で取付部材21と接触するように構成されることが好ましい。具体的には、シート部材5は、前後方向から見て、少なくとも連結部52が電源装置4のケース42と重なるように構成されることが好ましい(図5参照)。このように構成されれば、シート部材5の追加に要する費用を抑えつつ、異音発生の抑制を図ることができる。ただし、シート部材5の長手方向の寸法は、電源装置4の長手方向の寸法より短くてもよいし、あるいは、電源装置4の長手方向の寸法より大きく、例えば、取付部材21の側板212の長手方向の寸法と同程度であっても構わない。さらに、シート部材5は1つに限定されない。例えば、複数のシート部材5が片方の側板212及び突壁部233の間に介在してもよい。あるいは、1つ又は複数のシート部材5が両方の側板212及び突壁部233の間にそれぞれ介在しても構わない。
ところで、スティックスリップ現象による異音は、シート部材5とカバー23の接触面積が小さいほど、発生し難いと考えられる。そこで、本実施形態の光源ユニット2では、カバー23の取付部材21の長手方向に沿って取付部材21と対向する面に、取付部材21に向かって突出する1つ又は複数のリブ236を有することが好ましい。具体的には、一対の接触片235及び一対の引掛部234のそれぞれに、複数のリブ236が設けられることが好ましい(図4参照)。また、一対の接触片235の取付部材21の底板211と対向する面(上面)に、長手方向に沿った2つのリブ236が、前後方向に間隔を空けて並ぶように設けられることが好ましい。さらに、一対の引掛部234の被引掛部213と対向する内側の側面に、長手方向に沿った2つのリブ236が、前後方向に間隔を空けて並ぶように設けられることが好ましい。なお、これらのリブ236は、必ずしも全てがシート部材5及び取付部材21と接触しているわけではなく、取付部材21とカバー23の熱膨張及び熱収縮の程度などによって、シート部材5及び取付部材21との接触状況が変化する。
カバー23が上述のように構成されれば、接触片235及び引掛部234は、シート部材5の第1接触部50及び第2接触部51とリブ236の先端でのみ接触する。そのため、リブ236が設けられない場合と比較して、カバー23とシート部材5との接触面積が低減される。その結果、光源ユニット2は、スティックスリップ現象に伴う異音発生の更なる抑制を図ることができる。なお、接触片235及び引掛部234に設けられるリブ236の数は1つ又は3つ以上であっても構わない。ただし、光源ユニット2は、少なくともシート部材5を備えていれば、異音発生の抑制を図ることができ、必ずしもカバー23にリブ236を有している必要はない。
光源ユニット2は上述のように、光源(LEDモジュール22)と、LEDモジュール22を支持する取付部材21と、取付部材21に取り付けられるカバー23と、取付部材21とカバー23の間に介在するシート部材5とを備える。取付部材21は、第1の材料(金属材料)によって長尺に形成されている。カバー23は、第1の材料よりも熱膨張係数の大きい第2の材料(合成樹脂材料)によって長尺に形成されている。シート部材5は、その第1面で取付部材21に接触し、かつ、第1面と反対の第2面でカバー23に接触するように構成されている。シート部材5は、更に、第1面及び第2面の少なくとも何れか一方の摩擦係数を取付部材21及びカバー23の摩擦係数よりも小さくするように構成されている。
光源ユニット2は上述のように構成されるので、取付部材21とカバー23の接触面における摩擦係数を減少させることができる。その結果、光源ユニット2は、取付部材21を形成する第1の材料とカバー23を形成する第2の材料との熱膨張係数の違いに起因した異音発生の抑制を図ることができる。
光源ユニット2は、外部から供給される電力でLEDモジュール22を点灯するように構成された電源装置4を備えることが好ましい。電源装置4は、取付部材21に取り付けられることが好ましい。シート部材5は、少なくとも、取付部材21において電源装置4と対向する部位で取付部材21と接触するように構成されていることが好ましい。
光源ユニット2が上述のように構成されれば、カバー23において温度が上昇し易い部位である、電源装置4と対向する部位でシート部材5を取付部材21と接触させるので、シート部材5の追加に要する費用を抑えつつ、異音発生の抑制を図ることができる。
光源ユニット2において、LEDモジュール22は、長尺の基板221と、基板221に実装される複数の発光素子(LED220)とを有することが好ましい。取付部材21は、基板221を支持する底板211と、底板211の長手方向に沿った両端から突出する一対の側板212と、一対の側板212に設けられる被引掛部213とを有することが好ましい。カバー23は、取付部材21に設けられる被引掛部213に引っ掛かる引掛部234と、底板211の基板221を支持する面(下面)に接する接触片235を有することが好ましい。シート部材5の一部は、接触片235と底板211の間に介在することが好ましい。
光源ユニット2が上述のように構成されれば、取付部材21の底板211とカバー23の接触面における摩擦係数を減少させて異音発生の更なる抑制を図ることができる。
光源ユニット2において、カバー23は、取付部材21の長手方向に沿って取付部材21と対向する面に、取付部材21に向かって突出する1つ又は複数のリブ236を有することが好ましい。
光源ユニット2が上述のように構成されれば、リブ236が設けられない場合と比較して、カバー23とシート部材5との接触面積が低減される。その結果、光源ユニット2は、異音発生の更なる抑制を図ることができる。
照明器具1は上述のように、光源ユニット2と、光源ユニット2を支持する器具本体10とを備える。
照明器具1は上述のように構成されるので、異音発生の抑制を図ることができる。
1 照明器具
2 光源ユニット
4 電源装置
5 シート部材
10 器具本体
21 取付部材
22 LEDモジュール(光源)
23 カバー
211 底板
212 側板
213 被引掛部
220 LED(発光素子)
221 基板
234 引掛部
236 リブ

Claims (5)

  1. 光源と、前記光源を支持する取付部材と、前記取付部材に取り付けられるカバーと、前記取付部材と前記カバーの間に介在するシート部材とを備え、
    前記取付部材は、第1の材料によって長尺に形成され、
    前記カバーは、前記第1の材料よりも熱膨張係数の大きい第2の材料によって長尺に形成されており、
    前記シート部材は、その第1面で前記取付部材に接触し、かつ、前記第1面と反対の第2面で前記カバーに接触するように構成されており、
    前記シート部材は、更に、前記第1面及び前記第2面の少なくとも何れか一方の摩擦係数を前記取付部材及び前記カバーの摩擦係数よりも小さくするように構成されている
    ことを特徴とする光源ユニット。
  2. 外部から供給される電力で前記光源を点灯するように構成された電源装置を備え、
    前記電源装置は、前記取付部材に取り付けられ、
    前記シート部材は、少なくとも、前記取付部材において前記電源装置と対向する部位で前記取付部材と接触するように構成されている
    ことを特徴とする請求項1記載の光源ユニット。
  3. 前記光源は、長尺の基板と、前記基板に実装される複数の発光素子とを有し、
    前記取付部材は、前記基板を支持する底板と、前記底板の長手方向に沿った両端から突出する一対の側板と、前記一対の側板に設けられる被引掛部とを有し、
    前記カバーは、前記被引掛部に引っ掛かる引掛部と、前記底板の前記基板を支持する面に接する接触片とを有し、
    前記シート部材の一部は、前記接触片と前記底板の間に介在する
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の光源ユニット。
  4. 前記カバーは、前記取付部材の長手方向に沿って前記取付部材と対向する面に、前記取付部材に向かって突出する1つ又は複数のリブを有する
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の光源ユニット。
  5. 請求項1〜4のいずれかの光源ユニットと、前記光源ユニットを支持する器具本体とを備える
    ことを特徴とする照明器具。
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