JP2018165515A - 円筒ころ軸受と保持器およびその保持器製造方法 - Google Patents

円筒ころ軸受と保持器およびその保持器製造方法 Download PDF

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悠介 山田
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Abstract

【課題】高負荷容量の用途に適用でき、保持器の内輪つばによる案内面部の潤滑性に優れ、かつ保持器の強度に優れ、板金塑性加工が可能な円筒ころ軸受およびその保持器を提供する。【解決手段】保持器4は、ポケット10aが形成された円筒状のころ保持部10と、両側の側面部11と、抜け止め部12とを有する。ころ保持部10および抜け止め部12は、ピッチ円PCの内外にそれぞれ位置する。保持器4は、ころ保持部10の内周面の両端の案内面部10dで、内輪2のつば2bの外周面により案内される。案内面部10dは、保持器軸方向の端側に至るに従って外径側に位置するテーパ状とされる。【選択図】図1

Description

この発明は、各種用途の高負荷容量の円筒ころ軸受等に適用される円筒ころ軸受と保持器およびその保持器製造方法に関し、例えば風力発電装置の増速機等に用いられる円筒ころ軸受の技術に係る。
風力発電装置の増速機に用いられる遊星歯車やその他の機器において、歯車等の回転する機械部品の内周面に外輪軌道面を直接に形成し、円筒ころ軸受として、内輪、ころ、および保持器で構成されたものがある。
ころ軸受の保持器には、種々の形式があるが、低コスト化のためにプレス保持器が用いられることがある(例えば、特許文献1)。同文献のころ軸受は、自動車用トランスミッションのアイドラー軸受等に用いられる保持器付きころ形式の軸受である。保持器は、ころの保持と抜け止めとを行うように、柱部が、ころ配列のピッチ円に対して内側に位置する部分と外側に位置する部分と両部分を繋ぐ傾斜部分とで構成されている。また、円筒ころ軸受におけるMIM(メタルインジェクション)法の保持器として、滑り接触面の潤滑性向上のために、表面に多数の油溝を設けることが提案されている(特許文献2)。
特開2014−29212号公報 特開2012−149755号公報
特許文献1の保持器は、柱部の前記傾斜部分がピッチ円の箇所で隣合うころ間に介在するため、ころを密に配列することができず、高負荷容量化が難しい。このため、図14に示すようにプレス製の保持器4の形状を工夫した円筒ころ軸受を試みた。この円筒ころ軸受は、両端の外周につば2bを有する内輪2と、複数の円筒ころ3と、これら複数の円筒ころ3を保持する保持器4とを備え、外径側部材(図示せず)に設けられた外輪軌道面と内輪2の外周の内輪軌道面2aとに円筒ころ3が転走するように外径側部材に組み込まれる。保持器4は、前記円筒ころ3の配列のピッチ円直径PCDを成す位置よりも内径側に位置し、前記各円筒ころ3を収容する複数のポケット10aが形成されて内輪2のつば2bの外周面で案内される円筒状のころ保持部10と、このころ保持部10の軸方向端から前記ピッチ円直径PCDを成す位置よりも外径側まで延びる側面部11と、この側面部11の外周縁から軸方向に延びて隣合う二つの前記円筒ころ3の間に位置し、これら円筒ころ3が外径側に脱落することを規制する複数の抜け止め部12とを有する。
しかし、図14の提案例の保持器は、ころ保持部10の内周面を内輪2のつば2bで案内する箇所Aの潤滑性がいま一つ十分ではない。また、前記ころ保持部10は、ポケット10aの形成により円周方向に並ぶ複数の柱部で形成されることになるが、その柱部と側面部11とが成す角部の強度につき、形状的にいま一つ満足できない。
この発明の目的は、高負荷容量の用途に適用でき、保持器の内輪つばによる案内面部の潤滑性に優れ、かつ保持器の強度に優れ、板金塑性加工が可能な円筒ころ軸受およびその保持器を提供することである。
この発明の他の目的は、この発明の円筒ころ軸受の保持器を効率良く、かつ強度の優れたものに生産できる円筒ころ軸受の製造方法を提供することである。
この発明の円筒ころ軸受は、両端の外周につばを有する内輪と、複数の円筒ころと、これら複数の円筒ころを保持する保持器とを備え、外径側部材に設けられた外輪軌道面と前記内輪の外周の内輪軌道面とに前記複数の円筒ころが転走するように前記外径側部材に組み込まれる円筒ころ軸受において、
前記保持器は、前記円筒ころの配列のピッチ円よりも内径側に位置し前記各円筒ころを収容する複数のポケットが形成された円筒状のころ保持部と、このころ保持部の軸方向端から前記ピッチ円よりも外径側まで延びる側面部と、この側面部の外周縁から軸方向に延びて隣合う二つの前記円筒ころの間に位置し、これら円筒ころが外径側に脱落することを規制する複数の抜け止め部とを有し、
前記保持器の前記ころ保持部の内周面における前記内輪のつばの外周面で案内される案内面部が、保持器軸方向の端側に至るに従って外径側に位置するテーパ状であることを特徴とする。また内輪のつば面の外周面で案内される案内面部において、テーパ状はストレート部とテーパ状との2段形状とすることで、保持器はストレート部で案内されるため、安定した回転が期待される。
この構成によると、保持器のころ保持部の内周面における内輪のつばの外周面で案内される案内面部が、保持器軸方向の端側に至るに従って外径側に位置するテーパ状であるため、前記案内面と内輪つばの外周面との間に生じるテーパ状の隙間に潤滑油が流入し、潤滑油の流入量が増える。そのため、案内面部の摩擦が軽減されて、摩擦による温度上昇が緩和される。保持器に前記テーパ状の案内面部が形成されることで、保持器のころ保持部と側面部とでなす角部が緩やかに曲がる形状となり、これにより、形状的に強度が強くなる。
また、この保持器は、ころ保持部および抜け止め部がそれぞれピッチ円よりも内径側および外径側に位置し、ピッチ円上に位置する保持器部分が存在しないため、ころ配列を密にできて、高負荷容量の軸受とできる。さらに前記保持器は、前記構成のころ保持部、側面部、抜け止め部からなる形状であるため、板金塑性加工で製造することが可能となる。
この発明において、前記円筒状のころ保持部と前記側面部との間の曲り部付近の肉厚が、前記ころ保持部の他の部分の肉厚よりも厚いことが好ましい。
前記曲り部付近の肉厚が他の部分よりも厚いことで、前記曲がり部分の強度が向上し、この曲がり部分が保持器の弱部となることが解消される。
この構成の場合に、前記円筒状のころ保持部と前記側面部との間の内角部に沿って、溝状部を有していてもよい。
この溝状部があると、保持器の製造工程でころ保持部となる箇所と側面部となる箇所との間の折り曲げをへら絞りで行うときに、溝状部を曲げ縁として折り曲げることができて、加工が行い易く、綺麗に精度良く仕上がる。このへら絞りに使用する溝状部が、完成状態においても溝状として残る。なお、この溝状部は、曲げを容易にする目的のみから必要となる溝幅よりも大きい溝幅とすることが好ましい。これにより、曲がり部分が緩やかな曲がり形状となり、強度的に優れたものとなる。
この発明の保持器は、両端の外周につばを有する内輪と、複数の円筒ころと、これら複数の円筒ころを保持する保持器とを備え、外径側部材に設けられた外輪軌道面と前記内輪の外周の内輪軌道面とに前記複数の円筒ころが転走するように前記外径側部材に組み込まれる円筒ころ軸受における前記保持器であって、
前記円筒ころの配列のピッチ円よりも内径側に位置し、前記各円筒ころを収容する複数のポケットが形成された円筒状のころ保持部と、このころ保持部の軸方向端から前記ピッチ円よりも外径側まで延びる側面部と、この側面部の外周縁から軸方向に延びて隣合う二つの前記円筒ころの間に位置し、これら円筒ころが外径側に脱落することを規制する複数の抜け止め部とを有し、
前記ころ保持部の内周面における前記内輪のつばの外周面で案内される案内面部が、保持器軸方向の端側に至るに従って外径側に位置するテーパ状である。
この構成の保持器によると、この発明の円筒ころ軸受につき前述したと同様に、高負荷容量の用途に適用でき、内輪つばによる案内面部の潤滑性に優れ、かつ強度に優れ、板金塑性加工が可能である。
この発明の円筒ころ軸受保持器の製造方法は、この発明の保持器を製造する方法であって、円筒状素材を準備する準備工程と、この円筒状素材の外周面における端部近傍に溝状部を形成する外径段付け工程と、前記円筒状素材を前記溝状部に沿ってへら絞りして外径側へ延びるつば状部を形成するへら絞り工程と、前記つば状部から前記抜け止め部となる放射状の分離片部が残るように切り出す抜け止め部切り出し工程と、前記円筒状素材の円筒面状に残っている部分に前記ポケットを切り抜いて形成するポケット加工工程と、前記ころの前記ポケットへの組み込み後に前記放射状の分離片部を折り曲げてその先端側部分を前記抜け止め部とする抜止部曲げ工程とを含む。
この製造方法によると、板金塑性加工でこの発明の保持器を製造することができて、製造が簡単に行える。また、前記溝状部を形成することで、前記へら絞りが簡単に行える。また、前記へら絞りを行うときに、ころ保持部と側面部との間の曲り部付近溝の肉厚が厚くなる。この曲がり部分は強度が不足し易い箇所であり、他の箇所よりも厚肉であることが好ましいが、へら絞りを行うことで、特に厚肉化の処理を行うことなく、自然に厚肉となり、生産性に優れる。
この発明の円筒ころ軸受は、両端の外周につばを有する内輪と、複数の円筒ころと、これら複数の円筒ころを保持する保持器とを備え、外径側部材に設けられた外輪軌道面と前記内輪の外周の内輪軌道面とに前記複数の円筒ころが転走するように前記外径側部材に組み込まれる円筒ころ軸受において、前記保持器は、前記円筒ころの配列のピッチ円よりも内径側に位置し前記各円筒ころを収容する複数のポケットが形成された円筒状のころ保持部と、このころ保持部の軸方向端から前記ピッチ円よりも外径側まで延びる側面部と、この側面部の外周縁から軸方向に延びて隣合う二つの前記円筒ころの間に位置し、これら円筒ころが外径側に脱落することを規制する複数の抜け止め部とを有し、前記保持器の前記ころ保持部の内周面における前記内輪のつばの外周面で案内される案内面部が、保持器軸方向の端側に至るに従って外径側に位置するテーパ状であるため、高負荷容量の用途に適用でき、保持器の内輪つばによる案内面部の潤滑性に優れ、かつ保持器の強度に優れ、板金塑性加工が可能になる。
この発明の保持器は、両端の外周につばを有する内輪と、複数の円筒ころと、これら複数の円筒ころを保持する保持器とを備え、外径側部材に設けられた外輪軌道面と前記内輪の外周の内輪軌道面とに前記複数の円筒ころが転走するように前記外径側部材に組み込まれる円筒ころ軸受における前記保持器であって、前記円筒ころの配列のピッチ円よりも内径側に位置し、前記各円筒ころを収容する複数のポケットが形成された円筒状のころ保持部と、このころ保持部の軸方向端から前記ピッチ円よりも外径側まで延びる側面部と、この側面部の外周縁から軸方向に延びて隣合う二つの前記円筒ころの間に位置し、これら円筒ころが外径側に脱落することを規制する複数の抜け止め部とを有し、前記ころ保持部の内周面における前記内輪のつばの外周面で案内される案内面部が、保持器軸方向の端側に至るに従って外径側に位置するテーパ状であるため、高負荷容量の用途の円筒ころ軸受に適用でき、保持器の内輪つばによる案内面部の潤滑性に優れ、かつ強度に優れ、板金塑性加工が可能になる。
この発明の円筒ころ軸受の保持器の製造方法は、円筒状素材を準備する準備工程と、この円筒状素材の外周面における端部近傍に溝状部を形成する外径段付け工程と、前記円筒状素材を前記溝状部に沿ってへら絞りして外径側へ延びるつば状部を形成するへら絞り工程と、前記つば状部から前記抜け止め部となる放射状の分離片部が残るように切り出す抜け止め部切り出し工程と、前記円筒状素材の円筒面状に残っている部分に前記ポケットを切り抜いて形成するポケット加工工程と、前記ころの前記ポケットへの組み込み後に前記放射状の分離片部を折り曲げてその先端側部分を前記抜け止め部とする曲げ加工部とを含む方法出あるため、この発明の円筒ころ軸受の保持器を効率良く、かつ強度の優れたものに生産することができる。
この発明の一実施形態に係る円筒ころ軸受の機械部品への設置状態を示す断面図である。 同円筒ころ軸受の斜視図である。 (A)は同円筒ころ軸受の保持器の断面図、(B)はそのIII B−III B断面図である。 図3(B)の部分拡大図である。 同保持器の斜視図である。 図4のVI−VI断面図である。 図6のVII-V11 部の拡大断面図である。 保持器の製造方法の一例を示す説明図である。 同保持器の製造方法におけるへら絞り工程の説明図である。 同保持器の製造方法におけるポケット加工工程の説明図である。 同円筒ころ軸受が用いられた風力発電装置の増速機の断面図である。 図14のXII-XII 断面図である。 遊星歯車に円筒ころ軸受が組み込まれた状態を示す一部を破断して表した斜視図である。 従来例の説明図である。
この発明の一実施形態を図面と共に説明する。図1はこの発明の一実施形態に係る円筒ころ軸受の機械部品への設置状態を示す断面図、図2は同円筒ころ軸受の斜視図である。この円筒ころ軸受1は、外周面に内輪軌道面2aが形成されかつ両側に鍔部2bを有する内輪2と、前記内輪軌道面2aを転走する複数の円筒ころ3と、これら複数の円筒ころ3を保持する保持器4とを備える。
図1に示すように、円筒ころ軸受1は、外径側部材5の内周に組み込まれる。外径側部材5は、歯車等の回転する機械部品であり、例えば風力発電装置の増速機に用いられる遊星歯車である。外径側部材5の内周面には外径側軌道面5aが形成されており、この外径側軌道面5aを円筒ころ軸受1の各円筒ころ3が転走する。外径側部材5の軸方向一方端には、内周面から内径側に突出するつば5bが設けられている。このつば5bは、円筒ころ3の端面が当接することで、円筒ころ3の軸方向位置を規制する。なお、外径側部材5は、この円筒ころ軸受の構成部品となる外輪であってもよい。
図3(A)は保持器4の断面図、図3(B)はそのIII B−III B断面図、図4は図3(B)の部分拡大図である。なお、図3(A)は図3(B)のIII A−III A断面を示している。また、図5は保持器の斜視図である。
保持器4は、円筒ころ3を収容する複数のポケット10aを有する円筒状のころ保持部10と、このころ保持部10の軸方向両端から外径側に延びる一対の側面部11と、各側面部11の外径端からそれぞれ軸方向内側に延びる複数の抜け止め部12とを有する。
図3(A)に示すように、前記ころ保持部10は、互いに軸方向に離れて対面する一対の環状部分10b,10bと、放射状部分10b,10bを繋ぐように円周方向の複数箇所に一定間隔で設けられた柱部10cとからなる。隣合う柱部10cの間の開口部が前記ポケット10aとなる。ポケット10aの形状は長方形である。ころ保持部10は、全体が円筒ころ3の配列のピッチ円PC(ピッチ円直径PCDを成す径方向位置)よりも内径側に位置している。ころ保持部10の内周面における環状部分10bの内周面は、内輪2のつば2b(図1,図6参照)の外周面で案内される案内面部10dとなる。
図3(B)に示すように、前記側面部11は、ころ保持部10に繋がる円環状部11aと、この円環状部11aにおける前記柱部10cの周方向位置から局部的に外径側に放射状に延びる複数の分離片部11bとからなる。図3(A)に示すように、側面部11は、前記ピッチ円PCよりも内径側から外径側にわたって拡がっている。
前記抜け止め部12は、側面部11の各分離片部11bの外径端から軸方向内側に延びている。各抜け止め部12は、前記ピッチ円PCよりも外径側に位置する。図1のように各ポケット10aに円筒ころ3を収容した状態において、軸方向両側の抜け止め部12は、それぞれ隣合う二つの円筒ころ3の間に位置する。抜け止め部12は、外径側部材5のつば5bの内径よりも内径側に位置する。抜け止め部12の長さは、その先端が円筒ころ3の軸方向端よりも軸方向の内側に位置して、円筒ころ3が外径側へ抜けるのを規制することが可能な長さとされている。
図4のVI−VI断面図を図6に示す。ころ保持部10の肉厚をa、側面部11の肉厚(平均肉厚)をb、抜け止め部12の肉厚(平均肉厚)をcとした場合、a>b>cの関係が成り立つ。つまり、ころ保持部10、側面部11、抜け止め部12の順に肉厚が次第に薄くなっている。この実施形態では、側面部11の期間から抜け止め部12の先端に至る間で、肉厚が次第に断面テーパ状に薄くなっているが、ころ保持部10、側面部11、および抜け止め部12がそれぞれ一定厚であって、互いに段階的に肉厚が変化していていてもよい。製造過程を示す図9では、段階的に肉厚が変わる形状として図示した。
肉厚を次第に薄くするのは次の理由による。この円筒ころ軸受1は、ころ保持部10が前記ピッチ円直径PCDよりも内径側に位置するため、保持器4が内輪案内となり、運転時に保持器4に作用する負荷がころ保持部10で受けられる。このため、ころ保持部10は大きな負荷抵抗力を要する。側面部11は、抜け止め部12を支持することができるだけの強度が要求される。抜け止め部12には、組み込み時等に円筒ころが外径側に脱落するのを防止する機能のみが求められ、強度が要求されない。つまり、保持器4の各部に作用する負荷の大きさは、ころ保持部10、側面部11、抜け止め部12の順に小さくなる。そこで、必要とする負荷抵抗力に応じて、保持器4のころ保持部10、側面部11、および抜け止め部12の肉厚を上記の順に薄くする。
側面部11および抜け止め部12の肉厚が薄いと、側面部11および抜け止め部12の曲げ加工を比較的小さな力で行うことができるため、曲げ加工を容易にかつ精度良く行うことができる。また、抜け止め部12の肉厚が薄いと、抜け止め部12がピッチ円直径PCDよりも外径側に位置していても、抜け止め部12を外径側部材5のつば5bに干渉しないように、つば5bよりも内径側の狭い領域に配置させることが容易である。
図6に示すように、保持器4は内輪案内とされるが、保持器4のころ保持部10の内周面における内輪2のつば2bの外周面で案内される案内面部10dは、保持器軸方向の端側に至るに従って外径側に位置するテーパ状とされている。テーパ状とするのは、軸受外から軸受空間内に潤滑油が流入し易くなるようにして流入量を増やすためであるため、案内面部10dのテーパ角度θは、ある程度は傾斜角度が大きいことが望ましく、内輪案内の機能が損なわれない範囲で、軸受諸元や軸受用途に応じて適宜の角度に設定すればよい。
また、保持器4は、円筒状のころ保持部10と側面部11との間の内角部に沿って、環状の溝状部15が設けられている。溝状部15の断面形状は、深さに対して幅が広い浅溝状とされている。
溝状部15は、保持器4の製造工程における曲げ加工を容易にするために形成した溝が、曲げ加工後において溝状として残った部分である。溝状部15は、一般的には曲げ加工前の状態で断面円形で一部が開口した溝として形成されるが、図8(B)に一部を拡大して溝15Aを断面で示すように、真円よりも板幅方向に長い形状とすることが好ましい。すなわち、折り曲げを容易にする目的のみから必要となる溝幅よりも大きい溝幅とすることが好ましい。
保持器4のころ保持部10と前記側面部11との間の曲り部付近16の肉厚は、前記ころ保持部10の他の部分の肉厚よりも厚いことが好ましい。なお、前記「曲り部付近」は、
ころ保持部10と前記側面部11とを製造過程で曲げたときに丸みが生じる部分である。
ころ保持部10と側面部11との間の曲り部付近16のうち、溝状部15の溝底の肉厚は、ころ保持部10の他の部分の肉厚よりも薄くてもよいが、できるだけ厚くすることが望ましい。
次に、保持器4の製造方法の一例を、図8〜図10と共に説明する。この製造方法は、準備工程(A)、外径段付け工程(B)、へら絞り工程(C)(図9)、抜け止め部切り出し工程(D)、ポケット加工工程(E)、および抜止部曲げ工程(図5)を順次行う。
準備工程(A)では、円筒状素材20を準備する。円筒状素材20は、鋼板等の板材を円筒状に成形したものであるが、その円筒状に成形する方法としては、例えば円環状の板材を深絞り加工で円筒状にする方法が採用される。あるいは、矩形の板材を円筒状に丸め、その丸めた板材の突き合わせ部分を溶接で接合する方法を採用してもよい。ただし、風力発電装置の増速機等のように、メンテナンス無しで長期間(例えば20年)使用される軸受の保持器の場合、深絞り加工により一体的に成形すると、品質が安定して望ましい。
外径段付け工程(B)では、保持器完成状態で溝状部15となる箇所に、曲げ加工用溝15Aを形成する。この工程では、抜け止め部12となる箇所の基端にも曲げ加工用溝12Aを加工する。これら曲げ加工用溝12A,15Aは、例えば汎用旋盤等で機械加工する。
保持器4の肉厚を段付きとする場合は、円筒状素材20の軸方向の中央部20aの肉厚が最も厚く、その両側の中間部20b(図9参照)は中央部20aよりも肉厚が薄く、さらに外端側の端部20cは中間部20bよりも肉厚が薄くなるようにする。保持器4として完成した状態(図6参照)では、図9の中央部20aがころ保持部10となり、中間部20bが側面部11となり、端部20cが抜け止め部12となる。なお、図6の例では、保持器4は、段階的に薄肉となる形状ではなく、テーパ状に次第に薄くなる形状としているが、この場合、そのテーパ状に次第に薄くする加工を、曲げ加工用溝12A,15Aと共に、外径段付け工程(B)で旋削等により行う。
へら絞り工程(C)では、段付き加工された円筒状素材20を、曲げ加工用溝15Aに沿ってへら絞りして外径側へ延びるつば状部23を形成する。具体的には、図9に示すように、円筒状素材20を回転させながら、この円筒状素材20に対してローラRを押し付けて曲げ加工を行う。この曲げ加工は、段階的に曲げ角度が大きくなるように、例えば3〜4段階に分けて順次行うことが好ましい。
このへら絞り工程(C)を経ることで、保持器完成状態でころ保持部10と側面部11との間の曲り部付近16となる部分の肉厚が若干厚くなる。
抜け止め部切り出し工程(D)では、つば状部23から抜け止め部となる放射状の分離片部22が残るように切り出す。この工程では、前記つば状の中間部20bおよび端部20cに、径方向に延び外径端が開口した複数の切欠き21を、3次元レーザ加工機等によるレーザ加工で切り出して形成する。この製造方法の場合、切欠き21の深さの底が、中間部20bの内径端と外径端のほぼ中央に位置する。このように複数の切欠き21を加工することにより、各切欠き21の間に径方向に延びる複数の分離片部22が形成される。
ポケット加工工程(E)では、円筒状素材20の円筒状に残っている部分に、ポケット10aを切り抜いて形成する。この切抜きにより、隣合うポケット10a間の部分が柱部10cとなる。この切り抜き加工は、例えば3次元レーザ加工機等によるレーザ加工で行う。
ポケット加工工程(E)および前記抜け止め部切り出し工程(D)で加工したレーザ加工面は、ショットブラスト等で仕上げ加工することが好ましい。この後に、抜け止め部12を形成する抜止部曲げ工程を行う。
抜止部曲げ工程では、前記各工程が完了した円筒状素材20を内輪2に対して配置し、各ポケット10aに円筒ころ3を組み込みんだ後に、前記放射状の分離片部22を折り曲げてその先端側部分を前記抜け止め部12とし、図2のように保持器2の製造が完了する。
この構成の円筒ころ軸受1およびその保持器4によると、保持器4のころ保持部10の内周面における内輪2のつば5bの外周面で案内される案内面部10dが、保持器軸方向の端側に至るに従って外径側に位置するテーパ状であるため、案内面部10dと内輪つば5bの外周面との間に生じるテーパ状の隙間に潤滑油が流入し、潤滑油の流入量が増える。そのため、案内面部10dの摩擦が軽減されて、摩擦による温度上昇が緩和される。また、保持器4の前記テーパ状の案内面部10dが形成されることで、保持器4のころ保持部10と側面部11とでなす角部が緩やか曲がる形状(すみRが大きな形状)となり、これにより形状的に強度が強くなると言う利点も得られる。
またこの保持器4は、ころ保持部10および抜け止め部12がそれぞれピッチ円PCよりも内径側および外径側に位置し、ピッチ円PC上に位置する保持器部分が存在しないため、ころ配列を密にできて、高負荷容量の軸受とできる。さらに保持器4は、前記構成のころ保持部10、側面部11、抜け止め部12からなる形状であるため、板金塑性加工で製造することが可能となる。
前記保持器4は、ころ保持部10と側面部11との間の内角部に沿って溝状部15を有しているが、そのため、保持器4の製造工程でころ保持部10となる箇所と側面部11となる箇所との間の折り曲げをへら絞りで行うときに、溝状部15に沿って折り曲げることができて、曲げ加工が行い易く、綺麗に精度良く仕上がる。この曲げ加工に使用する溝状部15が、完成状態においても溝状として残る。なお、この溝状部15は、折り曲げを容易にする目的のみから必要となる溝幅よりも大きい溝幅とすることが好ましい。これにより、曲がり部分が緩やかな曲がり形状となり、強度的に優れたものとなる。
保持器4のころ保持部10と側面部11との間の曲り部付近16は他の部分よりも厚いため、曲り部付近16が保持器4の弱部となることが回避される。
この曲がり部付近16の肉厚を厚くする加工は、別工程として行わなくてもよく、へら絞りを行うときに自然に厚くなる。そのため、製造が簡単である。
また、この保持器4の製造方法によると、板金塑性加工でこの実施形態の保持器4を製造することができて、製造が簡単に行える。また、前記溝状部15を形成することで、前記へら絞りが簡単に行える。また、前記へら絞りを行うときに、ころ保持部10と側面部11との間の曲り部付近16の肉厚が自然に厚くなるため、特に厚肉化の処理を行う必要が、生産性に優れる。
上記実施形態は円筒ころ3が2列の円筒ころ軸受1を示すが、この発明は、円筒ころ3が単列または3列以上並ぶ複列の円筒ころ軸受にも適用できる。
次に、図1に示す円筒ころ軸受1が使用された風力発電装置の増速機について説明する。
図11に示すように、風力発電装置の増速機30は、入力軸31の回転を増速して低速軸32に伝達する遊星歯車装置33と、低速軸32の回転を増速して出力軸34に伝達する二次増速装置35とを備える。入力軸31は、風車の主軸に接続され、出力軸34は発電機に接続される。
図12、図13に示すように、遊星歯車装置33は、旋回自在なキャリア37の周方向複数箇所に支持軸38が設けられ、各支持軸38の遊星歯車39が円筒ころ軸受1を介して回転自在に支持されている。遊星歯車39は、図1における外径側部材5である。キャリア37は、前記入力軸31と一体に回転するように設けられ、軸受41,42(図11)を介してケーシング43に旋回自在に支持されている。キャリア37に支持された各遊星歯車39は、ケーシング43に設けられた内歯のリングギヤ44に噛み合い、かつこのリングギヤ44と同心位置に設けられた外歯の太陽歯車45と噛み合う。太陽歯車45は、前記低速軸32に設けられている。低速軸32は軸受47,48を介してケーシング43に回転自在に支持されている。
二次増速装置35は、ギヤ列により構成されている。図14の例では、二次増速装置35は、低速軸32に固定されたギヤ50が中間軸51の小径側ギヤ52に噛み合い、中間軸51に設けられた大径側ギヤ53が出力軸34のギヤ54に噛み合うギヤ列とされている。中間軸51および出力軸34は、それぞれ軸受55,56および軸受57,58によってケーシング43に回転自在に支持されている。
上記構成の増速機30の動作を説明する。入力軸31が回転すると、入力軸31と一体のキャリア37が旋回し、キャリア37の複数箇所に支持された遊星歯車39が公転移動する。このとき遊星歯車39は、固定のリングギヤ44に噛み合いながら公転することで、自転を生じる。この公転しながら自転する遊星ギヤ39に噛み合う太陽歯車45は、入力軸31に対して増速されて回転する。この太陽歯車45の回転が二次増速装置35で増速されて出力軸34に伝えられる。
以上の説明では、円筒ころ軸受1を風力発電装置の増速機30に使用する例を示したが、この円筒ころ軸受1は他の機械にも使用することができる。その場合、外径側部材5は、遊星歯車39以外の回転または非回転の機械部品となる。
以上、実施形態に基づいてこの発明を実施するための形態を説明したが、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではない。この発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1…円筒ころ軸受
2…内輪
2a…内輪軌道面
3…円筒ころ
4…保持器
5…外径側部材
5a…外径側軌道面
5b…つば
10…ころ保持部
10a…ポケット
10d…案内面部
11…側面部
12…抜け止め部
15…溝状部
16…曲り部付近
20…円筒状素材
21…切欠き
22…分離片部
23…つば状部
PC…円筒ころの配列のピッチ円
PCD…円筒ころの配列のピッチ円直径

Claims (5)

  1. 両端の外周につばを有する内輪と、複数の円筒ころと、これら複数の円筒ころを保持する保持器とを備え、外径側部材に設けられた外輪軌道面と前記内輪の外周の内輪軌道面とに前記複数の円筒ころが転走するように前記外径側部材に組み込まれる円筒ころ軸受において、
    前記保持器は、前記円筒ころの配列のピッチ円よりも内径側に位置し前記各円筒ころを収容する複数のポケットが形成された円筒状のころ保持部と、このころ保持部の軸方向端から前記ピッチ円よりも外径側まで延びる側面部と、この側面部の外周縁から軸方向に延びて隣合う二つの前記円筒ころの間に位置し、これら円筒ころが外径側に脱落することを規制する複数の抜け止め部とを有し、
    前記保持器の前記ころ保持部の内周面における前記内輪のつばの外周面で案内される案内面部が、保持器軸方向の端側に至るに従って外径側に位置するテーパ状であることを特徴とする円筒ころ軸受。
  2. 請求項1に記載の円筒ころ軸受において、前記円筒状のころ保持部と前記側面部との間の曲り部付近の肉厚が、前記ころ保持部の他の部分の肉厚よりも厚い円筒ころ軸受。
  3. 請求項2に記載の円筒ころ軸受において、前記円筒状のころ保持部と前記側面部との間の内角部に沿って、溝状部を有する円筒ころ軸受。
  4. 両端の外周につばを有する内輪と、複数の円筒ころと、これら複数の円筒ころを保持する保持器とを備え、外径側部材に設けられた外輪軌道面と前記内輪の外周の内輪軌道面とに前記複数の円筒ころが転走するように前記外径側部材に組み込まれる円筒ころ軸受における前記保持器であって、
    前記円筒ころの配列のピッチ円よりも内径側に位置し、前記各円筒ころを収容する複数のポケットが形成された円筒状のころ保持部と、このころ保持部の軸方向端から前記ピッチ円よりも外径側まで延びる側面部と、この側面部の外周縁から軸方向に延びて隣合う二つの前記円筒ころの間に位置し、これら円筒ころが外径側に脱落することを規制する複数の抜け止め部とを有し、
    前記ころ保持部の内面における前記内輪のつばの外周面で案内される案内面部が、保持器軸方向の端側に至るに従って外径側に位置するテーパ状であることを特徴とする円筒ころ軸受の保持器。
  5. 請求項4に記載の保持器を製造する方法であって、円筒状素材を準備する準備工程と、この円筒状素材の外周面における端部近傍に溝状部を形成する外径段付け工程と、前記円筒状素材を前記溝状部に沿ってへら絞りして外径側へ延びるつば状部を形成するへら絞り工程と、前記つば状部から前記抜け止め部となる放射状の分離片部が残るように切り出す抜け止め部切り出し工程と、前記円筒状素材の円筒面状に残っている部分に前記ポケットを切り抜いて形成するポケット加工工程と、前記ころの前記ポケットへの組み込み後に前記放射状の分離片部を折り曲げてその先端側部分を前記抜け止め部とする抜止部曲げ工程とを含むことを特徴とする円筒ころ軸受の保持器の製造方法。
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