JP2007162920A - ころ軸受 - Google Patents

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Abstract

【課題】軸受の負荷容量を増加させつつ、潤滑油を確実に内部に送り込み、希少潤滑下でも焼付きや異常摩耗の発生を防止すること。
【解決手段】セパレータ保持器4は、軸受のPCDより外輪軌道面側に配した柱部4aと、ころ3の端面側に配したリブ部4bと、ころ3を保持すると同時にセパレータ保持器の動きを拘束するための突起部4cと、からなる。セパレータ保持器4は、その柱部4aが軸受のPCDより外輪軌道面側に位置してある。よって、ころ3の個数を増加させることが可能となり、軸受の負荷容量の増加が可能となる。また、リブ部4bを弾性変形させ、セパレータ保持器4をころ3ところ3の間に挿入することで、セパレータ保持器4の組込みを容易にすることが可能となる。さらに、リブ部4bと柱部4aとの角部4dに、大きなRが設けてある。これにより、セパレータ保持器4の挿人時の応力を緩和することが可能となる。
【選択図】図1

Description

本発明は、一般産業機械等に使用され、高負荷容量を要求されるころ軸受に関する。
従来、一般産業機械に使用され、高負荷容量を要求されるころ軸受には、ころ数を増やして負荷容量を増すために、セパレータ保持器付きころ軸受が提案されている。
例えば、図8(a)は、特許文献1に係るころ軸受の要部の部分断面図であり、(b)は、当該ころ軸受の部分的斜視図である。
円筒ころ軸受10は、外輪11および内輪12間に複数の円筒ころ13が配置されている。この円筒ころ軸受10は、外輪11の外輪軌道14に沿って設けられた一対の鍔部15(一方のみ図示)により円筒ころ13の軸方向移動が規制されているとともに、各円筒ころ13間に介装されたセパレータ保持器20により各円筒ころ13が等間隔に保持されている。
セパレータ保持器20は、各円筒ころ13間に挿入可能な略角柱形状の本体21を有し、軸線長さLが円筒ころ13の軸方向寸法よりも小さく設定されているとともに(図8(b)参照)、断面長辺寸法が外輪軌道14および内輪軌道16間寸法よりも短く設定されている。セパレータ保持器20の本体21は、長辺側面22,22間の寸法が円筒ころ13,13の寸法よりも小さく設定されているとともに、外輪軌道14に対面する短辺側面23にスリット24が形成されている。
長辺側面22は、円筒ころ13の半径よりも小さな曲率を有し、湾曲方向両端縁に沿ってリップ25,26が設けられている。リップ25,26は円弧面を有し、円筒ころ13を挟み込むように周面に対して弾性的に線接触することにより、本体21を外輪軌道14および内輪軌道16に対して離間した状態に維持するようになっている。この際、本体21は、長辺側面22が円筒ころ13に対して接触せず、リップ25,26のみが円筒ころ13に対して接触線A,Bを介して線接触するようになっている。ここで、接触線A,Bは、円筒ころ13の軸線に対して平行となるように設定されている。
スリット24は、断面略V字状とされ、本体21の長手方向に沿って連続形成されている。 従って、セパレータ保持器20は、リップ25,25の先端同士を互いに近づくように変形させても、スリット24が狭まることにより本体21の特定個所に亀裂,破損が生じないようになっている。
このようなセパレータ保持器20は、円筒ころ13の軸方向に沿った移動を規制する規制手段27として、本体21の長手方向両端面に係合部27A,27Bが形成されている。係合部27A,27Bは、隣り合う円筒ころ13,13の端面に係合可能な略L字形状とされている。これらの係合部27A,27Bは、本体21を中心とする線対称形状とされ、互いに先端が離れる方向に向いている。
従って、図8(a)に示すように、係合部27Aは図中右方の円筒ころ13の一端面(手前側端面)に係合可能とされ、係合部27Bは図中左方の円筒ころ13の他端面(奥行側端面)に係合可能とされている。このようなセパレータ保持器20は、適宜な合成樹脂を射出形成することにより各部材が一体形成され、本体21から係合部27A,27Bが突出する平面略Z字状となっている。
特開平11−280769号公報
しかしながら、図8に示した従来に係るころ軸受の構造に於いては、軸受のPCDの位置に、セパレータ保持器の柱部が存在しているため、負荷容量の増加に制限があった。
また、従来構造では、潤滑油が軸受内部に入り込む油送経路がなく、希少潤滑下で焼付きや異常摩耗を発生させるといった問題もある。
本発明は、上述したような事情に鑑みてなされたものであって、軸受の負荷容量を増加させつつ、潤滑油を確実に内部に送り込み、希少潤滑下でも焼付きや異常摩耗の発生を防止することができる、ころ軸受を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明に係るころ軸受は、外輪と内輪との間に、転動体のころを転動自在に介装し、当該ころを保持するセパレータ保持器を備えたころ軸受において、
前記セパレータ保持器は、
前記軸受のPCDより外輪軌道面側に配した柱部と、
前記ころの端面側に配したリブ部と、
前記ころを保持すると同時に、前記セパレータ保持器の動きを拘束するための突起部と、を有することを特徴する。
また、本発明に係るころ軸受は、外輪と内輪との間に、転動体のころを転動自在に介装し、当該ころを保持するセパレータ保持器を備えたころ軸受において、
前記セパレータ保持器は、
前記軸受のPCDより内輪軌道面側に配した柱部と、
前記ころの端面側に配したリブ部と、
前記ころを保持すると同時に、前記セパレータ保持器の動きを拘束するための突起部と、を有することを特徴する。
好適には、前記セパレータ保持器は、その柱部とリブ部からなる角部をR形状としてある。
また、好適には、前記ころ同士の隙間部に、潤滑油を供給する為の溝が設けてある。
さらに、好適には、前記セパレータ保持器において、外輪軌道面又は内輪軌道面とセパレータ保持器の柱部が接触する面に、潤滑油を供給する為の溝又は穴が設けてある。
さらに、好適には、前記潤滑油を供給する溝又は穴に、潤滑剤含有ポリマーが保持してある。
本発明によれば、軸受の負荷容量を増加させつつ、潤滑油を確実に内部に送り込み、希少潤滑下でも焼付きや異常摩耗の発生を防止することができる。
以下、本発明の実施の形態に係るころ軸受を図面を参照しつつ説明する。
先ず、本発明を概説すると、本発明に係るころ軸受は、外輪と内輪との間に、転動体のころを転動自在に介装し、当該ころを保持するセパレータ保持器を備えたころ軸受において、前記セパレータ保持器は、前記軸受のPCDより外輪軌道面側(又は内輪軌道面側)に配した柱部と、前記ころの端面側に配したリブ部と、前記ころを保持すると同時に、前記セパレータ保持器の動きを拘束するための突起部と、を有することを特徴する。これにより、ころ数を増加して軸受の負荷容量の増加を可能とした。また、リブ部を弾性変形させ、セパレータ保持器をころところの間に挿入することで、セパレータ保持器の組込みを容易にすることが可能となり、リブ部と柱部の角部に大きなRを設けることで、セパレータ保持器の挿人時の応力を緩和させることが可能となる。
また、前記ころ同士の隙間部に、潤滑油を供給する為の溝が設けてある。さらに、前記セパレータ保持器において、外輪軌道面又は内輪軌道面とセパレータ保持器の柱部が接触する面に、潤滑油を供給する為の溝又は穴が設けてある。これにより、希少潤滑下での焼付きや異常摩耗の発生を防止することが可能となる。
さらに、前記潤滑油を供給する溝又は穴に、潤滑剤含有ポリマーが保持してある。これにより、希少潤滑下での焼付きや異常摩耗の発生を防止することが可能となる。
(第1実施の形態)
図1は、本発明の第1実施の形態に係るころ軸受の要部の横断面図である。
図2は、図1に示したころ軸受の軸方向に沿った断面図である。
図3(a)は、図1に示したころ軸受に、セパレータ保持器を組み込む際の断面図であり、(b)は、組込用治具の場合と外輪の場合との軸方向に沿った断面図である。
図1及び図2にに示すように、外輪1と内輪2との間に、転動体のころ3が転動自在に介装してあり、ころ3を保持するセパレータ保持器4が設けてある。なお、内輪2には、ころ3を規制するための鍔部2aが設けてある。
セパレータ保持器4は、軸受のPCDより外輪軌道面側に配した柱部4aと、ころ3の端面側に配したリブ部4bと、ころ3を保持すると同時にセパレータ保持器の動きを拘束するための突起部4cと、からなる。なお、符号6は、潤滑油供給溝又は潤滑油供給穴であり、後に詳述する。
セパレータ保持器4は、その柱部4aが軸受のPCDより外輪軌道面側に位置してある。よって、ころ3の個数を増加させることが可能となり、軸受の負荷容量の増加が可能となる。
また、リブ部4bを弾性変形させ、セパレータ保持器4をころ3ところ3の間に挿入することで、セパレータ保持器4の組込みを容易にすることが可能となる。
さらに、リブ部4bと柱部4aとの角部4dに、大きなRが設けてある。これにより、セパレータ保持器4の挿人時の応力を緩和することが可能となる。
さらに、リブ部4bの先端に、折り曲げた突起部4cを有している。これにより、ころ3を保持すると同時にセパレータ保持器4の動きを拘束することが可能となる。
次に、図3(a)(b)は、上記のように、保持器の組込み方法を図示した図であり、円筒状の組込用治具5にて一旦仮組みし、正規の外輪1を組込む。
円筒状の組込用治具5は、開口部5aを有し、この開口部5aを介して、セパレータ保持器4を挿入する。これにより、セパレータ保持器4・ころ3・内輪2の準組立品を、外輪1に組込むことが可能である。
この組込の際、リブ部4bを弾性変形させ、突起部4cをその側方に開いて、ころ3ところ3との間に挿入する。このように、セパレータ保持器4をころ3ところ3の間に挿入することで、セパレータ保持器4の組込みも容易にできる。
セパレータ保持器4は、その材質に制限はなく、リブ部4bを弾性変形させ、セパレータ保持器4をころ3ところ3の間に挿入することが可能であれば、合成樹脂や金属(黄銅や鉄系)により形成されていればよい。但し、弾性係数は、鉄系よりも合成樹脂が小さいため、容易に組込むには、合成樹脂が好ましい。
また、セパレータ保持器4は、軸受の回転中の温度上昇により、セパレータ保持器4が膨張しても、ころ3とセパレータ保持器4とが突っ張らないように、ころ3の転動面とセパレータ保持器4の側面が接する面には、若干の隙間を設けてある。また、セパレータ保持器4の外径面と外輪1の外輪軌道面との間にも、同様に若干の隙間を設けてある。
従って、ころ3の転動面とセパレータ保持器4の側面が接する面およびセパレータ保持器4の外径面と外輪1の外輪軌道面との間に、若干の隙間を設けており、軸受の回転中の温度上昇によりセパレータ保持器4が膨張しても、ころ3とセパレータ保持器4との突っ張り等が回避され、円滑な回転が可能となる。
(第2実施の形態)
図4は、本発明の第2実施の形態に係るころ軸受の要部の横断面図である。
図5は、図4に示したころ軸受の軸方向に沿った断面図である。
本実施の形態では、セパレータ保持器4の柱部4aは、軸受のPCDより内輪軌道面側に位置してある。なお、外輪1には、ころ3を規制するための鍔部1aが設けてある。
その他の構成、作用、及び効果は、上述した第1実施の形態と同様である。但し、第2実施の形態では、組込用治具を必要としない。なお、リブ部4bの矢印は、組込の際、リブ部4bを弾性変形させ、突起部4cをその側方に開いて、ころ3ところ3との間に挿入することを示すものである。
(第3実施の形態)
図6(a)は、本発明の第3実施の形態に係るころ軸受の軸方向に沿った断面図である。(b)は、本発明の第3実施の形態の変形例に係るころ軸受の軸方向に沿った断面図である。
図6(a)に示す本実施の形態は、上述した第1実施の形態に、潤滑油供給溝6(又は潤滑油供給穴)を設けたことを特徴としている。ころ3同士の隙間部に、潤滑油を供給する為の潤滑油供給溝6(又は潤滑油供給穴)が設けてある。さらに、セパレータ保持器4において、外輪軌道面とセパレータ保持器4の柱部4aが接触する面に、潤滑油を供給する為の潤滑油供給溝6(又は潤滑油供給穴)が設けてある。希少潤滑下での焼付きや異常摩耗の発生を防止することが可能となる。
すなわち、図6(a)に示すように、柱部4aには、径方向に延びる潤滑油供給溝6(又は潤滑油供給穴)が形成してあり、リブ部4bには、軸方向にに延びる潤滑油供給溝6(又は潤滑油供給穴)が形成してある。
図6(b)に示す本実施の形態の変形例は、上述した第2実施の形態に、潤滑油供給溝6(又は潤滑油供給穴)を設けたことを特徴としている。ころ3同士の隙間部に、潤滑油を供給する為の潤滑油供給溝6(又は潤滑油供給穴)が設けてある。さらに、セパレータ保持器4において、内輪軌道面とセパレータ保持器4の柱部4aが接触する面に、潤滑油を供給する為の潤滑油供給溝6(又は潤滑油供給穴)が設けてある。希少潤滑下での焼付きや異常摩耗の発生を防止することが可能となる。
すなわち、図6(b)に示すように、柱部4aには、径方向に延びる潤滑油供給溝6(又は潤滑油供給穴)が形成してあり、リブ部4bには、軸方向にに延びる潤滑油供給溝6(又は潤滑油供給穴)が形成してある。
(第4実施の形態)
図7(a)は、本発明の第4実施の形態に係るころ軸受の要部の横断面図である。(b)は、(a)に示したセパレータ保持器の斜視図である。
本実施の形態では、上記第3実施の形態の潤滑油供給溝6(又は潤滑油供給穴)に、潤滑剤含有ポリマー7が保持してある。
セパレータ保持器4ところ3の転動面およびセパレータ保持器4と外輪軌道面あるいは内輪軌道面とが接する面に露出するように、潤滑剤含有ポリマー7が保持してある。これにより、希少潤滑下での焼付きや異常摩耗の発生を防止することが可能となる。
なお、本発明は、上述した実施の形態に限定されず、種々変形可能である。
本発明の第1実施の形態に係るころ軸受の要部の横断面図である。 図1に示したころ軸受の軸方向に沿った断面図である。 (a)は、図1に示したころ軸受に、セパレータ保持器を組み込む際の断面図であり、(b)は、組込用治具の場合と外輪の場合との軸方向に沿った断面図である。 本発明の第2実施の形態に係るころ軸受の要部の横断面図である。 図4に示したころ軸受の軸方向に沿った断面図である。 (a)は、本発明の第3実施の形態に係るころ軸受の軸方向に沿った断面図である。(b)は、本発明の第3実施の形態の変形例に係るころ軸受の軸方向に沿った断面図である。 (a)は、本発明の第4実施の形態に係るころ軸受の要部の横断面図である。(b)は、(a)に示したセパレータ保持器の斜視図である。 (a)は、特許文献1に係るころ軸受の要部の部分断面図であり、(b)は、当該ころ軸受の部分的斜視図である。
符号の説明
1 外輪
1a 鍔部
2 内輪
2a 鍔部
3 ころ
4 セパレータ保持器
4a 柱部
4b リブ部
4c 突起部
4d 角部
5 組込用治具
5a 開口部
6 潤滑油供給溝又は潤滑油供給穴
7 潤滑剤含有ポリマー

Claims (6)

  1. 外輪と内輪との間に、転動体のころを転動自在に介装し、当該ころを保持するセパレータ保持器を備えたころ軸受において、
    前記セパレータ保持器は、
    前記軸受のPCDより外輪軌道面側に配した柱部と、
    前記ころの端面側に配したリブ部と、
    前記ころを保持すると同時に、前記セパレータ保持器の動きを拘束するための突起部と、を有することを特徴するころ軸受。
  2. 外輪と内輪との間に、転動体のころを転動自在に介装し、当該ころを保持するセパレータ保持器を備えたころ軸受において、
    前記セパレータ保持器は、
    前記軸受のPCDより内輪軌道面側に配した柱部と、
    前記ころの端面側に配したリブ部と、
    前記ころを保持すると同時に、前記セパレータ保持器の動きを拘束するための突起部と、を有することを特徴するころ軸受。
  3. 前記セパレータ保持器は、その柱部とリブ部からなる角部をR形状としたことを特徴する請求項1又は2に記載のころ軸受。
  4. 前記ころ同士の隙間部に、潤滑油を供給する為の溝が設けてあることを特徴する請求項1乃至3の何れか1項に記載のころ軸受。
  5. 前記セパレータ保持器において、外輪軌道面又は内輪軌道面とセパレータ保持器の柱部が接触する面に、潤滑油を供給する為の溝又は穴が設けてあることを特徴する請求項1乃至3の何れか1項に記載のころ軸受。
  6. 前記潤滑油を供給する溝又は穴に、潤滑剤含有ポリマーが保持してあることを特徴する請求項4又は5項に記載のころ軸受。
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