JP2018165146A - 船形避難シェルター - Google Patents

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肇一 田保
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Abstract

【課題】地震、津波、洪水等の災害時に、マニュアル通りの避難に支障がある場合や迅速な避難が出来ない例えば病人などの身の安全を確保するために緊急に駆け込めるシェルターが、切望されている。【解決手段】横円筒缶形の船体1の内部に自在枠2を組み込み、自在枠2から懸垂された居住室3を設け、船体1の底部には、重りとなるコンクリートや金属または水を充填したことを特徴とする船形避難シェルターを考案した。【選択図】図1

Description

この発明は、地震、津波、洪水等の災害時に避難が困難で、迫る危険から時間的余裕の無い場合、身の安全を確保するために、やむなく、駆け込む船形の避難シェルター。
従来、地震、津波、洪水等の被災時に避難マニュアルはあっても、災害の程度によっては、マニュアルに想定していない状況が発生し、通常の避難が困難な場合がある。その際の避難は、被災民の自主判断に任されてきた。
地震、津波、洪水等の災害時に、マニュアル通りの避難に支障がある場合や迅速な避難が出来ない例えば病人などの身の安全を確保するために緊急に駆け込めるシェルターが、切望されている。
上記の課題を解決するために、以下のような船形避難シェルターを考案した。
横円筒缶形の船体1の内部に自在枠2を組み込み、自在枠2から懸垂された居住室3を設け、船体1の底部には、重り用のコンクリートや金属または水を充填したことを特徴とする船形避難シェルター。
被災の際、駆け込めるシェルターとしては、何よりも安全性が求められる。
このシェルターは、定められた場所に固定して在る施設ではなく、津波、洪水の際には、水流に乗って、漂流し、浅瀬に至って漂着し、難を逃れることを目的としている。怒濤の如く荒れ狂う大波、次々と打ち寄せる波の衝撃、漂流物との衝突などから避難者を守る構造となっている。
また、この船形避難シェルターは、姿勢安定用または固定用のアンカー12も持っており、場合によっては安全な場所に固定して利用することも可能な構造となっている。
考案した船形避難シェルターを利用することで、マニュアルに想定していない状況が発生し、通常の避難が困難な状況に陥った場合や病人など避難が困難な被災者がいる場合などに、迫り来る洪水や津波から身を守ることができる可能性が高まる。船体が傾斜した場合も自在装置によって居住室は、水平状態で懸垂されているため船酔いや、壁面への衝突による怪我も比較的緩和される構造となっている。
考案した船形避難シェルターは、被災者の命を守る最低限のものであるが、将来的には、避難を手助けする通信システムやナビゲーションシステム、人工知能、周囲の行方不明者の探知システムやそれらを統合した人工知能システムの搭載も考えられる。
本発明の斜視全体図 本発明の自在枠斜視透視図 本発明の平面から見た内部構造図 本発明の側面から見た内部構造図 本発明の正面から見た外観及び内部構造図 本発明の正面から見たサスペンション構造図 本発明の側面から見たサスペンション構造図
横円筒缶形の船体1の内部に自在枠2を組み込み、そこから半球形の居住室3を懸垂する。この構造により船体が傾斜しても自在枠2に懸垂されている居住室3は平行に保たれるため、安定した居住空間を確保できる。また船酔いなどの緩和にも効果がある。また漂流物などとの衝突による衝撃力も遠心力になって重力に変換されることになり、居住室3への影響は小さくなる。
又、船体底部に重りとなるコンクリートや金属または水4を充填し、船体下部に重心を確保することで船体が横転したとしても、自力で起き上がる回復力を発生させ、安定な姿勢を保つことができる。
又、天井部には採光窓5と外の様子を見るための窓6を設ける。又、通気バルブ7を設ける。
又、姿勢安定用または固定用のアンカー12を船体下部に備えている。
居住室3は、腰掛用に座席シート8を備えたものと仰臥用に寝台11を備えたものを、それぞれ独立して設けている。
又、自在枠2の両端吊元には、上下方向、前後方向、左右方向からの衝撃に対して複合的に働く緩衝装置14を備えている。
居住室3の一方は、コの字形に座席シート8を取り付け、シートベルトを備える。もう一方は、仰臥用に寝台11を備えることで避難の長期化にも対応する。又、それぞれの居住室3には、トイレ、洗面台10を備える。寝台11の別の形態としては、ハンモック構造のものも考えられる。
1 船体
2 自在枠
3 居住室
4 重りとなるコンクリートや金属または水
5 採光窓
6 窓
7 通気バルブ
8 コの字形座席
9 防水扉(出入り口)
10 トイレ、洗面室
11 仰臥用寝台
12 アンカー
13 差上ウインチ
14 サスペンション
15 板バネ
16 コイルバネ
17 ショックアブソーバ

Claims (3)

  1. 横円筒缶形の船体1の内部に自在枠2を組み込み、自在枠2から懸垂された居住室3を設け、船体1の底部には、重りとなるコンクリートや金属または水を充填したことを特徴とする船形避難シェルター。
  2. 水中や水上での動きを安定させるためや安全な場所に固定するためのアンカー12を備えた請求項1記載の船形避難シェルター。
  3. 自在枠2の両端吊元に上下、前後、左右からの衝撃を緩和するため独立懸架のサスペンション装置14を設けた請求項1記載の船形避難シェルター。
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