JP2018165047A - ラベルロールのフルカット装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ラベル原反をフルカットした際の切り抜き加工精度の低下を防ぎ、寸法精度の良好な製品を得ることを目的とする。
【解決手段】走行するラベル原反3が切り抜き加工の前後でその表裏からローラー対5、6によって挟圧されるようになっており、そのうち、上ローラー6がラベル原反3をその幅方向に拡開するように傾斜配置されたラベルロールのフルカット装置である。ラベル原反をフルカットした際の切り抜き加工精度の低下を防ぐことができる。
【選択図】図1
【解決手段】走行するラベル原反3が切り抜き加工の前後でその表裏からローラー対5、6によって挟圧されるようになっており、そのうち、上ローラー6がラベル原反3をその幅方向に拡開するように傾斜配置されたラベルロールのフルカット装置である。ラベル原反をフルカットした際の切り抜き加工精度の低下を防ぐことができる。
【選択図】図1
Description
本発明はレーザー光を利用したラベル作成装置に関し、特に、ラベルロールのフルカット装置に関する。
商品流通において個装の需要が益々高まるにつれ、商品の各種情報を記載したラベルを包装容器に貼付する必要性が増している。そのようなラベルの生産工程にあっては、情報を印刷したラベル本体が台紙である剥離材と一体に貼着されて、ロール状のラベル原反として用意される。そして、実用に供される個々のラベルをラベル原反から取り出すために、切り抜き作業が行われる。
個々のラベルを切り抜くために、旧来は刃型が用いられてきたが、その用意や設定に手間がかかるので、近時はレーザー光を利用したラベル作成装置が用いられるようになってきた。
特開2014−218040号公報にあっては、ラベルの印刷機と抜き加工装置とを連結させ、印刷しておいたカット軌跡に沿ってレーザー光を照射して、ラベル部分のみを切り抜くハーフカットの技術が開示されている。
また、特開2016−64541号公報にあっては、連続的にラベルを作成する装置であって、先にレーザーカットを行ってラベルを準備した状態とし、次にそのラベルに所要の印刷を施す技術が開示されている。ちなみに、この技術もやはりハーフカットであるが、走行するラベルロールにテンションを付与することが記載されている。
このように、レーザー光を利用したラベル作成装置も多様であるが、本発明は、印刷されたラベルシートが、台紙である剥離部材と一体に貼着されて、ロール状のラベル原反として用意されたものを加工の対象とし、また、一体化されたラベル原反を切り抜くフルカット装置である。
ところで、フルカット装置にあっては、送り出し側のラベル原反が巻取り側に向けてテンション状態で走行し、その途中でレーザー光により所要の寸法形状のラベルとして切り抜かれるのであるが、図6(点線はレーザー光によるカット想定ライン、また、実線はフルカットされた部分)に示すように、切り抜かれた直後から、ロールの幅方向が引張力の作用で細ってしまい、そのままではテンション状態が急変し、切り抜き加工の寸法精度が狂い、ラベルの加工品質が著しく低下してしまう。
本発明は上記した問題に鑑みてなされ、進歩したラベルロールのフルカット装置を提供するもので、ラベル原反をフルカットした際の切り抜き加工精度の低下を防ぎ、寸法精度の良好な製品を得ることを目的とする。
そして、このために本発明に係るラベルロールのフルカット装置は、走行するラベル原反が切り抜き加工の前後でその表裏からローラー対によって挟圧されるようになっており、そのうち、上ローラーがラベル原反をその幅方向に拡開するように傾斜配置されたことを特徴とする。
本発明によれば、ロール原反からラベルを切り抜いた後、幅方向のやせ細りを防ぐことが出来るので、切り抜き加工前後におけるテンション状態の急変が回避され、切り抜かれた製品ラベルの寸法精度が保たれることとなる。
以下、図面を参照して、本発明の実施例につき詳細に説明する。図1及び図2において、図面左側が送り出しロール(1)、また、図面右側が巻取りロール(2)であり、ラベル原反(3)はテンション状態で左から右に走行する。
図面中央上部に示すレーザー加工手段(4)は、図1に示す点線のカット想定ラインに向けてレーザー光を照射し、実線のようにラベル原反(3)を切り抜いて、フルカットを行う。なお、レーザー加工手段(4)としては、炭酸ガスレーザー、YAGレーザー等、特に種別を問うことなく適用出来る。
既に図6とともに説明したように、何等の対策を施さないままでおくと、ラベル原反(3)の幅方向が引張力の作用で細ってしまう。
そこで、ラベル原反(3)の表裏両面をローラー対(5)、(6)で挟圧する。ラベル原反(3)の進行方向に直交して、その幅方向に配設される下ローラー(5)はステンレス等の金属製であり、対となる上ローラー(6)の受けとしての役割でフリー回転するだけで、特に駆動力は要しない。
上ローラー(6)はゴム等の弾性材から成り、図3に拡大して示すように、ラベル原反(3)の進行方向に関して、その幅方向を拡げるように傾斜して配置(角度Aで代表的に示す。)されている。
なお、上ローラー(6)の傾斜配置の詳細について、図4及び図5を参照して説明すると、フリー回転の上ローラー(6)は、ローラーアーム(7)及びホルダー(8)を介して支持レール(9)に連結され、更にその支持レール(9)が装置本体側のステー(10)に固定されるようになっている。
従って、図4の(a)、(b)に順次示すように、支持レール(9)をステー(10)に対して取り付ける位置を変更することにより、ラベル原反(3)の幅方向両端の上ローラー(6)を一括して、角度Aを適宜に調整しつつ、拡開配置することとしてもよい。
また、図5の(a)、(b)、(c)に示すように、上ローラー(6)の各々を、ラベル原反(3)の状態を考慮しつつ、その開き角度Aを調整することとしてもよい。この場合、上ローラー(6)のホルダー(8)を支持レール(9)に対して位置ずれさせて取り付けることで、簡易に達成される。
1 送り出しロール
2 巻取りロール
3 ラベル原反
4 レーザー加工手段
5 下ローラー
6 上ローラー
7 ローラーアーム
8 ホルダー
9 支持レール
10 ステー
2 巻取りロール
3 ラベル原反
4 レーザー加工手段
5 下ローラー
6 上ローラー
7 ローラーアーム
8 ホルダー
9 支持レール
10 ステー
Claims (2)
- ロール状のラベル原反(3)をレーザー光によって切り抜くラベル作成装置において、走行するラベル原反(3)は切り抜き加工の前後でその表裏からローラー対(5)、(6)によって挟圧され、そのうち、上ローラー(6)はラベル原反(3)をその幅方向に拡開するように傾斜配置されたことを特徴とするラベルロールのフルカット装置。
- 請求項1において、上ローラー(6)の傾斜度合が調整可能とされたことを特徴とするラベルロールのフルカット装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017079270A JP2018165047A (ja) | 2017-03-28 | 2017-03-28 | ラベルロールのフルカット装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017079270A JP2018165047A (ja) | 2017-03-28 | 2017-03-28 | ラベルロールのフルカット装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018165047A true JP2018165047A (ja) | 2018-10-25 |
Family
ID=63922608
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017079270A Pending JP2018165047A (ja) | 2017-03-28 | 2017-03-28 | ラベルロールのフルカット装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2018165047A (ja) |
-
2017
- 2017-03-28 JP JP2017079270A patent/JP2018165047A/ja active Pending
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