JP2018164214A - 測定装置及び測定方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】被測定物が要求する通信帯域におけるパケットエラー測定やスループット測定を可能にする測定装置及び測定方法を提供することを目的とする。【解決手段】被測定物(100)の送受信特性を測定する測定装置(1)であって、前記被測定物から送信されるチャネルごとの使用要求信号を受信する受信部(11)と、前記チャネルごとの信号品質を解析する信号解析部(13)と、前記信号品質の解析結果に基づき前記使用要求信号で使用要求されたチャネルに対し使用許可を決定する処理部(50)と、使用許可信号を送信する送信部(10)と、前記チャネルの使用許可を、前記チャネルごとの信号品質に基づき許可するか否かを指定する制御モード情報が保存されているファンクション保存部(60)と、を備え、前記処理部は、前記チャネルごとの信号品質と前記制御モード情報とに基づき前記チャネルごとに使用許可を決定することを特徴とする測定装置である。【選択図】図1

Description

本発明は、ワイヤレスLANの通信機器の送受信特性を測定する測定装置及び測定方法に関する。
無線回線を使用した通信方式の1つとしてワイヤレスLAN(Wireless LAN)がある。このワイヤレスLANの規格の1つにIEEE802.11がある。IEEE802.11の規格に従うシステムの場合、AP(Access Point、アクセスポイントとも呼ぶ)と呼ばれる親機と、そのAPに接続するSTA(Station、ステーションとも呼ぶ)と呼ばれる子機とが通信をする形態をとるものがある。この通信の例として、STA間に障害物がある場合、STA間での通信が成り立たなくなり、あるSTAは他のSTAが同一のチャネル(帯域幅)を用いて同時に同一のAPにアクセスしようとしていることを認識できない。このような場合は、「隠れ端末問題」と呼ばれている。
隠れ端末問題の発生している環境下においては、複数のSTAが、同一のAPに同一のチャネルを用いて同時にアクセスすると、各々のSTAが送出した信号がチャネル衝突を起こす可能性がある。このような事態を回避する方法としてIEEE802.11の規格では、CSMA/CA(Carrier Sense Multiple Access with Collison Avoidance)が使用されている。CSMA/CAは、いくつかの手順があり、例えば以下に示すようなRTS/CTSを用いた手順がある。
APは、20MHz帯域幅を最小帯域幅としてチャネルの使用状況を監視し、STAに対して通信が可能であるチャネルを通知する。STAは、この通知を受け取るとAPとの間で以下のようなチャネルの使用要求信号であるRTSと、使用許可信号であるCTSのやり取りを行い、通信を行うためのチャネルを決定する。
(1) STAからAP:使用したいチャネルの要求を、使用したいチャネルにおいて制御パケットRTS(Request to Send)を送信することで通知する。
(2) APからSTA:使用可能かどうかの応答を、使用可能なチャネルにおいて制御パケットCTS(Clear to Send)を送信することで通知する。
またIEEE802.11の規格は、機能追加や高度化を行う形で多くの技術が規格として逐次追加されている。例えばIEEE802.11nからは、ワイヤレスLANの通信速度を高速化する技術である複数の通信帯域幅をサポートする機能が追加されている。
複数の帯域幅をサポートすることで一度に送受信するデータ量を増やすことを可能とし、通信速度の高速化を実現する機能である。サポートする帯域幅は、IEEE802.11nでは20MHz、40MHzであるが、IEEE802.11acでは20MHz、40MHz、80MHz、160MHzと、チャネルの使用状況に応じて可変にすることができる。
IEEE802.11ac規格に従うSTAで、4つの連続したチャネルを使用して80MHz帯域幅を使用したい場合、通信可能なチャネルの通知を送出してきたAPに対して使用したいチャネル80MHz全域に対してチャネルが連続した20MHz帯域幅の制御パケットRTSを送信する。
APとSTAが1対1の関係にある場合、APはSTAに対して、80MHz帯域幅でのデータ通信を許可する制御パケットCTSを送信する。しかし1つのAPに対して複数のSTAがアクセスする場合、即ちAPとSTAが1対多数の関係にある場合には、隠れ端末問題を例としてチャネル衝突が発生する可能性がある。例えば被測定物をSTA1とした場合、STA1がAPに対してチャネル番号52、56、60、64の80MHz帯域幅の使用を要求したとしても、同時にSTA2が、STA1が要求している80MHz帯域幅にオーバーラップする帯域のチャネル(チャネル番号60、64の40MHz帯域幅)の使用を要求する、というチャネル衝突が発生することがある。
このようにSTA1とSTA2からのチャネル使用要求が衝突した場合、APは上記に説明したCSMA/CAにより、オーバーラップしているチャネル番号60、64の40MHz帯域幅の使用を制限し、チャネル番号52、56の40MHz帯域幅だけに対して制御パケットCTSを送信することで、APはSTA1にチャネル番号52、56の40MHz帯域の使用を許可する。制御パケットCTSを受信したSTA1は、チャネル番号52、56の40MHz帯域幅の使用が許可されたと認識し、チャネル番号52、56の40MHz帯域幅を用いてデータパケットをAPに送信する。
特許文献1ではCSMA/CAによって使用が許可されたチャネルにおいて、データパケット送信時のチャネルの信号品質を判断し、チャネルの信号品質が悪いと判断した場合は、当該チャネルに帯域制限及びレート制限を課すことで、通信を切断しないようにするものである。
特開2015−12471号公報
ワイヤレスLANシステムを快適に使用するためには、STAの動作検証が非常に重要である。このため、実環境を模擬した測定環境において被測定物であるSTAを持ち込んで実際のSTAの動作を確認することが一般的に行われる。
このような試験において、STAが要求したチャネルにおける例えばパケットエラー率やスループット等を測定したいという要求がある。しかしながら特許文献1記載のように、APがチャネルの信号品質、例えばチャネルの使用状況を判断して、STAが要求したチャネルに対して使用の許可を制限する制御をしてしまうと、測定装置は被測定物であるSTAに対して、要求されたチャネルにおける例えばパケットエラー率やスループットの測定やEVM(Error Vector Magnitude)という被測定物の送受信特性の試験を行うことができない、という問題が発生する。
通常は、被測定物であるSTAを、単体でシールドボックスやシールドルームといった他の外来波を遮断する環境において測定することが一般的であるが、必ずしも外来波がない環境下では無く、例えば被測定物ではない他のSTAからの電波が存在する、例えば妨害波を含めた環境での測定では、被測定物であるSTAが要求したチャネルに対して、APが使用の許可を制限してしまい、所望のチャネルでの試験を行うことができない、という問題があった。
本発明は、このような従来の課題を解決するためになされたものであり、被測定物が要求するチャネルにおけるパケットエラー測定やスループット測定を可能にする測定装置及び測定方法を提供することを目的とする。
本発明の請求項1に係る測定装置(1)は、複数のチャネルから構成される無線回線を使用して、被測定物(100)と信号の送受信を行って、前記被測定物の送受信特性を測定する測定装置(1)であって、前記信号の送受信を開始する際に、前記被測定物から送信される使用要求チャネルを用いたチャネルごとの使用要求信号を受信する受信部(11)と、受信した前記チャネルごとの使用要求信号に基づいて前記チャネルごとの信号品質を解析する信号解析部(13)と、前記信号品質を解析した結果に基づいて、前記使用要求信号で使用要求されたチャネルに対して使用許可するか否かを決定する処理部(50)と、前記処理部が使用許可することを決定した前記使用要求チャネルを用いてチャネルごとの使用許可信号を送信する送信部(10)と、前記チャネルごとの使用許可を、前記チャネルごとの信号品質に基づいて許可するか否かを指定する制御モード情報が保存されているファンクション保存部(60)と、を備え、前記処理部は、前記信号品質を解析した結果の前記チャネルごとの信号品質と、前記ファンクション保存部に保存されている前記制御モード情報とに基づいて、前記チャネルごとに使用許可するか否かをそれぞれ決定し、前記信号解析部は、前記処理部が前記チャネルの使用許可を決定したチャネルを使用して、前記被測定物の前記送受信特性の測定を行うことを特徴とする測定装置である。
この構成により、本発明の請求項1に係る測定装置は、被測定物が使用を要求してきたチャネルに対して使用許可を判断する際に、受信した信号の解析結果と測定装置に設定されている制御モード情報によって、使用許可を制御することが可能となり、測定装置の操作者の意図に応じて、被測定物が使用要求をしてきたチャネルに対して使用許可をすることが可能となる。これにより外来波及び妨害波、例えば被測定物ではない他のSTAから到来する電波が存在する環境にあっても、被測定物と信号の送受信を行うチャネルに関する被測定物の送受信特性の試験を任意に行うことが可能となる。
本発明の請求項2に係る測定装置は、前記チャネルごとの前記使用要求信号は、前記被測定物がサポートする帯域幅において連続して使用するチャネルにて送信されることを特徴とする請求項1に記載の測定装置である。
この構成により、本発明の請求項2に係る測定装置は、例えばチャネルの信号品質に応じて使用する帯域幅(連続するチャネル数)が変わる制御方法においても、被測定物が使用を要求してきたチャネルに対して使用許可する際に、測定装置がもつ制御モード情報によって、使用許可を制御することが可能となる。これにより、使用する帯域幅(連続するチャネル数)が動的に変化する場合においても、任意の試験を行うことが可能となる。
本発明の請求項3に係る測定装置は、前記制御モード情報は、前記被測定物から送信される前記複数のチャネルごとの前記使用要求信号に対して、前記複数のチャネルの信号品質にかかわらず、前記使用要求された全てのチャネルに対して使用許可するモードを含むことを特徴とする請求項2に記載の測定装置である。
この構成により、本発明の請求項3に係る測定装置は、例えばチャネルの信号品質に応じて使用する帯域幅(連続するチャネル数)が変わる制御方法において、要求されたすべてのチャネルに対して、使用許可を送信することが可能となり、使用するチャネルの数に制限なく任意の試験を行うことが可能となる。
本発明の請求項4に係る測定装置は、前記ファンクション保存部に保存されている前記制御モード情報は、書き換え可能であることを特徴とする請求項1乃至請求項3のうちいずれか1項に記載の測定装置である。
この構成により、本発明の請求項4に係る測定装置は、操作者が制御モード情報の切り替えを簡易にできるようにすることができる。これにより、本実施形態の測定装置の機能を用いて試験をする場合に、操作者の意図する任意の試験を行うことが可能となる。
本発明の請求項5に係る測定装置は、前記信号解析部が、前記チャネルごとの信号品質を測定する際に、前記被測定物から送られてくる前記信号の受信電界強度とS/Nとを少なくとも用いることを特徴とする請求項1乃至請求項4のうちいずれか1項に記載の測定装置である。
この構成により、本発明の請求項5に係る測定装置は、信号品質を適切に測定することが可能となる。これにより、本実施形態の測定装置の機能を用いて試験をする場合に、操作者の意図する任意の試験を行うことが可能となる。
本発明の請求項6に係る測定方法は、複数のチャネルから構成される無線回線を使用して、被測定物と信号の送受信を行って、前記被測定物の送受信特性の測定を行う測定方法であって、前記信号の送受信を開始する際に、前記被測定物から送信される使用要求チャネルを用いたチャネルごとの使用要求信号を受信し、受信した前記チャネルごとの使用要求信号に基づいて前記チャネルごとの信号品質を解析し、前記チャネルごとの使用許可を、前記チャネルごとの信号品質に基づいて許可するか否かを指定する制御モード情報を制御モード情報記憶エリアに保存し、前記信号品質の解析の結果の前記チャネルごとの信号品質と、前記制御モード情報記憶エリアに保存されている前記制御モード情報とに基づいて、前記チャネルごとに使用許可するか否かをそれぞれ決定し、前記使用許可が決定されたチャネルを使用して、前記被測定物の前記送受信特性の測定を行うことを特徴とする測定方法である。
この構成により、本発明の請求項6に係る測定方法は、被測定物が使用を要求してきたチャネルに対して使用許可する際、測定装置がもつ制御モード情報によって、チャネル使用許可を制御することが可能となり、測定装置の操作者の意図に応じて、被測定物が使用要求してきたチャネルに対して使用許可することが可能となる。これにより外来波及び妨害波、例えば被測定物ではない他のSTAから到来する電波が存在する環境にあっても、被測定物と信号の送受信を行うチャネルに関する被測定物の送受信特性の試験を任意に行うことが可能となる。
本発明の請求項7に係る測定方法は、前記チャネルごとの前記使用要求信号は、前記被測定物がサポートする帯域幅において連続して使用するチャネルにて送信されることを特徴とする請求項6に記載の測定方法である。
この構成により、本発明の請求項7に係る測定方法は、例えばチャネルの信号品質に応じて使用する帯域幅(連続するチャネル数)が変わる制御方法においても、被測定物が使用を要求してきたチャネルに対して使用許可する際に、測定装置がもつ制御モード情報によって、使用許可を制御することが可能となる。これにより、使用する帯域幅(連続するチャネル数)が動的に変化する場合においても、任意の試験を行うことが可能となる。
本発明の請求項8に係る測定方法は、前記制御モード情報は、前記被測定物から送信される前記複数のチャネルごとの前記使用要求信号に対して、前記複数のチャネルの信号品質にかかわらず、前記使用要求された全てのチャネルに対して使用許可するモードを含むことを特徴とする請求項7に記載の測定方法である。
この構成により、本発明の請求項8に係る測定方法は、例えばチャネルの信号品質に応じて使用する帯域幅(連続するチャネル数)が変わる制御方法において、要求されたすべてのチャネルに対して、使用許可を送信することが可能となり、使用するチャネルの数に制限なく任意の試験を行うことが可能となる。
本発明の請求項9に係る測定方法は、前記制御モード情報記憶エリアに保存されている前記制御モード情報は、書き換え可能であることを特徴とする請求項6乃至請求項8のうちいずれか1項に記載の測定方法である。
この構成により、本発明の請求項9に係る測定装置は、操作者が制御モード情報の切り替えを簡易にできるようにすることができる。これにより、本実施形態の測定装置の機能を用いて試験をする場合に、操作者の意図する任意の試験を行うことが可能となる。
本発明の請求項10に係る測定方法は、前記チャネルごとの信号品質の解析は、前記チャネルごとの信号品質を測定する際に、前記被測定物から送られてくる前記信号の受信電界強度とS/Nとを少なくとも用いることを特徴とする請求項6乃至請求項9のうちいずれか1項に記載の測定方法である。
この構成により、本発明の請求項10に係る測定方法は、信号品質を適切に測定することが可能となる。これにより、本実施形態の測定装置の機能を用いて試験をする場合に、操作者の意図する任意の試験を行うことが可能となる。
本発明は、被測定物100が使用を要求したチャネルに対して、そのチャネルの信号品質に関わらず使用を許可することができる測定装置及び測定方法を提供する。
図1は、本発明に係る測定装置の一実施形態における構成を示すブロック図である。 図2は、図1に示す信号解析部の詳細な構成を示した図である。 図3は、ファンクション保存部に記憶されているモードエリアのビットアサインの例を示した図である。 図4は、本発明に係る測定装置の一実施形態における、チャネル制御処理においてチャネルの信号品質の確認の結果、被測定物が使用を要求するチャネルにおいてチャネル衝突が発生していないと判断した場合の、信号(制御パケット)の送受信を示した図である。 図5は、本発明に係る測定装置の一実施形態における、チャネル制御処理においてチャネルの信号品質の確認の結果、被測定物が使用を要求するチャネルにおいてチャネル衝突が発生していると判断した場合の、信号(制御パケット)の送受信を示した図である。 図6は、本発明に係る測定装置の一実施形態において、チャネル制御処理におけるチャネルの信号品質の確認の結果、被測定物が使用を要求するチャネルにおいてチャネル衝突が発生していると判断した場合の、信号(制御パケット)の送受信を示した図である。 図7Aは、本発明に係る測定装置の一実施形態における、チャネル制御処理の全体の処理フローである。 図7Bは、本発明に係る測定装置の一実施形態における、チャネル制御処理におけるRTSの解析処理フローである。 図7Cは、本発明に係る測定装置の一実施形態における、チャネル制御処理におけるRTSの解析処理フローである。 図7Dは、本発明に係る測定装置の一実施形態における、チャネル制御処理におけるRTSの解析処理フローである。 図7Eは、本発明に係る測定装置の一実施形態における、チャネル制御処理におけるRTSの解析処理フローである。 図8は、本発明に係る測定装置の一実施形態における、チャネル制御処理のモードを確認するモード確認処理フローである。 図9は、許可通知管理テーブルおよびその設定値の例を示した図である。 図10は、本発明に係る測定装置の一実施形態における、許可通知管理テーブルのCTS作成ステータスの値に従って、被測定物100が送信する使用要求信号である制御パケットRTSに対して、使用許可信号であるCTSを作成する処理フローである。 図11は、ファンクション保存部のビットアサインの他の例を示した図である。 図12は、本発明に係る測定装置の一実施形態における、チャネル制御処理のモードを確認する他のモード確認処理フローである。
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。図1は、本発明に係る測定装置1の一実施形態における構成を示すブロック図である。測定装置1は、被測定物100に対して各種測定を行う。測定装置1は、送信部10、受信部11、信号生成部12、信号解析部13、制御部14、出力部15、及び入力部16を備えている。測定装置1は、IEEE802.11の規格に従うAPとしての機能を備えている。
被測定物100は、例えばSTA動作としたときのワイヤレスLANルーターなどの伝送装置、あるいは例えばスマートフォン、ノートパソコンなどの携帯端末などに内蔵されるSTA動作するワイヤレスLANである。被測定物100は、IEEE802.11の規格に従うSTAとしての機能を備えている。
また測定装置1および被測定物100は、例えばIEEE802.11nから規格化された複数の通信帯域幅の対応によるCSMA/CAのように、信号の送受信を開始するにあたって、チャネルの信号品質によって測定装置1と被測定物100との間で信号の送受信を行うために使用するチャネルの数を変えるチャネル制御処理の機能を備えている。
送信部10は、信号生成部12から信号が送られてくると、送られてきた信号を無線信号により被測定物100に対して送信する。
受信部11は、被測定物100から送られてくる無線信号を受信すると、その信号を信号解析部13に送出する。
信号生成部12は、被測定物100と通信するための制御パケットやデータパケットを含む信号を生成し、送信部10を介して被測定物100に送信する。
信号解析部13は、受信部11を介して被測定物100から送られてきた信号を受信し、Powerd Detectを行うパワー検出部30やSignal Detectを行う信号検出部40により、受信した信号品質を解析し、CSMA/CAの処理を行う。また信号解析部13は、復調部70、測定部80により、被測定物100の送受信特性を測定する。
入力部16は、測定条件や測定内容などを設定するためのファンクションキーやテンキーなど特定機能が割り当てられた複数のハードキーやロータリノブ等を含む。なお入力部16の代わりに、ファンクションキーやテンキーなどを備えたキーボード等の入力装置を、測定装置1の外部から接続できるような形態をとってもよい。入力部16に配置されているファンクションキーの1つに、後で説明するファンクションキー(OFFモード)がある。操作者はファンクションキー(OFFモード)を操作することで、デフォルトモードとOFFモードを切替えることができる。
出力部15は、入力部16で設定された内容や測定部80で測定された測定結果を表示、出力する。なお図1に示す測定装置1の例では、出力部15が測定装置1の内部に配置されているが、出力部15の代わりに表示画面などを備えた表示装置を、測定装置1の外部から接続できるような形態をとってもよい。
制御部14は、例えばCPU(主処理回路)、ROM(読み出し専用メモリ)、RAM(ランダムアクセスメモリ)などを含み、測定装置1を構成する各部の全体的な制御を行う。また制御部14は、操作者が入力部16を操作して設定した内容をもとに、信号生成部12や信号解析部13に対して、特定の処理を実行させるコマンドを送出する。
図2は、信号解析部13の詳細な構成を示した図である。信号解析部13は、パワー検出部30、信号検出部40、処理部50、ファンクション保存部60、復調部70および測定部80を備える。
パワー検出部30および信号検出部40は、処理部50と一体となってCSMA/CAの処理を行う。パワー検出部30および信号検出部40は、測定装置1と被測定物100とが信号の送受信を開始する際に、被測定物100から送られてくる使用要求信号である制御パケットRTS信号の信号品質の解析を、信号の受信電界強度や受信電界強度に対応するレベル、S/N等を用いて行う。ここで信号品質の測定は、信号の受信電界強度とS/Nとを少なくとも用いる。信号品質の解析結果は処理部50に送られ、解析結果を受信した処理部50は、解析結果に基づき使用許可信号である制御パケットCTS信号を作成して、被測定物100に送信部10を介して送信する。
復調部70は、パワー検出部30および信号検出部40のCSMA/CAの処理により、被測定物100と信号の送受信を行うチャネルが決定された後に、被測定物100から送られてきくるデータパケットの復調を行い、パケットエラー測定、スループット測定、EVM(Error Vector Magnitude)測定などの被測定物100の送受信特性の測定処理を行う。被測定物100の送信特性は、例えば送信パワー、EVM、コンスタレーション等がある。また被測定物100の受信特性は、例えばパケットエラー率、フレームエラー率がある。
測定部80は、入力部16で設定された測定条件や測定内容をもとに、復調部70に指示を出し、被測定物100の送受信特性の測定処理を行う。測定部80はまた、測定した被測定物100の送受信特性の管理保存を行う。ファンクション保存部60は、操作者が入力部16のファンクションキー、テンキーなどを用いて設定した特定機能を保存する。
処理部50は、パワー検出部30および信号検出部40と連携してCSMA/CAのように、チャネルの信号品質によって、被測定物100との間で信号の送受信を行うために使用する帯域幅を変えるチャネル制御処理を行う。処理部50は、操作者が入力部16のファンクションキー等を用いて設定した特定機能の内容が保存されているファンクション保存部60に保存されている情報と、パワー検出部30および信号検出部40から送られてきた検出結果とをもとに、被測定物100に対する応答内容を決定する。
このチャネル制御処理は、測定装置1と被測定物100とが信号の送受信を開始する際に、被測定物100が、チャネル番号Aのチャネルの使用要求信号である制御パケットRTS信号をチャネル番号Aのチャネルを使用して送信し、それに対して測定装置1が、チャネル番号Aのチャネルの使用を許可する場合には、チャネル番号Aのチャネルを用いて使用許可信号である制御パケットCTSを被測定物100に送信し、チャネル番号Aのチャネルの使用を許可しない場合には、制御パケットCTSを被測定物100に送信しない、という処理である。測定装置1は、被測定物100からの使用の要求に対して使用を許可するしないの判断を、チャネルの信号品質によって行う。
さらにチャネル制御処理には、デフォルトモードとOFFモードの2つのモードが備わっている。デフォルトモードは、被測定物100から使用を要求されたチャネル番号Aのチャネルに対して、チャネルAの信号品質に応じてチャネル番号Aのチャネルの使用を許可するしないの従前の規格に従った判断を行うモードである。一方OFFモードは、測定装置として被測定物100を測定するためのモードであり、被測定物100から使用を要求されたチャネル番号Aのチャネルに対して、チャネル番号Aのチャネルの信号品質にかかわらず使用を許可するモードである。チャネル制御処理のモードの情報は、ファンクション保存部60に記憶されているモードエリア301に保存されている。
入力部16にはファンクションキー(OFFモード)が配置されており、操作者はファンクションキー(OFFモード)を操作することで、デフォルトモードとOFFモードを切替えることができる。
図3は、ファンクション保存部60に記憶されているモードエリア301のビットアサインの例を示した図である。チャネル制御ビット(b7)がチャネル制御処理のモードを示すビットである。チャネル制御ビットの値が1は、チャネル制御処理のモードがOFFモードであることを示し、チャネル制御ビットの値が0は、チャネル制御処理のモードがデフォルトモードであることを示している。
チャネル制御処理のモードをデフォルトモードからOFFモードに変える場合は、操作者がファンクションキー(OFFモード)を押下する。操作者がファンクションキー(OFFモード)を押下すると、入力部16は、制御部14を介してOFFモードに変更するコマンドを信号解析部13の処理部50に送る。OFFモードに変更するコマンドを受信した処理部50は、モードエリア301のチャネル制御ビット(b7)を1(OFFモード)に設定する。これにより測定装置1は、チャネル制御処理において、被測定物100から使用を要求されたチャネル番号Aのチャネルに対して、チャネル番号Aのチャネルの信号品質にかかわらず使用を許可することができる。
チャネル制御処理のモードをOFFモードからデフォルトモードに戻す場合は、押下されている状態のファンクションキー(OFFモード)を操作者が再度押下することで解除する。ファンクションキー(OFFモード)を操作者が解除すると、入力部16は、デフォルトモードに変更するコマンドを、制御部14を介して処理部50に送る。デフォルトモードに変更するコマンドを受信した処理部50は、モードエリア301のチャネル制御ビット(b7)を0(デフォルトモード)に設定する。
以下図4から図6を用いて、本発明にかかる測定装置の一実施形態における、チャネル制御処理のOFFモードの処理について説明する。
図4は、本発明に係る測定装置の一実施形態における、チャネル制御処理においてチャネルの信号品質の確認の結果、被測定物が使用を要求するチャネルにおいてチャネル衝突が発生していないと判断した場合の、信号(制御パケット)の送受信を示した図である。
図4(A)は測定装置1が信号(制御パケット)を送信するタイミングを、図4(B)は被測定物STA−Aが信号(制御パケット)を送信するタイミングを示している。横軸は時間、縦軸は測定装置1及び被測定物STA−Aが使用するチャネルを表している。チャネルには、番号が振られており、図4(A)および図4(B)に示すようにチャネル番号52、56、60、64の4つのチャネルが存在する。測定装置1と被測定物STA−Aとがチャネルを使用するタイミングをわかりやすくするために図4(A)と図4(B)の2つに分けているが、同一番号のチャネルは同一チャネルである。
各チャネルにおいて、□で囲まれた部分が、測定装置の入出力端における測定装置1あるいは被測定物STA−Aが送出する信号(制御パケット)およびその送信タイミングを表している。例えば被測定物STA−Aのチャネル番号52、56、60、64に表されている「RTS80MHz」は、被測定物STA−Aが、チャネル番号52、56、60、64の20MHz×4=80MHz帯域幅の使用を要求するために、測定装置1に対して時刻t1のタイミングで、チャネル番号52、56、60、64の80MHzの帯域の使用要求信号である制御パケットRTSを、チャネル番号52、56、60、64のチャネルを用いて送信していることを示している。また、被測定物STA−Aのチャネル番号52、56、60、64に表されている「DATA80MHz帯域」は、被測定物STA−Aが、測定装置1からチャネル番号52、56、60、64の80MHzの帯域の使用を許可され後に、測定装置1に対してチャネル番号52、56、60、64を使用した帯域幅80MHzで、時刻t3のタイミングでデータパケットを送出していることを示している。
被測定物STA−Aは、測定装置1との間で信号の送受信を開始するにあたって、チャネル番号52、56、60、64の80MHz帯域幅の使用要求信号として、測定装置1に対して使用を要求するチャネルごとに制御パケットRTSを送信する。チャネルごとに制御パケットRTSを受信した測定装置1は、使用を要求されたチャネルにおいてチャネル衝突が発生しているかを確認する。測定装置1は、チャネル衝突が発生していないと判断すると、被測定物STA−Aから要求されたチャネルの使用許可信号として被測定物STA−Aに対して、許可するチャネルごとに制御パケットCTSを送信する。図4(A)は、測定装置1が時刻t2のタイミングで被測定物STA−Aに対して制御パケットCTSを送信している例である。制御パケットCTSを受信した被測定物STA−Aは、制御パケットCTSを受信したチャネルは使用が許可されたと認識し、以降データパケットや制御パケットを許可されたチャネルを用いて測定装置1に送信する。
図5は、本発明に係る測定装置の一実施形態における、チャネル制御処理においてチャネルの信号品質の確認の結果、被測定物が使用を要求するチャネルにおいてチャネル衝突が発生していると判断した場合の、信号(制御パケット)の送受信を示した図である。
図5(A)、図5(B)および図5(C)の縦軸、横軸、およびチャネルについては図4(A)および図4(B)の場合と同じである。図4との違いは、被測定物STA−Aに加えて、STA−Bが追加されている点である。被測定物STA−Aは、測定装置1との間で信号の送受信を開始するにあたって、チャネル番号52、56、60、64の80MHz帯域幅の使用要求信号として、測定装置1に対して使用を要求するチャネルごとに制御パケットRTSを送信する。またSTA−Bが同時に、チャネル番号60、64の40MHz帯域幅の使用要求信号として、測定装置1に対して使用を要求するチャネルごとに制御パケットRTSを送信したとする。チャネルごとに制御パケットRTSを受信した測定装置1は、要求されたチャネルにおいてチャネル衝突が発生しているかを確認する。チャネル番号60、64のチャネルは、被測定物STA−AおよびSTA−Bからの制御パケットRTSが送られてきているため、測定装置1は、使用を要求されたチャネルのうちチャネル番号60、64のチャネルにおいてチャネル衝突が発生していると判断する。
チャネル衝突が発生していると判断した測定装置1は、使用を要求されたチャネルに対し使用を許可する際に、チャネル制御処理のモードがデフォルトモードであるかOFFモードであるかをモードエリア301のチャネル制御ビット(b7)の値を参照することで確認する。図5(A)の場合、チャネル制御ビット(b7)の値が0(デフォルトモード)であるとする。この場合測定装置1は、被測定物STA−Aに対して、チャネル衝突が発生していると判断したチャネル番号60、64を除いたチャネル番号52、56のチャネルにおいて、制御パケットCTSを送信する。図5(A)は、測定装置1が時刻t5のタイミングで被測定物STA−Aに対して、チャネル番号52、56のチャネルを用いて制御パケットCTSを送信している例である。
チャネル番号52、56のチャネルにより測定装置1から送られてきた制御パケットCTSを受信した被測定物STA−Aは、チャネル番号52、56のチャネルの使用が許可されたと認識し、以降データパケットや制御パケットを許可されたチャネルを用いて測定装置1に送信する。図5(B)は、被測定物STA−Aが時刻t6のタイミングで測定装置1に対して、チャネル番号52、56のチャネルを用いてデータパケットを送信している例である。
図6は、本発明に係る測定装置の一実施形態において、チャネル制御処理におけるチャネルの信号品質の確認の結果、被測定物が使用を要求するチャネルにおいてチャネル衝突が発生していると判断した場合の、信号(制御パケット)の送受信を示した図である。図5との違いは、被測定物STA−Aが使用を要求するチャネル番号60、64のチャネルにおいてチャネル衝突が発生していると測定装置1が判断したが、チャネル制御ビット(b7)を参照した結果、測定装置1は被測定物STA−Aが要求するすべてのチャネルに対して、使用の許可を通知している点である。図6(A)の場合、チャネル制御ビット(b7)の値が1(OFFモード)である。
チャネル衝突が発生していると判断した測定装置1は、チャネル制御処理のモードがデフォルトモードであるかOFFモードであるかをモードエリア301のチャネル制御ビット(b7)の値を参照することで確認する。図6(A)の場合、チャネル制御ビット(b7)の値が1(OFFモード)であるので、測定装置1は、被測定物STA−Aに対して、チャネル52とチャネル56に加えチャネル衝突が発生していると判断したチャネル番号60、64のチャネルにおいても、使用許可信号として制御パケットCTSを送信する。
図7Aから図7Eは、本発明に係る測定装置の一実施形態における、チャネル制御処理の処理フローである。
図7Aは、本発明に係る測定装置の一実施形態における、チャネル制御処理の全体の処理フローである。チャネル制御の全体処理は、信号受信(要求通知受信)(S71)、RTS解析処理(S700)、信号送信(許可通知送信)(S72)からなる。図7Aにおいて測定装置1は、被測定物100との間で信号の送受信を開始するにあたって、被測定物100からの信号を受信部11で受信する(S71)と、その受信した信号を信号解析部13に送信する。信号を受信した信号解析部13は、パワー検出部30と信号検出部40にて、受信した信号のRTS解析処理(S700)を開始する。信号解析部13は、受信した信号に対して、被測定物100との間で予め決められているPrimary20MHz、Secondary20MHz、Secondary40MHzの帯域幅ごとに、RTSの解析処理を行う。
図7Bは、本発明に係る測定装置の一実施形態における、チャネル制御処理におけるRTS解析処理の全体の処理フローのである。信号解析部13は、測定装置1と被測定物100の間で予め決められているPrimary20MHz、Secondary20MHz、Secondary40MHzの帯域幅ごとに、RTSの解析処理を並行して行う(S700A、S700B、S700C)。Primary20MHz解析処理(S700A)の処理フローを図7C、Secondary20MHz解析処理(S700B)の処理フローを図7Dに、Secondary40MHz解析処理(S700C)の処理フローを図7Eに示す。ここで、Primary20MHzをチャネル番号56のチャネル、Secondary20MHzをチャネル番号52のチャネル、Secondary40MHzをチャネル番号60、64のチャネルとする。また被測定物100が、チャネル番号52、56、60、64の4つのチャネルの使用を要求してきたとする。
図7Cは、信号解析部13が行うPrimary20MHz解析処理(S700A)の処理フローである。パワー検出部30は、受信部11から送られてきたPrimary20MHzのチャネルであるチャネル番号56のチャネルの信号の受信電界強度を算出する。信号検出部40は、受信部11から送られてきPrimary20MHzのチャネルの解析を行うために、フィルタ部41は、バンドパスフィルタをPrimary20MHzのチャネルであるチャネル番号56のチャネルに設定し(S701)、受信した信号をバンドパスフィルタに通す。
フィルタ部41は、バンドパスフィルタを通した信号をPreamble検出部42に送る。Preamble検出部42は、フィルタ部41から送られてきた信号のPreambleの検出を行う(S702)。Preambleの検出が出来たら(S703 Y)、Preamble検出部42は、パワー検出部30にPrimary20MHzであるチャネル番号56のチャネルの信号の受信電界強度を要求する。要求した受信電界強度をパワー検出部30から取得したPreamble検出部42は、取得した受信電界強度を確認する(S704)とともにその値をSignal thresholdの値と比較する(S705)。比較した結果、Primary20MHzであるチャネル番号56のチャネルの信号の受信電界強度がSignal threshold以上の場合(S705 Y)、Preamble検出部42は、受信した信号をヘッダ復調部43に送る。
信号を受信したヘッダ復調部43は、ヘッダの復調を行う(S706)。ヘッダ復調部43は、ヘッダの復調が出来たら(S707 Y)、受信した信号を処理部50に送る。
信号を受信した処理部50は、被測定物100が使用を要求してきたPrimary20MHzのチャネルであるチャネル番号56のチャネル、Secondary20MHzのチャネルであるチャネル番号52のチャネルおよびSecondary40MHzのチャネルであるチャネル番号60、64のチャネルの使用許可信号である制御パケットCTSを、使用を要求してきたチャネルであるチャネル番号52、56、60および64を用いて送信するため、処理部50が管理する許可通知管理テーブル901(後述する)のPrimary20MHzのチャネルのCTS送信ステータス、Secondary20MHzのチャネルのCTS送信ステータスおよびSecondary40MHzのチャネルのCTS送信ステータスにONを設定し(S708)、受信した信号のPrimary20MHz解析処理を終了する(S709)。
なお処理部50による許可通知管理テーブル901のCTS送信ステータスの更新は、Primary20MHz解析処理による更新、Secondary20MHz解析処理による更新、Secondary40MHz解析処理による更新の順に行われるように、処理部50が制御するものとする。
一方、Preamble検出部42は、S703の処理においてPreambleを検出できなかった場合(S703 N)、またS705の処理において比較した結果、Primary20MHzのチャネルであるチャネル番号56のチャネルの信号の受信電界強度がSignal threshold未満の場合(S705 N)、その結果を処理部50に通知し、結果の通知を受けた処理部50は、許可通知管理テーブル901(後述する)のPrimary20MHzのチャネルであるチャネル番号56のチャネルのCTS送信ステータスにOFFを設定し(S711)、受信した信号のPrimary20MHz解析処理を終了する(S709)。
また、ヘッダ復調部43は、S707の処理においてヘッダ検出が出来なかった場合(S707 N)、パワー検出部30に対して、Primary20MHzのチャネルであるチャネル番号56のチャネルの信号の受信電界強度を要求する。要求した受信電界強度をパワー検出部30から取得したヘッダ復調部43は、その値をEnergy thresholdと比較する(S710)。
比較した結果、Primary20MHzであるチャネル番号56のチャネルの信号の受信電界強度がEnergy threshold未満の場合(S710 N)、処理部50が管理する許可通知管理テーブル901(後述する)のPrimary20MHzチャネルのCTS送信ステータスにOFFを設定し(S711)、受信した信号のPrimary20MHz解析処理を終了する(S709)。
図7Dは、信号解析部13が行うSecondary20MHz解析処理(S700B)の処理フローである。パワー検出部30は、受信部11から送られてきたSecondary20MHzのチャネルであるチャネル番号52のチャネルの信号の受信電界強度を算出する。信号検出部40は、受信部11から送られてきSecondary20MHzのチャネルであるチャネル番号52のチャネルの解析を行う。
信号検出部40は、受信部11から送られてきSecondary20MHzのチャネルの解析を行うために、フィルタ部41は、バンドパスフィルタをSecondary20MHzのチャネルであるチャネル番号52のチャネルに設定し(S721)、受信した信号をバンドパスフィルタに通す。
以降Secondary20MHz解析処理は、S724、S725、S728、S730、S731およびS732を除いて、Primary20MHz解析処理のS704からS710の対応する処理と同一である。S724でパワー検出部30から取得する受信電界強度は、Secondary20MHzのチャネルであるチャネル番号52のチャネルの受信電界強度である。S725およびS730の比較処理を行う際のSignal thresholdおよびEnergy thresholdはいずれもSecondary20MHz用の値である。S728の処理は、Secondary20MHzのチャネルのCTS送信ステータスおよびSecondary40MHzのチャネルのCTS送信ステータスにONを設定する処理である。S731の処理は、図7CのS708の処理により許可通知管理テーブルの値が更新されたかを確認する処理である。処理部50は、S708の処理によりPrimary20MHzのチャネルのCTS送信ステータスにONが設定されていることを確認すると、S732の処理を行わない。S732の処理は、Secondary20MHzチャネルのCTS送信ステータスにOFFを設定する処理である。
また図7Eは、信号解析部13が行うSecondary40MHz解析処理(S700C)の処理フローである。パワー検出部30は、受信部11から送られてきたSecondary40MHzのチャネルであるチャネル番号60、64のチャネルの信号の受信電界強度を算出する。信号検出部40は、受信部11から送られてきSecondary40MHzのチャネルであるチャネル番号60、64のチャネルの解析を行う。
信号検出部40は、受信部11から送られてきSecondary40MHzのチャネルの解析を行うために、フィルタ部41は、バンドパスフィルタをSecondary40MHzのチャネルであるチャネル番号60、64のチャネルに設定し(S741)、受信した信号をバンドパスフィルタに通す。
以降Secondary40MHz解析処理は、S744、S745、S748、S750、S751、752を除いて、Primary20MHz解析処理のS704からS710の対応する処理と同一である。S744でパワー検出部30から取得する受信電界強度は、Secondary40MHzのチャネルであるチャネル番号60、64のチャネルの受信電界強度である。S745およびS750の比較処理を行う際のSignal thresholdおよびEnergy thresholdはいずれもSecondary40MHz用の値である。S748の処理は、Secondary40MHzチャネルのCTS送信ステータスにONを設定する処理である。S751の処理は、図7CのS708あるいはS728の処理により許可通知管理テーブルの値が更新されたかを確認する処理である。処理部50は、S708の処理によりPrimary20MHzのチャネルのCTS送信ステータスにONが設定されていることを確認すると、S752の処理を行わない。S752の処理は、Secondary40MHzチャネルのCTS送信ステータスにOFFを設定する処理である。
Primary20MHz解析処理、Secondary20MHz解析処理およびSecondary20MHz解析処理が完了すると、処理部50は、モード確認処理(S800)およびCTS作成処理(S1000)の処理を行う。
図8は、本発明に係る測定装置の一実施形態における、チャネル制御処理のモードを確認するモード確認処理フローである(S800)。パワー検出部30および信号検出部40が行った信号の解析結果に基づき、許可通知管理テーブル901のCTS送信ステータスの設定が完了すると、処理部50はモード確認処理を開始する(S800)。処理部50はモードエリア301のチャネル制御ビット(b7)を参照することで、現在設定されているチャネル制御処理のモードを確認する(S801)。
チャネル制御ビット(b7)が1(OFFモード)の場合、処理部50は、許可通知管理テーブル901のPrimary20MHzチャネルのCTS作成ステータス、Secondary20MHzチャネルのCTS作成ステータスおよびSecondary40MHzチャネルのCTS作成ステータスにONを設定(S803)し、モード確認処理を終了する(S804)。つまり処理部50は、測定装置1が被測定物100を測定するために、CTS作成ステータスをすべてONに設定する。
チャネル制御ビット(b7)が0(デフォルトモード)の場合、処理部50は、許可通知管理テーブル901のPrimary20MHzチャネルのCTS作成ステータスにPrimary20MHzチャネルのCTS送信ステータスの値を設定し、Secondary20MHzチャネルのCTS作成ステータスにSecondary20MHzチャネルのCTS送信ステータスの値を設定し、Secondary40MHzチャネルのCTS作成ステータスにSecondary40MHzチャネルのCTS送信ステータスの値を設定(S805)し、モード確認処理を終了する(S804)。つまり処理部50は、測定装置1が従前の規格に従った判断を行うために、CTS作成ステータスに図7Cから図7Eに示したチャネル番号56のチャネルであるPrimary20MHz、チャネル番号52のチャネルであるSecondary20MHz、チャネル番号60、64のチャネルであるSecondary40MHzの帯域幅ごとのRTSの解析結果である、CTS送信ステータスを設定する。
図9は、許可通知管理テーブル901およびその設定値の例を示した図である。縦軸がステータスの種類、横軸の帯域幅(Primary20MHz/Secondary20MHz/Secondary40MHz)を表している。テーブルの設定値の初期値はOFFである。許可通知管理テーブル901は、処理部50の中に存在し、処理部50により管理されている。
CTS送信ステータスは、図7の処理フローで説明したようにパワー検出部30および信号検出部40によるチャネルの信号品質の確認の結果、使用許可信号である制御パケットCTSを送信することができるできないの状態を示している。CTS送信ステータスにONが設定されている場合は、制御パケットCTSが送信できる状態を示しており、CTS送信ステータスにOFFが設定されている場合は、制御パケットCTSが送信できない状態を示している。
CTS作成ステータスは、パワー検出部30および信号検出部40によるチャネルの信号品質の確認の結果によらず、チャネル制御ビット(b7)の値に基づいて、制御パケットCTSを作成する作成しないを示している。CTS作成ステータスにONが設定されている場合は、制御パケットCTSを作成することを示しており、CTS作成ステータスにOFFが設定されている場合は、制御パケットCTSを作成しないことを示している。
図9(A)は、図7CのS711および図7DのS732においてCTS送信ステータスが設定OFFに設定され、図7EのS748においてCTS送信ステータスがONに設定され、図8のS805においてCTS作成ステータスがCTS送信ステータスの値に設定された許可通知管理テーブル901の設定値の例である。
図9(B)は、同様に図7CのS711および図7DのS732においてCTSステータスがOFFに設定され、図7EのS748においてCTS送信ステータスがONに設定され、図8のS803においてCTS作成ステータスがONに設定された許可通知管理テーブル901の設定値の例である。CTS作成ステータスは、CTS送信ステータスの値にかかわらず全てONである。
図10は、本発明に係る測定装置の一実施形態における、許可通知管理テーブル901のCTS作成ステータスの値に従って、被測定物100から送られてきた使用要求信号である制御パケットRTSに対して、使用許可信号である制御パケットCTSを作成する処理フローである(S1000)。
処理部50は、許可通知管理テーブル901に保存されているPrimary20MHzチャネルのCTS作成ステータス、Secondary20MHzチャネルのCTS作成ステータス、Secondary40MHzチャネルのCTS作成ステータスを参照し(S1001)、CTS作成ステータスがONに設定されているチャネルを確認する(S1002)。
確認の結果、CTS作成ステータスがONに設定されているチャネルに対して、処理部50は、当該チャネルの使用許可信号である制御パケットCTSの作成を行い(S1003)、CTS作成処理を終了する(S1004)。確認の結果、CTS作成ステータスがOFFに設定されているチャネルに対して、処理部50は、当該チャネルの使用を許可する制御パケットCTSの作成を行わずに(S1005)、CTS作成処理を終了する(S1004)。
処理部50は、作成した制御パケットCTSを、制御部14を介して信号生成部12に送る。信号生成部12は、制御部14より送られてきた制御パケットCTSを含む信号を生成し、被測定物100から使用を要求されたチャネルを用いて、送信部10より被測定物100に送出する(S72)。
これにより測定装置1は、被測定物100が使用を要求するチャネルに対して、チャネルの信号品質に関わらず、そのチャネルの使用を許可する機能を有する。
上記説明では、チャネル制御処理がデフォルトモードとOFFモードの2つのモードを持つ場合を説明したが、チャネル制御処理は3つ以上のモードを持ってもよい。この場合、モードエリア301のチャネル制御ビットは、例えば2ビットを割り当ててもよい。
図11は、ファンクション保存部60にあるモードエリア301のビットアサインの他の例を示したものである。デフォルトモードに加えてOFFモード1とOFFモード2がある場合のモードエリア301のビットアサインの例を示している。b7-b6がチャネル制御処理のモードを示すチャネル制御ビットである。OFFモード1は、例えば被測定物100から使用を要求されたチャネル番号52、56、60、64の80MHzの帯域幅に対して、チャネルの信号品質にかかわらずチャネル番号52、56、60、64の80MHzの帯域幅の使用を許可するモードである。OFFモード2は、例えば被測定物100から使用を要求されたチャネルに対して、使用を要求されたPrimary20MHzのチャネルであるチャネル番号56のチャネルだけは信号品質を判定して使用を許可し、Secondary20MHzであるチャネル番号52のチャネルおよびSecondary40MHzであるチャネル番号60、64のチャネルに対しては、信号品質に関わらず、使用を許可するモードである。
図12は、本発明に係る測定装置の一実施形態における、チャネル制御処理のモードを確認するモード確認処理フローの他の例である。チャネル制御処理のモードが図11に示したデフォルトモード、OFFモード1およびOFFモード2の3つのモードである場合の、モード確認処理フローの例を示している。
S1201からS1205の処理は、図8のS801からS805の対応する処理と同一である。図12の処理は、図8の処理に対してOFFモード2を判定する処理(S1206)と、判定の結果測定装置1に設定されているモードがOFFモード2である場合に許可通知管理テーブル901のCTS作成ステータスへステータスを設定する処理(S1207)が追加したものである。S1207の処理において、Primary20MHzチャネルのCTS作成ステータスにPrimary20MHzチャネルのCTS送信ステータスを設定し、Secondary20MHzチャネルのCTS作成ステータスおよびSecondary40MHzチャネルのCTS作成ステータスにONを設定する。これにより測定装置1は、使用を要求されたPrimaryチャネルはチャネルの信号品質に応じて使用を許可し、その他のチャネルは使用を要求されたチャネルの信号品質に関わらず、要求されたチャネルの使用を許可することが可能となる。
また本発明に係る測定装置の一実施形態におけるチャネル制御処理は、使用を要求するチャネルとして1つのチャネルしか要求しない被測定物に対して、チャネルの使用の許可をする場合にも適用可能である。この場合測定装置1は、使用を要求された1つのチャネルに対して、チャネル制御ビットの値に応じて、使用の許可を通知すればよい。
以上のように、本実施形態における測定装置1は、被測定物100が使用を要求したチャネルに対して、そのチャネルの信号品質に関わらず使用を許可することができる。これにより測定装置1は、被測定物100が使用を要求するチャネルにおけるパケットエラー率やスループット測定を可能にすることができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。さらにまた、請求項の各構成要素において、構成要素を分割して表現した場合、或いは複数を合わせて表現した場合、或いはこれらを組み合わせて表現した場合であっても本発明の範疇である。また請求項を制御ロジックとして表現した場合、コンピュータを実行させるインストラクションを含むプログラムとして表現した場合、及び前記インストラクションを記載したコンピュータ読み取り可能な記録媒体として表現した場合でも本発明の装置を適用したものである。また、使用している名称や用語についても限定されるものではなく、他の表現であっても実質的に同一内容、同趣旨であれば、本発明に含まれるものである。
1・・・測定装置、10・・・送信部、11・・・受信部、12・・・信号生成部、13・・・信号解析部、14・・・制御部、15・・・出力部、16・・・・入力部、30・・・パワー検出部、40・・・信号検出部、50・・・処理部、60・・・ファンクション保存部、70・・・復調部、80・・・測定部、100・・・被測定物。

Claims (10)

  1. 複数のチャネルから構成される無線回線を使用して、被測定物(100)と信号の送受信を行って、前記被測定物の送受信特性を測定する測定装置(1)であって、
    前記信号の送受信を開始する際に、前記被測定物から送信される使用要求チャネルを用いたチャネルごとの使用要求信号を受信する受信部(11)と、
    受信した前記チャネルごとの使用要求信号に基づいて前記チャネルごとの信号品質を解析する信号解析部(13)と、
    前記信号品質を解析した結果に基づいて、前記使用要求信号で使用要求されたチャネルに対して使用許可するか否かを決定する処理部(50)と、
    前記処理部が使用許可することを決定した前記使用要求チャネルを用いてチャネルごとの使用許可信号を送信する送信部(10)と、
    前記チャネルごとの使用許可を、前記チャネルごとの信号品質に基づいて許可するか否かを指定する制御モード情報が保存されているファンクション保存部(60)と、
    を備え、
    前記処理部は、前記信号品質を解析した結果の前記チャネルごとの信号品質と、前記ファンクション保存部に保存されている前記制御モード情報とに基づいて、前記チャネルごとに使用許可するか否かをそれぞれ決定し、
    前記信号解析部は、前記処理部が前記チャネルの使用許可を決定したチャネルを使用して、前記被測定物の前記送受信特性の測定を行うことを特徴とする測定装置。
  2. 前記チャネルごとの前記使用要求信号は、前記被測定物がサポートする帯域幅において連続して使用するチャネルにて送信されることを特徴とする請求項1に記載の測定装置。
  3. 前記制御モード情報は、前記被測定物から送信される前記複数のチャネルごとの前記使用要求信号に対して、前記複数のチャネルの信号品質にかかわらず、前記使用要求された全てのチャネルに対して使用許可するモードを含むことを特徴とする請求項2に記載の測定装置。
  4. 前記ファンクション保存部に保存されている前記制御モード情報は、書き換え可能であることを特徴とする請求項1乃至請求項3のうちいずれか1項に記載の測定装置。
  5. 前記信号解析部は、前記チャネルごとの信号品質を測定する際に、前記被測定物から送られてくる前記信号の受信電界強度とS/Nとを少なくとも用いることを特徴とする請求項1乃至請求項4のうちいずれか1項に記載の測定装置。
  6. 複数のチャネルから構成される無線回線を使用して、被測定物と信号の送受信を行って、前記被測定物の送受信特性の測定を行う測定方法であって、
    前記信号の送受信を開始する際に、前記被測定物から送信される使用要求チャネルを用いたチャネルごとの使用要求信号を受信し、
    受信した前記チャネルごとの使用要求信号に基づいて前記チャネルごとの信号品質を解析し、
    前記チャネルごとの使用許可を、前記チャネルごとの信号品質に基づいて許可するか否かを指定する制御モード情報を制御モード情報記憶エリアに保存し、
    前記信号品質の解析の結果の前記チャネルごとの信号品質と、前記制御モード情報記憶エリアに保存されている前記制御モード情報とに基づいて、前記チャネルごとに使用許可するか否かをそれぞれ決定し、前記使用許可が決定されたチャネルを使用して、前記被測定物の前記送受信特性の測定を行うことを特徴とする測定方法。
  7. 前記チャネルごとの前記使用要求信号は、前記被測定物がサポートする帯域幅において連続して使用するチャネルにて送信されることを特徴とする請求項6に記載の測定方法。
  8. 前記制御モード情報は、前記被測定物から送信される前記複数のチャネルごとの前記使用要求信号に対して、前記複数のチャネルの信号品質にかかわらず、前記使用要求された全てのチャネルに対して使用許可するモードを含むことを特徴とする請求項7に記載の測定方法。
  9. 前記制御モード情報記憶エリアに保存されている前記制御モード情報は、書き換え可能であることを特徴とする請求項6乃至請求項8のうちいずれか1項に記載の測定方法。
  10. 前記チャネルごとの信号品質の解析は、前記チャネルごとの信号品質を測定する際に、前記被測定物から送られてくる前記信号の受信電界強度とS/Nとを少なくとも用いることを特徴とする請求項6乃至請求項9のうちいずれか1項に記載の測定方法。
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