JP2018163912A - パワーモジュール - Google Patents

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Abstract

【課題】パワーモジュールの構成を簡素化し、相手材に対する取付を容易にする。【解決手段】パワーモジュール10を構成するケーシング34は、第1支持部材42aと、第2支持部材42bと、ケーシング本体44とを有する。第1支持部材42a及び第2支持部材42bには、ケーシング34の端部を支持するための第1凹部50a、第2凹部50bがそれぞれ形成される。また、第1支持部材42a、第2支持部材42bがケーシング本体44に接合されることに伴い、ヒートシンク32の冷媒流通路40を流通する冷却媒体を供給するための供給路60と、冷媒流通路40を流通した冷却媒体を排出するための排出路62とが形成される。第1支持部材42a、第2支持部材42bには、ハウジング14の往路16、復路18に係合される第1中空柱状部20a、第2中空柱状部20bが設けられている。【選択図】図4

Description

本発明は、回路基板を冷却するためのヒートシンクに冷却媒体を流通させるケーシングを有するパワーモジュールに関する。
モータを走行駆動源とする車両、例えば、電気自動車等には、該モータを制御するべくパワーモジュールが併せて搭載される。ここで、パワーモジュールは、絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ(IGBT)等の半導体素子をはじめとする様々な電子部品が設けられた回路基板を有する。モータを付勢している最中には電子部品に通電がなされ、このため、電子部品、ひいては回路基板が熱を帯びる。
回路基板が過度に高温となると、該電子部品が所定の機能を果たすことが困難となる。そこで、パワーモジュールを、回路基板を冷却するためのヒートシンクを含めて構成することが広汎に行われている。すなわち、ヒートシンクには冷媒流通路が形成されており、該冷媒流通路内に冷却媒体が流通される。冷却媒体が回路基板の熱を奪取することで、回路基板から熱が除去される。すなわち、回路基板の冷却がなされる。
この点に関し、本出願人は、特許文献1において、構成の簡素化及び軽量化、生産コストの低廉化を図り得るパワーモジュールを提案している。すなわち、ケーシングに、該ケーシング外から冷媒流通路に冷却媒体を供給するための供給路と、冷媒流通路からケーシング外に冷却媒体を排出するための排出路とを形成した構成である。
特願2016−212603号
本発明は特許文献1記載の技術に関してなされたもので、所定の相手材に対する取付構造が一層簡素化され、しかも、相手材との冷却媒体の授受が容易なパワーモジュールを提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明は、電子部品が設けられた回路基板と、前記回路基板の熱を除去するための冷却媒体が流通する冷媒流通路が形成されたヒートシンクと、前記ヒートシンクとの間に前記回路基板を介装したケーシングとを備えるパワーモジュールにおいて、
前記ケーシングは、
樹脂材からなり、前記ヒートシンクを支持する支持部材と、
樹脂材からなり、前記ヒートシンクを支持した前記支持部材を保持するケーシング本体と、
を備え、
前記支持部材と前記ケーシング本体とが互いに接合されることに伴い、前記ケーシングに、該ケーシング外から前記冷媒流通路に前記冷却媒体を供給するための供給路と、前記冷媒流通路から前記ケーシング外に前記冷却媒体を排出するための排出路とが形成され、
前記支持部材に、前記ケーシング本体を臨む側から陥没して前記ヒートシンクの端部を支持する有底の凹部と、前記凹部に連通して前記冷却媒体が流通する有底の中間通路とが形成され、
前記ケーシング本体に、前記凹部及び前記中間通路を閉塞する蓋部が設けられ、
且つ前記支持部材の、前記ヒートシンクを支持する支持面の裏面に中空柱状部が設けられるとともに、前記中空柱状部の中空内部が、前記中間通路に連通して前記冷却媒体が流通する連通路であることを特徴とする。
この構成では、中空柱状部の中空内部を冷却媒体の通路として用いることができる。従来、パワーモジュールを取り付ける相手材の冷却通路とパワーモジュールの冷却通路とは、管継手や配管を介して接続されているが、上記の構成では、中空柱状部自体を配管の代替として相手材に連結することが可能となる。すなわち、管継手や配管が不要となる。
従って、パワーモジュールを取り付ける相手材に対する取付構造が一層簡素化される。また、相手材の冷媒通路に中空柱状部を係合することができるので、相手材との間で冷却媒体を容易に授受することができる。
加えて、管継手や配管が不要となる分、パワーモジュールを取り付けるスペースを狭小化し得るので、該パワーモジュールの配置レイアウトの自由度が向上する。さらに、コストの低廉化を図ることも可能である。
上記したように、このパワーモジュールは、相手材に取り付ける際、冷媒通路に中空柱状部を係合することが可能である。この係合を行う際には、冷却媒体が漏洩することを回避するべく、冷媒通路の内壁と中空柱状部との間をシールすることが好ましい。このためには、中空柱状部の外側壁に沿って周回する環状溝を形成するとともに、該環状溝にシール部材を装着すればよい。
本発明によれば、ヒートシンクを支持する支持部材に、相手材の冷媒通路に係合することが可能な中空柱状部を設けるようにしている。このため、相手材の冷媒通路とパワーモジュールの冷媒通路を連通するための管継手や配管等が不要となる。従って、相手材に対する取付構造が簡素化される。しかも、相手材との間で冷却媒体の授受も容易である。
図1Aは、本発明の実施の形態に係るパワーモジュールを含んで構成されるパワーモジュールユニットの要部側面概略断面図であり、図1Bは、パワーモジュールの下方からの概略全体斜視図である。 パワーモジュールの下方からの要部分解斜視図である。 パワーモジュールの上方からの要部分解斜視図である。 図4Aは、パワーモジュールの供給路近傍の要部縦断面図であり、図4Bは、排出路近傍の要部縦断面図である。
以下、本発明に係るパワーモジュールにつき好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照して詳細に説明する。なお、以下における「左」、「右」、「下」及び「上」は、各図面の左方、右方、下方及び上方に対応するが、これは理解を容易にするための便宜的なものであり、パワーモジュールを実使用する際の方向を定義するものではない。
図1Aは、本実施の形態に係るパワーモジュール10を含んで構成されるパワーモジュールユニット12の要部側面概略断面図である。パワーモジュールユニット12は、パワーモジュール10と、該パワーモジュール10によって制御される装置(例えば、モータ)とを有する。図1Aにおける参照符号14は、該装置を構成するハウジングを示す。
ハウジング14には、該ハウジング14の内方から外方に冷却媒体を導く往路16と、外方から内方に導く復路18と、図示しないネジ穴とが形成される。パワーモジュール10は、後述する第1中空柱状部20a、第2中空柱状部20bが往路16及び復路18にそれぞれ係合され、且つ後述する第1ブッシュ22a、第2ブッシュ22b(図1B、図2及び図3参照)に通された図示しない取付ネジが前記ネジ穴に螺合されることで、ハウジング14に対して組み付けられている。すなわち、ハウジング14は、パワーモジュール10を取り付ける相手材である。
パワーモジュール10につき詳述すると、下方からの概略全体斜視図である図1B、下方からの要部分解斜視図である図2、上方からの要部分解斜視図である図3に示すように、該パワーモジュール10は、回路基板30(図3参照)と、該回路基板30を挟持するヒートシンク32と、ケーシング34とを備える。なお、回路基板30は、図1A及び図2では省略しており、図1Bでは視認し得ない位置にある。
回路基板30は、導電配線が予め形成された絶縁基板(基板)上に各種の電子部品36(素子)が設けられ、これにより電子回路が形成されてなる。電子部品36は、例えば、IGBT等のトランジスタ、抵抗、コンデンサ、コイル、ダイオード、サイリスタ等である。
ヒートシンク32は、熱伝導度が良好な金属材、例えば、アルミニウム又はその合金からなり、押し出し成形等によって得られる。この場合、ヒートシンク32は、長手方向に直交する断面がトラック形状をなし、下端面及び上端面が平坦面をなす扁平な中空体である。また、長手方向に沿って仕切壁38(図2及び図3参照)が延在し、隣り合う仕切壁38同士によって形成される空間が、冷却媒体(例えば、冷却水等の冷却液)が流通する冷媒流通路40となる。すなわち、ヒートシンク32は、中空内部が複数の仕切壁38によって区画された金属製の扁平多孔管からなる。
ケーシング34は、この場合、第1支持部材42aと、第2支持部材42b(すなわち、2個の支持部材)と、ケーシング本体44とを有する。すなわち、本実施の形態では、ケーシング34は3個の部材42a、42b、44から構成される。これら第1支持部材42a、第2支持部材42b及びケーシング本体44はいずれも、樹脂材からなる。この種の樹脂材の好適な例としては、エポキシ樹脂やアクリル樹脂、ポリサルファイド樹脂等が挙げられる。
図2及び図3に示すように、第1支持部材42aは、ヒートシンク32の奥行き方向に沿って延在する第1支持部46aと、該第1支持部46aから、ヒートシンク32の長手方向に沿い且つヒートシンク32から離間するように突出した第1舌片部48aとを有する。第1支持部46aの奥行きはヒートシンク32の奥行きに比して若干大きく、また、ヒートシンク32の長手方向に沿う方向は短尺である。
第1支持部46aには、ケーシング本体44に臨む上端面側から下端面側に指向して陥没するように第1凹部50aが形成されている。このため、第1凹部50aは、上端面側が開口した有底形状となっている。後述するように、第1凹部50aによってヒートシンク32の右端部が支持される。
同様に、第1舌片部48aには、ケーシング本体44に臨む上端面側から下端面側に指向して陥没するとともに、第1凹部50aに連なる第1中間通路52aが形成されている。すなわち、第1中間通路52aもまた、上端面側が開口した有底形状となっている。
図1A、図1B及び図3に示すように、第1舌片部48aには、外方下端面から下方に向かって突出する第1中空柱状部20aが一体的に設けられる。第1中空柱状部20aは略円柱体形状をなし、その外側壁には第1環状溝54a(特に図1A参照)が形成される。第1環状溝54aには、シール部材としての第1Oリング56aが装着される。
第1中間通路52aの底面からは、第1中空柱状部20aの下端にわたって一体的に延在する第1貫通孔58aが形成される。この第1貫通孔58aの存在により、第1中空柱状部20aが中空部位となっている。
第1凹部50a及び第1中間通路52aは、後述するようにケーシング本体44で閉塞される。これにより、第1貫通孔58aを流通した冷却媒体が、第1中間通路52a及び第1凹部50aを介してヒートシンク32の冷媒流通路40まで案内される。このように、本実施の形態では、第1凹部50a及び第1中間通路52aがケーシング本体44で閉塞されることに伴い、ケーシング34外に設けられた冷却媒体供給源から冷媒流通路40へと冷却媒体を供給するための供給路60(図4A参照)が形成される。
一方の第2支持部材42bは、第1支持部材42aと略同一形状をなすが、説明の便宜上、第1支持部材42aの構成要素に対応する構成要素の名称については「第1」に代えて「第2」を付し、且つ参照符号の添字「a」に代えて「b」を付すものとする。すなわち、第2支持部材42bは、第2支持部46bと第2舌片部48bとを有する。第2支持部46bには、上端面側が開口した有底形状の第2凹部50bが形成されている。この第2凹部50bにより、ヒートシンク32の左端部が支持される。
また、第2舌片部48bには、第2凹部50bに連なり且つ上端面側が開口した有底形状の第2中間通路52bが形成されるとともに、外方下端面から下方に向かって突出する第2中空柱状部20bが一体的に設けられる。略円柱体形状をなす第2中空柱状部20bの外側壁には第2環状溝54bが形成され、該第2環状溝54bに、シール部材としての第2Oリング56bが装着される。
第2中間通路52bの底面から第2中空柱状部20bの下端にわたり、第2貫通孔58bが一体的に延在する。この第2貫通孔58bの存在により、第2中空柱状部20bが中空部位となっている。
第2凹部50b及び第2中間通路52bも、ケーシング本体44で閉塞される(後述)。これにより、ヒートシンク32の冷媒流通路40を流通した冷却媒体が、第2凹部50b及び第2中間通路52bを介して第2貫通孔58bに案内される。このことから諒解されるように、第2凹部50b及び第2中間通路52bがケーシング本体44で閉塞されることに伴い、冷媒流通路40を流通した冷却媒体を、ケーシング34外に設けられた冷却媒体回収槽へと排出するための排出路62(図4B参照)が形成される。
図1Aに示すように、第1中空柱状部20a及び第2中空柱状部20bは、それぞれ、ハウジング14に形成された往路16、復路18に係合される。ここで、往路16は冷却媒体供給源に接続され、復路18は冷却媒体回収槽に接続されている。すなわち、冷却媒体は、往路16を流通してハウジング14外に導出され、第1貫通孔58aを経て第1中間通路52aに供給される。また、冷却媒体は、第2中間通路52bから第2貫通孔58bを経て復路18、換言すれば、ハウジング14内に戻される。このように、第1貫通孔58aは、第1支持部材42a外のハウジング14(相手材)から供給された冷却媒体が流通する冷媒通路であり、一方、第2貫通孔58bは、第2支持部材42b外のハウジング14(相手材)に排出される冷却媒体が流通する冷媒通路である。
ケーシング本体44は、ヒートシンク32との間に回路基板30を介装する介装部70と、該介装部70の外縁部から突出する突部72とを有する。この中の介装部70は、枠部74内に十字形状の回路押さえ部76が形成されて構成されている。図3、図4A及び図4Bに示すように、枠部74及び突部72の下端面同士は面一であり、このため、枠部74の肉厚は突部72よりも大きくなっている。また、回路押さえ部76の下端面は、図4A及び図4Bに示すように、枠部74の下端面に比して若干上方に位置する。
突部72は、第1支持部材42a及び第2支持部材42bに重なる位置まで延在する(図1A参照)。図4A及び図4Bに示すように、突部72の下端面には、第1凹部50a及び第1中間通路52aの開口の形状に対応する形状の第1リブ78aと、第2凹部50b及び第2中間通路52bの開口の形状に対応する形状の第2リブ78bとが設けられる。図4Aに示すように、第1リブ78aの下端面に、第1支持部材42aの、第1凹部50a及び第1中間通路52aの開口近傍が接合される。同様に、図4Bに示すように、第2リブ78bの下端面に、第2支持部材42bの、第2凹部50b及び第2中間通路52bの開口近傍が接合される。
このため、第1凹部50a、第1中間通路52a、第2凹部50b及び第2中間通路52bの開口が突部72の下端面で閉塞される。すなわち、突部72は、第1凹部50a、第1中間通路52a、第2凹部50b及び第2中間通路52bを閉塞する蓋部として機能する。
第1支持部材42a、第2支持部材42bには、第1ネジ挿通孔がそれぞれ形成され、且つケーシング本体44の突部72には、第2ネジ挿通孔が形成される。第1ネジ挿通孔、第2ネジ挿通孔には、それぞれ、金属製の第1ブッシュ22a、第2ブッシュ22bが嵌合される。第1ネジ挿通孔と第2ネジ挿通孔は互いに対応する位置に形成されており、このため、第1支持部材42a、第2支持部材42bにケーシング本体44を重畳したときには、第1ブッシュ22aに第2ブッシュ22bが重畳される。
パワーモジュール10は、第2ブッシュ22b側から第1ブッシュ22a側に向かって通された取付ネジ(図示せず)を介してハウジング14に位置決め固定される。
本実施の形態に係るパワーモジュール10は、基本的には以上のように構成されるものであり、次に、その作用効果について説明する。
パワーモジュール10は、以下のようにして製造することができる。すなわち、先ず、第1支持部材42a、第2支持部材42b及びケーシング本体44を作製する。このためには、例えば、溶融樹脂を出発材として射出形成を行えばよい。なお、第1支持部材42aと第2支持部材42bは、同一の射出成形装置(型)によって作製することが可能である。このため、設備投資を低廉化することができる。
第1支持部材42aは、第1凹部50aが形成された第1支持部46aと、第1中間通路52aが形成された第1舌片部48aと、第1貫通孔58aが形成された第1中空柱状部20aとが一体的に連なった単一部材として得られる。第1凹部50a及び第1中間通路52aが同一方向に臨んで開口し、且つ第1貫通孔58aが第1支持部材42aの厚み方向、及び第1中空柱状部20aの高さ方向に沿って延在する。このような形状を、射出成形等で成形することは容易である。すなわち、上記した形状を採用したことにより、第1支持部材42aを作製することが容易となる。勿論、第2支持部材42bについても同様である。
その一方で、別の射出成形装置において、枠部74及び回路押さえ部76を有する介装部70と、第1リブ78a及び第2リブ78bが設けられた突部72とが一体的に連なるケーシング本体44が作製される。このように、本実施の形態では、ケーシング34を構成する第1支持部材42a、第2支持部材42b及びケーシング本体44が樹脂材からなる。樹脂材は、同一体積の金属材等に比して著しく軽量であるので、ケーシング34、ひいてはパワーモジュール10の有効な軽量化を図ることができる。
これとは別に、ヒートシンク32を作製する。上記したように、ヒートシンク32は、アルミニウム又はその合金等の熱伝導度が良好な金属材に対して押し出し成形等を施すことによって得ることができる。押し出し成形の際に、仕切壁38も同時に形成される。すなわち、1回の成形作業を行うことによって、扁平多孔管としてのヒートシンク32が得られる。
さらに、絶縁基板上にIGBT等のトランジスタ、抵抗、コンデンサ、コイル、ダイオード、サイリスタ等の電子部品36を実装して、該絶縁基板上に予め形成された導電配線とともに電子回路を構成する。これにより、回路基板30を作製する。
次に、ヒートシンク32の右端及び左端に前記支持部材を接合する。同一の射出成形型で作製された支持部材であっても、右端に装着された支持部材が第1支持部材42aとなり、左端に装着された支持部材が第2支持部材42bとなる。すなわち、この場合、略同一形状の支持部材が、略180°離間した回転対称位置に配置される。
具体的には、予め接着剤が塗布されたヒートシンク32の右端を、第1支持部材42aの第1凹部50aに挿入する。又は、第1凹部50aの底面と、ヒートシンク32の右端側方に対向する側面に接着剤を塗布するようにしてもよい。いずれの場合においても、接着剤がヒートシンク32から押圧を受けて展開し、右端の底面と第1凹部50aの底面との間、右端側方と第1凹部50aの側面との間を閉塞する。この閉塞により、ヒートシンク32の右端と第1支持部材42aとの間のシールがなされる。
また、予め接着剤が塗布されたヒートシンク32の左端を、第2支持部材42bの第2凹部50bに挿入する。これに代替し、第2凹部50bの底面と、ヒートシンク32の左端側方に対向する側面に接着剤を塗布するようにしてもよい。上記と同様に接着剤が展開し、左端の底面と第2凹部50bの底面との間、左端側方と第2凹部50bの側面との間を閉塞する。その結果、ヒートシンク32の左端と第2支持部材42bとの間のシールがなされる。
接着剤による接合に代え、溶着を行うようにしてもよい。この場合、第1凹部50a及び第2凹部50bの底面及び側面に熱や振動を付与すればよい。前者の場合には熱溶着が施され、後者の場合には振動溶着が施される。溶着では、ヒートシンク32と第1支持部材42a及び第2支持部材42bのそれぞれとが間隙なく接合され、その結果、ヒートシンク32と第1支持部材42a及び第2支持部材42bのそれぞれとの間がシールされる。
図4Aに示すように、ヒートシンク32の右方先端面と、第1凹部50aの、該右方先端面に対向する内壁面82aとの間にクリアランスを形成することが好ましい。ヒートシンク32の左方先端面についても同様に、図4Bに示すように、第2凹部50bの、該左方先端面に対向する内壁面82bとの間にクリアランスを形成することが好ましい。また、図4A及び図4Bから諒解されるように、ヒートシンク32の上端面は、第1支持部材42a及び第2支持部材42bの上端面から若干突出する。
次に、ヒートシンク32の上端面で回路基板30(図3参照)を支持し、この状態で、第1リブ78aの下端面に第1支持部材42aを接合するとともに、第2リブ78bの下端面に第2支持部材42bを接合する。これにより、ヒートシンク32を支持した第1支持部材42a及び第2支持部材42bがケーシング本体44に保持されるとともに、ケーシング34が構成されてパワーモジュール10が得られるに至る。
この際、回路基板30は、ヒートシンク32と、ケーシング本体44の回路押さえ部76(介装部70)とで挟持される。上記したように、回路押さえ部76の下端面が枠部74の下端面よりも上方に位置するので、枠部74内に収容された回路基板30の上端面が回路押さえ部76の下端面に当接する。
このように、本実施の形態によれば、3個の部材42a、42b、44でケーシング34を構成することが可能である。従って、部品点数が低減するとともに構成が簡素となり、パワーモジュール10を得るための組立作業が容易となる。このため、パワーモジュール10の生産効率の向上や、生産コストの低廉化を図り得る。
しかも、この場合、支持部材を第1支持部材42a、第2支持部材42bの2個としており、このため、第1支持部材42a、第2支持部材42b同士が離間しているので、ヒートシンク32の下端面がケーシング34から露呈した状態となる。従って、大気との接触面積が大きくなるので、放熱が効率よく営まれる。加えて、ヒートシンク32の下端面を覆う部位が存在しない分だけ、ケーシング34の一層の軽量化を図ることができる。
第1リブ78aと第1支持部材42aの接合、及び第2リブ78bと第2支持部材42bとの接合も、例えば、接着剤又は溶着によってなされる。溶着を行う場合、上記と同様に、第1リブ78a及び第2リブ78bに熱や振動を付与すればよい。第1リブ78aは、第1凹部50a及び第1中間通路52aの開口近傍を囲繞し(図4A参照)、第2リブ78bは、第2凹部50b及び第2中間通路52bの開口近傍を囲繞する(図4B参照)。また、突部72の下端面が、第1凹部50a、第1中間通路52a、第2凹部50b及び第2中間通路52bの開口を閉塞し、これにより、供給路60及び排出路62がそれぞれ形成される。
このように、第1凹部50a、第1中間通路52a、第2凹部50b及び第2中間通路52bの開口を、ケーシング本体44に設けた突部72で閉塞することにより、供給路60及び排出路62を形成することができる。このため、第1支持部材42a、第2支持部材42b及びケーシング本体44を作製した後、供給路60や排出路62を形成するための後加工を行う必要がない。このことによってもパワーモジュール10を得るまでの作業が容易となるので、パワーモジュール10の生産効率が一層向上するとともに、生産コストが一層低廉化する。
しかも、上記のようにして供給路60及び排出路62を形成するようにしたため、第1支持部材42a及び第2支持部材42bの構成を簡素化することができる。また、ヒートシンク32や第1支持部材42a、第2支持部材42bが設計誤差を含むものであったとしても、第1凹部50a、第2凹部50bに挿入されたヒートシンク32の端部を上記のようにして接合することで、両者の間にシールがなされる。このため、ヒートシンク32や第1支持部材42a、第2支持部材42bを厳密な寸法精度で仕上げる必要は特にない。
従って、ヒートシンク32、第1支持部材42a及び第2支持部材42bを作製する際の管理項目が低減する。この分、ヒートシンク32、第1支持部材42a及び第2支持部材42bを作製することが容易となる。
必要に応じ、ヒートシンク32の右端及び左端の上端面が、突部72の下端面に接合される。ヒートシンク32の右端及び左端の上端面に接着剤が塗布されているときには、接着剤が展開して上端面と突部72の下端面との間を閉塞する。これにより、シールがなされる。又は、溶着によってヒートシンク32と突部72とを接合するようにしてもよい。
このように、本実施の形態によれば、ロウ付け接合を行うことなくパワーモジュール10を構成することができる。従って、樹脂材からなるケーシング34が溶融ないし変形を起こす懸念が払拭される。
以上のようにして作製されたパワーモジュール10の第1中空柱状部20a、第2中空柱状部20bが、ハウジング14に形成された往路16、復路18にそれぞれ係合される。この際、第1Oリング56aが往路16の内壁と第1中空柱状部20aの間をシールするとともに、第2Oリング56bが復路18の内壁と第2中空柱状部20bの間をシールする。また、第1貫通孔58aが往路16に連通し、第2貫通孔58bが復路18に連通する。すなわち、ハウジング14側の冷媒通路(往路16及び復路18)と、パワーモジュール10側の冷媒通路(第1貫通孔58a及び第2貫通孔58b)とが直接接続される。
従って、この場合、ハウジング14とパワーモジュール10との間に配管や管継手等を設ける必要がない。すなわち、取付構造の構成を簡素化することができる。しかも、配管や管継手等が不要であるためにパワーモジュール10の取付スペースが狭小化するので、パワーモジュール10の配置レイアウトの自由度が向上する。
さらに、第2ブッシュ22b側から第1ブッシュ22a側に取付ネジが挿通される。この取付ネジが、ハウジング14に形成された前記ネジ穴に螺合される。以上により、パワーモジュール10がハウジング14に組み付けられ、パワーモジュールユニット12が構成されるに至る。
モータが付勢されたときには、回路基板30の電子部品36に通電がなされるとともに、前記冷却媒体供給源から冷却媒体(例えば、冷却水)が供給される。この冷却媒体は、ハウジング14内を流通した後、往路16を介して第1貫通孔58aに導入され、さらに、供給路60に導入される。すなわち、冷却媒体は、第1貫通孔58aを経由して第1中間通路52aに到達する。第1中間通路52aの容積が第1貫通孔58aに比して大きいため、冷却媒体は第1中間通路52aに一旦貯留され、その後、第1凹部50aに流入する。
第1凹部50aの、ヒートシンク32の右方先端面に対向する内壁面82aと、該右方先端面との間には、好ましくはクリアランスが形成されている。この場合、第1凹部50aに流入した冷却媒体は、クリアランス内で拡散する。このため、冷却媒体は、ヒートシンク32の各冷媒流通路40に略均等に分配される。
回路基板30は、電子部品36に通電がなされることに伴って熱を帯びる。この熱は、該回路基板30の下端面に当接したヒートシンク32内の冷媒流通路40を流通する冷却媒体に伝達される。しかも、ヒートシンク32の下端面がケーシング34から露呈しているため、ヒートシンク32の大気との接触面積が大きい。このため、いわゆる熱こもりが防止され、ヒートシンク32から熱が効率よく放出される。以上のことが相俟って、回路基板30の温度が過度に上昇することが回避され、各電子部品36が所定の機能を発揮する。
冷媒流通路40を流通した冷却媒体は、第2凹部50bに導出される。ヒートシンク32の左方先端面と、第2凹部50bの、該左方先端面に対向する内壁面82bとの間には、好ましくはクリアランスが形成されている。この場合、冷媒流通路40が内壁面で閉塞されることが回避されるので、冷却媒体が第2凹部50bに容易に流入する。冷却媒体はクリアランス内で収斂し、第2中間通路52bに一旦貯留された後、第2貫通孔58bから排出される。
第2貫通孔58bから排出された冷却媒体は、復路18を介してハウジング14内に戻される。その後、冷却媒体は前記冷却媒体回収槽に回収され、大気等に熱を伝達して低温となった後、ハウジング14内に循環供給される。このように、本実施の形態によれば、パワーモジュール10とハウジング14との間で冷却媒体が容易に授受される。
本発明は、上記した実施の形態に特に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
例えば、この実施の形態では、第1支持部材42aを、第1支持部46aと第1中空柱状部20aが一体的に連なった単一部材として構成するようにしているが、第1中空柱状部20aを別部材として設け、第1支持部46aに連結して構成するようにしてもよい。この場合、例えば、第1中空柱状部20aの上端に雄ネジを形成する一方、第1支持部46aに、第1中空柱状部20aを取り付ける取付孔を形成し且つ該取付孔の内壁に雌ネジを刻設すればよい。
また、第1支持部材42a側又は第2支持部材42b側のいずれかに供給路60及び排出路62の双方が形成されるようにしてもよい。この場合、例えば、第1支持部材42aから供給された冷却媒体を第2支持部材42bで折り返し、第1支持部材42aから排出するようにすればよい。第2支持部材42bから冷却媒体を供給したときには、この逆である。
さらに、支持部材を、第1支持部46a及び第2支持部46bと、ヒートシンク32の下端面を覆う部位とを一体的に有する単一部材として構成するようにしてもよい。この場合、ケーシング34を構成する部品の点数が一層低減するという利点がある。
10…パワーモジュール 12…パワーモジュールユニット
14…ハウジング 16…往路
18…復路 20a、20b…中空柱状部
22a、22b…ブッシュ 30…回路基板
32…ヒートシンク 34…ケーシング
36…電子部品 38…仕切壁
40…冷媒流通路 42a、42b…支持部材
44…ケーシング本体 46a、46b…支持部
48a、48b…舌片部 50a、50b…凹部
52a、52b…中間通路 54a、54b…環状溝
56a、56b…Oリング 58a、58b…貫通孔
60…供給路 62…排出路
70…介装部 72…突部
76…回路押さえ部 78a、78b…リブ

Claims (2)

  1. 電子部品が設けられた回路基板と、前記回路基板の熱を除去するための冷却媒体が流通する冷媒流通路が形成されたヒートシンクと、前記ヒートシンクとの間に前記回路基板を介装したケーシングとを備えるパワーモジュールにおいて、
    前記ケーシングは、
    樹脂材からなり、前記ヒートシンクを支持する支持部材と、
    樹脂材からなり、前記ヒートシンクを支持した前記支持部材を保持するケーシング本体と、
    を備え、
    前記支持部材と前記ケーシング本体とが互いに接合されることに伴い、前記ケーシングに、該ケーシング外から前記冷媒流通路に前記冷却媒体を供給するための供給路と、前記冷媒流通路から前記ケーシング外に前記冷却媒体を排出するための排出路とが形成され、
    前記支持部材に、前記ケーシング本体を臨む側から陥没して前記ヒートシンクの端部を支持する有底の凹部と、前記凹部に連通して前記冷却媒体が流通する有底の中間通路とが形成され、
    前記ケーシング本体に、前記凹部及び前記中間通路を閉塞する蓋部が設けられ、
    且つ前記支持部材の、前記ヒートシンクを支持する支持面の裏面に中空柱状部が設けられるとともに、前記中空柱状部の中空内部が、前記中間通路に連通して前記冷却媒体が流通する連通路であることを特徴とするパワーモジュール。
  2. 請求項1記載のパワーモジュールにおいて、前記中空柱状部に、その外側壁に沿って周回する環状溝が形成されるとともに、前記環状溝にシール部材が装着されることを特徴とするパワーモジュール。
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