JP2018163732A - バッテリーケース - Google Patents

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聡 宮永
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聡 宮永
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隆志 永谷
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Seiji Maruyama
誠司 丸山
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Abstract

【課題】電池モジュールの冷却効率を向上する。【解決手段】主流路44は、主流路44の延在方向に延在する4つの流路壁面で囲まれて形成され、4つの流路壁面のうちの1つは、複数の電池セル30の底側端面3004を含んで構成されている。副流路46は、モジュールハウジング28の一対の第2側板2806間で、かつ、隣り合う電池セル30の厚さ方向の端部に位置する側面3006間に形成されている。隣り合う電池セル30のケース30Aの底側端面3004間は、主流路44と副流路46とを接続する開口52となっており、底側端面3004は副流路46と直交している。複数の電池セル30の底側端面3004を含んで形成された流路壁面で各開口52よりも熱交換媒体の流れの上流箇所毎に、主流路44の断面積を縮小する凸部54が設けられている。【選択図】図3

Description

本発明は、複数の電池モジュールを収容するバッテリーケースに関する。
モータを駆動源とした電気自動車やハイブリッド自動車などの電動車においてモータに電力を供給する車両用電源装置が使用されている。
車両用電源装置は、高圧の直流電力をモータに供給することから複数の電池セルを直列に接続した電池モジュールを複数接続して構成された組電池と、組電池を収容するバッテリーケースとを備えている。
充電あるいは放電に伴い電池セルは熱を生じるため、電池セルの冷却を行なう必要がある。
そこで、収容された複数の電池モジュールをそれぞれ構成する複数の電池セルに熱交換媒体を供給する供給路を設け、供給路を、電池セルが並べられた方向に延在する主流路と、主流路から分岐し隣り合う電池セルの側面間を延在する複数の副流路とで構成したバッテリーケースが提供されている。
特開2014−135237号公報
しかしながら、上記従来技術では、主流路を流れる熱交換媒体が副流路に円滑に流れにくく、電池モジュールの冷却効率を確保する上で不利がある。
そのため、熱交換媒体を主流路から副流路に向けて案内するガイド片を主流路に設けることが考えられるが、このようなガイド片を設けると主流路を流れる熱交換媒体に圧損が生じ、主流路および副流路を流れる熱交換媒体の流量を低下させる不利がある。
本発明は、上記事情に鑑みなされたものであり、電池モジュールの冷却効率を向上する上で有利なバッテリーケースを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、収容された複数の電池モジュールをそれぞれ構成する複数の電池セルに熱交換媒体を供給する供給路を備え、前記供給路は、前記電池セルが並べられた方向に延在する主流路と、前記主流路から分岐し隣り合う電池セルの間を延在する複数の副流路とを有し、前記熱交換媒体は前記主流路の延在方向に沿って流れると共に前記主流路から前記各副流路に流れるバッテリーケースであって、前記主流路の延在方向において隣り合う電池セルの間は前記主流路と前記副流路とを接続する開口となっており、前記主流路において前記各開口よりも前記熱交換媒体の流れの上流箇所毎に、前記主流路の断面積を縮小する凸部が設けられていることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、前記主流路は、この主流路の延在方向に延在する複数の流路壁面で囲まれて形成され、前記複数の流路壁面のうちの一つの流路壁面は、前記副流路に直交する複数の電池セルの面を含んで構成され、前記凸部は前記複数の電池セルの面にそれぞれ設けられていることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、前記一つの流路壁面を構成する複数の電池セルの面に、パッドを介在させて前記主流路の延在方向に延在し前記一つの流路壁面を除いた前記主流路の残りの流路壁面を構成する中空状のダクト部材が配置され、前記パッドと、前記パッドに弾接される前記ダクト部材の壁部の双方に互いに一致した輪郭で、前記各開口毎に前記開口を含み前記開口よりも大きい輪郭の開口部が複数設けられ、前記パッドおよび前記ダクト部材の壁部の双方に設けられた前記各開口部の間の箇所は、互いに一致した輪郭で前記主流路の延在方向と交差する方向に延在する細長状の壁部が位置しており、前記凸部は前記パッドと前記ダクト部材の双方の前記細長状の壁部で構成されていることを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、熱交換媒体による電池モジュールの冷却時、熱交換媒体は、主流路において凸部の箇所で流速が上昇することで圧力が低下し、凸部が設けられていない箇所で流速が低下することで圧力が上昇する。
そのため、凸部が設けられていない箇所に位置する開口付近では、熱交換媒体の圧力が上昇するため、開口から副流路に流入する熱交換媒体の流量が大きくなり、電池モジュールの冷却効率を高める上で有利となる。
請求項2記載の発明によれば、断面積の狭い凸部の箇所を通過した熱交換媒体に、電池セルの面の箇所に向かって流れる剥離流れが生じるため、開口から副流路に流入する熱交換媒体の流量を大きくする上でより有利となり、電池モジュールの冷却効率を高める上でより有利となる。
請求項3記載の発明によれば、ダクト部材とパッドを利用することで凸部を簡単に形成でき、軽量化を図る上で有利となる。
実施の形態に係るバッテリーケースを備える車両用電源装置の平面図である。 実施の形態に係る電池モジュールの分解図である。 図1のA−A線断面図である。 (A)は図3のA−A線断面図、(B)は図3のB−B線断面図である。 変形例の説明図で図1のA−A線断面に対応した図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
本実施の形態のバッテリーケースは、モータのみを駆動源とする電気自動車、あるいは、ハイブリッド車、あるいは、プラグインハイブリッド車などのモータを駆動源とした電動車に搭載され車両用電源装置を構成するものである。
図1に示すように、車両用電源装置10は、組電池12と、組電池12を収容するバッテリーケース14とを含んで構成されている。
組電池12は、互いに接続された複数の電池モジュール16で構成され、本実施の形態では、3つの電池モジュール16が並べられた電池モジュール列18が4つ設けられている。
図1〜図4に示すように、バッテリーケース14は、トレー20と、上カバー22と、ダクト部材24と、パッド26と、モジュールハウジング28とを含んで構成されている。
図2に示すように、電池モジュール16は、複数の電池セル30が並べられて構成され、それら電池セル30は不図示のバスバーを介して相互に接続されている。
電池セル30は、二次電池で構成されており、二次電池としてリチウムイオン二次電池など従来公知の様々な二次電池が使用可能である。
電池セル30は、電極体(不図示)と、該電極体を収容するケース30Aとを備えている。
ケース30Aは、横長の矩形板状を呈し、ケースの材料としては、ステンレス、アルミニウム、スチールなど従来公知の様々な金属材料が使用可能である。
電池セル30は、厚さTと、幅Wと、高さHとを有している。
電池セル30は、高さH方向の両端に位置する端面(ケースの端面)3002、3004と、厚さT方向の両端に位置する側面(ケースの側面)3006と、幅W方向の両端に位置する側面(ケースの側面)3008とを有し、厚さ方向の両端に位置する側面3006の面積が最も大きい。
高さH方向の両端に位置する端面3002、3004のうちの上方に位置する端面3002は端子部32が設けられた端子側端面3002とされ、下方に位置する端面3004は底側端面3004とされ、それら端子側端面3002と底側端面3004とは、側面3006,3008に対して直交している。
電池モジュール16は、複数の電池セル30がそれらの端子側端面3002を上方に向け、それらの底側端面3004を下方に向け、それらの厚さT方向に等間隔をおいて並べられてそれぞれ位置決めされ、モジュールハウジング28に収容されている。
モジュールハウジング28は、図2、図4に示すように、互いに対向し複数の電池セル30の底側端面3004の幅方向の両側が載置される一対の底板2802と、一対の底板2802の長手方向から起立する一対の第1側板2804と、一対の底板2802の長手方向両端から起立する一対の第2側板2806とを備え、複数の電池セル30がモジュールハウジング28に収容された状態を図3、図4に示す。
図1に示すように、トレー20は、底壁2002および底壁2002の周囲から起立された側壁2004を備え、上部が開放されている。
モジュールハウジング28は、図3に示すように、第2側板2806に設けられたフランジ2810が、トレー20から上方に突出するブラケット21にボルトB、ナットNで締結されることによりトレー20の底壁2002上で支持されている。
また、図3に示すように、複数の電池セル30の端子側端面3002上に電池セル30の電圧を検出する基板34が取り付けられている。
図3、図4に示すように、上カバー22は、トレー20の側壁2004に結合され、トレー20と上カバー22の内部に密閉された空間Sが形成される。
ダクト部材24とパッド26は、トレー20の底壁2002上で各モジュールハウジング28毎に各モジュールハウジング28の下部に配置され、言い換えると、ダクト部材24とパッド26は、電池モジュール16毎に各電池モジュール16の下部に配置されている。
図2に示すように、ダクト部材24は中空状を呈し、電池セル30が並べられた方向に延在する本体部2402と、本体部2402の長手方向の一端に設けられた熱交換媒体供給口2404と、本体部2402の長手方向の他端に設けられた熱交換媒体排出口2406とを備えている。
本実施の形態では、熱交換媒体として空気が用いられ、熱交換媒体は各電池モジュール16の電池セル30を冷却する循環路に循環される。
図1、図3、図4に示すように、循環路36は、熱交換部で冷却された熱交換媒体を複数の電池セル30に供給する第1流路36Aと、電池セル30に供給された熱交換媒体を熱交換部に戻す第2流路36Bとを含んで構成されている。
第1流路36Aは、不図示のファンと、ファンの下流側に配置された接続管38と、接続管38の下流に配置され熱交換媒体を冷却する熱交換部としてのエバポレータ40と、エバポレータ40の下流側に配置され冷却された熱交換媒体を4つの電池モジュール列18に分配する分岐管42と、分岐管42に接続する主流路44と、主流路44に接続する副流路46とを含んで構成されている。
第2流路36Bは、トレー20と上カバー22で形成されたバッテリーケース14内の空間Sを含んで構成され、各電池セル30を冷却した熱交換媒体は、ファンにより吸い込まれる。
各電池モジュール列18において、分岐管42側に位置する電池モジュール16の下方に配置されるダクト部材24の熱交換媒体供給口2404は、それぞれ分岐管42に接続される。
また、各電池モジュール列18において、隣り合う電池モジュール16の熱交換媒体供給口2404と熱交換媒体排出口2406とは接続される。
さらに、分岐管42から最も離れた電池モジュール16の下方に配置されるダクト部材24の熱交換媒体排出口2406は閉塞されている。
ダクト部材24の本体部2402は、図2〜図4に示すように、横長状を呈し、一定の幅で電池セル30が並べられた方向に延在する底壁2402Aと、底壁2402Aの両側から起立する一対の側壁2402Bと、一対の側壁2402Bの上端間を接続する上壁2402Cとを有している。
上壁2402Cには、電池セル30の底側端面3004にほぼ対応してそれぞれ複数の開口部48が設けられ、隣り合う複数の開口部48間は、本体部2402の一対の側壁2402B間を接続する接続壁2402Dが位置している。したがって、上壁2402Cは、複数の開口部48と複数の接続壁2402Dとを含んで構成されている。
底壁2402Aおよび上壁2402Cの幅は、モジュールハウジング28の一対の底板2802間の寸法よりも小さい寸法で形成され、上壁2402Cは、一対の底板2802間の下方に配置され、複数の開口部48は一対の底板2802間に位置している。
パッド26は、上壁2402Cの輪郭に対応した横長の矩形枠部2602と、矩形枠部2602の長さ方向に間隔をおいた箇所で矩形枠部2602の一対の側部間を接続する複数の接続部2604と、それら矩形枠部2602と複数の接続部2604との間に形成された複数の開口部50とを有している。
パッド26の複数の開口部50と本体部2402の上壁2402Cの複数の開口部48とは互いに一致した輪郭で形成され、また、パッド26の接続部2604と本体部2402の接続壁2402Dとは互いに一致した輪郭で一定幅で延在する細長状の壁部となっている。
パッド26の矩形枠部2602は、ダクト部材24の本体部2402の上壁2402Cに載置され、電池モジュール16を構成する複数の電池セル30の底側端面3004と上壁2402Cとにより挟持され、主流路44が電池モジュール16の底部部分で密閉された状態で形成されるように図られている。
この状態で、パッド26の開口部50と本体部2402の上壁2402Cの開口部48は、後述する主流路44と副流路46とを接続する開口52を含み開口52よりも大きい輪郭を呈している。
なお、ハウジングとパッド26、ダクト部材24は、不図示の結合部を介して、ハウジングをトレー20に組み込む前に予め結合される。
主流路44は、ダクト部材24の本体部2402の内部と、電池モジュール16を構成する複数の電池セル30の底側端面3004とで構成され、電池セル30が並べられた方向に延在している。
より詳細に説明すると、主流路44は、図4(A)、(B)に示すように、この主流路44の延在方向に延在する4つの流路壁面で囲まれて形成されている。
4つの流路壁面のうちの1つは、ダクト部材24の本体部2402の底壁2402Aで形成された面である。
4つの流路壁面のうちの他の2つは、図4(A)に示すように、ダクト部材24の本体部2402の開口部48およびパッド26の開口部50が位置している箇所では、ダクト部材24の本体部2402の一対の側壁2402Bおよびパッド26の矩形枠部2602の一対の側部の面2602Aを含んで形成された面であり、図4(B)に示すように、ダクト部材24の本体部2402の開口部48およびパッド26の開口部50が位置していない箇所では、ダクト部材24の本体部2402の一対の側壁2402Bの面で形成されている。
4つの流路壁面のうちの残りの1つは、図4(A)に示すように、ダクト部材24の本体部2402の開口部48およびパッド26の開口部50が位置している箇所では、電池モジュール16を構成する複数の電池セル30の底側端面3004およびそれら底側端面3004の両側に位置するダクト部材24の上壁2402C部分の面で形成され、図4(B)に示すように、ダクト部材24の本体部2402の開口部48およびパッド26の開口部50が位置していない箇所では、ダクト部材24の上壁2402Cの接続壁2402Dの面で形成されている。
したがって、図3、図4(A)、(B)に示すように、4つの流路壁面のうちの残りの1つは、電池モジュール16を構成する複数の電池セル30の底側端面3004を含んで構成されている。
副流路46は、モジュールハウジング28の一対の第2側板2806間で、かつ、隣り合う電池セル30の厚さ方向の端部に位置する側面(ケース30Aの側面)3006間に形成されている。
また、隣り合う電池セル30のケース30Aの底側端面3004間は、主流路44と副流路46とを接続する開口52となっており、底側端面3004は副流路46と直交している。
後述するように熱交換媒体は主流路44の延在方向に沿って流れると共に主流路44から各副流路46に流れる。
そして、図3に示すように、複数の電池セル30の底側端面3004を含んで形成された流路壁面に、主流路44の延在方向において、開口52を挟んだ箇所毎に主流路44の断面積を縮小する凸部54が設けられている。言い換えると、主流路44において各開口52よりも熱交換媒体の流れの上流箇所毎に、主流路44の断面積を縮小する凸部54が設けられている。
本実施の形態では、この凸部54は、図3、図4(B)に示すように、互いに一致した輪郭で延在するダクト部材24の細長状の接続壁2402Dと、パッド26の細長状の接続部2604とで構成されている。
不図示のファンが作動することにより、エバポレータ40により冷却された熱交換媒体が分岐管42、熱交換媒体供給口2404を介して各電池モジュール列18を構成する複数の電池モジュール16の下方の主流路44へ供給される。
これにより、熱交換媒体は、各電池モジュール16の主流路44に流れると共に、開口52から副流路46にも分岐して流れる。
主流路44を流れる熱交換媒体は、主流路44を形成する電池セル30の底側端面3004に沿って流れることにより電池セル30を底側端面3004から冷却する。
副流路46を流れる熱交換媒体は、副流路46を形成する電池セル30の側面(ケース30Aの側面)に沿って流れることにより電池セル30を側面から冷却する。
各電池モジュール16の副流路46を流れた熱交換媒体は、副流路46から上方に流れ、各電池モジュール16の上部と上カバー22との間に至り、ファンに吸引される。
このようにして熱交換媒体が第1流路36Aと第2流路36Bとを循環して流れ、電池セル30の冷却がなされる。
次に作用効果について説明する。
熱交換媒体による電池モジュール16の冷却時、凸部54が設けられた箇所で主流路44の断面積が縮小される一方、凸部54が設けられていない箇所で主流路44の断面積が急拡大するため、熱交換媒体は、主流路44において凸部54の箇所で流速が上昇することで圧力が低下し、凸部54が設けられていない箇所で流速が低下することで圧力が上昇する。
そのため、凸部54が設けられていない箇所に位置する開口52付近では、熱交換媒体の圧力が上昇するため、開口52から副流路46に流入する熱交換媒体の流量を大きくする上で有利となる。
また、凸部54は、複数の電池セル30の底側端面3004を含んで形成された流路壁面に設けられているので、主流路44の断面積が電池セル30の底側端面3004側に向かって急拡大している。
そのため、断面積の狭い凸部54の箇所を通過した熱交換媒体に、電池セル30の底側端面3004の箇所に向かって流れる剥離流れFが生じる。
この剥離流れFは電池セル30の底側端面3004側に向かって、すなわち、開口52に向かって流れることになり、開口52から副流路46に流入する熱交換媒体の流量を大きくする上でより一層有利となる。
したがって、開口52付近で熱交換媒体の圧力が上昇すること、また、電池セル30の底側端面3004の箇所に向かって流れる剥離流れFが生じることから、開口52から副流路46に流入する熱交換媒体の流量を大きくでき、電池モジュール16の冷却効率を高める上で有利となる。
また、開口52から副流路46に流入する熱交換媒体の流量を大きくできることから、冷却効率を従来と同一に保つ場合に、主流路44および副流路46の断面積を共に小さくすることができ、バッテリーケース14のコンパクト化、軽量化を図る上で有利となる。
なお、凸部54は、電池セル30の底側端面3004を含んで形成された流路壁面以外の流路壁面、例えば、図5に示すようにダクト部材24の底壁2402Aや、或いは側壁2402Bに設けても良いが、凸部54を本実施の形態のように電池セル30の底側端面3004を含んで形成された流路壁面に設けると、熱交換媒体の剥離流れFによって主流路44から副流路46に流入する熱交換媒体の流量を大きくする上でより有利となる。
また、凸部54を本実施の形態のように電池セル30の底側端面3004を含んで形成された流路壁面に設けると、ダクト部材24およびパッド26を利用して凸部54を簡単に設けることができ、軽量化を図る上で有利となる。
また、主流路44が電池モジュール16を構成する複数の電池セル30の底側端面3004に沿って延在している場合について説明したが、主流路44の延在方向は任意であり、電池モジュール16の配置構造に対応して種々変更される。
14 バッテリーケース
16 電池モジュール
24 ダクト部材
26 パッド
30 電池セル
30A ケース
3004 底側端面
3006 側面
44 主流路
46 副流路
52 開口
54 凸部

Claims (3)

  1. 収容された複数の電池モジュールをそれぞれ構成する複数の電池セルに熱交換媒体を供給する供給路を備え、
    前記供給路は、前記電池セルが並べられた方向に延在する主流路と、前記主流路から分岐し隣り合う電池セルの間を延在する複数の副流路とを有し、
    前記熱交換媒体は前記主流路の延在方向に沿って流れると共に前記主流路から前記各副流路に流れるバッテリーケースであって、
    前記主流路の延在方向において隣り合う電池セルの間は前記主流路と前記副流路とを接続する開口となっており、
    前記主流路において前記各開口よりも前記熱交換媒体の流れの上流箇所毎に、前記主流路の断面積を縮小する凸部が設けられている、
    ことを特徴とするバッテリーケース。
  2. 前記主流路は、この主流路の延在方向に延在する複数の流路壁面で囲まれて形成され、
    前記複数の流路壁面のうちの一つの流路壁面は、前記副流路に直交する複数の電池セルの面を含んで構成され、
    前記凸部は前記複数の電池セルの面にそれぞれ設けられている、
    ことを特徴とする請求項1記載のバッテリーケース。
  3. 前記一つの流路壁面を構成する複数の電池セルの面に、パッドを介在させて前記主流路の延在方向に延在し前記一つの流路壁面を除いた前記主流路の残りの流路壁面を構成する中空状のダクト部材が配置され、
    前記パッドと、前記パッドに弾接される前記ダクト部材の壁部の双方に互いに一致した輪郭で、前記各開口毎に前記開口を含み前記開口よりも大きい輪郭の開口部が複数設けられ、
    前記パッドおよび前記ダクト部材の壁部の双方に設けられた前記各開口部の間の箇所は、互いに一致した輪郭で前記主流路の延在方向と交差する方向に延在する細長状の壁部が位置しており、
    前記凸部は前記パッドと前記ダクト部材の双方の前記細長状の壁部で構成されている、
    ことを特徴とする請求項2記載のバッテリーケース。
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