JP2018163688A - バイナリーオプション取引における操作の検出システム及び方法 - Google Patents

Abstract

【課題】バイナリーオプションの取引に関する方法を提供する。【解決手段】バイナリーオプションインターフェース上のグラフィック画像間シームレス変換を提供する方法であって、バイナリーオプションインターフェースのタッチセンサ式ディスプレイ上のユーザ入力が、グラフィック画像変換に対する要求に相当し、バイナリーオプションインターフェースがモバイルデバイスに統合され、グラフィック画像が権利行使レベルの第１の合計数を含むステップと、ユーザ入力に応答して、権利行使レベルの第１の合計数とは異なる権利行使レベルの第２の合計数を含む更新されたグラフィック画像を生成するステップと、権利行使レベルの第１の合計数を含むグラフィック画像を置き換える為に、第２の合計数を含む更新されたグラフィック画像を連続的に表示するステップとを有する、る。【選択図】図１

Description

幾つかの実施形態は、バイナリーオプションの取引に関する。具体的には、モバイルデバイス上でのバイナリーオプションの取引に関する。

本発明の態様によるシステムのブロック図である。 本発明の態様によるシステムの図解ブロック図である。 インターフェースの例示的なスクリーンショットを示す。 インターフェースの例示的なスクリーンショットを示す。 インターフェースの例示的なスクリーンショットを示す。 インターフェースの例示的なスクリーンショットを示す。 注文入力ウィンドウの例示的な例を示す。 確認ウィンドウの例示的な例を示す。 導入部の例示的な例を示す。

Ｉ．例示的な実施形態
図１及び２に示されるように、本発明の一態様によるシステム１００は、汎用コンピュータに通常存在する、複数のプロセッサ２１０と、メモリ２２０と、他のコンポーネントとを含むサーバ１１０を含む。

メモリ２２０は、少なくとも１つのプロセッサ２１０がアクセス可能な情報を格納し、情報は、プロセッサ２１０が実行できる命令２４０や、プロセッサが回収、操作又は格納できるデータ２３０を含む。メモリは、プロセッサがアクセス可能な情報の格納が可能な如何なるタイプのものでもあり得る。

命令２４０は、プロセッサが直接（機械コード等）又は間接的に（スクリプト等）実行する予定の如何なる命令セットでもあり得る。その関連で、「命令」、「ステップ」及び「プログラム」という用語は、本明細書では、交換可能に使用することができる。又、命令は、プロセッサが命令によって意図される目的を実行できるようにするアルゴリズムとしても機能する。命令は、プロセッサが直接処理する為のオブジェクトコード形式で格納することも、要求に応じて解釈されるか又は前もってコンパイルされているスクリプト又は独立したソースコードモジュールの集合体を含む他の任意のコンピュータ言語で格納することもできる。命令の機能、方法及びルーティンについては、以下で更に詳細に説明する。

データ２３０は、命令２４０に従ってプロセッサ２１０が回収、格納又は変更することができる。例えば、本発明は特定の如何なるデータ構造によっても制限されないが、データは、コンピュータレジスタに、複数の異なるフィールド及び記録を有する表として関係データベースに、ＸＭＬ文書に又はフラットファイルに格納することができる。又、データは、これらに限定されないが、２進値、ＡＳＣＩＩ又はユニコード等、如何なるコンピュータ可読フォーマットでもフォーマットすることもできる。その上、データは、説明文、専用コード、ポインタ、他のメモリ（他のネットワークの位置を含む）に格納されたデータへの参照、又は、関連データを計算する為の機能によって使用される情報等の関連情報の識別に十分な如何なる情報も含み得る。

図１ではプロセッサ及びメモリは機能上同じブロック内に示されているが、当業者であれば、プロセッサ及びメモリは、同じ物理的なハウジング内に格納しても格納しなくともよい複数のプロセッサ及びメモリを実際に含み得ることが理解されよう。例えば、命令及びデータの幾つかをリムーバブルＣＤ−ＲＯＭ上に格納し、他を読み取り専用コンピュータチップ内に格納することができる。命令及びデータの幾つか又は全ては、プロセッサから物理的に離れた位置ではあるが依然としてプロセッサがアクセス可能な位置に格納することもできる。同様に、プロセッサは、並行動作を行っても行わなくともよいプロセッサの集合体を実際に含み得る。

少なくとも１つの実施形態では、サーバ１１０は、１つ又は複数のクライアントデバイス１５０及び１５１と通信するサーバである。各クライアントデバイスは、サーバ１１０と同様に、プロセッサ、メモリ及び命令を有するように構成することができる。各クライアントデバイス１５０及び１５１は、人物１９０及び１９１による使用が意図される、アイパッド（登録商標）（ｉＰａｄ）等のモバイルデバイスであり得、モバイルデバイスは、中央処理装置（ＣＰＵ）、ディスプレイ１６０、ハードドライブ、ユーザ入力デバイス（例えば、タッチスクリーン、マイクロホン、ブルートゥース（Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈ）（登録商標）マウス、ワイヤレスキーボード、拡張現実メガネ）、スピーカ、ワイヤレスモデム及び／又はネットワークインターフェースデバイス、並びに、これらの要素を互いに接続する為に使用される全てのコンポーネント等、タブレットデバイスに通常見られる全ての内部コンポーネントを有する。その上、本明細書で説明されるシステム及び方法によるクライアントデバイスは、命令の処理並びに人間への及び人間からのデータの伝送が可能な如何なるデバイスや他のコンピュータも含み得、モバイルデバイス、パーソナルコンピュータ、スマートフォン、汎用コンピュータ、ローカルストレージ能力に欠けるネットワークコンピュータ、モデム付きの携帯情報端末（ＰＤＡ）、インターネット（Ｉｎｔｅｒｎｅｔ）使用可能携帯電話、拡張現実デバイス（グーグルグラス（Ｇｏｏｇｌｅ Ｇｌａｓｓ）等）を含む。

サーバ１１０並びにクライアントデバイス１５０及び１５１は、ネットワーク２９５上で等、直接及び間接通信が可能である。図１及び２では少数のタブレットデバイスしか描写されていないが、典型的なシステムは大多数のワイヤレスコンピューティングデバイスを含み得、異なる各コンピューティングデバイスはネットワーク２９５の異なるノードにアクセスできることを理解すべきである。ネットワーク及び介在ノードは、インターネット（Ｉｎｔｅｒｎｅｔ）、イントラネット、仮想プライベートネットワーク、広域ネットワーク、ローカルネットワーク、１つ又は複数の会社専用の通信プロトコルを使用するプライベートネットワーク、イーサネット（登録商標）（Ｅｔｈｅｒｎｅｔ）（登録商標）、ワイファイ（ＷｉＦｉ）及びＨＴＴＰを含む、様々な構成及びプロトコルを含み得る。そのような通信は、モデム（例えば、ダイヤルアップ又はケーブル）、ネットワーク及びワイヤレスインターフェース等、他のコンピュータへの及び他のコンピュータからのデータの伝送が可能な如何なるデバイスによっても促進することができる。サーバ１１０は、ウェブサーバであり得る。

ある利点は上記で述べられるように情報が送信又は受信された際に得られるが、本発明の他の態様は、情報の特定の伝送方式に限定されない。例えば、幾つかの態様では、情報は、ディスク、テープ又はＣＤ−ＲＯＭなどの媒体を介して送信することができる。他の態様では、情報は、非電子形式で伝送し、システムに手動で入力することができる。更に、幾つかの機能はサーバ上で行われ、他はクライアント上で行われるものとして示されているが、本発明の様々な態様は、単一のプロセッサを有する単一のコンピュータによって実装することができる。

データ２３０は、データベース２７０を含む。データベース２７０は、特定のバイナリーオプション商品と関連付けられた情報に対する要求に応答して、市場データ２７４を提供する。システム及び方法は、バイナリーオプション市場データを表現する特定の方式に限定されない。

システム及び方法は、特定のタイプ又はフォーマットに限定されない。市場データ２７０は、如何なるデータフォーマットでもあり得る。市場データは、バイナリーオプション商品の取引を実行しようと努める顧客にとって関心のある如何なる関連情報でもあり得る。クライアントデバイス１５０を使用するユーザは、サーバ１１０に接続することによって市場データ情報を要求することができる。

図３〜７は、システム及び方法の態様によるスクリーンがバイナリーオプション取引を実行しようと努める顧客にどのように見えるかを示す。

図３は、バイナリーオプションインターフェース３００のスクリーンショットを示す。バイナリーオプションインターフェース３００がタブレットデバイス上で使用される際、新しいウェブページ又はウィンドウを開く必要なく、バイナリーオプションインターフェース３００ができる限り多くの情報を伝えることが望ましい。幾つかの実施形態では、バイナリーオプションインターフェース３００は、限られた画面空間上で提供される情報を最大にする為、プルダウンメニュー、サイドコラム、スクロール、引き伸ばして拡大（ｓｔｒｅｔｃｈ−ｔｏ−ｅｘｐａｎｄ）、ピンチして縮小（ｐｉｎｃｈ−ｔｏ−ｓｈｒｉｎｋ）及びドラッグジェスチャ等の機能を使用することができる。

一実施形態では、ユーザは、プルダウンメニュー３０２を介してバイナリーオプション商品を選択することができる。システム１００は、これらに限定されないが、金融商品、Ｓ＆Ｐ ５００指数、石油・ガス指数、不動産指数、先物指数等を含む、如何なるタイプの商品の取り扱いも可能である。言い換えれば、「はい」又は「いいえ」の命題を掲げる如何なるリスク派生商品も、システム１００を介して取引することができる。図３に示される例では、プルダウンメニュー３０２は通貨ペアの選択肢を提供し、そこから、ユーザはＥＵＲ／ＵＳＤ通貨ペアを選択している。

商品が選択され次第、バイナリーオプションインターフェース３００は、選択された商品に対するリアルタイムの市場データを表示する。一実施形態では、市場データは、表示ボックス３０４に示される。又、市場データは、グラフセクション３０８で取り上げられる価格グラフ３０６を介して表示することもできる。市場データは一日中変動する為、表示ボックス３０４と価格グラフ３０６は両方とも、リアルタイムで絶えず更新される。

図３は線形グラフの形態で市場データを示しているが、システム１００は、積み重ね、棒グラフ、散布図等、如何なる数の異なるフォーマットでも市場データの表示が可能である。

システム１００は、如何なる数のプロバイダからも市場データを受信することができる。これらのプロバイダは、銀行、ブローカディーラ、ヘッジファンド及び／又は他のベンダであり得る。市場データは、如何なる数の時間間隔でも更新することができる。一実施形態では、図３に示されるように、市場データは、０．５秒毎のサンプリングレートで更新される。このサンプリングレートは、如何なる数の提供源によっても前もって決定することができる。一実施形態では、サンプリングレートは、市場データプロバイダによって決定される。別の実施形態では、システム１００がデフォルトのサンプリングレートを決定する。別の実施形態では、顧客がサンプリングレートを決定する。又、顧客は、システム１００の使用中にサンプリングレートを変更するオプションも有し得る。別の実施形態では、選ばれた顧客のみにサンプリングレートを変更するオプションが提供される。システム１００は、顧客の取引履歴、顧客の取引頻度、顧客の以前の取引数量、「取引」ドルの購入量、及び、顧客がシステム１００を使用して以前に投じた又は稼いだ金額等の任意の数の因子に基づいて、「選ばれた」という状態をある顧客に対して認めることができる。

市場データが受信され次第、システム１００は、表示ボックス３０４及び価格グラフ３０６に情報を表示する前にデータを処理する。一実施形態では、システム１００は、最高ビッド価格と最低オファー価格を決定し、それらの数値を表示する。別の実施形態では、システム１００は、受信されたビッド及びオファーの指数を表示ボックス３０４及び価格グラフ３０６に表示する。この指数は、様々な技法を介して計算することができる。

一実施形態では、システム１００は、受信された全てのビッド及びオファーを平均化することによって指数を演算する。

別の実施形態では、指数は、ビッド及びオファーのサブセットから演算され、サブセットは、受信された全てのビッド及びオファーから成るものではない。例えば、システム１００は、ごく最近受信された６つのビッド及びオファーを選択し、ビッド及びオファーのこのサブセットを使用して指数を演算することができる。受信された全てのビッド及びオファーから成るものではないサブセットから指数が演算される場合は、如何なる置換も、システム１００によって認められている。

一実施形態では、少なくとも１つの規則は、指数に対する平均が演算される前に、受信されたビッド及びオファーに適用される。受信されたビッド及びオファーの全てに規則を適用することも、ビッド及びオファーのサブセットに規則を適用することもできる。

一実施形態では、規則は、最高及び最低ビッド及びオファーを除去することから成り得る。次いで、指数が、この低減されたサブセットから演算される。規則は、最高／最低ビッド及びオファーのうちの最上位の２つ及び最下位の２つを除去すること等、この除去の如何なる変形例も包含し得る。

別の規則は、各ビッド及び各オファーを閾値数量と比較することから成り得る。数量が最小閾値量を下回る如何なるビッド又はオファーも除去される。例えば、バイナリーオプションインターフェース１００は、最小数量が１Ｍのビッド及びオファーをリストすることのみを希望することができる。従って、最小数量閾値を満たせない如何なるビッド又はオファーもサブセットから除去される。次いで、この場合もやはり、指数が、この低減されたサブセットから演算される。

別の規則は、各ビッド及び各オファーを閾値価格と比較することから成り得る。例えば、低過ぎる如何なるビッド（例えば、最小価格を満たさないもの）も、指数が演算される前に除去することができる。又、逆に、高過ぎる如何なるオファー（例えば、最大価格を満たさないもの）も、サブセットから除去することができる。

システム１００は、操作的に見えるか又は間違って提供された注文を除去しようと努めることができる。一実施形態では、規則は、閾値価格を適用することによって、疑わしい如何なるビッド又はオファーも除去することができる。例えば、異常に高い如何なるビッド（例えば、最大価格を満たさないもの）又は異常に低い如何なるオファー（例えば、最小価格を満たさないもの）も、指数が演算される前に除去される。別の規則は、受信された全てのビッド及びオファーを標準偏差と比較することができ、その結果、標準偏差の範囲外である如何なるビッド又はオファーも除去される。

又、システム１００は、予測をより難しくする規則を使用することもできる。例えば、システム１００は、指数を演算する前に除去すべき１つ又は複数のビッド及びオファーを無作為に選択する規則を適用することができる。この規則を適用する為、システム１００は、受信された市場データの周期パターンを決定し、その周期パターンから逸れようと試みることができる。

一実施形態では、システム１００は、ビッド又はオファーの注文ポジションを使用する。例えば、規則は、システム１００によって受信されたビッド及びオファーの１０に１つを除去することから成り得る。一実施形態では、システム１００は、除去すべき注文ポジションを生成する為のランダマイザを使用することもできる。

別の実施形態では、システム１００は、特定のビッド価格の全てのビッド又は特定のオファー価格の全てのオファーを除去する。特定のビッド及びオファー価格は、無作為に選択され、時折変化し得る。例えば、システム１００は、指数を計算する前にサブセットから特定の値に達する如何なるＥＵＲ／ＵＳＤドルレートも除去することができる。

別の実施形態では、システム１００は、特定の数量を有する全てのビッド又は特定の数量を有する全てのオファーを除去する。この特定の数量も、無作為に選択され、時折変化し得る。

一実施形態では、潜在的に操作的なビッド又はオファーの検出は、システム１００の管理者に送信すべき警告をトリガし得る。別の実施形態では、システム１００は、潜在的に操作的な如何なるビッド又はオファーにも自動的にフラグを付け、その提供源を特定する。システム１００は、操作的なビッド又はオファーの提供源に関する警告を伝送することができる。警告の閾値数量を超える違反者は、システム１００上に掲示することができなくなる。別の例では、閾値量を超える操作的な注文を有する如何なるオファーも、即座にシステム１００上に掲示することができなくなる。別の例では、システム１００は、更なる評価の為にシステム管理者に警告する。

一実施形態では、システム１００は、受信された各ビッド及びオファーに対する加重値を計算する。この加重値は、数量及びビッド／オファー価格を組み合わせることによって演算される。又、この加重値は、指数を演算する際及び／又は規則のうちの１つを適用する際にも使用することができる。

図３に戻ると、システム１００のユーザは、バイナリーオプション取引の取引終了時刻を選択することもできる。プルダウンメニュー３１０を使用して、ユーザは、複数の利用可能な取引終了時刻から選択する。システム１００は、如何なる数の時間間隔でも取引終了時刻を提供することができる。例えば、取引終了時刻は、１時間毎、３０分毎、２時間毎、１５分毎、１日に１回又は他の任意の時間増分で起こり得る。一実施形態では、バイナリーオプションインターフェース３００は、将来の取引終了時刻に対する如何なる選択肢も提供しない。代わりに、ユーザには、次の利用可能な取引終了時刻が自動的に割り当てられる。

ユーザが取引終了時刻を選択した時点で、一実施形態では、タイマ３１２は、選択された取引終了時刻の期限が切れるまで、残りの時間のカウントダウンを表示する。ユーザは、バイナリーシステム１００上で別のビッド又はオファーを出すかどうかを判断する際にタイマ３１２を参照することを希望することができる。

一実施形態では、ユーザは、ボックス３２２を介して、彼女の残高金額を閲覧することもできる。彼女は、表示画面上の適切なアイコンをクリックすることによって、取引される追加のドルを購入することができる。一実施形態では、彼女は、有効なクレジットカード番号を提供することによって、取引されるドルを追加することができる。別の実施形態では、彼女は、金融機関から資金を送金させることができる。

又、ユーザは、プルダウンメニュー３１４を介して、選択された商品に対する権利行使レベル（又は権利行使価格）を選択することもできる。バイナリーオプション取引で利用可能な如何なる権利行使レベルも、プルダウンメニュー３１４に現れる。ユーザの選択に応答して、対応する権利行使線がグラフセクション３０８でハイライトされる。

この時点では、ユーザによって出された如何なるビッド及びオファーも、選択された取引終了時刻における選択された権利行使レベルに固有のものであろう。例えば、図３の示される例では、ユーザは、１．３０２５の権利行使レベルと、午後３時の取引終了時刻とを選択している。ユーザの選択に応答して、権利行使線３１６がグラフセクション３０８でハイライトされる。ビッド又はオファーを出すと、ユーザは、通貨指数（価格グラフ３０６によって描写されるような）が最終的に午後３時に１．３０２５の権利行使レベルを上回ると思うか又は下回ると思うかを判断する必要がある。その答えが「はい」であるとユーザが思う場合（すなわち、ＥＵＲ／ＵＳＤドルの通貨指数が「インザマネー」で終了するか、又は、１．３０２５の選択された権利行使レベルを上回って終了する）は、彼女は、コール／上昇オプションを購入する（すなわち、購入の為のビッドを提出する）であろう。逆に、その答えが「いいえ」であるとユーザが思う場合（すなわち、ＥＵＲ／ＵＳＤドルの通貨指数が１．３０２５の選択された権利行使レベルを下回って終了する）は、彼女は、プット／下落オプションを購入する（すなわち、売却の為のオファーを提出する）であろう。ユーザが異なる権利行使レベルに対するビッド又はオファーを出すことを希望する場合は、彼女は、プルダウンメニュー３１４を使用して、別の権利行使レベルを選択するであろう。

ビッド又はオファーを出すと、ユーザは、彼女の決定を知らせる為に様々な情報に頼る可能性がある。この情報は、バイナリーオプションインターフェース３００上に表示することができる。一実施形態では、グラフィカルインターフェース３０８は、各権利行使価格に対する利用可能な最高の市場に関する情報を表示する。この情報は、対応する権利行使線の横に表示することができる。図３に示されるように、グラフセクション３０８には、垂直軸３６４に沿って、複数の権利行使線が表示される。各権利行使線３１６〜３２４は、対応するペアの市場ボックス３２６〜３４４を有する。市場ボックス３２６〜３４４は、その対応する権利行使価格に対するヘッドラインビッド（又は最高ビッド）を表示する。市場ボックス３２６〜３４４の各々は、その対応する権利行使線の上方に現れる。同様に、市場ボックス３２６〜３４４は、その対応する権利行使価格に対するヘッドラインオファー（又は最高オファー）を表示する。市場ボックス３２６〜３４４の各々は、その対応する権利行使線の下方に現れる。市場ボックス３２６〜３４４に表示される情報は、その対応する権利行使レベルに対する利用可能な数量及び利用可能な最高の価格を示す。例えば、市場ボックス３３０は、「１０＠９６」をリストし、これは、現時刻での権利行使レベル１．３０２５における利用可能な最高のビッドが平均価格＄９６で数量１０であることを示す。同様に、市場ボックス３４０は、「１０＠７８」をリストし、これは、現時刻での権利行使レベル１．３０２５における利用可能な最高のオファーが価格＄７８で数量１０であることを示す。

一実施形態では、バイナリーオプションインターフェース３００は、表示ボックス３４６に次の最高ビッド及び次の最高オファーを表示することによって、選択された権利行使レベルに対する市場の深さを示す。図３に示される例に戻ると、権利行使レベル１．３０２５の場合、現時刻での最高ビッド価格は＄９６である（市場ボックス３４０に示されるように）。ユーザが１０よりも多い数量を購入することを望む場合は、彼女は、表示ボックス３４６にリストされる他のビッドを参照する。

その上、ユーザがプルダウンメニュー３１４を通じて権利行使レベルを選択する毎に、表示ボックス３４６は、その選択された権利行使レベルに対する市場の深さの情報を表示するように自動的に更新する。

表示ボックス３４６と市場ボックス３２６〜３４４は両方とも、リアルタイムでダイナミックに更新される。流動性プロバイダが新しい市場を開放する時は常に、この新しい市場は、バイナリーオプションインターフェース３００上に現れる。新しい市場が権利行使レベルのヘッドラインオファー又はビッドを置き換える場合は、その権利行使レベルに対する対応する市場ボックスが相応に更新される。以前のヘッドラインオファー又はビッドは、表示ボックス３４６に移動される。

一実施形態では、表示ボックス３４６は、ヘッドラインビッド及びオファーをリストするばかりでなく、他の利用可能な次の最高ビッド及びオファーがバイナリーオプションインターフェース３００の初期ビューからは見えないようにもなっている。一実施形態では、ユーザは、下方にスクロールして追加の次の最高ビッド及びオファーを見る為、上下動作でタッチスクリーンをスワイプする。別の実施形態では、ユーザは、表示ボックス３４６をダブルタップすることにより、全ての利用可能な次の最高ビッド及びオファーを表示するポップアップウィンドウを表示する。

バイナリーオプション取引の間はどの時点であっても、ユーザは、グラフセクション３０８から追加情報を閲覧することを望むことができる。具体的には、ユーザは、ズームイン、ズームアウト、過去のデータポイントの閲覧又は追加の権利行使レベルの閲覧等、グラフセクション３０８に表示される画像を操作することを希望することができる。

図３に示されるように、グラフセクション３０８は、水平軸３６２と、垂直軸３６４とを含む。時間増分は水平軸３６２に沿って分配され、権利行使レベルは垂直軸３６４に沿って分配される。一実施形態では、システム１００は、センタリングメカニズムを備え、センタリングメカニズムは、現在の市場指数を検出し、垂直軸３６４の中央に価格グラフ３０６を自動的に表示する。一実施形態では、ユーザは、グラフエリア３０８のどこかをダブルタップして、価格グラフ３０６を再び中心に置く。

ユーザがグラフセクション３０８に表示されたデータを操作できる様々な方法がある。ユーザは、デバイスのディスプレイに対する、スクロール、選択、ジェスチャ及びアニメート動作等のある動作を望むことができる。

一実施形態では、ユーザは、スクロールすることによって、過去の市場データを閲覧する。スクロールは、画面又は表示ウィンドウにわたって、テキスト、図面又は画像等の追加のコンテンツを閲覧する為に、ある方向（例えば、水平又は垂直）にスライドする行為である。典型的なグラフィカルユーザインターフェースでは、スクロールは、指のドラッグジェスチャによって実行することができる。別の実施形態では、スクロールは、スクロールバーの助けを借りて又はキーボードショートカット（矢印キー等）を使用して、行うことができる。例えば、ユーザは、追加の権利行使レベル（及びその対応する市場ボックス）を閲覧する為、垂直方向に彼女の指をドラッグすることができる。又、ユーザは、完全なグラフ履歴がビューにない場合に異なる時間の価格グラフ３０６を閲覧する為、水平方向に彼女の指をドラッグすることもできる。

別の実施形態では、ユーザは、タッチパッドスクリーン上でジェスチャ（「引き伸ばして拡大」又は「ピンチして縮小」ジェスチャ等）を実行することによって、追加情報を取得する。ジェスチャは、２つ以上の入力ポイントを有するある種のユーザ入力である。アニメート動作は、所定の時間内でコンテンツを変更することを含む。「引き伸ばして拡大」又は「ピンチして縮小」ジェスチャは、ズームイン又はズームアウト機能性等のスケール変換をもたらす。又、ジェスチャ動作は、２つ以上の入力ポイントを有するユーザ入力に応答して画像又はビューを回転させる為の回転変換を実行することも含む。

ユーザが「引き伸ばして拡大」ジェスチャを使用すると、彼女は、水平軸３６２に沿って時間間隔がサンプリングされる頻度を増加させる。ここでは、価格グラフ３０６は、より短い時間にわたって表示される。又、「引き伸ばして拡大」ジェスチャは、垂直軸３６４に沿って表示される権利行使レベルの数を減少する。その結果、「引き伸ばして拡大」ジェスチャは、価格グラフ３０６のズームイン効果を引き起こす。一実施形態では、システム１００は、価格グラフ３０６を拡大すべきパーセンテージを決定する為、タッチスクリーン上で受信された「引き伸ばして拡大」ジェスチャの数量をモニタする。例えば、一実施形態では、単一の「引き伸ばして拡大」ジェスチャは、価格グラフ３０６の第１の倍率（例えば、２５％の拡大）をもたらし得、２つの「引き伸ばして拡大」ジェスチャは、価格グラフ３０６の第２の倍率（例えば、５０％の拡大）をもたらし得る。

図４ａは、デフォルト設定でのバイナリーオプションインターフェース３００のスクリーンショットを示す。示される例では、垂直軸３６４に沿って表示された５つの権利行使レベルがあり、水平軸３６２に沿った時間間隔がおよそ１４秒毎にサンプリングされる。価格グラフ３０６は、およそ５３秒の時間にわたって表示される。対照的に、図４ｂは、ユーザが「引き伸ばして拡大」ジェスチャを実行した後のバイナリーオプションインターフェース３００のスクリーンショットを示す。ここでは、価格グラフ３０６は、より短い時間（２８秒）にわたって表示される。水平軸３６２に沿ったサンプリングレートは、１４秒毎のサンプリングから７秒毎のサンプリングの時間間隔に増加している。又、グラフセクション３０８上でのズームイン効果は、表示される権利行使レベルの数量を減少する。図４ａは垂直軸３６４に沿って５つの権利行使レベルを示しているが、図４ｂはここでは２つの権利行使レベルを示している。

ユーザが「ピンチして縮小」ジェスチャを使用すると、彼女は、水平軸３６２に沿って時間間隔がサンプリングされる頻度を減少させる。ここでは、価格グラフ３０６は、より長い時間にわたって表示される。又、「ピンチして縮小」ジェスチャは、垂直軸３６４に沿って表示される権利行使レベルの数を増加する。その結果、「ピンチして縮小」ジェスチャは、価格グラフ３０６のズームアウト効果を引き起こす。一実施形態では、システム１００は、価格グラフ３０６を縮小すべきパーセンテージを決定する為、タッチスクリーン上で受信された「ピンチして縮小」ジェスチャの数量をモニタする。例えば、一実施形態では、単一の「ピンチして縮小」ジェスチャは、価格グラフ３０６の第１の倍率（例えば、２５％の縮小）をもたらし得、２つの「ピンチして縮小」ジェスチャは、価格グラフ３０６の第２の倍率（例えば、５０％の縮小）をもたらし得る。

図４ｃは、ユーザが「ピンチして縮小」ジェスチャを実行した後のバイナリーオプションインターフェース３００のスクリーンショットを示す。図４ｂに表示される価格グラフ３０６と比べて、図４ｃでは、価格グラフ３０６は、より長い時間（４１秒）にわたって表示される。水平軸３６２に沿ったサンプリングレートは、７秒毎のサンプリングから１０秒毎のサンプリングの時間間隔に減少している。又、グラフセクション３０８上でのズームアウト効果は、表示される権利行使レベルの数を２から３に増加する。

一実施形態では、「ピンチして縮小」ジェスチャと「引き伸ばして拡大」ジェスチャとの各々の間の移行は、完全にシームレスである。ユーザは、如何なる時も、グラフセクション３０８に表示される価格グラフ３０６の画像の中断を経験しない。システムは、多くの異なる方法を通じて、価格グラフ３０６のこのシームレスの表示を実現する。

一実施形態では、システム１００は、価格グラフ３０６の初期の画像を生成する為、既知のデータポイント間を補間する先行ズーム技法を使用する。次いで、システム１００は、実際のデータポイントを回収し、実際のデータポイントで初期の画像を更新する。初期の画像は補間データに基づく為、画像は、実際のデータポイントから生成される後続の画像と極めて同様のものとなる。従って、ユーザは、価格グラフ３０６の初期の画像と後続の画像との間の如何なる著しい変化も知覚しない。

別の実施形態では、システム１００は、ユーザからの「引き伸ばして拡大」又は「ピンチして縮小」ジェスチャを予想して、データポイントの小さなキャッシュを前もって回収する先行回収技法を使用する。

一実施形態では、先行回収技法は、システム１００がユーザの位置をモニタすることを必要とする。ユーザの位置は、タッチスクリーンに対する指の圧力の検出、カーソルの位置、又は、ユーザが拡張現実メガネを通じて見ている場所等、如何なる数の方法にも基づき得る。次いで、システム１００は、ユーザの位置を価格グラフ３０６上の位置と対応させ、次いで、その位置の周囲の事前に定義されたエリア内のデータポイントを回収する。この回収データは、ローカルで格納され、容易に且つ素早くアクセスすることができる。ユーザが、引き伸ばして拡大、ピンチして縮小及び／又はスクロール等のジェスチャを実行する場合は、システム１００は、一時停止してデータを回収する必要がない為、連続的に価格グラフ３０６の更新画像に移行することができる。

別の実施形態では、システム１００は、価格グラフ３０６の周囲の境界を特定する。境界は、価格グラフ３０６の開始ポイント及び終了ポイントを含み得る。ユーザからの要求の受信に先立って、システム１００は、境界の外に位置するデータポイントセットを回収する。言い換えれば、システム１００は、ユーザが表示データを超えてスクロールすることを希望する可能性があると予想する。この場合もやはり、データは前もって回収される為、ユーザは、要求後にシステム１００が一時停止してデータを回収する必要がない為、表示画像におけるシームレスの移行を経験する。

別の実施形態では、先行回収技法は、「引き伸ばして拡大」又は「ピンチして縮小」ジェスチャが検出され次第トリガされる。「引き伸ばして拡大」又は「ピンチして縮小」ジェスチャの検出は、システム１００が後続の「引き伸ばして拡大」又は「ピンチして縮小」ジェスチャに相当するデータポイントを回収するようにトリガすることができる。別の実施形態では、先行回収技法は、「引き伸ばして拡大」又は「ピンチして縮小」ジェスチャの数量が検出されるまでトリガされない。数量は、ある時間内に計算することができる（５秒の間隔内に２つの「引き伸ばして拡大」ジェスチャを受信する等）。

上記で説明される技法は何れも、ユーザから検出されたスクロール、ジェスチャ又は操作の各々の間のシームレスの移行を提供する為、個別に又は組み合わせて使用することができる。

図５は、ユーザが注文の取引を望むことを示した後のバイナリーオプションインターフェース３００のスクリーンショットを示す。ユーザがバイナリーオプションインターフェース３００上に注文入力ウィンドウ５００が現れるようにする為の多くの異なる方法がある。一実施形態では、注文入力ウィンドウ５００は、ユーザがグラフセクション３０８の何れかの領域をタップした後に現れる。別の実施形態では、注文入力ウィンドウ５００は、ユーザが、その対応する権利行使線３１６〜３２４の最も近くに位置するアイコン３４８〜３５６のうちの１つをタップした後に現れる。更に別の実施形態では、注文入力ウィンドウ５００は、ユーザが市場ボックス３２６〜３４４のうちの１つをタップした後に現れる。

一実施形態では、注文入力ウィンドウ５００は、数量入力５０２及び価格入力５０４にデフォルト設定を自動的に投入する。これらのデフォルト設定は、任意の数の提供源によって前もって決定された数量又は価格であり得る。一実施形態では、システム１００は、デフォルトの数量を前もって決定する。ビッド又はオファーの現行市場価格は、取引の価格に使用される。例えば、図５に示されるように、デフォルトの数量は１０であり、デフォルトの価格は市場価格である。

別の実施形態では、ユーザは、デフォルトの数量を提供する。ユーザは、設定アイコンを選択することができ、それにより、設定ウィンドウを開く。次いで、ユーザは、設定ウィンドウに所望のデフォルトの数量を入力する。

別の実施形態では、デフォルト設定は、特定の権利行使レベルに対するヘッドラインビッド又はヘッドラインオファーから取り入れることができる。例えば、図５を参照すると、ユーザが市場ボックス３３０をタップした場合、入力ウィンドウ５００は、数量入力５０２に「１００」を投入し、価格入力５０４に「６２」を投入し得る。更に別の例では、ユーザがアイコン３５６をタップし、次いで、彼女が買いを希望するか又は売りを希望するかを示す。彼女の選択に応じて、注文入力５００は、対応するヘッドラインビッド又はオファー価格を投入する。

又、ユーザは、数量入力５０２及び価格入力５０４に対するデフォルト設定を変更することを希望することができる。一実施形態では、ユーザは、数量入力５０２又は価格入力５０４をタップし、それにより、キーボードをバイナリーオプションインターフェース３００に重ね合わせるようにする。キーボードを使用することで、ユーザは、所望の数量及び価格をそのそれぞれの入力ボックスにタイプすることができる。別の実施形態では、入力ウィンドウ５００は、上向き／下向き矢印、プラス／マイナス等のインジケータボタンを含む。ユーザは、これらのインジケータボタンをタップして、数量入力５０２及び価格入力５０４にリストされる量を調整する。更に別の実施形態では、ユーザは、デフォルト設定のグローバルな変更を行うことができる。

別の実施形態では、デフォルト設定は、以前の取引から得ることができ、その結果、ユーザが数量２で発注した場合、次の注文では、注文入力ウィンドウはデフォルト設定として数量２を自動的に入力する。

入力ウィンドウ５００にリストされる数量及び価格にユーザが満足した時点で、彼女は、彼女の注文をシステム１００に提出することができる。

次いで、ユーザは、彼女がコールオプションを購入すること（すなわち、「買」ボタン５０８をタップする）又はプットオプションを購入すること（すなわち、「売」ボタン４１０をタップする）を希望するかを示す。次いで、彼女は、確認ボタン５１２を選択し、それにより、注文入力ウィンドウ５００を確認ウィンドウ６００（図６に示されるような）と置き換える。

確認ウィンドウ６００は、商品のタイプ、取引終了時刻、権利行使価格、注文が買い注文であるか又は売り注文であるか、権利行使レベル、所望の数量、所望の価格等、未決の取引についての情報を表示する。確認ウィンドウ６００に表示される情報にユーザが満足した場合は、彼女は、ボタン６０２を選択して発注する。ユーザが確認ウィンドウ６００を取り消すことを希望する場合は、彼女は単に、ボタン６０４を選択する。一実施形態では、ボタン６０４を選択することにより、ユーザを入力ウィンドウ５００に戻す。別の実施形態では、ボタン６０４を選択することにより、ユーザをバイナリーオプションインターフェース３００に戻す。

同様に、ユーザが、確認ウィンドウ６００にリストされる情報の何れかを変更することを希望する場合は、彼女は、ボタン６０６を選択して変更することができる。ボタン６０６を選択することにより、ユーザを入力ウィンドウ５００に戻し、入力ウィンドウ５００では、彼女は、所望の数量、所望の価格、及び、彼女が注文を「買い」にすること又は「売り」にすることを希望するかを変更することができる。ユーザが追加の変更を行う（商品のタイプ、取引終了時刻及び／又は権利行使レベルの変更等）ことを希望する場合は、彼女は、図５に示されるように、入力ウィンドウ５００上の取消ボタン５１４を選択することができる。取消ボタン５１４を選択することにより、彼女は、バイナリーオプションインターフェース３００から入力ウィンドウ５００を閉じる。

別の実施形態では、ユーザは、確認ウィンドウ６００を排除することによって取引プロセスを流線形にすることを選択することができる。一実施形態では、ユーザは、設定オプションでこの好みを示すことができる。ユーザが確認ウィンドウ５００を回避することを望むような例では、買い又は売り注文は、入力ウィンドウ５００で確認ボタン５１２が選択され次第、システム１００に直接提出される。

図３に戻ると、発注した後、それはボックス３５８に現れ、ボックス３５８は、未決済ポジションをリストする。ボックス３５８の各入力は、購入されている契約の数量、平均価格及び対応する権利行使レベルを示す。図３に示される例では、ユーザは、各々＄６４の平均価格で２つの契約を購入している。これらの契約は、指数が１．３０２５の権利行使価格を上回って終える場合は、「インザマネー」となる。又、ユーザは、１．３０２０の権利行使価格に対して＄８０の平均価格で１つの契約を購入している。ユーザが同じ権利行使レベルに対してビッドとオファーの両方を購入する場合、システム１００は、その差を演算し、ポジションボックス３５８に単一の入力として残りの量を表示する。又、一実施形態では、未決済ポジションは、対応する権利行使レベルアイコン３４８〜３５６の下方にアイコンとして現れる。別の実施形態では、未決済ポジションは、対応する権利行使線３１６〜３２４上にアイコンとして現れる。

一実施形態では、ユーザは、ポジションボックス３６０の入力を直接タップすることによって、入力を変更又は取り消すことができる。その際、入力ウィンドウ５００がパッと開く（図５）。ユーザは、入力ウィンドウ５００から入力を変更又は取り消すことができる。

一実施形態では、ユーザは、権利行使レベルアイコン３４４８〜３５６をタップして、ユーザが支払う用意がある最大価格を入力できるようにする指値注文を入力することができる。市場で利用可能な即座のマッチがなければ、これらの指値注文がボックス３６０に表示される。これらの指値注文は、マッチが利用可能になるまでボックス３６０にとどまる。マッチが利用可能になった時点で、注文は、ボックス３５８に移動される。

一実施形態では、バイナリーオプションインターフェース３００は、状態エリア３６２も含み、状態エリア３６２は、状態変更や、他の重要なメッセージを示す。一例では、メッセージは、資金がなくなりつつあることをユーザに警告することができる。別の例では、メッセージは、注文が完了したことをユーザに通知する。

図７は、バイナリーオプションインターフェース３００のスクリーンショットを示す。一実施形態では、ユーザは、バイナリーオプションアプリケーションを最初に開き次第、導入ページで迎えられる。導入ページは、複数のコメントバブルを含み、複数のコメントバブルは、バイナリーオプションインターフェース３００の様々な部分の機能性について説明する。

ＩＩ．追加の実施形態
Ａ．プロセッサを介して、バイナリーオプション商品に対する複数のビッド及びオファーを受信するステップであって、各ビッド及びオファーが数量及び価格を含む、ステップと、受信された複数のビッド及びオファーからビッド及びオファーのサブセットを生成するステップと、プロセッサを介して、低減されたビッド及びオファーのサブセットを生成する為にビッド及びオファーのサブセットに少なくとも１つの規則を適用するステップと、プロセッサを介して、低減されたビッド及びオファーのサブセットからバイナリーオプション指数を演算するステップと、リモートデバイスから、演算されたバイナリーオプション指数に基づくバイナリーオプション取引に対する要求を受信するステップであって、リモートデバイスとプロセッサがネットワーク上で電子通信する、ステップとを含む方法。

Ａ．０．表示される予定の演算されたバイナリーオプション指数を伝送するステップを更に含む、請求項Ａに記載の方法。Ａ．１．複数のビッド及びオファーを受信するステップがモバイルデバイスで受信するステップを含む、請求項Ａに記載の方法。Ａ．２．モバイルデバイスがタブレットデバイスである、請求項Ａに記載の方法。Ａ．３．バイナリーオプション商品が、肯定的又は否定的な答えを掲げるリスク派生商品を含む、請求項Ａに記載の方法。Ａ．４．バイナリーオプション商品が、金融商品、Ｓ＆Ｐ ５００指数、石油・ガス指数、不動産指数、先物指数の少なくとも１つを含む、請求項Ａに記載の方法。

Ａ．５．受信された複数のビッド及びオファーを更新するステップを更に含む、請求項Ａに記載の方法。Ａ．５．１．受信された複数のビッド及びオファーを更新するステップがサンプリングレートで起こる、請求項Ａ．５．に記載の方法。Ａ．５．１．１．サンプリングレートが０．５秒毎を含む、請求項Ａ．５．１．に記載の方法。

Ａ．６．各ビッド及びオファーに対する加重値を演算するステップであって、加重値が各ビッド及びオファーの価格及び数量の組合せを含む、ステップを更に含む、請求項Ａに記載の方法。Ａ．６．１．少なくとも１つの規則が各ビッド又はオファーの加重値に対して適用される、請求項Ａ．６．に記載の方法。

Ａ．７．ビッド及びオファーのサブセットが複数のビッド及びオファーの一部分を含む、請求項Ａに記載の方法。Ａ．８．ビッド及びオファーのサブセットが、受信されたビッド及びオファーの全てを含む、請求項Ａに記載の方法。Ａ．９．ビッド及びオファーのサブセットを生成するステップが、最近受信されたビッド及びオファーの数量を選択するステップを含む、請求項Ａに記載の方法。Ａ．９．１．最近受信されたビッド及びオファーの数量が６である、請求項Ａ．９．に記載の方法。Ａ．１０．ビッド及びオファーのサブセットを生成するステップが、ある時間内に受信されたビッド及びオファーを選択するステップを含む、請求項Ａに記載の方法。

Ａ．１１．ビッド及びオファーのサブセットに少なくとも１つの規則を適用するステップが、複数のビッド及びオファーをソートするステップと、最高ビッド、最高オファー、最低ビッド及び最低オファーの少なくとも１つを除去するステップとを含む、請求項Ａに記載の方法。Ａ．１２．ビッド及びオファーのサブセットに少なくとも１つの規則を適用するステップが、特定の値を含むビッド又はオファーを除去するステップを含む、請求項Ａに記載の方法。Ａ．１２．特定の値がバイナリーオプション取引に先立って決定される、請求項Ａ．１２．に記載の方法。Ａ．１３．ビッド及びオファーのサブセットに少なくとも１つの規則を適用するステップが、値の特定のウィンドウ内にある如何なるビッド又はオファーも除去するステップを含む、請求項Ａに記載の方法。Ａ．１４．ビッド及びオファーのサブセットに少なくとも１つの規則を適用するステップが、閾値を超えるビッド又はオファーを除去するステップを含む、請求項Ａに記載の方法。Ａ．１４．１．閾値が最大価格閾値である、請求項Ａ．１４．に記載の方法。Ａ．１４．２．閾値が最大数量閾値である、請求項Ａ．１４．に記載の方法。Ａ．１４．３．閾値がバイナリーオプション取引に先立って決定される、請求項Ａ．１４．に記載の方法。Ａ．１５．ビッド及びオファーのサブセットに少なくとも１つの規則を適用するステップが、閾値を満たせないビッド又はオファーを除去するステップを含む、請求項Ａに記載の方法。Ａ．１５．１．閾値が最小価格閾値である、請求項Ａ．１５．に記載の方法。Ａ．１５．２．閾値が最小数量閾値である、請求項Ａ．１５．に記載の方法。Ａ．１５．３．閾値がバイナリーオプション取引に先立って決定される、請求項Ａ．１５．に記載の方法。Ａ．１６．ビッド及びオファーのサブセットに少なくとも１つの規則を適用するステップが、標準偏差の範囲外であるビッド又はオファーを除去するステップを含む、請求項Ａに記載の方法。Ａ．１６．標準偏差がバイナリーオプション取引に先立って決定される、請求項Ａ．１６．に記載の方法。

Ａ．１７．受信された複数のビッド及びオファーからパターンを決定するステップと、パターンから逸らすステップとを更に含む、請求項Ａに記載の方法。Ａ．１７．１．パターンが、ビッド又はオファーが受信される注文ポジションである、方法であって、注文ポジションを有する如何なるビッド及びオファーも除去するステップを含む、請求項Ａ．１７．に記載の方法。Ａ．１７．１．注文ポジションが乱数発生器によって決定される、請求項Ａ．１７．１．に記載の方法。Ａ．１７．２．パターンが特定の値である、方法であって、特定の値を有する如何なるビッド及びオファーも除去するステップを含む、請求項Ａ．１７．に記載の方法。Ａ．１７．３．パターンが値の特定のウィンドウである、方法であって、値の特定のウィンドウ内の値を有する如何なるビッド及びオファーも除去するステップを含む、請求項Ａ．１７．に記載の方法。Ａ．１８．複数のビッド及びオファーに少なくとも１つの規則を適用するステップがビッド又はオファーを無作為に除去するステップを含む、請求項Ａに記載の方法。Ａ．１９．ビッド又はオファーが潜在的に操作的なものであると判断するステップと、潜在的に操作的なビッド又はオファーに関する警告を伝送するステップとを更に含む、請求項Ａに記載の方法。Ａ．２０．ビッド又はオファーが潜在的に操作的なものであると判断するステップと、潜在的に操作的なビッド又はオファーを提出した提供源を決定するステップと、提供源に関する警告を伝送するステップとを更に含む、請求項Ａに記載の方法。Ａ．２０．１．提供源が閾値を超える数量の警告を受信したと判断するステップと、提供源が更なるビッド又はオファーを提出することを自動的に防ぐステップとを更に含む、請求項Ａ．２０．に記載の方法。Ａ．２０．２．提供源が閾値を超える数量の警告を受信したと判断するステップと、システム管理者にメッセージを伝送するステップとを更に含む、請求項Ａ．２０．に記載の方法。

Ａ．２１．プロセッサと、メモリとを備える装置であって、メモリは、プロセッサによって実行されると、バイナリーオプション商品に対する複数のビッド及びオファーを受信するステップであって、各ビッド及びオファーが数量及び価格を含む、ステップと、受信された複数のビッド及びオファーからビッド及びオファーのサブセットを生成するステップと、低減されたビッド及びオファーのサブセットを生成する為にビッド及びオファーのサブセットに少なくとも１つの規則を適用するステップと、低減されたビッド及びオファーのサブセットからバイナリーオプション指数を演算するステップと、表示される予定の演算されたバイナリーオプション指数を伝送するステップと、演算されたバイナリーオプション指数に基づくバイナリーオプション取引に対する要求を受信するステップとを行うようにプロセッサに指示する命令を格納する、装置。

Ａ．２２．非一時的なコンピュータ可読媒体を備える製造品であって、コンピュータ可読媒体が、プロセッサによって実行されると、バイナリーオプション商品に対する複数のビッド及びオファーを受信するステップであって、各ビッド及びオファーが数量及び価格を含む、ステップと、受信された複数のビッド及びオファーからビッド及びオファーのサブセットを生成するステップと、低減されたビッド及びオファーのサブセットを生成する為にビッド及びオファーのサブセットに少なくとも１つの規則を適用するステップと、低減されたビッド及びオファーのサブセットからバイナリーオプション指数を演算するステップと、表示される予定の演算されたバイナリーオプション指数を伝送するステップと、演算されたバイナリーオプション指数に基づくバイナリーオプション取引に対する要求を受信するステップとを行うようにプロセッサに指示する命令を格納する、製造品。

Ｂ．プロセッサを介して、バイナリーオプション取引に対する複数のビッド及びオファーを受信するステップであって、各ビッド及びオファーが数量及び価格を含む、ステップと、プロセッサを介して、受信された複数のビッド及びオファーに少なくとも１つの規則を適用するステップと、プロセッサを介して、複数のビッド及びオファーの少なくとも１つが潜在的に操作的なものであると判断するステップと、潜在的に操作的な少なくとも１つのビッド又はオファーに関する警告をリモートデバイスに伝送するステップであって、リモートデバイスとプロセッサがネットワーク上で電子通信する、ステップとを含む方法。Ｂ．１．受信された複数のビッド及びオファーに少なくとも１つの規則を適用するステップが、受信された複数のビッド及びオファーからパターンを決定するステップと、パターンから逸れる如何なるビッド又はオファーも決定するステップとを含む、請求項Ｂに記載の方法。Ｂ．１．１．パターンから逸れる如何なるビッド又はオファーも除去するステップを更に含む、請求項Ｂ．１．に記載の方法。Ｂ２．複数のビッド及びオファーに少なくとも１つの規則を適用するステップが、標準偏差の範囲外であるビッド又はオファーを決定するステップを含む、請求項Ｂに記載の方法。Ｂ．２．１．標準偏差の範囲外であるビッド又はオファーを除去するステップを更に含む、請求項Ｂ．２．に記載の方法。

Ｂ３．複数のビッド及びオファーに少なくとも１つの規則を適用するステップが、ビッド又はオファーが閾値量を超えると判断するステップを含む、請求項Ｂに記載の方法。Ｂ．３．１．閾値量が最大数量である、請求項Ｂ．３．に記載の方法。Ｂ．３．２．閾値量が最大価格である、請求項Ｂ．３．に記載の方法。Ｂ．３．３．閾値量が数量及び価格である、請求項Ｂ．３．に記載の方法。Ｂ．３．４．閾値量を超える如何なるビッド又はオファーも除去するステップを更に含む、請求項Ｂ．３．に記載の方法。Ｂ．３．５．閾値量がバイナリーオプション取引の受信に先立って決定される、請求項Ｂ．３．に記載の方法。Ｂ．４．複数のビッド及びオファーに少なくとも１つの規則を適用するステップが、ビッド又はオファーが閾値量を満たせないと判断するステップを含む、請求項Ｂに記載の方法。Ｂ．４．１．閾値量が最小数量である、請求項Ｂ．４．に記載の方法。Ｂ．４．２．閾値量が最小価格である、請求項Ｂ．４．に記載の方法。Ｂ．４．３．閾値量が数量及び価格である、請求項Ｂ．４．に記載の方法。Ｂ．４．４．閾値量を満たせない如何なるビッド又はオファーも除去するステップを更に含む、請求項Ｂ．４．に記載の方法。Ｂ．４．５．閾値量がバイナリーオプション取引の受信に先立って決定される、請求項Ｂ．４．に記載の方法。

Ｂ．５．潜在的に操作的なビッド又はオファーの提供源を決定するステップを更に含む、請求項Ｂに記載の方法。Ｂ．５．１．提供源が閾値を超える数量の警告を受信したと判断するステップを更に含む、請求項Ｂ．５．に記載の方法。Ｂ．５．１．１．提供源が更なるビッド又はオファーを提出することを自動的に防ぐステップを更に含む、請求項Ｂ．５．１．に記載の方法。Ｂ．５．１．２．提供源によって受信された警告の数量についてのメッセージをシステム管理者に伝送するステップを更に含む、請求項Ｂ．５．１．に記載の方法。

Ｂ．６．バイナリーオプション取引がバイナリーオプション商品に基づく、請求項Ｂに記載の方法。Ｂ．６．１．バイナリーオプション商品が、肯定的又は否定的な答えを掲げるリスク派生商品を含む、請求項Ｂに記載の方法。Ｂ．６．２．バイナリーオプション商品が、金融商品、Ｓ＆Ｐ ５００指数、石油・ガス指数、不動産指数、先物指数の少なくとも１つを含む、請求項Ｂに記載の方法。Ｂ．７．受信された複数のビッド及びオファーを更新するステップを更に含む、請求項Ｂに記載の方法。Ｂ．８．複数のビッド及びオファーからビッド及びオファーのサブセットを選択するステップと、低減されたビッド及びオファーのサブセットからバイナリーオプション指数を演算するステップとを更に含む、請求項Ｂに記載の方法。Ｂ．８．１．表示される予定の演算されたバイナリーオプション指数を伝送するステップを更に含む、請求項Ｂ．９．に記載の方法。Ｂ．８．２．演算されたバイナリーオプション指数に基づくバイナリーオプション取引に対する要求を受信するステップを更に含む、請求項Ｂ．８．に記載の方法。

Ｂ．９．プロセッサと、メモリとを備える装置であって、メモリは、プロセッサによって実行されると、バイナリーオプション取引に対する複数のビッド及びオファーを受信するステップであって、各ビッド及びオファーが数量及び価格を含む、ステップと、受信された複数のビッド及びオファーに少なくとも１つの規則を適用するステップと、複数のビッド及びオファーの少なくとも１つが潜在的に操作的なものであると判断するステップと、潜在的に操作的な少なくとも１つのビッド又はオファーに関する警告を伝送するステップとを行うようにプロセッサに指示する命令を格納する、装置。

Ｂ．１０．非一時的なコンピュータ可読媒体を備える製造品であって、コンピュータ可読媒体が、プロセッサによって実行されると、バイナリーオプション取引に対する複数のビッド及びオファーを受信するステップであって、各ビッド及びオファーが数量及び価格を含む、ステップと、受信された複数のビッド及びオファーに少なくとも１つの規則を適用するステップと、複数のビッド及びオファーの少なくとも１つが潜在的に操作的なものであると判断するステップと、潜在的に操作的な少なくとも１つのビッド又はオファーに関する警告を伝送するステップとを行うようにプロセッサに指示する命令を格納する、製造品。

Ｃ．バイナリーオプションインターフェース上でのグラフィック画像間のシームレスの移行を提供する為の方法であって、プロセッサを介して、バイナリーオプションインターフェースのタッチセンサ式ディスプレイ上のユーザ入力を受信するステップであって、ユーザ入力が、バイナリーオプションインターフェース上に表示されるグラフィック画像の変換に対する要求に相当し、バイナリーオプションインターフェースがモバイルデバイスに統合される、ステップと、プロセッサを介して、ユーザ入力に応答して、更新されたグラフィック画像を生成するステップと、プロセッサを介して、バイナリーオプションインターフェース上のグラフィック画像を置き換える為に、更新されたグラフィック画像を表示するステップであって、グラフィック画像から更新されたグラフィック画像への移行が連続的に表示された画像を含む、ステップとを含む、方法。

Ｃ．１．グラフィック画像がバイナリーオプション指数に相当する、請求項Ｃに記載の方法。Ｃ．２．モバイルデバイスがタブレットデバイスである、請求項Ｃに記載の方法。

Ｃ．３．変換がスケール変換である、請求項Ｃに記載の方法。Ｃ．４．ユーザ入力が「引き伸ばして拡大」ジェスチャである、請求項Ｃに記載の方法。Ｃ．４．１．スケール変換がグラフィック画像でのズームインを含む、請求項Ｃ．４．に記載の方法。Ｃ．４．２．更新されたグラフィック画像がグラフィック画像の拡大画像である、請求項Ｃ．４．に記載の方法。Ｃ．５．ユーザ入力が「ピンチして縮小」ジェスチャである、請求項Ｃに記載の方法。Ｃ．５．１．スケール変換がグラフィック画像からのズームアウトを含む、請求項Ｃ．５．に記載の方法。Ｃ．５．２．更新されたグラフィック画像がグラフィック画像の縮小画像である、請求項Ｃ．５．に記載の方法。

Ｃ．６．更新されたグラフィック画像を生成するステップが、グラフィック画像上の少なくとも２つのデータポイントを特定するステップと、少なくとも２つのデータポイントを補間することによって第１のグラフィック画像を生成するステップと、バイナリーオプションインターフェース上のグラフィック画像を置き換える為に、第１のグラフィック画像を表示するステップと、要求されたスケール変換に対応する実際のデータポイントを回収するステップと、第１のグラフィック画像を置き換える為に、更新されたグラフィック画像を生成するステップとを更に含む、請求項Ｃに記載の方法。Ｃ．６．１．第１のグラフィック画像を置き換える為に、更新されたグラフィック画像を表示するステップであって、更新されたグラフィック画像が実際のデータポイントから生成される、ステップを更に含む、請求項Ｃ．６．に記載の方法。

Ｃ．７．更新されたグラフィック画像を生成するステップが、トリガのしるしの受信に応答して、変換に対する要求の受信に先立って、更新されたグラフィック画像に対応するデータポイントを回収するステップを更に含む、請求項Ｃに記載の方法。Ｃ．７．１．トリガが、タッチセンサ式ディスプレイ上のある位置における指の圧力を検出するステップであって、位置がグラフィック画像上の位置に相当する、ステップと、位置のエリア内のデータポイントを回収するステップであって、位置のエリア内のデータポイントの少なくとも一部分が、更新されたグラフィック画像を生成する為に使用される、ステップとを含む、請求項Ｃ．７．に記載の方法。Ｃ．７．１．１．エリアが変換に対する要求の受信に先立って定義される、請求項Ｃ．７．１．に記載の方法。

Ｃ．７．２．トリガが「引き伸ばして拡大」ジェスチャを検出するステップを含む、請求項Ｃ．７．に記載の方法。Ｃ．７．２．１．後続の「引き伸ばして拡大」ジェスチャに対応するデータポイントを回収するステップであって、データポイントの少なくとも一部分が、更新されたグラフィック画像を生成する為に使用される、ステップを更に含む、請求項Ｃ．７．２．に記載の方法。Ｃ．７．２．２．後続の「ピンチして縮小」ジェスチャに対応するデータポイントを回収するステップであって、データポイントの少なくとも一部分が、更新されたグラフィック画像を生成する為に使用される、ステップを更に含む、請求項Ｃ．７．２．に記載の方法。Ｃ．７．２．３．後続の「引き伸ばして拡大」ジェスチャ及び「ピンチして縮小」ジェスチャに対応するデータポイントを回収するステップであって、データポイントの少なくとも一部分が、更新されたグラフィック画像を生成する為に使用される、ステップを更に含む、請求項Ｃ．７．２．に記載の方法。Ｃ．７．３．トリガが、「引き伸ばして拡大」ジェスチャの数量を検出するステップと、後続の「引き伸ばして拡大」ジェスチャに対応するデータポイントを回収するステップであって、データポイントの少なくとも一部分が、更新されたグラフィック画像を生成する為に使用される、ステップとを含む、請求項Ｃ．７．に記載の方法。Ｃ．７．４．トリガが「ピンチして縮小」ジェスチャを検出するステップを含む、請求項Ｃ．７．に記載の方法。Ｃ．７．４．１．後続の「ピンチして縮小」ジェスチャに対応するデータポイントを回収するステップであって、データポイントの少なくとも一部分が、更新されたグラフィック画像を生成する為に使用される、ステップを更に含む、請求項Ｃ．７．４．に記載の方法。Ｃ．７．４．２．後続の「引き伸ばして拡大」ジェスチャに対応するデータポイントを回収するステップであって、データポイントの少なくとも一部分が、更新されたグラフィック画像を生成する為に使用される、ステップを更に含む、請求項Ｃ．７．４．に記載の方法。Ｃ．７．４．３．後続の「ピンチして縮小」ジェスチャ及び「引き伸ばして拡大」ジェスチャに対応するデータポイントを回収するステップであって、データポイントの少なくとも一部分が、更新されたグラフィック画像を生成する為に使用される、ステップを更に含む、請求項Ｃ．７．４．に記載の方法。Ｃ．７．５．トリガが、「ピンチして縮小」ジェスチャの数量を検出するステップと、後続の「ピンチして縮小」ジェスチャに対応するデータポイントを回収するステップであって、データポイントの少なくとも一部分が、更新されたグラフィック画像を生成する為に使用される、ステップとを含む、請求項Ｃ．７．に記載の方法。Ｃ．７．６．トリガが「引き伸ばして拡大」ジェスチャ又は「ピンチして縮小」ジェスチャを検出するステップを含む、請求項Ｃ．７．に記載の方法。Ｃ．７．６．１．後続の「引き伸ばして拡大」ジェスチャ及び「ピンチして縮小」ジェスチャに対応するデータポイントを回収するステップであって、データポイントの少なくとも一部分が、更新されたグラフィック画像を生成する為に使用される、ステップを更に含む、請求項Ｃ．７．６．に記載の方法。

Ｃ．８．更新されたグラフィック画像を生成するステップが、グラフィック画像の境界を検出するステップと、境界のエリア内のデータポイントを回収するステップであって、データポイントの少なくとも一部分が、更新されたグラフィック画像を生成する為に使用される、ステップとを更に含む、請求項Ｃに記載の方法。Ｃ．９．ユーザ入力がスクロールジェスチャである、請求項Ｃに記載の方法。Ｃ．９．１．更新されたグラフィック画像を生成するステップが、グラフィック画像の境界を検出するステップと、境界の外のエリア内のデータポイントを回収するステップであって、データポイントの少なくとも一部分が、更新されたグラフィック画像を生成する為に使用される、ステップとを更に含む、請求項Ｃ．９．に記載の方法。Ｃ．９．２．エリアが変換に対する要求の受信に先立って決定される、請求項Ｃ．９．１．に記載の方法。

Ｃ．１０．バイナリーオプションインターフェース上でのグラフィック画像間のシームレスの移行を提供する為の装置であって、プロセッサと、メモリとを備える装置であり、メモリは、プロセッサによって実行されると、バイナリーオプションインターフェースのタッチセンサ式ディスプレイ上のユーザ入力を受信するステップであって、ユーザ入力が、バイナリーオプションインターフェース上に表示されるグラフィック画像の変換に対する要求に相当し、バイナリーオプションインターフェースがモバイルデバイスに統合される、ステップと、ユーザ入力に応答して、更新されたグラフィック画像を生成するステップと、バイナリーオプションインターフェース上のグラフィック画像を置き換える為に、更新されたグラフィック画像を表示するステップであって、グラフィック画像から更新されたグラフィック画像への移行が連続的に表示された画像を含む、ステップとを行うようにプロセッサに指示する命令を格納する、装置。

Ｃ．１１．バイナリーオプションインターフェース上でのグラフィック画像間のシームレスの移行を提供する為の製造品であって、非一時的なコンピュータ可読媒体を備える製造品であり、コンピュータ可読媒体が、プロセッサによって実行されると、バイナリーオプションインターフェースのタッチセンサ式ディスプレイ上のユーザ入力を受信するステップであって、ユーザ入力が、バイナリーオプションインターフェース上に表示されるグラフィック画像の変換に対する要求に相当し、バイナリーオプションインターフェースがモバイルデバイスに統合される、ステップと、ユーザ入力に応答して、更新されたグラフィック画像を生成するステップと、バイナリーオプションインターフェース上のグラフィック画像を置き換える為に、更新されたグラフィック画像を表示するステップであって、グラフィック画像から更新されたグラフィック画像への移行が連続的に表示された画像を含む、ステップとを行うようにプロセッサに指示する命令を格納する、製造品。

ＩＩＩ．代替の技術
様々な実施形態を作成、使用又は実践する為の本明細書で説明される技術は、同じ又は同様の目的で使用することができる可能な技術のサブセットにすぎないことが理解されよう。本明細書で説明される特定の技術は、制限するものと解釈してはならない。むしろ、様々な実施形態は、様々な実施形態を作成、使用又は実践する為の代替の技術を企図する。

本発明の範囲から逸脱することなく、方法の変更、追加又は省略を行うことができる。方法は、より多くの、より少ない又は他のステップを含み得る。それに加えて、ステップは、本発明の範囲から逸脱することなく、適切な如何なる順番でも実行することができる。

この開示は、ある実施形態及び一般的に関連付けられる方法の観点から説明されてきたが、当業者には、実施形態及び方法の変更及び置換が明らかになるであろう。それに従って、上記の例示的な実施形態の説明は、この開示を制約しない。又、本明細書の請求項によって定義されるように、この開示の精神及び範囲から逸脱することなく、他の変化、代用及び変更が可能である。
（付記）
付記１の方法は、プロセッサを介して、バイナリーオプション取引に対する複数のビッド及びオファーを受信するステップであって、各ビッド及びオファーが数量及び価格を含む、ステップと、プロセッサを介して、前記受信された複数のビッド及びオファーに少なくとも１つの規則を適用するステップと、プロセッサを介して、前記複数のビッド及びオファーの少なくとも１つが潜在的に操作的なものであると判断するステップと、前記潜在的に操作的な少なくとも１つのビッド又はオファーに関する警告をリモートデバイスに伝送するステップであって、前記リモートデバイスと前記プロセッサがネットワーク上で電子通信する、ステップとを含む方法。
付記２の方法は、付記２に記載の方法において、前記受信された複数のビッド及びオファーに前記少なくとも１つの規則を適用するステップが、前記受信された複数のビッド及びオファーからパターンを決定するステップと、前記パターンから逸れる如何なるビッド又はオファーも決定するステップとを含む。
付記３の方法は、付記２に記載の方法において、前記パターンから逸れる如何なるビッド又はオファーも除去するステップを更に含む。
付記４の方法は、付記１に記載の方法において、前記複数のビッド及びオファーに前記少なくとも１つの規則を適用するステップが、標準偏差の範囲外であるビッド又はオファーを決定するステップを含む。
付記５の方法は、付記１に記載の方法において、前記複数のビッド及びオファーに前記少なくとも１つの規則を適用するステップが、ビッド又はオファーが閾値量を超えるか又は満たせないと判断するステップを含む。
付記６の方法は、付記５に記載の方法において、前記閾値量が最大又は最小数量である。
付記７の方法は、付記５に記載の方法において、前記閾値量が最大又は最小価格である。
付記８の方法は、付記５に記載の方法において、前記閾値量が数量及び価格である。
付記９の方法は、付記５に記載の方法において、前記潜在的に操作的なビッド又はオファーの提供源を決定するステップを更に含む。
付記１０の方法は、付記９に記載の方法において、前記提供源が閾値を超える数量の警告を受信したと判断するステップを更に含む。
付記１１の方法は、付記１０に記載の方法において、前記提供源が更なるビッド又はオファーを提出することを自動的に防ぐステップを更に含む。
付記１２の方法は、付記１０に記載の方法において、前記提供源によって受信された前記警告の数量についてのメッセージをシステム管理者に伝送するステップを更に含む。
付記１３の方法は、付記１０に記載の方法において、前記バイナリーオプション取引がバイナリーオプション商品に基づく。
付記１４の方法は、付記１に記載の方法において、前記バイナリーオプション商品が、肯定的又は否定的な答えを掲げるリスク派生商品を含む。
付記１５の方法は、付記１に記載の方法において、前記受信された複数のビッド及びオファーを更新するステップを更に含む。
付記１６の方法は、付記１に記載の方法において、前記複数のビッド及びオファーからビッド及びオファーのサブセットを選択するステップと、前記低減されたビッド及びオファーのサブセットからバイナリーオプション指数を演算するステップとを更に含む。
付記１７の方法は、付記１６に記載の方法において、表示される予定の前記演算されたバイナリーオプション指数を伝送するステップを更に含む。
付記１８の方法は、付記１６に記載の方法において、前記演算されたバイナリーオプション指数に基づくバイナリーオプション取引に対する要求を受信するステップを更に含む。
付記１９の装置は、プロセッサと、メモリとを備える装置であって、前記メモリは、前記プロセッサによって実行されると、バイナリーオプション取引に対する複数のビッド及びオファーを受信するステップであって、各ビッド及びオファーが数量及び価格を含む、ステップと、前記受信された複数のビッド及びオファーに少なくとも１つの規則を適用するステップと、前記複数のビッド及びオファーの少なくとも１つが潜在的に操作的なものであると判断するステップと、前記潜在的に操作的な少なくとも１つのビッド又はオファーに関する警告を伝送するステップとを行うように前記プロセッサに指示する命令を格納する。
付記２０の製造品は、非一時的なコンピュータ可読媒体を備える製造品であって、前記コンピュータ可読媒体が、プロセッサによって実行されると、バイナリーオプション取引に対する複数のビッド及びオファーを受信するステップであって、各ビッド及びオファーが数量及び価格を含む、ステップと、前記受信された複数のビッド及びオファーに少なくとも１つの規則を適用するステップと、前記複数のビッド及びオファーの少なくとも１つが潜在的に操作的なものであると判断するステップと、前記潜在的に操作的な少なくとも１つのビッド又はオファーに関する警告を伝送するステップとを行うように前記プロセッサに指示する命令を格納する。

Claims (11)

1. バイナリーオプションインターフェース上でのグラフィック画像間のシームレスの変換を提供する為の方法であって、
   プロセッサを介して、前記バイナリーオプションインターフェースのタッチセンサ式ディスプレイ上のユーザ入力を受信するステップであって、前記ユーザ入力が、前記バイナリーオプションインターフェース上に表示されるグラフィック画像の変換に対する要求に相当し、前記バイナリーオプションインターフェースがモバイルデバイスに統合され、前記グラフィック画像が権利行使レベルの第１の合計数を含む、ステップと
   前記プロセッサを介して、前記ユーザ入力に応答して、前記権利行使レベルの第１の合計数とは異なる権利行使レベルの第２の合計数を含む更新されたグラフィック画像を生成するステップと、
   前記プロセッサを介して、前記バイナリーオプションインターフェース上の前記権利行使レベルの第１の合計数を含む前記グラフィック画像を置き換える為に、前記権利行使レベルの第２の合計数を含む前記更新されたグラフィック画像を表示するステップであって、前記グラフィック画像から前記更新されたグラフィック画像への変換が連続的に表示された画像を含む、ステップと、
   を含む方法。
2. 前記グラフィック画像が、バイナリーオプション指数に相当し、
   前記グラフィック画像が表示された後、前記グラフィック画像の変換に対する前記要求に相当する前記ユーザ入力が受信された後、及び前記更新されたグラフィック画像の表示が行われる前に、
   前記プロセッサを介して、前記プロセッサに電気的に結合されたメモリに格納されている少なくとも２つのデータポイントを補間することによって、少なくとも１つの中間グラフィック画像を生成するステップと、
   前記プロセッサを介して、前記中間グラフィック画像を前記ディスプレイのスクリーンに表示させるステップと、
   を含む、請求項１に記載の方法。
3. 前記モバイルデバイスが、ディスプレイスクリーンを備えるタブレットデバイスであり、
   前記プロセッサを介して、前記モバイルデバイスのユーザの生体情報をモニタするステップであって、前記生体情報をモニタすることが、前記ディスプレイに対するユーザの指の位置と、拡張現実メガネを介して前記ユーザが見ている方向との、少なくとも１つを検知することを含む、ステップと、
   前記グラフィック画像が表示された後、及び前記グラフィック画像の変換に対する前記要求に相当する前記ユーザ入力が受信される前に、前記プロセッサを介して、前記モニタされた生体情報に基づいて、前記ユーザの可能性のある入力に関する予測データを決定するステップと、
   前記グラフィック画像が表示された後、及び前記ユーザ入力が受信される前に、前記プロセッサを介して、前記プロセッサに結合されたメモリから、前記予測データに基づいて、追加のグラフィックデータを検索して前記デバイスに格納するステップと、
   前記グラフィック画像が表示された後、前記グラフィック画像の変換に対する前記要求に相当する前記ユーザ入力が受信された後、及び前記更新されたグラフィック画像の表示が行われる前に、
   前記プロセッサを介して、前記追加のグラフィックデータに基づいて、少なくとも１つの中間グラフィック画像を生成するステップと、
   前記プロセッサを介して、前記中間グラフィック画像を前記ディスプレイのスクリーンに表示させるステップと、
   を含む、請求項１に記載の方法。
4. 前記変換が、スケール変換であり、
   前記プロセッサを介して、前記ユーザ入力デバイスから、前記ディスプレイデバイスに表示されている画像の変換に対する複数の要求を受信するステップと、
   前記受信された複数の要求が最小閾値を満たすことを決定するステップと、
   前記複数の要求が最小閾値を満たすことを決定したことに応じて、
   前記プロセッサを介して、前記モバイルデバイスのユーザの生体情報をモニタするステップであって、前記生体情報をモニタすることが、前記ディスプレイスクリーンに対するユーザの指の位置と、拡張現実メガネを介して前記ユーザが見ている方向との、少なくとも１つを検知することを含む、ステップと、
   前記グラフィック画像が表示された後、及び前記グラフィック画像の変換に対する前記要求に相当する前記ユーザ入力が受信される前に、前記プロセッサを介して、前記モニタされた生体情報に基づいて、前記ユーザの可能性のある入力に関する予測データを決定するステップと、
   前記グラフィック画像が表示された後、及び前記ユーザ入力が受信される前に、前記プロセッサを介して、前記プロセッサに結合されたメモリから、前記予測データに基づいて、追加のグラフィックデータを検索して前記デバイスに格納するステップと、
   前記グラフィック画像が表示された後、前記グラフィック画像の変換に対する前記要求に相当する前記ユーザ入力が受信された後、及び前記更新されたグラフィック画像の表示が行われる前に、
   前記プロセッサを介して、前記追加のグラフィックデータに基づいて、少なくとも１つの中間グラフィック画像を生成するステップと、
   前記プロセッサを介して、前記中間グラフィック画像を前記ディスプレイのスクリーンに表示させるステップと、
   を含む、請求項１に記載の方法。
5. 前記ユーザ入力が、引き伸ばして拡大する、ジェスチャである、
   請求項１に記載の方法。
6. 前記変換が、スケール変換であり、
   前記スケール変換が、グラフィック画像でのズームインを含む、
   請求項５に記載の方法。
7. 前記ユーザ入力が、ピンチして縮小する、ジェスチャである、
   請求項１に記載の方法。
8. 前記変換が、スケール変換であり、
   前記スケール変換が、グラフィック画像からのズームアウトを含む、
   請求項７に記載の方法。
9. 前記更新されたグラフィック画像を生成するステップが、
   前記グラフィック画像上の少なくとも２つのデータポイントを特定するステップと、
   前記少なくとも２つのデータポイントを補間することによって第１のグラフィック画像を生成するステップと、
   バイナリーオプションインターフェース上の前記グラフィック画像を置き換える為に、前記第１のグラフィック画像を表示するステップと、
   前記要求されたスケール変換に対応する実際のデータポイントを回収するステップと、
   前記第１のグラフィック画像を置き換える為に、前記更新されたグラフィック画像を生成するステップと、
   を更に含む、請求項１に記載の方法。
10. バイナリーオプションインターフェース上でのグラフィック画像間のシームレスの変換を提供する為の装置であって、
    プロセッサと、
    メモリであって、前記プロセッサによって実行されることにより、前記プロセッサに、
    前記バイナリーオプションインターフェースのタッチセンサ式ディスプレイ上のユーザ入力を受信するステップであって、前記ユーザ入力が、前記バイナリーオプションインターフェース上に表示されるグラフィック画像の変換に対する要求に相当し、前記バイナリーオプションインターフェースがモバイルデバイスに統合され、前記グラフィック画像が権利行使レベルの第１の合計数を含む、ステップと
    前記ユーザ入力に応答して、前記権利行使レベルの第１の合計数とは異なる権利行使レベルの第２の合計数を含む更新されたグラフィック画像を生成するステップと、
    前記バイナリーオプションインターフェース上の前記権利行使レベルの第１の合計数を含む前記グラフィック画像を置き換える為に、前記権利行使レベルの第２の合計数を含む前記更新されたグラフィック画像を表示するステップであって、前記グラフィック画像から前記更新されたグラフィック画像への変換が連続的に表示された画像を含む、ステップと、
    を行わせる命令を含む、メモリ、
    を備える装置。
11. バイナリーオプションインターフェース上でのグラフィック画像間のシームレスの変換を提供する為の製造品であって、
    非一時的なコンピュータ可読媒体であって、前記プロセッサによって実行されることにより、前記プロセッサに、
    前記バイナリーオプションインターフェースのタッチセンサ式ディスプレイ上のユーザ入力を受信するステップであって、前記ユーザ入力が、前記バイナリーオプションインターフェース上に表示されるグラフィック画像の変換に対する要求に相当し、前記バイナリーオプションインターフェースがモバイルデバイスに統合され、前記グラフィック画像が権利行使レベルの第１の合計数を含む、ステップと
    前記ユーザ入力に応答して、前記権利行使レベルの第１の合計数とは異なる権利行使レベルの第２の合計数を含む更新されたグラフィック画像を生成するステップと、
    前記バイナリーオプションインターフェース上の前記権利行使レベルの第１の合計数を含む前記グラフィック画像を置き換える為に、前記権利行使レベルの第２の合計数を含む前記更新されたグラフィック画像を表示するステップであって、前記グラフィック画像から前記更新されたグラフィック画像への変換が連続的に表示された画像を含む、ステップと、
    を行わせる命令を含む、コンピュータ可読媒体、
    を備える製造品。
    

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