JP2018162927A - ガスアトマイズバーナノズル - Google Patents
ガスアトマイズバーナノズル Download PDFInfo
- Publication number
- JP2018162927A JP2018162927A JP2017060828A JP2017060828A JP2018162927A JP 2018162927 A JP2018162927 A JP 2018162927A JP 2017060828 A JP2017060828 A JP 2017060828A JP 2017060828 A JP2017060828 A JP 2017060828A JP 2018162927 A JP2018162927 A JP 2018162927A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gas
- liquid fuel
- fuel
- fuel injection
- nozzle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Nozzles For Spraying Of Liquid Fuel (AREA)
- Nozzles (AREA)
Abstract
Description
このガスアトマイズバーナは、第2ノズル部の液体燃料噴出孔から噴出される液体燃料を第2ノズル部の複数のガス燃料噴出孔から噴出されるガス燃料により霧化しながら、その霧化液体燃料とガス燃料とを混合して、それらが混合された燃料(以下、霧化混合燃料と記載する場合がある)を第1ノズルの主噴出孔から噴出することにより燃焼させるようになっている。
そこで、液体燃料に比べて着火し易いガス燃料を、液体燃料噴出孔の外周部を囲う状態で配置された複数のガス燃料噴出孔から噴出するようにして、液体燃料にガス燃料を接触させて、ガス燃料の圧力により液体燃料を霧化(微粒化)することにより、液体燃料に燃焼用空気が接触し易くする共に、ガス燃料の易燃性により、液体燃料をガス燃料と共に適切に燃焼させるようにしている。
前記主噴出孔における霧化混合燃料の噴出方向の基端に液体燃料を噴出する液体燃料噴出孔、及び、前記液体燃料噴出孔から噴出される液体燃料を霧化するためのガス燃料を前記主噴出孔の基端に噴出する複数のガス燃料噴出孔が、前記主噴出孔における霧化混合燃料の噴出方向に沿う軸心方向視において、前記液体燃料噴出孔の外周部を囲う状態で前記複数のガス燃料噴出孔が並ぶ配置形態にて設けられた第2ノズル部とを備えたガスアトマイズバーナノズルであって、その特徴構成は、
前記液体燃料噴出孔が複数設けられている点にある。
すると、液体燃料が全体にわたって一層均等に霧化され、その霧化液体燃料とガス燃料とが一層均等に混合された霧化混合燃料が噴出されるようになって、液体燃料に燃焼用空気が一層広範囲にわたって接触し易くなると共に、ガス燃料の易燃性が一層広範囲にわたって作用するので、安定燃焼性を維持しながら、総燃料噴出量に対するガス燃料の噴出量比率を小さくすることが可能となる。
このようにして、安定燃焼性を維持しながら、総燃料噴出量に対するガス燃料の噴出量比率を小さくし得るガスアトマイズバーナノズルを提供することができるようになった。
すると、総燃料噴出量に対するガス燃料の噴出量比率を一層小さくしながらも、液体燃料の霧化が促進すると共に、その霧化液体燃料とガス燃料との混合が促進するので、液体燃料に燃焼用空気が広範囲にわたって接触し易くなると共に、ガス燃料の易燃性が広範囲にわたって作用する。
従って、安定燃焼性を維持しながら、総燃料噴出量に対するガス燃料の噴出量比率を更に小さくすることができる。
前記複数のガス燃料噴出孔が、夫々の先端開口が、前記複数の液体燃料噴出孔の先端開口が並ぶ円と同心の円状に等間隔で並ぶ状態の配置形態で設けられている点にある。
すると、総燃料噴出量に対するガス燃料の噴出量比率を更に小さくしながらも、液体燃料の霧化が広範囲にわたって均等に行われると共に、その霧化液体燃料とガス燃料との混合が広範囲にわたって均等に行われるので、液体燃料に燃焼用空気が広範囲にわたって接触し易くなると共に、ガス燃料の易燃性が広範囲にわたって作用する。
従って、安定燃焼性を維持しながら、総燃料噴出量に対するガス燃料の噴出量比率を更に小さくすることができる。
前記主噴出孔の直径に対する、前記ガス燃料噴出孔の直径の比率、前記液体燃料噴出孔の直径の比率が、夫々、0.4〜0.55の範囲、0.15〜0.18の範囲に設定される点にある。
そして、主噴出孔の直径に対する、ガス燃料噴出孔の直径の比率、液体燃料噴出孔の直径の比率を、夫々、0.4〜0.55の範囲、0.15〜0.18の範囲に設定すると、ガス燃料による液体燃料の霧化作用及び霧化液体燃料とガス燃料との混合作用を効果的に促進できることを見出した。
逆に、主噴出孔の直径に対するガス燃料噴出孔の直径の比率及び液体燃料噴出孔の直径の比率を大きくし過ぎると、換言すれば、ガス燃料噴出孔の直径や液体燃料噴出孔の直径に対する主噴出孔の直径の比率を小さくし過ぎると、所定の発熱量を得るための量のガス燃料及び液体燃料を供給して噴出させるには、ガス燃料や液体燃料の供給圧力を高くする必要があり、好ましくない。
当該構成により、特に、ガス燃料の供給圧力を比較的低圧の0.1〜0.3MPa以下のガス圧しか使用できない使用者であっても、適切に油滴を霧化でき、安定燃焼を行うことができる。
すると、総燃料噴出量に対するガス燃料の噴出量比率を更に小さくしながらも、液体燃料の霧化が広範囲にわたって均等に行われると共に、その霧化液体燃料とガス燃料との混合が広範囲にわたって均等に行われるので、液体燃料に燃焼用空気が広範囲にわたって接触し易くなると共に、ガス燃料の易燃性が広範囲にわたって作用する。
従って、安定燃焼性を維持しながら、総燃料噴出量に対するガス燃料の噴出量比率を更に小さくすることができる。
ガスアトマイズバーナは、図1に示すように、液体燃料をガス燃料で霧化しながら、その霧化液体燃料とガス燃料とを混合し、それらガス燃料と霧化液体燃料とが混合された霧化混合燃料を噴出するガスアトマイズバーナノズル1、そのガスアトマイズバーナノズル1に液体燃料とガス燃料とを供給する二重管部材2、及び、冷却用媒体としての水を通流させてガスアトマイズバーナノズル1を冷却する水冷ジャケット3等を備えて構成されている。
ガラス溶解炉の炉壁には、炉内に燃焼用空気を供給するための空気通路が設けられる。そして、ガスアトマイズバーナが、ガスアトマイズバーナノズル1から噴出される霧化混合燃料を空気通路から供給される燃焼用空気により燃焼させるべく、炉壁における空気通路の下方に設けられることにより、所謂アンダーポート型に構成されたり、あるいは、空気通路内に設けられることにより、所謂スルーポート型に構成される。
そして、本発明では、液体燃料噴出孔51が複数設けられている。
図1及び図2に示すように、水冷ジャケット3は、ガスアトマイズバーナノズル1を内部に収納可能な概略円筒状に構成されて、ガスアトマイズバーナを構成する複数の部材を一体的に組み付けるためのバーナキャップに兼用するように構成されている。
そして、この実施形態では、ガスアトマイズバーナは、バーナキャップに兼用される水冷ジャケット3と、先端部分を突出させた状態で水冷ジャケット3に内嵌状態で配置される第1ノズル4と、先端面を第1ノズル4の基端面に当て付けた状態で配置される第2ノズル5と、その第2ノズル5の外周を覆う状態で、先端が水冷ジャケット3の基端に螺着される概略円筒状の筒状連結部材6と、内管21の先端が第2ノズル5の基端に内嵌され、且つ、外管22の先端が筒状連結部材6の内周面の基端に螺着された状態で組み付けられる二重管部材2等を備えて構成されている。
尚、水冷ジャケット3、第1ノズル4、第2ノズル5、筒状連結部材6及び二重管部材2は、同軸心状に組み付けられるので、以下の説明、及び、各図面においては、同軸心状となる各部材の軸心を、符号Pにて示す。
主噴出孔41は、第1ノズル4に、その軸心Pと同軸心状になる状態で設けられ、主噴出孔41における基端側の第1ノズル4の大径部分43に位置する部分は、先端側の部分よりも大径の混合部41mに構成されている。
更に具体的には、複数の液体燃料噴出孔51が、夫々の先端開口51aが円状に等間隔で並ぶ状態の配置形態で、第2ノズル5の円盤状部分53に設けられ、複数のガス燃料噴出孔52が、夫々の先端開口52aが、複数の液体燃料噴出孔51の先端開口51aが並ぶ円と同心の円状に等間隔で並ぶ状態の配置形態で、第2ノズル5の円盤状部分53に設けられている。
この実施形態では、ガス燃料噴出孔52が6個設けられ、液体燃料噴出孔51が3個設けられている。
ここで、図3及び図4において、3個の液体燃料噴出孔51の先端開口51aが並ぶ噴出口配列円を符号C1で示し、6個のガス燃料噴出孔52の先端開口52aが並ぶ噴出口配列円を符号C2で示す。
因みに、液体燃料噴出孔51の先端開口51aが並ぶ噴出口配列円C1の直径は8mmであり、ガス燃料噴出孔52の先端開口52aが並ぶ噴出口配列円C2の直径は22mmである。当該値は、一例でありC1の直径よりもC2の直径のほうが大きい条件で、適宜変更可能である。
尚、ガスの流れ方向において、ガス燃料噴出孔52の先端開口52aと、液体燃料噴出孔51の先端開口51aとは、同一位置に設けられている。
更に、液体燃料導入孔55の基端側の部分は、先端側の部分よりも大径の大径部分55bに構成されている。
一方、6個のガス燃料噴出孔52は、夫々、先端側ほど軸心Pに近づき、且つ、軸心P方向視で周方向に同一方向にずれる状態で、第2ノズル5の円盤状部分53に設けられている。
ここで、図3及び図4に示すように、3個の液体燃料噴出孔51は、夫々の先端開口51aが、1個置きのガス燃料噴出孔52の先端開口52aと周方向での位相が同一になる配置形態で、第2ノズル5の円盤状部分53に設けられている。
この実施形態では、例えば、主噴出孔41の直径が15mm、ガス燃料噴出孔52の直径が7mm、液体燃料噴出孔51の直径が2.5mmに設定される。
又、二重管部材2の外管22の外周面の先端部には、雄ネジ部23が形成されている。
つまり、二重管部材2は、内管21の先端部が第2ノズル5の液体燃料導入孔55の基端側の大径部分55bに内嵌され、且つ、外管22の先端部分が第2ノズル5の円柱状部分54の基端側部分を覆う状態で、第2ノズル5の基端に連結可能に構成されている。
つまり、液体燃料供給路25が、液体燃料導入孔55を介して、3個の液体燃料噴出孔51に連通するように構成されている。
そして、図示を省略するが、二重管部材2の基端部には、ガス燃料をガス燃料供給路24に供給するガス燃料供給口が、外管22の内周面と内管21の外周面とにより形成される環状空間に連通する状態で設けられ、並びに、液体燃料を液体燃料供給路25に供給する液体燃料供給口が、内管21内に連通する状態で設けられる。
水冷ジャケット3の貫通孔31は、第1ノズル4の小径部分42の外径と略同径の先端側の小径孔部分31sと、第1ノズル4の大径部分43の外径よりも大径の基端側の大径孔部分31bとからなり、基端側向きの段部を有する2段状に構成されている。
水冷ジャケット3の貫通孔31の大径孔部分31bにおける内周面の基端側には、雌ネジ部33が設けられている。
又、水冷ジャケット3には、図示を省略するが、水通流部32に冷却水を供給する入水管部、及び、水通流部32から冷却水を排出させる出水管部が備えられている。
そして、筒状連結部材6の先端の雄ネジ部61を水冷ジャケット3の基端の雌ネジ部33に螺合することにより、筒状連結部材6を、第2ノズル5の外周を覆う状態で、水冷ジャケット3の基端に連結し、二重管部材2の内管21の先端部を第2ノズル5における液体燃料導入孔55の大径部分55bに内嵌させた状態で、二重管部材2の外管22の先端の雄ネジ部23を筒状連結部材6の基端の雌ネジ部62に螺合することにより、二重管部材2を筒状連結部材6の基端に連結する。
そして、第2ノズル5の3個の液体燃料噴出孔51から第1ノズル4の主噴出孔41の混合部41mに噴出された液体燃料は、第2ノズル5の6個のガス燃料噴出孔52から第1ノズル4の主噴出孔41の混合部41mに噴出されたガス燃料により霧化されると共に、その霧化された霧化液体燃料とガス燃料とが混合部41mにて混合され、更に、主噴出孔41を通流する間に混合されて、それら霧化液体燃料とガス燃料とが混合された霧化混合燃料が主噴出孔41から噴出され、火炎Fを形成して燃焼する。
すると、液体燃料が全体にわたって一層均等に霧化され、その霧化液体燃料とガス燃料とが一層均等に混合された霧化混合燃料が噴出されるようになって、液体燃料に燃焼用空気が一層広範囲にわたって接触し易くなると共に、ガス燃料の易燃性が一層広範囲にわたって作用するので、安定燃焼性を維持しながら、総燃料噴出量に対するガス燃料の噴出量比率を小さくすることができる。
以下、評価テストの結果を説明する。
評価テストでは、本発明に係るガスアトマイズバーナノズルを装着したガスアトマイズバーナ(以下、発明バーナと記載する場合がある)と、液体燃料噴出孔51を1個備えたガスアトマイズバーナノズルを装着したガスアトマイズバーナ(以下、比較バーナと記載する場合がある)をテスト炉に装着して、各供試バーナを以下のテスト条件で燃焼させて、燃焼性能を評価した。
そして、各供試バーナについて、安定燃焼させることができるときの最低のガス燃料の熱量を求めた。
ここで、評価テストに用いた液体燃料はLSA重油であり、ガス燃料は都市ガス13Aである。
図5に示すRun2、Run4、Run6では、同一の仕様の発明バーナを供試し、Run1、Run3、Run5では、同一の仕様の比較バーナを供試した。
ちなみに、Run2、Run4、Run6で供試した発明バーナに装着したガスアトマイズバーナノズルの仕様と、Run1、Run3、Run5で供試した比較バーナに装着したガスアトマイズバーナノズルとの仕様は、主噴出孔41の口径が15mm、ガス燃料噴出孔52の個数が4個、夫々の口径が7.0mmと同一の仕様であり、液体燃料噴出孔51の仕様が、Run2、Run4、Run6のガスアトマイズバーナノズルでは、個数が3個、夫々の口径が2.5mmであるのに対して、Run1、Run3、Run5のガスアトマイズバーナノズルでは、個数が1個、口径が4.4mmである点で異なる。
ちなみに、Run2、Run4、Run6で供試した発明バーナに装着したガスアトマイズバーナノズルの仕様と、Run8で供試した発明バーナに装着したガスアトマイズバーナノズルの仕様とは、主噴出孔41の口径だけが、Run2、Run4、Run6のガスアトマイズバーナノズルは15mmであるのに対して、Run8のガスアトマイズバーナノズルは20mmと異なるが、ガス燃料噴出孔52及び液体燃料噴出孔51の仕様は同一である。
又、Run1、Run3、Run5で供試した比較バーナに装着したガスアトマイズバーナノズルの仕様と、Run7で供試した比較バーナに装着したガスアトマイズバーナノズルの仕様も、主噴出孔41の口径だけが、Run1、Run3、Run5のガスアトマイズバーナノズルは15mmであるのに対して、Run7のガスアトマイズバーナノズルは20mmと異なるが、ガス燃料噴出孔52及び液体燃料噴出孔51の仕様は同一である。
安定燃焼させることができるときの最低のガス燃料の熱量は、発明バーナでは、2.0MWであり、比較バーナでは、2.8MWであった。
安定燃焼させることができるときの最低のガス燃料の熱量は、発明バーナでは、2.6MWであり、比較バーナでは、3.1MWであった。
安定燃焼させることができるときの最低のガス燃料の熱量は、発明バーナでは、2.6MWであり、比較バーナでは、3.1MWであった。
安定燃焼させることができるときの最低のガス燃料の熱量は、発明バーナでは、4.5MWであり、比較バーナでは、4.71MWであった。
つまり、液体燃料噴出孔51を複数設けることにより、安定燃焼性を維持しながら、総燃料噴出量に対するガス燃料の噴出量比率を小さくできることが分かった。
また、主噴出孔41の口径を、ガス燃料噴出孔52の口径又は液体燃料噴出孔51の口径に対して大きくすると、ガス圧を下げられることがわかった。
尚、液体燃料の供給圧力は、例えば、入力総熱量が10MWの場合、最大で約0.7MPaとすることが好適である。尚、ガス燃料の比率を上げて液体燃料の比率を下げると、液体燃料の供給圧力も低下する。因みに、液体燃料が、5MWから8MWの熱量であるRun3〜Run8では、液体燃料の供給圧力は、約0.4〜0.6MPaである。
(A)第2ノズル5に液体燃料噴出孔51を複数設けるに当たって、その個数は、上記の実施形態で例示した3個に限定されるものではなく、2個でも、4個以上でもよい。
複数の液体燃料噴出孔51の配置形態も、上記の実施形態で例示した配置形態、即ち、複数の液体燃料噴出孔51夫々の先端開口51aが、複数のガス燃料噴出孔52の先端開口52aが並ぶ円と同心の円状に等間隔で並ぶ状態の配置形態に限定されるものではない。例えば、複数の液体燃料噴出孔51夫々の先端開口51aの配置形態は、複数のガス燃料噴出孔52の先端開口52aが並ぶ円内において、その径方向及び周方向のいずれの方向にも分散する形態の配置形態でも良い。
例えば、各液体燃料噴出孔51の姿勢は、夫々の軸心が先端側ほど第2ノズル5の軸心Pに近づく姿勢で設けて、複数の液体燃料噴出孔51から液体燃料が先窄まり状に噴出されるようにしても良い。
あるいは、各液体燃料噴出孔51の姿勢は、夫々の軸心が先端側ほど第2ノズル5の軸心Pから遠ざかる姿勢で設けて、複数の液体燃料噴出孔51から液体燃料が先拡がり状に噴出されるようにしても良い。
複数のガス燃料噴出孔52の配置形態も、上記の実施形態で例示した配置形態、即ち、先端開口52aが等間隔で円状に並ぶ配置形態に限定されるものではなく、例えば、先端開口52aが同心状の複数の円状に並ぶ配置形態や、先端開口52aが長円状に並ぶ配置形態でも良い。
例えば、各ガス燃料噴出孔52の姿勢は、夫々の軸心が第2ノズル5の軸心Pと平行な姿勢でも良い。
例えば、液体燃料噴出孔51の個数を、ガス燃料噴出孔52の個数と同数にしても良い。
例えば、上記の実施形態のように、ガス燃料噴出孔52を6個、液体燃料噴出孔51を3個設ける場合、上記の実施形態では、各液体燃料噴出孔51の先端開口51aが、1個置きのガス燃料噴出孔52の先端開口52aと周方向での位相が同一になる相対位置関係としたが、各液体燃料噴出孔51の先端開口51aが、その周方向の位相が円周方向に隣接するガス燃料噴出孔52の先端開口52aの間(例えば中央)に対応する位相になる相対位置関係でも良い。
又、主噴出孔41の直径に対する、ガス燃料噴出孔52の直径の比率、液体燃料噴出孔51の直径の比率は、上記の実施形態で例示した比率に限定されるものではなく、安定燃焼が可能な条件で、種々変更可能である。
4 第1ノズル(第1ノズル部)
5 第2ノズル(第2ノズル部)
41 主噴出孔
51 液体燃料噴出孔
51a 先端開口
52 ガス燃料噴出孔
52a 先端開口
Claims (5)
- 霧化液体燃料とガス燃料とが混合された霧化混合燃料を噴出する主噴出孔を備えた第1ノズル部と、
前記主噴出孔における霧化混合燃料の噴出方向の基端に液体燃料を噴出する液体燃料噴出孔、及び、前記液体燃料噴出孔から噴出される液体燃料を霧化するためのガス燃料を前記主噴出孔の基端に噴出する複数のガス燃料噴出孔が、前記主噴出孔における霧化混合燃料の噴出方向に沿う軸心方向視において、前記液体燃料噴出孔の外周部を囲う状態で前記複数のガス燃料噴出孔が並ぶ配置形態にて設けられた第2ノズル部とを備えたガスアトマイズバーナノズルであって、
前記液体燃料噴出孔が複数設けられているガスアトマイズバーナノズル。 - 前記軸心方向視において、前記複数の液体燃料噴出孔が環状に並ぶ状態で設けられ、前記複数のガス燃料噴出孔が、環状に並ぶ前記複数の液体燃料噴出孔の外周部に環状に並ぶ状態で設けられている請求項1に記載のガスアトマイズバーナノズル。
- 前記複数の液体燃料噴出孔が、夫々の先端開口が円状に等間隔で並ぶ状態の配置形態で設けられ、
前記複数のガス燃料噴出孔が、夫々の先端開口が、前記複数の液体燃料噴出孔の先端開口が並ぶ円と同心の円状に等間隔で並ぶ状態の配置形態で設けられている請求項2に記載のガスアトマイズバーナノズル。 - 前記ガス燃料噴出孔が6個設けられ、前記液体燃料噴出孔が3個設けられ、
前記主噴出孔の直径に対する、前記ガス燃料噴出孔の直径の比率、前記液体燃料噴出孔の直径の比率が、夫々、0.4〜0.55の範囲、0.15〜0.18の範囲に設定される請求項2又は3に記載のガスアトマイズバーナノズル。 - 3個の前記液体燃料噴出孔は、夫々の先端開口が、1個置きの前記ガス燃料噴出孔の先端開口と周方向での位相が同一になる配置形態で設けられている請求項4に記載のガスアトマイズバーナノズル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017060828A JP2018162927A (ja) | 2017-03-27 | 2017-03-27 | ガスアトマイズバーナノズル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017060828A JP2018162927A (ja) | 2017-03-27 | 2017-03-27 | ガスアトマイズバーナノズル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018162927A true JP2018162927A (ja) | 2018-10-18 |
Family
ID=63859899
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017060828A Pending JP2018162927A (ja) | 2017-03-27 | 2017-03-27 | ガスアトマイズバーナノズル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2018162927A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111085349A (zh) * | 2019-12-30 | 2020-05-01 | 中国石油大学(华东) | 一种缝洞型油藏深部酸化用酸液雾化装置及其雾化方法 |
CN111336509A (zh) * | 2020-04-07 | 2020-06-26 | 乌海黑猫炭黑有限责任公司 | 一种硬质炭黑轴端原料油枪 |
JP2020139704A (ja) * | 2019-02-28 | 2020-09-03 | 大阪瓦斯株式会社 | ガスアトマイズバーナノズル |
CN114837777A (zh) * | 2022-05-11 | 2022-08-02 | 广西博盛迪科技有限公司 | 喷射机构 |
-
2017
- 2017-03-27 JP JP2017060828A patent/JP2018162927A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020139704A (ja) * | 2019-02-28 | 2020-09-03 | 大阪瓦斯株式会社 | ガスアトマイズバーナノズル |
JP7274891B2 (ja) | 2019-02-28 | 2023-05-17 | 大阪瓦斯株式会社 | ガスアトマイズバーナノズル |
CN111085349A (zh) * | 2019-12-30 | 2020-05-01 | 中国石油大学(华东) | 一种缝洞型油藏深部酸化用酸液雾化装置及其雾化方法 |
CN111085349B (zh) * | 2019-12-30 | 2021-12-28 | 中国石油大学(华东) | 一种缝洞型油藏深部酸化用酸液雾化装置及其雾化方法 |
CN111336509A (zh) * | 2020-04-07 | 2020-06-26 | 乌海黑猫炭黑有限责任公司 | 一种硬质炭黑轴端原料油枪 |
CN114837777A (zh) * | 2022-05-11 | 2022-08-02 | 广西博盛迪科技有限公司 | 喷射机构 |
CN114837777B (zh) * | 2022-05-11 | 2024-04-16 | 广西博盛迪科技有限公司 | 喷射机构 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4383364B2 (ja) | 混焼用バーナ | |
JP2018162927A (ja) | ガスアトマイズバーナノズル | |
JP5156066B2 (ja) | ガスタービン燃焼器 | |
CN107923617B (zh) | 基于燃烧器流动路径的燃料喷射位置 | |
JP2009074792A (ja) | Dlnガスタービンの二次燃料ノズル用トロイダルリングマニホルド | |
US9557050B2 (en) | Fuel nozzle and assembly and gas turbine comprising the same | |
US20070276205A1 (en) | Image management system for use in dermatological examinations | |
JP7274891B2 (ja) | ガスアトマイズバーナノズル | |
US8070480B2 (en) | Method and device for combusting liquid fuels using hydrogen | |
JPH09145058A (ja) | ガスタービン燃焼器 | |
EP1574783B1 (en) | Animal and vegetable oil combustor | |
JP6929063B2 (ja) | 2種燃料バーナ | |
WO1995007761A1 (en) | V-jet atomizer | |
JP5636335B2 (ja) | ガスタービン燃焼器 | |
KR100594382B1 (ko) | 복합가스 연소용 버너 | |
CN107957066B (zh) | 点火枪 | |
KR102564961B1 (ko) | 연소장치 | |
KR910001837B1 (ko) | 레이디언트 튜브 버너 | |
KR200352507Y1 (ko) | 절단기의 토치 노즐 | |
KR100246876B1 (ko) | 동시 또는 독립적으로 공급되는 2종 연료로 작동가능한 버너 | |
KR102213994B1 (ko) | 가열용 가스토치 | |
JP2002295811A (ja) | 多段燃焼装置 | |
CN118423716B (zh) | 低温冷浸环境下可靠点火的回流燃烧室 | |
KR20050093276A (ko) | 절단기의 토치 노즐 | |
JP2001141210A (ja) | オイルバーナ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20191213 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20201002 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20201013 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20201210 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20201222 |