JP2009074792A - Dlnガスタービンの二次燃料ノズル用トロイダルリングマニホルド - Google Patents

Dlnガスタービンの二次燃料ノズル用トロイダルリングマニホルド Download PDF

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Abstract

【課題】乾式低NOx(DLN)ガスタービンの二次燃料ノズルにおいて燃料を予混合するためのトロイダルリングマニホルドに関する。
【解決手段】乾式低NOx(DLN)ガスタービン用燃焼器の二次燃料ノズル内で空気との予混合燃料を効果的に分散し、これにより低窒素酸化物(NOx)エミッションでの安定燃焼を提供するトロイダルリングマニホルド(200)。トロイダルリングマニホルド(200)は、ノズル中央本体ハブ本体(565)と中央本体キャップ(570)との間の予混合容積(555)内に二次燃料ノズルアセンブリ(500)の中央本体ハブ(565)の周りを中心とする。リングマニホルド(200)は、ノズル本体から燃料を受け取り、下流側表面上の個々の孔の複数の列から空気流(545)内に予混合燃料を分配する。列の数及び位置、各列における孔の数、サイズ、及び間隔、並びに予混合容積(555)内のトロイダルリングマニホルド(200)の半径方向位置が最適化されて予混合を促進する。
【選択図】図5A

Description

本発明は一般に、ガスタービン燃焼器用の二次燃料ノズルに関し、より具体的には、乾式低NOx(DLN)ガスタービンの二次燃料ノズルにおいて燃料を予混合するためのトロイダルリングマニホルドに関する。
図1は、圧縮機14(部分的に示されている)、複数の燃焼器16(便宜上及び明確にするために1つ示されている)、及び単一ブレード18で表されるタービンを含むガスタービン12用の従来の燃焼器を示している。詳細には図示されていないが、タービン16は、共通軸線に沿って圧縮機14に駆動的に接続されている。圧縮機14は吸入空気を加圧し、次いで該加圧空気は燃焼器16に逆方向に流れ、ここで燃焼器16を冷却し且つ燃焼プロセスに空気を供給するのに使用される。1つの燃焼器16だけが図示されているが、ガスタービン12は、周囲に配置された複数の燃焼器16を含む。トランジションダクト20は、各燃焼器16の出口端部をタービン18の入口端部と接続し、高温の燃焼生成物をタービン18に送給する。
各燃焼器16は、ベンチェリスロート領域28により隔てられた一次又は上流側燃焼チャンバ24と二次又は下流側燃焼チャンバ26とを備える。燃焼器16は、圧縮機吐出空気流を燃焼器に導く燃焼器フロースリーブ30によって囲まれる。燃焼器は更に、タービンケーシング32にボルト止めされたアウターケーシング31により囲まれる。
一次ノズル36は、上流側燃焼チャンバ24への燃料供給を可能にし、中央二次ノズル38の周りを環状アレイで配列される。一次ノズル36の各々は、後壁40を通って一次燃焼チャンバ24内に突出する。二次ノズル38は、後壁40からスロート領域28に延びて、二次燃焼チャンバ26内に燃料を導入するようにする。燃料は、当該技術分野で良く知られた方法で燃料ライン(図示せず)を通って一次ノズル36に送球される。
燃焼空気は、ノズル36の出口端部に隣接して位置付けられた空気スワーラ42を通って燃料段に導入される。スワーラ42は、スワール燃焼空気を導入して、これがノズル36からの燃料と混合され、チャンバ24において、始動時の燃焼用点火可能混合気を提供する。スワーラ42への燃焼空気は、圧縮機14並びに燃焼流スリーブ30と燃焼チャンバの壁44との間の空気の経路設定により得られる。燃焼器の円筒状壁44は、一次燃焼チャンバ24内にスロット又はルーバ46と、冷却の目的で及び火炎温度の実質的な上昇を防ぐための燃焼ゾーンへの希釈空気の導入の目的で二次燃焼チャンバ26の下流側に同様のスロット又はルーバ48とを備える。二次ノズル38は、中央本体50内に配置され、燃料と混合するため二次ノズルから燃焼空気が導入されるスワーラ54を備えたライナ52を通って延びる。
図2を参照すると、ガス専用二次燃料ノズルアセンブリ56が示されている。燃料は、拡散パイプPにより火炎を持続するよう供給され、更に、パイプPにより予混合火炎を持続するよう供給される。
以下では、主に予混合燃料二次ノズルアセンブリ56について記載している。後方構成要素又はガス本体58は、外側スリーブ部分60と、予混合燃料通路64を形成する中央ボア94を備えた内側中空コア部分62とを含む。複数の軸方向空気通路68は、予混合燃料通路64を取り囲む関係で後方構成要素58の前半部に形成される。同じ数の半径方向壁部(例えば4つ)がスリーブ部分60の端部の周りに配置され、各々は、ライナ52内の空気が対応する空気通路68に流入できるようにするための傾斜した半径方向アパーチャ70を含む。構成要素58の後方端部は、取り付けフランジ77内で燃料パイプP、Pを受けるように適合される。
複数の半径方向孔78が構成要素58の前方部分の周囲に設けられ、これに同じ数の半径方向ガス噴射管(ペグ)80を受け入れることにより、予混合通路との連通を確立できるようにする。各ペグ80は、燃料を空気流に分配するよう設計されている。予混合域90における燃料と空気の混合を良好にするには、窒素酸化物(NOx)エミッションを最小にすることが必要とされる。ノズルと一体化される場合又はされない場合があるフレーム保持スワーラ116は、二次ノズルの前方端部に配置され、直径が低減された前方端部108とライナ52との間で半径方向に延びて、ライナ内に流れる予混合燃料/空気をスワールする。燃焼空気は、孔70を介して二次ノズルアセンブリ56に入り、通路64により定められる予混合通路、パイロットボア98、及びパイロットオリフィス100を通って流れる。この燃料は、スワーラスロット96からの空気と共に拡散フレームサブパイロットを提供する。同時に、予混合通路に供給される燃料の大部分は、ガス噴射機80に流入し、オリフィス82からライナ52へ吐出され、ここで空気と混合される。
図3A〜3Bに示すように、従来技術の二次燃料ノズルにおいて実施されたような燃料と空気の予混合では、予混合容積40内で二次ノズル本体75の周囲に等間隔に配置された複数のペグ80を含むことができる。各ペグ80は、ペグの長さにわたる中央キャビティ85を含むことができる。各ペグの内側端部は、半径方向燃料孔の位置にあるノズル本体に取り付けられ、これにより、図2に関して上記で説明されたようなノズル本体の燃料キャビティとペグの中央キャビティとの間の連通を確立することができる。ペグ80の下流側表面に沿って、中央内部キャビティから複数の燃料吐出孔82が設けられ、これにより二次ノズル本体75とライナ52との間で予混合燃料の空気流への吐出が可能になる。ペグ80の下流側に沿って3つの半径方向に配置された燃料吐出孔82が設けられている。孔の横列に沿った孔位置の配置は様々であった。この従来技術の二次ノズルにおいては、6つのペグが二次ノズル本体75の周囲に均等に配分され、ペグの下流側に沿って燃料を分散させるために3つのオリフィスを備える。しかしながら、燃料と空気の効果的な混合は完全ではない。燃料と空気の混合をより完全にすると、より低いNOxエミッション及びより安定した燃焼をもたらすことができる。
上述のノズル構造は、拡散火炎を介した予混合運転モードを提供し、予混合モードになると拡散火炎を遮断して、予混合火炎を開始して持続運転を行うよう動作する。しかしながら、ガスタービンからのエミッションが上昇すると、燃焼チャンバにおける燃焼前に空気及び燃料の混合が不十分な結果となる。上述の既存のペグ設計は、低エミッションに対する混合の必要な程度を得るよう適切に燃料と空気を混合することはできない。ペグの孔の位置を変更する試みでは、満足できる燃料と空気の混合を得ることはできなかった。
図4は、Kraft他による米国特許第6446439号及び同第6282904号に記載される二次燃料ノズル用の燃料分配デバイスを示している。環状燃料マニホルド155は、支持シリンダ165を通って支持スリーブ160に取り付けられる。マニホルド155は矩形断面を示す。支持スリーブ160は、二次燃料ノズル(図示せず)の本体に溶接により付加される。二次ノズルの本体内の燃料は、支持ノズルの孔170を通り、支持シリンダ165を通って中空環状燃料マニホルド155内に移送される。環状燃料マニホルド155は、二次ノズル本体(図示せず)の周りの空気流に位置付けられる。燃料は、環状燃料マニホルドの下流側面180からアパーチャ185のアレイを通って分配される。アパーチャ185は、空気流内で中心軸から第1の半径方向距離186及び第2の半径方向距離187にあるものとすることができる。空気流に対するアパーチャ185の方向は、同一直線上にあるか、又はある角度をなすことができる。しかしながら、矩形断面アニュラスは、空気流の方向に対して形成されるアパーチャの角度を制限する。
燃料予混合分配用の円筒形の環状円筒燃料マニホルド155は、ペグ構成に対し半径方向及び円周方向の燃料分配を可能にすることができる。しかしながら、環状マニホルドは、空気流に対して、詳細には空気流に対する燃料の半径方向分配に対して生じる可能性のある流れ角が制限されることから生じる混合に関する限界がある。
従って、低エミッション及び燃焼ダイナミックス改善を促進する目的で二次ノズルにおける燃料空気予混合を改善するような代替構造を提供する必要性がある。
米国特許第6282904号明細書 米国特許第6446439号明細書 米国特許第6199265号明細書 米国特許第5193346号明細書 米国特許第2282904号明細書
本発明は、DLNガスタービン用燃焼器の二次ノズル内で空気との予混合燃料を効果的に分散し、これにより低窒素酸化物(NOx)エミッションでの安定燃焼を提供するためのトロイダルリングマニホルドに関する。
要約すると、本発明の1つの態様によれば、DLNガスタービン燃焼器用の二次燃料ノズルの予混合域への燃料分散のためのトロイダルリングマニホルドが提供される。トロイダルリングマニホルドは、略トロイダル形状のトロイダルリングマニホルドシェルを含み、シェル内にキャビティを備える。トロイダルリングマニホルドシェルの内側トロイダル表面上の複数の半径方向突起がシェルキャビティ内に延び、複数の半径方向突起の各々が内側トロイダル表面上の所定の構成で配置されている。
複数の支持アームが、トロイダルリングマニホルドシェルの内側トロイダル表面から半径方向内方に延びている。複数の支持アームの1つの支持アームが、複数の半径方向突起の各々でトロイダルリングマニホルドシェルに取り付けられ、トロイダルリングマニホルドシェルの内側表面から半径方向内方に延びることができる。支持アームが更に、トロイダルリングマニホルドシェルにおいて半径方向内方端部から半径方向外方端部に予混合燃料を移送するための軸方向内部キャビティを含む。予混合燃料を分散させるためのトロイダルリングマニホルドシェルの1つのポロイダル表面を貫通する複数の突起がまた、所定の構成に従って提供され配置される。
本発明の別の態様によれば、ガスタービン燃焼器用の第2の燃料ノズルアセンブリが提供される。二次燃料ノズルアセンブリが、二次燃料ノズルアセンブリの後方端部に予混合燃料接続部と、該後方端部で予混合燃料接続部に接続されたノズル本体とを含む。トロイダルリングマニホルドは、ノズル本体周囲の軸方向空気流路内にノズル本体から燃料を分散するために半径方向でノズル本体周りに中心がある。トロイダルリングマニホルドを支持するための支持構造が設けられる。更に、ノズル本体からトロイダルリングマニホルドへ燃料を供給する連通路が設けられる。
本発明の第三の態様によれば、DLNガスタービン用燃焼器が提供される。燃焼器は、後方端部に燃料接続部を有する二次燃料ノズルアセンブリと、後方端部で燃料接続部に接続されたノズル本体とを含む。トロイダルリングマニホルドは、ノズル本体からノズル本体の周りの軸方向空気流路に燃料を分配するために半径方向でノズル本体の周りを中心とすることができる。に対する支持構造が設けられる。ノズル本体からトロイダルリングマニホルドへの燃料供給のための連通路が設けられる。ライナは、予混合容積に空気流を入れるため後方端部に突起を含む、二次ノズルアセンブリを円周方向に囲む。予混合容積は、二次ノズルアセンブリとライナの内部壁との間に定められる略環状形状を含む。スワーラは、二次ノズルアセンブリの前方端部に取り付けることができる。
本発明のこれら及び他の特徴、態様、並びに利点は、添付図面を参照しながら以下の詳細な説明を読めばより理解されるであろう。図面全体を通して、同じ参照符号は同じ要素を示す。
本発明の以下の実施形態は、乾式低NOx(DLN)ガスタービン用の燃焼器の二次ノズルにおいて空気との予混合燃料を効果的に分散し、これにより低窒素酸化物(NOx)エミッションの安定した燃焼を可能にすることを含む、多くの利点を有する。
本発明の1つの態様によれば、二次ノズル本体とライナとの間の予混合容積への燃料の分散を提供するトロイダルリングマニホルドが提供される。図5Aはトロイダルシェルの断面を示す。トロイダルリングマニホルド200は、円形リング断面を有する、略トロイダル形のシェルを含むことができる。トロイダル形シェル210はポロイダル軸220を中心とする。トロイダルリングマニホルド200が二次燃料アセンブリの一部としてノズル本体400(部分的に図示されている)と一体化されると、ポロイダル軸は、ノズル本体400の長手方向軸305と一致することができる。トロイダル軸225は、円形リング断面215の中心230を通る。トロイダルリングマニホルド200は、ポロイダル軸220上のトロイダルリングマニホルドの中心240とトロイダル軸225上の円形リング断面215の中心230との間で定義されるリング高さH235を含む。リング高さH235及び断面直径236の設定により、二次ノズルの本体の周りの予混合スペース(図示せず)に対するリング外側表面237の位置が調整される。トロイダルリングマニホルド200の外側表面237は、リングの赤道により上側表面238と下側表面239とに分割することができる。
トロイダルリングマニホルドの周りで円周方向に列を形成する点の軌跡(例えば、円形断面215の表面上の第1の点250)は、リング断面215の中心230を通るポロイダル軸220に平行に延びるラインと、リング断面215の中心230及び表面上の点250間のライン270との間で形成される列角θ260により定めることができる。慣用として、角θ(ポロイダル軸に向って)は正数として定義される。第2の列角θ275は、同様にトロイダルリングマニホルド200の外側表面上での点255及び関連する第2の列の中心軌跡を表す。
図5Bは、ノズル本体400周りのトロイダルリングマニホルド200の側面図を示す。トロイダルリングマニホルド200は、下流側表面290上に燃料混合孔320を含む。トロイダルリングマニホルド200の高さH235は、マニホルドの位置付け及び従ってノズル本体400に対する燃料混合孔320の位置付けを定める。図5Cは、下流側表面上の燃料混合孔に対する列角を示すトロイダルリングマニホルド断面を示す。
図6Aは、トロイダルリングマニホルドの下流側立面図を示す。図6Bは、トロイダルリングマニホルドの下流側表面の内部立面図を示す。ポロイダル軸230を中心とするトロイダルリングマニホルド200は、マニホルドシェル210内に中央キャビティ290を含む。中央キャビティ290はまたトロイダル形状とすることができる。複数の半径方向突起295がトロイダルマニホルドシェル210の外側表面237を貫通して設けることができ、ここで突起295は、所定の構成に従って中央キャビティ290内に延びる。トロイダルリングマニホルド210はまた、マニホルドシェル210の下側表面239から半径方向内方に延びる複数の支持アーム300を含む。本発明のマニホルドの1つの態様において、4つの支持アーム300及び対応する半径方向突起295は、マニホルドシェル210の下側表面239の周りで均等に配分することができる。
複数の支持アーム300は各々、燃料送給のための軸方向内部キャビティ325を含むことができ、ここで内部キャビティ325は、支持アーム300の半径方向内側端部326から半径方向外側端部327に延びる。半径方向外側端部327は、マニホルドシェル210の対応する半径方向突起295のうちの1つの位置でトロイダルリングマニホルド200に接続することができ、これにより支持アーム300を通ってトロイダルリングマニホルド200の中央キャビティ290内への燃料用連通経路を提供する。
図7Aは、本発明のトロイダルリングマニホルドの二次燃料ノズル本体への組み付け構成の等角図を示している。図7Bは、二次燃料ノズル本体350、支持アーム300、及びマニホルドシェル210を通る断面図を示している。マニホルドシェル210は、4つのシェルセクションから構成することができる。各シェルセクション330は、支持アーム300の半径方向外側端部327を受けるための半径方向突起295を含む。支持アーム300は、半径方向内側端部326上のネジ付き接続部328と半径方向外側端部327上のネジ付き接続部329とを含む。マニホルドシェル210上の半径方向突起295は、ネジ部329と噛み合って支持アーム300の半径方向外側端部327をシェルセクション330に接合するネジ部297を含む。更に、半径方向孔361は、予混合燃料通路360に延びるノズル本体350の壁351を貫通することができる。半径方向孔361は、支持アーム300を二次燃料ノズル本体350に取り付けるために、支持アーム300の内側端部326上のネジ部328と噛み合うことを可能にするネジ部365を含むことができる。これにより、予混合燃料用流路355が、二次燃料ノズル本体350内の予混合燃料通路360から半径方向孔361を通り、支持アーム内のキャビティ360を通ってシェルセクション330内の半径方向突起295に設けられる。シェルセクション330は、溶接又は他の好適な接続手段によりトロイダルリングマニホルド200を形成するために接続することができる。
再度図6A〜6Bを参照すると、トロイダルリングマニホルドシェル210の下流側ポロイダル表面を通ってシェルキャビティ290内への複数の突起は、所定の構成に従って配置することができる。突起の所定の構成は、シェル210のキャビティ290からの燃料とマニホルドシェル210の周りの空気流とを混合できるように最適化される。所定の構成は、1以上の列の孔を含むことができる。孔の列(リング)280、285における個々の孔の中心の軌跡は、リング断面に対して個々の所定の角度に設定することができる。孔の列280、285内の個々の孔310、315が特定の列の中心軌跡の周りに円周方向で等間隔に配置されるのが好ましい。更に、各列内の個々の孔は同じ直径のものであることが好ましい。別個の列の孔は同じ直径又は異なる直径のものとすることができる。更に、トロイダルリングマニホルドシェルは孔の2つの列を含むのが好ましい。好ましい実施形態は、トロイダルリングマニホルドシェルの下流側ポロイダル表面内に孔の2つの列又はリング(第1の列280と第2の列285)を含むことができる。第1の列280における個々の孔310の中心の軌跡はリング断面215に対して所定の正の角度θ260(図5C)にあり、第2の列285の個々の孔315の中心の軌跡は所定の負の角度θ275(図5C)にあるのが更に好ましい。更に、第1の列280の個々の孔310の直径サイズは、第2の列285の個々の孔315の直径サイズよりも小さいのが好ましい。本発明のマニホルドの好ましい実施形態では、第1の列280の個々の孔310は約0.082インチの直径を有することができ、第2の列285の個々の孔315は約0.116インチの直径を有することができる。
第1の列の個々の孔の数は、他の列の個々の孔の数に等しい場合と等しくない場合がある。本発明のマニホルドの好ましい実施形態では、第1の列280は、16個の個々の孔310を有することができ、第2の列285は8個の個々の孔315を有することができる。更に、第1の列280の個々の孔310と第2の列285の個々の孔315は、互いに対し等間隔に配置され、予混合容積中に円周方向に均等に分配される燃料空気(F/A比)が促進されるようにするのが好ましい。
本発明の別の態様は、図8に示す本発明のトロイダルリングマニホルド200(図5〜7)の実施形態を含むガスタービン燃焼器用の二次燃料ノズルアセンブリ500を提供する。図8は、ノズル中央本体350に取り付けられた本発明のトロイダルリングマニホルド200を示す。トロイダルリングマニホルド200は、中央本体ハブ395の周り及び中央本体キャップ390内に二次予混合燃料を分配するため予混合容積380において位置付けられる。二次燃料ノズルアセンブリ500の後方端部には、燃料油接続部435、二次ガス接続部436、三次ガス接続部437、及び水接続部438を備えることができる。トロイダルリングマニホルド200は、ノズル中央本体350からの予混合燃料をノズル中央本体の周りの軸方向空気流路450に分配するために半径方向にノズル中央本体350を中心としている。中央本体ハブ395からマニホルドリングシェルを支持するための支持構造が設けられる。
二次燃料ノズルアセンブリ500のノズル中央本体ハブ395内では、種々の燃料タイプを予混合容積380及びノズルの先端410へ供給するために複数の内部燃料キャビティ(通路)が設けられる。燃料油は、燃料油キャビティ415を通じて先端410に提供することができる。二次ガス燃料キャビティ426は、予混合のための二次ガス燃料を中央本体ハブ395の外側壁351を通って複数の半径方向孔365に接続する。複数の半径方向孔365は、中央本体ハブ395の円周周りに所定の分布で配列される。半径方向孔365の所定の分布は、トロイダルリングマニホルドの支持アーム(図示せず)と適合及び整列し、上述のように、支持アームのキャビティを通ってトロイダルリングマニホルド200のシェルキャビティ内への予混合燃料の連通路を形成するように配列される。二次燃料は更に、ガスパイロット火炎のために二次燃料通路422及び423を通ってノズル先端410のパイロット孔440に分配することができる。三次ガス燃料は、三次ガス通路425を通ってノズル先端410に供給することができる。更に、ノズル先端410に水噴射用の噴射水路424を設けることができる。
燃料混合孔320を通じて空気流450に放出される二次ガス燃料が予混合容積380内で空気と混合される。二次ガス燃料は更に、ノズルの先端410でスワーラ430により空気流と混合される。
本発明のトロイダルリングマニホルドの構造、その支持アーム、及び中央本体ハブに対する取り付けについては、図4〜8に関して既に説明されている。二次燃料ノズルアセンブリ500は、これらの記載されたトロイダルリングマニホルドの要素を含む。更に、本発明のトロイダルリングマニホルド200は1つの二次燃料ノズルアセンブリ500に対して図示されているが、本発明のトロイダルリングマニホルドの種々の実施形態は、燃料源及び燃料通路構成の異なる構成並びに組み合わせを含む二次燃料ノズルと組み合わせることができる点は理解されたい。
本発明の別の態様のもとでは、DLNガスタービン用の燃焼器600も設けられる。燃焼器600は、上述のようにトロイダルリングマニホルド200を含む、二次燃料ノズルアセンブリ500を含むことができる。燃焼器600はまた、二次燃料ノズルアセンブリを囲む複数の一次燃料ノズルアセンブリ510を含むことができる。燃料接続部540は燃焼器の後端に設けることができる。
図9は、本発明の燃焼器の一実施形態を示す。圧縮機514(部分的に図示されている)が燃焼器600に取り付けられ、燃焼器に加圧空気を提供する。一次燃料ノズルアセンブリ510及び二次燃料ノズルアセンブリ500を囲むフロースリーブ530は、圧縮機514からの空気を受け入れて流れ孔532に通す。フロースリーブ530と燃焼ライナ535との間の空気流は、一次燃料ノズルアセンブリ510及び二次燃料ノズルアセンブリ500の後方に向けられる。空気流545は、二次燃料ノズルアセンブリ500の後端に入り、中央本体ハブ565と中央本体キャップ(ライナ)570との間のトロイダルリングマニホルド200の周りを流れる。トロイダルリングマニホルド200は、下流側表面上の燃料混合孔320(図8)からの空気流内に燃料を分散させる。空気及び二次ガス燃料550が予混合容積555内で混合され、ノズル先端580の前端と中央本体キャップ570との間に位置付けられたスワーラ560を通って流れることができる。
本発明のトロイダルリングマニホルドの構造、その支持アーム、及び中央本体ハブに対する取り付けについては、図4〜8に関して既に説明されている。燃焼器600は、これらの記載されたトロイダルリングマニホルド200の要素を含む。更に、本発明のトロイダルリングマニホルド200は1つの燃焼器に対して図示されているが、本発明の種々の実施形態は、空気流路、燃料源及び燃料通路構成の異なる構成並びに組み合わせを含む二次燃料ノズルと組み合わせることができる点は理解されたい。
上述のように、トロイダルリングマニホルドシェルは更に、二次燃料ノズルアセンブリとライナとの間の予混合容積内で半径方向に1以上の列の孔を整列させるような所定の高さに設定された半径を含む。トロイダルリングマニホルドシェルの下流側ポロイダル表面を貫通する複数の突起についての所定の構成は、各列の孔の中心軌跡がリング断面に対して個々の所定角度で設定された2つの列の孔を含み、孔の中心軌跡がリング断面に対して所定の正の角度で設定された孔の第1の列と、孔の中心軌跡がリング断面に対して所定の負の角度で設定された孔の第2の列とを含む。孔の第1の列内の個々の孔の直径は、孔の第2の列内の個々の孔の直径よりも小さいものとすることができ、孔の第1の列内の個々の孔の中心は、孔の第2の列内の個々の孔の中心に対して円周方向に交互配置することができる。
本発明のトロイダルリングマニホルドは1つの燃焼器構成に対して図示されているが、本発明の種々の実施形態は、燃料及び水発生源、流路、並びに吐出の異なる構成及び組み合わせを含む他の燃焼器実施形態と組み合わせることができる点は理解されたい。
上述の設計の目的は、トロイダルリングマニホルドの下流側の予混合容積において一定の燃料空気(F/A)比を達成することである。予混合容積内、詳細にはスワーラの出口において円周方向のF/A比変動及び半径方向のF/A比変動の両方を低減することが望ましい。孔の列におけるある数の個々の孔は、円周方向のF/A比変動を低減するのに使用することができる。孔の列の中心の軌跡のリング高さ及び列角は、F/A比の半径方向変動の低減及びスワーラの下流側の出口半径方向F/Aプロファイルの制御を行うのに使用することができる。
本発明の設計と従来技術の実施形態において様々な値に対する異なる場合の相対性能を比較するために、非混合度を表すパラメータが定義されている。
非混合度=ΣA(Ф−Фglobal/ΣA
ここで、Aはセル面積、Фはセル当量比、及びФglobalは全当量比(0.4828)である。非混合度は、二次燃料ノズルについての既存のペグ設計において0.06642であると計算された。スワーラ出口での予混合度に対する個々の孔位置及びリング高さの効果を評価するために、設計スペースが利用された。非混合度の算出は、以下のパラメータの範囲:リング直径(0.35〜0,45インチ);リング高さ(1.2〜1.7インチ);角度θ(0〜120度);角度θ(0〜120度)で実施された。
応答の線形性が強いことに起因して、信頼性のある移送機能を得るのが困難である。パラメータの最適化はサンプリング及びメタモデル手法により行われた。上述の場合では、非混合度の算出はスワーラの出口で行われた。リング高さ及び列角パラメータは、非混合度を最小にするように最適化され、約1.35インチのリング高さ、約58.7度の角度θ、及び約1.7度の角度θが得られた。パラメータが最適化されると、スワーラの出口での非混合度は、既存のペグ設計の非混合度0.06642をかなり下回る0.01として算出される。
更に、トロイダルリングマニホルド断面は、ライナ及びノズル本体間を流れる空気流に関して、従来技術における他の空気力学的構成よりも優れた空気力学的設計を提供する。例えば、本発明のトロイダルリングマニホルドは、従来技術と略同等の圧力低下を示すので、優れた混合を可能にしながら、引き続き予混合容積及びスワーラを通る十分な燃料流及び空気流を可能にする。
図10Aは、従来技術のペグ二次燃料ノズルについての算出混合度の半径方向プロファイルを示す。図10Bは、本発明のトロイダルリングマニホルドの実施形態に関する二次燃料ノズルについての算出非混合度の半径方向プロファイルを示す。図10A及び10Bは共に、従来のペグ及び本発明のトロイダルリングマニホルドをそれぞれ利用したスワーラの吐出時の平面上の燃料と空気の相対非混合度を示している。縦軸は、二次燃料ノズルの外側からライナまでの予混合容積内の距離を示す。横軸は、中心点からの特定の半径方向距離での当量比を示す。ペグ設計では、算出当量比1010は、半径方向距離にわたって0.22〜0.8の範囲になる。本発明のトロイダルリングマニホルド設計では、算出当量比1020は、半径方向距離にわたって0.35〜0.63の範囲になり、遙かに大きな均等な半径方向F/A比を示し、これにより均等な下流側燃料が促進され、燃焼ダイナミックス及びNOxエミッションの低減が得られることになる。
本明細書では種々の実施形態が説明されたが、ここでの各要素の種々の組み合わせ、変形形態、又は改善が可能であり、本発明の範囲内にあることは本明細書から理解されるであろう。
従来技術の既知の乾式低NOx燃焼器の部分断面図。 従来技術の二次予混合分散燃料ノズルの部分断面図。 従来技術の二次燃料ノズルのペグ構成を示す図。 従来技術の二次燃料ノズルのペグにおける燃料吐出孔の構成を示す図。 燃料予混合のための従来技術のマニホルドを示す図。 本発明のトロイダルシェルの断面図。 ノズル本体の周りのトロイダルリングマニホルドの側面図。 下流側表面上の燃料混合孔の列角を示すトロイダルリングマニホルドの断面図。 本発明のトロイダルリングマニホルドの好ましい実施形態の下流側の外観図。 本発明のトロイダルリングマニホルドの好ましい実施形態の下流側の内観図。 本発明のトロイダルリングマニホルドの二次燃料ノズル本体への組み付け構成を示す等角図。 二次燃料ノズル、支持アーム、及びマニホルドシェルを通る本発明のトロイダルリングマニホルドの断面図。 本発明のトロイダルリングマニホルドの一実施形態を組み込むガスタービン用二次燃料アセンブリを示す図。 本発明のトロイダルリングマニホルドを組み込むガスタービン用燃焼器を示す図。 従来技術の二次燃料ノズルの算出非混合度の半径方向プロファイルを示す図。 本発明のトロイダルリングマニホルドの一実施形態に対する二次燃料ノズルの算出非混合度の半径方向プロファイルを示す図。
符号の説明
12 ガスタービン
14 圧縮機
16 燃焼器
18 タービン
20 トランジションダクト
24 上流側燃焼チャンバ
26 下流側燃焼チャンバ
28 ベンチェリスロート
30 燃焼器フロースリーブ
31 燃焼器のアウターケーシング
32 タービンケーシング
36 一次ノズル
38 二次燃料ノズル
40 後壁
42 空気スワール
44 燃焼チャンバの円筒壁
48 ルーバ
50 中央本体
52 ライナ
54 スワール
56 二次デュアルダウエルノズルアセンブリ
58 ガス本体
60 外側スリーブ部分
64 燃料予混合通路
66 拡散燃料通路
68 軸方向空気路
70 半径方向アパーチャ
75 ノズル本体
77 取り付けフランジ
78 半径方向孔
80 ガス噴射管
82 アパーチャ
90 予混合容積
92 パイロット管
95 壁部
96 スワーラスロット
98 内部ボア
100 パイロットオリフィス
116 スワーラ
150 燃料分配デバイス
155 環状燃料マニホルド
160 支持スリーブ
165 支持シリンダ
170 孔
180 下流側面
185 アパーチャ
186 第1の半径方向距離
187 第2の半径方向距離
188 中心軸
200 トロイダルリングマニホルド
210 シェル
215 リング断面
220 ポロイダル軸
225 トロイダル軸
230 リング断面の中心
235 リングマニホルドの高さ
236 リング断面の直径
237 外側表面
238 上側表面
239 下側表面
240 リングマニホルドの中心
245 赤道
250 シェル上の第1の点
255 シェル上の第2の点
260 第1の列角
265 リング断面中心を通るポロイダル軸に平行なライン
270 リング断面中心とシェル表面上の点との間のライン
275 第2の列角
280 第1の列の個々の孔の中心軌跡
285 第2の列の個々の孔の中心軌跡
290 中心キャビティ
291 下流側表面
295 突起
297 ネジ部
300 支持アーム
305 ノズル本体の長手方向軸
310 第1の列の孔
315 第2の列の孔
320 燃料混合孔
325 支持部材のキャビティ
326 半径方向内方端部
327 半径方向外方端部
328 ネジ部
330 シェルセクション
350 ノズル 中央本体
351 壁
355 予混合燃料
360 予混合燃料通路
365 半径方向孔
366 ネジ部
361 ネジ部
365 半径方向孔
380 予混合容積
390 中央本体キャップ
395 中央本体ハブ
400 ノズル本体
405 ノズル本体の長手方向軸
410 ノズル先端
415 燃料油キャビティ
420 二次燃料キャビティ
421 二次燃料通路
422 二次燃料キャビティ
423 噴射水キャビティ
425 三次燃料キャビティ
430 スワーラ
435 燃料油接続
436 二次ガス燃料接続
437 三次ガス燃料接続
438 噴射水接続
440 パイロット孔
450 空気流路
500 二次燃料ノズルアセンブリ
514 圧縮機
515 一次燃料ノズルアセンブリ
518 タービンブレード
520 トランジションダクト
526 燃焼チャンバ
530 フロースリーブ
532 フロースリーブ孔
535 ライナ
540 燃料接続
545 二次予混合容積への空気
550 空気燃料混合気
555 予混合容積
565 中央本体ハブ
570 中央本体キャップ
1010 従来技術の当量比

Claims (10)

  1. 乾式低NOx(DLN)ガスタービン燃焼器用の二次燃料ノズルの予混合域内に燃料を分配するためのトロイダルリングマニホルド(200)であって、
    中央キャビティ(290)を内部に含む略トロイダル形状のトロイダルリングマニホルドシェル(210)と、
    前記トロイダルリングマニホルドシェル(210)の内側表面上にあり、各々が前記中央キャビティ(290)内に延びて前記内側表面上に所定の構成で配置されている複数の半径方向突起(295)と、
    1つが前記複数の半径方向突起(295)の各々において前記トロイダルリングマニホルドシェル(210)に取り付けられて該トロイダルリングマニホルドシェル(210)の内表面から半径方向内方に延びた複数の支持アーム(300)と、
    を備え、
    前記支持アーム(300)が更に、前記トロイダルリングマニホルドシェルにおいて半径方向内方端部から半径方向外方端部に燃料を移送するための軸方向内部キャビティ(325)を更に含み、
    前記トロイダルリングマニホルドシェル(210)の1つのポロイダル表面を貫通し且つ所定の構成に従って配置された複数の突起(320)が設けられている、
    トロイダルリングマニホルド(200)。
  2. 前記複数の支持アームの各支持アームが各々、前記半径方向内方端部において前記支持アーム(300)を燃料源に取り付けるための手段328と、前記半径方向外方端部において前記支持アーム(300)を前記トロイダルリングマニホルド(200)に取り付けるための手段329とを含む、
    請求項1に記載のトロイダルリングマニホルド(200)。
  3. 前記トロイダルリングマニホルドシェル(210)の1つのポロイダル表面を貫通する複数の突起(320)の所定の構成が孔の1以上の列を含み、各列の前記孔の中心の軌跡(280、285)がリング断面215に対して個々の所定角度(260、275)で設定されている、
    請求項1に記載のトロイダルリングマニホルド(200)。
  4. 前記孔の1以上の列の各列内の個々の孔(310、315)が、各列の前記孔の中心の軌跡(280、285)に沿って円周方向に等間隔で配置されている、
    請求項3に記載のトロイダルリングマニホルド(200)。
  5. 前記孔の1以上の列の各列内の個々の孔(310、315)が同じ直径のものであり、前記孔の1以上の列の別個の列(280、285)内の孔が同じ直径及び異なる直径のうちの少なくとも1つとすることができ、前記トロイダルリングマニホルドシェル(210)のトロイダル半径が、前記ポロイダル軸(225)に対して孔の1以上の列(280、285)を位置付けるような所定サイズに設定される、
    請求項4に記載のトロイダルリングマニホルド(200)。
  6. 前記トロイダルリングマニホルドシェルの1つのポロイダル表面を貫通する前記複数の突起の所定の構成が、孔の2つの列を含み、各列の孔の中心軌跡が前記リング断面に対して個々の所定角度で設定される、
    請求項3に記載のトロイダルリングマニホルド(200)。
  7. 前記各列の孔の中心軌跡が前記リング断面(215)に対して個々の所定角度で設定された、前記孔の2つの列が、
    前記孔の中心軌跡が前記リング断面(215)に対して所定の正の角度で設定された、孔の第1の列と、
    前記孔の中心軌跡が前記リング断面(215)に対して所定の負の角度で設定された、孔の第2の列と、
    を含む、
    請求項6に記載のトロイダルリングマニホルド(200)。
  8. 前記孔の第1の列内の個々の孔の直径が、前記孔の第2の列内の個々の孔の直径よりも小さい、
    請求項7に記載のトロイダルリングマニホルド(200)。
  9. 前記孔の第1の列内の個々の孔の中心が、前記孔の第2の列内の個々の孔の中心に対して円周方向で交互にされている、
    請求項7に記載のトロイダルリングマニホルド(200)。
  10. 前記リングマニホルド(200)の断面(215)の中心の高さ(235)が、前記個々の孔から吐出する燃料と前記マニホルドを通過する空気との混合を最適にするよう設定される、
    請求項7に記載のトロイダルリングマニホルド(200)。
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