JP2018162837A - 流路開閉機構 - Google Patents

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雅仁 堀
Masahito Hori
雅仁 堀
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Abstract

【課題】簡易な作業で容易に流路を開閉することが可能な流路開閉機構を提供する。【解決手段】流路開閉機構Rは、シリンダヘッド104b(第1部材)と、シリンダヘッド内に形成され、潤滑油を排出する下部排出口160bを有する第1流路160と、第1流路に連通され、シリンダヘッドの所定の面104cに開口した開口部を有する挿入穴180と、第1の位置と第2の位置とを移動可能に、挿入穴および第1流路に挿入される挿入部材300と、を備え、挿入部材は、本体310と、貫通流路320とを有し、第1の位置において、本体の外周面312が下部排出口を封止し、第2の位置において、貫通流路の一方および他方の開口320a、320bが第1流路内に位置するように構成される。【選択図】図2

Description

本発明は、車両に設けられた流路開閉機構に関する。
車両のエンジンやトランスミッションには、潤滑油が通過する油路が形成されており、油路に潤滑油が供給される。また、エンジンの油路を通過した潤滑油は、過給機に形成された油路に供給される。エンジンと過給機とは別体であるため、エンジンの油路と過給機の油路とが配管で接続される(例えば、特許文献1)。
特開2012−241533号公報
ところで、車両の製造時には、エンジン単体の動作確認をした後、エンジンと過給機とを接続する場合がある。このため、エンジン単体の動作確認を行う際には、エンジンの油路における過給機の油路との接続箇所を封止し、過給機を組み付ける際には、当該封止箇所を開放して過給機の油路と接続する必要がある。
そこで、本発明は、簡易な作業で容易に流路を開閉することが可能な流路開閉機構を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の流路開閉機構は、車両のエンジンまたはトランスミッションを構成する第1部材と、前記第1部材内に形成され、液体を排出する排出口を有する第1流路と、前記第1流路に連通され、前記第1部材の所定の面に開口した開口部を有する挿入穴と、第1の位置と第2の位置とを移動可能に、前記挿入穴および前記第1流路に挿入される挿入部材と、を備え、前記挿入部材は、柱形状であり、前記開口部を通じて一端側から前記挿入穴に挿入される本体と、一方の開口が前記本体の外周面に設けられ、他方の開口が該外周面または前記一端に設けられ、該本体を貫通する貫通流路と、を有し、前記第1の位置において、前記本体が前記第1流路に進入し、前記本体の外周面が前記排出口を封止し、前記第2の位置において、前記貫通流路の一方および他方の開口が前記第1流路内に位置するように構成される。
また、前記挿入部材は、前記第1の位置からさらに挿入されることで前記第2の位置に移動してもよい。
また、前記挿入部材は、前記第1の位置において、前記第1部材の所定の面と当接する第1規制部を有し、前記第1規制部は、前記本体に着脱自在に設けられてもよい。
また、前記挿入部材は、前記本体の外周面から立設した第2規制部を有し、前記第2規制部は、前記第2の位置において前記第1部材の所定の面と当接してもよい。
また、前記挿入穴には、ネジ山が設けられ、前記本体は、円柱形状であり、外周面にネジ山が設けられ、前記挿入穴に前記本体が螺合してもよい。
また、前記第1部材とは異なる第2部材と、前記第2部材内に形成され、前記第1部材の排出口から排出された前記液体を受入れる受入口を有する第2流路と、一端が前記第1部材の排出口に接続され、他端が前記第2部材の受入口に接続される配管を備え、前記受入口は、前記排出口より下方に設けられてもよい。
本発明によれば、簡易な作業で容易に流路を開閉することができる。
エンジンおよび過給機を説明する概略図である。 実施形態にかかる流路開閉機構を説明する図である。 挿入部材による第1流路の下部排出口の開閉を説明する図である。 従来の流路開閉機構を説明する図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。かかる実施形態に示す寸法、材料、その他具体的な数値等は、発明の理解を容易にするための例示に過ぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
図1は、エンジン100および過給機200を説明する図である。なお、図1中、エンジン100を正面図で示す。また、本実施形態の図1を含む以下の図では、垂直に交わるX軸(水平方向)、Y軸(水平方向)、Z軸(鉛直方向)を図示の通り定義している。図1に示すように、エンジン100は、2つのシリンダブロック102a、102bと、2つのシリンダヘッド104a、104bと、2つのキャリア106a、106bと、2つのロッカーカバー108a、108bと、チェーンカバー110とが設けられている。本実施形態のエンジン100は、チェーンカバー110が車両の前方向に位置するように、ボンネット内に配置される。
エンジン100は、図1中、右側から左側に向かって、ロッカーカバー108a、キャリア106a、シリンダヘッド104a、シリンダブロック102a、シリンダブロック102b、シリンダヘッド104b、キャリア106b、ロッカーカバー108bが水平方向に並んで配置される水平対向エンジンである。
また、シリンダブロック102a、102b、シリンダヘッド104a、104b、キャリア106a、106b、ロッカーカバー108a、108bの前面側には、これらの前面を覆うようにチェーンカバー110が接合されている。そして、シリンダブロック102a、102b、シリンダヘッド104a、104b、キャリア106a、106b、および、ロッカーカバー108a、108bの前面と、チェーンカバー110とにより囲まれた空間がチェーン室112として形成される。
2つのシリンダブロック102a、102bの間には、クランクシャフト116が回転自在に支持される。キャリア106aには、吸気ポートを開閉する吸気弁を移動させるためのカムが固定された吸気用カムシャフト118a、および、排気ポートを開閉する排気弁を移動させるためのカムが固定された排気用カムシャフト120aが回転自在に支持されている。同様に、キャリア106bには、吸気用カムシャフト118bおよび排気用カムシャフト120bが回転自在に支持されている。
なお、詳しい説明は省略するが、シリンダブロック102a、102bには、複数のシリンダボアが形成されており、それぞれのシリンダボアには、クランクシャフト116に対してコンロッド(不図示)を介して接続されたピストン(不図示)が水平方向に摺動可能に配置されている。そして、ピストンの往復動により、クランクシャフト116が回転駆動される。
また、チェーン室112には、吸気用カムシャフト118a、118bの一端に設けられたカムスプロケット130a、130b、排気用カムシャフト120a、120bの一端に設けられたカムスプロケット132a、132bが配置されている。
また、チェーン室112には、クランクシャフト116の一端に設けられた駆動用のスプロケット134が配置されている。そして、チェーン室112内では、駆動用のスプロケット134と、カムスプロケット130aと、カムスプロケット132aとにタイミングチェーン136aが掛け渡され、駆動用のスプロケット134と、カムスプロケット130bと、カムスプロケット132bとにタイミングチェーン136bが掛け渡されている。
これにより、クランクシャフト116が回転すると、タイミングチェーン136aを介して吸気用カムシャフト118aおよび排気用カムシャフト120aが回転駆動されるとともに、タイミングチェーン136bを介して吸気用カムシャフト118bおよび排気用カムシャフト120bが回転駆動される。
また、クランクシャフト116には、オイルポンプ138が接続されている。シリンダブロック102a、102bの下側にはオイルパン140が設けられており、オイルパン140内にはオイルが貯留されている。オイルポンプ138は、オイルパン140内に貯留されているオイルを吸引し、吸引したエンジンオイルをエンジン100に形成された分配流路152a、152bを介してエンジン100の各部に供給する。
また、分配流路152bには、シリンダヘッド104b(第1部材)に形成された第1流路160が連通されている。第1流路160は、シリンダヘッド104bを鉛直方向に貫通した流路であり、上端に形成された上部排出口160aがプラグ162で封止されている。また、第1流路160の下端に形成された下部排出口160b(排出口)には、配管170の一端が接続されている。配管170の他端には、エンジン100の下方に設けられた過給機200(第2部材)内に形成された第2流路202の受入口202aが接続されている。受入口202aを通じて供給され、第2流路202を通過した潤滑油(液体)は、不図示の排油路を通過して、オイルパン140に排出される。
ところで、車両を製造する際には、まずエンジン100のみの動作確認をした後、エンジン100と過給機200とを接続する。したがって、動作確認を行う際には、第1流路160の上部排出口160a、下部排出口160bを、ボルトやプラグ等の封止部材で封止し、過給機200と接続する際には、封止部材を取り外して第1流路160を開放する必要がある。
理解の便宜のため、図4を参照し、従来の流路開閉機構について説明する。図4は、従来の流路開閉機構を説明する図である。なお、図4中、潤滑油の流れを矢印で示す。図4(a)に示すように、エンジン100の動作確認を行う前に、まず、第1流路160の上部排出口160aを封止部材10aで、下部排出口160bを封止部材10bで封止する。その後、エンジン100の動作確認を行うと、分配流路152bから第1流路160に潤滑油が供給され、その後、第1流路160から、シリンダヘッド104b内に設けられたカムスプロケット130b、132b等の部材に潤滑油を供給するための分配流路152b1、152b2に流れ混む。したがって、エンジン100の動作確認が終了した際には、分配流路152b、152b1、152b2、第1流路160が潤滑油で満たされることとなる。
ここで、過給機200は、エンジン100の下方に配されるため、第1流路160の下部排出口160bと過給機200の受入口202aとを配管170で接続することができれば、配管170を相対的に短くすることが可能となる。しかし、第1流路160は、鉛直方向に延在しているため、図4(b)に示すように、下部排出口160bを封止していた封止部材10bを取り外すと、潤滑油が下部排出口160bから流出してしまう。このため、下部排出口160bを配管170に接続することができなかった。
このため、従来、図4(c)に示すように、上部排出口160aを封止していた封止部材10a(流路開閉機構)を取り外し、第1流路160の上部排出口160aと、過給機200とを配管170で接続していた。したがって、配管170が相対的に長くなってしまうという問題があった。
そこで、本実施形態では、潤滑油の流出を防止しつつ、第1流路160の下部排出口160bと配管170とを接続することを可能とする流路開閉機構Rについて説明する。
図2は、本実施形態にかかる流路開閉機構Rを説明する図である。図2(a)に示すように、流路開閉機構Rは、シリンダヘッド104b(第1部材)と、配管170と、過給機200(第2部材)と、挿入部材300と、第1規制部350とを含んで構成される。上記したように、シリンダヘッド104bには、鉛直方向に延在した第1流路160が形成されている。また、図2(a)に示すように、シリンダヘッド104bには、第1流路160に連通される挿入穴180が水平方向(図2中、X軸方向)に形成されている。挿入穴180は、シリンダヘッド104bの所定の面104cに開口した開口部180aを有する。また、本実施形態において、挿入穴180には、ネジ山が設けられている。
挿入部材300は、後述する閉位置(第1の位置)と、開位置(第2の位置)とを移動可能に、挿入穴180および第1流路160に挿入される。図2(b)に示すように、挿入部材300は、例えば、ユニオンボルトで構成され、本体310と、貫通流路320と、第2規制部330とを含んで構成される。なお、第1流路160において、挿入部材300が挿入される箇所にも挿入穴180と同様なネジ山が設けられている。
本体310は、円柱形状であり、その外周面312において、後述する第1規制部350が取り付けられる部位を除いてネジ山が設けられている。本体310は、開口部180aを通じて一端310a側から挿入穴180に挿入される。なお、上記したように、挿入穴180および第1流路160の一部にはネジ山が設けられており、本体310は挿入穴180および第1流路160の一部に螺合しながら挿入される。
貫通流路320は、一方の開口320aが本体310の外周面312に設けられ、他方の開口320bが本体310の一端310aに設けられる、本体310を貫通する流路である。具体的に説明すると、貫通流路320は、第1貫通流路322と、第2貫通流路324とで構成される。第1貫通流路322は、本体310の一端310aから他端310b側に向かって延在した流路である。第2貫通流路324は、第1貫通流路322と連通するとともに、本体310の軸方向(以下、単に「軸方向」と称する)と直交する方向に貫通した流路である。なお、開口320bは、第1貫通流路322に設けられ、2つの開口320aは第2貫通流路324に設けられる。
また、本体310の他端310b側には、外周面312から立設した第2規制部330が設けられている。
図3は、挿入部材300による第1流路160の下部排出口160bの開閉を説明する図である。図3(a)は閉位置の挿入部材300を示す図であり、図3(b)は図3(a)における破線で囲った部分の拡大図である。図3(c)は開位置の挿入部材300を示す図であり、図3(d)は図3(c)における破線で囲った部分の拡大図である。
上記したように、挿入部材300の本体310は、図3(a)、図3(b)に示す閉位置と、図3(c)、図3(d)に示す開位置とを移動可能に、挿入穴180および第1流路160に挿入される。なお、挿入部材300を閉位置に配した後、エンジン100の動作確認が行われる。そして、動作確認の終了後、シリンダヘッド104bと過給機200とを配管170で接続した後に、挿入部材300が閉位置から開位置に移動される。
図3(a)に示すように、閉位置において、挿入部材300の本体310は、第1流路160に進入し、本体310の外周面312によって、第1流路160の下部排出口160bが封止される位置に配置される。具体的に説明すると、図3(b)に示すように、閉位置において、本体310の外周面312のうち、開口320aと開口320bとの間に位置する外周面312aによって下部排出口160bが封止される。また、閉位置において、開口320aが挿入穴180内となる位置に本体310が配置される。つまり、第1流路160の下部排出口160bが外周面312aによって封止され、開口320aが挿入穴180の内周面によって封止される位置に本体310が配置される。本体310の寸法について説明すると、開口320aの一端310a側の端部から、一端310aまでの長さLは、下部排出口160bの直径Mより長い。
挿入部材300が閉位置に配された状態で、エンジン100の動作確認が行われると、第1流路160に流入した潤滑油は、開口320bを介して貫通流路320(第1貫通流路322)内に流入する。但し、2つの開口320aは、挿入穴180の内周面によって封止されているため、貫通流路320に流入した潤滑油が外部に流出することはない。
第1規制部350は、例えば、断面視C字型のスペーサで構成され、本体310の外周面312に着脱自在に設けられる。第1規制部350は、閉位置において、シリンダヘッド104bの所定の面104cと、第2規制部330とに当接する寸法となっている。つまり、第1規制部350の軸方向の長さは、閉位置における第2規制部330と面104cとの間の長さと等しい。第1規制部350が本体310に装着されることにより、開口部180aから挿入される本体310が閉位置を越えて挿入されてしまう事態を回避することができる。したがって、挿入部材300によって、下部排出口160bを確実に封止することが可能となる。
エンジン100の動作確認が終了すると、図3(c)、図3(d)に示すように、まず、配管170を下部排出口160bに接続する。その後、第1規制部350を取り外して、挿入部材300をさらに挿入し、開位置まで移動させる。挿入部材300の本体310は、開位置において、貫通流路320の開口320aが第1流路160内に位置するように(開口320aが下部排出口160bと連通するように)構成される。つまり、挿入部材300の本体310は、開位置において、開口320aが下部排出口160bに対向する(臨む)ように構成される。これにより、開口320aによって、開口320bと下部排出口160bとが連通し、第1流路160と配管170とを連通させることができる。
したがって、第1流路160の下部排出口160bから潤滑油を流出させることなく、下部排出口160bに配管170を接続することができる。このため、上部排出口160aに配管170を接続する場合と比較して、配管170を短くすることが可能となる。
第2規制部330は、開位置においてシリンダヘッド104bの所定の面104cと当接するように、本体310に設けられる。第2規制部330を備える構成により、本体310が開位置を越えて挿入されてしまう事態を回避することができる。したがって、挿入部材300によって、下部排出口160bと、開口320a、320bとを確実に連通させることが可能となる。
以上説明したように、本実施形態にかかる流路開閉機構Rによれば、挿入部材300を挿入するだけといった簡易な構成で、第1流路160の下部排出口160bを開閉することが可能となる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記実施形態では、エンジン100を構成するシリンダヘッド104bに形成された第1流路160を開閉する挿入部材300について説明した。しかし、第1流路160は、潤滑油や冷却水といった液体が通過する流路であればよく、車両のエンジン100またはトランスミッションを構成する第1部材に形成されればよい。
また、上記実施形態において、本体310が挿入穴180に直接螺合される構成を例に挙げて説明した。しかし、本体310と挿入穴180との間にシール材を充填してもよい。
また、上記実施形態において、挿入部材300が、閉位置からさらに挿入穴180に挿入されることで開位置に移動する構成を例に挙げて説明した。しかし、挿入部材300は、挿入穴180から抜き出される方向に移動することで、閉位置から開位置に移動するように構成されてもよい。
また、上記実施形態において、第1規制部350がスペーサで構成される場合を例に挙げて説明した。しかし、第1規制部は、本体310に着脱自在に設けられるとともに、閉位置において、第1部材の所定の面と当接できれば、構成に限定はない。例えば、第1規制部はRピンで構成されてもよい。この場合、本体310における開口320aより他端310b側に、Rピンが挿通される挿通孔が形成される。
また、上記実施形態において、挿入穴180に本体310が螺合する構成を例に挙げて説明した。しかし、挿入穴180に本体310が圧入されてもよい。この場合、本体310は円柱形状でなくてもよく、少なくとも柱形状(例えば、角柱、三角柱等の柱体)であればよい。
また、上記実施形態において、過給機200の受入口202aが下部排出口160bより下方に設けられる構成を例に挙げて説明した。しかし、受入口202aと下部排出口160bとの位置関係に限定はない。例えば、受入口202aが下部排出口160bより上方に設けられてもよいし、受入口202aと下部排出口160bとの高さが等しくてもよい。
本発明は、車両に設けられた流路開閉機構に利用できる。
R 流路開閉機構
100 エンジン
104b シリンダヘッド(第1部材)
160 第1流路
160b 下部排出口(排出口)
170 配管
180 挿入穴
180a 開口部
200 過給機(第2部材)
202 第2流路
202a 受入口
300 挿入部材
310 本体
310a 一端
310b 他端
312 外周面
320 貫通流路
320a、320b 開口
330 第2規制部
350 第1規制部

Claims (6)

  1. 車両のエンジンまたはトランスミッションを構成する第1部材と、
    前記第1部材内に形成され、液体を排出する排出口を有する第1流路と、
    前記第1流路に連通され、前記第1部材の所定の面に開口した開口部を有する挿入穴と、
    第1の位置と第2の位置とを移動可能に、前記挿入穴および前記第1流路に挿入される挿入部材と、
    を備え、
    前記挿入部材は、
    柱形状であり、前記開口部を通じて一端側から前記挿入穴に挿入される本体と、
    一方の開口が前記本体の外周面に設けられ、他方の開口が該外周面または前記一端に設けられ、該本体を貫通する貫通流路と、
    を有し、
    前記第1の位置において、前記本体が前記第1流路に進入し、前記本体の外周面が前記排出口を封止し、
    前記第2の位置において、前記貫通流路の一方および他方の開口が前記第1流路内に位置するように構成される流路開閉機構。
  2. 前記挿入部材は、前記第1の位置からさらに挿入されることで前記第2の位置に移動する請求項1に記載の流路開閉機構。
  3. 前記挿入部材は、前記第1の位置において、前記第1部材の所定の面と当接する第1規制部を有し、
    前記第1規制部は、前記本体に着脱自在に設けられる請求項2に記載の流路開閉機構。
  4. 前記挿入部材は、前記本体の外周面から立設した第2規制部を有し、
    前記第2規制部は、前記第2の位置において前記第1部材の所定の面と当接する請求項2または3に記載の流路開閉機構。
  5. 前記挿入穴には、ネジ山が設けられ、
    前記本体は、円柱形状であり、外周面にネジ山が設けられ、
    前記挿入穴に前記本体が螺合する請求項1から4のいずれか1項に記載の流路開閉機構。
  6. 前記第1部材とは異なる第2部材と、
    前記第2部材内に形成され、前記第1部材の排出口から排出された前記液体を受入れる受入口を有する第2流路と、
    一端が前記第1部材の排出口に接続され、他端が前記第2部材の受入口に接続される配管を備え、
    前記受入口は、前記排出口より下方に設けられる請求項1から5のいずれか1項に記載の流路開閉機構。
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