JP2018162736A - ポンプ隙間計測装置およびポンプ隙間計測方法 - Google Patents

ポンプ隙間計測装置およびポンプ隙間計測方法 Download PDF

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恭輔 菊田
内田 義弘
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義弘 内田
学 辻村
Manabu Tsujimura
学 辻村
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Abstract

【課題】ポンプ内の隙間を容易に計測できるポンプ隙間計測装置を提供する。【解決手段】ポンプ隙間計測装置は、ポンプ内の隙間を撮影する内視鏡と、内視鏡の先端部から隙間に向けて互いに平行な一対のレーザ光を照射するレーザ光照射部と、一対のレーザ光の間隔を変更する間隔調整機構と、一方のレーザ光が隙間の一方の縁に照射されていることを内視鏡の映像で確認しながら、間隔調整機構により一対のレーザ光の間隔を変更し、他方のレーザ光が隙間の他方の縁に照射されたことを内視鏡の映像で確認したときの、間隔調整機構による一対のレーザ光の間隔の値に基づいて、隙間の幅を測定する制御部と、を備える。【選択図】 図4

Description

本発明は、ポンプ隙間計測装置およびポンプ隙間計測方法に関する。
立軸ポンプなどのポンプは、例えば排水機場に設置されて吸込水槽の水を吐出水槽に排出する。ポンプの使用を続けると内部が劣化したり摩耗・腐食したりする可能性があるため、定期的に内部をメンテナンスする必要がある。
特開2008−202575号公報
近年、ポンプ内部の点検のために工業用内視鏡が活用される事例がある。ケーシングのハンドホールから工業用内視鏡を挿入することにより、これまで分解整備でしか確認できなかった箇所の目視確認が可能となっている。
ところで、ポンプ内において、インペラとケーシングライナとの間の隙間はミリメートルオーダで設計されることがあるが、水中にあることからメンテナンス時においてその隙間を計測することは困難であった。
工業用内視鏡において2つのレンズを用いたステレオ計測により距離を測定する技術が提案されているが、ポンプ内のような水中かつ狭場所で測定することは想定されていない。すなわち、水中で撮影すると画像が歪んでしまうから、ミリメートルオーダを測定する際にはステレオ計測では大きな誤差となる可能性がある。また、2つのレンズを用いることから内視鏡の先端部が大型化してしまい、狭場所に挿入することができなくなる。
本発明は、以上のような点を考慮してなされたものである。本発明の目的は、ポンプ内の隙間を容易に計測できるポンプ隙間計測装置およびポンプ隙間計測方法を提供することにある。
本発明の第1の態様に係るポンプ隙間計測装置は、
ポンプ内の隙間を撮影する内視鏡と、
前記内視鏡の先端部から前記隙間に向けて互いに平行な一対のレーザ光を照射するレーザ光照射部と、
前記一対のレーザ光の間隔を変更する間隔調整機構と、
一方のレーザ光が前記隙間の一方の縁に照射されていることを前記内視鏡の映像で確認しながら、前記間隔調整機構により前記一対のレーザ光の間隔を変更し、前記他方のレーザ光が前記隙間の他方の縁に照射されたことを前記内視鏡の映像で確認したときの、前記間隔調整機構による前記一対のレーザ光の間隔の値に基づいて、前記隙間の幅を測定する制御部と、
を備える。
このような態様によれば、制御部は、一方のレーザ光が隙間の一方の縁に照射されていることを内視鏡の映像で確認しながら、間隔調整機構により一対のレーザ光の間隔を変更し、他方のレーザ光が隙間の他方の縁に照射されたことを内視鏡の映像で確認したときの、間隔調整機構による一対のレーザ光の間隔の値に基づいて、隙間の幅を測定する。ここで、レーザ光が隙間の縁に照射されているか否か、すなわちレーザ光の照射点の有無は、水中での撮影により映像が歪んでしまったとしても、映像内の輝度分布により容易に判別できる。そして、ステレオ計測のように映像内の距離に基づいて隙間の幅を測定するのではなく、レーザ光が隙間の縁に照射されたときに間隔調整機構から取得される一対のレーザ光の間隔の値に基づいて隙間の幅を測定することで、水中であっても精度よく隙間を計測できる。また、ステレオ計測のように2つのレンズを用いる必要がないため、内視鏡の先端部が大型化することがなく、狭場所でも容易に計測を行うことできる。したがって、ポンプ内の隙間を容易に計測できるようになる。
本発明の第2の態様に係るポンプ隙間計測装置は、第1の態様に係るポンプ隙間計測装置であって、
前記制御部は、
前記隙間の幅が第1の値以下の場合には、前記隙間の状態が正常であると判断し、
前記隙間の幅が前記第1の値より大きく第2の値以下である場合には、前記隙間の状態が要注意であると判断し、
前記隙間の幅が前記第2の値より大きい場合には、前記隙間の状態が異常であると判断する。
このような態様によれば、制御部は、測定した隙間の幅に応じて隙間の状態を3段階で判断する。これにより、ユーザは、隙間の状態を直感的に把握することができる。
本発明の第3の態様に係るポンプ隙間計測装置は、第2の態様に係るポンプ隙間計測装置であって、
前記制御部は、前記隙間の状態について、正常、要注意、異常のいずれであるかを、それぞれ異なる色でユーザに通知する。
このような態様によれば、ユーザは、隙間の状態をより直感的に把握することができる。
本発明の第4の態様に係るポンプ隙間計測装置は、第1〜3のいずれかの態様に係るポンプ隙間計測装置であって、
前記隙間は、インペラとケーシングライナとの間の隙間である。
本発明の第5の態様に係るポンプ隙間計測方法は、
ポンプ内の隙間を内視鏡により撮影するステップと、
前記内視鏡の先端部から前記隙間に向けて互いに平行な一対のレーザ光を照射するステップと、
一方のレーザ光が前記隙間の一方の縁に照射されていることを前記内視鏡の映像で確認しながら、間隔調整機構により前記一対のレーザ光の間隔を変更し、前記他方のレーザ光が前記隙間の他方の縁に照射されたことを前記内視鏡の映像で確認したときの、前記間隔調整機構による前記一対のレーザ光の間隔の値に基づいて、前記隙間の幅を測定するステップと、
を備える。
本発明の第6の態様に係るポンプ隙間計測方法は、第5の態様に係るポンプ隙間計測方法であって、
前記隙間の幅が第1の値以下の場合には、前記隙間の状態が正常であると判断し、
前記隙間の幅が前記第1の値より大きく第2の値以下である場合には、前記隙間の状態が要注意であると判断し、
前記隙間の幅が前記第2の値より大きい場合には、前記隙間の状態が異常であると判断するステップ、
を更に備える。
本発明の第7の態様に係るポンプ隙間計測方法は、第6の態様に係るポンプ隙間計測方法であって、
前記隙間の状態について、正常、要注意、異常のいずれであるかを、それぞれ異なる色でユーザに通知するステップ、
を更に備える。
本発明の第8の態様に係るポンプ隙間計測方法は、第5〜7のいずれかの態様に係るポンプ隙間計測方法であって、
前記隙間は、インペラとケーシングライナとの間の隙間である。
本発明によれば、ポンプ内の隙間を容易に計測できる。
図1は、一実施の形態に係るポンプ隙間計測装置を備えたポンプの概略構成を示す図である。 図2Aは、一実施の形態に係るポンプ隙間計測装置の内視鏡の先端部を拡大して示す正面図である。 図2Bは、図2Aに示す先端部をA−A線に沿って切断した断面図である。 図3は、一実施の形態に係るポンプ隙間計測装置の制御部に記憶された隙間状態判断テーブルを示す図である。 図4は、一実施の形態に係るポンプ隙間計測装置によるポンプ隙間計測方法を示すフローチャートである。 図5Aは、一実施の形態に係るポンプ隙間計測装置によるポンプ隙間計測方法の一工程を説明するための図である。 図5Bは、一実施の形態に係るポンプ隙間計測装置によるポンプ隙間計測方法の一工程を説明するための図である。
以下に、添付の図面を参照して、実施の形態を詳細に説明する。なお、本明細書に添付する図面においては、図示の理解のしやすさの便宜上、適宜縮尺および縦横の寸法比等を、実物のそれらから変更し誇張してある。
図1は、一実施の形態に係るポンプ隙間計測装置20を備えたポンプ10の概略構成を示す図である。図2Aは、一実施の形態に係るポンプ隙間計測装置20の内視鏡22の先端部21を拡大して示す正面図である。図2Bは、図2Aに示す先端部21をA−A線に沿って切断した断面図である。
図1に示すように、ポンプ10は、回転軸11と回転軸11に固定されたインペラ12とを含む回転体13と、回転体13の周囲を覆うケーシング14と、ポンプ10内の隙間を計測するポンプ隙間計測装置20と、を備えている。
このうちケーシング14は、軸方向に延びる筒形状を有しており、回転軸11は、ケーシング14の内部に回転可能に挿設されている。インペラ12は、回転軸11の下端部に同軸状に固定されている。
回転軸11の上端部には原動機(図示しない)が取り付けられており、原動機から出力される駆動力によってインペラ12と回転軸11とが一体に回転される。インペラ12の回転によりケーシング14内の流体が流動されることで、ケーシング14の上端部の吐出口14aから流体が吐き出されるとともに、ケーシング14の下端部の吸込口14bから新たな液体が吸い込まれるようになっている。
図1に示すように、ケーシング14には、ハンドホール15が形成されている。ハンドホール15から後述するポンプ隙間計測装置20の内視鏡22を挿入することにより、これまで分解整備でしか確認できなかったポンプ10内部の目視確認が可能となる。
図1、図2Aおよび図2Bに示すように、ポンプ隙間計測装置20は、ポンプ10内の隙間を撮影する内視鏡22と、内視鏡22の先端部21から隙間に向けて互いに平行な一対のレーザ光41、42を照射するレーザ光照射部30と、一対のレーザ光41、42の間隔を変更する間隔調整機構33と、一方のレーザ光41が隙間の一方の縁に照射されていることを内視鏡22の映像で確認しながら、間隔調整機構33により一対のレーザ光41、42の間隔Dを変更し、他方のレーザ光42が隙間の他方の縁に照射されたことを内視鏡22の映像で確認したときの、間隔調整機構33による一対のレーザ光41、42の間隔Dの値に基づいて、隙間の幅Cを測定する制御部23と、を有している。
図示された例では、レーザ光照射部30は、互いに平行な一対のレーザ光射出用ファイバ31、32と、一対のレーザ光射出用ファイバ31、32にレーザ光を供給するレーザ光供給用ファイバ34と、を有している。一対のレーザ光射出用ファイバ31、32の各々の軸線は、内視鏡22の先端部21に設けられたレンズ21Lの光軸と平行に向けられている。
間隔調整機構33は、一対のレーザ光射出用ファイバ31、32の間隔を機械的に変更することにより、一対のレーザ光射出用ファイバ31、32から射出される一対のレーザ光41、42の間隔Dを変更する。間隔調整機構33は、小型のアクチュエータであれば特に限定されず、たとえば圧電素子(ピエゾ素子)により構成される。図示された例では、間隔調整機構33は、一対のレーザ光射出用ファイバ31、32の各々を互いに独立に移動できるようになっている。
制御部23は、内視鏡22から隙間の映像を取得して画像処理を行い、画像内の輝度分布に基づいてレーザ光41、42の照射点の有無を認識する。また、制御部23は、間隔調整機構33に制御信号を送信して一対のレーザ光41、42の間隔を変更させるとともに、一対のレーザ光41、42の間隔を所望のタイミングで間隔調整機構33から取得する。
また、制御部23は、図示しない記憶媒体を有している。記憶媒体には、図3に示すような、隙間の幅Cと隙間の状態(および通知時の色)とを対応付けるテーブルが記憶されている。
次に、このような構成からなるポンプ隙間計測装置20によるポンプ隙間計測方法を説明する。図4は、ポンプ隙間計測装置20によるポンプ隙間計測方法を示すフローチャートである。
図4および図1に示すように、まず、ハンドホール15が開けられ、ハンドホール15からポンプ隙間計測装置20が挿入され、内視鏡22の先端部21のレンズ21Lがポンプ10内の隙間に向かうように方向付けられる。図示された例では、内視鏡22の先端部21のレンズ21Lは、インペラ12とケーシングライナ16との間の隙間に向かうように方向付けられる。この状態で、内視鏡22の先端部21は、図示しない固定手段(たとえば電磁石)によりケーシング11に対して固定支持される。そして、インペラ12とケーシングライナ16との間の隙間が内視鏡22により撮影される(ステップS50)。撮影された隙間の映像は、制御部23に送られる。
次に、レーザ光照射部30により、内視鏡22の先端部21から隙間に向けて一対のレーザ光41、42が照射される(ステップS51)。
そして、制御部23は、内視鏡22の映像を確認しながら間隔調整機構33を動作させることにより、図5Aに示すように、一方のレーザ光41を隙間の一方の縁(図示された例では、ケーシングライナ16)に照射する(ステップS52)。
次に、制御部23は、一方のレーザ光41が隙間の一方の縁に照射されていることを内視鏡22の映像で確認しながら、間隔調整機構33により一対のレーザ光41、42の間隔Dを変更する(ステップS53)。そして、他方のレーザ光42が隙間の他方の縁(図示された例では、インペラ12)に照射されたか否かを、内視鏡22の映像から判断する(ステップS54)。
他方のレーザ光42が隙間の他方の縁に照射されたことを内視鏡22の映像で確認できない場合には(ステップS54:NO)、制御部23は、間隔Dの変更(ステップS54)をやり直す。
図5Bに示すように、他方のレーザ光42が隙間の他方の縁(インペラ12)に照射されたことを内視鏡22の映像で確認できた場合には(ステップS54:YES)、制御部23は、間隔調整機構33による一対のレーザ光41,42の間隔Dの値に基づいて、隙間の幅Cを測定する(ステップS55)。
次に、制御部23は、あらかじめ記憶媒体に記憶されたテーブル(図3参照)に基づいて、測定された隙間の幅Cが第1の値(たとえば、設計値の1.1倍)以下であるか否かを判断する(ステップS56)。
隙間の幅Cが第1の値(設計値の1.1倍)以下の場合には(ステップS56:YES)、制御部23は、隙間の状態が正常であると判断し、その旨を青色のランプの点灯によりユーザに通知する(ステップS581)。
隙間の幅Cが第1の値(設計値の1.1倍)より大きい場合には(ステップS56:NO)、制御部23は、あらかじめ記憶媒体に記憶されたテーブル(図3参照)に基づいて、測定された隙間の幅Cが第2の値(たとえば、設計値の3倍)以下であるか否かを判断する(ステップS57)。
隙間の幅Cが第2の値(設計値の3倍)以下の場合には(ステップS57:YES)、制御部23は、隙間の状態が要注意であると判断し、その旨を黄色のランプの点灯によりユーザに通知する(ステップS582)。なお、要注意とは、ケーシングライナ16の早期取替が必要というわけではないが、予防保全の観点からポンプ性能を確保するために、ケーシングライナ16の適時の取替が薦められる、という意味である。
隙間の幅Cが第2の値(設計値の3倍)より大きい場合には(ステップS57:NO)、制御部23は、隙間の状態が異常であると判断し、その旨を赤色のランプの点灯によりユーザに通知する(ステップS583)。
ところで、発明が解決しようとする課題の欄でも言及したように、ポンプ内において、インペラとケーシングライナとの間の隙間はミリメートルオーダで設計されることがあるが、水中にあることからメンテナンス時においてその隙間を計測することは従来困難であった。
工業用内視鏡において2つのレンズを用いたステレオ計測により距離を測定する技術が提案されているが、ポンプ内のような水中かつ狭場所で測定することは想定されていない。すなわち、水中で撮影すると画像が歪んでしまうから、ミリメートルオーダを測定する際にはステレオ計測では大きな誤差となる可能性がある。また、2つのレンズを用いることから内視鏡の先端部が大型化してしまい、狭場所に挿入することができなくなる。
これに対し、本実施の形態によれば、制御部23は、一方のレーザ光41が隙間の一方の縁に照射されていることを内視鏡22の映像で確認しながら、間隔調整機構33により一対のレーザ光41、42の間隔Dを変更し、他方のレーザ光42が隙間の他方の縁に照射されたことを内視鏡22の映像で確認したときの、間隔調整機構33による一対のレーザ光41、42の間隔Dの値に基づいて、隙間の幅Cを測定する。ここで、レーザ光41、42が隙間の縁に照射されているか否か、すなわちレーザ光41、42の照射点の有無は、水中での撮影により映像が歪んでしまったとしても、映像内の輝度分布により容易に判別できる。そして、ステレオ計測のように映像内の距離に基づいて隙間の幅を測定するのではなく、レーザ光41、42が隙間の縁に照射されたときに間隔調整機構33から取得される一対のレーザ光41、42の間隔Dの値に基づいて隙間の幅Cを測定することで、水中であっても精度よく隙間を計測できる。また、ステレオ計測のように2つのレンズを用いる必要がないため、内視鏡22の先端部21が大型化することがなく、狭場所でも容易に計測を行うことできる。したがって、ポンプ10内の隙間を容易に計測できるようになる。
また、本実施の形態によれば、制御部23が測定した隙間の幅Cに応じて隙間の状態を3段階(正常、要注意、異常)で判断するため、ユーザは、隙間の状態を直感的に把握することができる。
また、本実施の形態によれば、制御部23が隙間の各状態をそれぞれ異なる色でユーザに通知するため、ユーザは、隙間の状態をより直感的に把握することができる。
以上、本発明の実施の形態を例示により説明したが、本発明の範囲はこれらに限定されるものではなく、請求項に記載された範囲内において目的に応じて変更・変形することが可能である。
10 ポンプ
11 回転軸
12 インペラ
13 回転体
14 ケーシング
14a 吐出口
14b 吸込口
15 ハンドホール
16 ケーシングライナ
20 ポンプ隙間計測装置
21 先端部
21L レンズ
22 内視鏡
23 制御部
30 レーザ光照射部
31 レーザ光射出用ファイバ
32 レーザ光射出用ファイバ
33 間隔調整機構
34 レーザ光供給用ファイバ
41 レーザ光
42 レーザ光

Claims (8)

  1. ポンプ内の隙間を撮影する内視鏡と、
    前記内視鏡の先端部から前記隙間に向けて互いに平行な一対のレーザ光を照射するレーザ光照射部と、
    前記一対のレーザ光の間隔を変更する間隔調整機構と、
    一方のレーザ光が前記隙間の一方の縁に照射されていることを前記内視鏡の映像で確認しながら、前記間隔調整機構により前記一対のレーザ光の間隔を変更し、前記他方のレーザ光が前記隙間の他方の縁に照射されたことを前記内視鏡の映像で確認したときの、前記間隔調整機構による前記一対のレーザ光の間隔の値に基づいて、前記隙間の幅を測定する制御部と、
    を備えたことを特徴とするポンプ隙間計測装置。
  2. 前記制御部は、
    前記隙間の幅が第1の値以下の場合には、前記隙間の状態が正常であると判断し、
    前記隙間の幅が前記第1の値より大きく第2の値以下である場合には、前記隙間の状態が要注意であると判断し、
    前記隙間の幅が前記第2の値より大きい場合には、前記隙間の状態が異常であると判断する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のポンプ隙間計測装置。
  3. 前記制御部は、前記隙間の状態について、正常、要注意、異常のいずれであるかを、それぞれ異なる色でユーザに通知する
    ことを特徴とする請求項2に記載のポンプ隙間計測装置。
  4. 前記隙間は、インペラとケーシングライナとの間の隙間である
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のポンプ隙間計測装置。
  5. ポンプ内の隙間を内視鏡により撮影するステップと、
    前記内視鏡の先端部から前記隙間に向けて互いに平行な一対のレーザ光を照射するステップと、
    一方のレーザ光が前記隙間の一方の縁に照射されていることを前記内視鏡の映像で確認しながら、間隔調整機構により前記一対のレーザ光の間隔を変更し、前記他方のレーザ光が前記隙間の他方の縁に照射されたことを前記内視鏡の映像で確認したときの、前記間隔調整機構による前記一対のレーザ光の間隔の値に基づいて、前記隙間の幅を測定するステップと、
    を備えたことを特徴とするポンプ隙間計測方法。
  6. 前記隙間の幅が第1の値以下の場合には、前記隙間の状態が正常であると判断し、
    前記隙間の幅が前記第1の値より大きく第2の値以下である場合には、前記隙間の状態が要注意であると判断し、
    前記隙間の幅が前記第2の値より大きい場合には、前記隙間の状態が異常であると判断するステップ、
    を更に備えたことを特徴とする請求項5に記載のポンプ隙間計測方法。
  7. 前記隙間の状態について、正常、要注意、異常のいずれであるかを、それぞれ異なる色でユーザに通知するステップ、
    を更に備えたことを特徴とする請求項6に記載のポンプ隙間計測方法。
  8. 前記隙間は、インペラとケーシングライナとの間の隙間である
    ことを特徴とする請求項5〜7のいずれかに記載のポンプ隙間計測方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114483607A (zh) * 2021-12-30 2022-05-13 格瑞拓动力股份有限公司 一种开式三元流叶轮与导流器之间的间隙测量方法

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