JP2018161431A - 放射線撮像装置、放射線撮像システム、放射線撮像装置の制御方法及びプログラム - Google Patents

放射線撮像装置、放射線撮像システム、放射線撮像装置の制御方法及びプログラム Download PDF

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啓吾 横山
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Abstract

【課題】放射線の照射中に、入射する放射線の線量を検出する精度を向上する技術を提供する。【解決手段】撮像領域と読出部と制御部とを備え、撮像領域は、複数の変換素子と入射する放射線の線量を取得するための検出部とを含み、制御部は、第1の動作では、検出部から読出部によって読み出された信号に基づいて入射する放射線の線量の判定を行い、判定の結果に応じて、放射線の曝射を停止させるための信号を出力した後、第2の動作に移行し、第2の動作では、第1の変換素子から読出部によって読み出された信号がしきい値に達した場合、第3の動作に移行し、第1の変換素子から読出部によって読み出された信号がしきい値に達しない場合、放射線を再曝射させるための信号を出力し、放射線源に放射線の再曝射を行わせた後、第3の動作に移行し、第3の動作では、第2の変換素子から放射線画像を生成する信号が読出部によって読み出される。【選択図】図5

Description

本発明は、放射線撮像装置、放射線撮像システム、放射線撮像装置の制御方法及びプログラムに関する。
医療画像診断や非破壊検査に用いる撮像装置として、放射線を電荷に変換する変換素子と薄膜トランジスタ(TFT)などのスイッチ素子とを組み合わせた画素がアレイ状に配された撮像パネルを含む放射線撮像装置が広く利用されている。こうした放射線撮像装置において、放射線の照射中に放射線撮像装置に入射した放射線の線量の検出することが知られている。特許文献1には、放射線の照射中、入射する線量を検出するための線量検出動作を周期的に繰り返し、目標線量に応じて放射線の照射を停止するタイミングを通知する放射線撮像装置が示されている。
特開2013−138829号公報
放射線の照射中、線量を検出するための検出用の素子から信号を読み出す場合、放射線の照射によって生じる放射線画像を取得するための画素の電位変動が寄生容量を介して信号線の電位が変動するクロストークが発生する。放射線の照射中に、検出用の素子から信号を周期的に複数回に分けて読み出す場合、入射した放射線から変換される1回当たりの信号量が小さくなる。結果として、放射線から変換される信号量に対してクロストークの影響が大きくなり、取得した放射線の線量情報の精度が低下する可能性がある。
本発明は、放射線の照射中に、放射線撮像装置に入射する放射線の線量を検出する精度を向上する技術を提供することを目的とする。
上記課題に鑑みて、本発明の実施形態に係る放射線撮像装置は、放射線画像を取得するための撮像領域と、読出部と、制御部と、を備える放射線撮像装置であって、撮像領域は、第1の変換素子および第2の変換素子を含む複数の変換素子と、入射する放射線の線量を取得するための検出部と、を含み、制御部は、第1の動作、第2の動作および第3の動作を実行し、第1の動作では、検出部から読出部によって読み出された信号に基づいて入射する放射線の線量の判定を行い、判定の結果に応じて、放射線の曝射を停止させるための信号を出力した後、第2の動作に移行し、第2の動作では、第1の変換素子から読出部によって読み出された信号がしきい値に達した場合、第3の動作に移行し、第1の変換素子から読出部によって読み出された信号がしきい値に達しない場合、放射線を再曝射させるための信号を出力し、放射線源に放射線の再曝射を行わせた後、第3の動作に移行し、第3の動作では、第2の変換素子から放射線画像を生成する信号が読出部によって読み出されることを特徴とする。
上記手段によって、放射線の照射中に、放射線撮像装置に入射する放射線の線量を検出する精度を向上する技術を提供する。
本発明の実施形態に係る放射線撮像装置の構成を示すブロック図および回路図。 図1の放射線撮像装置の画素の平面図および断面図。 図1の放射線撮像装置の動作のタイミングチャートを示す図。 図1の放射線撮像装置を用いたシステムの構成を示すブロック図。 図2のシステムの動作のタイミングチャートを示す図。 図5のタイミングチャートの変形例を示す図。 図1の回路図の変形例を示す図。 図5のタイミングチャートの変形例を示す図。 図1の回路図の変形例を示す図。 図5のタイミングチャートの変形例を示す図。 図1の放射線撮像装置を用いた放射線撮像システムの構成例を示す図。
以下、本発明に係る放射線撮像装置の具体的な実施形態を、添付図面を参照して説明する。なお、以下の説明及び図面において、複数の図面に渡って共通の構成については共通の符号を付している。そのため、複数の図面を相互に参照して共通する構成を説明し、共通の符号を付した構成については適宜説明を省略する。なお、本発明における放射線には、放射線崩壊によって放出される粒子(光子を含む)の作るビームであるα線、β線、γ線などの他に、同程度以上のエネルギを有するビーム、例えばX線や粒子線、宇宙線なども含みうる。
第1の実施形態
図1〜3を参照して、本発明の実施形態による放射線撮像装置の構成について説明する。図1(a)は、本発明の第1の実施形態における放射線撮像装置200の構成例を示すブロック図である。放射線撮像装置200は、信号検出部223、信号処理部224、制御部225、電源回路226を含む。制御部225は、信号検出部223、信号処理部224及び電源回路226のそれぞれに制御信号を供給し、放射線撮像装置200の各構成要素を制御する。信号検出部223は、支持基板100、画素アレイ228、駆動回路221、読出回路222を含む。画素アレイ228は支持基板100上に配される。画素アレイ228は、支持基板100の上の撮像領域に配され、放射線画像を取得するための複数の画素を含む。それぞれの画素は、放射線を電気信号に変換するための変換素子が配される。また、画素アレイ228は、入射する放射線の線量を取得するための検出部を含む。検出部は、画素に配された変換素子の一部を用いてもよいし、放射線画像を取得するための変換素子とは別に専用の変換素子などを設けてもよい。駆動回路221は、画素アレイ228を駆動する。読出回路222は、画素アレイ228の入射した放射線によって、変換素子および検出部で生成された信号を読み出す。駆動回路221と読出回路222とが協働し読出部として機能することによって、画素アレイ228のそれぞれの変換素子および検出部で放射線から変換された信号が出力される。信号処理部224は、読出回路222から読み出された検出素子や検出部の信号を制御部225に転送する。制御部225は、この検出素子および検出部からの信号に応じて、信号検出部223の動作や、放射線源から放射線の曝射するための信号を出力する。また、信号処理部224は、制御部225から供給される制御信号に応じて、読出回路222から読み出された信号を放射線撮像装置200の外部に配された画像処理部(不図示)に供給する。信号の供給を受けた画像処理部(不図示)は、電気信号から放射線画像を生成しディスプレイ(不図示)などに出力してもよい。これによって、放射線撮像装置200のユーザーは、撮像した放射線画像を観察することができる。また、読出回路222から読み出された信号の画像化処理は、信号処理部224で行ってもよい。電源回路226は、放射線撮像装置200の各構成要素にバイアス電圧を供給する。本実施形態において、信号処理部224と制御部225とは、それぞれ別の構成になっているが、例えば制御部225が信号処理部224の処理を行う一体の構成になっていてもよい。
次に、図1(b)を用いて信号検出部223について説明する。信号検出部223は、上述したように画素アレイ228の配された支持基板100、読出部を構成する駆動回路221および読出回路222を含む。画素アレイ228は、行列状に配された複数の画素を含む。それぞれの画素には、放射線を電気信号に変換するための変換素子が含まれる。
画素101は、放射線画像を取得するために、入射した放射線または光の量に応じた電荷に変換する変換素子102と、変換素子102で生成された電荷を信号線に出力するスイッチ素子103とを含む。変換素子102は、例えば放射線を光に変換するシンチレータと、シンチレータで変換された光を電荷に変換する光電変換素子とを用いた間接型の変換素子であってもよい。また、変換素子102として、例えば放射線を直接電荷に変換する直接型の変換素子を用いてもよい。スイッチ素子103として、例えば非晶質シリコン又は多結晶シリコンを用いた薄膜トランジスタ(TFT)を用いることができる。例えば、TFTに求められる特性に応じて、多結晶シリコンを用いてもよい。また、TFTに用いる半導体材料は、シリコンに限られるものではなく、ゲルマニウムや化合物半導体などの他の半導体材料を用いてもよい。
変換素子102の第1電極には、スイッチ素子103の第1主電極が電気的に接続され、変換素子102の第2電極には、バイアス線108が電気的に接続される。バイアス線108は、列に沿って配された複数の変換素子102の第2電極に共通して接続される。各列に配されたバイアス線108には、共通のバイアス電圧が供給される。バイアス線108は、図1(a)に示す電源回路226よりバイアス電圧の供給を受ける。
スイッチ素子103の第2主電極には、信号線106が電気的に接続される。信号線106には、列に沿って配された画素のスイッチ素子103の第2主電極が共通に接続される。信号線106は、画素の列ごとに配される。それぞれの信号線106は、読出回路222に電気的に接続される。スイッチ素子103の制御電極には、駆動線104が電気的に接続される。駆動線104は、行に沿って配された複数の画素101のスイッチ素子103の制御電極に共通に接続され、駆動線104には、駆動回路221からゲート制御電圧Vg1〜Vg5が印加される。
画素121は、入射する放射線の線量を取得するために、入射した放射線または光の量に応じた電荷に変換する変換素子122と、変換素子122で生成された電荷を信号線に出力するスイッチ素子123とを含む。同様に、画素131は、入射する放射線の線量を取得するために、入射した放射線または光の量に応じた電荷に変換する変換素子132と、変換素子132で生成された電荷を信号線に出力するスイッチ素子133とを含む。画素121、131は、変換素子102とスイッチ素子103とを含んでいてもよい。変換素子122、132は変換素子102と、スイッチ素子123、133はスイッチ素子103と、それぞれ同様の構成を有していてよい。画素121の変換素子122および画素131の変換素子132は、それぞれ入射する放射線の線量を取得するための検出部として機能しうる。
変換素子122の第1電極には、スイッチ素子123の第1主電極が電気的に接続され、変換素子122の第2電極には、列ごとに配されたバイアス線108が電気的に接続される。同様に、変換素子132の第1電極には、スイッチ素子133の第1主電極が電気的に接続され、変換素子132の第2電極には、列ごとに配されたバイアス線108が電気的に接続される。検出線110には、列に沿って配されたスイッチ素子123、133の第2主電極が接続される。それぞれの検出線110は、読出回路222に電気的に接続される。スイッチ素子123、133の制御電極には、行ごとに配された駆動線124、134が接続される。それぞれの駆動線124、134には、駆動回路221からゲート制御電圧Vga1〜Vga4、Vgbが印加される。
読出回路222では、信号線106及び検出線110が、それぞれオペアンプ150の反転入力端子に接続される。またオペアンプ150の反転入力端子は、帰還容量を介し出力端子に接続され、非反転入力端子は、任意の固定電位に接続される。オペアンプ150は、電荷電圧変換回路として機能する。オペアンプ150の後段に、サンプルホールド回路151、マルチプレクサ152を介してADコンバータ153が接続される。読出回路222は、信号線106及び検出線110を介してそれぞれの画素101、121、131の変換素子102、122、132から転送される電荷をデジタル信号の電気信号に変換するデジタル変換回路を構成する。読出回路222は、各回路を集積化してもよいし、回路ごとに個別に配置してもよい。
次に、図2を用いて本実施形態の画素101および画素121の構造について説明する。図2(a)は画素101の平面図、図2(b)は画素121の平面図、図2(c)は図2(b)のA−A’間の画素121の断面図をそれぞれ示す。画素131は、画素121と同様の構成を有しうるため、ここでは説明を省略する。
本実施形態において、放射線を光に変換するシンチレータと、シンチレータで変換された光を電荷に変換する光電変換素子とを用いた間接型の変換素子を用いる。図2(a)に示すように画素101には、変換素子102とスイッチ素子103とが配される。また、図2(b)に示すように画素121には、変換素子102及びスイッチ素子103と、変換素子122及びスイッチ素子123とが配される。図2(c)に示すように変換素子102には、PIN型のフォトダイオード334が用いられうる。また、変換素子122にも、変換素子102と同様にPIN型のフォトダイオード335が用いられうる。変換素子102は、ガラス基板などの絶縁性の支持基板100の上に設けられたTFTを用いたスイッチ素子103の上に、層間絶縁層330を挟んで積層される。同様に変換素子122は、支持基板100の上に設けられたTFTを用いたスイッチ素子123の上に、層間絶縁層330を挟んで積層される。
変換素子102と変換素子122とは、互いに隣接する変換素子102の第1電極331と変換素子122の第1電極332とが導通しないように絶縁され、第1電極331と第1電極332との間に設置された素子間絶縁膜333が絶縁性を高めている。第1電極331、332及び素子間絶縁膜333上には、それぞれPIN型のフォトダイオード334、335がn層−i層−p層の順で積層される。フォトダイオード334、335上には、それぞれの第2電極336、337が配置される。更にフォトダイオード334、335を覆うように保護膜338、第2層間絶縁層339、バイアス線108、保護膜340が配される。保護膜340上には、平坦化膜(不図示)及びシンチレータ(不図示)が配される。第2電極336、337は、共にバイアス線108に接続される。本実施形態において、第2電極336、337には、例えば酸化インジウムスズ(ITO)などの光透過性を有する電極が用いられる。第2電極336、337は、保護膜340上のシンチレータ(不図示)で放射線から変換された光がフォトダイオード334、335に透過可能な構成となっている。
図2(a)および図2(b)に示すように、画素101と画素121とでは、変換素子102の大きさが異なる。このため、画素101と画素121とに入射する放射線の入射量が同一であった場合においても、それぞれの変換素子102から出力される電荷量が異なる。画素121の変換素子102から出力された電荷から読出回路222で読み出された電気信号を放射線画像に用いる場合は、白補正(ゲイン補正)など、適宜必要な補正を行なうとよい。また、例えば、画素121に変換素子102を配置せず、検出部として用いる変換素子122のみを配置してもよい。この場合、放射線画像を形成するための信号を出力しない画素が生じるが、画素121の周囲に配された画素101から出力される電気信号を用いて放射線画像を補正してもよい。また、変換素子122において、入射する放射線の線量の検出に用いた信号を放射線画像の形成に用いてもよい。
次いで、本実施形態における動作タイミングについて、図3のタイミングチャートを用い説明する。図3(a)のタイミングチャートには、それぞれのスイッチ素子103、123、133の制御電極に接続される駆動線104、124、134に印加されるゲート制御電圧Vg1〜Vg5、Vga1〜Vga4、Vgbが示されている。ゲート制御電圧Vg1〜Vg5、Vga1〜Vga4、VgbがHIの場合、それぞれの駆動線104、124、134に接続されたスイッチ素子103、123、133はオン動作し、第1主電極と第2主電極との間が導通状態となる。また、ゲート制御電圧Vg1〜Vg5、Vga1〜Vga4、VgbがLOの場合、それぞれの駆動線104、124、134に接続されたスイッチ素子103、123、133はオフ動作し、第1主電極と第2主電極との間が非導通状態となる。また、タイミングチャートの「放射線の曝射」は、放射線源227から放射線が照射されている期間を示している。
本実施形態において、制御部225は、図3(a)に示される期間T1、T2において、3種類の動作を実行する。図3(a)に示される期間T1は、放射線が照射される期間であり、2種類の検出周期で、それぞれ電荷の蓄積の開始から読み出すまでの蓄積時間が異なる放射線の情報を取得する。その後、期間T2で、期間T1の間に入射した放射線によって生成された信号を、それぞれの画素から取得する。
まず、期間T1において、制御部225からの制御によって、駆動回路221は逐次的にゲート制御電圧Vga1〜Vga4にHIを印加し、変換素子122で放射線から変換された信号を逐次的に読出回路222に読み出す。例えば、ゲート制御電圧Vga1をHIとした場合、図1(b)に示すノードa1を介して信号が、読出回路222に読み出される。変換素子122から逐次的に信号を読み出すタイミングは、例えば、所定の検出周期で周期的に信号を読み出してもよい。検出周期は、放射線撮像装置200の特性や、放射線撮像装置200に曝射される放射線の特性によって、適宜決定すればよい。駆動回路221がゲート制御電圧Vga1〜Vga4に逐次的にHIを印可し、変換素子122で放射線から変換された信号を読出回路222に読み出している間、駆動回路221は、ゲート制御電圧VgbはLOを印加する。結果として、変換素子122で放射線から変換された信号を読出回路222に読み出している間、変換素子132には放射線から変換された電荷が蓄積される。
変換素子122から出力される信号は、読出回路222によって、サンプリングされデジタル変換された後、固定パターンノイズの除去や、クロストーク成分の除去、ゲイン補正が施されてもよい。また、逐次的(周期的)に読み出された信号を補正前または補正後に積算し、累積してもよい。各補正方法については、既知の補正方法を用いることが可能なため、ここでは説明を省略する。
次に、変換素子122からの逐次的に信号の検出する動作を実行した後、制御部225の制御によって駆動回路221はゲート制御電圧VgbにHIを印可し、変換素子132から出力さえる信号を読出回路222に読み出す動作に移行する。図1(b)に示す構成では、ノードa1を介して変換素子132から信号が読み出される。
変換素子132から出力された信号は、読出回路222によってサンプリングされ、デジタル変換後、固定パターンノイズの除去、クロストーク成分の除去、ゲイン補正などの補正が行われる。これらの補正のすべてが施されてもよいし、一部のみが施されてもよい。ゲート制御電圧VgbにHIが印加され、変換素子132からの信号を取得するタイミングは、放射線の曝射中であってもよいし、放射線の曝射終了後であってもよい。放射線の曝射の終了後に信号を取得する場合、デジタル変換後の補正処理において、クロストーク成分の除去を行わなくてもよい。
上述した動作によって、制御部225は、異なる検出周期の変換素子122から出力された信号に基づいた放射線の情報と、変換素子132から出力された信号に基づいた放射線の情報と、を取得する。その後、期間T2に移行し、制御部225は、読出部の駆動回路221を制御しゲート制御電圧Vg1〜Vg5に順次HIを印可させ、変換素子102から出力される信号を読出部の読出回路222にサンプリングさせる。変換素子102から出力される信号は、読出回路222によってデジタル変換後、固定パターンノイズの除去、ゲイン補正などの補正が施される。この補正された信号を用いて放射線画像が形成され、例えば診断に用いられる。
変換素子122からの信号に基づいた放射線の情報、変換素子132からの信号に基づいた放射線情報の利用方法は、本実施形態において限定するものではないが、放射線が照射されたことを検知する放射線照射開始自動検知技術に用いてもよい。さらに、放射線の照射が終了したことを検知する放射線照射終了自動検知技術に用いてもよい。
ここで、2種類の検出周期で入射する放射線の線量を取得する本実施形態の効果について説明する。変換素子122からの信号に基づいた放射線の情報は、リアルタイム性に優れ、放射線の曝射中に連続して、入射する放射線の線量などの情報を得ることができる。一方、変換素子132からの信号に基づいた放射線の情報は、変換素子122から出力される信号と比較して、アナログ信号を用いた読み出し回数を抑えているため、低ノイズとなり信号の精度が改善しうる。また、検出線110と変換素子用のスイッチ素子123との間が導通状態であるときと、非導通状態であるときと、で寄生容量が変化するため、放射線が入射している領域において、検出線110に発生するクロストーク量が変化する。このため、変換素子122用のスイッチ素子123が導通状態、非導通状態を繰り返す場合、クロストークの正確な補正が困難となる。一方、変換素子132からの信号を一括で取得する場合、変換素子132用のスイッチ素子133が導通状態になる期間が最小限に抑えられ、クロストークの補正がより正確となる。さらに、放射線の曝射終了後に変換素子132からの信号を取得する場合、クロストーク成分の除去のための補正が不要になり、補正に起因する信号の劣化を抑制できる。さらに、放射線の曝射中に発生する放射源からの電磁ノイズの影響を受けにくくなるため、より放射線の情報の精度が向上しうる。このように、本実施形態において、リアルタイム性に優れた放射線の情報と精度に優れた放射線の情報との双方の情報が取得されうる。
図3(b)に、放射線の照射開始を検知する場合のタイミングチャートを示す。図3(b)には、ゲート制御電圧Vg1〜Vg5、Vga1〜Vga4、Vgbが示されている。また、図3(b)のタイミングチャートには、ゲート制御電圧Vga1をHIとした場合、変換素子122から出力される信号Da1、および、ゲート制御電圧VgbをHIとした場合、変換素子132から出力される信号Dbが示されている。本実施形態において、入射する放射線の線量を取得するための検出部、換言すると放射線が入射したことを検知する検出部として、変換素子122が用いられる。
まず、制御部225は、読出部の駆動回路221を制御し、ゲート制御電圧VgbにLOを印可させるとともに、ゲート制御電圧Vga1〜Vga4に逐次的にHIを印加させる。この動作によって、変換素子132には入射する放射線の線量に応じた電荷が蓄積され、変換素子122から逐次的に信号を読出部の読出回路222にサンプリングされる。このとき、制御部225は、図3(b)に示すように、駆動回路221を制御しゲート制御電圧Vg1〜Vg5に、順次、HIを印加し、変換素子102をリセット動作させてもよい。
放射線の曝射が開始された後、ゲート制御電圧Vga1〜Vga4にHIが入力されると、変換素子122で放射線から変換された信号が出力される。例えば、ゲート制御電圧Vga1をHIとした場合、図1(b)に示すノードa1を介して信号Da1が、読出回路222に読み出される。信号Da1は、読出回路222によってデジタル変換後、固定パターンノイズ補正、クロストーク補正、ゲイン補正などが施されてもよい。制御部225は、信号Da1が放射線の曝射が開始されたことを検知するために予め設定されたしきい値Th.a1に達したか否かを判定する。制御部は、信号Da1がしきい値Th.a1に達したと判定すると、駆動回路221を制御し制御電圧Vga1〜Vga4への逐次的なHIの印加を停止させる。
次いで、制御部225は、信号Da1がしきい値Th.a1に達したことに応じて、駆動回路221を制御しゲート制御電圧VgbにHIを印加し、変換素子132から読出回路222に信号を読み出す。このとき、変換素子132から、上述したゲート制御電圧VgbにLOを印可され変換素子132で電荷の蓄積が開始されてから、信号を読み出す読出動作までに蓄積された電荷に応じた信号Dbが出力される。信号Dbは、信号Da1と同様に読出回路222によってデジタル変換後、固定パターンノイズ補正、クロストーク補正、ゲイン補正などが施されてもよい。
制御部225は、この信号Dbを放射線の曝射が開始されたか否かの判定を行うための判定用の信号として用い、信号Dbと放射線の曝射が開始されたことを検知するための、予め設定されたしきい値Th.bとを比較する。しきい値Th.bは、変換素子122と変換素子132との放射線を信号に変換する面積などに応じて、しきい値Th.aと同じ値であってもよいし、異なる値であってもよい。しきい値Th.aとしきい値Th.bとは、変換素子122と変換素子132との放射線を信号に変換する面積などに応じて、適宜決定すればよい。制御部225は、信号Dbがしきい値Th.bに達した場合、放射線の照射が開始されたことを検知したと判断し、駆動回路221を制御しゲート制御電圧Vg1〜Vg5にLOを印加させる。これによって、変換素子102は、リセット動作を停止し、放射線画像を取得するために放射線量に応じた電荷を蓄積する動作に移行する。
一方、制御部225は、信号Dbがしきい値Th.bに達しない場合、再び、駆動回路221を制御しゲート制御電圧Vga1〜Vga4に逐次的にHIを印加し、ゲート制御電圧VgbにLOを印加する動作に戻る(移行する)。結果として、放射線が入射していないにもかかわらず、ノイズなどの影響で変換素子122からしきい値Th.a1を超えるような信号Da1が出力された場合においても、変換素子132から出力される放射線の情報によって誤判定を抑制することが可能となる。
第2の実施形態
図4〜8を参照して、本発明の実施形態による放射線撮像装置の構成について説明する。図4は、本発明の第2の実施形態における放射線撮像装置200を用いたシステムの構成を示すブロック図である。放射線撮像装置200には、放射線を照射する放射線源227と放射線源227を制御する放射線制御部229とが接続される。これ以外の構成は、上述の第1の実施形態と同様であってもよい。
放射線制御部229は、制御部225から供給される制御信号に応じて放射線源227を制御する。本実施形態において、放射線制御部229によって放射線源227が制御されているが、制御部225が、放射線制御部229を介さずに放射線源227に制御信号を直接、供給してもよい。また例えば、本実施形態において、放射線撮像装置200と放射線制御部229とは、それぞれ別個に配される構成となっているが、放射線撮像装置200が、次に述べる放射線制御部229の機能の少なくとも一部を含んでいてもよい。また、放射線撮像装置200と放射線制御部229とが、一体で構成されていてもよい。例えば、放射線制御部229の機能の一部またはすべてが、制御部225に組み込まれていてもよい。また逆に、制御部225の機能の一部が、放射線制御部229に含まれていてもよい。
放射線撮像の際、撮像条件である管電流や管電圧などの条件は、放射線制御部229に外部から入力されうる。また放射線の照射時間などの条件も、放射線制御部229に外部から入力され、放射線源227の制御に用いられうる。管電流、管電圧、照射時間などの撮像条件は、ユーザーによって放射線制御部229に値を直接入力されてもよい。また、撮像条件は撮像モードごとに予め設定され、例えば放射線制御部229に保存された撮像条件のレシピからユーザーによって選択されてもよい。放射線制御部229は、ユーザーから撮像の条件などの情報の入力を受け付けるユーザーインターフェースを有し、構成の一部に例えばパソコンを用いてもよいし、また、放射線源を含む放射線発生装置に付属の制御卓を含んでいてもよい。
次いで、本実施形態における動作タイミングについて、図5のタイミングチャートを用い説明する。図5のタイミングチャートには、それぞれのスイッチ素子103、123、133の制御電極に接続される駆動線104、124、134に印加されるゲート制御電圧Vg1〜Vg5、Vga1〜Vga4、Vgbが示されている。ゲート制御電圧Vg1〜Vg5、Vga1〜Vga4、VgbがHIの場合、それぞれの駆動線104、124、134に接続されたスイッチ素子103、123、133はオン動作し、第1主電極と第2主電極との間が導通状態となる。また、ゲート制御電圧Vg1〜Vg5、Vga1〜Vga4、VgbがLOの場合、それぞれの駆動線104、124、134に接続されたスイッチ素子103、123、133はオフ動作し、第1主電極と第2主電極との間が非導通状態となる。また、図5のタイミングチャートには、ゲート制御電圧Vga1をHIとした場合、変換素子122から出力される信号Da1の累積値、ゲート制御電圧VgbをHIとした場合、変換素子132から出力される信号Db、および、曝射許可信号Enが示されている。
図5の期間T1は、放射線が照射され、照射された線量が目標とする線量に到達したか否かを判定する期間であり、2種類の検出周期で、それぞれ電荷の蓄積の開始から読み出すまでの蓄積時間が異なる放射線の情報を取得する。撮影準備が整うと放射線制御部229は、制御部225から供給される制御信号に応じて放射線源227に曝射許可信号Enを送信する。放射線源227は、例えば、曝射許可信号Enとユーザ(医者や技師)からの操作信号とが同時に入力された場合、放射線の曝射を開始する。例えば、操作信号は、放射線曝射スイッチやフットペダルによって放射線源227に入力される。図5のタイミングチャートでは、Xstartのタイミングで、曝射許可信号Enと操作信号とが同時に入力され、放射線源227からの放射線の曝射が開始される。
入射する放射線の線量を取得するための検出部は、ユーザーが決定してもよいし、ユーザーが被写体の関心領域に合わせて設定した情報に基づき、制御部225が、複数の変換素子102、122、132の中から監視する対象となる変換素子を決定してもよい。同様に、照射された線量が目標とする線量に到達したか否かを判定する変換素子も、ユーザーが決定してもよい。また、ユーザーが被写体の関心領域に合わせて設定した情報に基づき、制御部225が、複数の変換素子102、122、132の中から監視する対象となる変換素子を決定してもよい。本実施形態において、入射する放射線の線量を取得するための検出部に用いる変換素子、入射した線量が目標とする線量に到達したか否かを判定する変換素子、および、放射線画像を生成する信号を出力する変換素子は、それぞれ異なる変換素子を用いる。
本実施形態において、入射する放射線の線量を逐次的に取得し、入射する放射線の線量の判定をするための検出部としてゲート制御電圧Vga1が印加される駆動線124に接続された変換素子122が用いられる。また、照射された線量が目標とする線量に到達したか否かを、検出部とは異なる検出周期で判定するための変換素子として、ゲート制御電圧Vgbが印加される駆動線124に接続された変換素子132が用いられる。また、変換素子102は、放射線画像用の信号を生成する。本実施形態において、それぞれ入射する放射線の逐次的な線量の取得および線量が目標とする線量に到達したか否かの判定に、それぞれ1つの変換素子を用いるが、これに限られることはない。それぞれ複数の変換素子を用いて、出力される信号の平均値などから、入射する放射線の逐次的な線量の取得や線量が目標とする線量に到達したか否かの判定を行ってもよい。
まず、制御部225は、読出部の駆動回路221を制御し、逐次的にゲート制御電圧Vga1〜Vga4にHIを印加させ、変換素子122から出力される信号を読出部の読出回路222に読み出させる。ゲート制御電圧Vga1〜Vga4へのHIの印加は、所定の検出周期で周期的に行ってもよい。ゲート制御電圧Vga1〜Vga4へのHIの周期的な印加を開始するタイミングは、図5に示すように、放射線の曝射が開始される前であってもよい。また、制御部225は、駆動回路221を介して、ゲート制御電圧Vga1〜Vga4へのHIの印加とともに、ゲート制御電圧Vg1〜Vg5、Vgbに、LOを印加する。これによって、変換素子102、132に入射した放射線の線量に応じた電荷が蓄積される。
制御端子にゲート制御電圧Vga1が入力されるスイッチ素子123に接続された変換素子122からの信号Da1は、ノードa1を介して読出回路222に読み出される。信号Da1は、読出回路222によってデジタル変換後、固定パターンノイズの除去や、クロストーク成分の除去、ゲイン補正が施されてもよい。制御部225は、変換素子122から読み出された信号Da1に基づいて、入射する放射線の線量の判定を行う。具体的には、制御部225は、逐次的(周期的)に読み出される信号Da1を補正前または補正後に積算し、信号Da1の累積値を取得する。制御部225は、信号Da1の累積値に基づいて、入射する放射線の線量の判定を行う。図5の「Da1」は、この信号Da1の累積値を示している。制御部225は、信号Da1の累積値をモニタし、この信号Da1の累積値が所定の値に達したか否かの判定を行う。例えば、制御部225は、信号Da1の累積値が予め設定された所定のしきい値Th.a1に達したか否かの判定を行う。
制御部225は、信号Da1の累積値が予め設定されたしきい値Th.a1に達した場合、これに応じて、放射線の曝射を停止させるための信号を出力する。制御部225から出力される放射線の曝射を停止させるための信号に応じて、放射線制御部229は、放射線源227への曝射許可信号Enを停止する。このとき、制御部225は、曝射を停止させるための信号を、信号Da1の累積値がしきい値Th.a1に達すると同時に出力してもよいし、しきい値Th.a1に達してから所定の期間を経過した後に出力してもよい。また、制御部225が、信号Da1の累積値に基づいて行う入射する放射線の線量の判定は、信号Da1の累積値が、しきい値Th.a1に達したか否かを判定することに限られるものではない。例えば、信号Da1の累積値の変化量に基づいて、累積値が所定の値に達するまでの時間を判定(予想)する。時間の判定は、例えば、信号Da1の累積値の変化量と目標としきい値Th.a1との関係から算出してもよい。判定した時間の経過後、信号Da1の累積値が所定の値Th.a1に達したとして、放射線の曝射を停止させるための信号を出力してもよい。何れの場合においても、しきい値Th.a1は、放射線画像を生成するために必要な放射線量が入射するように、事前に決められた値である。
次いで、制御部225は、信号Da1の累積値がしきい値Th.a1に達したことを判定し曝射停止のための信号を出力した後、駆動回路221を制御しゲート制御電圧VgbにHIを印加し、変換素子132から読出回路222に信号を読み出す動作に移行する。変換素子132から、ゲート制御電圧Vga1〜Vga4に逐次的にHIを印加するとともに、ゲート制御電圧VgbにLOを印可し変換素子132で電荷の蓄積が開始されてから、信号を読み出す読出動作までに蓄積された電荷に応じた信号Dbが出力される。信号Dbは、読出回路222によってデジタル変換後、固定パターンノイズの除去、クロストーク成分の除去、ゲイン補正など必要な処理が施されてもよい。制御部225は、信号Dbを、入射した線量を判定するための信号として用い、予め設定されたしきい値Th.bとの比較を行う。しきい値Th.bは、変換素子122と変換素子132との放射線を信号に変換する面積などに応じて、しきい値Th.aと同じ値であってもよいし、異なる値であってもよい。しきい値Th.aとしきい値Th.bとは、変換素子122と変換素子132との放射線を信号に変換する面積などに応じて、適宜決定すればよい。
信号Dbが、しきい値Th.bに達した場合、図5(a)に示すように、制御部225は、駆動回路221を介してゲート制御電圧Vg1〜Vg5に順次Hiを印加し、変換素子102から信号を読出回路222に読み出す動作に移行する。読み出された信号は、読出回路222にてデジタル変換後、固定パターンノイズ、ゲイン補正などの補正が施される。この補正された信号を用いて放射線画像が生成され、放射線画像は、例えば診断画像として用いられる。
一方、図5(b)は、信号Dbがしきい値Th.bに達しなかった場合のタイミングチャートである。信号Dbがしきい値Th.bに達しない場合、制御部225は、放射線を再曝射させるための信号を出力する。制御部225から出力される放射線を再曝射させるための信号に応じて、放射線制御部229は、再度、曝射許可信号Enを出力し、放射線源227に放射線の再曝射を行わせる。このとき、再曝射をさせるための信号には、放射線を再曝射する際の時間の情報が含まれうる。この、時間の情報は、曝射許可信号Enの出力期間でありうる。再曝射の際の曝射許可信号Enの出力期間は、予め決められた時間であってもよい。また、線量を判定するための信号として用いた信号Dbと、しきい値Th.bと、の差に応じた時間であってもよく、例えば、しきい値Th.bに対して、信号Dbの不足量に応じた時間であってもよい。例えば、しきい値Th.bに対し、信号Dbの値が50%であった場合、制御部225は、目標とする線量に対し半分しか放射線の照射が行われていないと判断して、既に、曝射許可信号Enを出した時間と同じ時間、曝射許可信号Enを再度出力する。制御部225が出力した曝射許可信号Enによって、再曝射が行われた後、制御部225は、駆動回路221を介してゲート制御電圧Vg1〜Vg5に順次Hiを印加し、変換素子102から信号を読出回路222に読み出す動作に移行する。読み出された信号は、放射線画像の生成に用いられる。
再曝射が行われた後、制御部225は、図6(a)に示すように、駆動回路221を介してゲート制御電圧VgbにHIを印加し、変換素子132から読出回路222に信号を読み出してもよい。これによって、変換素子132から、ゲート制御電圧Vga1〜Vga4に逐次的にHIを印加するとともに、ゲート制御電圧VgbにLOを印可し変換素子132で電荷の蓄積が開始されてから、2度目に信号Dbを読み出すまでに蓄積された信号Dbを得る。この信号Dbを、再度、入射した線量を判定するための判定用の信号として用い、しきい値Th.bと比較することによって、再々曝射の判定を行っても良い。
また、図7に示されるように、ゲート制御電圧Vga1、Vgbが入力される変換素子122、132の近傍に、ゲート制御電圧Vgb’が入力される変換素子132’を設ける。この変換素子132’から読み出された信号を再曝射後の判定に用いてもよい。図6(b)に示すように、変換素子132から出力される信号Db1がしきい値Th.bに達しなかった場合、再曝射を実施した後、制御部225は、駆動回路221を介してゲート制御電圧Vgb’にHIを印加し、変換素子132’から信号Db’を取得する。これによって、ゲート制御電圧Vga1〜Vga4に逐次的にHIを印加するとともに、ゲート制御電圧VgbにLOを印可し変換素子132’で電荷の蓄積が開始されてから、信号Db’を読み出すまでに蓄積された電荷に応じた信号Db’を得る。制御部225は、この信号Db’を、入射した線量を判定するための判定用信号として用い、再度しきい値Th.bに達しているか否かの判定を行い、放射線の曝射が適切量なされているかを確認してもよい。
また例えば、図8のタイミングチャートに示すように、放射線の曝射中に、検出部として機能する変換素子122から出力される信号Da1のそれぞれのサンプリング1回当たりの信号値が、予め設定された値Th.a1’を超える場合を考える。この場合、制御部225は、信号Da1の累積値の算出にあたり十分な信号量が入射していると判断し、入射した線量を判定するための信号として信号Dbの取得を行わなくてもよい。制御部225は、この場合、信号Da1の累積値がしきい値Th.a1に達した場合、ゲート制御電圧VgbにHIを印加することなく、ゲート制御電圧Vg1〜Vg5を順次、印加し、変換素子102からの読出回路222に信号の出力を行う。値Th.a1’は、しきい値Th.a1以下か、しきい値Th.a1よりも小さい値でありうる。
本実施形態において、変換素子122、132から取得される、それぞれ電荷の蓄積の開始から読み出すまでの蓄積時間が異なる放射線情報を用いて、露出自動制御(AEC)を実施する。変換素子122から得られるリアルタイム性に優れた放射線情報を用いる事によって、適切なタイミングで放射線の制御を行う事ができると同時に、精度に優れた変換素子132からの信号を用いて、放射線量の再確認を行うことが可能となる。これによって、例えば、クロストークや放射線源からのノイズが、変換素子122から出力される信号Da1に重畳され、放射線の照射量に不足が生じた場合であっても、取得される放射線画像への影響を抑制することができる。
第3の実施形態
図9、10を参照して、本発明の実施形態による放射線撮像装置の構成について説明する。図9は、本発明の第3の実施形態における信号検出部223の構成例を示す回路図である。本実施形態の信号検出部223は、図1(b)に示す、第1の実施形態の信号検出部223と比較して、すべての画素が画素101と同様の構成を有し、画素121、131のように1つの画素内に2つの変換素子を有する画素が配されない。これ以外の放射線撮像装置200の構成は、上述の実施形態と同様であってもよい。
次いで、本実施形態における動作タイミングについて、図10のタイミングチャートを用い説明する。図10のタイミングチャートには、それぞれのスイッチ素子103の制御電極に接続される駆動線104に印加されるゲート制御電圧が示されている。ゲート制御電圧Vg1〜Vg5がHIの場合、それぞれの駆動線104に接続されたスイッチ素子103はオン動作し、第1主電極と第2主電極との間が導通状態となる。また、ゲート制御電圧Vg1〜Vg5がLOの場合、それぞれの駆動線104に接続されたスイッチ素子103はオフ動作し、第1主電極と第2主電極との間が非導通状態となる。また、図5のタイミングチャートには、曝射許可信号Enが示されている。信号Da1、Db1については後述する。
図10の期間T1は、放射線が照射され、2種類の検出周期で、それぞれ電荷の蓄積の開始から読み出すまでの蓄積時間の異なる放射線の情報を取得する。期間T1において、スイッチ素子103の第1主電極と第2主電極との間は、ゲート制御電圧Vg1〜Vg5にLOが印加されるため、非導通状態となる。しかしながら、第2主電極に接続される信号線106とスイッチ素子103の第1主電極との間に接続されるノード間の寄生容量によって、第1主電極側の電位変動量と寄生容量とに応じたクロストーク信号が発生する。このため、図9で示されるノードa1〜a4を介して、読出回路222にクロストーク信号が流れる。制御部225は、読出部を構成する読出回路222を制御し、期間T1の間、逐次的にサンプリングを行い、クロストーク信号を読み出す。
本実施形態において、例えば、ノードa1を介して読出回路222で読み出す信号を監視し、ノードa1からの信号を入射する放射線の線量の判定に用いる。このため、本実施形態において、入射する放射線の線量を取得するための検出部として、スイッチ素子103の主電極間の寄生容量など、画素アレイ228のそれぞれの信号線106に接続される画素101の各構成が用いられているとも言える。図10の「Da1」は、ノードa1を介して読出回路222で読み出される信号Da1を逐次的にサンプリングし、デジタル変換や補正などを施した後の信号Da1の累積値を示している。放射線曝射中、読出回路222によるサンプリングに応じて、信号Da1の累積値が増えており、ある期間を経過した後、信号Da1の累積値は予め設定したしきい値Th.a1に達する。読み出された信号(例えば、信号Da1)は、読出回路222によってデジタル変換後、固定パターンノイズの除去や、クロストーク成分の除去、ゲイン補正が施されてもよい。
本実施形態において、ノードa1からの出力を監視しているが、関心領域に合わせて他のノードからの出力を監視してもよい。また、放射線曝射中、ゲート制御電圧Vg1〜Vg5のそれぞれにLOが印加されているが、これに限られることはない。例えば、何れかの駆動線104に対して放射線照射中にHIを印加し、ノードa1〜a5を介して変換素子102からの信号が読出回路222に読み出され、これを入射する放射線の線量の監視に用いてもよい。
制御部225は、信号Da1の累積値が予め設定されたしきい値Th.a1に達した場合、これに応じて、放射線の曝射を停止させるための信号を出力する。制御部225から出力される放射線の曝射を停止させるための信号に応じて、放射線制御部229は、放射線源227への曝射許可信号Enを停止する。
次いで、制御部225は、信号Da1がしきい値Th.a1に達したことに応じて、駆動回路221を制御しゲート制御電圧Vg2にHIを印加し、駆動線104によってスイッチ素子103が制御される変換素子102から読出回路222に信号を読み出す。本実施形態において、例えば、ノードa1に接続された変換素子102から、放射線の入射量に応じて生成された電荷に応じた信号Db1が読み出される。制御部225は、読み出された信号Db1を入射した線量を判定するための信号として用い、予め設定されたしきい値Th.b1との比較を行う。信号Db1としきい値Th.b1との比較以降の工程は、上述の第2の実施形態と同様である。
信号線106から出力されるクロストーク信号を用い、逐次的に読み出した放射線の情報は、リアルタイム性に優れ、放射線照射中に連続して、放射線情報を得る事ができる。一方、変換素子102から出力される信号をもとにした放射線の情報は、アナログ信号を用いた読み出し回数を抑えているため、低ノイズとなり信号の精度が改善しうる。また、放射線の曝射終了後に変換素子102からの信号を取得する場合、クロストーク成分の除去のための補正が不要になり、補正に起因する信号の劣化を抑制できる。さらに、放射線の曝射中に発生する放射源からの電磁ノイズの影響を受けにくくなるため、より放射線の情報の精度が向上しうる。このように、本実施形態においても、上述の各実施形態と同様にリアルタイム性に優れた放射線の情報と精度に優れた放射線の情報との双方の情報が取得できる。
また、本実施形態において、入射する放射線の線量を取得ための専用の変換素子を設けないため、関心領域に合わせて、何れの変換素子102を使用することができる。線量が目標とする線量に到達したか否かの判定に用いた画素101の変換素子102からの出力は、判定の後、放射線画像の生成に用いてもよい。また、判定に用いた画素101の変換素子102からの出力は判定にのみ用い、放射線画像の生成は、判定に用いた画素101の周囲の画素101の出力を用いてもよい。
以上、本発明に係る実施形態を示したが、本発明はこれらの実施形態に限定されないことはいうまでもなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、上述した実施形態は適宜変更、組み合わせが可能である。
以下、図11を参照しながら本発明の放射線撮像装置200が組み込まれた放射線撮像システムを例示的に説明する。放射線源であるX線チューブ6050で発生したX線6060は、患者又は被験者6061の胸部6062を透過し、本発明の放射線撮像装置200に入射する。この入射したX線に患者又は被験者6061の体内部の情報が含まれる。放射線撮像装置200において、X線6060の入射に対応してシンチレータが発光し、これが光電変換素子で光電変換され、電気的情報を得る。この情報は、デジタルに変換され信号処理部としてのイメージプロセッサ6070によって画像処理され、制御室の表示部としてのディスプレイ6080で観察できる。
また、この情報は、電話、LAN、インターネットなどのネットワーク6090などの伝送処理部によって遠隔地へ転送できる。これによって別の場所のドクタールームなどの表示部であるディスプレイ6081に表示し、遠隔地の医師が診断することも可能である。また、この情報は、光ディスクなどの記録媒体に記録することができ、またフィルムプロセッサ6100によって記録媒体となるフィルム6110に記録することもできる。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
102,122,132:変換素子、200:放射線撮像装置、225:制御部

Claims (15)

  1. 放射線画像を取得するための撮像領域と、読出部と、制御部と、を備える放射線撮像装置であって、
    前記撮像領域は、第1の変換素子および第2の変換素子を含む複数の変換素子と、入射する放射線の線量を取得するための検出部と、を含み、
    前記制御部は、第1の動作、第2の動作および第3の動作を実行し、
    前記第1の動作では、前記検出部から前記読出部によって読み出された信号に基づいて入射する放射線の線量の判定を行い、前記判定の結果に応じて、放射線の曝射を停止させるための信号を出力した後、前記第2の動作に移行し、
    前記第2の動作では、前記第1の変換素子から前記読出部によって読み出された信号がしきい値に達した場合、前記第3の動作に移行し、前記第1の変換素子から前記読出部によって読み出された信号が前記しきい値に達しない場合、放射線を再曝射させるための信号を出力し、放射線源に放射線の再曝射を行わせた後、前記第3の動作に移行し、
    前記第3の動作では、前記第2の変換素子から放射線画像を生成する信号が前記読出部によって読み出される
    ことを特徴とする放射線撮像装置。
  2. 前記制御部は、前記第1の動作では、前記検出部から逐次的に前記読出部によって読み出された信号の累積値が所定の値に達したか否かの判定を行い、前記累積値が前記所定の値に達したことに応じて、放射線の曝射を停止させるための信号を出力し、前記第2の動作に移行することを特徴とする請求項1に記載の放射線撮像装置。
  3. 前記制御部は、前記累積値の変化量に基づいて、前記累積値が所定の値に達するまでの時間の判定を行い、判定された時間に達したことに応じて、放射線の曝射を停止させるための信号を出力し、前記第2の動作に移行することを特徴とする請求項2に記載の放射線撮像装置。
  4. 前記再曝射させるための信号が、放射線を曝射する時間の情報を含むことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の放射線撮像装置。
  5. 前記制御部は、前記第1の変換素子から前記読出部によって読み出された信号と前記しきい値との差に応じて、前記曝射する時間を決定することを特徴とする請求項4に記載の放射線撮像装置。
  6. 前記撮像領域は、第3の変換素子をさらに含み、
    前記第2の動作において、放射線の再曝射の後、前記制御部は、前記複数の変換素子のうち前記第1の変換素子または前記第3の変換素子から前記読出部によって読み出された信号が前記しきい値に達した場合、前記第3の動作に移行し、前記第1の変換素子または前記第3の変換素子から前記読出部によって読み出された信号が前記しきい値に達しない場合、放射線を再曝射させるための信号を出力し、放射線源に放射線の再曝射を行わせた後、前記第3の動作に移行することを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の放射線撮像装置。
  7. 前記撮像領域は、第4の変換素子をさらに含み、
    前記複数の変換素子のうち前記第4の変換素子が、前記検出部として機能することを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載の放射線撮像装置。
  8. 前記撮像領域は、第5の変換素子をさらに含み、
    前記制御部は、前記第1の動作を行う前に、第4の動作および第5の動作をさらに実行し、 前記第4の動作では、前記検出部から逐次的に前記読出部によって信号が読み出され、読み出された信号の累積値が前記しきい値としての第1のしきい値とは異なる第2のしきい値に達したことに応じて、前記第5の動作に移行し、
    前記第5の動作では、前記第1の変換素子または前記第5の変換素子から前記読出部によって読み出された信号が前記第2のしきい値または前記第1のしきい値および前記第2のしきい値とは異なる第3のしきい値に達した場合、前記第1の動作に移行し、前記第1の変換素子または前記第5の変換素子から前記読出部によって読み出された信号が前記第2のしきい値または前記第3のしきい値に達しない場合、前記第4の動作に移行することを特徴とする請求項1乃至7の何れか1項に記載の放射線撮像装置。
  9. 前記第4の動作において、前記制御部は、前記第2の変換素子をリセット動作させることを特徴とする請求項8に記載の放射線撮像装置。
  10. 前記制御部は、前記第1の動作において、前記検出部から逐次的に読み出されるそれぞれの信号の信号値が、予め設定された値に達した場合、前記第2の動作を行わないことを特徴とする請求項1乃至9の何れか1項に記載の放射線撮像装置。
  11. 放射線画像を取得するための撮像領域と、読出部と、制御部と、を備える放射線撮像装置であって、
    前記撮像領域は、第1の変換素子および第2の変換素子を含む複数の変換素子と、入射する放射線の線量を取得するための検出部と、を含み、
    前記制御部は、第1の動作、第2の動作および第3の動作を実行し、
    前記第1の動作では、前記検出部から前記読出部によって読み出された信号と第1のしきい値にとの比較に応じて、前記第2の動作に移行し、
    前記第2の動作では、前記第1の変換素子から前記読出部によって読み出された信号が前記第1のしきい値または前記第1のしきい値とは異なる第2のしきい値に達した場合、前記第3の動作に移行し、前記第1の変換素子から前記読出部によって読み出された信号が前記第1のしきい値または前記第2のしきい値に達しない場合、前記第1の動作に移行し、
    前記第3の動作では、前記複数の変換素子に放射線量に応じた電荷を蓄積させる
    ことを特徴とする放射線撮像装置。
  12. 前記第1の動作において、前記制御部は、前記複数の変換素子のうち前記第2の変換素子をリセット動作させることを特徴とする請求項10に記載の放射線撮像装置。
  13. 請求項1乃至12の何れか1項に記載の放射線撮像装置と、
    前記放射線撮像装置からの信号を処理する信号処理部と、を備えることを特徴とする放射線撮像システム。
  14. 放射線画像を取得するための撮像領域を備える放射線撮像装置の制御方法であって、
    前記撮像領域は、第1の変換素子および第2の変換素子を含む複数の変換素子と、入射する放射線の線量を取得するための検出部と、を含み、
    前記制御方法は、第1の工程、第2の工程および第3の工程を含み、
    前記第1の工程では、前記検出部から読み出した信号に基づいて、入射する放射線の線量の判定を行い、前記判定の結果に応じて、放射線の曝射を停止させるための信号を出力した後、前記第2の工程に移行し、
    前記第2の工程では、前記第1の変換素子から読み出した信号がしきい値に達した場合、前記第3の工程に移行し、前記第1の変換素子から読み出した信号が前記しきい値に達しない場合、放射線を再曝射させるための信号を出力し、放射線源に放射線の再曝射を行わせた後、前記第3の工程に移行し、
    前記第3の工程では、前記第2の変換素子から放射線画像を生成する信号を読み出す
    ことを特徴とする制御方法。
  15. 請求項14に記載の制御方法の各工程をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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