JP6456127B2 - 放射線撮像装置および放射線撮像システム - Google Patents

放射線撮像装置および放射線撮像システム Download PDF

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Description

本発明は、放射線撮像装置および放射線撮像システムに関する。
X線等の放射線による医療画像診断や非破壊検査に用いる放射撮像装置として、TFT(薄膜トランジスタ)等のスイッチと光電変換素子等の変換素子とを組み合わせた画素アレイを有するマトリクス基板を有する放射線撮像装置が実用化されている。
近年、放射線撮像装置の多機能化が検討されている。その一つとして、放射線の照射をモニタする機能を内蔵することが検討されている。この機能によって、例えば、放射線源からの放射線の照射が開始されたタイミングの検知、放射線の照射を停止されるべきタイミングの検知、放射線の照射量または積算照射量の検知が可能になる。
特許文献1には、放射線画像を取得するための撮像画素と、放射線を検知するための検知画素がマトリクス状に配置された放射線撮像装置が開示されている。そして、当該検知画素と接続されたスイッチ素子を介して放射線を検知するための信号を読み出す構成が開示されている。更に、特許文献1の放射線撮像装置には、特定の範囲に集中的に複数の検知画素を配置する構成及び複数の検知画素と接続されたスイッチ素子を同時に導通させて読み出す構成が開示されている。
特開2012−15913号公報
しかしながら、特許文献1の放射線撮像装置では、導通状態の切り替えの際に、スイッチ素子へ接続される制御線の電圧変化に伴い該制御線と信号線の間の寄生素子(寄生容量)に起因して信号線の電位変動が生じる場合がある。特に、特定の範囲に配置された複数の検知画素から同時に読み出す場合には信号線の電位変動の影響が顕著になるおそれがあった。そのため、放射線の照射の検知精度が不十分な場合があった。
そこで、本発明は、上記の問題点を解決するために、放射線検知用画素のスイッチ素子への制御信号の切り替えに起因して信号線に発生する電位変動を抑制し、放射線の照射を精度よく読み出すために有利な技術を提供することを目的とする。
本発明の一つの側面は、放射線画像の取得のための複数の撮像画素と、放射線の入射を検知する検知用変換素子と前記検知用変換素子に接続される検知用スイッチ素子とを夫々が有する複数の検知画素と、を含む放射線撮像装置であって、前記検知用スイッチ素子を駆動する駆動部と、夫々に前記複数の検知画素が配置された複数の検知領域と、前記検知領域に配置された複数の検知画素の夫々を異なるタイミングで駆動させるように駆動部を制御する制御部と、前記撮像画素と前記検知画素に基づく電気信号を夫々異なる信号線を介して読み出す読出部と、前記駆動部により駆動された検知画素から前記読出部によって読み出された信号を加算叉は平均した値に基づいて前記複数の検知領域毎の放射線の入射量を取得する取得部と、を有することを特徴とする。
本発明は、放射線検知用画素のスイッチ素子への制御信号の切り替えに起因して信号線に発生する電位変動を抑制し、放射線の照射を精度よく読み出すために有利な技術を提供する。
第1の実施形態における放射線撮像装置の構成を示す図である。 放射線撮像装置を含む放射線撮像システムの構成例を示す図である。 第1の実施形態における放射線撮像装置の撮像画素を示す図である。 第1の実施形態における放射線撮像装置の検知画素を示す図である。 第1の実施形態における放射線撮像装置の動作を示す図である。 第2の実施形態における放射線撮像装置の動作を示す図である。 第3の実施形態における放射線撮像装置の構成を示す図である。 第3の実施形態における放射線撮像装置の検知画素を示す図である。 第4の実施形態における放射線撮像装置の構成を示す図である。 第4の実施形態における放射線撮像装置の動作を示す図である。 第5の実施形態における放射線撮像装置の構成を示す図である。 第5の実施形態における放射線撮像装置の画素を示す図である。 放射線撮像装置の応用例を示す図である。
以下、添付図面を参照しながら例示的な実施形態を通して説明する。なお、各実施形態において、放射線とは、放射線崩壊によって放出される粒子(光子を含む)の作るビームであるα線、β線、γ線などの他に、同程度以上のエネルギーを有するビーム、例えばX線や粒子線、宇宙線なども、含まれるものとする。
(第1の実施形態)
図1を用いて第1の実施形態について説明する。図1は第1の実施形態における放射線撮像装置の構成を示す図である。ここで、図1には12行8列の画素が設けられている例を示すが、1000×1000画素が設けられていても良いし、5000×5000画素が設けられてもよい。
図1の放射線撮像装置200は、放射線画像の取得のための複数の撮像画素1と、放射線の入射を検知する検知用変換素子6と変換素子に接続されるスイッチ素子7とを夫々が有する複数の検知画素2を有する。更に、複数の検知画素2が配置された検知領域20を有する。更に、放射線撮像装置200は、検知信号線12と、読出部51と、駆動部52と、制御部55を少なくとも有している。
なお、以下の説明では、複数の撮像画素1および複数の検知画素2において、信号線10が延びる方向に並ぶ画素の配列を列方向とし、列方向と直行する方向に並ぶ画素の配列を行方向とする。
撮像画素1は、放射線画像の取得のための画素であり、撮像用変換素子4と第一のスイッチ素子5を含んで構成される。検知画素2は、放射線の入射を検知するための機能を有する画素であり、撮像用変換素子4と第一のスイッチ素子5、検知用変換素子6と第二のスイッチ素子7を含んで構成される。このため、本実施形態では検知画素2は、放射線の入射を検知するための機能と、放射線画像の取得のための機能を有している。検知画素2を、撮像用変換素子4と第一のスイッチ素子5、検知用変換素子6と第二のスイッチ素子7を含む構成で記載したが、この限りではない。例えば、検知画素2を、検知用変換素子6と第二のスイッチ素子7のみの構成にしても良い。この場合の検知画素2の検知用変換素子6は、撮像画素1の撮像用変換素子4と同等の大きさで配置しても良く、詳細については第三の実施形態で説明する。
なお、本発明における撮像用スイッチ素子は、本実施形態における第一のスイッチ素子5に相当する。また、本発明における検知用スイッチ素子は、本実施形態における第二のスイッチ素子7に相当する。
撮像用変換素子4および検知用変換素子6は、放射線を光に変換するシンチレータ(不図示)および光を電気信号に変換する光電変換素子とで構成されうる。シンチレータは、一例として、撮像領域を覆うようにシート状に形成され、複数の撮像画素1および複数の検知画素2によって共有されうる。あるいは、撮像用変換素子4および検知用変換素子6は、放射線を直接に電気信号に変換する変換素子で構成されうる。
第一のスイッチ素子5および第二のスイッチ素子7は、例えば、非晶質シリコンまたは多結晶シリコンなどの半導体で活性領域が構成された薄膜トランジスタ(TFT)を含みうる。
撮像用変換素子4は、第一のスイッチ素子5及び信号線10(S1〜S8)を介して、読出部51へ接続されている。検知用変換素子6は、第二のスイッチ素子7及び検知信号線12を介して、読出部51へ接続されている。検知信号線12は、複数の検知画素2のうち少なくとも2以上のスイッチ素子7に共通に接続されている。
全ての画素は共通のバイアス配線11に接続されており、バイアス電源53から所定のバイアス電圧が印加されている。所定の行に配置された第一のスイッチ素子5は、第一の制御線8(Vg1〜Vg12)に接続されている。第二のスイッチ素子7は第二の制御線9(Vd1〜Vd8)と接続されている。
また、図1には、放射線を検知する際の検知領域20が4か所設けられている(図1中のR1〜R4)。この検知領域20の中には複数の検知画素2が配置されている。また、R1にある複数の検知画素2は、共通の検知信号線12(図1中D1)に接続されている。R2からR4についても同様に検知信号線12(図1中D2、D3、D4)に接続されている。図1には検知領域20が2×2の4領域配置されているが、この限りではない。例えば、検知領域20を5×5の25領域設けてもよいし、10×10の100領域設けてもよい。検知領域20については、基板上に均等に分散して配置してもよいし、特定の範囲に偏るように検知領域20を配置してもよい。また、本実施形態では各検知領域20の中に検知画素2が複数配置されている。この場合、検知画素2は、検知領域20の中で行方向又は列方向叉は斜め方向の少なくとも規則的な配置であることが望ましい。
規則的な配置とは、連続的に配置されている場合だけでなく、検知領域20内に所定の間隔で撮像画素1と検知画素2が配置されている場合も含み得る。
なお、撮像画素1及び検知画素2の配置は、一例であり、当該配置に限定されるものではない。
駆動部52は、第一の制御線8を介して複数の撮像画素1を駆動する。更に駆動部52は、第二の制御線9を介して複数の検知画素2を駆動する。駆動部52と第一の制御線8及び第二の制御線9は、電気的に接続されている。第二の制御線9は複数配置されており、検知領域20の中の検知画素2毎に個別に接続されている。
読出部51は、複数の検知部132と、マルチプレクサ144と、アナログデジタル変換器146(以下、ADC)とを含みうる。複数の信号線10および複数の検知信号線12のそれぞれは、読出部51の複数の検知部132のうち対応する検知部132に接続される。ここで、1つの信号線10または検知信号線12は、1つの検知部132に対応する。つまり、本実施形態では、読出部51は、撮像画素1と検知画素2に基づく電気信号を夫々異なる信号線を介して読み出す。検知部132は、例えば、差動増幅器、サンプルホールド回路を含む。マルチプレクサ144は、複数の検知部132を所定の順番で選択し、選択した検知部132からの信号をADC146に供給する。ADC146は、供給された信号をデジタル信号に変換して出力する。ADC146の出力は、信号処理部224に供給され、信号処理部224によって処理される。
信号処理部224は、ADC146の出力に基づいて、放射線撮像装置200に対する放射線の照射を示す情報を出力する。具体的には、信号処理部224は、例えば、放射線撮像装置200に対する放射線の照射を検知したり、放射線の照射量および/または積算照射量を演算したりする。つまり、本実施形態の読出部51は、駆動部52により駆動された検知画素2から読み出された信号に基づいて複数の検知領域毎の放射線の入射量を取得し得る。読出部51は、検知領域20に配置された複数の検知画素から取得される信号に応じた値を加算又は平均化した値に基づいて夫々の検知領域20の放射線の入射量を算出(取得)する。当該加算又は平均化処理は、信号処理部224がADC146から取得したデジタル信号を処理することにより行われ得る。また、当該当該加算又は平均化処理は、これに限られるものではなく、検知部132が、差動増幅器に入力された複数の検知画素2から取得したアナログ信号を加算叉は平均した値をADC146に供給することによっても放射線の入射量を算出(取得)し得る。図1では、信号処理部224は、読出部51に含まれるものとしているがこれに限られるものでなく、制御部55に含まれていてもよいし、読出部51、制御部55のいずれにも含まれない構成であってもよい。
なお、本発明における取得部は、本実施形態における信号処理部に相当する。
制御部55は、駆動部52および読出部51を制御する。制御部55は、信号処理部224からの情報に基づいて、例えば、露出(撮像画素1による照射された放射線に対応する電荷の蓄積)の開始および終了を制御する。つまり、制御部55は、検知用変換素子6で検知された放射線の量に基づいて放射線の入射量を測定し得る。
図2には、放射線撮像装置200を含む放射線撮像システムの構成が例示されている。放射線撮像システムは、放射線撮像装置200の他、コントローラ1002、インターフェース1003、放射線源インターフェース1004、放射線源1005を備えている。
コントローラ1002には、線量A、照射時間B(ms)、管電流C(mA)、管電圧D(kV)、放射線をモニタすべき領域である検知領域などが入力されうる。放射線源1005に付属された爆射スイッチが操作されると、放射線源1005から放射線が放射される。放射線撮像装置200の制御部55は、例えば、検知領域20に配置された検知画素2から読み出された信号の積分値が線量A’に到達したら、インターフェース1003を介して放射線源インターフェース1004に曝射停止信号を送る。これに応答して、放射線源インターフェース1004は、放射線源1005に放射線の放射を停止させる。ここで、線量A’は、線量A、放射線照射強度、各ユニット間の通信ディレイ、処理ディレイ等に基づいて、制御部55によって決定されうる。放射線の照射時間が照射時間Bに達した場合は、放射線源1005は、爆射停止信号の有無にかかわらず、放射線の照射を停止する。
次に、図3を用いて撮像画素の構成について説明する。図3(a)は撮像画素1の平面図、図3(b)は撮像画素1のA−A’の断面図である。
本実施形態における撮像画素1は、撮像用変換素子4と、撮像用変換素子4の電荷に応じた電気信号を出力する第一のスイッチ素子5とを含む。撮像用変換素子4は、ガラス基板等の絶縁性の基板100の上に設けられた第一のスイッチ素子5の上に第一の層間絶縁層110を挟んで積層されて配置されている。第一のスイッチ素子5は、基板100の上に、基板100側から順に、制御電極101と、第一の絶縁層102と、第一の半導体層103と、第一の半導体層103よりも不純物濃度の高い第一の不純物半導体層104と、第1主電極105と、第2主電極106と、を含む。第一の不純物半導体層104はその一部領域で第1主電極105及び第2主電極106と接しており、その一部領域と接する第一の半導体層103の領域の間の領域が、第一のスイッチ素子5のチャネル領域となる。制御電極101は制御線と電気的に接合されており、第1主電極105は信号線10と電気的に接合されており、第2主電極106は変換素子の個別電極111と電気的に接合されている。なお、本実施形態では第1主電極105と第2主電極106と信号線10と同じ導電層で一体的に構成されており、第1主電極105が信号線10の一部をなしている。第一主電極105、第二主電極106、及び信号線10上には、信号線10側から順に、第二の絶縁層107、第一の層間絶縁層110が配置されている。本実施形態では、スイッチ素子として非晶質シリコンを主材料とした半導体層及び不純物半導体層を用いた逆スタガ型のスイッチ素子を用いたが、本発明はそれに限定されるものではない。例えば、多結晶シリコンを主材料としたスタガ型のスイッチ素子を用いたり、有機TFT、酸化物TFT等をスイッチ素子として用いたりすることができる。第一の層間絶縁層110は、第一のスイッチ素子5を覆うように、基板100と複数の個別電極111との間に配置されており、コンタクトホールを有している。撮像用変換素子4の個別電極111と第2主電極106とが、第一の層間絶縁層110に設けられたコンタクトホールにおいて、電気的に接合される。撮像用変換素子4は、第一の層間絶縁層110の上に、第一の層間絶縁層側から順に、個別電極111と、第二の不純物半導体層112と、第二の半導体層113と、第三の不純物半導体層114と、共通電極115と、を含む。撮像用変換素子4の共通電極115上には、第三の絶縁層116が配置されている。また、撮像用変換素子4の共通電極115は、第二の層間絶縁層120上に配置されたバイアス配線11が電気的に接合される。そして、バイアス配線11の上には保護膜としての第四の絶縁層121が配置されている。
次に、図4を用いて検知画素の構成について説明する。図4(a)は検知画素2の平面図、図4(b)はB−B’の断面図である。
本実施形態における検知画素2は、撮像用変換素子4と第一のスイッチ素子5、検知用変換素子6と第二のスイッチ素子7を含む。検知用変換素子6は、第一の層間絶縁層110の上層に、撮像画素1の撮像用変換素子4と同様の構造で積層されている。撮像用変換素子4及び検知用変換素子6の共通電極115には第二の層間絶縁層120上に配置されたバイアス配線11が電気的に接合される。また、検知用変換素子6の個別電極111は、第一の層間絶縁層110に設けられたコンタクトホールを介して、検知信号線12に接続されている。又、検知信号線12上には検知信号線12側から順に、第二の絶縁層107、第一の層間絶縁層110が配置されている。
尚、本実施形態における撮像画素1に対して、検知画素2は撮像用変換素子4の開口面積が小さくなっている為、検知画素2からの信号量が減少してしまう。これによる影響は、検知部132のゲインを調整すること、あるいは、撮像される画像を補正することによって、低減することができる。当該補正は、検知画素2の周囲の撮像画素1の値を用いて補間する処理等により実現可能である。尚、本実施形態では、撮像用変換素子4及び検知用変換素子6はPIN型のセンサとしているが、これに限られるものではなく、MIS型、TFT型のセンサを使用してもよい。
次に、本実施形態の放射線撮像装置の動作を、図5のタイミングチャートを用いて説明する。以下の説明において、撮像画素1を駆動する第一の制御線8に印加される電圧を信号Vg1〜Vgm(mは図1における12に相当する)とし、検知画素2を駆動する第二の制御線8に印加される電圧をVd1〜Vd8とする。第1スイッチ素子5、第2スイッチ素子7は、ゲートに供給される信号がハイレベルであるときに導通状態となり、ゲートに供給される信号がローレベルであるときに非導通状態となる。なお、当該信号レベルと導通状態の組み合わせは、回路構成及びスイッチ素子の導電型の組み合わせによって決定することもできる。また、図5中に示す読出部51、駆動部52の動作は上述したように制御部55の制御に基づいて動作する。図5中では、ハイレベルは「Von」と表記し、ローレベルは「Voff」で示す。なお、本発明における「オン電圧」は本実施形態における「Von」に相当する。また、本発明における「オフ電圧」は本実施形態における「Voff」に相当する。
まず、図5中のT1の期間について説明する。期間T1は、放射線の照射の開始を待つ期間である。本実施形態では、放射線撮像装置200の電源が投入され、放射線画像の撮像が可能な状態となってから放射線源1005の曝射スイッチが操作され、放射線の照射が検知されるまでの期間が期間T1である。T1の期間は、第一のスイッチ素子5及び第二のスイッチ素子7に順次Vonの電圧を印加していき、撮像用変換素子4及び検知用変換素子6の個別電極111を信号線10及び検知信号線12の電位にリセットしておく。なお、第二のスイッチ素子7は常にVonを印加した状態であってもよい。これによって、ダーク電流による電荷が撮像素子1の変換素子に長時間にわたって蓄積されることが防止される。期間T1の長さは、撮像手法・条件等により大きく異なるが、例えば、数sec〜数minでありうる。
次に、図5中のT2の期間について説明する。期間T2は、放射線が照射されている期間である。一例として、期間T2は、放射線の照射の開始が検知されてから放射線の曝射量が最適線量となるまでの期間である。期間T2は、放射線の照射量をモニタする期間であるとも言える。期間T2では、Vd1〜Vd8に断続的にVonが印加され、検知画素2の第二のスイッチ7が断続的に導通状態にし、検知画素2からの信号が読み出される。なお、Vg1〜Vgmに常時Voff1が印加されているために、第一のスイッチ素子5は非導通状態となっている。ここで、第二のスイッチ素子7にVon又はVoffを印加する際に、第二の制御線9と検知信号線12の間の寄生容量を介して検知信号線12の電位を変動させる場合がある。例えば、Von又はVoffの印加に基づいて瞬間的に第二の制御線9から検知信号線12に寄生容量を介して電荷が注入され検知信号線12の電位が変動させられる。本実施形態では、1つの検知領域20に対して複数の検知画素2が列方向に4画素配置されている。そのため、4画素に接続された第二の制御線9に同時にVonを印加して読み出す場合、第二の制御線9と検知信号線12の間の寄生容量に起因して発生した電荷の影響が顕著になる。この場合に、検知信号線12に現れる寄生容量に基づく電荷が検知信号線12を介して読出部51へ転送されてしまう。ここで、寄生容量は、検知信号線12の材料、物理的な構造、他の配線等との距離、他の配線間の物質の誘電率等に起因する容量成分を示す。
制御部55は、各検知領域20に配置された複数の検知画素2の夫々を異なるタイミングで駆動させるように駆動部52を制御する。そして、検知領域20毎の放射線の入射量を読出部51を介して、情報処理部224で取得し得る。制御部55は、駆動部52を制御し、第二のスイッチ素子7には順次Vonを印加し、第二のスイッチ素子7を導通状態にする。そして、読出部51は、検知画素2の検知用変換素子6からの信号を読みだすために、1つの検知領域20の中の複数の検知画素2を異なるタイミングで読み出す。具体的には、図5に示すように、Vd1〜Vd4及び、Vd5〜Vd8に順次Vonを印加する。この場合に読出部52は、読出した信号を蓄積させる。一例として、検知部132の差動増幅器の帰還容量に出力を蓄積させる。そして、読出部51は、Vd1〜Vd8へのVonの印加を終了させると、検知部132によるサンプルホールドを実施し、検知信号線12のリセットを実施する。このように、各検知領域20に配置された複数の検知画素2の夫々を異なるタイミングで駆動させることで先に述べた寄生容量の影響を抑制し得る。本実施形態では、検知領域20内の複数の検知画素2の出力を、差動増幅器の帰還容量で加算しているがこれに限られるものではない。例えば、ADC146でデジタル変換された後のデータを加算又は平均したものであってもよい。なお、検知部132でアナログ信号を加算する場合、デジタル変換時のノイズが加算されないためノイズを低減し得る。本実施形態において、放射線が照射されている期間においては、検知画素2は、撮像画素1よりも短い頻度で読み出され得る。そのため個々の検知画素2の信号量は撮像画素1よりも小さくなる。そのため、複数の検知画素2の信号を加算又は平均することで所定の検知領域20の信号を増幅又はノイズの低減を行えるため、寄生容量成分の影響を低減することに寄与し得る。
本実施形態では、各検知領域20(R1〜R4)において、夫々が異なる検知信号線12に接続されている。更に、複数の検知領域20の間で共通の第二の制御線9が接続されている。そのため、R1〜R4の各検知領域20の検知画素2の信号の読み出しを任意のタイミングで行える。本実施形態において、制御部55は、異なる検知領域20に配置された検知画素2の駆動叉は信号の読み出しを同時に行える。一例として、制御部55は、複数の検知領域20のうち異なる検知領域20に配置された2以上の検知画素2を駆動させるタイミングを重複させるように駆動部を制御している。当該制御により、駆動部52は、Vd1とVd5は同時にVon又はVoffを印加することができる。駆動部52は、同様に、Vd2はVd6と同時にVon又はVoffを印加する事が可能である。そして、読出部51は、駆動部52によりVd1〜Vd4及びVd5〜Vd8にVonが印加された後に、各検知領域20に対応する検知部132でサンプルホールド(SH)を実施し、配線リセットを実施する。また、読出部51は、複数の検知領域20に対応する信号を任意のタイミングで取得できる。このようにして、本実施形態の放射線撮像装置は、放射線照射中にリアルタイムで放射線の入射量を測定できる。更に、本実施形態の放射線撮像装置は、夫々の検知領域20に個別の第二の制御線9を接続する場合と比較して、配線を少なくすることができる。また、検知領域20内の複数の検知画素で検知部132を共有でき、且つ検知信号線12の配線を少なくできる。制御部55は、読出部51で取得された放射線照射量が所定の値に達した場合、通信IF56を介して外部に信号を送ることもできる。
次に、図5中のT3の期間について説明する。期間T3は、放射線の照射が終了した後に、放射線により撮像画素101に蓄積された信号を読み出す期間である。期間T3では、駆動部Vd1〜Vdnがローレベルにされる。期間T3では、検知信号線12がフローティングになることを防ぐために、検知信号線12を固定電位に接続することが好ましい。また、第一の制御線7を走査する為に、Vg1〜Vg9に順次Von電圧を印加し、信号線10を介して撮像用変換素子4に蓄積された信号を読出部51へ転送される。以上のように、第一の実施形態の放射線撮像装置では、放射線の照射を高い精度で読み出すことができ、より適切な線量制御および露出制御の実現に寄与し得る。
(第二の実施形態)
次に、図6を用いて第二の実施形態における放射線撮像装置について説明する。放射線撮像装置の構成については、第一の実施形態の放射線撮像装置が適用可能である。本実施形態と第一の実施形態との差異は、制御部が、検知画素へ順次Vonを印加するタイミングと、当該Vonが印加される検知画素とは異なる検知画素がVoffを印加されるタイミングが同時になるように駆動部を制御する。本実施形態での具体的な動作について説明する。図6中のT1およびT3の期間の動作については第一の実施形態と同様である。図6中のT2の期間は、放射線が曝射されている期間である。制御部55は、Vd1〜Vd3に順次Vonを印加するように駆動部52を制御する。この場合に、寄生容量に起因した信号線10の電位変動を抑制するために、Vd1にVoff電圧を印加するタイミングと略同じタイミングでVd2にVon電圧を印加する。同様に、Vd2にVoffを印加するタイミングと略同じタイミングでVd3にVonを印加し、Vd3にVoffを印加するタイミングと略同じタイミングでVd1にVonを印加する。当該動作を夫々の制御線に繰り返すことにより、第二のスイッチ素子のVon及びVoff印加時に寄生容量に起因する信号線の電位変動を抑制できる。
上述したように、制御部55は、検知領域20に配置された複数の検知画素2のうち少なくとも1つの検知画素2へ印加する電圧を導通状態から非導通状態へ変化させる。この場合に、該検知画素2とは異なる検知画素2へ印加する電圧を非導通状態から導通状態に変化させるように駆動部52を制御している。本実施形態の動作方法により、第一の実施形態と比較して駆動速度を早くし、且つ検知信号線の寄生容量に起因する精度の低下を抑制することができる。
(第三の実施形態)
次に、図7及び図8を用いて第三の実施形態における放射線撮像装置について説明する。ここで、第一の実施形態と重複する箇所については説明を割愛する。図7は第三の実施形態に係る放射線撮像装置の構成を示す図である。図8は第三の実施形態に係る検知画素の構造を示す図である。本実施形態では、本実施形態と第一の構成上の差異は、図8に示すように、検知画素2が、検知用変換素子6と第二のスイッチ素子7の組み合わせから成り、撮像用変換素子4と第一のスイッチ素子5を含まない点である。この構成によると、検知用変換素子6の面積を大きく配置できるため放射線の検知感度の向上を図ることができる。この場合において、検知画素2には撮像用変換素子4が配置されていないため欠陥画素となってしまうが、隣接する撮像画素の出力や画像データからデータを補完することで補正可能である。更に、本実施形態における放射線撮像装置は、各検知領域20(R1〜R4)に複数の検知画素2がマトリックス状に2×2の4画素配置されている。なお、各検知領域20内の検知画素2の数はこれに限定されるものではない。当該構成においても、第一の実施形態と同様に、各検知領域20の中で第二の制御線9を複数系統に分割しているため、寄生容量に起因する電位変動を抑制し得る。
(第四の実施形態)
次に、図9及び図10を用いて第四の実施形態における放射線撮像装置について説明する。ここで、先の実施形態と重複する箇所については説明を割愛する。
図9は、第四の実施形態における放射線撮像装置の構成を示す図である。
第一から第三の実施形態との差異は、撮像画素1と検知画素2からの信号の読み共通の信号線(信号線10)で行う点で異なる。更に、複数の検知領域20を共通の信号線で接続している。具体的には、複数の検知領域20のうち、一例としてR1とR2の検知画素2が共通の信号線10(S2)に接続されている。同様に、検知領域20のうち、R3とR4の検知画素2が共通の信号配線(S6)に接続している。当該構成により、検知部を共有することができるため、先の実施形態と比較して検知部の個数を減らすことができる。
図10は、第四の実施形態における放射線撮像装置の動作を示す図である。図10のT1およびT3の期間における動作については先の実施形態と同様である。
図10における期間T2は放射線が照射されている期間である。期間の定義については他の実施形態と同様である。制御部55は、共通の検知部に接続されている検知領域20毎に検知画素からの信号を取得するように制御する。制御部55は、まず、駆動部52を制御し、Vd1からVd4に順次Vonを印加する。そして、Vd4を非導通状態にし、サンプルホールド(SH)を実施し、配線リセットを実施する。次に、制御部55は、他の検知領域20からの信号を取得するためにVd5〜Vd8に順次Vonを印加する。Vd8を非導通状態にし、サンプルホールド(SH)を実施し、配線リセットを実施する。さらに、読出部51で測定された放射線照射量が設定値に達した後、放射線源に信号を送り、放射線の照射を停止させても良い。
以上の本実施形態において読出部の構成を簡易にしつつ、放射線の照射を高い精度で読み出すことができ、より適切な線量制御および露出制御の実現に寄与し得る。
(第五の実施形態)
次に、図11及び図12を用いて第五の実施形態における放射線撮像装置について説明する。ここで、先の実施形態と重複する箇所については説明を割愛する。先の実施形態との差異は、第二の制御線9が、検知領域20内の複数の検知画素2に対して検知領域20の近傍で分岐して接続されている点である。
図11は、第5の実施形態における放射線撮像装置の構成を示す図である。
図11に示すように、一例として、第二の制御線9が、検知画素2の近傍で2股に分割している例を示す。なお、分岐の数は2に限られず、少なくとも、後述する寄生容量を低減させるように第二の制御線9が分岐されているものであれば更に複数分岐していてもよい。当該構成により、第二の制御線9が信号線10叉は検知信号線12と交差する箇所を低減できる。そして、第二の制御線9と信号線10の交差箇所における寄生容量に起因して信号線10から読み出される信号のアーチファクトを低減できる。第二の制御線9と検知信号線12との間の寄生容量に起因して検知信号線12の電位変動を低減できる。
次に、本実施形態における画素の構成を図12(a)は図11中のaで示される破線中の画素の平面図である。図12(b)は図12(a)中のA−A’の断面図である。図12(a)中の第二の制御線9は、左上の画素と右上の画素の間に設けられたコンタクトホールを介して、右下の画素に配線され、第二のスイッチ素子7と接続される。図12(b)に示すように、個別電極層111と第二の制御線9は、コンタクトホールを介して接続される。
以上の本実施形態の寄生容量をより低減し得る構成において、放射線の照射を高い精度で読み出すことができ、より適切な線量制御および露出制御の実現に寄与し得る。
(応用実施形態)
次に、図12を用いて、放射線撮像装置を用いた放射線撮像システムについて説明する。放射線源であるX線チューブ6050で発生したX線6060は、患者あるいは被験者6061の胸部6062を透過し、放射線撮像装置200に入射する。この入射したX線には患者6061の体内部の情報が含まれている。X線の入射に対応して変換部3で放射線を電荷に変換して、電気的情報を得る。この情報はデジタルデータに変換され信号処理手段となるイメージプロセッサ6070により画像処理され制御室の表示手段となるディスプレイ6080で観察できる。
また、この情報は電話回線6090等の伝送処理手段により遠隔地へ転送でき、別の場所のドクタールームなど表示手段となるディスプレイ6081に表示もしくは光ディスク等の記録手段に保存することができ、遠隔地の医師が診断することも可能である。また記録手段となるフィルムプロセッサ6100により記録媒体となるフィルム6110に記録することもできる。
なお、本発明の実施形態は、コンピュータや制御コンピュータがプログラム(コンピュータプログラム)を実行することによって実現することもできる。また、プログラムをコンピュータに供給するための手段、例えばかかるプログラムを記録したCD−ROM等のコンピュータが読み取り可能な記録媒体又はかかるプログラムを伝送するインターネット等の伝送媒体も本発明の実施形態として適用することができる。また、上記のプログラムも本発明の実施形態として適用することができる。上記のプログラム、記録媒体、伝送媒体およびプログラムプロダクトは、本発明の範疇に含まれる。
以上、本発明を実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれらの特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明の範疇に含まれる。更に、上述した各実施形態は本発明の一実施の形態を示すものにすぎず、各実施形態を適宜組み合わせることも可能である。
1 撮像画素
2 検知画素
6 検知用変換素子
7 検知用スイッチ素子
12 検知信号線
20 検知領域
52 駆動部
55 制御部
200 放射線撮像装置

Claims (12)

  1. 放射線画像の取得のための複数の撮像画素と、放射線の入射を検知する検知用変換素子と前記検知用変換素子に接続される検知用スイッチ素子とを夫々が有する複数の検知画素と、を含む放射線撮像装置であって、
    前記検知用スイッチ素子を駆動する駆動部と、
    夫々に前記複数の検知画素が配置された複数の検知領域と、
    前記検知領域に配置された複数の検知画素の夫々を異なるタイミングで駆動させるように駆動部を制御する制御部と、
    前記撮像画素と前記検知画素に基づく電気信号を夫々異なる信号線を介して読み出す読出部と、
    前記駆動部により駆動された検知画素から前記読出部によって読み出された信号を加算叉は平均した値に基づいて前記複数の検知領域毎の放射線の入射量を取得する取得部と、
    を有することを特徴とする放射線撮像装置。
  2. 前記取得部は、前記検知領域に配置された複数の検知画素から取得されるアナログ信号をデジタル信号に変換された値を加算又は平均した値に基づいて夫々の検知領域の放射線の入射量を取得することを特徴とする請求項1に記載の放射線撮像装置。
  3. 前記複数の検知領域の夫々に対応するアナログ信号を検知する複数の検知部を有し、
    前記検知部は、前記複数の検知画素から取得したアナログ信号を加算叉は平均する処理を行い、
    前記取得部は、前記加算又は平均されたアナログ信号に基づいて夫々の検知領域への放射線の入射量を取得することを特徴とする請求項2に記載の放射線撮像装置。
  4. 前記検知用変換素子と前記検知部とを接続する検知信号線を有し、
    前記検知信号線は、前記検知領域に配置された複数の検知画素で共通に接続されていることを特徴とする請求項3に記載の放射線撮像装置。
  5. 前記駆動部と前記検知領域とを接続する制御線を有し、
    前記制御線は、複数の異なる前記検知領域で共通に接続されていることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の放射線撮像装置。
  6. 前記制御線が、前記駆動部と前記検知領域の間で分岐して接続されていることを特徴とする請求項5に記載の放射線撮像装置。
  7. 複数の前記制御線を有し、
    前記検知領域内の複数の検知画素毎に個別に接続されていることを特徴とする請求項5又は6に記載の放射線撮像装置。
  8. 前記制御部は、前記複数の検知領域のうち異なる検知領域に配置された2以上の検知画素を駆動させるタイミングを重複させるように前記駆動部を制御することを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の放射線撮像装置。
  9. 前記制御部は、前記検知領域に配置された複数の検知画素のうち少なくとも1つの検知画素へ印加する電圧を導通状態から非導通状態へ変化させた場合に、該検知画素とは異なる検知画素へ印加する電圧を非導通状態から導通状態に変化させるように前記駆動部を制御することを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の放射線撮像装置。
  10. 前記検知領域は、行方向又は列方向叉は斜め方向の少なくとも1方向に前記複数の検知画素が規則的に配置されていることを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の放射線撮像装置。
  11. 放射線画像の取得のための複数の撮像画素と、放射線の入射を検知する検知用変換素子と前記検知用変換素子に接続される検知用スイッチ素子とを夫々が有する複数の検知画素と、前記検知用スイッチ素子を駆動する駆動部と、夫々に前記複数の検知画素が配置された複数の検知領域と、を含む放射線撮像装置の制御方法であって、
    前記検知領域に配置された複数の検知画素の夫々を異なるタイミングで駆動させるように前記駆動部を制御する工程と、
    前記撮像画素と前記検知画素に基づく電気信号を夫々異なる信号線を介して読み出す工程と、
    前記駆動部により駆動された検知画素から前記読み出す工程により読み出された信号を加算叉は平均した値に基づいて前記検知領域毎の放射線の入射量を取得する工程と、
    を有することを特徴とする放射線撮像装置の制御方法。
  12. 放射線を発生する放射線源と、
    請求項1から10のいずれか1項に記載の放射線撮像装置と、
    を有する放射線撮像システム。
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