JP2018160063A - 情報処理プログラム、情報処理装置および情報処理方法 - Google Patents

情報処理プログラム、情報処理装置および情報処理方法 Download PDF

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仁美 島岡
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Abstract

【課題】拡張現実において表示される画像に多様性をもたせることを目的とする。【解決手段】撮像部及び表示部を備えたコンピュータ装置において実行される情報処理プログラムであって、コンピュータ装置を、撮像部により撮像した被写体の画像を取得する画像取得手段、取得した被写体の画像から特定対象を検出する特定対象検出手段、仮想空間内にオブジェクトを表示するためのオブジェクトを生成するオブジェクト生成手段、生成したオブジェクトを、被写体の画像に重ね合わせて表示部に表示する表示手段として機能させ、オブジェクト生成手段は、特定対象検出手段により検出された特定対象の形状又は面積に応じて、異なる態様でオブジェクトを生成する、情報処理プログラム。【選択図】 図4

Description

本発明は、拡張現実を利用した情報処理プログラム、情報処理装置および情報処理方法に関する。
近年、カメラで撮像した被写体に含まれるマーカを、画像認識処理により検出して、被写体中のマーカの位置に仮想オブジェクトを重ね合わせて表示する拡張現実技術が利用されている。例えば、ユーザに拡張現実を実感する視覚効果を与えるために、検出されたマーカの数に応じてイベントを発生させ、仮想画像を被写体に重ね合わせて表示することが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2013−50881号公報
しかし、特許文献1の技術は、検出されたマーカの数に応じて発生するイベントが変化するものの、発生するイベントの種類は限られており、イベントの多様性が十分なものではなかった。
本発明の少なくとも1つの実施の形態の目的は、拡張現実において表示される画像に多様性をもたせることを目的とする。
非限定的な観点によると、本発明に係る情報処理プログラムは、撮像部及び表示部を備えたコンピュータ装置において実行される情報処理プログラムであって、コンピュータ装置を、撮像部により撮像した被写体の画像を取得する画像取得手段、取得した被写体の画像から特定対象を検出する特定対象検出手段、仮想空間内にオブジェクトを表示するためのオブジェクトを生成するオブジェクト生成手段、生成したオブジェクトを、被写体の画像に重ね合わせて表示部に表示する表示手段として機能させ、オブジェクト生成手段は、特定対象検出手段により検出された特定対象の形状又は面積に応じて、異なる態様でオブジェクトを生成する、情報処理プログラムである。
非限定的な観点によると、本発明に係る情報処理装置は、撮像部及び表示部を備えた情報処理装置であって、撮像部により撮像した被写体の画像を取得する画像取得手段と、取得した被写体の画像から特定対象を検出する特定対象検出手段と、仮想空間内にオブジェクトを表示するためのオブジェクトを生成するオブジェクト生成手段と、生成したオブジェクトを、被写体の画像に重ね合わせて表示部に表示する表示手段とを備え、オブジェクト生成手段は、特定対象検出手段により検出された特定対象の形状又は面積に応じて、異なる態様でオブジェクトを生成する、情報処理装置である。
非限定的な観点によると、本発明に係る情報処理方法は、撮像部及び表示部を備えたコンピュータ装置において実行される情報処理方法であって、撮像部により撮像した被写体の画像を取得する画像取得ステップと、取得した被写体の画像から特定対象を検出する特定対象検出ステップと、仮想空間内にオブジェクトを表示するためのオブジェクトを生成するオブジェクト生成ステップと、生成したオブジェクトを、被写体の画像に重ね合わせて表示部に表示する表示ステップとを有し、オブジェクト生成ステップは、特定対象検出ステップにより検出された特定対象の形状又は面積に応じて、異なる態様でオブジェクトを生成する、情報処理方法である。
本発明の各実施形態により1または2以上の不足が解決される。
本発明の実施の形態の少なくとも1つに対応する、ゲーム装置の外観図である。 本発明の実施の形態の少なくとも1つに対応する、ゲーム装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態の少なくとも1つに対応する、ゲーム装置の表示器11の表示画面の一例を示す図である。 本発明の実施の形態の少なくとも1つに対応する、オブジェクト表示処理のフローチャートを示す図である。 本発明の実施の形態の少なくとも1つに対応する、マーカの一例を示す図である。 本発明の実施の形態の少なくとも1つに対応する、オブジェクトデータを特定するためのテーブルの一例を示す図である。 本発明の実施の形態の少なくとも1つに対応する、オブジェクトデータを特定するためのテーブルの一例を示す図である。 本発明の実施の形態の少なくとも1つに対応する、撮像されたマーカの状態と、表示画面に表示される仮想オブジェクトとの対応関係の一例を示す図である。 本発明の実施の形態の少なくとも1つに対応する、撮像されたマーカの状態と、表示画面に表示される仮想オブジェクトとの対応関係の一例を示す図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。以下、効果に関する記載は、本発明の実施の形態の効果の一側面であり、ここに記載するものに限定されない。また、以下で説明するフローチャートを構成する各処理の順序は、処理内容に矛盾や不整合が生じない範囲で順不同である。
本発明を適用することができる情報処理装置としては、撮像部と表示部を有しているものであれば、特に限定されない。本発明を適用することができる情報処理装置としては、例えば、ゲーム装置、スマートフォン、タブレットなどをあげることができる。
図1は、本発明の実施の形態に適用されるゲーム装置の構成を示す外観図である。携帯型のゲーム装置1は、第1表示器11を上部ハウジング17aに収納し、第2表示器12を下部ハウジング17bに収納している。上部ハウジング17aの下辺にはヒンジ部17cが設けられ、下部ハウジング17bの上辺と接続され、開閉が自在となっている。上部ハウジング17aの第1表示器11の右方には、スピーカ15の音抜き孔が形成されている。
操作部14には、動作スイッチの○ボタン14a、△ボタン14b、□ボタン14c及び×ボタン14dと、方向指示スイッチの十字キー14eと、スタートボタン14h、セレクトボタン14j、側面スイッチのLボタン14g及びRボタン14fが含まれる。○ボタン14a、△ボタン14b、□ボタン14c及び×ボタン14dは、下部ハウジング17bにおいて第2表示器12の右方に設置されている。十字キー14eは、下部ハウジング17bにおいて第2表示器12の左方に設置されている。Lボタン14g及びRボタン14fは、下部ハウジング17bにおける上辺の左端、右端に設置されており、必要に応じて、所定の指示入力に使用される。また、第2表示器12の上面にはタッチパネルを設けてもよい。
下部ハウジング17bの上辺側の側面は、ゲームプログラムを格納した記憶媒体であるカートリッジ16を挿入することが可能なカートリッジ挿入部が設けられている。カートリッジ挿入部の内部には、カートリッジ16と接続するためのコネクタ30が内蔵されている。
次に、ゲーム装置1の回路構成について説明する。図2は、ゲーム装置1の構成を示すブロック図である。ハウジング17に収納される電子回路基板には、CPUコア21が実装される。CPUコア21は、ワーキングRAM(WRAM)22、第1のグラフィックス処理ユニット(第1GPU)24、第2のグラフィックス処理ユニット(第2GPU)26、入出力インターフェース(I/F)回路27及びコネクタ30に接続されている。CPUコア21は、コネクタ30を介してカートリッジ16との接続が可能である。CPUコア21は、システムプログラムを記憶したROMと、内部タイマを備える。I/F回路27は、タッチパネル13、操作部14、及びスピーカ15等の外部入出力装置とCPUコア21との間のデータの受け渡しを行なう回路である。
カートリッジ16は、ゲームプログラムを格納した記憶媒体であり、ゲームプログラムを記憶するROM16aとバックアップデータが書き換え可能なRAM16bとを搭載している。カートリッジ16のROM16aに記憶されたゲームプログラムは、WRAM22にロードされ、ロードされたゲームプログラムがCPUコア21によって実行される。CPUコア21がゲームプログラムを実行して得られる一時的なデータや画像を生成するためのデータは、WRAM22に記憶される。
第1GPU24及び第2GPU26は、CPUコア21からの指示に応じて、フレーム単位(例えば、30分の1秒単位)で、WRAM22に記憶されているデータに基づいてゲーム画像を生成し、第1VRAM23、第2VRAM25に描画する。第1GPU24及び第2GPU26は、CPUコア21からの指示に応じて、第1VRAM23、第2VRAM25のそれぞれに描画されたゲーム画像を第1表示器11及び第2表示器12に表示する。
無線通信装置29は、無線通信ポートを介して通信ネットワークに接続され、他のゲーム装置やサーバ装置とインターネットを介して通信を行なうことができる。また、アンテナを有する通信ユニットを介して、他のゲーム装置やサーバ装置と無線により通信を行なうことが可能である。
本発明の実施の形態にかかるゲーム装置は、撮像部28により撮像した被写体の画像を取得し、取得した被写体画像からマーカを検出して、マーカの形状又は面積に応じたオブジェクトを被写体の画像に重ね合わせて、第1表示器11又は第2表示器12に表示することができる
現実空間において、手や紙などのシートなどで、マーカの一部を隠して、マーカの一部を撮像できない状態とすることで、画像認識処理により検出されるマーカの形状又は面積が変化した場合は、オブジェクトの表示態様も変化する。
例えば、マーカの形状が円形状であるような場合に球形状のキャラクタを表示し、マーカの一部を手等で隠すことで、画像認識処理により検出されるマーカの形状が半円形状となったときは、半球状のキャラクタを表示することができる。このように、検出されるマーカの形状に応じて、表示されるキャラクタの形状を特定することができる。
また、例えば、マーカの一部を手等で隠すことで、画像認識処理により検出されるマーカの面積が変化すると、マーカの検出された部分の面積に応じて、表示されるキャラクタの状態が変化するように表示することができる。
より具体的には、検出されるマーカの面積が小さくなればなるほど、キャラクタがより弱く見えるような態様で表示したり、或いは、キャラクタの体が小さくなるように表示することができる。この場合、検出されたマーカの面積にあわせて、表示されるキャラクタの表示態様を変化させるだけでなく、キャラクタの体力や攻撃力といったステータスの値も、連動して変化するような構成とすることもできる。
マーカの一部を手等で隠すことで、画像認識処理により検出されるマーカの形状又は面積が変化した場合、上で述べたようにキャラクタのデザインが変わるような構成とすることができるが、キャラクタのデザインは変化させず、検出されるマーカの形状又は面積に応じて、キャラクタの動作や、キャラクタについて発生するイベントを変化させるような表示とすることもできる。
以下に、拡張現実技術を利用したゲームについて説明する。図3は、本発明の実施の形態にかかるゲーム装置の表示器11の表示画面の一例を示す図である。ゲーム装置1の第1表示器11には、撮像部28によって撮像されている被写体の画像40(以下、被写体画像)が表示されている。被写体画像には、マーカ(特定対象)41も含まれている。図3では、マーカ41は、机42の上に置かれている。
被写体画像40からマーカ41を検出することができた場合、第1表示器11の表示画面に仮想オブジェクトが表示される。例えば、ゲーム内で、プレイヤの味方として行動をする味方キャラクタを表示することができる。この場合、味方キャラクタが所定の動作をする動画を表示してもよい。
図4は、本発明の実施の形態にかかるオブジェクト表示処理のフローチャートを示す図である。以下で説明するフローチャートを構成する各処理の順序は、処理内容に矛盾や不整合が生じない範囲で順不同である。図5は、本発明の実施の形態にかかるマーカの一例を示す図である。また、以下において、マーカの一部を手等で隠すことで、マーカの形状や面積を特定する方法の一例を説明するが、本発明は、この方法に限定されるものではない。
まず、撮像部28により被写体を撮像する(ステップS1)。撮像された被写体画像40からマーカ41を検出する(ステップS2)。
マーカ41の形状は特に限定されないが、例えば、円形、正方形、長方形などの形状を適宜採用することができる。マーカの検出が比較的容易にできる点で、マーカの形状は正方形であることが好ましい。図5のマーカ41の形状は正方形である。
また、マーカ41の構成も特に限定されない。図5に示すように、例えば、外側の四方に黒色の枠41aを設け、黒枠41aの内側に白をベースにした白領域41bを設けたものを、用いることができる。上下左右の黒枠41aの幅Xはいずれも等しい。また、黒枠41aの幅Xと白領域41bの幅Yの比は、特に制限されない。画像認識処理により黒枠41aを検出することで、マーカ41が検出される。白領域41bは、表示されるオブジェクトを特定するための役割を果たすものである。このように、マーカ41は、マーカを検出するための役割を果たす部分と、表示されるオブジェクトを特定するための役割を果たす部分から構成されることが好ましい。
また、本実施の形態では、マーカ41は白色と黒色とからなる場合について説明をするが、白色と黒色以外の色を用いたマーカを採用することもできる。
次に、CPUコア21により、正方形の白領域41bの4つの頂点41cから、現実空間におけるゲーム装置1(或いは撮像部28)に対するマーカ41の位置関係及び向きを算出する(ステップS3)。白領域41bの4つの頂点41cは、マーカ41の画像をもとに、エッジ検出処理により白領域41bの四辺の直線を得たうえで、互いに垂直な関係にある2つの直線の交点を算出することができる。そして、白領域41bの4つの頂点41cの中心になる点を、マーカ41の位置として特定することができる。
次に、現実空間におけるゲーム装置1(或いは撮像部28)に対するマーカ41の位置関係及び向きと、仮想カメラに対する仮想空間内のマーカとの位置関係及び向きとが対応するように、仮想空間内に仮想カメラを設置する(ステップS4)。ここで、仮想空間内のマーカの位置は、マーカ41に由来して表示される仮想オブジェクトの位置である。現実空間におけるゲーム装置1に対するマーカ41の位置関係及び向きと、仮想カメラに対する仮想空間内のマーカとの位置関係及び向きとが対応するように、仮想空間内に仮想カメラを設置することで、ゲーム装置1の位置や向きを変更した場合に、それにあわせ、第1表示器11に表示される仮想オブジェクトの位置や向きも変化する。
ついで、白領域41bを複数の領域に分割をする(ステップS5)。例えば、正方形の白領域41bの四辺と平行で、且つ、等間隔で配置された、縦横に垂直に交わる直線で、4行×4列で16分割する、8行×8列で64分割する、或いは、16行×16列で256分割することができる。そして、この分割した各領域について、RGB値を取得する(ステップS6)。なお、ステップS5、S6において、白領域41bを分割し、RGB値を取得する際には、撮像部28により撮像した白領域41bの画像を、正方形になるように台形補正することができる。
ステップS6により、分割した各領域のRGB値を取得すると、取得したRGB値をもとに、白領域41bの面積又は形状が特定される(ステップS7)。仮に、白領域41bの一部が、プレイヤの手や他の遮蔽物により遮蔽されて、検出できない状態となった場合に、本来、白領域41bとして検出されていた領域に対応する位置に、白、黒、グレー以外の色の画素が配置されることになる。これらの白、黒、グレー以外の色に対応する領域を、正方形の白領域41bから除外することで、白領域41bの形状又は面積を特定することができる。
つまり、白領域41bから除外されずに残っている領域の外形により白領域41bの形状を特定することができるが、これをマーカ41の形状として、表示対象となるオブジェクトを特定するための情報として用いることができる。例えば、白領域41bから除外されずに残っている領域の外形と、予め記憶されている形状のパターンデータとを比較して類似度を算出し、類似度が所定値以上である場合に、そのパターンデータに応じたマーカ41を検出したと判断することができる。
また、白領域41bから除外されずに残っている領域の数により白領域41bの面積を求めることができるが、これをマーカの面積として、表示対象となる仮想オブジェクトを特定するための情報として用いることができる。
パターンデータとしては、長方形、三角形、L字形、U字形など任意のパターンデータを予め設けておくことができる。後述するように、これらの各形状のパターンデータと関連付けて記憶されたオブジェクトデータを参照することで、表示画面への表示の対象となるオブジェクトデータが特定される。
例えば、RGB値が(0,0,0)の場合は黒色、(255,255,255)の場合は白色である。また、RGB値が(100,100,100)、(200,200,200)といったように、R値、G値、B値の3つの値がほぼ同じ場合は、グレーとなる。マーカ41が、白、黒の2色、或いは、白、黒、グレーの3色で構成されている場合、R値、G値、B値は、略同じ値となる。そのため、R値、G値、B値が略同じ値とならない領域については、白領域41bではないとして除外することができる。例えば、R値、G値、B値の最小値と最大値の差が所定の値以下になるなどの所定の条件を満たさない領域については、白領域41bではないとして除外することができる。
なお、白領域41bの一部がプレイヤの手や他の遮蔽物により隠された場合、マーカ41そのものも検出されなくなるが、一度、白領域41bの4つの頂点41cの位置が特定されれば、その頂点41cのうちの1つ、又は、2つが手等により隠された状態となった場合でも、隠された頂点41cの位置を特定することが可能である。そのため、白領域41bの一部がプレイヤの手や他の遮蔽物により隠されて、マーカの黒枠41aが検出できない状態となった場合でも、ステップS7において、白領域41bの面積又は形状を特定することができる。
次に、ステップS7により特定された白領域41bの面積又は形状に応じて、表示画面に表示されるオブジェクトデータを特定する(ステップS8)。オブジェクトデータを特定する際には、予め設定されたオブジェクトデータを特定するためのデータテーブルが参照される。
白領域41bの形状に応じてオブジェクトデータを特定する場合は、図6に示すように、該データテーブル45aには、白領域41bの形状46(形状として特定されうるパターンデータでもよい)とオブジェクトデータ48が関連付けられて記憶されている。ステップS8では、データテーブル45aを参照することで、ステップS7により特定された白領域41bの形状に対応するオブジェクトデータ48が、表示される仮想オブジェクトとして特定される。
白領域41bの面積に応じてオブジェクトデータを特定する場合は、図7に示すデータテーブル45bが参照される。データテーブル45bには、オブジェクトデータ48が白領域41bの面積47と関連付けられて記憶されている。ステップS8では、データテーブル45bを参照することで、ステップS7により特定された白領域41bの面積に対応するオブジェクトデータ48が、表示される仮想オブジェクトとして特定される。
ステップS8において表示される仮想オブジェクトが特定されると、仮想空間において、現実空間のマーカ41に対応する位置(つまり、白領域41bの4つの頂点41cの中心になる点)に仮想オブジェクトを配置し、ステップS4により設定された仮想カメラにより、仮想オブジェクトを透視変換処理して仮想画像を生成する(ステップS9)。
ステップS9により仮想画像が生成されると、被写体画像40に仮想画像を上書きすることで画像を合成し(ステップS10)、第1表示器11に表示する(ステップS11)。ステップS6〜S11までの各処理は、所定の時間ごと(例えば、1フレームごと)に実行され、オブジェクト表示処理が終了するまで繰り返し実行される。
次に、撮像されたマーカの状態の変化(撮像されるマーカの形状の変化)に伴う仮想オブジェクトの変化について、説明をする。図8は、マーカの形状に応じて仮想オブジェクトを異なる態様で表示する場合における、マーカの状態と、表示画面に表示される仮想オブジェクトとの対応関係の一例を示す図である。
図8(a)では、マーカ41は手などで隠されることなく撮像されており、この場合、表示画面にはキャラクタ44aが表示されている。図8(b)に示すように、マーカ41の右下の隅が手などで隠されると、検出されるマーカ41の形状が三角形に類似していると判定され、表示画面にはキャラクタ44bが表示される。さらに、図8(c)に示すように、マーカ41の右側の約3分の1が手などで隠されると、検出されるマーカ41の形状が長方形に類似していると判定され、表示画面にはキャラクタ44cが表示される。
次に、撮像されたマーカの状態の変化(撮像されるマーカの面積の変化)に伴う仮想オブジェクトの変化について、説明をする。図9は、マーカの面積に応じて仮想オブジェクトを異なる態様で表示する場合における、マーカの状態と、表示画面に表示される仮想オブジェクトとの対応関係の一例を示す図である。
図9(a)では、マーカ41は手などで隠されることなく撮像されており、この場合、表示画面にはキャラクタ44aが表示されている。図9(b)に示すように、マーカ41の右下の隅が手などで隠されると、検出されるマーカ41の面積は小さくなり、表示画面には、キャラクタ44aよりも小さいキャラクタ44dが表示される。さらに、図9(c)に示すように、マーカ41の右側の約3分の1が手などで隠されると、検出されるマーカ41の面積はさらに小さくなり、表示画面には、キャラクタ44dよりもさらに小さいキャラクタ44eが表示される。
このように、本発明では、マーカの形状又は面積に応じて、仮想オブジェクトを異なる態様で表示することができるため、手やその他の遮蔽物でマーカの一部を隠すなどの簡単な操作で、表示される仮想オブジェクトを変化させることができる。また、1つのマーカで多様性のある表示を実現することが可能となる。
また、本発明においては、被写体画像から検出されたマーカの色に応じて、仮想オブジェクトを異なる態様で表示するような構成とすることもできる。表示画面に表示されるキャラクタの形状デザインは同一としつつ、被写体画像から検出されたマーカの色に応じて、キャラクタの色を異なる色とすることもできるし、マーカの色に応じて、異なる形状デザインのキャラクタとすることもできる。マーカの構成としては、マーカを検出するための外側の枠部分に黒色以外の色を用いてもよいし、枠部分の内側の部分に白色以外の色を用いてもよい。
このような、被写体画像から検出されたマーカの色に応じて、仮想オブジェクトを異なる態様で表示するような構成は、単独で利用することもできるし、上の実施の形態で述べたような、被写体画像から検出されたマーカの面積又は形状に応じて、仮想オブジェクトを異なる態様で表示するような構成と組み合わせて利用することも可能である。
また、本発明においては、被写体画像中における、検出されたマーカの位置に応じて、仮想オブジェクトを異なる態様で表示することもできる。例えば、表示画面を複数の領域に分割し、どの領域において仮想オブジェクトが表示されるかに応じて、表示される仮想オブジェクトを変化させることができる。そのため、現実空間において、マーカの位置を固定して、撮像部を有するゲーム装置を移動させた場合、表示画面中のマーカの位置が変化し、表示される仮想オブジェクトの表示態様も変化することになる。このような構成を単独で利用することもできるし、上の実施の形態で述べたような、被写体画像から検出されたマーカの面積又は形状に応じて、仮想オブジェクトを異なる態様で表示するような構成と組み合わせて利用することも可能である。
[付記]
上で述べた実施の形態の説明は、下記の発明を、発明の属する分野における通常の知識を有する者がその実施をすることができるように記載した。
[1] 撮像部及び表示部を備えたコンピュータ装置において実行される情報処理プログラムであって、コンピュータ装置を、撮像部により撮像した被写体の画像を取得する画像取得手段、取得した被写体の画像から特定対象を検出する特定対象検出手段、仮想空間内にオブジェクトを表示するためのオブジェクトを生成するオブジェクト生成手段、生成したオブジェクトを、被写体の画像に重ね合わせて表示部に表示する表示手段として機能させ、オブジェクト生成手段は、特定対象検出手段により検出された特定対象の形状又は面積に応じて、異なる態様でオブジェクトを生成する、情報処理プログラム。
[2] コンピュータ装置を、生成したオブジェクトを仮想カメラで撮影することにより仮想画像を生成するための仮想画像生成手段として機能させ、表示手段が、生成した仮想画像を、被写体の画像に重ね合わせて表示部に表示する、前記[1]の情報処理プログラム。
[3] オブジェクト生成手段は、特定対象検出手段により検出された特定対象の色に応じて、異なる態様でオブジェクトを生成する、前記[1]又は[2]の情報処理プログラム。
[4] オブジェクト生成手段は、撮像部により撮像した被写体の画像中における、検出された特定対象の位置に応じて、異なる態様でオブジェクトを生成する、前記[1]〜[3]のいずれかの情報処理プログラム。
[5] コンピュータ装置を、検出した特定対象を複数の領域に分割し、分割した領域を数値化する数値化手段、分割した複数の領域から、数値化により得られた数値が所定の条件を満たさない領域を除外することで、特定対象の形状又は面積を特定する形状等特定手段として機能させ、オブジェクト生成手段は、形状等特定手段により特定された特定対象の形状又は面積に応じて、異なる態様でオブジェクトを生成する、前記[1]〜[4]のいずれかの情報処理プログラム。
[6] 撮像部及び表示部を備えた情報処理装置であって、撮像部により撮像した被写体の画像を取得する画像取得手段と、取得した被写体の画像から特定対象を検出する特定対象検出手段と、仮想空間内にオブジェクトを表示するためのオブジェクトを生成するオブジェクト生成手段と、生成したオブジェクトを、被写体の画像に重ね合わせて表示部に表示する表示手段とを備え、オブジェクト生成手段は、特定対象検出手段により検出された特定対象の形状又は面積に応じて、異なる態様でオブジェクトを生成する、情報処理装置。
[7] 撮像部及び表示部を備えたコンピュータ装置において実行される情報処理方法であって、撮像部により撮像した被写体の画像を取得する画像取得ステップと、取得した被写体の画像から特定対象を検出する特定対象検出ステップと、仮想空間内にオブジェクトを表示するためのオブジェクトを生成するオブジェクト生成ステップと、生成したオブジェクトを、被写体の画像に重ね合わせて表示部に表示する表示ステップとを有し、オブジェクト生成ステップは、特定対象検出ステップにより検出された特定対象の形状又は面積に応じて、異なる態様でオブジェクトを生成する、情報処理方法。
1 ゲーム装置
11 第1表示器
12 第2表示器
13 タッチパネル
14 操作部
15 スピーカ
16 カートリッジ
17 ハウジング
21 CPUコア
22 WRAM
23 第1VRAM
24 第1GPU
25 第2VRAM
26 第2GPU
27 I/F回路
28 撮像部
29 無線通信装置
30 コネクタ
40 被写体画像
41 マーカ
41a 黒枠
41b 白領域
42 机
43 手
44 キャラクタ
45 データテーブル
46 形状
47 面積
48 オブジェクトデータ

Claims (7)

  1. 撮像部及び表示部を備えたコンピュータ装置において実行される情報処理プログラムであって、
    コンピュータ装置を、
    撮像部により撮像した被写体の画像を取得する画像取得手段、
    取得した被写体の画像から特定対象を検出する特定対象検出手段、
    仮想空間内にオブジェクトを表示するためのオブジェクトを生成するオブジェクト生成手段、
    生成したオブジェクトを、被写体の画像に重ね合わせて表示部に表示する表示手段
    として機能させ、
    オブジェクト生成手段は、特定対象検出手段により検出された特定対象の形状又は面積に応じて、異なる態様でオブジェクトを生成する、情報処理プログラム。
  2. コンピュータ装置を、
    生成したオブジェクトを仮想カメラで撮影することにより仮想画像を生成するための仮想画像生成手段
    として機能させ、
    表示手段が、生成した仮想画像を、被写体の画像に重ね合わせて表示部に表示する、請求項1に記載の情報処理プログラム。
  3. オブジェクト生成手段は、特定対象検出手段により検出された特定対象の色に応じて、異なる態様でオブジェクトを生成する、請求項1又は2に記載の情報処理プログラム。
  4. オブジェクト生成手段は、撮像部により撮像した被写体の画像中における、検出された特定対象の位置に応じて、異なる態様でオブジェクトを生成する、請求項1〜3のいずれかに記載の情報処理プログラム。
  5. コンピュータ装置を、
    検出した特定対象を複数の領域に分割し、分割した領域を数値化する数値化手段、
    分割した複数の領域から、数値化により得られた数値が所定の条件を満たさない領域を除外することで、特定対象の形状又は面積を特定する形状等特定手段
    として機能させ、
    オブジェクト生成手段は、形状等特定手段により特定された特定対象の形状又は面積に応じて、異なる態様でオブジェクトを生成する、請求項1〜4のいずれかに記載の情報処理プログラム。
  6. 撮像部及び表示部を備えた情報処理装置であって、
    撮像部により撮像した被写体の画像を取得する画像取得手段と、
    取得した被写体の画像から特定対象を検出する特定対象検出手段と、
    仮想空間内にオブジェクトを表示するためのオブジェクトを生成するオブジェクト生成手段と、
    生成したオブジェクトを、被写体の画像に重ね合わせて表示部に表示する表示手段と
    を備え、
    オブジェクト生成手段は、特定対象検出手段により検出された特定対象の形状又は面積に応じて、異なる態様でオブジェクトを生成する、情報処理装置。
  7. 撮像部及び表示部を備えたコンピュータ装置において実行される情報処理方法であって、
    撮像部により撮像した被写体の画像を取得する画像取得ステップと、
    取得した被写体の画像から特定対象を検出する特定対象検出ステップと、
    仮想空間内にオブジェクトを表示するためのオブジェクトを生成するオブジェクト生成ステップと、
    生成したオブジェクトを、被写体の画像に重ね合わせて表示部に表示する表示ステップと
    を有し、
    オブジェクト生成ステップは、特定対象検出ステップにより検出された特定対象の形状又は面積に応じて、異なる態様でオブジェクトを生成する、情報処理方法。
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