JP7367962B2 - 情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラムおよび複合arマーカ - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラムおよび複合arマーカ Download PDF

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Description

この発明は、情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラムおよび複合ARマーカに関する。
近年、コンピュータの高性能化に伴い、スマートフォンやタブレット端末用のアプリケーションとして、AR(Augumented Reality))技術が盛んに開発されている(例えば、特許文献1)。
AR技術とは、ARマーカが付されている印刷物を、スマートフォンなどに搭載されているカメラで撮影すると、撮像した画像の中の印刷物の上にCG(Computer Graphics)で作成したデータや写真、ビデオ、テキストファイル等の電子データを重畳させる技術である。AR技術を用いることで、ユーザに現実空間が拡張したように体感させることができるので、特に、エンターテイメント性に優れる。
例えば、飲食物を提供するレストランやカフェなどにおいて、顧客に飲食物とともにAR技術による映像などの電子データが提供されることで、エンターテイメント性やバラエティに富んだ飲食空間を顧客に提供することができる。
特開2017-182628号公報
しかしながら、現状、複数の電子データを提供するには、提供する電子データの数と同じ数のARマーカを出力する必要があるが、ARマーカが付された印刷物を複数出力したり、一つの印刷物に複数のARマーカを出力したりする場合や、出力される電子データに順番がある場合には、ARマーカに順番を明記したりする必要があり、ARマーカの管理が煩雑となる。例えば、複数の印刷物それぞれのARマーカ、あるいは、一つの印刷物に印刷された複数のARマーカそれぞれを相互に識別するために、各ARマーカに対応付けて、そのARマーカを端末操作者が識別するためのマークを付す作業や、端末操作者がARマーカの読み取り操作をする際にそのマークを確認する作業が発生することとなる。
そこで、本発明は、一つのARマーカの出力により複数の電子データを出力可能な情報処理装置、情報処理方法、情報処理プロブラムおよび複合ARマーカを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る情報処理装置は、撮像部を備え、撮像部を介してAR(Augmented Reality)マーカを読み取って画像を処理する情報処理装置であって、ARマーカを読み取る読取部と、読取部により読み取られたARマーカの一部が遮蔽されているか否かを判定する判定部と、判定部によりARマーカの一部が遮蔽されていないと判定された場合は、ARマーカを第一のARマーカと識別し、ARマーカの一部が遮蔽されていると判定された場合に、ARマーカを第二のARマーカと識別するマーカ識別部と、マーカ識別部によりARマーカを第一のARマーカと識別された場合に第一の画像を出力し、マーカ識別部によりARマーカを第二のARマーカと識別された場合に第二の画像を出力する出力部と、を備える。
本実施形態によれば、一つのARマーカの一部を遮蔽することにより、遮蔽されていないARマーカとは別に、遮蔽された部分を含むARマーカを異なるARマーカとして認識できるARマーカを用いるので、一つのマーカで複数種類の電子データを出力することができる。
本実施形態における情報処理装置の機能構成の一例を示すブロック図である。 図2(a)は、本実施形態におけるARマーカの一例を示す図である。図2(b)は、本実施形態における電子データの一例を示す図である。 図3(a)は、本実施形態における第一のARマーカのデータ構造の一例を示す図であり、図3(b)~図3(d)は、本実施形態における第二のARマーカのデータ構造の一例を示す図である。 図4(a)は、本実施形態における第一のARマーカの他のデータ構造を示し、図4(b)は、本実施形態における第二のARマーカの他のデータ構造を示す。 図5(a)および図5(b)は、本実施形態における第二のARマーカの一例を示す図である。 図6(a)および図6(b)は、本実施形態における第二のARマーカの他の例を示す図である。 図7(a)は、本実施形態における遮蔽物体の一例を示す図である。また、図7(b)は、本実施形態における遮蔽物体の他の例を示す図である。 図8(a)は、遮蔽物体により第一のARマーカの一部が遮蔽された第二のARマーカの一例を示す図である。図8(b)は、遮蔽物体により第一のARマーカの一部が遮蔽された第二のARマーカの一例を示す図である。 図9(a)は、本実施形態における遮蔽物体が円筒である場合に遮蔽される可能性のある箇所を示す説明図である。図9(b)は、円筒形の遮蔽物が遮蔽部に載置された状態の一例を示す図である。 図10(a)は、第一のARマーカの一例を示し、図10(b)は、第一のARマーカの遮蔽部に第一のARマーカと異なるパターンが付された第二のARマーカの一例を示す図である。 図11(a)は、第一のARマーカに対応する電子データの一例を示す図である。図11(b)は、第二のARマーカに対応する電子データの一例を示す図である。 本実施形態における情報処理装置によるARマーカの識別処理の流れを示すフローチャートである。 本実施形態における情報処理装置を実現可能なコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。
以下に、図面を用いて本発明に係る情報処理装置の実施の形態を説明する。なお、この実施の形態により本発明が限定されるものではない。
図1は、本実施形態における情報処理装置の機能構成の一例を示すブロック図である。以下、図1を用いて情報処理装置100の機能構成について説明する。本実施形態における情報処理装置は、情報処理可能な装置であればいずれであってもよく、例えば、スマートフォンなどの携帯電話や、ノートパソコンやヘッドマウントディスプレイのような携帯可能な端末であってもよい。
図1に示すように、情報処理装置100は、制御部110と、通信制御部120と、撮像部130と、入出力部140と、記憶部150とを備えている。なお、本実施形態では、制御部110を情報処理装置100が備える構成とするが、これに限定されない。例えば、情報処理装置100は、外部の端末(不図示)に後述する読取部が読み取った情報を送信し、その外部の端末から読み取ったARマーカに対応する画像情報を受信して表示するものであってもよい。この場合、外部の端末が制御部110のうち後述する読取部以外の各部と、通信制御部(不図示)とを備え、情報処理装置100は通信制御部120を介して外部の端末との通信により出力する画像情報を処理する構成としてもよい。ここで、電子データとは、ARマーカにより識別される電子データであって、画像、映像、音楽などの電子データである。
記憶部150は、ARマーカ情報データベース151を記憶する。また、ARマーカ情報データベース151には、ARマーカ情報が格納されている。ここで、ARマーカ情報とは、ARマーカと、当該ARマーカにより識別される電子データに関する情報であって、少なくとも、ARマーカのパターンと、当該パターンにより識別される電子データとが対応付けて格納されている。また、ARマーカとは、ARコンテンツ等の各種コンテンツ情報の内容や、当該コンテンツ情報を表示する位置等を指定するための標識となるものである。例えば、ARマーカは、二次元コード等のように、所定の領域内に所定の模様や文字パターン等が形成された画像等である。例えば、図2(a)は、ARマーカの一例を示す図である。図2(a)に示すように、ARマーカ1は、枠線で正方形を構成するパターンである。また、図2(b)は、電子データの一例を示す図である。図2(b)に示す電子データ2は、太陽の画像を示す。ARマーカ情報データベース151に格納されるARマーカ情報は、複数のARマーカを、複数の電子データとそれぞれ一意に対応付けており、例えば、図2(a)および図2(b)に示したARマーカ1と、電子データ2とが対応付けられている。
また、図3(a)は、本実施形態における第一のARマーカのデータ構造の一例を示す図であり、図3(b)~図3(d)は、本実施形態における第二のARマーカのデータ構造の一例を示す図である。図3(a)は、正方形のARマーカの全面に一つのパターンが付されており、全面が読み込まれることにより第一のARマーカ3が識別されるデータ構造である。また、図3(b)に示す第二のARマーカ4は、図3(a)に示した第一のARマーカ3のうち、上部に円形の遮蔽部5が付されたパターンを一つのパターンとするデータ構造である。同様に、図3(c)に示す第二のARマーカ6は、図3(a)に示した第一のARマーカ3のうち、上部に正方形の遮蔽部7が付されたパターンを一つのパターンとするデータ構造である。さらに、図3(d)においても、図3(d)に示す第二のARマーカ8は、図3(a)に示した第一のARマーカ3のうち、右下部に円形の遮蔽部9が付されたパターンの集合を一つのパターンとするデータ構造である。
また、図4(a)は、本実施形態における第一のARマーカの他のデータ構造を示し、図4(b)は、本実施形態における第二のARマーカの他のデータ構造を示す。図4(a)に示す第一のARマーカ10は、全体が5分割された領域にそれぞれ付された複数のパターンで構成されている。具体的には、右上に示す円形のパターン200、円形のパターン200の右側に付された三角形のパターン300、三角形のパターン300の下に付された斜線が施されている四角形のパターン400、四角形のパターン400の左側に付された縦線が施された長方形のパターン500、中央に付された楕円形のパターン600で構成されており、その全てが読み込まれることで一つのマーカとして識別されるデータ構造である。また、図4(b)に示す第二のARマーカ11は、第一のARマーカ10のうち一部である楕円形のパターン600が遮蔽されるが、それ以外の部分も図4(a)と同様に、複数の領域にそれぞれ付された複数のパターンで構成されている。図4(b)では、図4(a)に示した第一のARマーカ10のうち、楕円形のパターン600を除いた部分、すなわち、円形のパターン200、三角形のパターン300、四角形のパターン400、長方形のパターン500の4つのパターンで第二のARパターン11が構成されている。ここで、図4(a)の全てを読み取った場合に、第一のマーカとして機能し、第一の電子データを表示する。そして、図4(b)に示すように、一部が遮蔽されて第二のマーカとして機能し、第二の電子データを表示する。また、他の例として、円形のパターン200、三角形のパターン300が遮蔽され、四角形のパターン400、長方形のパターン500、楕円形のパターン600のみが読み取られて第三の電子データを表示し、円形のパターン200、三角形のパターン300、四角形のパターン400が遮蔽され、長方形のパターン500、楕円形のパターン600のみが読み取られて第四の電子データを表示する、というように1つのマーカで複数種類の電子データを表示できるように構成されてよい。すなわち、第一のARマーカが構成する複数のパターンのうち、一部が遮蔽され、それ以外の一つまたは複数のパターンが読み取られることにより、複数の第二のARマーカによる複数の電子データの出力が可能となる。
通信制御部120は、通信回線や電話回線等に接続されるアンテナやルータ等の通信装置(図示せず)に接続されるインターフェースであり、外部装置と通信回線を介してデータを通信する機能を有している。また、撮像部130は、カメラなどの撮像機能を有するインターフェースであり、レンズを備える。また、入出力部140は、各種情報が入力および出力されるインターフェースであり、タッチパネルなどのように、表示画面と入力部を兼ね備える構成としてもよいし、入力部と出力部を分けて備える構成としてもよい。
制御部110は、読取部111と、判定部112と、マーカ識別部113と、入出力制御部114と、送受信部115とを備える。なお、入出力制御部114は、本発明における出力部に相当する。
読取部111は、撮像部130を介して、ARマーカを読み取る。例えば、読取部111は、入出力部140にARマーカを写す位置をガイドする枠などのポインターなどを出力し、ポインター内に写されたARマーカを読み取る。図3は、本実施形態における第一のARマーカの一例を示す図である。図3では、正方形のARマーカ10が表示されている。図3に示す第一のARマーカ10には、後述する第二のARマーカとの対比のため模様などが付されていないが、模様や文字が付されていてもよい。
また、図5(a)および図5(b)は、本実施形態における第二のARマーカの一例を示す図である。図5(a)は、テーブル35および情報処理装置100の上面図であり、テーブル35には、コースター30が載置されており、コースター30には円形の第二のARマーカ15が印刷されている。また、第二のARマーカ15は、図2(a)に示した第一のARマーカ1のうち、所定の範囲が遮蔽部40により遮蔽されている。つまり、第二のARマーカ15は、第一のARマーカ10のうち遮蔽部40を除いた部分となる。図5(a)および図5(b)において所定の範囲は、コースター30のうち中央部となり、図5(a)においては遮蔽部40が、また、図5(b)においては遮蔽部41がそれぞれ示す範囲となる。なお、図5(a)および図5(b)に示す、第二のARマーカ15および第二のARマーカ18は、コースター30、コースター31に直接印刷されるほか、コースター30、コースター31に第二のARマーカ15または第二のARマーカ18が印刷されたシールが帖着されていてもよい。
また、第二のARマーカが含む遮蔽部は、ARマーカ中央部に限定されず、ARマーカのいずれの領域であってもよい。例えば、図6(a)および図6(b)は、本実施形態における第二のARマーカの他の例を示す図である。図6(a)に示す第二のARマーカ32は、図2(a)に示した第一のARマーカ1のうち、遮蔽部40が所定の範囲として遮蔽されている。ここで、所定の範囲は、コースター31が載置されたテーブル35の周囲のうち、手前側35aに対向する奥側35b寄りの位置における所定の範囲である。また、手前側35aとは、テーブル35の周囲のうち、いずれかの側面から略水平方向に情報処理装置100の撮像部130が第二のARマーカ15に近付けられる場合の、撮像部130が第二のARマーカ15に近付けられる側である。また、図6(b)に示す第二のARマーカ33は、図2(a)に示した第一のARマーカ1のうち、遮蔽部41が所定の範囲として遮蔽されている。なお、図6(a)および図6(b)においては、遮蔽部40または遮蔽部41により遮蔽される所定の範囲をテーブル35の周囲のうち、手前側35aに対向する奥側35b寄りの位置とする例を説明したが、これに限定されずいずれの位置または範囲であってもよい。例えば、図3(d)に示した第二のARマーカ8がテーブル35に載置され、遮蔽部9がテーブル35のうち手前側35aの右寄りとする位置として指定されてもよい。
また、遮蔽部40は、底面の中央に脚部を備えた物体(以下、遮蔽物体という。)により遮蔽される。例えば、遮蔽物体として、ワイングラス形状をした物体である。図7(a)は、本実施形態における遮蔽物体の一例を示す図である。図7(a)では、遮蔽物体50は、ワイングラスのような形状であり、底面51の中央に脚部52が備えられている。図8(a)は、遮蔽物体50により第一のARマーカの一部が遮蔽された第二のARマーカ15の一例を示す図である。図8(a)において、第二のARマーカ15は、ワイングラス形状の遮蔽物体50により第一のARマーカ10の一部である遮蔽部40が遮蔽されている。また、図7(b)は、本実施形態における遮蔽物体の他の例を示す図である。図7(b)では、遮蔽物体60は、スタンドランプ形状をしており、底面61の中央に脚部62が備えられている。図8(b)は、遮蔽物体60により第一のARマーカの一部が遮蔽された第二のARマーカ18の一例を示す図である。図8(a)において、第二のARマーカ18は、スタンドランプ形状の遮蔽物体60により第一のARマーカ10の一部である遮蔽部41が遮蔽されている。
このように、遮蔽部分を情報処理装置100の撮像部130による撮像位置からより遠い位置に配置することで、第二のARマーカ15における識別情報を含む範囲をより広い範囲とすることができるので、読取部111による読み取り精度をより向上することができる。また、遮蔽物体50、遮蔽物体60のように、底面の中央に脚部を備える物体を用いて第一のARマーカ10の一部を遮蔽することにより、テーブル35のような台に載置された第二のARマーカ15をユーザが椅子に座った状態で撮像操作する場合に、遮蔽物体が円筒や角筒のような形状であれば第二のARマーカ15の遮蔽されていない部分が撮像角度によって遮蔽されてしまう不具合を解消することができる。
図9(a)は、遮蔽物体が円筒である場合に遮蔽される可能性のある箇所を示す説明図である。図9(a)では、遮蔽物体50はワイングラス形状をしているので、ユーザが椅子に座った状態で第二のARマーカ15に対して略水平方向から第二のARマーカ15を撮像しても、斜線で示す死角部19が遮蔽されない。例えば、図9(b)は、円筒形の遮蔽物が遮蔽部40に載置された状態の一例を示す図である。図9(b)に示すように、円筒形の遮蔽物51が遮蔽部40に載置されると、図9(a)における斜線で示す死角部19が遮蔽されてしまい、第二のARマーカ15が斜線で示す死角部19が読取部111により読み取られず、第二のARマーカ15が認識されないこととなる。このため、読取部111による第二のARマーカ15の読み取りミスを防止することができる。なお、図9においては、ユーザが椅子に座った状態で第二のARマーカ15に対して略水平方向から第二のARマーカ15を撮像するケースを想定し、図9における遮蔽部40を示す位置を所定の範囲として遮蔽する例を示したが、遮蔽される範囲はこれに限定されず、ユーザと第二のARマーカの位置関係に応じて、遮蔽物の死角をより減少できる位置が遮蔽部としてあらかじめ定められていてもよい。また、他の例として、遮蔽物による死角を利用して、ユーザと第二のARマーカとの位置関係により遮蔽物の死角を含めた範囲を遮蔽される所定の範囲と定め、遮蔽される位置または範囲に応じて異なる第二のARマーカが識別されることとしてもよい。例えば、図9(b)に示した第二のARマーカ15において、円筒形の遮蔽物51が載置されることにより、遮蔽部が遮蔽部40に加えて斜線で示す死角部19を含めた範囲として図9に示した第二のARマーカ15とは異なる第二のARマーカとすることも可能である。
判定部112は、読取部111により読み取られたARマーカの一部が遮蔽されているか否かを判定する。具体的には、判定部112は、所定の範囲が遮蔽されているか否かを判定する。例えば、図5(a)においては、遮蔽部40により遮蔽される所定の範囲は第二のARマーカ15の中央であり、図6(a)においては、所定の範囲として、第一のARマーカ10のうちある一辺に寄せた位置に占める、第一のARマーカ10の総面積のうち略四分の一の大きさの円形を所定の範囲が遮蔽部40として定められている。なお、遮蔽部とする所定の範囲は、図5(a)や図6(a)に示す例の他、いずれの位置または形状であってもよい。
また、判定部112は、ARマーカが付された媒体が載置された平面の周囲のうち、手前側に対向する奥側寄りの位置において所定の範囲が遮蔽されているか否かを判定する。ここで、平面は、側面を備える平面であって、例えば、テーブルなどの台などである。手前側とは、図6(a)の説明と同様に、台の周囲のうち、いずれかの側面から略水平方向に情報処理装置100の撮像部130が第二のARマーカ15に近付けられる場合の、撮像部130が第二のARマーカ15に近付けられる側である。なお、略水平方向とは、台の真上ではなく、ユーザが椅子に座ったような状態で情報処理装置100の撮像部130を第二のARマーカ15に対して斜め上からかざして撮像する際の方向であればよい。
また、判定部112は、読取部111により、第一のARマーカが読み取られた後に読み取られたARマーカが、第一のARマーカの所定の範囲が遮蔽されているか否かを判定し、遮蔽されていると判定した場合に、遮蔽された部分が他の識別情報に置き換えられているか否かをさらに判定する。例えば、判定部112は、第一のARマーカの所定の範囲が遮蔽されていると判定した場合に、遮蔽された部分が第一のARマーカと異なる所定の模様などに置き換えられているか否かを判定する。
マーカ識別部113は、判定部112により、読取部111により読み取られたARマーカの一部が遮蔽されていないと判定された場合は、読取部111により読み取られたARマーカを第一のARマーカと識別し、第一のARマーカの一部が遮蔽されていると判定された場合に、ARマーカを第二のARマーカと識別する。具体的には、マーカ識別部113は、判定部112により、読取部111により読み取られたARマーカは所定の範囲が遮蔽されたものでないと判定された場合は、読取部111により読み取られたARマーカを第一のARマーカと識別し、第一のARマーカの所定の範囲が遮蔽されていると判定された場合に、ARマーカを第二のARマーカと識別する。例えば、図2(a)に示した第一のARマーカ10が読取部111により読み取られた場合、第一のARマーカ10は、判定部112により所定の範囲が遮蔽されていないと判定されるので、マーカ識別部113は、読取部111により読み取られたARマーカを第一のARマーカであると識別する。一方、図6(a)に示した第二のARマーカ15が読取部111により読み取られた場合、第二のARマーカ15は、判定部112により所定の範囲(遮蔽部40)が遮蔽されていると判定されるので、マーカ識別部113は、読取部111により読み取られたARマーカを第二のARマーカであると識別する。
また、マーカ識別部113は、読取部111により第一のARマーカが読み取られた後に読み取られたARマーカが、第一のARマーカの所定の範囲が遮蔽されており、かつ、遮蔽された部分が他の識別情報に置き換えられていると判定された場合に、読取部111により読み取られたARマーカを第二のARマーカであると識別してもよい。ここで、他の識別情報は、遮蔽された部分が第一のARマーカと異なる所定の模様などである。例えば、図10(a)は、第一のARマーカの一例を示し、図10(b)は、第一のARマーカの遮蔽部に第一のARマーカと異なるパターンが付された第二のARマーカの一例を示す図である。図10(b)が示すように、図10(a)における第二のARマーカ10に含まれる所定の範囲である楕円形のパターン600は、図10(b)における第二のARマーカ70において立方体のパターン700に置き換えられている。なお、例えば、ユーザや飲食店の店員などにより、立方体のパターン700が付されたコースターや食器などを、図10(a)に示した第一のARマーカ10の楕円形のパターン600の位置に置くことにより、楕円形のパターン600が図10(b)に示す第二のARマーカ70における立方体のパターン700に置き換えられる。
入出力制御部114は、各種データを入出力部140に出力可能なデータに変換し、入出力部140に出力したり、入出力部140から入力されたデータを受け付け入力受付可能なデータに変換し入力を受け付けたりする。また、入出力制御部114は、ARマーカ情報データベース151を参照し、マーカ識別部113により識別されたARマーカに対応する電子データを、ARマーカ情報データベース151から取得し、入出力部140に出力する。具体的には、入出力制御部114は、マーカ識別部113により、読取部111により読み取られたARマーカが第一のARマーカと識別された場合に第一の画像を入出力部140に出力する。例えば、図11(a)は、第一のARマーカ10に対応する電子データ15の一例を示す図である。図11(a)では、第一のARマーカ10に対応する電子データとして、丸顔の画像12が表示されている。一方、入出力制御部114は、マーカ識別部113により、読取部111により読み取られたARマーカが第二のARマーカであると識別された場合に第二の画像を入出力部140に出力する。例えば、図11(b)は、第二のARマーカ15に対応する電子データ16の一例を示す図である。図11(b)では、第二のARマーカ15に対応する電子データとして、雲の画像13が表示されている。
送受信部115は、ネットワーク(不図示)を介して、外部装置と各種情報を送受信する。例えば、本実施形態の他、判定部112、マーカ識別部113、ARマーカ情報データベース151が外部装置(不図示)に備えられ、各機能が実行される構成であるような場合には、送受信部115は、通信制御部120を介して、読取部111により読み取られたARマーカを当該外部装置に送信する構成としてもよい。この場合、送受信部115は、外部装置に送信したARマーカに対応する電子データを当該外部装置から受信することとなる。
次に、情報処理装置100によるARマーカの識別処理について説明する。図12は、本実施形態における情報処理装置100によるARマーカの識別処理の流れを示すフローチャートである。
読取部111は、ARマーカを読み取る(ステップS1)。判定部112は、ステップS1において読み取られたARマーカのうち所定範囲が遮蔽されているか否かを判定する(ステップS2)。マーカ識別部113は、ステップS2において、判定部112により、ステップS1において読み取られたARマーカのうち所定範囲が遮蔽されていないと判定された場合(ステップS2:No)、ステップS1において読み取られたARマーカは第一のARマーカであると識別する(ステップS4)。入出力制御部114は、ステップS4において識別された第一のARマーカに基づいて、電子データXを表示する(ステップS6)。一方、ステップS4において、マーカ識別部113は、ステップS2において、判定部112により、ステップS1において読み取られたARマーカのうち所定範囲が遮蔽されていると判定された場合(ステップS2:Yes)、ステップS1において読み取られたARマーカは第二のARマーカであると識別する(ステップS3)。入出力制御部114は、ステップS3において識別された第二のARマーカに基づいて電子データYを表示する(ステップS5)。
図13は、本実施形態における情報処理装置100を実現可能なコンピュータ20の一例を示すハードウェア構成図である。図13に示すように、コンピュータ20は、CPU(Central Processing Unit)21、RAM(Random Access Memory)22、ROM(Read Only Memory)23、HDD(Hard Disk Drive)24、通信インターフェース(I/F)25、入出力インターフェース(I/F)26、およびメディアインターフェース(I/F)27を備える。
CPU21は、ROM23またはHDD24に格納されたプログラムにより動作し、各部の制御を行う。ROM23は、コンピュータ20の起動時にCPU21によって実行されるブートプログラムや、コンピュータ20のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。
HDD24は、CPU21によって実行されるプログラムおよび当該プログラムによって使用されるデータ等を格納する。通信インターフェース25は、通信回線を介して外部機器から受信したデータをCPU21に送り、CPU21が生成したデータを、通信回線を介して外部機器に送信する。
CPU21は、入出力インターフェース26を介して、入出力部140などの出力装置、および、電源ボタン(図示せず)などの入力装置を制御する。CPU21は、入出力インターフェース26を介して、入力装置からデータを取得する。また、CPU21は、生成したデータを、入出力インターフェース26を介して出力装置へ出力する。
メディアインターフェース27は、記憶媒体(不図示)に格納されたプログラムまたはデータを読み取り、RAM22を介してCPU21に提供する。CPU21は、当該プログラムを、メディアインターフェース27を介して記憶媒体からRAM22上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。記憶媒体は、例えばDVD(Digital Versatile Disc)等の光学記憶媒体、磁気記憶媒体、または半導体メモリ等である。
コンピュータ20が本実施形態における情報処理装置100として機能する場合、コンピュータ20のCPU21は、RAM22上にロードされたプログラムを実行することにより、読取部111、判定部112、マーカ識別部113、入出力制御部114、送受信部115の各機能を実現する。また、HDD24にはARマーカ情報データベース151などのデータが格納される。
情報処理プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD-ROM、CD-R、メモリカード、DVD(Digital Versatile Disk)、フレキシブルディスク(FD)等のコンピュータで読み取り可能な記憶媒体に記憶されて提供される。コンピュータ20のCPU21は、これらのプログラムを、メディアインターフェース27を介して上記の記憶媒体から読み取って実行するが、他の例として、外部装置から、通信回線を介してこれらのプログラムを取得してもよい。
なお、取引管理プログラムは、例えば、ActionScript、JavaScript(登録商標)、Python、Rubyなどのスクリプト言語、C言語、C++、C#、Objective-C、Swift、Java(登録商標)などのコンパイラ言語などを用いて実装できる。
このように、本実施形態における情報処理装置100によれば、一つのARマーカの出力により複数のARマーカを提示することができるので、一つのARマーカの出力により複数の電子データを出力することができる。すなわち、複数の電子データを提供する場合であっても、複数の印刷物それぞれのARマーカ、あるいは、一つの印刷物に印刷された複数のARマーカそれぞれを相互に識別可能に管理する煩雑な作業をユーザに不要とすることができる。
100 情報処理装置
110 制御部
111 読取部
112 判定部
113 マーカ識別部
114 入出力制御部
115 送受信部
120 通信制御部
130 撮像部
140 入出力部
150 記憶部
151 ARマーカ情報データベース

Claims (6)

  1. 撮像部を備え、前記撮像部を介してAR(Augmented Reality)マーカを読み取って画像を処理する情報処理装置であって、
    複数の領域に分割され、各領域にそれぞれ異なる形状のパターンを含むARマーカを読み取る読取部と、
    前記読取部により読み取られたARマーカの一部が遮蔽されているか否かを判定するとともに、遮蔽されている場合に前記パターンのどのパターンが遮蔽されているかを判定する判定部と、
    前記判定部により前記ARマーカの一部が遮蔽されていないと判定された場合は、前記ARマーカを第一のARマーカと識別し、前記ARマーカの一部が遮蔽されていると判定された場合に、前記ARマーカを第二のARマーカと識別するマーカ識別部と、
    前記マーカ識別部により前記ARマーカを第一のARマーカと識別された場合に第一の画像を出力し、前記マーカ識別部により前記ARマーカを第二のARマーカと識別された場合に第二の画像を出力する出力部であって、遮蔽されているパターンの2つ以上の組み合わせに応じて、異なる第二の画像を出力する出力部と、
    を備えたことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記判定部は、前記ARマーカの所定の範囲が遮蔽されているか否かを判定し、
    前記マーカ識別部は、前記判定部により前記ARマーカの所定の範囲が遮蔽されていると判定された場合に、前記ARマーカを第二のARマーカと識別すること、
    を特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記判定部は、前記ARマーカが付された媒体が載置された側面を備える平面の周囲のうち、いずれかの側面から前記ARマーカに対して前記撮像部が前記ARマーカの撮像のために前記媒体に近付けられる場合の、前記撮像部が近付けられる側に対向する側寄りの位置において所定の範囲が遮蔽されているか否かを判定すること、
    を特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記読取部は、第一のARマーカを読み取った後、前記第一のARマーカと異なるARマーカを読み取り、
    前記判定部は、前記異なるARマーカが、前記第一のARマーカのうちの一部が遮蔽されている、または、他の識別情報に置き換えられているか否かを判定し、
    前記マーカ識別部は、前記判定部により、前記異なるARマーカが、前記第一のARマーカのうちの一部が遮蔽されている、または、他の識別情報に置き換えられていると判定された場合に、前記異なるARマーカを第二のARマーカと識別すること、
    を特徴とする請求項1~3のいずれか一つに記載の情報処理装置。
  5. AR(Augmented Reality)マーカを読み取って画像を処理する情報処理装置により実行される情報処理方法であって、
    複数の領域に分割され、各領域にそれぞれ異なる形状のパターンを含むARマーカを読み取る読取ステップと、
    前記読取ステップにより読み取られたARマーカの一部が遮蔽されているか否かを判定するとともに、遮蔽されている場合に前記パターンのどのパターンが遮蔽されているかを判定する判定ステップと、
    前記判定ステップにより前記ARマーカの一部が遮蔽されていないと判定された場合は、前記ARマーカを第一のARマーカと識別し、前記第一のARマーカの一部が遮蔽されていると判定された場合に、前記ARマーカを第二のARマーカと識別するマーカ識別ステップと、
    前記マーカ識別ステップにより前記ARマーカを第一のARマーカと識別された場合に第一の画像を出力し、前記マーカ識別ステップにより前記ARマーカを第二のARマーカと識別された場合に第二の画像を出力する出力ステップであって、遮蔽されているパターンの2つ以上の組み合わせに応じて、異なる第二の画像を出力する出力ステップと、
    を含むことを特徴とする情報処理方法。
  6. コンピュータを、
    複数の領域に分割され、各領域にそれぞれ異なる形状のパターンを含むARマーカを読み取る読取機能と、
    前記読取機能により読み取られたARマーカの一部が遮蔽されているか否かを判定するとともに、遮蔽されている場合に前記パターンのどのパターンが遮蔽されているかを判定する判定機能と、
    前記判定機能により前記ARマーカの一部が遮蔽されていないと判定された場合は、前記ARマーカを第一のARマーカと識別し、前記第一のARマーカの一部が遮蔽されていると判定された場合に、前記ARマーカを第二のARマーカと識別するマーカ識別機能と、
    前記マーカ識別機能により前記ARマーカを第一のARマーカと識別された場合に第一の画像を出力し、前記マーカ識別機能により前記ARマーカを第二のARマーカと識別された場合に第二の画像を出力する出力機能であって、遮蔽されているパターンの2つ以上の組み合わせに応じて、異なる第二の画像を出力する出力機能
    として実現することを特徴とする情報処理プログラム。


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