JP2018159201A - 建築要素接合治具 - Google Patents
建築要素接合治具 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2018159201A JP2018159201A JP2017055877A JP2017055877A JP2018159201A JP 2018159201 A JP2018159201 A JP 2018159201A JP 2017055877 A JP2017055877 A JP 2017055877A JP 2017055877 A JP2017055877 A JP 2017055877A JP 2018159201 A JP2018159201 A JP 2018159201A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- building element
- pins
- pin fixing
- building
- joining jig
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
- Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)
Abstract
Description
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態について説明する。各図において、同一の符号を付した部位等については、同一の又はこれに相当する部位等を表すものであって、これは明細書の全文において共通している。また、明細書全文に表れている構成要素の形態は、あくまで例示であって、本発明は明細書内の記載のみに限定されるものではない。特に構成要素の組み合わせは、各実施の形態における組み合わせのみに限定するものではなく、他の実施の形態に記載した構成要素を別の実施の形態に適用することができる。さらに、添字で区別等している複数の同種の部位等について、特に区別したり、特定したりする必要がない場合には、添字を省略して記載する場合がある。また、図面では各構成部材の大きさの関係が実際のものとは異なる場合がある。
図2は、図1の建築要素接合治具100の使用状態を示した図である。図2(a)は、平面図、図2(b)は側面図を示す。建築要素接合治具100は、例えば、構造物の梁10を構成する建築要素1a、1bを接合するために用いる。建築要素1a、1bは、断面がH形に形成されたH形鋼である。建築要素1a、1bは、製造された場所から建築現場までの輸送するために、例えばトラックなどの荷台に載せられる程度の長さで製造される。よって、構造物の柱間の寸法によっては、一つの建築要素1a、1bだけでは柱間に渡す梁としては長さが足りない場合がある。この場合、複数の建築要素1a、1bを接合し、一つの梁10として柱間に取り付ける。
(1)実施の形態1に係る建築要素接合治具100は、複数のピン13a、13b、23a、23bを所定の距離を持って固定するピン固定要素12、22と、複数のピン13a、13b、23a、23bが取り付けられた2つのピン固定要素12、22を互いに連結する連結要素31と、を備える。複数のピン13a、13b、23a、23bの中心軸は、互いに平行である。
このように構成されることにより、建築要素1a及び建築要素1bのそれぞれに設けられたボルト穴50間の距離を所定の距離に合わせることができる。ピン固定要素12、22にはそれぞれ2本以上のピン13a、13b、23a、23bが設けられているため、建築要素1aと建築要素1bとの位置関係を所定の位置に合わせることができる。各ピン13a、13b、23a、23bの位置関係が決まっているため、建築要素1aと建築要素1bとの位置関係を簡易に精度良く合わせることが可能となる。また、複数のピン13a、13b、23a、23bが連結されているため、各ピン13a、13b、23a、23bがボルト穴50に差し込まれている量が均等になるように合わせるのが容易になり、ボルト穴50にピンを1本ずつ差し込んで建築要素1a及び建築要素1bの位置関係を合わせるよりも、位置合わせが簡易に行うことができ、組立の精度も向上する。
このように構成されることにより、ピン13a、13b、23a、23bが変形したり、傷ついたりした場合であっても、交換が可能である。また、ボルト穴50の直径が異なる建築要素1a、1bであっても、異なる仕様のピンに交換することもできる。
このように構成されることにより、建築要素接合治具100は、断面円形のピン13a、13b、23a、23bを安定的に精度良く保持できる。また、ピン13a、13b、23a、23bの交換も容易である。
このように構成されることにより、建築要素接合治具100は、建築要素1aと建築要素1bとのそれぞれに設けられたボルト穴50を平行に位置合わせできる。例えば、建築要素1a、1bに設けられた複数のボルト穴50が長手方向に対し直角に並べられて設けられている場合、建築要素接合治具100は、建築要素1aと建築要素1bとを長手方向に平行に位置を合わせることができ、複数の建築要素1a、1bを組み立てて長手方向に真っ直ぐな梁10を組み立てることができる。
このように構成されることにより、建築要素1aと建築要素1bとの位置関係が所定の位置からずれていても、建築要素接合治具100の各ピン13a、13b、23a、23bの先端部14a、14b、24a、24bを各ボルト穴50に挿入しやすい。また、各ピン13a、13b、23a、23bの上面に衝撃力を加えることにより、建築要素1aと建築要素1bとを微小な量だけ移動させながらボルト穴50の位置を調整できる。
本発明の実施の形態2に係る建築要素接合治具200は、実施の形態1に係る建築要素接合治具100に対し、連結要素31を変更したものである。実施の形態2に係る建築要素接合治具200においては、実施の形態1に対する変更点を中心に説明する。実施の形態2に係る建築要素接合治具200の各部については、各図面において同一の機能を有するものは実施の形態1の説明で使用した図面と同一の符号を付して表示するものとする。
(6)実施の形態2に係る建築要素接合治具200によれば、連結要素231は、2つのピン固定要素212、222の間の距離を変更可能に構成されている。
このように構成されることにより、建築要素1a、1bのボルト穴50間の距離が、所定の値から外れていてもボルト穴50にピン13a、13b、23a、23bを挿入することができる。そして、連結要素231を調整することによりピン13a、13bとピン23a、23bとの距離を調整できるため、建築要素1a、1bにピン13a、13b、23a、23bを差し込んだ状態のまま、ボルト穴50間の距離を近づけたり遠ざけたりする調整も可能となる。また、建築要素1a、1bのボルト穴50の位置の仕様が異なる場合であっても、ピン固定要素212のピン13a、13bとピン固定要素222のピン23a、23bとの間の距離を自由に変更できる。
(8)また、一方のピン固定要素212のネジ部は、他方のピン固定要素222のネジ部に対し逆向きのネジで形成されている。
このように構成されることにより、連結要素231を連結軸214、224に対し回転させて、ピン固定要素212とピン固定要素222との間の距離を簡単な動作で変更することができる。
このように構成されることにより、ボルト穴50に対する各ピン13a、13b、23a、23bの差し込み量の差異が容易に視認できるため、建築要素1aと建築要素1bと位置合わせの精度が向上する。
Claims (9)
- 複数のピンを所定の距離を持って固定するピン固定要素と、
複数の前記ピンが取り付けられた2つの前記ピン固定要素を互いに連結する連結要素と、を備え、
複数の前記ピンの中心軸は、
互いに平行である、建築要素接合治具。 - 前記ピン固定要素は、
複数の前記ピンを着脱自在に固定するピン固定部を有する、請求項1に記載の建築要素接合治具。 - 前記ピン固定部は、
円環状に形成され、
前記ピンは、
前記ピン固定部の内側に挿入されて固定される、請求項2に記載の建築要素接合治具。 - 前記連結要素は、
2つの前記ピン固定要素を互いに平行に連結する、請求項1〜3の何れか1項に記載の建築要素接合治具。 - 前記ピンは、
先端に向かって細くなるテーパ形状部を有する、請求項1〜4の何れか1項に記載の建築要素接合治具。 - 前記連結要素は、
2つの前記ピン固定要素の間の距離を変更可能に構成されている、請求項1〜5の何れか1項に記載の建築要素接合治具。 - 前記ピン固定要素は、
複数の前記ピンの中心軸に対し垂直な仮想平面において、任意の2つの前記ピンの中心同士を結ぶ仮想線に垂直に設けられた連結軸と、
前記連結軸の外周面に形成されたネジ部と、を備え、
前記連結要素は、
前記ネジ部に螺合し、2つの前記ピン固定要素の前記連結軸同士を一直線上に連結させる、請求項6に記載の建築要素接合治具。 - 一方の前記ピン固定要素の前記ネジ部は、
他方の前記ピン固定要素の前記ネジ部に対し逆向きのネジで形成されている、請求項7に記載の建築要素接合治具。 - 前記ピンは、
テーパ形状部に目盛り線を有する、請求項1〜8の何れか1項に記載の建築要素接合治具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017055877A JP6994837B2 (ja) | 2017-03-22 | 2017-03-22 | 建築要素接合治具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017055877A JP6994837B2 (ja) | 2017-03-22 | 2017-03-22 | 建築要素接合治具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018159201A true JP2018159201A (ja) | 2018-10-11 |
JP6994837B2 JP6994837B2 (ja) | 2022-01-14 |
Family
ID=63795483
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017055877A Active JP6994837B2 (ja) | 2017-03-22 | 2017-03-22 | 建築要素接合治具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6994837B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020111884A (ja) * | 2019-01-08 | 2020-07-27 | Ykk Ap株式会社 | 長尺材の連結構造 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0637449U (ja) * | 1992-10-20 | 1994-05-20 | 大和ハウス工業株式会社 | 建築ユニット隙間調整治具 |
JPH07317324A (ja) * | 1994-05-30 | 1995-12-05 | Sekisui Chem Co Ltd | 建物ユニットの据付調整治具 |
JP2000179050A (ja) * | 1998-12-17 | 2000-06-27 | Sekisui Chem Co Ltd | ユニット建物の構築方法及びその治具 |
JP2001295473A (ja) * | 2000-04-18 | 2001-10-26 | Taisei Corp | 鉄骨建方スパン調整方法 |
WO2012035208A1 (en) * | 2010-09-17 | 2012-03-22 | Peikko Group Oy | Installation frame and method |
-
2017
- 2017-03-22 JP JP2017055877A patent/JP6994837B2/ja active Active
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0637449U (ja) * | 1992-10-20 | 1994-05-20 | 大和ハウス工業株式会社 | 建築ユニット隙間調整治具 |
JPH07317324A (ja) * | 1994-05-30 | 1995-12-05 | Sekisui Chem Co Ltd | 建物ユニットの据付調整治具 |
JP2000179050A (ja) * | 1998-12-17 | 2000-06-27 | Sekisui Chem Co Ltd | ユニット建物の構築方法及びその治具 |
JP2001295473A (ja) * | 2000-04-18 | 2001-10-26 | Taisei Corp | 鉄骨建方スパン調整方法 |
WO2012035208A1 (en) * | 2010-09-17 | 2012-03-22 | Peikko Group Oy | Installation frame and method |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020111884A (ja) * | 2019-01-08 | 2020-07-27 | Ykk Ap株式会社 | 長尺材の連結構造 |
JP7102357B2 (ja) | 2019-01-08 | 2022-07-19 | Ykk Ap株式会社 | 長尺材の連結構造 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6994837B2 (ja) | 2022-01-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2017221949A (ja) | 管溶接用装置 | |
JP3201895U (ja) | 管溶接用芯出し装置 | |
US20140001691A1 (en) | Interlocking Clamp | |
WO2015136652A1 (ja) | 距離測定装置、距離測定方法 | |
JP2018159201A (ja) | 建築要素接合治具 | |
JP5876012B2 (ja) | 継手 | |
JP2005133796A (ja) | パイプ継手 | |
JP2009108872A (ja) | 棒状部材に対する部材取付け構造 | |
FR3100470B1 (fr) | Structure porteuse pour un dispositif de manutention, procédé de production d'une structure porteuse | |
JP6495044B2 (ja) | アルミフレーム組立治具 | |
JP2015034397A (ja) | 高力ボルトの摩擦接合構造 | |
JP2010007385A (ja) | トラス構造体の接続部構造 | |
JP5366925B2 (ja) | 導波管接続用治具 | |
JP2006233528A (ja) | 剛性が異なる部材を接合した複合部材、および、剛性が異なる部材を接合するための接合構造 | |
JP6257239B2 (ja) | 目地幅調整治具 | |
KR101854024B1 (ko) | 고정구 | |
JP2020082229A (ja) | 鋼管の孔開け用治具及び孔開け方法 | |
JP2015094394A (ja) | カップリングのボルト穴の位置合わせ用治具 | |
JP2016098502A (ja) | スプリング付き羽子板ボルト | |
CN219358460U (zh) | 一种塔机臂架接头焊接固定装置 | |
TW201606384A (zh) | 多件式顯示器背板 | |
JP2022181742A (ja) | 鋼管継手構造および継手部材 | |
JPH04269232A (ja) | 柱・梁の連結構造 | |
JP2017071923A (ja) | パイプトラスの格点構造 | |
JP6836240B2 (ja) | 柱状物の締結構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20191202 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20200930 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20201013 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20201203 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210601 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210721 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20211207 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20211214 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6994837 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |