JP2018157713A - ケーブル支持部材及びケーブル支持装置 - Google Patents

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竹内 弘
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Abstract

【課題】耐久性および良好な製造性を兼ね備えたケーブル支持部材を提供する。
【解決手段】ケーブル支持部材1は、複数の駒部材10及び板ばねで構成された弾性部材を備える。複数の駒部材10はそれぞれ、弾性部材が挿通される弾性部材挿通路を有し、かつ、長手方向の両端部に隣接する他の駒部材と互いに係合することにより、長手方向に直行する方向への移動を規制する規制部を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ケーブルと一体化されて、そのケーブルを支持するケーブル支持装置に関し、例えば機械加工ライン、半導体製造装置、電子部品実装装置等に組み込まれたロボット走行装置等に用いられるケーブルを支持するケーブル支持部材及びケーブル支持装置に関する。
機械加工ライン、半導体製造装置、電子部品実装装置には、加工材、ウエハ、基板等のワークを把持して搬送するためのロボット走行装置が組み込まれている。ロボット走行装置は、軌道上を往復移動する走行台車に、例えばワークをハンドリングするロボットが搭載されている。このロボットのアームのハンドを動作させることにより、ワークをハンドに把持させ、該ワークを各加工機械に着脱することができる。
このようなロボット走行装置の走行台車には、電気ケーブル、光ケーブル、油圧又は空圧動力供給用のチューブ等(以下、「ケーブル類」という)が接続される。走行台車は絶えず往復移動をしてその位置は変化するので、ケーブル類をこの位置の変化に追随させて走行台車とともに無理なく移動させる必要がある。このため、一定長のケーブル類をU字形に湾曲させて支持してU字の対向する辺の長さを変化させることにより、ケーブル類を走行台車の位置の変化に追随させる、例えばケーブルベア(登録商標)と呼ばれる多関節型のケーブル支持部材が知られている。
そのようなU字型に屈曲可能なケーブル支持部材は、特許文献1に記載されており、この特許文献1に記載されたケーブル支持部材は、ベルト状のバネ性を有するステンレス鋼帯(可撓性材料)と、そのステンレス鋼帯に射出成形されて固定された一連の合成樹脂製の駒部材(非連動固形物)とから構成されている。また、そのケーブル支持部材がケーブル類とともに複数の並列配置チャネルに挿通されて一体的にクランプされたケーブル支持構造が特許文献1の図21等に記載されている。
特許第4157096
しかし、特許文献1に記載されたケーブル支持部材は、互いに隣接する駒部材(非連動固形物)の隣接面がいずれも、互いに段差が無くフラットな状態であり、かつこれらの駒部材(非連動固形物)を連結する可撓性材料は板ばね状であるため、長手方向に直行する方向での隣接する駒部材(非連動固形物)の互いの回動を規制されていない。具体的には、図2に概念的に示すように、従来技術のケーブル支持部材100は、複数の駒部材110の隣接面が互いに面一である。特許文献1に記載されたケーブル支持部材は、同文献の図21に記載されているように、袋状のジャケットにケーブル等と併せて挿入されるため、ケーブル等の重みにより、ケーブル支持部材に対し、長手方向に直行する上下方向および回動方向への移動が促される(図3および図4参照)。
このため、互いの回動が規制されていない駒部材(非連動固形物)は、ケーブル等の重みにより、回動し、互いの摩耗・摩擦による破損・損傷をおこす虞があるだけでなく、ベルト状の可撓性材料に本来意図しない捻回が発生し、可撓性材料の破損・損傷につながり、品質安定性を著しく損なう虞がある。
本発明は、上記のような課題に鑑みなされたものであり、その第一の目的は、耐久性の高いケーブル支持部材及びケーブル支持装置を提供することである。第二の目的は、製造性が良好なケーブル支持部材及びケーブル支持装置を提供することである。
上記課題を解決するため、本発明のケーブル支持部材は、複数の駒部材及び板ばねで構成された弾性部材を備えるケーブル支持部材であって、前記複数の駒部材はそれぞれ、前記弾性部材が挿通される弾性部材挿通路を有し、かつ長手方向の両端部に隣接する他の駒部材と互いに係合することにより、長手方向に直行する方向への移動を規制する規制部を有していることを特徴とする。
また、前記駒部材の前記規制部は、互いに隣接する駒部材同士で、一方が凹部、他方が凸部となっており、並列配置された状態において、前記凹部および凸部が互いに係合していることを特徴とする。
本発明のケーブル支持部材を概念的に示す図であり、(A)は平面図、(B)は隣接する駒部材同士の境目における断面図、(C)は側面図である。 従来技術のケーブル支持部材を概念的に示す図であり、(A)は平面図、(B)は隣接する駒部材同士の境目における断面図、(C)は側面図である。 従来技術のケーブル支持部材における課題を概念的に示す図である。 従来技術のケーブル支持部材における課題を概念的に示す図である。
以下、本発明に係るケーブル支持部材及びケーブル支持装置の実施形態について説明する。尚、以下に説明する実施形態は請求の範囲にかかる発明を限定するものではなく、また実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。以下、本発明のケーブル支持部材を使用したケーブル支持部材1について説明する。図1は、本発明のケーブル支持部材を概念的に示す図であり、(A)は平面図、(B)は隣接する駒部材同士の境目における断面図、(C)は側面図である。このケーブル支持部材1は、支持すべきケーブル類(図示せず)の長手方向に並列配置されるものであり、複数の駒部材10と、SUS製の板ばねで構成された(弾性部材)20を具備している。
駒部材20の材料としては、例えば、液晶ポリマ(LCP)、ポリアセタール(POM)、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)等の樹脂材料やアルミ等の金属材料や木製材料等が挙げられる。そして、耐摩耗性を高めるため、樹脂材料にガラスフィラーを混合してもよく、また、低摩擦とするために、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)を混合してもよい。また、弾性部材3は、図2の実施形態では、ステンレス鋼線から作られた円筒形コイルばねであるが、弾性部材3は、軸線方向の変形及び曲げ変形に高い弾性変形能力を有するものであればよいので、例えばゴム製の棒状の部材から構成されることも可能である。
図1(B)および(C)に示すように、複数の駒部材10にはそれぞれ、長手方向の両端面において一方が凹部11、他方が凸部12が形成されており、並列配置された状態において、互いに隣接する駒部材同士で、凹部11および凸部12が互いに係合している。この凹部11は水平方向に延びる円弧状の溝であり、凸部12はこの凹部11に対応する円弧状の突起である。
以上のような構成のケーブル支持部材1によれば、U字形に湾曲させた状態でケーブル等を支持し、U字の対向する辺の長さを変化させ往復移動させることにより、ケーブル類を走行台車の位置の変化に追随させた場合に、互いに隣接する駒部材20同士で長手方向に直行する上下方向または回動方向への移動が規制され、駒部材同士のずれが低減される。このため、袋状のジャケットにケーブル等と併せてケーブル支持部材1を挿入し、往復移動した場合、ケーブル等の重みにより、ケーブル支持部材に対し、長手方向に直行する方向への回動が促されたとしても、上記のように互いに隣接する駒部材20同士で長手方向に直行する上下方向または回動方向への移動が規制されているため、互いの摩耗・摩擦による破損・損傷が回避されるだけでなく、従来技術のようにベルト状の可撓性材料に本来意図しない捻回が発生することも回避でき、可撓性材料の破損・損傷も回避でき、品質安定性を向上させることができる。


Claims (3)

  1. 複数の駒部材及び板ばねで構成された弾性部材を備えるケーブル支持部材であって、前記複数の駒部材はそれぞれ、前記弾性部材が挿通される弾性部材挿通路を有し、かつ長手方向の両端部に隣接する他の駒部材と互いに係合することにより、長手方向に直行する方向への移動を規制する規制部を有していることを特徴とする、ケーブル支持部材。
  2. 前記駒部材の前記規制部は、互いに隣接する駒部材同士で、一方が凹部、他方が凸部となっており、並列配置された状態において、前記凹部および凸部が互いに係合していることを特徴とする、請求項1に記載のケーブル支持部材。
  3. 支持すべきケーブル類の長手方向に沿って延びる少なくとも一本のケーブル支持部材と、前記ケーブル支持部材が挿通される少なくとも一つの支持部材挿通路、及び前記ケーブル類が挿通される一又は複数のケーブル挿通路であって、前記支持部材挿通路に並列配置された一又は複数のケーブル挿通路を有する、可撓性材料から形成されたチューブ部材とを具備するケーブル支持装置であって、前記ケーブル支持部材が、請求項1に記載のケーブル支持部材であることを特徴とするケーブル支持装置。
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