JP2018157503A - 読取装置 - Google Patents

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崇 平松
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清史 相川
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Abstract

【課題】反射部材により形成された光路を外れて進む光があっても、曲面鏡として凹面鏡だけを用いる場合に比べて、その光が反射部材に当たりにくいようにすること。【解決手段】イメージセンサ5は、光路形成部4が形成する光路の終端に配置され、光路を通って到達した原稿からの光に基づいて原稿上の画像を読み取る。ミラー30は、光路A1において絞り40の1つ上流側に配置されて光路A1を形成する凹面鏡である。また、ミラー20は、光路A1においてミラー30よりも上流側に配置されて光路A1を形成する凸面鏡である。本実施例では、ミラー20は、光路A1を形成する複数の曲面鏡(ミラー20、30、50)のうちでは、光路A1において最も上流側に配置されている。【選択図】図2

Description

本発明は、読取装置に関する。
特許文献1には、自由曲面である反射面をそれぞれ有する4つの結像光学素子を用いて原稿読取装置の光学系を構成する技術が開示されている。
特開2007−053803号公報
反射面を有する反射部材(平面鏡、凹面鏡又は凸面鏡等のミラー)でイメージセンサまでの光路を形成する場合、光路の折り返しが可能なので透過部材(レンズ)を用いる場合に比べて小型にできる。一方、想定された光路を光が進む場合はよいが、例えば光の入り具合によっては想定された光路を外れて光が進む場合がある。その場合に、反射部材が光路に接近していると、光路を外れて進む光が反射部材に当たって予期せぬ方向に進んで外乱の原因になることがある。
本発明は、反射部材により形成された光路を外れて進む光があっても、曲面鏡として凹面鏡だけを用いる場合に比べて、その光が反射部材に当たりにくいようにすることを目的とする。
本発明の請求項1に係る読取装置は、光路の終端に配置されるイメージセンサと、前記光路を進む光の光量を規制する絞りと、前記光路において前記絞りの1つ上流側に配置されて当該光路を形成する凹面鏡と、前記光路において前記凹面鏡よりも上流側に配置されて前記光路を形成する凸面鏡とを備えることを特徴とする。
本発明の請求項2に係る読取装置は、請求項1に記載の構成において、前記凸面鏡は、前記光路を形成する複数の曲面鏡のうちでは、当該光路において最も上流側に配置されることを特徴とする。
本発明の請求項3に係る読取装置は、請求項1又は2に記載の構成において、前記絞りには、赤外線フィルタが設けられることを特徴とする。
本発明の請求項4に係る読取装置は、請求項1から3のいずれか1項に記載の構成において、前記イメージセンサはラインセンサであり、長手方向が走査方向に沿う向きで設けられていることを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、反射部材により形成された光路を外れて進む光があっても、曲面鏡として凹面鏡だけを用いる場合に比べて、その光が反射部材に当たりにくいようにすることができる。
請求項2に係る発明によれば、他の位置に比べて光路を外れて進む光が多く発生する位置においてその光が反射部材に当たりにくいようにすることができる。
請求項3に係る発明によれば、装置の小型化を可能にしつつ、絞り以外の位置に赤外線フィルタを設ける場合に比べて、装置を小型化することができる。
請求項4に係る発明によれば、エリアセンサを備える場合に比べて、平面状の画像を読み取りやすくすることができる。
実施例に係る画像読取装置の全体構成を表す図 光路形成部の外観を表す図 主走査方向に見た光路形成部を表す図 仮想の光路形成部を表す図 副走査方向に見た光路形成部を表す図 変形例の光路形成部を表す図
[1]実施例
図1は実施例に係る画像読取装置1の全体構成を表す。画像読取装置1は、画像読取の対象物からの光に基づいて画像を読み取る装置であり、本発明の「読取装置」の一例である。画像読取装置1は、文字や絵などが描かれた原稿を画像読取の対象とする。画像読取装置1は、原稿設置部2と、光源部3と、光路形成部4と、イメージセンサ5と、画像処理部6とを備える。
原稿設置部2は、原稿を設置する透明な台と設置された原稿を押さえ付けるカバーとを有し、画像読取の対象となる原稿が設置される。光源部3は、主走査方向に並べて配置された複数のLED(Light Emitting Diode)等を有し、原稿設置部2に設置された原稿に光を照射する。光源部3は、光を照射する位置を副走査方向に移動させながら原稿の全体に光を照射する。
光路形成部4は、複数のミラーを有し、光源部3からの光を原稿が反射した光の経路、すなわち光路を形成する。光路形成部4は、原稿からイメージセンサ5までの光路を形成する。イメージセンサ5は、例えばCCD(Charge-Coupled Device)イメージセンサであり、受光素子が長手方向に配置されたラインセンサである。イメージセンサ5は、光路形成部4が形成する光路の終端に、その長手方向が主走査方向に沿う向きで設けられ、光路を通って到達した原稿からの光(光線)に基づいて原稿上の画像を読み取る。
画像読取装置1においては、光源部3、光路形成部4及びイメージセンサ5がユニットとなっており、このユニットが一体となって副走査方向に移動する。そのため、イメージセンサの位置が固定される場合に比べて、光路長が短くなり、装置を小型にしてもよくなっている。画像処理部6は、イメージセンサ5が読み取った画像を処理し、例えば画像データを生成してHDD(Hard Disk Drive)などの記憶媒体に記憶させたり外部装置に送信したりする。
図2は光路形成部4の外観を表す。図3は主走査方向B1に見た光路形成部4を表す。図2では、原稿G1及びイメージセンサ5と、原稿G1からイメージセンサ5までの光路A1を形成する光路形成部4とが表されている。光路A1は、原稿G1において主走査方向B1に並ぶ各位置で反射される光の経路によって表されている。光路形成部4は、ミラー10と、ミラー20と、ミラー30と、絞り40と、ミラー50とを備える。原稿からの光は、ミラー10、20、30の順で各ミラーに反射し、絞り40を通って、ミラー50の順で各ミラーに反射してイメージセンサ5に到達する。光路形成部4は、図2に表すように、光軸が共通していない非共軸の反射光学系である。
つまり、ミラー10は光路A1におけるミラー20の上流側に、光路A1においてミラー20に隣接して配置されている。以下では上流側又は下流側と言った場合、光路A1における上流側又は下流側を表すものとする。また、ミラー同士が隣接するとは、それらのミラー間の光路A1に他のミラーが配置されていないことを意味し、言い換えると、上流側のミラーから出射された光が直接下流側のミラーに入射するように両ミラーが配置されていることを意味するものとする。これは、ミラーと絞り40とが隣接する場合でも同様である。
ミラー20は、ミラー10の下流側で且つミラー30の上流側に、ミラー30に隣接して配置されている。ミラー30は、ミラー20の下流側で且つ絞り40の上流側に、絞り40に隣接して配置されている。絞り40は、ミラー30の下流側で且つミラー50の上流側に、ミラー50に隣接して配置されている。ミラー50は、絞り40の下流側で且つイメージセンサ5の上流側に、イメージセンサ5に隣接して配置されている。
ミラー10は、平らな鏡面11を有する平面鏡である。ミラー20は鏡面21を有し、ミラー30は鏡面31を有し、ミラー50は鏡面51を有する。鏡面21、31、51は、いずれも鏡面が自由曲面の形をしている。自由曲面とは、球面や円柱の外周面などとは異なる複雑な形をした曲面であり、例えば、z=C02×y2+C20×x2+C03×y3+C21×x2×y2+C04×y4+C22×x2×y2+C40×x4+C05×y5+C23×x2×y3+C41×x4×y+C06×y6+C24×x2×y4+C42×x4×y2+C60×x6というxy多項式で形状が表される。このxy多項式は、鏡面の長手方向をX軸、鏡面の短手方向をY軸、鏡面の中心の法線方向をZ軸としたXYZ座標系における曲面を表す。
ミラー20は、鏡面21が膨らんだ形をした凸面鏡である。ミラー30、50は、鏡面31、51が凹んだ形をした凹面鏡である。つまり、ミラー30は、光路A1において絞り40の1つ上流側に配置されて光路A1を形成する凹面鏡である。また、ミラー20は、光路A1においてミラー30よりも上流側に配置されて光路A1を形成する凸面鏡である。本実施例では、ミラー20は、光路A1を形成する複数の曲面鏡(ミラー20、30、50)のうちでは、光路A1において最も上流側に配置されている。ミラー20は本発明の「凸面鏡」の一例であり、ミラー30は本発明の「凹面鏡」の一例である。
鏡面が曲面の形をしたミラーにおいて、その曲面の曲がり(カーブ)のきつさのことをパワーと呼ぶことがある。パワーが0だと曲がりがなくて平面になり、パワーがプラスだと光を集約する凹面になり、パワーがマイナスだと光を拡散させる凸面になる。つまり、ミラー10の鏡面11はパワーが0(平面)であり、ミラー20の鏡面21はパワーがマイナス(凸面)であり、ミラー30、50の鏡面31、51はパワーがプラス(凹面)である。
自由曲面の場合、上記多項式のうちの二次式の係数でパワーが決まる。例えば上記のxy多項式が用いられる場合であれば、ミラーの長手方向のパワーp=4×C20であり、短手方向のパワーp=4×C02である。ミラーの焦点距離fは、パワーの逆数(f=1/p)で表される。例えば凸面鏡であるミラー20は、パワーがマイナスなので、パワーがプラスの凹面鏡を用いる場合に比べて、焦点距離fが長くなっている。
仮に、ミラー20の代わりにパワーがプラスの凹面鏡を配置すると、次の問題が生じる。
図4は仮想の光路形成部4xを表す。光路形成部4xは、図3に表すミラー20に代えて凹面鏡であるミラー20xを有する。つまり、光路形成部4xは、曲面鏡として凹面鏡だけを用いた光路形成部である。ミラー20xは、パワーがプラスの鏡面21xを有する。図4では、ミラー20の位置を二点鎖線で表している。
原稿で反射した光のうちミラー10で反射される範囲に進む光は拡散しながら進むが、凹面鏡で反射することで収束に向かう光となり、絞り40で一度完全に収束する(交差する)。一度収束した光は、その後再び拡散しながら光路を進み、ミラー50で反射することで再度収束に向かってイメージセンサ5に到達する。光路形成部4の場合、凸面鏡であるミラー20と凹面鏡であるミラー30で反射された光が絞り40で収束している。
一方、光路形成部4xの場合、ミラー20の代わりに凹面鏡であるミラー20xが配置されるので、ミラー20xがミラー20と同じ位置に配置されると絞り40の手前で光が収束してしまう。光を絞り40で収束させるためにはミラー10から絞り40までの光路を短くしなければならず、図4に表すようにミラー20xをミラー10及びミラー30に近づけなければならない。そのため、光路A1xは、光路A1よりもミラー10に接近している(特に図3の空間C1及び図4の空間C1x)。
原稿G1ではあらゆる方向に光が反射するので、読取位置以外の位置で反射した光がミラー10に入射することがある。その光は、各ミラーにより形成された光路(イメージセンサ5に到達する光が進むと想定された光路)から外れて進む場合があり、その場合に空間C1xにおいてミラー10に当たって予期せぬ方向に反射してイメージセンサ5まで到達し、外乱の原因になることがある。
光路形成部4においては、そのように光路を外れる光が存在した場合でも、空間C1における光路A1が空間C1xにおける光路A1xよりも離れているので、光路形成部4xのように凹面鏡だけで光路が形成されている場合に比べて、その光路を外れた光がミラー10に当たりにくくなっており、その光を原因とした外乱も発生しにくくなっている。
絞り40は、光路A1を進む光の光量を規制する部材である。絞り40は、中央に円形の孔41を有する四角形の板状の部材である。原稿に用いる素材(例えば布など)によっては、原稿における反射光に赤外線が含まれる場合がある。その赤外線がイメージセンサに入射すると、可視光だけが入射する場合に比べて、読み取った画像の色が見た目の色からかい離しやすくなる。
そこで、画像読取装置1においては、絞り40の孔41に赤外線フィルタ42(IRCF:InfraRed Cut Filter)が設けられている。絞り40は、イメージセンサ5の直前を除くと光路A1が最も狭くなるところなので、他の位置に赤外線フィルタを設ける場合に比べて、赤外線フィルタのサイズが小さくてもよくなる。また、絞り40自体が光路A1上に配置されるように既に支持されているので、赤外線フィルタを支持する部材を設ける必要がない。
イメージセンサ5の直前に赤外線フィルタを設ける場合、赤外線フィルタを支持する支持部材が別途必要になり、コスト及び重量が増加するので望ましくない。それ以外の位置に赤外線フィルタを設けるのであれば、本実施例のように絞り40に赤外線フィルタを設けることで、他の位置に赤外線フィルタを設ける場合に比べて、赤外線フィルタのサイズが小さくてよい分、装置のサイズが小さくてもよくなるし、別途設ける支持部材が不要な分、装置の重量も軽くなる。
赤外線フィルタ42は、ガラス板と、そのガラス板上に蒸着された誘電体多層膜とを有する。そのため、赤外線フィルタ42への入射角によって、透過スペクトルが変化する。
図5は副走査方向B2に見た光路形成部4を表す。原稿G1で反射した光は、次第に幅を狭めながら光路A1を通ってイメージセンサ5に到達する。原稿G1の中央においては、原稿G1の法線方向に反射した光D1が光路A1を進むので、赤外線フィルタ42に対して傾くことなく(入射角=0度で)入射する。
これに対し、原稿G1の端側においては、原稿G1の法線方向に対して傾いた光D2、D3(図5の例では傾きの角度がθ1)が光路A1を進むため、これらの光D2、D3が赤外線フィルタ42に対しても傾いた角度(入射角>0度)で入射する。このように原稿G1の中央と端とで入射角が異なると、透過スペクトルに相違が生じて読み取った画像の色の相違(同じ色でも画像上で違う色に見えること)が生じやすくなる。そのため、原稿の各位置における反射光の赤外線フィルタ42への入射角の違いは少ないほど望ましく、前述したように原稿の中央の反射光の入射角が0度である場合は、原稿の端における反射光の入射角が小さいほど望ましい。
[2]変形例
上述した実施例は本発明の実施の一例に過ぎず、以下のように変形させてもよい。また、実施例及び各変形例は必要に応じて組み合わせて実施してもよい。
[2−1]ミラーの数
光路形成部が有するミラーの数及び配置は実施例と異なっていてもよい。光路形成部は、実施例では曲面鏡を3つ有していたが、4つ以上有していてもよい。また、光路形成部は、実施例では平面鏡を1つ有していたが、2つ以上有していてもよいし、1つも有していなくてもよい。
実施例では、絞り40の下流側でイメージセンサ5の上流側に凹面鏡(ミラー50)が1つだけ配置されていたが、複数の凹面鏡が配置されていてもよいし、平面鏡及び凸面鏡が配置されていてもよい。また、絞り40の上流側には凹面鏡(ミラー30)、凸面鏡(ミラー20)、平面鏡(ミラー10)が1つずつ配置されていたが、少なくとも絞り40の1つ上流側に配置された凹面鏡よりも上流側に凸面鏡が配置されていれば、凹面鏡及び平面鏡がそれぞれ2以上配置されていてもよい。
図6は本変形例の光路形成部4aを表す。光路形成部4aは、ミラー10a−1、10a−2(区別しない場合は「ミラー10a」という)と、ミラー20と、ミラー30a−1、30a−2(区別しない場合は「ミラー30a」という)と、絞り40と、ミラー50とを備える。ミラー10aは、いずれも平面鏡であり、ミラー20の上流側に配置されて光路A1aを形成している。ミラー30aは、いずれも凹面鏡であり、ミラー20の下流側で絞り40の上流側に配置されて光路A1aを形成している。
このように、光路形成部4aにおいては、複数の曲面鏡のうち、凸面鏡であるミラー20が最も上流側に配置されている。上述した光路から外れて進む光は、光路の上流側ほど発生しやすい(上流側で光路から外れた光は下流まで到達しないから)。そこで、ミラー20を最も上流側に配置して、そこに凹面鏡を配置する場合に比べてミラー20の前後の光路を長くすることで、光路から外れて進む光が発生しやすい光路において反射部材に光が当たることが抑制されるようになっている。
なお、光路形成部において、複数の曲面鏡のうち、凸面鏡が最も上流側に配置されていなくてもよい。例えば、上流側から平面鏡、凹面鏡、凸面鏡、凹面鏡、絞り40という順番で配置されていてもよい。その場合でも、凹面鏡だけが配置される場合に比べて、凸面鏡の前後の光路を長くしてもよくなるので、その光路において、光路から外れて進む光が反射部材に当たることが抑制される。
[2−2]曲面鏡の鏡面
実施例では、光路形成部が備える曲面鏡(凹面鏡、凸面鏡)が、上述したxy多項式で表される自由曲面の鏡面を有していたが、これに限らず、他のxy多項式で表される自由曲面の鏡面を有していてもよいし、球面の曲面を有していてもよい。
[2−3]画像読取の対象
実施例では文字や絵などが描かれた原稿が画像読取の対象であり、画像読取装置はラインセンサで原稿を読み取るいわゆるスキャナであったが、これに限らない。例えば写真の被写体が画像読取の対象であってもよい。この場合、画像読取装置はいわゆるデジタルカメラであり、受光素子が2次元に配置されたエリアセンサがイメージセンサとして用いられる。
デジタルカメラは立体的な被写体の撮影に適している。一方、実施例の画像読取装置のようにラインセンサを用いる場合は、エリアセンサを備える場合に比べて、平面状の画像(例えば原稿)が読み取りやすい。いずれの読み取りが行われる場合でも、上述した凸面鏡及び凹面鏡を反射部材として備えることにより、実施例のように光路を外れた光が反射部材に当たりにくくなっており、その光を原因とした外乱も発生しにくくなっている。
1…画像読取装置、2…原稿設置部、3…光源部、4…光路形成部、5…イメージセンサ、6…画像処理部、10、20、30、50…ミラー、40…絞り、42…赤外線フィルタ。

Claims (4)

  1. 光路の終端に配置されるイメージセンサと、
    前記光路を進む光の光量を規制する絞りと、
    前記光路において前記絞りの1つ上流側に配置されて当該光路を形成する凹面鏡と、
    前記光路において前記凹面鏡よりも上流側に配置されて前記光路を形成する凸面鏡と
    を備える読取装置。
  2. 前記凸面鏡は、前記光路を形成する複数の曲面鏡のうちでは、当該光路において最も上流側に配置される
    請求項1に記載の読取装置。
  3. 前記絞りには、赤外線フィルタが設けられる
    請求項1又は2に記載の読取装置。
  4. 前記イメージセンサはラインセンサであり、長手方向が走査方向に沿う向きで設けられている
    請求項1から3のいずれか1項に記載の読取装置。
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