JP2018157263A - 撮像制御装置およびその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】装置をしっかりホールドしながら簡単な操作で追尾対象を指定できるようにする。【解決手段】撮像手段で撮像されたライブビュー画像を表示する表示手段と、前記ライブビュー画像に重畳して、前記表示手段の所定の位置にマークを表示するように制御する表示制御手段と、特定の操作があった際に前記マークの位置に存在した被写体を追尾対象として追尾するように制御する制御手段とを有する。【選択図】図6

Description

本発明は、特に、指定した被写体を追尾する機能を有した撮像制御装置、撮像制御装置の制御方法、プログラム及び記憶媒体に関する。
近年、タッチパネルを搭載したモニターにライブビュー表示されている画像内の特定の被写体をタッチすることで、画像認識を使ってその被写体を追尾可能とするデジタルカメラが知られている。このようなデジタルカメラでは、タッチされた被写体に追尾枠を表示し、その被写体に対してAF(オートフォーカス)やAE(自動露出)を行うことができる。特許文献1には、タッチパネルによりユーザーが特定の被写体を指定すると、指定された被写体を動体検出部で追尾する技術が開示されている。
特開2014−175815号公報
しかしながら、従来の技術では、例えば重量のあるデジタル一眼レフなどでしっかりとホールドして撮影したい場合、本体を手で持ちながらタッチパネル等を操作することが困難である。したがって、タッチパネル以外の操作で簡単に追尾対象を指定する方法が望まれている。
本発明は前述の問題点に鑑み、装置をしっかりホールドしながら簡単な操作で追尾対象を指定できるようにすることを目的としている。
本発明に係る撮像制御装置は、撮像手段で撮像されたライブビュー画像を表示する表示手段と、前記ライブビュー画像に重畳して、前記表示手段の所定の位置にマークを表示するように制御する表示制御手段と、特定の操作があった際に前記マークの位置に存在した被写体を追尾対象として追尾するように制御する制御手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、装置をしっかりホールドしながら簡単な操作で追尾対象を指定することができる。
実施形態に係るデジタルカメラの外観構成例を示す図である。 実施形態に係るデジタルカメラの内部構成例を示すブロック図である。 ユーザーが撮影体勢でデジタルカメラを操作している様子を示す図である。 合焦度合いに関するガイドの表示例を示す図である。 追尾対象の被写体を設定しながら撮影を行う処理手順の一例を示すフローチャートである。 ライブビュー映像にターゲット指定枠と追尾枠とが重畳して表示されている様子を説明するための図である。
(第1の実施形態)
以下、図面を参照して本発明の好適な実施形態を説明する。
図1(a)及び図1(b)は、撮像制御装置の一例として、本実施形態に係るデジタルカメラ100の外観構成例を示す図であり、図1(a)はデジタルカメラ100の前面斜視図であり、図1(b)はデジタルカメラ100の背面斜視図である。また、図2は、本実施形態に係るデジタルカメラ100及びデジタルカメラ100に装着されるレンズユニット150の内部構成例を示すブロック図である。
まず、図1に示す各構成について説明する。
図1において、表示部28は画像や各種情報を表示する表示部である。シャッターボタン61は撮影指示を行うための操作部である。メイン電子ダイヤル71は図2の操作部70に含まれる回転操作部材であり、このメイン電子ダイヤル71を回すことで、シャッター速度や絞りなどの設定値の変更等が行える。
電源スイッチ72はデジタルカメラ100の電源のON及びOFFを切り替える操作部材である。サブ電子ダイヤル73は操作部70に含まれる回転操作部材であり、選択枠の移動や画像送りなどを行える。十字キー74は操作部70に含まれ、上、下、左、右部分をそれぞれ押し込み可能な十字キー(4方向キー)である。十字キー74の押した部分に応じた操作が可能である。SETボタン75は操作部70に含まれ、押しボタンであり、主に選択項目の決定などに用いられる。
LVボタン76は操作部70に含まれ、表示部28においてライブビュー(以下、LV)のONとOFFとを切り替えるボタンである。OKボタン78は操作部70に含まれ、機能を確定するときに使用する操作ボタンである。キャンセルボタン77は操作部70に含まれ、機能をキャンセルするときに使用する操作ボタンである。再生ボタン79は、撮影モードと再生モードとを切り替える操作ボタンである。撮影モード中に再生ボタン79を押下することで再生モードに移行し、図2の記録媒体200に記録された画像を表示部28に表示させることができる。
通信端子10はデジタルカメラ100がレンズ側(着脱可能)と通信を行うための通信端子である。接眼ファインダー16は電子ビューファインダーで、図2のレンズユニット150を通して得た被写体の光学像の焦点や構図の確認を行うための覗き込み型のファインダーである。グリップ部90は、ユーザーがデジタルカメラ100を構えた際に右手で握りやすい形状とした保持部である。
図3は、ユーザーが撮影体勢でデジタルカメラ100を操作している様子を示す図である。図3に示すように、右手でグリップ部90を握り、左手でレンズユニット150を支えて撮影するのが一般的であり、この姿勢において、左手でレンズユニット150のフォーカスリング、ズームリング(図示せず)を操作する。シャッターボタン61、OKボタン78、キャンセルボタン77などは、右手で押しやすい位置に配置されている。この撮影体制を保持しつつ、ユーザーは撮影したい被写体にデジタルカメラ100のレンズ面を向ける、フレーミング動作を行う。
続いて図2に示す各構成について説明する。
図2において、レンズユニット150は、交換可能な撮影レンズを搭載するレンズユニットである。レンズ103は通常、複数枚のレンズから構成されるが、ここでは簡略して一枚のレンズのみで示している。通信端子6はレンズユニット150がデジタルカメラ100側と通信を行うための通信端子であり、通信端子10はデジタルカメラ100がレンズユニット150側と通信を行うための通信端子である。レンズユニット150は、この通信端子6,10を介してシステム制御部50と通信することができる。そして、システム制御部50からの制御により、内部のレンズシステム制御回路4によって絞り駆動回路2を介して絞り102の制御を行い、AF駆動回路3を介して、レンズ103の位置を変位させることで焦点を合わせる。
フォーカルプレーンシャッター101は、システム制御部50の制御で撮像部22の露光時間を制御するためのものである。撮像部22は光学像を電気信号に変換するCCDやCMOS素子等で構成される撮像素子である。A/D変換器23は、撮像部22から出力されるアナログ信号をデジタル信号に変換する。
画像処理部24は、A/D変換器23からのデータ、又は、メモリ制御部15からのデータに対し所定の画素補間、縮小といったリサイズ処理や色変換処理を行う。また、画像処理部24では、撮像した画像データを用いて所定の演算処理が行われ、得られた演算結果に基づいてシステム制御部50が露光制御、測距制御を行う。これにより、TTL(スルー・ザ・レンズ)方式のAF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理が行われる。画像処理部24では更に、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてTTL方式のAWB(オートホワイトバランス)処理も行っている。
A/D変換器23からの出力データは、画像処理部24及びメモリ制御部15を介して、或いは、メモリ制御部15を介してメモリ32に直接書き込まれる。メモリ32は、撮像部22によって得られA/D変換器23によりデジタルデータに変換された画像データや、表示部28および接眼ファインダー16を介して視認可能な表示部に表示するための画像データを格納する。メモリ32は、所定枚数の静止画像データや所定時間の動画像データおよび音声データを格納するのに十分な記憶容量を備えている。
また、メモリ32は画像表示用のメモリ(ビデオメモリ)を兼ねている。D/A変換器19は、メモリ32に格納されている画像表示用のデータをアナログ信号に変換して表示部28および接眼ファインダー16に供給する。こうして、メモリ32に書き込まれた表示用の画像データはD/A変換器19を介して表示部28および接眼ファインダー16により表示される。表示部28および接眼ファインダー16は、LCD等の表示器上に、D/A変換器19からのアナログ信号に応じた表示を行う。A/D変換器23によって一度A/D変換されメモリ32に蓄積されたデジタル信号をD/A変換器19においてアナログ変換し、表示部28に逐次転送して表示することで、電子ビューファインダーとして機能し、スルー画像表示(ライブビュー表示)を行える。
不揮発性メモリ56は、電気的に消去・記録可能なメモリであり、例えばEEPROM等が用いられる。不揮発性メモリ56には、システム制御部50の動作用の定数、プログラム等が記憶される。ここでいう、プログラムとは、本実施形態にて後述する各種フローチャートを実行するためのプログラムのことである。
システム制御部50は、デジタルカメラ100全体を制御する。前述した不揮発性メモリ56に記録されたプログラムを実行することで、後述する本実施形態の各処理を実現する。システムメモリ52は例えばRAMであり、システムメモリ52には、システム制御部50の動作用の定数、変数、不揮発性メモリ56から読み出したプログラム等を展開する。また、システム制御部50はメモリ32、D/A変換器19、表示部28等を制御することにより表示制御も行う。システムタイマー53は各種制御に用いる時間や、内蔵された時計の時間を計測する計時部である。
第1シャッタースイッチ62、第2シャッタースイッチ64、操作部70はシステム制御部50に各種の動作指示を入力するための操作手段である。
第1シャッタースイッチ62は、デジタルカメラ100に設けられたシャッターボタン61の操作途中、いわゆる半押し(撮影準備指示)でONとなり第1シャッタースイッチ信号SW1を発生する。第1シャッタースイッチ信号SW1により、AF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、AWB(オートホワイトバランス)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理等の動作を開始する。
第2シャッタースイッチ64は、シャッターボタン61の操作完了、いわゆる全押し(撮影指示)でONとなり、第2シャッタースイッチ信号SW2を発生する。システム制御部50は、第2シャッタースイッチ信号SW2により、撮像部22からの信号読み出しから記録媒体200に画像データを書き込むまでの一連の撮影処理の動作を開始する。
操作部70は、ユーザーからの操作を受け付ける入力部としての各種操作部材で構成される。操作部70の各操作部材は、例えば、不図示のメニューボタンが押されると各種の設定可能なメニュー画面が表示部28に表示される。利用者は、表示部28に表示されたメニュー画面と、上下左右の十字キー74やSETボタン75とを用いて直感的に各種設定を行うことができる。前述したように、操作部70には、少なくともメイン電子ダイヤル71、サブ電子ダイヤル73、十字キー74、SETボタン75、LVボタン76、キャンセルボタン77、及びOKボタン78が含まれる。
電源制御部80は、電池検出回路、DC−DCコンバータ、通電するブロックを切り替えるスイッチ回路等により構成され、電池の装着の有無、電池の種類、電池残量の検出を行う。また、電源制御部80は、その検出結果及びシステム制御部50の指示に基づいてDC−DCコンバータを制御し、必要な電圧を必要な期間、記録媒体200を含む各部へ供給する。
電源部30は、アルカリ電池やリチウム電池等の一次電池やNiCd電池やNiMH電池、Li電池等の二次電池、ACアダプター等からなる。記録媒体I/F18は、メモリカードやハードディスク等の記録媒体200とのインターフェースである。記録媒体200は、撮影された画像を記録するためのメモリカード等の記録媒体であり、半導体メモリや磁気ディスク等から構成される。
本実施形態に係るデジタルカメラ100は、中央1点AFや追尾AFを用いた撮影が可能である。中央1点AFとは撮影画面内の中央位置1点に対してAFを行うことである。追尾AFとはユーザーによって指定された撮影画面内の被写体に対してAFを行うことである。ユーザーは、メニュー画面から中央1点AFか追尾AFかMF(マニュアルフォーカス)かを切り替えることができる。
ここで、追尾機能について説明する。システム制御部50はユーザーによって指定された撮影画面内のエリアの画像データを画像処理部24に送る。システム制御部50の制御下で画像処理部24は、当該画像データに水平方向バンドパスフィルタを作用させる。また、システム制御部50の制御下で画像処理部24は処理された画像データに垂直方向バンドパスフィルタを作用させる。これら水平方向及び垂直方向のバンドパスフィルタにより、画像データよりエッジ成分が検出される。その後、システム制御部50は、検出されたエッジ成分に関してパターンマッチングを行い、被写体を検出する。システム制御部50は、被写体の検出結果に応じて上記被写体の位置情報を出力し、処理を終了する。このとき、システム制御部50は、位置情報を含む特徴データを生成し、その被写体の特徴データをシステムメモリ52に記憶する。追尾の方法はこれに限らず、被写体の色、コントラスト、直前の位置からの移動量などの特徴量に基づき、同一の被写体であるかどうかを推定して追尾することが可能である。
以上のようにライブビュー表示あるいは再生表示される画像データを画像解析して、画像データのエッジ成分などの特徴量を抽出して被写体の位置情報を検出することが可能である。また、検出している被写体が画面内から外れた時は、追尾は終了する。また、追尾状況をユーザーに知らしめるため、ライブビュー表示上に追尾枠などを重畳して表示する。
なお、追尾AFの場合、中央1点AFと同様に、第1シャッタースイッチ62がONにされると行われるが、第1シャッタースイッチ62がOFFであっても、追尾に指定された被写体に対して継続的にAFを行うコンティニュアスAFを行うようにしてもよい。また、追尾対象の被写体を設定している状態でMFに設定している場合は、合焦度合いに関するガイドを表示するようにしてもよい。具体的には、システム制御部50が追尾対象の被写体に対するデフォーカス量を取得し、そしてデフォーカス量が正か負か略0かによって、図4(a)〜図4(c)に示すようなガイドを重畳表示する。図4(a)は、焦点の位置が手前側(前ピン)である状態を示しており、図4(c)は、焦点の位置が奥側(後ピン)である状態を示している。また、図4(b)は、デフォーカス量が略0(デフォーカス量の絶対値が所定値以内)である場合で合焦している状態を示している。ユーザーはこのような合焦度合いに関するガイドを見ながら、フォーカス位置の調整を行うことができる。
なお、追尾AFと同時に追尾AE、追尾FE(フラッシュ露出)、追尾WB(ホワイトバランス)を行うことができる。追尾AEとは、検出された被写体の明るさに合わせて画面全体の露出を最適化することである。追尾FEとは、検出された被写体を中心にフラッシュの調光をすることである。追尾WBとは、検出された被写体の色に合わせて画面全体のWBを最適化することである。また、追尾AFの場合、追尾枠の形状または色などによって、追尾領域内が合焦しているかなどの情報を表現することも可能である。
次に、追尾対象の被写体を設定する処理手順について説明する。図5は、追尾対象の被写体を設定しながら撮影を行う処理手順の一例を示すフローチャートである。なお、図5に示す各処理は、システム制御部50が不揮発性メモリ56に格納されたプログラムをシステムメモリ52に展開することによって実現される。
まず、ライブビュー表示中にメニュー画面から追尾対象の設定が選択されると、処理を開始する。そして、S501において、システム制御部50は、画面中央にターゲット指定枠のマークをライブビュー画像に重畳し、接眼ファインダー16内に表示する。
図6は、接眼ファインダー16内に表示されるライブビュー映像にターゲット指定枠601と追尾枠602とが重畳して表示されている様子を説明するための図である。
まず、追尾枠が指定されていない場合は、追尾枠は表示されない。S501では、図6(a)に示すように画面中央にターゲット指定枠601を表示する。この状態でユーザーは、追尾対象として指定したい被写体がターゲット指定枠601の表示されている位置となるように、デジタルカメラ100をフレーミングする。図6(a)の例は、被写体603の顔がターゲット指定枠601の位置となるようにフレーミングした際の表示例である。ここで、ターゲット指定枠601は画面中央で固定されており、まず、ライブビュー画像として第1の被写体603が中央に位置する撮影画像が一時的に取得される。また、既に追尾枠が指定されている場合は、図6(b)又は図6(c)に示すように、追尾枠602も同時に重畳される。
次に、S502において、システム制御部50は、ユーザーによりOKボタン78が押下されたか否かを判定する。この判定の結果、OKボタン78が押下された場合はS503に進み、そうでない場合はS506に進む。次に、S503において、システム制御部50は、ターゲット指定枠601に配置されている被写体が既に追尾対象に設定されているか否かを判定する。なお、この処理の詳細については後述する。この判定の結果、既に追尾対象に設定されている場合はS505に進み、そうでない場合はS504に進む。
S504において、システム制御部50は、ターゲット指定枠601に位置している被写体に対して追尾対象に追加し、S502に戻る。例えば図5(a)に示す状態でOKボタン78が押下された場合には、S504で第1の被写体603の顔が追尾対象に設定される。図6(b)には、図6(a)の状態で被写体603の顔が追尾対象としてS504で指定された後、ユーザーがデジタルカメラ100を動かして、今度は被写体604の顔がターゲット指定枠601の位置となるようにフレーミングした際の表示例である。図6(b)では、第2の被写体604が画面中央のターゲット指定枠601内に位置している。また、既に追尾対象となって追尾中の第1の被写体603の顔に追尾枠602のアイテムが表示される。図6(b)に示す状態でOKボタン78が押下されると、図6(c)に示すように第2の被写体604の顔に追尾枠602が追加で表示される。同様に、被写体605の顔を追尾対象に指定したい場合は、ユーザーは、図6(c)に示すように、ライブビュー画像中において被写体605の顔がターゲット指定枠601の位置となるようにデジタルカメラをフレーミングしてOKボタン78を指定すればよい。図6(c)の状態でOKボタン78が押下された場合は、ターゲット指定枠601の位置にあった追尾対象でなかった被写体605の顔が追尾対象として追加され、追尾される。追尾されると、デジタルカメラ100のフレーミングまたは被写体自体の移動によってライブビュー中における追尾対象に被写体の位置が変わっても、図6(d)のように追尾対象の被写体に追尾枠602が表示され続ける。
ユーザーが既に追尾対象となって追尾中の被写体の追尾を解除したいと考えた場合は、画面中央のターゲット指定枠601内に、既に追尾されている被写体が位置するようにデジタルカメラをフレーミングして、OKボタン78を押下すればよい。例えば既に追尾されている被写体603の顔が位置するようにデジタルカメラをフレーミングした場合、被写体603の顔は既に追尾対象に設定されているため、ターゲット指定枠601内に追尾枠602も表示される。このような状態でOKボタン78が押下されると、被写体603の顔が追尾対象から削除される。つまり、S503の判定の結果、ターゲット指定枠601に位置している被写体が既に追尾対象に設定されている場合は、S505に進む。そして、S505において、システム制御部50は、ターゲット指定枠601に位置している被写体を追尾対象から削除し、S502に戻る。本実施形態では、このように追尾対象から簡単な操作で削除することができる。
一方、S506においては、システム制御部50は、ユーザーによりキャンセルボタン77が押下されたか否かを判定する。この判定の結果、キャンセルボタン77が押下された場合はS508に進み、そうでない場合はS507に進む。
S507においては、システム制御部50は、不図示の加速度センサーの検知結果から大ブレが発生したか否かを判定する。この処理では、加速度センサーによってブレ量が所定値を超えたことが検知された場合に、大ブレが発生したと判定する。この判定の結果、大ブレが発生した場合はS508に進み、そうでない場合はS509に進む。S508においては、システム制御部50は、重畳されている追尾枠602をすべて削除し、検出された被写体をすべて追尾対象から除外する。そして、S502に戻る。これによって、例えば図6(d)のように3つの追尾対象を追尾していた場合にも、全ての追尾を解除して、図6(a)のように追尾対象が無い状態の表示となる。
S509においては、システム制御部50は、ユーザーによりシャッターボタン61が全押しされて第2シャッタースイッチ64がONにされたか否かを判定する。この判定の結果、第2シャッタースイッチ64がONにされた場合はS510に進み、そうでない場合はS502に戻る。S510においては、システム制御部50は、一連の撮影動作を行い、処理を終了する。
なお、追尾枠が設定されている段階で第1シャッタースイッチ62がONにされると、前述した撮影準備動作が行われる。追尾対象の被写体が複数設定され、かつ追尾AFが設定されている場合は、それぞれの被写体までの距離の平均値で焦点までの距離を決定するか、追尾対象の複数被写体のうち1つ以上に合焦するようにAFする。あるいはユーザーにAFの対象となる被写体を選択させるようにしてもよい。また、MFが設定されている場合は、追尾対象の各被写体に対して図4に示したようなガイドを表示する。なお、第1シャッタースイッチ62がONとなる前から、継続してAFを行うコンティニュアスAFによって追尾対象の被写体に対してAFを合わせる(それぞれの被写体までの距離の平均値で焦点までの距離を決定する、あるいは追尾対象の複数被写体のうち1つ以上に合焦するようにAFする)ようにしても良い。
なお、本実施形態では、OKボタン78を押下する度に追尾枠を追加するようにしたが、OKボタン78に加えて、または代わりに、シャッターボタン61の第1シャッタースイッチ62がONにされたタイミングで追尾枠を追加しても良い。この場合、被写体をターゲット指定枠601内に位置するようにフレーミングしてシャッターボタン61の第1シャッタースイッチ62がONにされる度に追尾枠602を追加していく。シャッターボタン61の第1シャッタースイッチ62がONにされた後、所定の時間内に第2シャッタースイッチ64がONにされた場合は、追尾枠602を追加せずに撮影動作を行う。このようにすることによって、より少ない操作ボタンで追尾対象を追加することができるので、より簡単に追尾対象を設定することができる。なおこの場合は、追尾対象に対してはコンティニュアスAFを行う。
以上説明したように本実施形態によれば、タッチパネルに対するタッチ操作以外の操作でユーザーは撮影体勢のまま容易に、次々と追尾枠を指定していくことが可能となる。なお、本実施形態では、接眼ファインダー内に表示されるライブビュー映像に追尾枠を表示する例について説明したが、背面ディスプレイである表示部28にライブビュー映像を表示して追尾枠を重畳表示するようにしてもよい。
なお、システム制御部50が行うものとして説明した上述の各種制御は、1つのハードウェアが行ってもよいし、複数のハードウェアが処理を分担することで、装置全体の制御を行ってもよい。また、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。さらに、上述した各実施形態は本発明の一実施形態を示すものにすぎず、各実施形態を適宜組み合わせることも可能である。
また、上述した実施形態においては、本発明をデジタルカメラに適用した場合を例にして説明したが、これはこの例に限定されず追尾機能を有する装置であれば適用可能である。すなわち、本発明はパーソナルコンピュータやタブレット端末、スマートフォンなどに適用可能である。また、デジタルカメラ等で撮影したライブビュー画像を有線または無線通信を介して受信して表示し、リモートでデジタルカメラ(ネットワークカメラを含む)を制御するスマートフォンやタブレットPC、デスクトップPCなどの装置にも適用可能である。
(その他の実施形態)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
16 接眼ファインダー
28 表示部
50 システム制御部

Claims (14)

  1. 撮像手段で撮像されたライブビュー画像を表示する表示手段と、
    前記ライブビュー画像に重畳して、前記表示手段の所定の位置にマークを表示するように制御する表示制御手段と、
    特定の操作があった際に前記マークの位置に存在した被写体を追尾対象として追尾するように制御する制御手段と
    を有することを特徴とする撮像制御装置。
  2. 前記制御手段は、既に他の被写体を追尾対象としていた場合に前記特定の操作があった場合、前記マークの位置の被写体を追尾対象として追加するように制御することを特徴とする請求項1に記載の撮像制御装置。
  3. 前記表示制御手段は、前記ライブビュー画像における追尾対象の位置に、追尾対象であることを示すアイテムを重畳して表示するように制御することを特徴とする請求項1または2に記載の撮像制御装置。
  4. 前記特定の操作は、前記表示手段をタッチする以外の操作であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の撮像制御装置。
  5. 前記特定の操作は、特定の操作ボタンを押下する操作であることを特徴とする請求項4に記載の撮像制御装置。
  6. 前記特定の操作は、シャッターボタンの半押し操作であることを特徴とする請求項4または5に記載の撮像制御装置。
  7. 前記制御手段は、前記特定の操作があった場合に、前記マークの位置に存在した被写体を既に追尾対象としていた場合は、該被写体を追尾対象から削除するように制御することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の撮像制御装置。
  8. 前記制御手段は、当該撮像制御装置のブレ量が所定値を超えた場合に全ての追尾対象を削除することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の撮像制御装置。
  9. 前記制御手段は更に、追尾対象として追尾している被写体に対して、継続的にオートフォーカスを行う、撮影準備指示に応じてAFを行う、デフォーカス量を取得して合焦度合いに関するガイドを表示する、のうちいずれかの処理を行うように制御することを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の撮像制御装置。
  10. 前記表示手段は接眼ファインダーを介して視認可能な表示部であることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の撮像制御装置。
  11. 前記所定の位置は前記ライブビュー画像の表示された領域の中央であることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の撮像制御装置。
  12. 撮像手段で撮像されたライブビュー画像を表示する表示手段を備えた撮像制御装置の制御方法であって、
    前記ライブビュー画像に重畳して、前記表示手段の所定の位置にマークを表示するように制御する表示制御ステップと、
    特定の操作があった際に前記マークの位置に存在した被写体を追尾対象として追尾するように制御する制御ステップと
    を有することを特徴とする撮像制御装置の制御方法。
  13. コンピュータを、請求項1乃至11のいずれか1項に記載された撮像制御装置の各手段として機能させるためのプログラム。
  14. コンピュータを、請求項1乃至11のいずれか1項に記載された撮像制御装置の各手段として機能させるためのプログラムを格納したコンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
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