JP2018156622A - 住宅営業用の案内メニューシート、案内メニュー表示端末、及び案内メニュー表示プログラム - Google Patents

住宅営業用の案内メニューシート、案内メニュー表示端末、及び案内メニュー表示プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】住宅営業に関して、必要な説明を端的に行なえる仕組みを提供する。【解決手段】本発明に係る案内メニューシートは、住宅営業の接客に際し、接客担当者から顧客に対して提示される案内メニューシートであって、住宅営業に関する案内メニュー項目が複数設けられ、案内メニュー項目毎に、接客担当者が案内メニューの説明に要する所要時間が併記され、案内メニュー項目は、顧客が説明を希望する案内メニュー項目を選択可能に整列して配置され、顧客により選択された複数の案内メニュー項目に併記された所要時間の合計時間が記入される記入欄が設けられ、一枚シートとして構成される。【選択図】図2

Description

本発明は、住宅営業用の案内メニューシート、案内メニュー表示端末、及び案内メニュー表示プログラムに関する。
住宅販売に関し、例えば住宅展示場のモデルハウスといった場においては、営業マン等の接客担当者(以下、単に担当者ともいう)は顧客(見学者)が来場すると、顧客がどのような家を希望しているのか、その他にも予算、ローン、土地、家族構成など、顧客との接客(対話)を通じて様々な情報を収集・把握しながら、最終的な成約に向かって営業活動を行なう。
特に住宅営業の場合、契約の成否は担当者の営業力に拠るところが少なくない。担当者は、高いコミュニケーション能力の下、例えば住宅、ローン、税金、更にはライフプランのアドバイスといったように極めて広く様々な知識が求められる。経験豊かな担当者であれば、接客を通じて自然と顧客の求めるニーズを察知し、これら必要な説明を端的に行なっていく。
例えば住宅資金に余裕のある顧客はローンの説明には関心がない。しかしながら、経験の浅い担当者の場合、顧客ニーズを的確に把握できなかった結果、必要な説明を伝えられなかった、漏らしてしまった、説明が冗長になってしまった、もしくは不必要な説明を延々と行なってしまったということも少なくない。
一方このような場合に、顧客側から見ると自身のニーズ(知りたいこと)をうまく把握してもらえずに延々と不必要な説明がなされることで、説明に飽きてしまったり、無駄な時間を取られてしまう。
従来より、多方面分野において営業支援ツールとしてのチャックシートやマニュアルを用いることで、必要な説明事項やタスクを漏らさないようにするための工夫や取り組みがなされている。
特開2013−054557号公報 特開2003−030419号公報 特開2002−049695号公報 特許第5545791号公報
上記特許文献1−4記載の発明のようにチャックシートやマニュアルを活用することで、経験の浅い担当者であっても必要な説明をある程度漏れなく説明することは可能となる。しかしながら、依然として顧客ニーズを的確に把握することができない場合には不必要な説明を行なってしまったり、経験不足から説明が延々と長くなってしまう可能性がある。また、経験豊かな担当者であっても、ある程度接客の時間が取れない場合には、顧客ニーズを的確に把握することは困難である。
本発明は上記の点に鑑み提案されたものであり、その目的とするところは、住宅営業に関して、必要な説明を端的に行なえる仕組みを提供することにある。
上記の課題を解決するため、本発明に係る住宅営業用の案内メニューシートは、住宅営業の接客に際し、接客担当者から顧客に対して提示される案内メニューシートであって、住宅営業に関する案内メニュー項目が複数設けられ、前記案内メニュー項目毎に、接客担当者が該案内メニューの説明に要する所要時間が併記され、前記案内メニュー項目は、顧客が説明を希望する案内メニュー項目を選択可能に整列して配置され、顧客により選択された複数の前記案内メニュー項目に併記された所要時間の合計時間が記入される記入欄が設けられ、一枚シートとして構成される。
また、上記の課題を解決するため、本発明に係る住宅営業用の案内メニュー表示端末は、住宅営業の接客に際し、接客担当者から顧客に対して提示される案内メニュー画面を表示する案内メニュー表示端末であって、住宅営業に関する案内メニュー項目が複数設けられ、前記案内メニュー項目毎に、接客担当者が該案内メニューの説明に要する所要時間が併記され、前記案内メニュー項目は、顧客が説明を希望する案内メニュー項目を選択可能に整列して配置される案内メニュー画面を表示する表示手段と、顧客により選択された複数の前記案内メニュー項目を検知する検知手段と、前記検知手段により検知された複数の前記案内メニュー項目毎に併記された所要時間の合計時間を算出する算出手段とを有し、前記表示手段は、前記案内メニュー画面上に、前記算出手段により算出された合計時間を表示する。
また、上記の課題を解決するため、本発明に係る住宅営業用の案内メニュー表示プログラムは、住宅営業の接客に際し、接客担当者から顧客に対して提示される案内メニュー画面を表示するコンピュータに、住宅営業に関する案内メニュー項目が複数設けられ、前記案内メニュー項目毎に、接客担当者が該案内メニューの説明に要する所要時間が併記され、前記案内メニュー項目は、顧客が説明を希望する案内メニュー項目を選択可能に整列して配置される案内メニュー画面を表示する表示手段と、顧客により選択された複数の前記案内メニュー項目を検知する検知手段と、前記検知手段により検知された複数の前記案内メニュー項目毎に併記された所要時間の合計時間を算出する算出手段として機能させ、前記表示手段は、前記案内メニュー画面上に、前記算出手段により算出された合計時間を表示する。
本発明の実施の形態によれば、住宅営業に関して、必要な説明を端的に行なえる仕組みを提供することができる。
本実施形態に係る案内メニューシートの一例(その1)を示す図である。 本実施形態に係る案内メニューシートの一例(その2)を示す図である。 本実施形態に係る案内メニューシートの使用態様例を示す図である。 本実施形態に係る案内メニューシステムの構成例を示す図である。 本実施形態に係る表示端末のハードウェア構成例を示す図である。 本実施形態に係る案内メニューシステムの機能構成例を示す図である。 本実施形態に係る案内メニューマスターのデータ例を示す図である。 本実施形態に係る接客担当者マスターのデータ例を示す図である。 本実施形態に係る案内メニュー画面の一例(その1)を示す図である。 本実施形態に係る案内メニュー画面の一例(その2)を示す図である。 本実施形態に係る情報処理の全体を説明するフローチャートである。 本実施形態に係る接客担当者マスターのデータ変形例を示す図である。
本発明の実施の形態について、図面を参照しつつ詳細に説明する。本実施形態においては、例えば住宅展示場のモデルハウス又はモデルルームといった場を想定し、営業マン等の接客担当者が来場した顧客に対して、案内メニューシートを用いた接客を行なう事例を用いて説明する。なお、案内メニューシートとの名称はあくまで一例であって、例えば、ご案内メニュー表、接客メニューシート(又は表)などと呼んでもよい。
[実施形態1]
<案内メニューシート>
図1は、本実施形態に係る案内メニューシートの一例(その1)を示す図である。図1の本実施形態に係る案内メニューシートAは、案内メニュー項目欄A10及び合計所要時間欄A20を含み、一枚シートとして構成される。
案内メニュー項目欄A10には、住宅購入又は住宅営業に関する案内事項である案内メニュー項目A11が複数設けられている。図1に示されるように、例えば「モデルハウスのご案内」、「弊社の歩み」といったガイダンス的なトピックや、「2000〜17年住宅トレンド」、「最新の住宅設備2017」・・・といった住宅に関するトピックなど、モデルルームの接客担当者が来場する顧客に対して説明を想定しうる案内メニューが予め設けられる。
また、各々の案内メニュー項目A11には、接客担当者が当該案内メニューの説明に要する所要時間A12が各々併記されている。所要時間の値は案内メニュー毎に応じての説明に要する所要時間を目安として定められる。図1に示されるように、例えば「2000〜17年住宅トレンド」という案内メニュー項目の場合、接客担当者が説明に要する所要時間は、約15分と定められている。
合計所要時間欄A20には、顧客が説明を希望した全ての案内メニュー項目の説明に要する所要時間の合計時間が示される。接客担当者ははじめに顧客に対して案内メニューシートAを提示する。顧客は複数の案内メニュー項目A11の中から、シート上で指示したり口頭で伝えるなどして顧客自身が説明を希望する案内メニュー項目を選択する。接客担当者は顧客が選択した案内メニュー項目の番号及び各々の所要時間A12の合計時間を、合計所要時間欄A20に記入する。
図2は、本実施形態に係る案内メニューシートの一例(その2)を示す図である。図2に示されるように、顧客が説明を希望した案内メニュー項目1、2、4、5、6、9、11、16を選択した場合、顧客が選択した案内メニュー項目の番号1、2、4、5、6、9、11、16及び各々の所要時間の合計時間115分が、合計所要時間欄A20に記入される。
なお、案内メニュー項目A11の各々の案内メニュー項目は、顧客が説明を希望する案内メニュー項目を視認し選択がしやすいように、また接客担当者が選択された案内メニュー項目の所要時間を合計計算しやすいように、行又は列方向に整列して配置されるとよい。
図3は、本実施形態に係る案内メニューシートの使用態様例を示す図である。
図3(a)は、案内メニューシートAを、例えばA4やA3サイズ程度の用紙により実現した例を示している。接客担当者は顧客が来場すると、案内メニューシートAを提示しながら顧客自身が説明を希望する案内メニュー項目A12を選択してもらう。接客担当者は顧客が選択した案内メニュー項目の番号及び所要時間の合計時間を合計所要時間欄A20に記入し、記入した当該案内メニューシートAを顧客に手渡しすることで、顧客に対してこれから説明を行う予定の案内メニュー項目及び合計所要時間を明示する。
図3(b)、(c)は、案内メニューシートAを、例えば展示用のパネルにより実現した例を示している。接客担当者は顧客が来場すると、案内メニューシートAを示しながら顧客自身が説明を希望する案内メニュー項目A12を選択してもらう。接客担当者は顧客が選択した案内メニュー項目の番号及び所要時間の合計時間を合計所要時間欄A20に記入し、顧客に対してこれから説明を行う予定の案内メニュー項目及び合計所要時間を明示する。なお、パネルの場合には、黒板(又は白板)のようにマーカーペン等で記入しても容易に消すことできるため、顧客毎の繰り返し使用が可能となっている。
(まとめ)
従来より、顧客は例えばモデルハウスを少し見学しに行っただけなのに、接客担当者の説明に捕まってしまい、長時間拘束される結果になった、すでに知っている情報について延々と説明を受けた、自分たちの建築計画には関係の無い情報についての説明を延々とされた、ということがあった。
しかしながら本実施形態に係る案内メニューシートAによれば、顧客は例えば以下の効果を奏することが可能となる。
・顧客は接客開始時におおよその所要時間が記載された「案内メニューシート」を接客担当者から提示されるので、自身の関心のある情報や聞きたい情報を選択し接客を受けることができる。逆に関心のない情報の説明を避けることができる。
・説明に要する総所要時間を、拘束時間や滞在時間等も含めて事前に予測することができるため、安心してモデルハウス案内を受けることができる。
・建築を計画する上で事前に知っておくべき大切な情報の項目を「案内メニューシート」から容易に知ることができるため、情報不足による計画の失敗を防止できる。
一方、従来より、接客担当者は、例えばどういった状況の顧客か分からないため一通りの説明をしたところ後になって説明の一部又は大部分がその顧客には該当しないと判った、顧客がすでに知っている情報について説明を延々としてしまい時間を無駄にしてしまった、顧客の計画には該当しない情報について説明をしてしまい時間を無駄にしてしまった、ということがあった。
しかしながら本実施形態に係る案内メニューシートAによれば、接客担当者は例えば以下の効果を奏することが可能となる。
・接客担当者ははじめに「案内メニューシート」を顧客に提示することで、来場した顧客が住宅建築にまつわるどのような情報に興味・関心があるのかを最初の段階で把握することができる。これにより、興味・関心の低い事柄についての説明を省き、顧客ニーズを的確に把握した効率のよい接客が可能となり、営業上の生産性が向上する。
・接客担当者として説明すべき案内メニュー項目が個別に明確化・可視化されているため、経験の浅い接客担当者は先立って1つづつ各々の案内メニュー項目の説明を所要時間内でうまく纏められるよう繰り返し練習するなどして、接客技能及び住宅知識を習得していくことにより、自己のスキルや専門性を高めることができる。
このように、顧客が住宅展示場のモデルハウスを見学に行き、初めて訪れた住宅会社の接客担当者から案内を受ける際、本実施形態に係る案内メニューシートAを用いることにより、見学者側自らが知りたい情報を選択し、それらの説明に要する所要時間を事前に明示して伝達可能とすることで、必要な説明を端的に行なえるようになる。このため、顧客は説明内容及び拘束時間(所要時間)に不安を持たずに安心してモデルハウスの見学が可能となる。
[実施形態2]
次いで、本実施形態に係る案内メニューシステムについて説明する。本実施形態に係る案内メニューシステムは、タブレット端末等の表示端末上において、案内メニュー画面を表示する。以下詳しく説明する。
<システム構成>
(ネットワーク構成)
図4は、本実施形態に係る案内メニューシステムの構成例を示す図である。図4の案内メニューシステム100は、配信サーバ10、表示端末20、プリンタ30、及びネットワーク50を含む。
配信サーバ10は、表示端末20からの要求に応じて、案内メニューにかかるアプリケーション・プログラム(以下単に案内メニューアプリという)を配信するサーバ装置である。
表示端末20は、例えば、タブレット端末又はスマートフォンといった携帯型端末、PC、更には展示用の表示装置(例えば、デジタルサイネージ)など、接客担当者等が使用する情報処理端末である。更に表示端末20は、接客担当者及び顧客が操作しやすいようタッチパネル式ディスプレイを備えるものが望ましい。表示端末20には、案内メニューアプリが予め、配信サーバ10からネットワーク50を介してダウンロードするなどして、表示端末20にインストールされる。
プリンタ30は、表示端末20に表示される案内メニュー画面を紙等の印刷媒体にプリントするための印刷装置である。
ネットワーク50は、配信サーバ10及び表示端末20を接続する通信ネットワークである。また、ネットワーク50は、有線又は無線を問わず、例えば、電話回線網、WiFi(登録商標)、インターネットなどのLAN及びWANネットワークを含む。
(ハードウェア構成)
図5は、本実施形態に係る表示端末のハードウェア構成例を示す図である。
表示端末20は、CPU(Central Processing Unit)21、ROM(Read Only Memory)22、RAM(Random Access Memory)23、記憶装置24、タッチパネル式ディスプレイ25、及び通信装置26を有する。
CPU21は、各種プログラムの実行や演算処理を行う。ROM22は、起動時に必要なプログラムなどが記憶されている。RAM23は、CPU21での処理を一時的に記憶したり、データを記憶したりする作業エリアである。記憶装置24は、案内メニューアプリ及び各種データ等を格納する。
タッチパネル式ディスプレイ25は、操作キーやボタンに代え、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ、LEDディスプレイなどで実現され、ディスプレイ画面上のタップ座標(タッチ座標)を検知可能なタッチパネルにより実現される入力・表示装置である。通信装置26は、ネットワーク50を介して他装置との通信を行う。
(ソフトウェア構成)
図6は、本実施形態に係る案内メニューシステムの機能構成例を示す図である。本実施形態に係る案内メニューシステム100は、主な機能部として、取得部201、判定部202、表示部203、検知部204、算出部205、印刷出力部206、及び記憶部101を有する。
取得部201は、接客担当者の習熟度を取得する。
判定部202は、取得部201により取得された接客担当者の習熟度に応じた案内メニュー項目毎の所要時間を判定する。
表示部203は、案内メニュー画面を表示する。また、顧客により複数の案内メニュー項目が選択されると、選択された案内メニュー項目の説明に要する所要時間の合計時間を表示する。
検知部204は、顧客により選択された複数の案内メニュー項目を検知する。
算出部205は、検知部204により検知された複数の案内メニュー項目毎に併記された所要時間の合計時間を算出する。
印刷出力部206は、印刷装置であるプリンタ30に、案内メニュー画面を印刷媒体に印刷させる。
記憶部101は、案内メニューアプリ及び各種のマスターテーブル等を格納する。マスターテーブルのデータについては再度後述する。
なお、記憶部101は、配信サーバ10又は表示端末20の何れかに配置されうるが、複数の表示端末20が存在する場合は、各々の表示端末20から一元的な情報共有が可能となるため、システム設計上の観点からは配信サーバ10に配置されるとよい。
また、上記の各機能部は、配信サーバ10及び表示端末20を構成するコンピュータのCPU、ROM、RAM等のハードウェア資源上で実行されるコンピュータプログラムによって実現されるものである。これらの機能部は、「手段」、「モジュール」、「ユニット」、又は「回路」に読替えてもよい。
(マスターテーブル)
図7は、本実施形態に係る案内メニューマスターのデータ例を示す図である。案内メニューマスターは、案内メニュー項目の情報を予め登録した記憶したテーブル/データベースである。図7に示されるように、案内メニューマスターは、例えば、「案内メニューID」、「タイトル」、「所要時間(分)」、「習熟度別所要時間(分)」などのデータ項目を有する。
「案内メニューID」は、案内メニュー毎に付番される固有の識別子を示す。
「タイトル」は、案内メニュー項目として表示されるタイトルを示す。例えば「モデルハウスのご案内」、「弊社の歩み」、「2000〜17年住宅トレンド」、「最新の住宅設備2017」・・・といったように、モデルルームの接客担当者が来場する顧客に対して説明を想定しうる案内メニューのタイトルが予め登録される。
「所要時間(分)」は、接客担当者が当該タイトルの案内メニューの説明に要する所要時間(標準値)を示す。所要時間の値は、案内メニュー毎に応じて説明に必要な時間を目安に予め定められる。例えば「2000〜17年住宅トレンド」というタイトルの案内メニュー項目の場合、接客担当者が説明に要する所要時間は、約15分と定められている。
「習熟度別所要時間(分)」は、所要時間を接客担当者の習熟度別(レベル別)に分けて示したものである。例えば「2000〜17年住宅トレンド」というタイトルの案内メニュー項目の場合、レベル1の接客担当者であれば説明に要する所要時間は約20分、レベル2の接客担当者であれば説明に要する所要時間は約15分、レベル3の接客担当者であれば説明に要する所要時間は約10分と定められている。
図8は、本実施形態に係る接客担当者マスターのデータ例を示す図である。接客担当者マスターは、接客担当者の情報を予め登録した記憶したテーブル/データベースである。図8に示されるように、接客担当者マスターは、例えば、「担当者ID」、「氏名」、「習熟度」などのデータ項目を有する。
「担当者ID」は、接客担当者毎に付番される固有の識別子を示す。社員ID等を用いてもよい。
「氏名」は、接客担当者の氏名を示す。
「習熟度」は、接客担当者の接客習熟度(レベル)を示す。経験の浅い担当者はレベル1、経験豊かな担当者はレベル3が付与される。なお、習熟度は少なくとも2段階以上あればよく、必ずしも3段階でなくともよい。
<案内メニュー画面>
図9は、本実施形態に係る案内メニュー画面の一例(その1)を示す図である。図9の案内メニュー画面Bは、案内メニュー項目欄B10、合計所要時間欄B20、及び担当者表示欄B30を含み、表示端末20の画面上表示される。
案内メニュー項目欄B10には、住宅購入又は住宅営業に関する案内事項である案内メニュー項目B11が複数設けられている。
また、各々の案内メニュー項目B11には、接客担当者が当該案内メニューの説明に要する所要時間B12が各々併記されている。なお後述するように、所要時間B12は、ログイン中の接客担当者の接客習熟度(レベル)に応じた所要時間が表示される。
合計所要時間欄B20には、顧客が説明を希望した全ての案内メニュー項目の説明に要する所要時間の合計時間が自動的に表示される。接客担当者ははじめに顧客に対して表示端末20の案内メニュー画面Bを提示する。顧客は複数の案内メニュー項目B11の中から、所望の案内メニュー項目を画面上でタッチするなどして顧客自身が説明を希望する案内メニュー項目を選択すると、顧客が選択した案内メニュー項目の番号及び各々の所要時間B12の合計時間が、合計所要時間欄B20に自動的に表示される。
担当者表示欄B30は、表示端末20の案内メニューアプリにログイン中の接客担当者が表示される。案内メニューアプリの使用開始時、接客担当者は担当者IDを入力してログインした場合、記憶部101の接客担当者マスター(図8)に基づいて、「担当者ID」、「氏名」等の情報が取得され表示される。なお後述するように、ログインしなかった場合又は失敗した場合、案内メニューアプリは「ゲストモード」として動作する。
図10は、本実施形態に係る案内メニュー画面の一例(その2)を示す図である。図10に示されるように、顧客が説明希望の案内メニュー項目6、11、15を選択した場合、選択した案内メニュー項目が選択表示されるとともに、案内メニュー項目の番号6、11、15及び各々の所要時間の合計時間45分が、合計所要時間欄B20に表示されている。
<情報処理>
図11は、本実施形態に係る情報処理を説明するフローチャートである。
S1:取得部201は、接客担当者の習熟度を取得できたか否かを判定する。例えば、接客担当者が表示端末20の案内メニューアプリに担当者IDを入力してログインした場合、取得部201は、記憶部101の接客担当者マスター(図8)を参照し、担当者IDに対応する習熟度を取得することができる。習熟度を取得できた場合はS2へ、取得できない場合はS3へ進む。なお、取得できない場合とは、例えば、接客担当者が案内メニューアプリに担当者IDを入力しなかった場合(ゲストモード)、又は接客担当者マスター(図8)において担当者IDに対応する習熟度が登録されていない場合などがある。
S2:判定部202は、記憶部101の案内メニューマスター(図7)を参照し、S1で取得された接客担当者の習熟度と一致する「習熟度別所要時間」を、案内メニュー項目毎の所要時間として判定する。
S3:一方、判定部202は、習熟度を取得できない場合、記憶部101の案内メニューマスター(図7)を参照し、標準値である「所要時間」を、案内メニュー項目毎の所要時間として判定する。
S4:表示部203は、案内メニュー画面Bを表示する(例えば図9参照)。なお、案内メニュー画面Bは、案内メニューマスターに登録された「案内メニューID」と、「タイトル」と、S2又はS3で判定された「所要時間」とを含み、更にS1で「担当者ID」が取得されている場合は、接客担当者マスターに登録された「担当者ID」と、「氏名」とを含む。
S5:検知部204は、案内メニュー項目が選択されたか否かを検知する。表示端末20の案内メニュー画面B上、顧客又は営業担当者が顧客に代わって案内メニュー項目をタッチするなどして選択すると、タッチパネル式ディスプレイ25により案内メニュー項目の選択が検知される。
S6:算出部205は、S5で検知された複数の案内メニュー項目に併記された所要時間の合計時間を算出する。
S7:表示部203は、案内メニュー画面B上の合計所要時間欄において、S6で算出された合計時間を表示する(例えば図10参照)。
S8:印刷出力部206は、案内メニュー画面Bの印刷命令があったか否かを判定する。
S9:印刷出力部206は、案内メニュー画面Bの印刷命令があった場合(例えば、案内メニュー画面B上、印刷操作が行われた場合)、印刷装置であるプリンタ30に、案内メニュー画面Bを印刷媒体に印刷させる。接客担当者は印刷された案内メニューシートA(図2)を顧客に手渡しすることで、顧客に対してこれから説明を行う予定の案内メニュー項目及び合計所要時間を明示することができる。
なお、案内メニュー画面Bを終了する場合、S4又はS7において、適宜「終了」の操作を行うと、案内メニュー画面Bは、案内メニューアプリのログイン画面等(非図示)に遷移する。
(まとめ)
上記実施形態1の顧客側メリット及び接客担当者側メリットに加え、本実施形態2に係る案内メニューシステム100によれば、例えば以下の効果を奏することが可能となる。
・タブレット端末等の表示端末20さえあれば、容易に案内メニュー画面を用いた接客を行うことができる。また必要な場合のみ紙媒体等に印刷も可能である。
・配信サーバ10と表示端末20はいわゆるクライアントサーバーシステムのため、例えば、案内メニューアプリが更新された場合、表示端末20側のプログラム更新が容易である。また、例えば案内メニュー項目の変更、接客担当者の追加削除、又は習熟度の変更などが生じた場合、記憶部101において案内メニューマスター又は接客担当者マスターの情報を更新しさえすればよい。
・案内メニュー項目毎の所要時間は、接客担当者の接客習熟度(レベル)に応じた所要時間が表示される。例えば、習熟度が低く設定された経験の浅い担当者の場合(例えばレベル1)、タイトル「2000〜17年住宅トレンド」という案内メニュー項目の説明に要する所要時間は20分である。一方、習熟度が高く設定された経験豊かな担当者の場合(例えばレベル3)、タイトル「2000〜17年住宅トレンド」という案内メニュー項目の説明に要する所要時間は10分である。これにより、接客担当者は自身の接客習熟度に応じた所要時間で、案内メニュー項目の説明(接客)を行うことができる。
・顧客側からみても、当初提示された所要時間と実際の所要時間とに乖離がなく、時間予見性を確保できる。例えば、顧客には所要時間15分と提示されたにも関わらず、接客担当者によっては20分も要してしまった、もしくは逆に接客担当者によってはわずか10分で終わってしまったということがない。
(変形例)
図12は、本実施形態に係る接客担当者マスターのデータ変形例を示す図である。図8と比べ、図12の接客担当者マスターは、「習熟度(案内メニュー別)」のデータ項目を有し、接客担当者の「習熟度」が案内メニュー別に登録されている。
図12に示されるように、例えば「氏名」鈴木一郎は、案内メニューIDが「1」「2」「3」に対する習熟度はレベル2であるのに対し、案内メニューIDが「4」「5」・・に対する習熟度はレベル1となっている。これは即ち、タイトル「モデルハウスのご案内」〜「2000〜17年住宅トレンド」という案内メニュー項目については、研修等を通じて所要時間内でうまく纏められるようになったものの、「最新の住宅設備2017」〜については、接客技能及び住宅知識が標準レベルに未だ達しておらず、レベル1が付与されているものである。
このように、本変形例によれば、接客担当者の接客技能及び住宅知識の到達状況や研修進捗状況に合わせて、案内メニュー毎に習熟度を設定することが可能となる。
以上、本実施形態に係る案内メニューシート及び案内メニュー画面によれば、モデルハウスを来訪した見学者の関心が高いコンテンツ・メニューを予め聞いてから接客案内を開始することで、接客担当者が接客を通じて、的外れな会話の低減、顧客関心事(顧客ニーズ)の見極め、時間短縮、上顧客の見極めなどが容易且つ同時に実現可能である。即ち、本実施形態によれば、住宅営業に関して、必要な説明を端的に行なえる仕組みを提供することが可能である。
なお、本発明の好適な実施の形態により、特定の具体例を示して本発明を説明したが、特許請求の範囲に定義された本発明の広範な趣旨および範囲から逸脱することなく、これら具体例に様々な修正および変更を加えることができることは明らかである。すなわち、具体例の詳細および添付の図面により本発明が限定されるものと解釈してはならない。
A 案内メニューシート
B 案内メニュー画面
10 配信サーバ
20 表示端末
30 プリンタ
50 ネットワーク
100 案内メニューシステム
101 記憶部
201 取得部
202 判定部
203 表示部
204 検知部
205 算出部
206 印刷出力部

Claims (7)

  1. 住宅営業の接客に際し、接客担当者から顧客に対して提示される案内メニューシートであって、
    住宅営業に関する案内メニュー項目が複数設けられ、
    前記案内メニュー項目毎に、接客担当者が該案内メニューの説明に要する所要時間が併記され、
    前記案内メニュー項目は、顧客が説明を希望する案内メニュー項目を選択可能に整列して配置され、
    顧客により選択された複数の前記案内メニュー項目に併記された所要時間の合計時間が記入される記入欄が設けられ、
    一枚シートとして構成されること、
    を特徴とする住宅営業用の案内メニューシート。
  2. 前記案内メニュー項目は、各々の前記所要時間の位置が行又は列になるように配置されること、
    を特徴とする請求項1に記載の住宅営業用の案内メニューシート。
  3. 住宅営業の接客に際し、接客担当者から顧客に対して提示される案内メニュー画面を表示する案内メニュー表示端末であって、
    住宅営業に関する案内メニュー項目が複数設けられ、
    前記案内メニュー項目毎に、接客担当者が該案内メニューの説明に要する所要時間が併記され、
    前記案内メニュー項目は、顧客が説明を希望する案内メニュー項目を選択可能に整列して配置される案内メニュー画面を表示する表示手段と、
    顧客により選択された複数の前記案内メニュー項目を検知する検知手段と、
    前記検知手段により検知された複数の前記案内メニュー項目毎に併記された所要時間の合計時間を算出する算出手段とを有し、
    前記表示手段は、前記案内メニュー画面上に、前記算出手段により算出された合計時間を表示すること、
    を特徴とする住宅営業用の案内メニュー表示端末。
  4. 複数段階の習熟度と、習熟度毎に応じた前記案内メニュー項目毎の所要時間とが対応付けられた記憶手段と、
    接客担当者の習熟度を取得する取得手段と、
    前記記憶手段を参照し、前記取得手段により取得された前記習熟度に応じた前記案内メニュー項目毎の所要時間を判定する判定手段とを有し、
    前記表示手段は、前記案内メニュー項目毎に、前記判定手段により判定された前記案内メニュー項目毎の所要時間を併記して表示すること、
    を特徴とする請求項3に記載の住宅営業用の案内メニュー表示端末。
  5. 印刷装置に、前記案内メニュー画面を印刷媒体に印刷させる印刷出力手段と、
    を有することを特徴とする請求項3又は4に記載の住宅営業用の案内メニュー表示端末。
  6. 住宅営業の接客に際し、接客担当者から顧客に対して提示される案内メニュー画面を表示するコンピュータに、
    住宅営業に関する案内メニュー項目が複数設けられ、
    前記案内メニュー項目毎に、接客担当者が該案内メニューの説明に要する所要時間が併記され、
    前記案内メニュー項目は、顧客が説明を希望する案内メニュー項目を選択可能に整列して配置される案内メニュー画面を表示する表示手段と、
    顧客により選択された複数の前記案内メニュー項目を検知する検知手段と、
    前記検知手段により検知された複数の前記案内メニュー項目毎に併記された所要時間の合計時間を算出する算出手段として機能させ、
    前記表示手段は、前記案内メニュー画面上に、前記算出手段により算出された合計時間を表示すること、
    を特徴とする住宅営業用の案内メニュー表示プログラム。
  7. 複数段階の習熟度と、習熟度毎に応じた前記案内メニュー項目毎の所要時間とが対応付けられた記憶手段と、
    接客担当者の習熟度を取得する取得手段と、
    前記記憶手段を参照し、前記取得手段により取得された前記習熟度に応じた前記案内メニュー項目毎の所要時間を判定する判定手段として機能させ、
    前記表示手段は、前記案内メニュー項目毎に、前記判定手段により判定された前記案内メニュー項目毎の所要時間を併記して表示すること、
    を特徴とする請求項6に記載の住宅営業用の案内メニュー表示プログラム。
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