JP7007009B2 - 情報処理装置、情報処理方法、プログラム及び管理システム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、プログラム及び管理システム Download PDF

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    • G06Q50/10Services
    • G06Q50/12Hotels or restaurants

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法、プログラム及び管理システムに関する。
ホテルのルームサービスのように、宿泊施設においてユーザから受け付ける注文を管理する種々のシステムが提案されている。例えば特許文献1では、ホテルの客室に設置された利用者端末において利用者からサービスのオーダ及び時間の入力を受け付け、利用者が設定した時間内に提供されるようにオーダを時間帯毎に管理するホテルオーダ処理システム等が開示されている。
特開2004-295282号公報
しかしながら、特許文献1に係る発明はユーザから注文されたサービスを時間内に提供するよう管理するのみで、必ずしも利便性の高いものとは言えない。
一つの側面では、ユーザが施設に宿泊する場合に、当該施設から提供されるサービスを好適に提示可能な情報処理装置等を提供することを目的とする。
一つの側面に係る情報処理装置は、ユーザが宿泊する施設の部屋に設置されたユーザインターフェイスの表示部に、前記ユーザに提供可能なサービスの種類を表示する表示制御部と、前記ユーザインターフェイスを介して、前記サービスの種類の選択入力を前記ユーザから受け付ける受付部と、入力を受け付けた前記ユーザインターフェイスに対応する前記部屋に宿泊する前記ユーザに関するユーザ情報を取得する取得部と、前記ユーザ情報に基づき、選択された種類の複数の前記サービスの優先度合いを決定する決定部とを備え、前記表示制御部は、決定した優先度合いに応じて前記サービスを前記表示部に表示することを特徴とする。
一つの側面では、ユーザが施設に宿泊する場合に、当該施設から提供されるサービスを好適に提示することができる。
客室管理システムの構成例を示す模式図である。 サーバの構成例を示すブロック図である。 客室DB、質問DB、サービスDB、リクエストDB、宿泊管理DBのレコードレイアウトの一例を示す説明図である。 スピーカの構成例を示すブロック図である。 端末の構成例を示すブロック図である。 スピーカの表示画面例を示す説明図である。 スピーカの表示画面例を示す説明図である。 スピーカの表示画面例を示す説明図である。 スピーカの表示画面例を示す説明図である。 スピーカの表示画面例を示す説明図である。 スピーカの表示画面例を示す説明図である。 リクエスト一覧画面の一例を示す説明図である。 リクエスト追加時のリクエスト一覧画面を示す説明図である。 客室一覧画面の一例を示す説明図である。 分析結果画面の一例を示す説明図である。 リクエスト受付処理の手順を示すフローチャートである。 リクエスト管理処理の手順を示すフローチャートである。
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。
(実施の形態)
図1は、客室管理システムの構成例を示す模式図である。本実施の形態では、ホテル、民泊等の宿泊室において、客室に宿泊しているユーザからサービスの利用要求(以下、「リクエスト」と呼ぶ)を受け付ける客室管理システムについて説明する。客室管理システムは、情報処理装置1、スピーカ2、端末3、管理サーバ4を含む。各装置は、インターネット、LAN(Local Area Network)等のネットワークNに接続されている。
なお、本実施の形態ではホテル、民泊等の宿泊施設を一例に説明を行うが、例えば介護施設に本システムを応用し、介護施設の部屋に寝泊まりするユーザからリクエストを受け付けるようにしてもよい。すなわち、対象とする施設はユーザが宿泊する施設であればよく、旅客向けの宿泊施設に限定されない。
また、リクエストを受け付けるサービスは、ルームサービスのように宿泊施設のスタッフ(人間)を介して提供されるものだけでなく、後述する「質問」のように、スタッフを介さず、スピーカ2等を介して提供されるものも含む。以下では必要な場合に、前者(スタッフを介したサービス)のリクエストを「注文」(オーダ)と呼び、後者(スタッフを介しないサービス)のリクエストと区別する。また、サービスはアナログ、デジタルの如何を問わず、物品の提供であってもよく、電子媒体による提供であってもよい。
情報処理装置1は、種々の情報処理、情報の送受信が可能な情報処理装置であり、例えばサーバコンピュータ、パーソナルコンピュータ等である。本実施の形態では情報処理装置1がサーバコンピュータであるものとし、以下では簡潔のためサーバ1と読み替える。サーバ1は、客室に宿泊するユーザから種々のサービス(例えばアメニティやルームサービス)のリクエストを受け付け、当該リクエストの情報を管理する。
本システムでは一又は複数の宿泊施設と提携しており、宿泊施設の客室にはスピーカ2が設置されている。スピーカ2は、宿泊施設の客室に設置されたユーザインターフェイスであり、音声の入出力機能、及び画面表示機能を備えたAIスピーカである。なお、客室に設置されるユーザインターフェイスはAIスピーカに限定されず、例えばタブレット端末、パーソナルコンピュータなどであってもよい。スピーカ2はサーバ1との間で逐次通信を行い、提供可能なサービスをユーザに提示し、リクエストを受け付ける。
なお、本実施の形態では、AIスピーカを例に挙げているため、音声の入出力を例に説明するが、ユーザインターフェイスによる入出力手段は、音声の入出力手段に限らず、画面(タッチパネル)又はキーボード等から文字を入力し、文字が画面に出力される入出力手段であってもよい。例えば、このような入出力機能を備えたテレビ型の端末やテレビとAIスピーカを接続したシステム等であってもよい。また、入出力手段は、音声、画面、に限らず、例えば、脳波を利用して文字を入力する手段、ジェスチャを用いた入力手段、筋電位を用いた入力手段等であってもよい。すなわち、本発明は、デバイスの形態、入力手段には限定されない。
端末3は、宿泊施設のスタッフが使用する情報処理端末であり、例えばタブレット端末、スマートフォン、パーソナルコンピュータ等である。後述するように、端末3は、各客室のユーザから受け付けたリクエストの対応状況を一覧で示す管理画面(図7等参照)を表示し、スタッフに提示する。そして端末3は、当該管理画面を介してリクエストに対応状況を変更する入力をスタッフから受け付け、サーバ1のデータベースで管理するリクエストの対応状況を更新する。
管理サーバ4は、宿泊施設の業務を管理するためのサーバコンピュータであり、例えばPMS(Property Management System)に係るサーバコンピュータである。PMSは、宿泊施設の予約管理、精算、客室管理、顧客情報の管理などを一元的に行うシステムであり、例えば宿泊施設毎、あるいは複数の宿泊施設から成るグループ(例えばホテルチェーン)毎に導入されている。管理サーバ4は宿泊管理DB401に顧客情報を含む各種情報を記録してあり、サーバ1は、管理サーバ4からユーザの属性情報などを取得する。
なお、サーバ1及び管理サーバ4を一体のコンピュータとし、宿泊施設の業務管理も含めてサーバ1が一元的に行ってもよい。
図2は、サーバ1の構成例を示すブロック図である。サーバ1は、制御部11、主記憶部12、通信部13、及び補助記憶部14を備える。
制御部11は、一又は複数のCPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro-Processing Unit)、GPU(Graphics Processing Unit)等の演算処理装置を有し、補助記憶部14に記憶されたプログラムPを読み出して実行することにより、種々の情報処理、制御処理等を行う。主記憶部12は、SRAM(Static Random Access Memory)、DRAM(Dynamic Random Access Memory)、フラッシュメモリ等の一時記憶領域であり、制御部11が演算処理を実行するために必要なデータを一時的に記憶する。通信部13は、通信に関する処理を行うための通信モジュールであり、外部と情報の送受信を行う。
補助記憶部14は、大容量メモリ、ハードディスク等の不揮発性記憶領域であり、制御部11が処理を実行するために必要なプログラムP、その他のデータを記憶している。また、補助記憶部14は、客室DB141、質問DB142、サービスDB143、リクエストDB144を記憶している。客室DB141は、スピーカ2が設置された客室の情報を格納するデータベースである。質問DB142は、スピーカ2を介してユーザから受け付ける質問と、当該質問に対する回答とを格納するデータベースである。サービスDB143は、宿泊施設で注文(リクエスト)可能なサービスの情報を格納するデータベースである。リクエストDB144は、ユーザから受け付けたリクエストの履歴を格納するデータベースである。
なお、補助記憶部14はサーバ1に接続された外部記憶装置であってもよい。また、サーバ1は複数のコンピュータからなるマルチコンピュータであっても良く、ソフトウェアによって仮想的に構築された仮想マシンであってもよい。
また、本実施の形態においてサーバ1は上記の構成に限られず、例えば操作入力を受け付ける入力部、画像を表示する表示部等を含んでもよい。また、サーバ1は、CD(Compact Disk)-ROM、DVD(Digital Versatile Disc)-ROM等の可搬型記憶媒体1aを読み取る読取部を備え、可搬型記憶媒体1aからプログラムPを読み取って実行するようにしても良い。あるいはサーバ1は、半導体メモリ1bからプログラムPを読み込んでも良い。
図3は、客室DB141、質問DB142、サービスDB143、リクエストDB144、宿泊管理DB401のレコードレイアウトの一例を示す説明図である。
客室DB141は、施設ID列、部屋番号列、スピーカID列、状態列を含む。施設ID列は、本システムで提携する各宿泊施設を識別するための施設IDを記憶している。部屋番号列、スピーカID列、及び状態列はそれぞれ、施設IDと対応付けて、客室の部屋番号、当該客室に設置されているスピーカ2を識別するためのスピーカID、及び当該客室の状態(例えばリクエストの対応状況のほか、客室を清掃中であるか、ユーザが客室に滞在中であるかなど)を記憶している。
質問DB142は、質問列、回答列を含む。質問列は、スピーカ2を介してユーザから受け付ける質問を記憶している。回答列は、質問と対応付けて、当該質問に対する回答を記憶している。
サービスDB143は、カテゴリ列、サービス列、料金列を含む。カテゴリ列は、ユーザに提供可能なサービスのカテゴリを記憶している。サービス列、料金列はそれぞれ、カテゴリと対応付けて、当該カテゴリに含まれるサービス、及び利用料金を記憶している。なお、宿泊施設で提供するサービスは無償であってもよい。
リクエストDB144は、日時列、施設列、部屋番号、ユーザ列、リクエスト列、料金列、スタッフ列、状態列を含む。日時列は、リクエストを受け付けた日時を記憶している。日時列、施設列、部屋番号、ユーザ列、リクエスト列、料金列、スタッフ列、及び状態列はそれぞれ、日時と対応付けて、リクエストを受けた宿泊施設の施設ID、客室の部屋番号、リクエストをしたユーザの氏名、リクエストの内容(サービスの名称及び数量)、利用料金、対応したスタッフの氏名、及びリクエストの状態(対応状況)を記憶している。
宿泊管理DB401は、日付列、宿泊施設列、宿泊者列、状態列を含む。日付列は日付を記憶している。宿泊施設列、宿泊者列、及び状態列はそれぞれ、日付と対応付けて、当該日付にユーザが宿泊する宿泊施設の施設ID及び部屋番号、宿泊者であるユーザの情報(例えば代表者の氏名や属性情報、宿泊人数、チェックアウト予定日など)、及びチェックインの状態を記憶している。
図4は、スピーカ2の構成例を示すブロック図である。スピーカ2は、制御部21、主記憶部22、補助記憶部23、通信部24、音声出力部25、音声入力部26、表示部27、入力部28、撮像部29を備える。
制御部21は、CPU等の演算処理装置を有し、補助記憶部23に記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、種々の情報処理、制御処理等を行う。主記憶部22はRAM等の一時記憶領域であり、制御部21が演算処理を実行するために必要なデータを一時的に記憶する。補助記憶部23は、ROM(Read-Only Memory)等の不揮発性記憶領域であり、制御部21が処理を実行するために必要なプログラム、その他のデータを記憶している。通信部24は、通信に関する処理を行うための通信モジュールであり、外部と情報の送受信を行う。
音声出力部25は音声を出力するスピーカであり、制御部21から与えられた音声を出力する。音声入力部26は音声を集音するマイクであり、音声の入力を受け付ける。表示部27は液晶ディスプレイ等の表示画面であり、制御部21から与えられた画像を表示する。入力部28は、タッチパネル、物理的ボタン等の操作インターフェイスであり、操作入力を受け付ける。撮像部29はCMOS(Complementary MOS)センサ等の撮像素子を備えたカメラであり、画像を撮像する。
図5は、端末3の構成例を示すブロック図である。端末3は、制御部31、主記憶部32、補助記憶部33、通信部34、表示部35、入力部36を備える。
制御部31は、CPU等の演算処理装置を有し、補助記憶部33に記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、種々の情報処理、制御処理等を行う。主記憶部32はRAM等の一時記憶領域であり、制御部31が演算処理を実行するために必要なデータを一時的に記憶する。補助記憶部33は、ROM等の不揮発性記憶領域であり、制御部31が処理を実行するために必要なプログラム、その他のデータを記憶している。通信部34は、通信に関する処理を行うための通信モジュールであり、外部と情報の送受信を行う。表示部35は液晶ディスプレイ等の表示画面であり、制御部31から与えられた画像を表示する。入力部36は、タッチパネル、物理的ボタン等の操作インターフェイスであり、操作入力を受け付ける。
図6A~Fは、スピーカ2の表示画面例を示す説明図である。スピーカ2は音声の入出力のみでリクエストを受けるようにしてもよいが、本実施の形態では画面表示及び表示画面への操作も可能としてユーザをアシストし、リクエストを早く正確に行うことができるようにする。図6A~Fでは、スピーカ2の表示部27に表示する画面例を図示している。スピーカ2はサーバ1と逐次通信を行い、図6A~Fの各画面を表示してリクエストを受け付ける。図6A~Fに基づき、スピーカ2でリクエストを受け付ける際の処理内容について説明する。
例えばスピーカ2は、所定のウェイクワードの音声入力、あるいは画面へのタッチ操作などを受け付けた場合に起動し、図6Aの画面を表示する。当該画面は、スピーカ2でリクエストを受け付けるサービスの種類のリストを表示する表示画面である。本実施の形態では、サービスの一種類として「質問」(図6Aでは「FAQ」)が、その他のサービスを注文(リクエスト)するための「注文」(図6Aでは「ORDER」)が表示される。
スピーカ2は、表示画面に表示されるオブジェクトへのタッチ操作によって、利用するサービスの種類(カテゴリ)の選択入力を受け付ける。なお、スピーカ2は物理的ボタンへの操作などによって入力を受け付けてもよい。また、スピーカ2は、手動操作ではなく、音声によって入力を受け付けてもよい。以降の処理においても同様である。
「質問」が選択された場合、スピーカ2は図6Bの画面に遷移し、質問DB142に格納されている各質問、すなわちユーザに対して回答可能な各質問を一覧表示する。そしてスピーカ2は、表示画面へのタッチ操作などによって、一覧表示した複数の質問の内、回答すべき質問を選択する選択入力を受け付ける。質問の入力を受け付けた場合、スピーカ2は図6Cの画面に遷移し、質問に対する回答を表示する。
なお、スピーカ2は、質問DB142にデフォルトで設定されている質問だけでなく、任意の質問についても入力を受け付け、回答するようにしてもよい。例えばスピーカ2は、図6Bの画面表示時にユーザから任意の質問の音声入力を受け付け、入力された質問をテキストに変換して外部の検索エンジンに投入し、検索結果を回答としてスピーカ2に表示、あるいは音声で出力する。このように、スピーカ2は予め用意した質問及び回答だけでなく、その他の質問及び回答についても入出力可能であってもよい。
また、本実施の形態ではスタッフを介さずに提供するサービスとして上記の「質問」を挙げるが、質問及び回答の入出力は一例であって、これに限定されるものではない。例えばサーバ1は、ユーザからのリクエストに応じて、音楽の再生、周辺地域の観光地検索、外国人向けの歴史文化の案内などを出力してもよい。
図6Aの画面で「注文」が選択された場合、スピーカ2は図6Dの画面に遷移し、その他のサービスの種類を一覧で表示する。図6Dの画面で表示するサービスは、スタッフを介して提供するサービスであって、宿泊施設において有償又は無償で提供するサービスである。スピーカ2は、図6Dの画面でルームサービス等により提供可能なサービスの種類を表示し、何れかを選択する選択入力を受け付ける。
サービスの種類の選択入力を受け付けた場合、スピーカ2は図6Eの画面に遷移し、選択された種類のサービスを表示する。図6Eの例では、図6Dの画面で「Tea」が選択されたことにより、ルームサービスで提供可能な飲料品が表示されている。スピーカ2は、表示したサービスから何れかを注文する選択入力を受け付ける。
ここで、図6Eの画面で各サービスを表示する場合に、サーバ1は、客室に宿泊しているユーザに関するユーザ情報を取得する。ユーザ情報は、客室に宿泊しているユーザに関連する情報であって、例えばユーザの属性情報や、後述する客室内での行動履歴、あるいはユーザが過去に宿泊施設で利用したサービスの利用履歴などを含み得る。サーバ1は、取得したユーザ情報に基づき、何れのサービスを優先してユーザに提示すべきか、各サービスの優先度合いを決定する。サーバ1は、決定した優先度合いに応じて各サービスをスピーカ2に表示させる。
具体的には、サーバ1は、リクエストの入力を受け付けるスピーカ2のスピーカID(識別子)に基づき、客室DB141を参照してユーザの客室を特定する。そしてサーバ1は、当該客室に宿泊しているユーザの属性情報を出力するよう管理サーバ4に要求し、宿泊管理DB401に記憶されているユーザの属性情報をユーザ情報として取得する。属性情報は、例えばユーザの年齢、性別、国籍などであるが、ユーザの属性を表す情報であればよく、その内容は特に限定されない。
サーバ1は、取得したユーザの属性情報に基づき、各サービスの優先度合いを決定する。具体的には、サーバ1は各サービスの優先順位を決定し、優先順位が高いサービスを上から順にスピーカ2に表示させる。優先順位の決定方法は特に限定されないが、例えばサーバ1は、リクエストDB144に記憶されている各ユーザのリクエストの履歴(サービスの利用履歴)を参照して、協調フィルタリング等によりユーザと属性情報が類似する他のユーザのリクエストが多いサービスを抽出する。あるいはサーバ1は、年齢、性別等に応じた優先順位の算定方法をテーブル化しておき、当該テーブルを参照して優先順位を算出するようにしてもよい。
なお、例えばサーバ1は、優先順位を決定するのではなく、各サービスを表示するか、又は非表示とするかを決定するようにしてもよい。このように、サーバ1は各サービスの何れを優先して提示すべきかを決定可能であればよく、その具体的な決定方法や表示態様は特に限定されない。
また、サーバ1は、優先順位を決定する場合に、属性情報以外のユーザ情報を参照して優先順位を決定してもよい。例えばサーバ1は、客室内のユーザの行動履歴に基づき優先順位を決定する。行動履歴は、例えば客室でユーザが視聴したテレビ番組、インターネットで検索したワード(検索クエリ)、モーニングコールの設定時刻などであり、客室に設置されたテレビジョン受信機、パーソナルコンピュータ、電話機などの各種電子機器から取得可能な情報である。サーバ1は、ユーザの属性情報のほかに、各種電子機器から取得した情報、すなわち客室内のユーザの行動履歴を示す行動履歴情報に基づいて優先順位を決定してもよい。これにより、ユーザの嗜好をより正確に反映して優先順位を決定することができる。
また、上記の「質問」についても、ユーザ情報に基づいて優先度合いを決定し、各質問の表示順序を変更してもよい。
サーバ1は、決定した優先順位に従い、ユーザが選択した種類の各サービスをスピーカ2に表示させる。スピーカ2は、表示したサービスの内、何れかを選択する選択入力を受け付ける。さらにスピーカ2は図6Fの画面に遷移し、注文するサービスの数量の入力を受け付けてリクエストを確定させる。
サーバ1は、リクエストを受け付けた日時、部屋番号等と対応付けてリクエストの内容をリクエストDB144に記憶する。また、サーバ1は、リクエストされたサービスの利用料金をサービスDB143から読み出し、ユーザに対して請求するサービスの利用料金に加算(算出)する。サーバ1は、加算後の料金をリクエストDB144に記憶する。
図7は、リクエスト一覧画面の一例を示す説明図である。図7では、各客室のユーザから受けたリクエストを端末3が一覧表示する際の管理画面の表示例を図示している。図7に基づき、各客室の情報を端末3に表示する際の処理内容について説明する。
端末3は、スタッフからの操作入力に応じてサーバ1と通信を行い、図7のリクエスト一覧画面を表示する。例えばリクエスト一覧画面には、左側のメニューバーに、宿泊施設の各フロアの階数と、各フロアにおけるリクエスト数とが表示される。端末3は、メニューバーに表示されているフロアの指定入力を受け付け、指定されたフロアの各客室からのリクエストを画面右側に一覧表示する。
例えば端末3は、リクエスト毎に、リクエストされたサービスの名称、部屋番号、リクエストを受け付けた日時等を表示する。また、端末3は、リクエストの対応状況を示すステータス71を表示する。本実施の形態では、リクエストの対応状況は「未対応」、「対応中」、「対応済み」の3段階に分類される。「未対応」及び「対応中」のリクエストは画面上段に、「対応済み」のリクエストは画面下段に表示される。
また、端末3は、各リクエストに対応して変更ボタン72を表示する。端末3は、変更ボタン72への操作入力に応じてリクエストの対応状況(ステータス71)を変更し、「未対応」から「対応中」に、そして「対応済み」に更新していく。具体的には、変更ボタン72が一度タップされた場合、ステータス71が「未対応」から「対応中」に更新され、端末3を操作するスタッフの氏名が担当者として追加される。さらに変更ボタン72がタップされた場合、ステータス71が「対応中」から「対応済み」に更新され、リクエストは画面下段に移動する。
その他、端末3は、リクエストの修正(例えば数量の修正)、あるいはリクエストの削除などの入力を当該画面で受け付ける。
また、端末3は、追加ボタン73への操作入力に応じて、リクエストの追加入力を受け付ける。図8は、リクエスト追加時のリクエスト一覧画面を示す説明図である。追加ボタン73への操作入力を受け付けた場合、端末3はポップアップ画面を表示し、ユーザの客室の部屋番号、サービス(又はコンテンツ)の種類、サービス名、及び数量の入力を受け付ける。リクエストの各種情報が入力された場合、当該リクエストの情報がリクエストDB144に格納され、リクエスト一覧画面に追加される。これにより、例えばユーザからの電話、あるいは口頭などでリクエストを受け付ける場合も、スピーカ2で受け付けたリクエストの一覧画面と同一の画面でリクエストを追加可能となっている。
なお、例えばサーバ1は、スピーカ2に表示させた場合と同様に、図8のポップアップ画面に各サービスをプルダウンで一覧表示させる場合に、ユーザの属性情報に応じた優先順位(優先度合い)で各サービスを表示させてもよい。これにより、例えばスタッフが電話や口頭でユーザからリクエストを受ける場合に、スタッフからユーザに適切なサービスを勧めることができる。
図9は、客室一覧画面の一例を示す説明図である。図8では、各客室から受け付けたリクエストを一覧で表示する管理画面について説明した。図9では、リクエストの対応状況を含め、各客室の状態を一覧で表示する際の管理画面の表示例を図示している。
客室一覧画面では、フロア及び部屋番号に応じて各客室を一覧で表示すると共に、各客室の状態を表示する。客室の状態は、例えばリクエストに未対応であるか否か、清掃中であるか否か、客室にユーザ(宿泊客)が滞在中であるか否か、客室の清掃が完了して準備を完了したか否か、などである。なお、客室一覧画面で表示する情報は客室の状態を適切に表す情報であればよく、その内容は図9で例示する内容に限定されない。
サーバ1は客室DB141を参照して、各客室の状態を端末3に一覧表示させる。例えば端末3は、客室の状態に応じた表示色で各客室を表示すると共に、客室の状態を表す「リクエスト」、「清掃中」などのテキストを表示する。なお、図9では便宜上、色分け表示される様子をハッチングで図示している。また、未対応のリクエストがある場合、端末3は、アラートを表すアイコンを客室と対応付けて表示する。これにより、スタッフはユーザからのリクエストに迅速に対応することができる。
端末3は、客室一覧画面で何れかの客室を指定するタップ操作を受け付けた場合、不図示のポップアップ画面を表示し、客室の状態を変更(更新)する操作入力を受け付ける。客室状態の変更入力を受け付けた場合、サーバ1は客室DB141に記憶してある客室の状態を更新する。また、端末3は、客室一覧画面の左側に表示するダッシュボードにおいて、客室の状態が更新された旨を示す通知を表示する。
図10は、リクエスト分析画面の一例を示す説明図である。サーバ1は端末3からの要求に応じて、各客室のユーザから受け付けたリクエストの履歴(サービスの利用履歴)を分析し、図10のリクエスト分析画面を生成して端末3に出力する。
リクエスト分析画面は、期間指定欄101、アクセス数グラフ102、ユーザ数グラフ103、カテゴリ別グラフ104、削減額表示欄105を含む。サーバ1は、期間指定欄101で指定された期間のリクエストの履歴をリクエストDB144から参照して、サービスの利用傾向を分析する。
例えばサーバ1は、指定された期間におけるスピーカ2へのアクセス数を日付別に集計し、アクセス数グラフ102を生成する。また、サーバ1は、指定された期間にリクエストを行ったユーザ数(ユニークユーザ数)を、日付別、かつ国籍別(例えば邦人又は外国人別)に集計し、ユーザ数グラフ103を生成する。また、サーバ1は、指定された期間にリクエストされたサービスをカテゴリ(種類)別に集計し、カテゴリ別グラフ104を生成する。サーバ1は、生成した各グラフをリクエスト分析画面に表示させる。
また、サーバ1は、スピーカ2を介して受け付けたリクエストの数量に基づき、本システム(スピーカ2)の導入によって削減した費用削減額を算出してリクエスト分析画面に表示させる。費用削減額は、スピーカ2による自動応対によって削減した人件費等を見積もった金額であり、スタッフの業務減少による費用削減効果を表す金額である。
例えばサーバ1は、電話応対によってサービスを提供する場合に必要な通話平均時間と、電話応対を受け付けるスタッフの時給情報(例えば宿泊施設が所在する都道府県の平均時給)とに基づいて費用削減額を算出する。サーバ1は、電話応対の通話平均時間、及び時給情報それぞれについて費用削減額の算出に用いるパラメータを記憶してあり、当該パラメータを用いて費用削減額を算出する。サーバ1は、リクエストDB144を参照して期間指定欄101で指定された期間のリクエストの数量を集計し、集計したリクエストの数量に通話平均時間及び時給を乗算して費用削減額を算出する。
なお、例えばサーバ1は、サービスの種類別に異なる通話平均時間(例えばアメニティの注文を受け付ける際の通話平均時間、ルームサービスの注文を受け付ける際の通話平均時間など)を記憶しておき、各種類の通話平均時間を、対応する種類のリクエスト数に乗算して費用削減額を算出してもよい。また、例えばサーバ1は、スタッフ別に異なる時給額を記憶しておき、リクエストの対応を担当したスタッフの時給に応じて費用削減額を算出してもよい。このように、費用削減額の具体的な算出方法は特に限定されない。
サーバ1は、算出した費用削減額を削減額表示欄105に表示させる。これにより、スピーカ2の導入によって得た費用削減効果を宿泊施設側に提示することができる。
以上より、本実施の形態によれば、ユーザの属性情報に基づいて各サービスの優先度合いを定めてスピーカ2に表示し、リクエストを受け付ける。また、端末3の表示画面において、各客室から受け付けたリクエストを管理する。これにより、ユーザは早く正確にリクエストを行うことができ、宿泊施設はリクエストに正確に対応することができる。
図11は、リクエスト受付処理の手順を示すフローチャートである。図11に基づき、ユーザからリクエストを受け付ける際の処理内容について説明する。
例えばサーバ1の制御部11は、ユーザからウェイクワードを受け付けるなどしてスピーカ2を起動した場合に、以下の処理を実行する。制御部11は、起動したスピーカ2の識別子に基づき、スピーカ2が設置されている客室に宿泊しているユーザの属性情報を宿泊管理DB401から取得する(ステップS11)。なお、制御部11は属性情報だけでなく、客室内のユーザの行動履歴情報も併せて取得し、サービスの優先度合いの決定に用いてもよい。
また、制御部11は、ユーザに提供可能なサービスの種類を示すリストをスピーカ2に表示させる(ステップS12)。制御部11はスピーカ2を介して、サービスの種類を選択する選択入力を受け付ける(ステップS13)。なお、上述の如く、スピーカ2における入力は、表示画面(リスト)への操作入力、及び音声入力の双方で可能とすると好適である。
制御部11は、ステップS13において「質問」が選択されたか否かを判定する(ステップS14)。「質問」が選択されたと判定した場合(S13:YES)、制御部11は質問DB142を参照して、回答可能な質問の一覧をスピーカ2に表示させる(ステップS15)。制御部11は、スピーカ2を介して質問の入力を受け付ける(ステップS16)。制御部11は、入力された質問に対応する回答をスピーカ2に表示させ(ステップS17)、一連の処理を終了する。
「質問」が選択されていないと判定した場合(S14:NO)、制御部11は、「注文」が選択されたか否かを判定する(ステップS18)。「注文」が選択されていないと判定した場合(S18:NO)、制御部11は処理をステップS13に戻す。
「注文」が選択されたと判定した場合(S18:YES)、制御部11は、スタッフを介して提供するサービスの種類を表示させて選択入力を受け付け、選択した種類の各サービスをスピーカ2に表示させる(ステップS19)。この場合に制御部11は、ステップS11で取得したユーザの属性情報(及び行動履歴情報)に基づいて各サービスの優先度合いを決定し、当該優先度合いに応じて各サービスを表示させる。例えば制御部11は、各サービスの優先順位を決定し、決定した優先順位に従ってサービスの表示順序を決定する。制御部11はスピーカ2を介して、表示されたサービスのリクエスト(利用要求)を受け付ける(ステップS20)。制御部11は、リクエストを受け付けた日時、客室の部屋番号などと対応付けてリクエストの内容をリクエストDB144に記憶すると共に、リクエストされたサービスの利用料金をユーザに対して請求する料金に加算(算出)し、加算後の料金をリクエストDB144に記憶する(ステップS21)。制御部11は一連の処理を終了する。
図12は、リクエスト管理処理の手順を示すフローチャートである。図12に基づき、端末3にリクエストの情報を表示する際の処理内容について説明する。
サーバ1の制御部11は、端末3における操作入力に応じて、リクエスト一覧画面(管理画面)を表示するか否かを判定する(ステップS31)。リクエスト一覧画面を表示すると判定した場合(S31:YES)、制御部11は、フロアの選択入力を受け付ける(ステップS32)。制御部11はリクエストDB144を参照して、選択されたフロアの各客室から受け付けたリクエストの対応状況を一覧で示すリクエスト一覧画面を端末3に表示させる(ステップS33)。制御部11は、端末3を介して、各リクエストの対応状況を変更する操作入力を受け付け、リクエストDB144に記憶してあるリクエストの対応状況(状態)を更新する(ステップS34)。制御部11は一連の処理を終了する。
リクエスト一覧画面を表示しないと判定した場合(S31:NO)、制御部11は、客室一覧画面(管理画面)を表示するか否かを判定する(ステップS35)。客室一覧画面を表示すると判定した場合(S35:YES)、制御部11は端末3に、宿泊施設における各客室の状態を一覧で示す客室一覧画面を表示させる(ステップS36)。ステップS36で表示する客室の状態は、リクエストの対応状況のほか、客室を清掃中であるか、客室にユーザが滞在中であるか、などの情報を含む。制御部11は、各客室の状態を一覧で表示させると共に、リクエストに未対応の客室である場合、当該客室に対応付けてアラートのアイコンを表示させる。制御部11は、客室の状態を変更する操作入力を受け付け、客室DB141に記憶してある客室の状態を更新する(ステップS37)。制御部11は一連の処理を終了する。
客室一覧画面を表示しないと判定した場合(S35:NO)、制御部11は、リクエスト分析画面を表示するか否かを判定する(ステップS38)。リクエスト分析画面を表示しないと判定した場合(S38:NO)、制御部11は処理をステップS31に戻す。
リクエスト分析画面を表示すると判定した場合(S38:YES)、制御部11は、リクエストDB144に記憶されているリクエストの履歴(サービスの利用履歴)に基づき、サービスの利用傾向を分析する(ステップS39)。例えば制御部11は、スピーカ2へのアクセス数、リクエストを行ったユーザの人数、カテゴリ別のリクエスト数などを集計する。
また、制御部11は、スピーカ2を介してリクエストされたサービスの数量に基づき、スピーカ2(ユーザインターフェイス)の導入による費用削減額を算出する(ステップS40)。例えば制御部11は、電話応対によってサービスを提供する場合に要する通話平均時間と、電話に応対するスタッフの時給情報とをリクエストの数量に乗算して費用削減額を算出する。制御部11は、ステップS39の分析結果、及びステップS40で算出した費用削減額を端末3に表示させる(ステップS41)。制御部11は一連の処理を終了する。
以上より、本実施の形態によれば、ユーザの属性情報に応じた優先度合いで各サービスが表示され、ユーザは好適にリクエストを行うことができる。
また、本実施の形態によれば、画面表示機能及び音声の入出力機能を備えたユーザインターフェイス(スピーカ2)を用いて、表示画面(オブジェクト)への操作入力、及び音声入力の双方でリクエストを可能とすることで、ユーザはより早く正確にリクエストを行うことができる。
また、本実施の形態によれば、リクエスト一覧画面でスタッフにリクエストの対応完了(提供完了)の可否を提示し、当該画面で対応完了の可否を更新可能とすることで、スタッフの業務を効率化することができる。
また、本実施の形態によれば、スピーカ2の導入による費用削減効果を宿泊施設側に提示することができる。
また、本実施の形態によれば、スピーカ2へのアクセス数、スピーカ2を利用してリクエストをしたユーザ数、カテゴリ別のリクエスト数など、スピーカ2の利用状況(利用傾向)を宿泊施設側に提示することができる。
また、本実施の形態によれば、客室内のユーザの行動履歴も参照することで、サービスの優先度合いをより適切に決定することができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した意味ではなく、請求の範囲によって示され、請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 サーバ(情報処理装置)
P プログラム
141 客室DB
142 質問DB
143 サービスDB
144 リクエストDB
2 スピーカ
3 端末
4 管理サーバ
401 宿泊管理DB

Claims (11)

  1. ーザインターフェイスの表示部に、宿泊施設に宿泊するユーザに対し提供可能なサービスの種類を表示する表示制御部と、
    前記ユーザインターフェイスを介して、前記サービスの種類の選択入力を前記ユーザから受け付ける受付部と、
    電話応対によって前記サービスを提供する場合に要する通話平均時間と、前記宿泊施設のスタッフの時給情報とを記憶する記憶部と、
    提供が完了した前記サービスに関する情報と、前記通話平均時間及び時給情報とに基づき、前記ユーザインターフェイスの導入による費用削減額を算出する算出部と
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記ユーザインターフェイスは、前記表示部と、該表示部が表示したオブジェクトへの操作入力を受け付ける入力部と、音声の入出力を行う音声入力部及び音声出力部とを備え、
    前記受付部は、前記入力部における操作入力、及び前記音声入力部における音声入力の何れかで入力を受け付ける
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 入力を受け付けた前記ユーザインターフェイスに対応する前記ユーザに関するユーザ情報を取得する取得部と、
    前記ユーザ情報に基づき、選択された種類の複数の前記サービスの優先度合いを決定する決定部とを備え、
    前記表示制御部は、決定した優先度合いに応じて前記サービスを前記表示部に表示し、
    前記取得部は、前記ユーザ情報として、前記ユーザの属性情報を取得し、
    前記決定部は、前記属性情報に基づいて前記サービスの優先度合いを決定する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記取得部は、前記ユーザ情報として、前記宿泊施設の部屋での前記ユーザの行動履歴を示す行動履歴情報を取得し、
    前記決定部は、前記行動履歴情報に基づいて前記サービスの優先度合いを決定する
    ことを特徴とする請求項に記載の情報処理装置。
  5. 前記受付部は、前記ユーザから前記サービスの利用要求を受け付ける
    ことを特徴とする請求項1~4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記記憶部は、前記宿泊施設の部屋と関連付けて、前記ユーザが要求した前記サービスと、該サービスの提供に伴う対応状況とを記憶しており
    前記部屋に対応して前記対応状況を一覧で表示する管理画面を、前記宿泊施設のスタッフの端末装置に出力する出力部と、
    前記管理画面を介して、前記対応状況を変更する入力を受け付けて前記対応状況を更新する更新部と
    を備えることを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 記ユーザが利用した前記サービスの利用履歴に基づき、前記サービスの利用傾向を分析する分析部を備える
    ことを特徴とする請求項5又は6に記載の情報処理装置。
  8. 各前記サービスの利用料金を記憶する第2記憶部と、
    前記ユーザが利用した前記サービスの利用履歴に基づき、前記ユーザに請求する利用料金を算出する第2算出部と
    を備えることを特徴とする請求項5~のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  9. ーザインターフェイスの表示部に、宿泊施設に宿泊するユーザに対し提供可能なサービスの種類を表示し、
    前記ユーザインターフェイスを介して、前記サービスの種類の選択入力を前記ユーザから受け付け、
    電話応対によって前記サービスを提供する場合に要する通話平均時間と、前記宿泊施設のスタッフの時給情報とを記憶部に記憶し、
    提供が完了した前記サービスに関する情報と、前記通話平均時間及び時給情報とに基づき、前記ユーザインターフェイスの導入による費用削減額を算出する
    処理をコンピュータが実行することを特徴とする情報処理方法。
  10. ーザインターフェイスの表示部に、宿泊施設に宿泊するユーザに対し提供可能なサービスの種類を表示し、
    前記ユーザインターフェイスを介して、前記サービスの種類の選択入力を前記ユーザから受け付け、
    電話応対によって前記サービスを提供する場合に要する通話平均時間と、前記宿泊施設のスタッフの時給情報とを記憶部に記憶し、
    提供が完了した前記サービスに関する情報と、前記通話平均時間及び時給情報とに基づき、前記ユーザインターフェイスの導入による費用削減額を算出する
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  11. 宿泊施設に宿泊するユーザが使用するユーザインターフェイスと、前記宿泊施設のスタッフが使用する端末装置と、前記ユーザインターフェイス及び端末装置に通信接続された情報処理装置とを有する管理システムであって、
    前記情報処理装置は、
    前記ユーザインターフェイスの表示部に、前記ユーザに対し提供可能なサービスの種類を表示する表示制御部と、
    前記ユーザインターフェイスを介して、利用を希望する前記サービスの種類の選択入力をユーザから受け付ける受付部と
    電話応対によって前記サービスを提供する場合に要する通話平均時間と、前記宿泊施設のスタッフの時給情報とを記憶する記憶部と、
    提供が完了した前記サービスに関する情報と、前記通話平均時間及び時給情報とに基づき、前記ユーザインターフェイスの導入による費用削減額を算出する算出部と
    を備えることを特徴とする管理システム。
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