JP2018156339A - 情報表示システム、情報表示装置、制御方法、およびプログラム - Google Patents

情報表示システム、情報表示装置、制御方法、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】表示情報に対してユーザが指定した指定部分を、その表示情報が再表示されたときに、その表示情報から容易に把握できるようにすること。【解決手段】情報表示システムは、所定の表示面に情報を表示する表示部を備える。また、情報表示システムは、指示体による前記表示面に対する指示位置を検知する指示位置検知部を備える。また、情報表示システムは、前記検知された指示位置を前記表示面に表示された表示情報に対応付けて記憶する記憶部を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、情報表示システム、情報表示装置、制御方法、およびプログラムに関する。
従来、所定の表示面(例えば、スクリーン、ホワイトボード、ディスプレイ等)に、映像(例えば、プレゼンテーション資料の映像)を表示させるとともに、指示体(例えば、レーザポインタ、ペン、指等)によってその表示面に対する指示位置を特定することができるようになされた、いわゆる電子黒板装置が知られている。
例えば、下記特許文献1には、ノートパソコンから入力された映像をプロジェクタによってスクリーンに投影するように構成された遠隔講義システムにおいて、レーザポインタから赤外光レーザビームおよび可視光レーザビームを同時に出射するように構成し、スクリーン上に投影された赤外光レーザビームのポインタマークを、ポインタキャプチャカメラで撮影することによって、そのポインタマークの位置を検出し、その位置の座標データを映像と同期を採って保管するようにした技術が開示されている。
しかしながら、従来の電子黒板装置では、表示情報に対してユーザ(講師、解説者等)が指定した指定部分を、その表示情報が再表示されたときに、その映像から容易に把握することができなかった。
本発明は、上述した従来技術の課題を解決するため、表示情報に対してユーザが指定した指定部分を、その表示情報が再表示されたときに、その表示情報から容易に把握できるようにすることを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明の情報表示システムは、所定の表示面に情報を表示する表示部と、指示体による前記表示面に対する指示位置を検知する指示位置検知部と、前記検知された指示位置を前記表示面に表示された表示情報に対応付けて記憶する記憶部とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、表示情報に対してユーザが指定した指定部分を、その表示情報が再表示されたときに、その表示情報から容易に把握することができる。
本発明の一実施形態に係る情報表示システムの機能構成を示す図である。 本発明の一実施形態に係る電子黒板装置および情報処理装置の具体的な機能構成を示す図である。 本発明の一実施形態に係る情報表示システムによる処理手順を示すシーケンス図である。 本発明の一実施形態に係る情報表示システムによる表示情報の分割方法の一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る情報表示システムによる指示位置の検出方法の一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る情報表示システムによる指定部分の特定方法の一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る情報表示システムによる指定部分の表示形態の変更方法の一例を示す図である。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態について説明する。
(情報表示システム10のシステム構成)
図1は、本発明の一実施形態に係る情報表示システム10の機能構成を示す図である。図1に示すように、本実施形態の情報表示システム10は、電子黒板装置100、情報処理装置110、およびレーザポインタ120を備えて構成されている。
電子黒板装置100は、本発明の「情報表示装置」の一例である。電子黒板装置100は、映像を表示面に表示したり、表示面に対する入力を認識したりする装置である。図1に示すように、電子黒板装置100は、制御部101、表示部102、赤外光カメラ103、記憶部104、および通信部105を備えている。制御部101は、電子黒板装置100の全体を制御する。表示部102は、表示面に対して、情報処理装置110から入力された映像を表示する。表示部102としては、例えば、液晶パネル又はプラズマパネルなどのフラットパネルや、プロジェクタにより投影されるスクリーンやホワイトボード等が用いられる。赤外光カメラ103は、表示面を撮像方向として設置されており、表示面に照射された赤外レーザ光を認識する。本実施形態では、電子黒板装置100には2つの赤外光カメラ103が設けられており、これにより、電子黒板装置100は、三角測量法を用いて、表示面における赤外レーザ光の照射位置を検知することができる。記憶部104は、各種データを記憶する。通信部105は、情報処理装置110との無線または有線による通信を行うことにより、情報処理装置110との間で各種データを送受信する。
情報処理装置110は、電子黒板装置100に表示させる情報を送信する装置である。図1に示すように、情報処理装置110は、制御部111、ディスプレイ112、ユーザ入力部113、通信部114、および記憶部115を備えている。制御部111は、情報処理装置110の全体を制御する。ディスプレイ112は、各種映像を表示する。ユーザ入力部113は、ユーザからの各種操作入力を受け付ける。ユーザ入力部113としては、例えば、タッチパネル、マウス、キーボード、操作パネル、リモコン等が用いられる。通信部114は、電子黒板装置100との無線または有線による通信を行うことにより、電子黒板装置100との間で各種データを送受信する。記憶部115は、各種データを記憶する。図1に示す例では、記憶部115には、表示対象とする映像の一例として、表示資料12が記憶されている。このように構成された情報処理装置110は、例えば、ユーザ入力部113が、表示資料12の再生指示を受け付けると、これに応じて、制御部111が、その表示資料12を記憶部115から読み出して再生する。そして、制御部111が、表示資料12の再生映像を、ディスプレイ112に表示させるとともに、通信部114を介して、電子黒板装置100へ入力する。情報処理装置110としては、例えば、パーソナルコンピュータ、タブレット端末、スマートフォン、デジタルカメラ、ビデオカメラ、DVDプレーヤ等を用いることができる。また、情報処理装置110は、別の情報処理装置だけでなく、電子黒板装置100に装着される情報処理装置も含まれる。
レーザポインタ120は、ユーザが所持および操作する装置であり、画像の表示面における任意の位置を、当該レーザポインタ120から出射されたレーザ光によって指し示すための装置である。図1に示すように、レーザポインタ120は、制御部121、操作ボタン122、赤外光出力部123、および可視光出力部124を備えている。制御部121は、レーザポインタ120の全体を制御する。操作ボタン122は、赤外光出力部123および可視光出力部124からの、レーザ光の出射のON/OFFを切り替える。赤外光出力部123は、赤外レーザ光を出射する。可視光出力部124は、可視レーザ光を出射する。赤外光出力部123および可視光出力部124としては、例えば、半導体レーザ装置が用いられる。なお、赤外レーザ光および可視レーザ光は、互いに略同一の位置を指し示すことができるように、互いに並行に出射される(図5参照)。赤外レーザ光は、赤外光カメラ103によって照射位置を検出するために照射されるものである。一方、可視レーザ光は、ユーザが照射位置を視認するために照射されるものである。
このように構成された情報表示システム10は、2台の赤外光カメラ103によって、表示面上におけるレーザポインタ120による指示位置を検出し、その指示位置に基づいて、その表示面に表示された表示情報における指定部分を特定し、当該指定部分の表示形態を変更することができるように構成されている。以下、この点について、具体的に説明する。
(電子黒板装置100および情報処理装置110の具体的な機能構成)
図2は、本発明の一実施形態に係る電子黒板装置100および情報処理装置110の具体的な機能構成を示す図である。
(電子黒板装置100の機能構成)
図2に示すように、電子黒板装置100の制御部101は、映像受信部201、映像表示制御部202、指示位置検知部203、指示位置記憶制御部204、および指示位置送信部205を備えている。
映像受信部201は、情報処理装置110から送信された表示情報(情報処理装置110によって再生された映像の表示情報)を、通信部105を介して受信する。
映像表示制御部202は、映像受信部201によって受信された表示情報を、表示部102から、所定の表示面に表示させる。
指示位置検知部203は、表示情報が表示された所定の表示面に対する、レーザポインタ120による指示位置を検知する。具体的には、指示位置検知部203は、2台の赤外光カメラ103のうちの、一方の赤外光カメラ103によって撮像された撮像画像における赤外レーザ光の検出位置と、他方の赤外光カメラ103によって撮像された撮像画像における赤外レーザ光の検出位置とに基づいて、三角測量法を用いることにより、表示面上における実際の赤外レーザ光の照射位置を、レーザポインタ120による指示位置として検知することができる。
指示位置記憶制御部204は、指示位置検知部203によって検知された指示位置を示す指示位置情報を、現在表示されている表示情報と対応付けて、記憶部104に記憶させる。
指示位置送信部205は、記憶部104に記憶されている指示位置情報を、通信部105を介して情報処理装置110へ送信する。なお、本実施形態では、表示情報が切り替わったタイミングで、その表示情報に関する指示位置情報を情報処理装置110へ送信するようにしているが、指示位置情報の送信タイミングおよび送信単位はこれに限らない。
(情報処理装置110の機能構成)
一方、情報処理装置110の制御部111は、再生部211、映像送信部212、分割部213、指示位置受信部214、指定部分特定部215、表示形態変更部216、および、保存部217を備えている。
再生部211は、記憶部115に記憶されている映像(例えば、表示資料12)を再生する。
映像送信部212は、再生部211によって再生された映像の表示情報を、通信部114を介して電子黒板装置100へ送信する。
分割部213は、再生部211によって再生された映像の表示情報を、複数の領域に分割する。例えば、表示情報に対して複数のオブジェクト(例えば、図形、テキストボックス等)が予め定義されている場合、分割部213は、その表示情報を、オブジェクト単位で複数の領域に分割する。
指示位置受信部214は、電子黒板装置100から送信された指示位置情報を、通信部114を介して受信する。
指定部分特定部215は、指示位置受信部214によって受信された指示位置情報に示されている指示位置に基づいて、再生部211によって再生された映像の表示情報における指定部分を特定する。特に、指定部分特定部215は、表示情報における指定部分を、分割部213によって分割された領域単位で特定する。具体的には、指定部分特定部215は、表示情報に含まれる複数の領域のうち、レーザポインタ120による指示頻度が所定の閾値以上の領域を、指定部分として特定する。なお、所定の閾値は、ユーザが任意に変更可能である。
ここで、指定部分特定部215は、例えば、レーザポインタ120による指示回数が多いほど、レーザポインタ120による指示頻度を高めるようにしてもよい。また、指定部分特定部215は、レーザポインタ120による指示時間が長いほど、レーザポインタ120による指示頻度を高めるようにしてもよい。また、指定部分特定部215は、レーザポインタ120による指示距離が長いほど、レーザポインタ120による指示頻度を高めるようにしてもよい。
表示形態変更部216は、再生部211によって再生された映像の表示情報に対し、指定部分特定部215によって特定された指定部分の表示形態を、所定の表示形態に変更する。ここで、指定部分特定部215は、指定部分を容易に識別できるように、指定部分の表示形態を変更することが好ましい。指定部分に適用する表示形態としては、例えば、背景色を変更する、文字色を変更する、点滅表示させる、文字の太さを変更する、文字サイズを変更する、下線,ハッチング,枠等を付与する、等が挙げられる。ここで、色の変更を伴う場合は、別の領域で使用されている色と同系色の色を使用しないようにしてもよい。なお、所定の表示形態は、ユーザが任意に変更可能である。
保存部217は、指定部分特定部215によって特定された指定部分を、再生部211によって再生された映像の表示情報と対応付けて保存する。例えば、保存部217は、表示形態変更部216によって指定部分の表示形態が変更された表示情報を含む映像を、当該表示形態の変更前の映像とは別ファイルとして保存する。これに限らず、例えば、保存部217は、指定部分特定部215によって特定された指定部分を示す座標データ等を、映像ファイルと対応付けて保存するようにしてもよい。
なお、図2に示した電子黒板装置100の制御部101および情報処理装置110の制御部111の各機能は、電子黒板装置100または情報処理装置110において、例えば、CPU(コンピュータ)がプログラムを実行することにより実現される。このプログラムは、予め電子黒板装置100または情報処理装置110に導入された状態で提供されてもよく、外部から提供されて電子黒板装置100または情報処理装置110に導入されるようにしてもよい。後者の場合、このプログラムは、外部記憶媒体(例えば、USBメモリ、メモリカード、CD−ROM等)によって提供されてもよく、ネットワーク(例えば、インターネット等)上のサーバからダウンロードすることによって提供されるようにしてもよい。
(情報表示システム10による処理手順)
図3は、本発明の一実施形態に係る情報表示システム10による処理手順を示すシーケンス図である。ここでは、記憶部115に記憶されている表示資料12を、表示対象の映像として表示する例について説明する。
まず、情報処理装置110において、再生部211が、記憶部115に記憶されている表示資料12を再生する(ステップS301)。次に、分割部213が、ステップS301で再生された表示資料12の表示情報を、複数の領域に分割する(ステップS302)。ここでは、分割部213は、表示資料12に含まれる全ての表示情報を分割してもよく、表示資料12に含まれる現在の表示情報のみを分割してもよい。次に、映像送信部212が、ステップS301で再生された映像の表示情報(現在の表示情報)を、通信部114を介して電子黒板装置100へ送信する(ステップS303)。
電子黒板装置100において、映像受信部201が、情報処理装置110から送信された表示情報を受信すると(ステップS304)、映像表示制御部202が、ステップS304で受信された表示情報を、表示部102から所定の表示面に表示させる(ステップS305)。その後、赤外光カメラ103が、表示面におけるレーザポインタ120からの照射光を検出すると(ステップS306)、指示位置検知部203が、所定の表示面に対する、レーザポインタ120による指示位置を検知する(ステップS307)。そして、指示位置記憶制御部204が、ステップS307で検知された指示位置を示す指示位置情報を、現在表示されている表示情報と対応付けて、記憶部104に記憶させる。
その後、指示位置送信部205が、表示情報が切り替えられたか否かを判断する(ステップS309)。ステップS309において、表示情報が切り替えられていないと判断された場合(ステップS309:No)、電子黒板装置100は、ステップS306以降の処理を再度実行する。一方、ステップS309において、表示情報が切り替えられたと判断された場合(ステップS309:Yes)、指示位置送信部205が、記憶部104に記憶されている指示位置情報を、情報処理装置110へ送信する(ステップS310)。
情報処理装置110において、指示位置受信部214が、電子黒板装置100から送信された指示位置情報を受信すると(ステップS311)、指定部分特定部215が、ステップS311で受信された指示位置情報に示されている指示位置に基づいて、直前に表示されていた表示情報における指定部分を特定する(ステップS312)。そして、指定部分特定部215は、ステップS312で特定された指定部分を示す情報を、直前に表示されていた表示情報と対応付けて、情報処理装置110が備えるメモリ等に一時的に記憶させておく(ステップS313)。
その後、制御部111が、表示資料12の表示が終了したか否かを判断する(ステップS314)。ステップS314において、表示資料12の表示が終了していないと判断された場合(ステップS314:No)、情報表示システム10は、ステップS303の以降の処理を再度実行する。一方、ステップS314において、表示資料12の表示が終了したと判断された場合(ステップS314:Yes)、表示形態変更部216が、ステップS313でメモリ等に一時的に記憶された情報に基づいて、表示資料12に含まれる表示情報毎に、その表示情報の指定部分を特定し、特定された指定部分の表示形態を所定の表示形態に変更する(ステップS315)。その後、保存部217が、ステップS315で指定部分の表示形態が変更された表示情報を含む映像を、当該表示形態の変更前の映像とは別ファイルとして保存する(ステップS316)。そして、情報表示システム10は、図3に示す一連の処理を終了する。
(表示情報の分割方法一例)
図4は、本発明の一実施形態に係る情報表示システム10による表示情報の分割方法の一例を示す図である。図4(a)に示す表示情報400は、表示資料12に含まれる表示情報の一例である。図4(b)は、この表示情報400が、情報処理装置110の分割部213によって分割された例を示している。
例えば、分割部213は、所定のルールにしたがって、表示情報400を分割する。例えば、図4(b)に示す例では、分割部213によって、表示情報400が、その表示情報400に予め定義されているオブジェクト単位で、10個の領域401〜410に分割されている。例えば、領域402〜404は、楕円形状を有する図形のオブジェクトである。また、領域405〜407は、矢印形状を有する図形のオブジェクトである。また、領域401,408〜410は、テキストボックスのオブジェクトである。なお、分割部213は、オブジェクト単位に限らず、例えば、図形単位、文字列単位等、その他の単位で表示情報を分割するようにしてもよい。これにより、オブジェクトが定義されていない表示情報であっても、複数の領域に分割することが可能となる。
(指示位置の検出方法の一例)
図5は、本発明の一実施形態に係る情報表示システム10による指示位置の検出方法の一例を示す図である。図5では、所定の表示面に対し、図4に示した表示情報400が表示されており、且つ、レーザポインタ120によってレーザ光が照射された例を示している。
図5に示すように、レーザポインタ120からは、赤外レーザ光と可視レーザ光とが、互いに並行に出射される。これにより、赤外レーザ光および可視レーザ光は、表示面上における略同一の位置に照射される。ユーザは、表示面上に照射された可視レーザ光を視認することはできるが、赤外レーザ光を視認することはできない。
表示面上に照射された赤外レーザ光は、2台の赤外光カメラ103によって検出される。2台の赤外光カメラ103は、それぞれ、所定の位置に、所定の撮像方向を向いて配置されている。このため、電子黒板装置100の指示位置検知部203は、一方の赤外光カメラ103による赤外レーザ光の検出位置と、他方の赤外光カメラ103による赤外レーザ光の検出位置とに基づいて、三角測量法を用いることにより、表示面上における実際の赤外レーザ光の照射位置を検知することができる。
(指定部分の特定方法の一例)
図6は、本発明の一実施形態に係る情報表示システム10による指定部分の特定方法の一例を示す図である。
図6(a)は、表示面上における、レーザポインタ120による指示位置の軌跡の一例を示している。図6(a)に示す例では、軌跡601と、軌跡602とが示されている。電子黒板装置100において、これらの軌跡601,602は、レーザポインタ120による複数且つ連続的な照射位置の集合と認識される。すなわち、軌跡601,602上の各照射位置は、2台の赤外光カメラ103によって、所定の検出間隔(例えば、0.5秒間隔)で、順次検出される。そして、検出された照射位置毎に、指示位置検知部203によって、表示面上における実際の赤外レーザ光の照射位置が検知され、指示位置記憶制御部204によって、検知された指示位置を示す指示位置情報が、記憶部104に記憶されることとなる。
図6(b)は、図6(a)に示した軌跡601,602と、図4(b)に示した表示情報400の領域401〜410との位置関係を示す図である。図6(b)に示すように、軌跡601は、その一部が、領域402内に描かれている。一方、軌跡602は、その一部が、領域410内に描かれている。
ここで、軌跡601における領域402内に描かれている部分の長さは、比較的長い。すなわち、レーザポインタ120による領域402に対する指示頻度は、比較的高いといえる。一方、軌跡602における領域410内に描かれている部分の長さは、比較的短い。すなわち、レーザポインタ120による領域410に対する指示頻度は、比較的低いといえる。ここで、領域402に対する指示頻度が、所定の閾値を超えていると仮定する。また、領域410に対する指示頻度が、所定の閾値を超えていないと仮定する。この場合、情報処理装置110の指定部分特定部215は、領域402を指定部分であると特定し、領域410を指定部分ではないと特定する。
(指定部分の表示形態の変更方法の一例)
図7は、本発明の一実施形態に係る情報表示システム10による指定部分の表示形態の変更方法の一例を示す図である。図6で説明したように、指定部分特定部215によって、表示情報400の領域402が、指定部分であると特定された場合、表示形態変更部216は、表示情報400に対し、指定部分であると特定された領域402に含まれるオブジェクトの表示形態を、所定の表示形態に変更する。例えば、図7に示す例では、表示形態変更部216により、表示情報400の領域402に含まれるオブジェクト(楕円形状を有する「XXX」と示されたオブジェクト)にハッチングが付与されている。これにより、ユーザは、この表示情報400において、このオブジェクトが指定部分であると容易に把握することができる。
以上説明したように、本発明の一実施形態によれば、表示面に対するレーザポインタ120の指示位置に基づいて、表示面に表示された表示情報における指定部分を特定し、当該指定部分の表示形態を、所定の表示形態に変更することができる。このため、本発明の一実施形態によれば、表示情報に対してユーザが指定した指定部分を、その表示情報が再表示されたときに、その表示情報から容易に把握することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形又は変更が可能である。
例えば、上記実施形態では、電子黒板装置100の外部に、情報処理装置110が設けられているが、情報処理装置110は、電子黒板装置100の内部に設けられていてもよい。すなわち、情報処理装置110の一部または全ての機能は、電子黒板装置100に設けられていてもよい。
また、上記実施形態では、本発明を、表示部102によって表示情報を表示する電子黒板装置100に適用した例を説明したが、本発明は、これ以外の表示装置(例えば、ディスプレイ等)によって表示情報を表示する電子黒板装置に適用することも可能である。
また、上記実施形態では、2台の赤外光カメラ103によって指示位置を検出するようにしているが、3台以上の赤外光カメラ103によって指示位置を検出するようにしてもよい。また、赤外光カメラ103の代わりに、可視光カメラを用いるようにしてもよい。この場合、レーザポインタ120は、可視レーザ光のみを出射するように構成してもよい。
また、上記実施形態では、本発明の「指示体」の一例として、レーザポインタ120を用いているが、これ以外の指示体(例えば、ペン、指等)を用いてもよい。この場合、指示位置の検知方法として、例えばタッチパネルのように、指示体の接触を検知する方法を用いてもよい。
また、上記実施形態では、表示情報における指定部分の表示形態を変更して、当該変更後の映像ファイルを別ファイルとして保存するようにしているが、これに限らない。例えば、映像ファイルに変更を加えずに、表示情報における指定部分を示す情報を、映像ファイルに対応付けて保存するようにしてもよい。そして、映像ファイルの表示情報を再表示するときに、その表示先の装置において、上記指定部分を示す情報に基づいて、その表示情報における指定部分を特定し、その指定部分の表示形態を変更するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、表示情報を複数の領域に分割し、領域単位で指定部分を特定するようにしているが、これに限らない。例えば、表示情報を複数の領域に分割せずに、レーザポインタ120による指示頻度が高い領域を、指定部分として特定するようにしてもよい。
10 情報表示システム
100 電子黒板装置
101 制御部
102 表示部
103 赤外光カメラ
104 記憶部
105 通信部
110 情報処理装置
111 制御部
112 ディスプレイ
113 ユーザ入力部
114 通信部
115 記憶部
120 レーザポインタ(指示体)
201 映像受信部
202 映像表示制御部
203 指示位置検知部
204 指示位置記憶制御部
205 指示位置送信部
211 再生部
212 映像送信部
213 分割部
214 指示位置受信部
215 指定部分特定部
216 表示形態変更部
217 保存部
特開2005−234368号公報

Claims (12)

  1. 所定の表示面に情報を表示する表示部と、
    指示体による前記表示面に対する指示位置を検知する指示位置検知部と、
    前記検知された指示位置を前記表示面に表示された表示情報に対応付けて記憶する記憶部と
    を備えることを特徴とする情報表示システム。
  2. 前記表示情報を複数の領域に分割する分割部をさらに備え、
    前記記憶部は、前記検知された指示位置を前記複数の領域に対応付けて記憶する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報表示システム。
  3. 前記指示位置検知部によって検知された前記指示位置に基づいて、前記表示情報における指定部分を特定する指定部分特定部
    をさらに備えることを特徴とする請求項2に記載の情報表示システム。
  4. 前記指定部分特定部によって特定された前記指定部分の表示形態を、所定の表示形態に変更する表示形態変更部
    をさらに備えることを特徴とする請求項3に記載の情報表示システム。
  5. 前記所定の表示形態は、ユーザが任意に変更可能である
    ことを特徴とする請求項4に記載の情報表示システム。
  6. 前記指定部分特定部は、
    前記領域の単位で、前記指定部分を特定する
    ことを特徴とする請求項3から5のいずれか一項に記載の情報表示システム。
  7. 前記指定部分特定部は、
    前記指示体による指示頻度が所定の閾値以上の前記領域を、前記指定部分として特定する
    ことを特徴とする請求項6に記載の情報表示システム。
  8. 前記所定の閾値は、ユーザが任意に変更可能である
    ことを特徴とする請求項7に記載の情報表示システム。
  9. 前記指定部分特定部によって特定された前記指定部分を、前記表示情報と対応付けて保存する保存部
    をさらに備えることを特徴とする請求項3から8のいずれか一項に記載の情報表示システム。
  10. 所定の表示面に情報を表示する表示部と、
    指示体による前記表示面に対する指示位置を検知する指示位置検知部と、
    前記検知された指示位置を前記表示面に表示された表示情報に対応付けて記憶する記憶部と
    を備えることを特徴とする情報表示装置。
  11. 所定の表示面に情報を表示する表示工程と、
    指示体による前記表示面に対する指示位置を検知する指示位置検知工程と、
    前記検知された指示位置を前記表示面に表示された表示情報に対応付けて記憶する記憶工程と
    を含むことを特徴とする制御方法。
  12. コンピュータを、
    所定の表示面に情報を表示する表示部、
    指示体による前記表示面に対する指示位置を検知する指示位置検知部、および、
    前記検知された指示位置を前記表示面に表示された表示情報に対応付けて記憶する記憶部
    として機能させるためのプログラム。
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