JP5279482B2 - 画像処理装置、方法及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、画像表示装置によってスクリーンに画像を表示し、スクリーンに対して光線を照射するポインタ装置を用いてスクリーン上の位置を指し示す画像処理装置等に関する。
近年、プレゼンテーション用画像を、電子プロジェクターを用いて大型スクリーンに投写しながら講演や会議を行うことが多くなってきている。このような場合、レーザーポインタを用いて画像中の一部を指し示すことが多く、複数の指示者が同時にレーザーポインタを使ってそれぞれ別の箇所を指し示す場合も多い。
このような場合、レーザーポインタの発光色を各々の指示者で変えることで複数の指示者が指し示す箇所を区別可能にすることが良く行われる。しかし、レーザーポインタから照射された光線がスクリーン上で反射して形成されるスクリーン側輝点のスポット径は一般的に小さく、色だけで判別するのは困難である。また、赤色以外のレーザー光を出すレーザーポインタは比較的高価であり、出せる色の種類も少ない。
発光色を変える以外に、レーザーポインタの照射パターン図形を直線や円形等のように各々の指示者で変えることで複数の指示者が指し示す箇所を区別可能にすることが良く行われる。しかし、レーザー発光部を振動させ、スクリーン側輝点を高速に動かすことで照射パターン図形を変える機構を必要とし、レーザーポインタが比較的高価である。また、レーザーポインタで画像中の細かい箇所を指し示すのが困難である。
このような問題に対して、スクリーン側輝点の近傍にプレゼンテーション用画像に重畳して矢印等の指示画像を表示し、指示者が複数の場合には各々異なる指示画像を表示する技術が特許文献1で開示されている。
特開2002−244813号公報
特許文献1では、複数の指示者からのレーザー光を区別するために、各々の指示者が持つポインタ装置は各々別の変調周波数でレーザー光を照射する必要がある。このため、ポインタ装置にはレーザー光の変調周波数を変更するための機構が必要とされ、ポインタ装置の構成が複雑になるという問題がある。本発明は係る問題点を解消し、複数の指示者からのレーザー光を簡易あるいは容易に区別可能な画像処理装置等を提供する。
本発明の画像処理装置は、スクリーンに画像を表示し、ユーザーがスクリーンに対して光線を照射するポインタ手段を用いて位置を指し示すことが可能な画像処理装置において、スクリーンに映像や画像を表示する画像表示手段と、前記ポインタ手段からの光線によってスクリーン上に形成されるスクリーン側輝点の位置と発光時刻とを測定するスクリーン側輝点測定手段と、前記ポインタ手段の発光であるポインタ側輝点の発光時刻を測定するポインタ側輝点測定手段と、前記スクリーン側輝点測定手段によって測定された発光時刻と前記ポインタ側輝点測定手段によって測定された発光時刻を比較することによって、前記ポインタ手段に対応するスクリーン側輝点を区別する手段と、を有することを特徴とする。
本発明の画像処理方法は、スクリーンに画像を表示し、ユーザーがスクリーンに対して光線を照射するポインタ手段を用いて位置を指し示すことが可能な画像処理方法において、スクリーンに映像や画像を表示する画像表示工程と、前記ポインタ手段からの光線によってスクリーン上に形成されるスクリーン側輝点の位置と発光時刻とを測定するスクリーン側輝点測定工程と、前記ポインタ手段の発光であるポインタ側輝点の発光時刻を測定するポインタ側輝点測定工程と、前記スクリーン側輝点測定工程によって測定された発光時刻と前記ポインタ側輝点測定工程によって測定された発光時刻を比較することによって、前記ポインタ手段に対応するスクリーン側輝点を区別する工程と、を有することを特徴とする。
本発明のプログラムは、上記に記載の方法の各工程をコンピュータにて実施させるプログラムである。
本発明によれば、ポインタ装置には単純なレーザー発光部とオンオフ制御可能なボタンさえあれば良く、このような単純なポインタ装置であっても複数の指示者が指し示している箇所を区別可能な画像処理装置を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態の説明をする。
(第1の実施の形態)
図1に第1の実施の形態に係るシステム構成を示す。
図1に示すように本実施の形態では、スクリーン側輝点測定装置500が付いた画像表示装置400とこれに通信線300で接続された制御装置200とを含むことを特徴とする画像処理装置600と、これに通信線800で接続された撮影装置900とを用いる。なお、スクリーン700には画像表示装置400から投写された映像や画像が映っている。ポインタ操作者10は、ポインタ装置100を操作することでスクリーン700に対してレーザー光線を照射し、スクリーン700上で反射して形成されるスクリーン側輝点30によってプレゼンテーション用画像の一部を指し示すことが可能である。また、制御装置200の機能を画像表示装置400に組み込むことで、一体型の画像処理装置としても構わない。この場合、通信線300の機能を画像処理装置内部の配線によって置き換えたと見なせるため、詳細な説明は省略する。
図3に本実施の形態に係る各装置の詳細構成図を示す。
ポインタ装置100は、電池部101、UI部102、レーザー発光部103、光線照射部104を有し、UI部102のボタン等を用いることで電池部101からの電流をオンオフしてレーザー発光部103からのレーザー光照射を制御する。また、レーザー光を光線照射部104から照射する際に散乱した光によって光線照射部104にはポインタ側輝点が形成される。
撮影装置900は、撮影部901と外部IF902を有し、外部IF902は通信線800に接続されている。撮影部901で撮影した映像データは、符号化され通信線800を通して制御装置200へ送信される。撮影装置900の内部には、プログラム用記憶領域905が存在する。具体的には、ハードディスクやフラッシュメモリを用いてこれら記憶領域は実現可能であるが、本発明は特定の記憶媒体に依存しないことは言うまでもない。また撮影装置900には、CPU903とRAM904が存在し、プログラム用記憶領域905からRAM904に読み込んだプログラムをCPU903によって解釈・実行することによって装置内の各種制御や計算、映像データの符号化や送信処理が可能である。
制御装置200には、ユーザーインターフェイスであるUIデバイス201が接続されている。具体的には、装置の状態や処理内容を表示する発光ダイオードや液晶パネル、装置へ動作指示を与えるリモコンや各種ボタンが接続されている。また、表示部203を有しており、各種映像データや文字データを表示する。さらに、外部IF208から通信線800に接続されている。この通信線800には撮影装置900が接続されている。通信線800から送られてきた映像データは復号化され表示部203に表示されると同時に外部IF206から通信線300を通して画像表示装置400に送られる。通信線300の実現例としてはDVI(Digital Visual Interface)やHDMI(High−Definition Multimedia Interface)があるが、本発明は特定の接続方法に依存しないことは言うまでもない。同様に通信線800の実現例としては有線LAN(Local Area Network)や無線LANがあるが、本発明は特定の接続方法に依存しないことは言うまでもない。
また、制御装置200の内部には、プログラム用記憶領域207が存在する。具体的には、ハードディスクやフラッシュメモリを用いてこれら記憶領域は実現可能であるが、本発明は特定の記憶媒体に依存しないことは言うまでもない。また制御装置200にはCPU204とRAM205が存在し、プログラム用記憶領域207からRAM205に読み込んだプログラムをCPU204によって解釈・実行することによって装置内の各種制御や計算、映像データの復号化や送受信処理が可能である。
画像表示装置400は、投写部401と外部IF402を有し、外部IF402は通信線300に接続されている。通信線300から外部IF402を通して入力された映像データは投写部401に送られ、スクリーン700に投写される。また、投写画像のオートフォーカスや自動壁色補正等に用いる画像校正用撮影部406を有し、CPU403によって制御可能である。本実施の形態では、画像校正用撮影部406をスクリーン側輝点測定装置として用いる。具体的には、画像校正用撮影部406が撮影した撮影画像を画像解析することによってスクリーン側輝点の位置と発光時刻とを測定する。画像表示装置400の内部には、プログラム用記憶領域405が存在する。具体的には、ハードディスクやフラッシュメモリを用いてこれら記憶領域は実現可能であるが、本発明は特定の記憶媒体に依存しないことは言うまでもない。
また画像表示装置400には、CPU403とRAM404が存在し、プログラム用記憶領域405からRAM404に読み込んだプログラムをCPU403によって解釈・実行することによって装置内の各種制御や計算、映像データの受信処理が可能である。
図5に本実施の形態に係るシステム構成を上方から俯瞰した図を示す。図5ではポインタ操作者が2名の場合を示しているが、本発明は特定の人数に依存しないことは言うまでもない。
本実施の形態では、図12(a)に示すようにポインタ側輝点40とスクリーン側輝点30との発光のタイミングを比較することによってスクリーン側輝点とポインタ操作者情報とを関連付ける。そして、図12(b)に示すようにスクリーン側輝点の近傍にポインタ操作者情報を基に作成した操作者識別画像を表示して、操作者を区別可能に表示する。
図7に本実施の形態に係る操作者識別画像の表示シーケンスを示す。撮影装置900がSp100でポインタ側輝点の位置と発光時刻を測定すると、輝点の位置と発光時刻を制御装置200に通知する。同様に、スクリーン側輝点測定装置500がSs100でスクリーン側輝点の位置と発光時刻を測定すると、輝点の位置と発光時刻を制御装置200に通知する。ここでは、輝点の位置と発光時刻の測定を撮影装置900やスクリーン側輝点測定装置500で行っているが、撮影した映像を制御装置200にそのまま送信し、制御装置200で輝点の位置と発光時刻の測定を行っても構わない。
輝点の位置と発光時刻を受け取った制御装置200は、Sc100においてスクリーン側輝点とポインタ操作者情報とを関連付ける。具体的には、ポインタ側輝点の発光時刻とスクリーン側輝点の発光時刻とを比較し、一致するならばポインタ側輝点の位置からポインタ操作者情報を推定する。この際には、輝点位置を包含するポインタ装置外形ならびにポインタ装置を保持しているポインタ操作者外形を抽出し、ポインタ操作者外形を辿ることでポインタ操作者の顔画像を抽出し、顔の位置や形状を基にしてポインタ操作者を推定してもよい。
さらにSc200で、得られたポインタ操作者情報から操作者識別画像を生成する。具体的には、ポインタ操作者情報をキーとしてデータベースを検索し、ポインタ操作者の氏名を表す画像を生成する。最後に生成された操作者識別画像とスクリーン側輝点の位置を画像表示装置400に通知する。通知を受けた画像表示装置400は、Sv100において操作者識別画像をスクリーン側輝点の近傍にプレゼンテーション用画像に重畳して表示する。
図8にSp100の処理を詳細に記述したフローチャートを示す。撮影画像Iは図6(a)のようにポインタ側輝点40が映っている画像である。
Sp101ならびにSp102のループ処理によって、撮影画像Iの全ピクセルを走査する。Sp103では撮影画像Iの位置(x、y)のピクセルにおける輝度値をある一定の閾値と比較する。閾値より輝度値が大きいときには、位置(x、y)に輝点があると判断されるためSp104において現在フレームにおける輝点位置の集合Cpに(x、y)を追加する。さらに、Sp105において直前フレームにおける輝点位置の集合Bpを検索し、直前フレームの(x、y)近傍に輝点が存在していたかどうか判定する。輝点が存在していないときには、(x、y)に新しく輝点が出現したと判断されるため、Sp106において新たに発光した輝点の位置Ppに(x、y)を代入し、発光時刻Tpに撮影時刻Tcを代入する。最後にSp107において、Cp、Pp、Tpを制御装置200に通知する。
図9にSs100の処理を詳細に記述したフローチャートを示す。撮影画像Iはスクリーン側輝点30が映っている画像である。
Ss101ならびにSs102のループ処理によって、撮影画像Iの全ピクセルを走査する。Ss103では撮影画像Iの位置(x、y)のピクセルにおける輝度値をある一定の閾値と比較する。閾値より輝度値が大きいときには、位置(x、y)に輝点があると判断される。次にSs104によって直前フレームにおける輝点位置全てに対して位置(x、y)の近傍に属している輝点位置が存在するかどうかを判定する。近傍に属している輝点位置Bs(i)が見つかった場合は、Ss105で輝点位置を更新する。近傍に属している輝点位置が見つからなかった場合は、(x、y)に新しく輝点が出現したと判断されるため、Ss106において新たに発光した輝点の位置Psに(x、y)を代入し、発光時刻Tsに撮影時刻Tcを代入する。また、Ss107で現在フレームにおける輝点位置の集合Csに(x、y)を追加する。最後にSs108において、Cs、Ps、Tsを制御装置200に通知する。
図10にSc100の処理を詳細に記述したフローチャートを示す。Sc101ではポインタ側輝点の発光時刻Tpとスクリーン側輝点の発光時刻Tsとを比較する。比較した結果、ほぼ同時刻であると判定されるとSc110でポインタ側輝点の位置からポインタ操作者情報を推定し、その他の操作者と区別する。本実施の形態では図6(b)に示すように輝点検出箇所45がどこの操作者領域50に属しているかを判定することでポインタ操作者情報を推定する。具体的には、図10のSc111のループ処理によって個々の操作者領域全てに対してSc112の条件式を実行する。操作者領域の定義は、予め等間隔に撮影領域を区切って定義しても良いし、会議参加者の配置に応じて区切って定義しても構わない。i番目の操作者領域内にポインタ側輝点が属していると判定された場合、Sc113に示すようにポインタ操作者情報Jは操作者領域のインデックスである数値iとなる。
輝点検出箇所45をそのまま用いる以外にも、図6(b)に示すように顔検出箇所15がどこの操作者領域50に属しているかを判定することでポインタ操作者情報を推定してもよい。顔検出箇所15は、輝点位置を包含するポインタ装置外形ならびにポインタ装置を保持しているポインタ操作者外形を画像解析によって抽出し、ポインタ操作者外形を辿ることでポインタ操作者の顔画像を抽出することで検出可能である。さらに、抽出した顔画像の形状を基にしてポインタ操作者情報を推定してもよい。
スクリーン側輝点とポインタ操作者情報との関連付けは、スクリーン側輝点の軌跡を追跡することで維持する。これによってスクリーン側輝点が動いても操作者識別画像をスクリーン側輝点の近傍に表示し続けることが可能である。本実施の形態では、スクリーン側輝点の軌跡を追跡することは、スクリーン側輝点測定装置から通知される輝点位置の集合Csを監視することで可能である。具体的には、Sc100によってポインタ操作者情報Jが輝点位置Cs(i)に関連付けられたとすると、次にスクリーン側輝点測定装置から輝点位置が通知されたときにもCs(i)が更新された輝点位置を表している。このため、Cs(i)をそのままポインタ操作者情報Jに関連付けられたスクリーン側輝点の位置とすることができ、関連付けを維持することが可能である。
本実施の形態では、ポインタ装置から照射する光線に可視光レーザーを用いたが、赤外線等の不可視光レーザーを用いても構わない。不可視光レーザーを用いた場合には、スクリーン側輝点を肉眼で見ることが出来ないため、スクリーン側輝点の位置にプレゼンテーション用画像に重畳して図14に示すような指示点画像35を表示する。
(第2の実施の形態)
第2の実施の形態では、第1の実施の形態において使用したシステム構成から撮影装置900を取り除いた構成を用いる。本実施の形態では、図13(a)に示すようにスクリーン700上にパレット領域25を設け、その領域内に操作者識別画像20を配置する。パレット領域25や操作者識別画像20はポインタ操作者情報と対応付けられている。ポインタ操作者10はポインタ装置100を動かすことでスクリーン側輝点30を動かすことができ、その軌跡はスクリーン側輝点測定装置500を用いて検知可能である。本実施の形態では、パレット領域25上でスクリーン側輝点30が円を描くような特定の動作を行ったことを検知し、スクリーン側輝点とポインタ操作者情報とを関連付ける。これ以外にもパレット領域25上でスクリーン側輝点30を点滅させる等の特定の動作を行っても構わない。図13(a)ではスクリーン側輝点30(1)に関連付けられたポインタ操作者情報は操作者識別画像20(1)に対応しているため、パレット領域25(1)から操作者識別画像20(1)をドラッグしていくことが可能である。
同様にスクリーン側輝点30(2)を動かすことで操作者識別画像20(2)をドラッグしていくことが可能である。図13(b)のように操作者識別画像20をスクリーン側輝点30の近傍に表示させたままプレゼンテーション用画像の一部を指示することが可能である。
(第3の実施の形態)
本実施の形態では、第1の実施の形態において使用した画像処理装置を複数台使い、それぞれをネットワークで相互に接続した構成を用いる。図11に2台の画像処理装置600がネットワーク1000で接続された構成を示す。
図11紙面左側の画像処理装置600(1)は、リモート(右側)のスクリーン側輝点30(3)の位置に対応するローカルのスクリーン上の位置に指示点画像35(3)をプレゼンテーション用画像に重畳して表示する。また、画像処理装置600(1)は、リモートのポインタ操作者10(3)に対応した操作者識別画像20(3)を指示点画像35(3)の近傍にプレゼンテーション用画像に重畳して表示する。同様に右側の画像処理装置600(2)も指示点画像35(1)と(2)、ならびに、操作者識別画像20(1)と(2)をプレゼンテーション用画像に重畳して表示する。
(第4の実施の形態)
図2に第4の実施の形態のシステム構成を示す。本実施の形態では、スクリーン側輝点測定装置550が付いた画像表示装置450とこれに通信線300で接続された制御装置200とを含むことを特徴とする画像処理装置650と、これに通信線800で接続された撮影装置900とを用いる。なお、スクリーン700には画像表示装置450から投写された映像や画像が映っている。ポインタ操作者10はポインタ装置100を操作することでスクリーン700に対してレーザー光線を照射し、スクリーン700上で反射して形成されるスクリーン側輝点30によってプレゼンテーション用画像の一部を指し示すことが可能である。また、制御装置200の機能を画像表示装置450に組み込むことで、一体型の画像処理装置としても構わない。この場合、通信線300の機能を画像処理装置内部の配線によって置き換えたと見なせるため、詳細な説明は省略する。
図4に本実施の形態に係る各装置の詳細構成図を示す。ポインタ装置100と撮影装置900ならびに制御装置200は第1の実施の形態と同じ構成であるため、詳細な説明は省略する。
画像表示装置450は、投写部451と外部IF452を有し、外部IF452は通信線300に接続されている。通信線300から外部IF452を通して入力された映像データは投写部451に送られ、スクリーン700に投写される。また、スクリーン上には複数の光検出器を一様に配置した光検出部456を有し、CPU453によって制御可能である。本実施の形態では、光検出部456をスクリーン側輝点測定装置として用いる。具体的には、光検出部456からの光検出信号を解析することによってスクリーン側輝点の位置と発光時刻とを測定する。画像表示装置450の内部には、プログラム用記憶領域455が存在する。具体的には、ハードディスクやフラッシュメモリを用いてこれら記憶領域は実現可能であるが、本発明は特定の記憶媒体に依存しないことは言うまでもない。
また画像表示装置450には、CPU453とRAM454が存在し、プログラム用記憶領域455からRAM454に読み込んだプログラムをCPU453によって解釈・実行することによって装置内の各種制御や計算、映像データの受信処理が可能である。本実施の形態は、図3の画像校正用撮影部406を図4の光検出部456に置き換えたものと見なせるため、詳細な説明は省略する。
(第5の実施の形態)
第5の実施の形態では、第1の実施の形態や第4の実施の形態で使用したシステム構成を用いる。本実施の形態では、図7のSc200において、得られたポインタ操作者情報から生成する操作者識別画像として、ポインタ操作者の位置に対応する番号、文字、記号のいずれかを表す画像を生成する。具体的には、ポインタ操作者情報が操作者領域のインデックスである場合、図14(a)のように左から1,2,3,...という番号を表す画像を生成する。同様に図14(b)のようにA,B,C,...という文字や、図15(a)のように右矢印や左矢印という記号を表す画像を生成してもよい。
(第6の実施の形態)
第6の実施の形態は、第1の実施の形態や第4の実施の形態で使用したシステム構成を用いる。本実施の形態では、図7のSc200において、得られたポインタ操作者情報から生成する操作者識別画像として、ポインタ操作者の顔画像を生成する。具体的には、ポインタ操作者情報をキーとしてデータベースを検索し、図15(b)のようにポインタ操作者の顔画像を吹出し枠にはめ込んだ画像を生成する。顔画像はイラスト風にデフォルメされた画像であっても構わない。また、図6(b)の顔検出箇所15から得られた顔画像をそのまま吹出し枠にはめ込んだ画像を生成してもよい。
なお、本発明はコンピュータにインストールされたプログラムによっても実現されることは当然である。
本発明の第1の実施の形態に係るシステム構成図である。 本発明の第4の実施の形態に係るシステム構成図である。 本発明の第1の実施の形態に係る各装置の詳細構成図である。 本発明の第4の実施の形態に係る各装置の詳細構成図である。 本発明の第1の実施の形態に係るシステム構成を上方から俯瞰した図である。 本発明の第1の実施の形態に係る撮影装置で撮影した画像の一例を示した図である。 本発明の第1の実施の形態における操作者識別画像の表示の処理のシーケンス図である。 本発明の第1の実施の形態に係る、ポイント側輝点の位置と発光時刻を測定する処理のフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態に係る、スクリーン側輝点の位置と発光時刻を測定する処理のフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態に係る、スクリーン側輝点とポイント操作者識別情報を関連付ける処理のフローチャートである。 本発明の第3の実施の形態に係るシステム構成図である。 本発明の第1の実施の形態に係る、ポイント側輝点とスクリーン側輝点との発光のタイミングを比較するための一例を説明するための図である。 本発明の第2の実施の形態を説明するための図であり、パレット領域から操作者識別上方をドラッグする例を示した図である。 本発明の第5の実施の形態を説明するための図であり、操作者識別情報が番号や文字の場合の例を示した図である。 本発明の第5、第6の実施の形態を説明するための図であり、操作者識別情報が記号や顔画像の場合の例を示した図である。
符号の説明
100 ポインタ装置
200 制御装置
300 通信線
400,450 画像表示装置
500,550 スクリーン側輝点測定装置
600,650 画像処理装置
700 スクリーン
800 通信線
900 撮影装置

Claims (6)

  1. スクリーンに画像を表示し、ユーザーがスクリーンに対して光線を照射するポインタ手段を用いて位置を指し示すことが可能な画像処理装置において、
    スクリーンに映像や画像を表示する画像表示手段と、
    前記ポインタ手段からの光線によってスクリーン上に形成されるスクリーン側輝点の位置と発光時刻とを測定するスクリーン側輝点測定手段と、
    前記ポインタ手段の発光であるポインタ側輝点の発光時刻を測定するポインタ側輝点測定手段と、
    前記スクリーン側輝点測定手段によって測定された発光時刻と前記ポインタ側輝点測定手段によって測定された発光時刻を比較することによって、前記ポインタ手段に対応するスクリーン側輝点を区別する手段と、を有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記ポインタ手段に対応するスクリーン側輝点を区別する手段とは、ポインタ操作者を区別するための情報であるポインタ操作者情報を推定し、スクリーン側輝点と関連付けることによって区別する手段であることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. スクリーン側輝点の軌跡を追跡することでスクリーン側輝点とポインタ操作者情報との関連付けを維持することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理装置。
  4. スクリーン上に、前記ポインタ手段に対応するスクリーン側輝点を区別可能な表示を行うことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  5. スクリーンに画像を表示し、ユーザーがスクリーンに対して光線を照射するポインタ手段を用いて位置を指し示すことが可能な画像処理方法において、
    スクリーンに映像や画像を表示する画像表示工程と、
    前記ポインタ手段からの光線によってスクリーン上に形成されるスクリーン側輝点の位置と発光時刻とを測定するスクリーン側輝点測定工程と、
    前記ポインタ手段の発光であるポインタ側輝点の発光時刻を測定するポインタ側輝点測定工程と、
    前記スクリーン側輝点測定工程によって測定された発光時刻と前記ポインタ側輝点測定工程によって測定された発光時刻を比較することによって、前記ポインタ手段に対応するスクリーン側輝点を区別する工程と、を有することを特徴とする画像処理方法。
  6. 請求項5に記載の方法の各工程をコンピュータにて実施させるプログラム。
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