JP2018155750A - 計時器のための巻き機構 - Google Patents

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Abstract

【課題】2つの方向に巻きステムを回転させることだけで2つのエネルギーアキュムレーターを巻く巻き機構を提供する。
【解決手段】計時器用の巻き機構は、巻きステム2、巻きピニオン4、及びフェースギヤ歯列を有する摺動ピニオン6を有し、巻きピニオン4が摺動ピニオン6によって駆動される。第1及び第2の連結/分離デバイスは、巻きピニオン4と連係し、巻きステム2が一方の方向に回転しているときには、第1及び第2の連結/分離デバイスの一方が、巻きピニオン4と第1のエネルギーアキュムレーター26を連結する連結位置を占め、かつ他方が、第2のエネルギーアキュムレーター27を分離する分離位置を占め、巻きステム2が他方の方向に回転するときには、第1のエネルギーアキュムレーター26を分離する分離位置を占め、かつ、他方が、巻きピニオン4と第2のエネルギーアキュムレーター27を連結する連結位置を占める。
【選択図】図5

Description

本発明は、第1の機構にパワー供給するように構成している第1のエネルギーアキュムレーターと、及び第2の機構にパワー供給するように構成している第2のエネルギーアキュムレーターとを少なくとも有する計時器用の巻き機構に関する。当該巻き機構は、巻きステム、巻きピニオン及び摺動ピニオンを有し、前記巻きピニオンと前記摺動ピニオンは、前記巻きステムによって担持され、それぞれが互いに対しているフェースギヤ(又はかみあいクラッチ)歯列を有しており、このフェースギヤ歯列によって、前記巻きステムが両方の方向に回転しているときに前記巻きピニオンが前記摺動ピニオンによって駆動されることが可能になり、前記巻きステムと摺動ピニオンは、同じ軸方向の巻き位置を占める。本発明は、さらに、このような巻き機構を有する計時器に関する。
この種の巻き機構は、例えば、スイス特許CH330202に記載されている。この文献は、ムーブメントのバレルによって形成される第1のエネルギーアキュムレーターと、及び打撃機構のバレルによって形成される第2のエネルギーアキュムレーターとを有するアラーム機能付き腕時計を開示している。この機構は、ムーブメントとアラーム機構の動作のすべて、特に、ムーブメントと打撃機構のセッティング、を制御するように構成している巻きステムを有する。また、この機構は、この巻きステムが中間的な巻き位置を占めるときにこの巻きステムを一方の方向又は反対の方向に回転させることによって、ムーブメントのバレルや打撃機構のバレルの巻きをも制御するように構成している。このために、摺動ピニオンは、フェースギヤ歯を介して巻きピニオンと噛み合い、巻きピニオンと噛み合う竜頭車と、及び両方とも前記竜頭車と噛み合い各バレルのラチェットとそれぞれ連係するように意図された2つの中間的な竜頭車とが設けられている。対応するバレルラチェットとのこの中間的な竜頭車のギヤリングは、中間的な竜頭車のアーバーに作用するばねによって確実にされる。これによって、それらの中間的な竜頭車が対応するラチェットと噛み合うようにそれらの中間的な竜頭車を押す。竜頭車によって中間的な車に与えられる接線方向の力によって巻きステムが一方の方向又は反対方向に回転すると、一方の中間的な竜頭車が対応するバレルを巻き、他方の中間的な竜頭車がアンクリック動作を行う。アンクリックには、持続性の弱く周期的な接触が含まれる。このような機構は脆弱である。これには、中間的な竜頭車が対応するラチェットと十分に噛み合うことを確実にするためにばねに持続的な応力が与えられることが寄与している。疲労や経年に起因するいずれのばねの効率の低下も、一方又は他方の中間的な車が対応するラチェットと連係しなくなったり、関連づけられたバレルを巻くことができなったりするというリスクを発生させる。別の課題は、アンクリック動作時における中間的な竜頭車の磨耗である。また、この設計には、ばねの製造公差を確認することが必要となる。
また、スイス特許CH47977は、2つのバレルを備えるアラーム腕時計を巻き、セッティングする機構を開示している。この機構は、巻きピニオンと噛み合う竜頭車と常に係合しているムーブメントバレルのための巻きラチェットを有しており、これは、ムーブメントのバレルアーバーをステムの一方の回転方向のみにアクチュエートさせるように配置されている。ムーブメントバレルの巻きラチェットは、腕時計の外から操作可能なレバー上を回転する中間的な車を介してステムの逆方向の回転運動をアラームバレルの巻きラチェット又はアラーム車のいずれかに伝達するように用いられる。この機構には、打撃バレルを巻くために、巻きステムの回転に加えて外部制御メンバーのアクチュエーションを必要とするという課題がある。
本発明は、既知のデバイスの様々な課題を克服することを目的とする。
特に、本発明は、2つの方向に巻きステムを回転させることだけで2つのエネルギーアキュムレーターを巻く巻き機構を提供することを目的とする。
また、本発明は、時間が経過しても非常に正確であり信頼性が高いような2つのエネルギーアキュムレーターを巻く巻き機構を提供することを目的とする。
また、本発明は、当該機構の様々な要素のポジショニングの選択及びエネルギーアキュムレーターの巻き方向の選択に大きな柔軟性を与えるような2つのエネルギーアキュムレーターを巻く巻き機構を提供することを目的とする。
このために、本発明は、第1の機構にパワー供給するように構成している第1のエネルギーアキュムレーターと、及び第2の機構にパワー供給するように構成している第2のエネルギーアキュムレーターとを少なくとも有する計時器用の巻き機構に関する。当該巻き機構は、巻きステム、巻きピニオン及び摺動ピニオンを有し、前記巻きピニオンと前記摺動ピニオンは、前記巻きステムによって担持され、それぞれが互いに対しているフェースギヤ歯列を有しており、このフェースギヤ歯列によって、前記巻きステムが両方の方向に回転しているときに前記巻きピニオンが前記摺動ピニオンによって駆動されることが可能になり、前記巻きステムと摺動ピニオンは、同じ軸方向の巻き位置を占める。
本発明によると、前記巻きステムは、前記巻きピニオンが前記底部プレートを挟む前記巻きステムの両側にて動作可能であるように、底部プレート内に収容され、当該巻き機構は、前記底部プレートを挟む前記巻きステムの両側に配置された第1及び第2の連結/分離デバイスを有し、前記第1及び第2の連結/分離デバイスは、前記巻きピニオンと連係しており、前記巻きステムが一方の方向に回転しているときには、前記第1及び第2の連結/分離デバイスの一方が、前記巻きピニオンと前記第1のエネルギーアキュムレーターを連結する連結位置を占め、かつ、前記第1及び第2の連結/分離デバイスの他方が、前記第2のエネルギーアキュムレーターを分離する分離位置を占め、前記巻きステムが他方の方向に回転するときには、前記第1のエネルギーアキュムレーターを分離する分離位置を占め、かつ、前記第1及び第2の連結/分離デバイスの他方が、前記巻きピニオンと前記第2のエネルギーアキュムレーターを連結する連結位置を占めるように構成している。
したがって、本発明に係る巻き機構は、一方又は他方の方向に巻きステムを回転させることだけで2つのエネルギーアキュムレーターを巻くことができる。
また、エネルギーアキュムレーターはそれぞれ、それ自身の連結/分離デバイスによって巻かれる。このことによって、巻き機構の信頼性を確実に改善することができる。「分離」とは、まったく接触がないことを意味しており、したがって、アンクリックとは違って磨耗のリスクがまったくなくなる。
本発明に係る巻き機構は、一方のエネルギーアキュムレーターを形成するムーブメントバレルを巻き、また、他方のエネルギーアキュムレーターを形成する独立したオートマトンのバレルを巻くために特に適している。
本発明は、さらに、上で定められているような巻き機構を有する計時器に関する。
図面を参照しながら例として与えられる本発明の特定の実施形態(これに限定されない)についての以下の説明を読むことで、本発明の他の特徴及び利点をより明確に理解することができるであろう。
本発明に係る巻き機構のムーブメント側の平面図である。 本発明に係る巻きデバイスのムーブメント側の斜視図である。 本発明に係る巻きデバイスのオートマトン側の斜視図である。 巻きステムに沿った巻き機構の断面図である。 ムーブメントバレルが駆動されておりオートマトンバレルが分離されているときの関連するギヤを通しての巻き機構の開かれた断面図である。 分離位置におけるオートマトン側の連結/分離デバイスについての図である。 連結位置におけるムーブメント側の連結/分離デバイスについての図である。 ムーブメントバレルが分離されておりオートマトンバレルが駆動されているときの関連するギヤを通しての巻き機構の開かれた断面図である。 連結位置におけるオートマトン側の連結/分離デバイスについての図である。 分離位置におけるムーブメント側の連結/分離デバイスについての図である。 巻きピニオンの斜視図である。 摺動ピニオンの斜視図である。 巻き位置における摺動ピニオンと巻きピニオンのオートマトン側の斜視図である。
本発明は、計時器において設けられる少なくとも2つのエネルギーアキュムレーター用の巻き機構に関する。これらのアキュムレーターは、例えば、それらのエネルギーの放出について、互いとは独立であってもよく、互いにリンクしていてもよい。特に、以下の説明において、これらのエネルギーアキュムレーターは、独立ないし自律的であり、一方のエネルギーアキュムレーターは、計時器のメインムーブメントにパワー供給するムーブメントバレルであり、他方のエネルギーアキュムレーターは、計時器に設けられたオートマトンにパワー供給するオートマトンバレルである。このようなエネルギーアキュムレーターを、任意の他の計時器用機構、例えば、打撃ワーク、独立した秒機構やアラーム機構、又は他の適切な機構、にパワー供給するために用いることができることは明らかである。
下に説明する例において、第1のエネルギーアキュムレーターは、ムーブメントバレルであり、第2のエネルギーアキュムレーターは、オートマトンバレルである。しかし、この役割を逆にすることができることは明らかである。なぜなら、本明細書においてムーブメントバレルとオートマトンバレルを修飾する形容語である「第1」や「第2」はそれぞれ、限定されるものではないからである。
図1を参照すると、伝統的な形態の巻きステム2を有する計時器用の巻き機構1を示している。この巻きステム2に巻きピニオン4と摺動ピニオン6がマウントされている。巻きステム2は、底部プレート7内に収容され、かつ、少なくとも2つの軸方向の位置を占めるように構成している。その位置は、すなわち、下で説明するように、巻きステムを一方の方向(ここでは時計回り)に回転させることによってムーブメントバレルを巻き、また、巻きステムを他方の方向(ここでは反時計回り)に回転させることによってオートマトンバレルを巻くような第1の巻き位置と、時計回りと反時計回りの両方の方向に巻きステムを回転させることによってムーブメントのセッティングが可能になり、巻きステムの回転の向きにかかわらず第1のエネルギーアキュムレーターも第2のエネルギーアキュムレーターも巻くことができないような第2のセッティング位置とである。巻きピニオン4は、当業者に知られた方法によって、自由回転するように巻きステム2の円筒状の部分にマウントされる。摺動ピニオン6は、正方形の穴を有し、かつ、巻きステム2の端に形成された対応する正方形に摺動可能にマウントされる。このようにして、摺動ピニオン6は、その摺動ピニオン6が巻きピニオン4と噛み合うような巻き位置と、摺動ピニオン6が巻きピニオン4とは分離しておりセッティング機構と噛み合っているようなセッティング位置との間を摺動することができる。摺動ピニオン6の変位は、引き出し部品とレバーを有する機構によって達成される。これらの要素と機構は、当業者に知られているので、これ以上の詳細な説明を必要としない。
しかし、伝統的な巻き機構とは異なり、摺動ピニオンと巻きピニオンは、ブレゲ歯列を介して係合しておらず、互いに対しているストレート式のコントレート歯列を有する。これらのコントレート歯列は、巻きピニオン4が、巻きステム2の回転運動が時計回りでも反時計回りでも摺動ピニオン6によって駆動されることを可能にし、巻きステム2と摺動ピニオン6が同じ軸方向の巻き位置を占めるように構成している。
図11〜13を特に参照すると、摺動ピニオン6と巻きピニオン4のストレート式のコントレート歯列は、フェースギヤ又はかみあいクラッチ歯であることができる。このために、巻きピニオン4と摺動ピニオン6にはそれぞれ、ブレゲ歯列の代わりに、クレネレート状の歯8がある。このクレネレート状の歯8は、クレネレートの頂上において合う2つの傾斜した面を端としており、歯8の形に対して相補的な形の凹部10と交互構成となっている。これによって、反対側にある対応する凹部10内に1つの歯8が入って噛み合うことによって、前記ピニオンどうしが噛み合うことが可能になる。図13に示すように、このコントレート状のかみあいクラッチの歯列の形によって、摺動ピニオン6が(「かみあいクラッチ」連結で)巻きピニオン4内へと容易に嵌まり、それらが巻き位置にあるときに、より大きいトルクを伝達することが可能になる。また、これらのコントレート状のかみあいクラッチ歯を大きな応力を与えずに用いることができる。また、巻きピニオン4は、それ自身単独で知られているように、周部歯列12を有し、下で詳細に説明するように、第1及び第2の連結/分離デバイスと連係するように構成している。また、摺動ピニオン6には、コントレート状のかみあいクラッチ歯列8の反対側に、セッティング機構と連係するように構成しているコントレート状の歯列14がある。
図1〜4を参照しながら説明すると、本発明によると、当該巻き機構は、底部プレート7を挟む巻きステム2の両側に配置された第1の連結/分離デバイス16と第2の連結/分離デバイス18を有し、これらの第1及び第2の連結/分離デバイス16及び18はそれぞれ、巻きピニオン4と連係している。このために、巻きステム2は、好ましいことに、巻きピニオン4がプレート7に対して巻きステム2の両側にて動作可能であるように、プレート7内に収容される。このことは、巻きピニオン4がプレート7の内側にて設けられたハウジング内に配置され、巻きピニオン4のまわりのメンバーは、巻きピニオン4がプレート7に対して巻きステム2の両側に配置された第1及び第2の連結/分離デバイス16及び18のそれぞれと噛み合うことができるように構成していることを意味している。
また、第1及び第2の連結/分離デバイス16及び18は、第1及び第2の連結/分離デバイス16、18の一方が以下の特徴を有するように構成している:
− 巻きステム2が一方の方向に回転しているときには、巻きピニオン4と第1のエネルギーアキュムレーターを連結させる連結位置を占め、第1及び第2の連結/分離デバイス16、18の他方が、第2のエネルギーアキュムレーターを分離させる分離位置を占める。
− 巻きステム2が他方の方向に回転しているときには、第1のエネルギーアキュムレーターを分離する分離位置を占め、第1及び第2の連結/分離デバイス16及び18の他方が、巻きピニオン4と第2のエネルギーアキュムレーターを連結させる連結位置を占める。
本発明によると、第1及び第2の連結/分離デバイス16、18の一方、この場合、任意に第1の連結/分離デバイス16は、巻きピニオン4の周部歯列12と連係する第1の竜頭車20を有する。この第1の竜頭車20には、第1の連結レバー22がマウントされる。第1の連結レバー22は、その自由端において、ここではムーブメントバレルである第1のエネルギーアキュムレーター26に第1の竜頭車20を運動学的に接続することができるように構成している第1の駆動ピニオン24を担持している。特に、第1の駆動ピニオン24は第1の連結レバー22上にて配置されており、一方では、第1の竜頭車20と噛み合うように、また、他方では、第1のエネルギーアキュムレーター26と連係する第1のラチェット28と噛み合うことができるように、構成している。ムーブメントバレルの巻きがそのバレルを反対方向に回転させるようにドラムを介して行われるような別の変種(図示せず)において、第1の駆動ピニオンが、そのバレルのドラムと噛み合うように構成していることは明らかである。
第1の連結レバー22は、前記第1の竜頭車20のアーバー上にて自由にマウントされ、第1の駆動ピニオン24は、前記第1の連結レバー22上にて摩擦マウントされて、第1の連結装置16が連結位置を占めていない間に、前記第1の連結レバー22と第1の駆動ピニオン24が、前記第1の竜頭車20と一体的に回転して、以下のように動く:
− 第1の駆動ピニオン24を第1のエネルギーアキュムレーター26の第1のラチェット28に運動学的に接続するように連結位置へと動き、そして、第1の駆動ピニオン24が第1のエネルギーアキュムレーター26の第1のラチェット28に接すると、第1の連結レバー22が回転し続けることが防がれて、第1の駆動ピニオン24は、摩擦の結果、第1の連結レバー22から分離する。これによって、巻きステム2が第1の方向、例えば、時計回りに、回転しているときに、第1の駆動ピニオン24が第1のエネルギーアキュムレーター26を巻くように第1の竜頭車20を介して巻きピニオン4によって駆動されることが可能になる。
− 巻きステム2が、反対方向の第2の方向、この場合、反時計回りに、回転しているときに、第1のエネルギーアキュムレーター26から離れるように第1の駆動ピニオン24を動かすことによって分離位置へと動く。
ここで開示している例において、第1の連結/分離デバイス16は、ムーブメントバレルを巻くためにムーブメント側に配置される。
図3に示すように、ムーブメントとは反対側の底部プレート7の他方の側においては、オートマトン機構の要素、特に、ここではオートマトンバレルである第2のエネルギーアキュムレーター27、がマウントされたプレート30が配置されており、また、ここでは第2の連結/分離デバイス18である第1及び第2の連結/分離デバイス16、18の他方が配置されている。したがって、図示した変種において、第1及び第2のエネルギーアキュムレーターは、底部プレート7を挟む巻きステム2の両側にて配置されている。図示していない1つの変種において、第1及び第2のエネルギーアキュムレーターが、同じ側に配置されて、そして、中間的な車セットが、各連結/分離デバイスをその関連づけられたエネルギーアキュムレーターに運動学的に接続するように用いられることは明らかである。
第2の連結/分離デバイス18は、ムーブメントのフレームにマウントされた中間的な巻きピニオン32を有し、これは、巻きピニオン4の周部歯列12と連係し、この巻きピニオン4は、その周部歯列12がこの計時器の側、すなわち、プレート側ないしオートマトン側、からアクセス可能であり操作可能であるように構成している。第2の連結/分離デバイス18は、さらに、中間的な巻きピニオン32を介して、巻きピニオン4と連係する第2の竜頭車34を有し、これには、第2の連結レバー36がマウントされている。第2の連結レバー36は、その自由端において、ここではオートマトンバレルである第2のエネルギーアキュムレーター27に第2の竜頭車34を運動学的に接続することができるように構成している第2の駆動ピニオン38を担持している。特に、第2の駆動ピニオン38は、第2の連結レバー36上に配置され、一方では、第2の竜頭車34と噛み合うように、また、他方では、第2のエネルギーアキュムレーター27と連係する第2のラチェット40と噛み合うことができるように、構成している。オートマトンバレルの巻きがこのバレルを反対方向に回転させるようにドラムを介して行われる別の変種(図示せず)において、第1の駆動ピニオンが前記オートマトンバレルのドラムと噛み合うように構成することは明らかである。
ここで説明している例において、第1及び第2のエネルギーアキュムレーター26、27は、それらの対応するラチェットによって巻かれ、当業者に知られているクリック、ばね、ジャンパーのような反転防止機構(図示せず)がこのラチェットに設けられてラチェットが戻ることを防ぐ。
第2の連結レバー36は、第2の竜頭車34のアーバーに自由にマウントされ、第2の駆動ピニオン38は、前記第2の連結レバー36に摩擦マウントされ、これによって、第2の連結装置18がその連結位置を占めていないときに、第2の連結レバー36と第2の駆動ピニオン38が前記第2の竜頭車34と一体的に回転して、以下のように動く:
− 巻きステム2が第2の方向、すなわち、ここでは反時計回りの方向、に回転しているときに、第2のエネルギーアキュムレーター27の第2のラチェット40に第2の駆動ピニオン38を運動学的に接続するように連結位置へと動いて、そして、第2の駆動ピニオン38が第2のエネルギーアキュムレーター27の第2のラチェット40に接すると、第2の連結レバー36は、回転し続けることを妨げられ、第2の駆動ピニオン38が、摩擦の結果、第2の連結レバー36から分離して、これによって、第2の駆動ピニオン38が、第2のエネルギーアキュムレーター27を巻くように中間的な巻きピニオン32と第2の竜頭車34を介して巻きピニオン4によって駆動されることが可能になる。
− 巻きステム2が、第1の方向、すなわち、この場合は時計回りに、回転しているときに、第2のエネルギーアキュムレーター27から遠ざかるように第2の駆動ピニオン38を動かすことによって分離位置に動く。
ここで説明している巻きステムの回転の向きは限定されず、反対方向であってもよく、反時計回りの方向に巻きステムを回転させることによって第1のエネルギーアキュムレーターを巻くことができ、このときに、時計回りの方向に巻きステムを回転させることによって第2のエネルギーアキュムレーターを巻くことができることは明らかである。
また、中間的な巻きピニオンの使用は随意的なものであって、例えば、構造の他の部品のポジショニング及び回転の向き、特に、バレルの回転の向き、に応じて、当業者によって適合させることができる。バレルどうしが反対方向の動作をする必要がある場合、当業者であれば、それらの部品(ドラム、ばね、アーバー)を構成する方法を知っているであろう。
本発明に係る巻き機構の動作は、以下の通りである:
図5〜7を参照すると、ムーブメントバレルを巻くことが必要な場合、巻きステム2は、その軸方向の巻き位置にポジショニングされて、図13に示すように、摺動ピニオン6が巻きピニオン4と噛み合い、そして、巻きステム2が時計回りの方向に回転する。巻きステム2のこの回転によって、巻きピニオン4が時計回りの方向に回転する。ムーブメント側で、巻きピニオン4は、第1の竜頭車20と噛み合ってこの第1の竜頭車20を反時計回りに回転させる。摩擦及びギヤを通してのトルク伝達がないことの結果として、第1の連結レバー22と第1の駆動ピニオン24が接続され、第1の駆動ピニオン24が第1の竜頭車20と噛み合うので、第1の連結レバー22と第1の駆動ピニオン24は、第1の駆動ピニオン24が第1のラチェット28と接触し始めるまで、前記第1の竜頭車20とそのアーバーのまわりに反時計回りの方向に一体的に回転する。図5及び7に示すように、第1の連結/分離デバイス16は、連結位置にある。以後においては第1の連結レバー22が回転することが防がれるので、第1の駆動ピニオン24は、摩擦の結果、第1の連結レバー22から分離し、巻きピニオン4によって駆動された第1の竜頭車20の回転によって、ここで、ムーブメントバレルを巻くために第1のラチェット28と噛み合う第1の駆動ピニオン24が回転する。
これと同時に、プレート又はオートマトン側で、時計回りの方向の巻きピニオン4の回転によって、中間的な巻きピニオン32が反時計回りの方向に回転する。中間的な巻きピニオン32のこの回転によって、第2の竜頭車34が時計回りの方向に回転する。摩擦及びギヤを通してのトルク伝達がないことの結果、第2の連結レバー36と第2の駆動ピニオン38が接続し、第2の駆動ピニオン38が第2の竜頭車34と噛み合うので、図5及び6に示すように、第2の連結レバー36と第2の駆動ピニオン38は、第2の駆動ピニオン38を第2のエネルギーアキュムレーター27から遠ざけるように、第2の竜頭車34とそのアーバーのまわりに一体的に時計回りの方向に回転する。このとき、第2の連結/分離デバイス18は、巻きステム2の時計回りの方向の回転によって第1のエネルギーアキュムレーター26を巻いているときに第2のエネルギーアキュムレーター27が巻かれないように、分離位置にある。
図8〜10に示すようにここではオートマトンバレルである第2のエネルギーアキュムレーターを巻くために、巻きステム2は、その軸方向の巻き位置に依然として位置して、図13に示すように、動いていない摺動ピニオン6が巻きピニオン4と依然として噛み合っているようにされ、そして、巻きステム2が反時計回りの方向に回転する。このような巻きステム2の回転によって、巻きステム4が反時計回りの方向に回転する。プレート又はオートマトン側で、巻きピニオン4の反時計回りの方向の回転によって、中間的な巻きピニオン32が時計回りの方向に回転する。このような中間的な巻きピニオン32の回転によって、第2の竜頭車34が反時計回りの方向に回転する。摩擦及びギヤを通してのトルク伝達がないことの結果、第2の連結レバー36と第2の駆動ピニオン38が接続され、第2の駆動ピニオン38が第2の竜頭車34と噛み合っているので、第2の連結レバー36と第2の駆動ピニオン38は、第2の駆動ピニオン38が第2のラチェット40と接触し始めるまで、第2の竜頭車34と一体的にそのアーバーのまわりを反時計回りの方向に回転する。図8及び9に示すように、第2の連結/分離デバイス18は連結位置にある。以後においては第2の連結レバー36の回転が妨げられるので、第2の駆動ピニオン38は、摩擦の結果、第2の連結レバー36から分離して、巻きピニオン4と中間的な巻きピニオン32によって駆動された第2の竜頭車34の回転によって、このとき第2のラチェット40と噛み合っている第2の駆動ピニオン38が回転して、オートマトンバレルを巻く。
これと同時に、ムーブメント側で、巻きピニオン4は、反時計回りの方向に回転して第1の竜頭車20と噛み合って、その第1の竜頭車20を時計回りに回転させる。摩擦及びギヤを通してのトルク伝達がないことの結果、第1の連結レバー22と第1の駆動ピニオン24が接続し、第1の駆動ピニオン24が第1の竜頭車20と噛み合っているために、図8及び10に示すように、第1の連結レバー22と第1の駆動ピニオン24は、第1の竜頭車20と一体的にそのアーバーのまわりを時計回りの方向に回転して、第1のエネルギーアキュムレーター26から第1の駆動ピニオン24を遠ざける。このとき、第1の連結/分離デバイス16は分離位置にあり、第1のエネルギーアキュムレーター26は、巻きステム2の反時計回りの方向の回転によって第2のエネルギーアキュムレーター27が巻かれているときに巻かれない。
したがって、本発明に係る巻き機構によって、巻きステムが同じ軸方向の巻き位置を占めているときに巻きステムを両方向に回転させるだけで、2つのエネルギーアキュムレーターを、正確に、かつ、高い信頼性で、巻くことができる。
1 巻き機構
2 巻きステム
4 巻きピニオン
6 摺動ピニオン
7 底部プレート
8 歯
10 凹部
16 第1の連結/分離デバイス
18 第2の連結/分離デバイス
20 第1の竜頭車
22 第1の連結レバー
24 第1の駆動ピニオン
26 第1のエネルギーアキュムレーター
27 第2のエネルギーアキュムレーター
28 第1のラチェット
34 第2の竜頭車
36 第2の連結レバー
38 第2の駆動ピニオン
40 第2のラチェット

Claims (9)

  1. 第1の機構にパワー供給するように構成している第1のエネルギーアキュムレーター(26)と、及び第2の機構にパワー供給するように構成している第2のエネルギーアキュムレーター(27)とを少なくとも有する計時器用の巻き機構であって、
    当該巻き機構は、巻きステム(2)、巻きピニオン(4)及び摺動ピニオン(6)を有し、
    前記巻きピニオン(4)と前記摺動ピニオン(6)は、前記巻きステム(2)によって担持され、それぞれが互いに対しているフェースギヤ歯列を有しており、
    このフェースギヤ歯列によって、前記巻きステム(2)が両方の方向に回転しているときに前記巻きピニオン(4)が前記摺動ピニオン(6)によって駆動されることが可能になり、
    前記巻きステム(2)と摺動ピニオン(6)は、同じ軸方向の巻き位置を占め、
    前記巻きステム(2)は、前記巻きピニオン(4)が前記底部プレート(7)に対して前記巻きステム(2)の両側にて動作可能であるように、底部プレート(7)内に収容され、
    当該巻き機構は、前記底部プレート(7)に対して前記巻きステム(2)の両側に配置された第1及び第2の連結/分離デバイス(16、18)を有し、
    前記第1及び第2の連結/分離デバイス(16、18)は、前記巻きピニオン(4)と連係しており、
    前記巻きステム(2)が一方の方向に回転しているときには、前記第1及び第2の連結/分離デバイス(16、18)の一方が、前記巻きピニオン(4)と前記第1のエネルギーアキュムレーター(26)を連結する連結位置を占め、かつ、前記第1及び第2の連結/分離デバイス(16、18)の他方が、前記第2のエネルギーアキュムレーター(27)を分離する分離位置を占め、
    前記巻きステム(2)が他方の方向に回転するときには、前記第1のエネルギーアキュムレーター(26)を分離する分離位置を占め、かつ、前記第1及び第2の連結/分離デバイス(16、18)の他方が、前記巻きピニオン(4)と前記第2のエネルギーアキュムレーター(27)を連結する連結位置を占めるように構成している
    ことを特徴とする巻き機構。
  2. 前記第1及び第2の連結/分離デバイス(16、18)の一方は、前記巻きピニオン(4)と連係する第1の竜頭車(20)を有し、
    この第1の竜頭車(20)の上に、前記第1の竜頭車(20)を前記第1のエネルギーアキュムレーター(26)に運動学的に接続することができるように構成している第1の駆動ピニオン(24)を担持している第1の連結レバー(22)がマウントされ、
    前記第1の連結レバー(22)は、前記第1の竜頭車(20)上にて自由にマウントされ、前記第1の駆動ピニオン(24)は、前記第1の連結レバー(22)上にて摩擦マウントされ、
    これによって、前記巻きステム(2)が第1の方向に回転するときに、連結位置にて前記第1の竜頭車(20)と一体的に回転して、前記第1の駆動ピニオン(24)を前記第1のエネルギーアキュムレーター(26)に運動学的に接続し、そして、前記第1のエネルギーアキュムレーター(26)を巻くように前記第1の駆動ピニオン(24)が前記第1の竜頭車(20)によって駆動されることを可能にし、
    前記巻きステム(2)が前記第1の方向とは反対の第2の方向に回転するときに、分離位置にある前記第1の竜頭車(20)と一体的に回転して、前記第1のエネルギーアキュムレーター(26)から前記第1の駆動ピニオン(24)を遠ざける
    ことを特徴とする請求項1に記載の巻き機構。
  3. 前記第1及び第2の連結/分離デバイス(16、18)の他方は、前記巻きピニオン(4)と連係する第2の竜頭車(34)を有し、
    この第2の竜頭車(34)には、前記第2の竜頭車(34)を前記第2のエネルギーアキュムレーター(27)に運動学的に接続することができるように構成している第2の駆動ピニオン(38)を担持している第2の連結レバー(36)がマウントされており、
    前記第2の連結レバー(36)は、前記第2の竜頭車(34)に自由にマウントされ、前記第2の駆動ピニオン(38)は、前記第2の連結レバー(36)に摩擦マウントされ、
    これによって、前記巻きステム(2)が前記第2の方向に回転しているときには、前記第2の駆動ピニオン(38)を前記第2のエネルギーアキュムレーター(27)に運動学的に接続するように連結位置にて前記第2の竜頭車(34)と一体的に回転し、そして、前記第2のエネルギーアキュムレーター(27)を巻くように前記第2の駆動ピニオン(38)が前記第2の竜頭車(34)によって駆動されることを可能にし、また、前記巻きステム(2)が前記第1の方向に回転しているときには、前記第2のエネルギーアキュムレーター(27)から前記第2の駆動ピニオン(38)を遠ざけるように分離位置にて前記第2の竜頭車(34)と一体的に回転する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の巻き機構。
  4. 前記摺動ピニオン(6)と前記巻きピニオン(4)のフェースギヤ歯列は、かみあいクラッチ歯である
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の巻き機構。
  5. 前記摺動ピニオン(6)と前記巻きピニオン(4)にはそれぞれ、クレネレート状の歯(8)があり、このクレネレート状の歯(8)は、クレネレートの頂上にて合う2つの傾斜面を端としており前記歯(8)の形に対して相補的な形を有する凹部(10)とともに交互構成を有しており、
    これによって、前記摺動ピニオン(6)と前記巻きピニオン(4)が、一方の歯(8)と他方の対応する凹部(10)との係合によって噛み合うことが可能になる
    ことを特徴とする請求項4に記載の巻き機構。
  6. 前記第1の駆動ピニオン(24)は、前記第1の連結/分離デバイス(16)が連結位置にあるときに、前記第1のエネルギーアキュムレーター(26)と連係している第1のラチェット(28)と噛み合うことができるように構成している
    ことを特徴とする請求項2に記載の巻き機構。
  7. 前記第2の駆動ピニオン(38)は、前記第2の連結/分離デバイス(18)が連結位置にあるときに、前記第2のエネルギーアキュムレーター(27)と連係している第2のラチェット(40)と噛み合うことができるように構成している
    ことを特徴とする請求項3に記載の巻き機構。
  8. 前記第1及び第2のエネルギーアキュムレーター(26、27)は、前記底部プレート(7)に対して前記巻きステム(2)の両側に配置される
    ことを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の巻き機構。
  9. 第1の機構にパワー供給するように構成している第1のエネルギーアキュムレーター(26)と、
    第2の機構にパワー供給するように構成している第2のエネルギーアキュムレーター(27)と、及び
    請求項1〜8のいずれかに記載の巻き機構と
    を少なくとも有する計時器。
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