JP2018155652A - 組合せ計量装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】チャージホッパに物品を投入する際の作業性を向上できる組合せ計量装置を提供する。【解決手段】組合せ計量装置1は、物品を一時的に滞留させるチャージホッパ2と、物品を一時的に貯留する複数の計量ホッパ5と、計量ホッパ5に貯留された物品の質量に応じた計量値を出力する計量部8と、合計値が目標計量値となるように計量値の組合せを選択し、当該組合せに対応する計量ホッパ5に物品を排出させる計量制御部16と、を備える。チャージホッパ2は、物品が投入される投入部21と、投入部21から物品が供給され、物品が計量ホッパ5に排出される排出部22と、を有する。チャージホッパ2は、少なくとも投入部21が可動であることによって、計量ホッパ5に物品を供給するための第1状態と、投入部21に物品を投入するための第2状態と、に切り替え可能に構成されている。【選択図】図4

Description

本発明は、組合せ計量装置に関する。
物品を一時的に滞留させるチャージホッパと、チャージホッパに滞留する物品の一部を受け取って、物品を一時的に貯留する複数の計量ホッパと、計量ホッパに貯留された物品の質量に応じた計量値を出力する計量部と、計量部によって計量され且つ複数の計量ホッパにそれぞれ対応付けられた複数の計量値から、合計値が目標計量値となるように計量値の組合せを選択し、当該組合せに対応する計量ホッパに物品を排出させる計量制御部と、を備える組合せ計量装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開昭59−91318号公報
上述したような組合せ計量装置では、装置上部にチャージホッパが配置されているため、チャージホッパに物品を投入する際の作業性が低い。また、装置上部のチャージホッパに対して上側から物品を投入するため、例えば、チャージホッパと設置場所の天井との間の隙間が狭い場合には、物品の投入作業が天井により阻害され、作業性が更に低下する。
そこで、本発明は、チャージホッパに物品を投入する際の作業性を向上できる組合せ計量装置の提供を目的とする。
本発明の組合せ計量装置は、物品を一時的に滞留させるチャージホッパと、チャージホッパに滞留する物品の一部を受け取って、物品を一時的に貯留する複数の計量ホッパと、計量ホッパに貯留された物品の質量に応じた計量値を出力する計量部と、計量部によって計量され且つ複数の計量ホッパにそれぞれ対応付けられた複数の計量値から、合計値が目標計量値となるように計量値の組合せを選択し、当該組合せに対応する計量ホッパに物品を排出させる計量制御部と、を備え、チャージホッパは、物品が投入される投入部と、投入部から物品が供給され、物品が計量ホッパに排出される排出部と、を有し、チャージホッパは、少なくとも投入部が可動であることによって、計量ホッパに物品を供給するための第1状態と、投入部に物品を投入するための第2状態と、に切り替え可能に構成されている。
この組合せ計量装置では、チャージホッパが、少なくとも投入部が可動であることによって、計量ホッパに物品を供給するための第1状態と、投入部に物品を投入するための第2状態と、に切り替え可能に構成されている。これにより、物品投入時には投入部に物品を投入するための第2状態において投入部に物品を投入できる。また、物品投入後には、計量ホッパに物品を供給するための第1状態に切り替え、計量ホッパに物品を供給できる。よって、この組合せ計量装置によれば、チャージホッパに物品を投入する際の作業性を向上できる。
第2状態における投入部の位置は、第1状態における投入部の位置よりも鉛直下側に位置してもよい。この構成の組合せ計量装置では、第2状態において、第1状態における投入部の位置よりも鉛直下側に位置する投入部に物品を投入できる。
第2状態における投入部の位置は、鉛直方向から見た場合に、第1状態における投入部の位置に対して計量ホッパとは反対側に位置してもよい。この構成の組合せ計量装置では、第2状態において、鉛直方向から見た場合に第1位置に対して計量ホッパとは反対側に位置する投入部に物品を投入できる。
排出部には、計量ホッパに物品を排出するための排出口が設けられ、第1状態における投入部の位置は、第2状態における投入部の位置よりも排出口に近くてもよい。この構成の組合せ計量装置では、第1状態において、排出口に近い位置の投入部から排出部に物品を供給できる。
投入部と排出部とが別体に構成されており、投入部が排出部に対して可動であってもよい。この構成の組合せ計量装置では、投入部のみが可動であるため、構成を簡易化できる。
組合せ計量装置は、投入部において物品が載置される載置面の水平面に対する傾斜角度を変化させる第1アクチュエータと、排出部に滞留する物品の滞留状態を検出する第1検出部と、第1検出部の検出結果に基づいて第1アクチュエータを制御する第1アクチュエータ制御部と、を更に備え、第1アクチュエータ制御部は、チャージホッパが第1状態である場合に、排出部に滞留する物品が減少するほど傾斜角度が増加するように第1アクチュエータを制御してもよい。この構成の組合せ計量装置では、物品が排出部に急速に供給されることによる物品の破損やブリッジ現象(物品の詰まり)の発生を抑制できる。
組合せ計量装置は、投入部において物品が載置される載置面の水平面に対する傾斜角度を変化させる第1アクチュエータと、チャージホッパが第1状態である場合に、投入部から排出部への物品の供給が開始された時刻から時間が経過するほど傾斜角度が増加するように第1アクチュエータを制御する第1アクチュエータ制御部と、を更に備えてもよい。この構成の組合せ計量装置では、物品が排出部に急速に供給されることによる物品の破損やブリッジ現象(物品の詰まり)の発生を抑制できる。
組合せ計量装置は、投入部を駆動させる第2アクチュエータと、投入部に滞留する物品の滞留状態を検出する第2検出部と、第2検出部の検出結果に基づいて第2アクチュエータを制御する第2アクチュエータ制御部と、を更に備え、第2アクチュエータ制御部は、チャージホッパが第1状態である場合において、投入部に滞留する物品が第1設定量よりも少なくなったときに、チャージホッパが第1状態から第2状態になるように、第2アクチュエータを制御してもよい。この構成の組合せ計量装置では、チャージホッパに物品を投入する際の作業性を一層向上できる。
組合せ計量装置は、第2アクチュエータ制御部は、チャージホッパが第2状態である場合において、投入部に滞留する物品が第2設定量よりも多くなったときに、チャージホッパが第2状態から第1状態になるように、第2アクチュエータを制御してもよい。この構成の組合せ計量装置では、チャージホッパに物品を投入する際の作業性をより一層向上できる。
本発明によれば、チャージホッパに物品を投入する際の作業性を向上できる。
一実施形態に係る組合せ計量装置の斜視図である。 図1の組合せ計量装置の概略平面図である。 図1の組合せ計量装置のブロック図である。 図1の組合せ計量装置を後側から見た場合の概略斜視図である。 図1の組合せ計量装置の概略側面図である。 チャージホッパが第2状態である場合における図1の組合せ計量装置の概略側面図である。 図5から載置面の傾斜角度が増加した場合の概略側面図である。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、以下の説明において、同一又は相当要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
図1〜図3に示されるように、組合せ計量装置1は、チャージホッパ2と、複数のフィーダ3と、複数のプールホッパ4と、複数の計量ホッパ5と、一対のコンベア6と、シュート7と、計量部8と、を備える。組合せ計量装置1は、外部から供給される物品(農産物、水産物、加工食品等のように、単体質量にばらつきのある物品)を目標計量値となるように計量し、例えば製袋包装機に供給する。製袋包装機は、フィルムを所定容量の袋に成形しつつ、組合せ計量装置1によって計量されて供給された物品を袋詰めする。
チャージホッパ2は、組合せ計量装置1において上部に配置され、物品を一時的に滞留させる。チャージホッパ2は、物品が投入される投入部21と、投入部21から物品が供給され、物品が計量ホッパ5に排出される排出部22と、を有する。図1の状態において、投入部21は、鉛直上側及び後側(図1の紙面奥側)に開口した矩形箱状であり、排出部22は、鉛直上側及び前側(図1の紙面手前側)に開口した矩形箱状である。投入部21と排出部22とは、投入部21の前部が排出部22内に後側から入り込むように、互いに重ね合わされている。
図2に示されるように、投入部21は、平坦な載置面21aを底面として有し、排出部22は、平坦な載置面22aを底面として有する。チャージホッパ2においては、投入部21の載置面21a上に投入されて載置面21a上に載置された物品が、排出部22の載置面22aに供給される。載置面22aには、複数のフィーダ3にそれぞれ対応する複数の排出口22bが設けられる。排出口22bは、載置面22aの前側(投入部21とは反対側)の縁部に沿って一列に並んで設けられる。載置面22a上に供給された物品は、排出口22bからフィーダ3に排出される。チャージホッパ2のより詳細な構成については後述する。
複数のフィーダ3は、排出部22の下方に一列に並んで配置される。複数のフィーダ3の半分は、鉛直方向に平行な中心線CLに対して水平方向の一方側に配置され、複数のフィーダ3の残りの半分は、中心線CLに対して水平方向の他方側に配置される。各フィーダ3は、水平方向に対して傾斜した搬送面3aを有する。各フィーダ3の搬送面3aの上端部側に、排出部22の排出口22bから排出された物品が供給される。各フィーダ3は、搬送面3aを振動させることで、物品をプールホッパ4に向かって搬送する。
複数のプールホッパ4は、複数のフィーダ3の下方に一列に並んで配置される。各プールホッパ4は、各フィーダ3の搬送面3aの下端部の下方に配置される。各プールホッパ4は、その底部に対して開閉可能なゲート4aを有する。各プールホッパ4は、ゲート4aを閉じることで、対応するフィーダ3の下端部から排出された物品を受け取って一時的に貯留する。更に、各プールホッパ4は、ゲート4aを開くことで、一時的に貯留した物品を下方に排出する。
複数の計量ホッパ5は、複数のプールホッパ4の下方に一列に並んで配置される。各計量ホッパ5は、各プールホッパ4のゲート4aの下方に配置される。各計量ホッパ5は、その底部に対して開閉可能なゲート5aを有する。各計量ホッパ5は、ゲート5aを閉じることで、対応するプールホッパ4から排出された物品を受け取って一時的に貯留する。更に、各計量ホッパ5は、ゲート5aを開くことで、一時的に貯留した物品を下方に排出する。
一対のコンベア6は、複数の計量ホッパ5の下方に水平方向に並んで配置される。一対のコンベア6の一方は、複数の計量ホッパ5のうち中心線CLに対して水平方向の一方側に配置された半分の下方にわたって水平方向に延在し、それらの計量ホッパ5から排出された物品を受けてシュート7に向かって搬送する。一対のコンベア6の他方は、複数の計量ホッパ5の残りの半分の下方にわたって水平方向に延在し、それらの計量ホッパ5から排出された物品を受けてシュート7に向かって搬送する。
シュート7は、鉛直方向から見た場合に一対のコンベア6の間に位置するように、一対のコンベア6の下方に配置される。シュート7は、例えば下方に向かって先細りの四角錐台状の筒体である。シュート7は、一対のコンベア6のそれぞれにより搬送される物品を受け取って排出口7aから下方に排出する。シュート7から排出された物品は、例えば上述した製袋包装機に供給される。
計量部8は、フレームF内に配置される。計量部8は、複数のロードセル8aを有する。各ロードセル8aは、対応する計量ホッパ5を支持する。各ロードセル8aは、各計量ホッパ5に物品が一時的に貯留される際に、当該物品の質量に応じた計量値を出力する。なお、チャージホッパ2、フィーダ3、複数のプールホッパ4、複数の計量ホッパ5、一対のコンベア6、及びシュート7は、フレームFに直接的に又は間接的に支持される。
図4〜図7を参照しつつ、チャージホッパ2のより詳細な構成について説明する。図4〜図7では、フィーダ3、プールホッパ4、計量ホッパ5、コンベア6及びシュート7は省略されている。チャージホッパ2は、投入部21が排出部22に対して可動であることによって、計量ホッパ5に物品を供給するための第1状態(図4及び図5の状態)と、投入部21に物品を投入するための第2状態(図6の状態)と、に切り替え可能に構成されている。組合せ計量装置1は、投入部21を駆動させるアクチュエータ(第1アクチュエータ、第2アクチュエータ)9を更に備える。
アクチュエータ9は、例えば、伸縮可能なエアシリンダである。アクチュエータ9の一端は、フレームFに固定され、アクチュエータ9の他端は、投入部21における載置面21aの裏面に固定される。投入部21は、リンク部13及びリンク部14を介してフレームFに連結される。リンク部13,14は、幅方向(図5の紙面奥行き方向)に並ぶように、それぞれ一対設けられてよい。リンク部13,14は、投入部21及びフレームFに対して連結点を中心として回転可能に接続される。これにより、アクチュエータ9の伸縮に従って投入部21が移動し、チャージホッパ2の状態が第1状態と第2状態との間で切り替わる。
第1状態と第2状態との間では、投入部21の位置及び姿勢の双方が異なる。第1状態においては、投入部21は、排出部22に物品を供給する供給位置に位置する。投入部21は、排出部22の排出口22bの近傍に位置し、投入部21の前側の縁部が排出口22bに沿って延在する。また、投入部21の載置面21aは、前側を向くように水平面に対して傾斜している。これにより、載置面21a上に滞留する物品が重力により排出口22b側に移動し、排出部22に排出される。
第2状態においては、投入部21は、投入部21に物品が投入される投入位置に位置する。第2状態における投入部21の位置は、第1状態における投入部21の位置よりも鉛直下側に位置する。第2状態における投入部21の位置は、鉛直方向から見た場合に、第1状態における投入部21の位置に対して後側(計量ホッパ5とは反対側)に位置する。第1状態における投入部21の位置は、第2状態における投入部21の位置よりも排出口22bに近い。
また、第2状態においては、投入部21の載置面21aは、後側を向くように水平面に対して傾斜している。これにより、投入部21への物品の投入が容易化される。第2状態においては、投入部21の後面21bにより、投入部21に投入された物品の落下が防止される。第2状態における載置面21aの水平面に対する傾斜角度βは、第1状態における載置面21aの水平面に対する傾斜角度αよりも大きい。なお、第1状態及び第2状態の投入部21の位置を比較する場合、投入部21における同一箇所の位置を比較する。
また、図7に示されるように、第1状態においては、アクチュエータ9が更に伸張することにより、載置面21aの後部を前部に対して上側に移動させ、載置面21aの水平面に対する傾斜角度αを更に増加させることができる。傾斜角度αを増加させることにより、載置面21a上の物品が排出部22に排出され易くなる。
図3に示されるように、組合せ計量装置1は、第1検出部11と、第2検出部12と、制御部15と、を更に備える。第1検出部11は、排出部22に滞留する物品の滞留状態を検出する。第1検出部11は、例えば、載置面22aにおいて物品が滞留する領域を上方から撮影するカメラである。第1検出部11は、例えば、フレームFに固定される。
第2検出部12は、投入部21に滞留する物品の滞留状態を検出する。第2検出部12は、例えば、載置面21aにおいて物品が滞留する領域を上方から撮影するカメラである。第2検出部12は、例えば、投入部21に固定される。
制御部15は、フレームF内に配置される。制御部15は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を有する演算装置である。制御部15は、フィーダ3の搬送動作、各プールホッパ4のゲート4aの開閉動作、各計量ホッパ5のゲート5aの開閉動作、各コンベア6の搬送動作、及びアクチュエータ9の伸縮動作等、組合せ計量装置1の各部の動作を制御する。制御部15は、計量部8、第1検出部11、第2検出部12及び製袋包装機等と通信可能に接続される。
制御部15は、組合せ計量処理を実行する計量制御部16を有する。計量制御部16は、計量部8によって計量された計量値と、当該計量値に対応する物品を貯留する計量ホッパ5とを対応付けて記憶する。計量制御部16は、計量部8によって計量され且つ各計量ホッパ5に対応付けられた複数の計量値から、合計値が目標計量値となるように計量値の組合せを選択する。より具体的には、計量制御部16は、計量部8によって出力された複数の計量値から、目標計量値を下限値とする所定範囲内に合計値が収まるように計量値の組合せを選択する。そして、計量制御部16は、当該組合せに対応する計量ホッパ5に物品を排出させる。
制御部15は、アクチュエータ9を制御するアクチュエータ制御部(第1アクチュエータ制御部、第2アクチュエータ制御部)17を更に有する。アクチュエータ制御部17は、チャージホッパ2が第1状態である場合において、投入部21に滞留する物品が第1設定量よりも少なくなったときに、チャージホッパ2が第1状態から第2状態になるように、アクチュエータ9を制御する。アクチュエータ制御部17は、第2検出部12の検出結果に基づいて、投入部21に滞留する物品の量を把握する。この制御により、第1状態において投入部21から排出部22に物品が徐々に排出され、投入部21に滞留する物品の量が予め設定された第1設定量よりも少なくなった場合に、投入部21が供給位置から投入位置に移動し、チャージホッパ2が第1状態から第2状態に切り替わる。この第2状態において投入部21に物品が投入される。投入部21への物品の投入は、例えば、手作業により行われてもよいし、自動化された機械により行われてもよい。
また、アクチュエータ制御部17は、チャージホッパ2が第2状態である場合において、投入部21に滞留する物品が第2設定量よりも多くなったときに、チャージホッパ2が第2状態から第1状態になるように、アクチュエータ9を制御する。第2設定量は、第1設定量よりも大きな量である。この制御により、第2状態において投入部21に十分な量の物品が投入され、投入部21に滞留する物品の量が予め設定された第2設定量よりも多くなった場合に、投入部21が投入位置から供給位置に移動し、チャージホッパ2が第2状態から第1状態に切り替わる。
更に、アクチュエータ制御部17は、チャージホッパ2が第1状態である場合に、排出部22に滞留する物品が減少するほど、載置面21aの水平面に対する傾斜角度αが増加するようにアクチュエータ9を制御する。アクチュエータ制御部17は、第1検出部11の検出結果に基づいて、排出部22に滞留する物品の量を把握する。この制御により、第1状態において投入部21から排出口22bに供給される物品の量が安定化される。
以上説明したように、組合せ計量装置1では、チャージホッパ2が、投入部21が可動であることによって、計量ホッパ5に物品を供給するための第1状態と、投入部21に物品を投入するための第2状態と、に切り替え可能に構成されている。これにより、物品投入時には投入部21に物品を投入するための第2状態において投入部21に物品を投入できる。また、物品投入後には、計量ホッパ5に物品を供給するための第1状態に切り替え、計量ホッパ5に物品を供給できる。よって、組合せ計量装置1によれば、チャージホッパ2に物品を投入する際の作業性を向上できる。
また、組合せ計量装置1では、第2状態における投入部21の位置が、第1状態における投入部21の位置よりも鉛直下側に位置する。これにより、第2状態において、第1状態における投入部21の位置よりも鉛直下側に位置する投入部21に物品を投入でき、投入部21への物品の投入を容易化できる。
また、組合せ計量装置1では、第2状態における投入部21の位置が、鉛直方向から見た場合に、第1状態における投入部21の位置に対して計量ホッパ5とは反対側に位置する。これにより、第2状態において、鉛直方向から見た場合に第1位置に対して計量ホッパ5とは反対側に位置する投入部21に物品を投入でき、投入部21への物品の投入を容易化できる。
また、組合せ計量装置1では、第1状態における投入部21の位置が、第2状態における投入部21の位置よりも排出口22bに近い。これにより、第1状態において、排出口22bに近い位置の投入部21から排出部に物品を供給できる。また、組合せ計量装置1では、投入部21が排出部22に対して可動である。これにより、投入部21のみが可動であるため、構成を簡易化できる。
また、組合せ計量装置1では、アクチュエータ制御部17が、チャージホッパ2が第1状態である場合に、排出部22に滞留する物品が減少するほど、載置面21aの水平面に対する傾斜角度αが増加するようにアクチュエータ9を制御する。これにより、物品が排出部22に急速に供給されることによる物品の破損やブリッジ現象(物品の詰まり)の発生を抑制できる。
また、組合せ計量装置1では、アクチュエータ制御部17が、チャージホッパ2が第1状態である場合において、投入部21に滞留する物品が第1設定量よりも少なくなったときに、チャージホッパ2が第1状態から第2状態になるように、アクチュエータ9を制御する。これにより、チャージホッパ2に物品を投入する際の作業性を一層向上できる。
また、組合せ計量装置1では、アクチュエータ制御部17が、チャージホッパ2が第2状態である場合において、投入部21に滞留する物品が第2設定量よりも多くなったときに、チャージホッパ2が第2状態から第1状態になるように、アクチュエータ9を制御する。これにより、チャージホッパ2に物品を投入する際の作業性をより一層向上できる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限られない。例えば、上記実施形態では、アクチュエータ制御部17が、チャージホッパ2が第1状態である場合に、排出部22に滞留する物品が減少するほど、載置面21aの水平面に対する傾斜角度αが増加するようにアクチュエータ9を制御したが、これに代えて、アクチュエータ制御部17は、チャージホッパ2が第1状態である場合に、投入部21から排出部22への物品の供給が開始された時刻から時間が経過するほど傾斜角度αが増加するようにアクチュエータ9を制御してもよい。これによっても、物品が排出部22に急速に供給されることによる物品の破損やブリッジ現象の発生を抑制できる。更に、第1検出部11を省略することができ、構成を簡易化できる。
上記実施形態では、投入部21が排出部22と別体に構成され、投入部21が排出部22に対して可動であったが、投入部21が排出部22と一体に構成され、チャージホッパ2の全体が可動であってもよい。上記実施形態では、第1状態と第2状態との間では、投入部21の位置及び姿勢の双方が異なっていたが、位置及び姿勢の一方のみが異なっていてもよい。例えば、投入部21は、第1状態における位置から第2状態における位置まで、姿勢を維持したまま水平方向にスライド移動してもよい。或いは、第1状態と第2状態との間では、載置面21aの水平面に対する傾斜角度のみが異なっていてもよい。
上記実施形態では、アクチュエータ9が投入部21を移動させると共に載置面21aの水平面に対する傾斜角度を変化させたが、載置面21aの水平面に対する傾斜角度を変化させる第1アクチュエータと、投入部21を移動させる第2アクチュエータとは、別の構成であってもよい。上記実施形態において、チャージホッパ2の第1状態から第2状態への切り替え、及び第2状態から第1状態への切り替えの少なくとも一方は、手作業により行われてもよい。上記実施形態では、排出部22からフィーダ3及びプールホッパ4を介して計量ホッパ5に物品が排出されたが、排出部22から直接に計量ホッパ5に物品が排出されてもよい。
1…組合せ計量装置、2…チャージホッパ、5…計量ホッパ、8…計量部、9…アクチュエータ(第1アクチュエータ、第2アクチュエータ)、11…第1検出部、12…第2検出部、15…制御部、16…計量制御部、17…アクチュエータ制御部(第1アクチュエータ制御部、第2アクチュエータ制御部)、21…投入部、21a…載置面、22…排出部、22b…排出口。

Claims (9)

  1. 物品を一時的に滞留させるチャージホッパと、
    前記チャージホッパに滞留する前記物品の一部を受け取って、前記物品を一時的に貯留する複数の計量ホッパと、
    前記計量ホッパに貯留された前記物品の質量に応じた計量値を出力する計量部と、
    前記計量部によって計量され且つ複数の前記計量ホッパにそれぞれ対応付けられた複数の前記計量値から、合計値が目標計量値となるように前記計量値の組合せを選択し、当該組合せに対応する前記計量ホッパに前記物品を排出させる計量制御部と、を備え、
    前記チャージホッパは、前記物品が投入される投入部と、前記投入部から前記物品が供給され、前記物品が前記計量ホッパに排出される排出部と、を有し、
    前記チャージホッパは、少なくとも前記投入部が可動であることによって、前記計量ホッパに前記物品を供給するための第1状態と、前記投入部に前記物品を投入するための第2状態と、に切り替え可能に構成されている、組合せ計量装置。
  2. 前記第2状態における前記投入部の位置は、前記第1状態における前記投入部の位置よりも鉛直下側に位置する、請求項1に記載の組合せ計量装置。
  3. 前記第2状態における前記投入部の位置は、鉛直方向から見た場合に、前記第1状態における前記投入部の位置に対して前記計量ホッパとは反対側に位置する、請求項1又は2に記載の組合せ計量装置。
  4. 前記排出部には、前記計量ホッパに前記物品を排出するための排出口が設けられ、
    前記第1状態における前記投入部の位置は、前記第2状態における前記投入部の位置よりも前記排出口に近い、請求項1〜3のいずれか一項に記載の組合せ計量装置。
  5. 前記投入部と前記排出部とが別体に構成されており、
    前記投入部が前記排出部に対して可動である、請求項1〜4のいずれか一項に記載の組合せ計量装置。
  6. 前記投入部において前記物品が載置される載置面の水平面に対する傾斜角度を変化させる第1アクチュエータと、
    前記排出部に滞留する前記物品の滞留状態を検出する第1検出部と、
    前記第1検出部の検出結果に基づいて前記第1アクチュエータを制御する第1アクチュエータ制御部と、を更に備え、
    前記第1アクチュエータ制御部は、前記チャージホッパが前記第1状態である場合に、前記排出部に滞留する前記物品が減少するほど前記傾斜角度が増加するように前記第1アクチュエータを制御する、請求項5に記載の組合せ計量装置。
  7. 前記投入部において前記物品が載置される載置面の水平面に対する傾斜角度を変化させる第1アクチュエータと、
    前記チャージホッパが前記第1状態である場合に、前記投入部から前記排出部への前記物品の供給が開始された時刻から時間が経過するほど前記傾斜角度が増加するように前記第1アクチュエータを制御する第1アクチュエータ制御部と、を更に備える、請求項5に記載の組合せ計量装置。
  8. 前記投入部を駆動させる第2アクチュエータと、
    前記投入部に滞留する前記物品の滞留状態を検出する第2検出部と、
    前記第2検出部の検出結果に基づいて前記第2アクチュエータを制御する第2アクチュエータ制御部と、を更に備え、
    前記第2アクチュエータ制御部は、前記チャージホッパが前記第1状態である場合において、前記投入部に滞留する前記物品が第1設定量よりも少なくなったときに、前記チャージホッパが前記第1状態から前記第2状態になるように、前記第2アクチュエータを制御する、請求項1〜7のいずれか一項に記載の組合せ計量装置。
  9. 前記第2アクチュエータ制御部は、前記チャージホッパが前記第2状態である場合において、前記投入部に滞留する前記物品が第2設定量よりも多くなったときに、前記チャージホッパが前記第2状態から前記第1状態になるように、前記第2アクチュエータを制御する、請求項8に記載の組合せ計量装置。
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