JP2018155627A - ナビゲーション装置、ナビゲーション方法及びナビゲーションプログラム - Google Patents

ナビゲーション装置、ナビゲーション方法及びナビゲーションプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】
ユーザに与えられる違和感を軽減又は解消しながら、推定された目的地を表示することができるナビゲーション装置を提供する。
【解決手段】
ナビゲーション装置20は、目的地が設定されていない場合、1か所の推定目的地を認識し、位置認識部により認識された現在地から推定目的地までの経路である第2経路を認識し、第2経路の一部又は全部を示す第2経路表示RP2と前記推定目的地の位置を示す推定目的地表示EGとを地図表示部231に出力させる第2制御部212を備える。
推定目的地表示EGは、文字情報を伴わない表示又は前記設定目的地表示SGに含まれる文字情報よりも文字情報量が少ない表示である。
【選択図】図4

Description

本発明は、ナビゲーション装置、ナビゲーション方法及びナビゲーションプログラムに関する。
例えば人の移動のための車の経路案内装置いわゆるナビゲーション装置として、記憶装置に記憶されている到着頻度が所定値以上の地点を目的地として予測し、表示装置の画面を2分割して、一方の画面に自車周辺の地図を表示し、他方の画面に当該予測された目的地を概略図において旗印で表すとともに当該予測された目的地までの概略経路を簡易的に表示するシステムが知られている(特許文献1)。
特許文献1のシステムによれば、目的地の設定がなくとも予測された目的地までの概略経路が簡易的に表示されるのでユーザにとっての利便性が向上する。
また、市販されているナビゲーション装置には予測した目的地を地図上に表示するものもあるが、予測した目標物を住所情報とともに文字情報で表示している。
特開2005−156350号公報
しかし、特許文献1のものでは、地図とは別に概略図を用いているので、地図上の確認がわかりづらい。
また、市販のナビゲーション装置のように目標物の文字情報(point of interest)を地図上に表示すると地図の表示面積が小さくなったり、元々の地図上の表示情報と重なり、見づらくなったりした。
そこで、本発明は、利便性を維持しながら、地図の視認性の低下を軽減又は回避するとともに、ユーザに与えられる煩わしさ又は違和感を軽減又は解消することができるナビゲーション装置、ナビゲーション方法及びナビゲーションプログラムを提供することを目的とする。
本発明のナビゲーション装置は、
移動体の現在地を認識する位置認識部と、
地図情報を記憶する記憶部と、
地図を含む画像を表示する地図表示部と、
ユーザによって目的地が設定されている場合、前記位置認識部により認識された現在地から当該設定された目的地である設定目的地までの経路である第1経路を認識し、当該第1経路の一部または全部を示す第1経路表示と前記設定目的地の位置を文字情報を伴って示す設定目的地表示とを前記地図表示部に出力する第1制御部と、
目的地が設定されていない場合、推定によって得られた1か所の地点を推定された目的地である推定目的地として認識し、前記位置認識部により認識された現在地から前記推定目的地までの経路である第2経路を認識し、当該第2経路の一部または全部を示す第2経路表示と前記推定目的地の位置を示す推定目的地表示とを前記地図表示部に出力させる第2制御部とを備え、
前記地図表示部において、前記推定目的地表示は、文字情報を伴わない表示又は前記設定目的地表示に含まれる文字情報よりも文字情報量が少ない表示であることを特徴とする。
本発明のナビゲーション装置によれば、ユーザによって目的地が設定された場合には、現在地から設定目的地までの経路である第1経路の一部または全部を示す第1経路表示と設定目的地表示とが地図表示部に出力される。これによりユーザが向かおうとしている目的地と現在地から当該目的地までの経路をユーザに適切に認識させることができる。
また、本発明のナビゲーション装置によれば、目的地が入力されていない場合には、1か所の推定目的地が認識される。そして、本発明のナビゲーション装置によれば、現在地から当該推定目的地までの経路である第2経路が認識され、当該第2経路の一部または全部を示す第2経路表示と推定目的地を示す推定目的地表示とが地図表示部に出力される。
また、推定目的地表示は、文字情報を伴わない表示又は前記設定目的地表示に含まれる文字情報よりも文字情報量が少ない表示表示となっている。
これにより、ユーザの向っている地点が推定目的地とは異なる場合であっても、ユーザの向っている地点の付近の地図が推定目的地の文字情報により視認しにくくなる事態が回避されやすくなる。また、ユーザによる目的地の設定の手間が省かれ、ユーザに与えられる煩わしさが軽減または解消する。
また、推定目的地表示の表示態様と設定目的地表示の表示態様とが異なるので、表示された目的地が推定目的地であることをユーザに容易に理解させることができる。従って、ユーザが向かおうとしている地点が推定目的地と異なる場合であっても、ユーザに与えられる違和感が軽減又は解消される。
以上の通り、本発明のナビゲーション装置によれば、利便性を維持しながら、地図の視認性の低下を軽減又は回避するとともに、ユーザに与えられる煩わしさ又は違和感を軽減又は解消することができる。
本発明のナビゲーション装置において、
前記第2制御部は、前記位置認識部により認識された現在地の周辺の地図及び前記第2経路表示を含む現在地周辺地図画像と、前記推定目的地表示及び前記推定目的地の周辺の地図を含む推定目的地周辺地図画像とを前記地図表示部に出力させ、
前記推定目的地表示は、文字情報を伴わない表示であり、
前記推定目的地周辺地図画像の縮尺は、少なくとも区画道路を表示可能な縮尺であることが好ましい。
当該構成のナビゲーション装置によれば、前記第2制御部により、現在地周辺地図画像と推定目的地周辺地図画像とが地図表示部に表示される。
現在地周辺地図画像は、前記位置認識部により認識された現在地の周辺の地図情報及び前記第2経路表示を含むので、ユーザに現在地から推定目的地につながる経路を認識させることができる。
また、推定目的地周辺地図画像は、推定目的地表示及び推定目的地の周辺の地図情報を含んでいる。このため、ユーザにいずれの場所が推定目的地となっているかを認識させることができる。特に、推定目的地周辺地図画像の縮尺は区画道路を表示可能な縮尺となっているので、ユーザが推定目的地周辺によく訪れていれば、文字情報を含まない推定目的地表示であったとしても、ユーザに推定目的地がいずれの場所かを認識させることができる。
補足すると、道路の種別には、自動車専用道路、主要幹線道路、幹線道路、補助幹線道路、区画道路、特殊道路がある。
自動車専用道路は、いわゆる高速道路であり、比較的長いトリップの交通を処理するため、設計速度を早く設定し、一定区間における路外よりの車両の出入制限を行い、自動車専用とする道路である。
また、主要幹線道路は、都市間交通や通過交通等の比較的長いトリップの交通を大量に処理するため、高水準の規格を備え、高い交通容量を有する道路である。主要幹線道路は、例えば一般国道である。
また、幹線道路は、主要幹線道路及び主要交通発生源等を有機的に結び、都市全体に網状に配置され、都市の骨格及び近隣住区を形成する道路である。幹線道路は、例えば、主要地方道である。
補助幹線道路は、近隣住区と幹線道路を結ぶ道路であり、近隣住区内での幹線としての機能を有する道路である。補助幹線道路は、例えば、一般都道府県道である。
区画道路は、近隣住区等において沿道宅地へのサービスを目的として配置される道路であり、自動車の通行が可能な幅員の道路である。区画道路は、例えば、街区や宅地の外郭を形成し、宅地の出入りに用いられる道路である。
特殊道路は、もっぱら、歩行者、自転車、都市モノレール等、自動車以外の交通の用に供するための道路である。
区画道路を細街路として、区画道路を表示する表示を細街路表示と称する場合もある。
当該構成のナビゲーション装置において、
前記現在地周辺地図画像は前記現在地と前記推定目的地との両方を表示可能な縮尺であることが好ましい。
当該構成のナビゲーション装置によれば、推定目的地周辺の区画道路を表示可能な縮尺の推定目的地周辺地図と、現在地と推定目的地との両方を表示可能な縮尺の現在地周辺地図画像とが地図表示部に表示される。これにより、ユーザに推定目的地がいずれの場所かを認識させることができるとともに、現在地から推定目的地までの概略の経路を認識させることができる。
本発明のナビゲーション装置において、
前記第2制御部は、
前記ユーザが過去に通行した経路を認識し、前記ユーザが現在地から目的地までの過去に通行したことのある経路を前記第2経路として認識し、
前記第2経路に沿って前記現在地から前記推定目的地まで移動する場合の第2経路の計算移動コストを認識し、当該第2経路の計算移動コストと基準コストとを対比し、
前記第2経路の計算移動コストが前記基準コスト以下である場合には、前記第2経路表示を出力し、
前記第2経路の計算移動コストが前記基準コストを超えている場合には、前記第2経路の計算移動コストよりも計算移動コストが小さい迂回経路の有無を判定し、前記迂回経路がある場合には、前記迂回経路がある旨の表示を前記地図表示部に出力することが好ましい。
当該構成のナビゲーション装置によれば、ユーザが過去に通行したことのある経路が第2経路として認識される。そして、第2経路の計算移動コストが基準コスト以下であれば、当該第2経路の一部又は全部を示す第2経路表示が出力される。
ユーザが過去に通行したことのある経路を示す第2経路表示が推定目的地表示とともに出力されることにより、ユーザに過去に通行したことのある経路について基準コスト以内で移動できる蓋然性が高いことを知らせることができる。
また、第2経路の計算移動コストが基準コストを超える場合には、第2経路の計算移動コストよりも計算移動コストが小さい迂回経路の有無が判定され、迂回経路がある場合には、迂回経路がある旨の表示が地図表示部に出力される。
これにより、ユーザに過去に通行したことのある経路について基準コスト以内で移動できる蓋然性が低い場合には、迂回経路がある旨をユーザに認識させることができるので、ユーザの利便性を高めることができる。
移動体の全体構成図。 ナビゲーション処理のフローチャート。 目的地が設定された場合のナビ画面を示す図。 目的地を推定した場合のナビ画面を示す図。 迂回経路がある場合のナビ画面を示す図。 推定目的地及び第2経路認識処理のフローチャート。 通行中の経路と推定目的地及び第2経路の関係の一例を示す図。 通行中の経路と推定目的地及び第2経路の関係の他の例を示す図。 図8よりも後の時間における通行中の経路と推定目的地及び第2経路の関係の一例を示す図。 現在地表示と推定目的地表示と第2経路表示とを含む第5画像を表示した場合のナビ画面を示す図。
(移動体)
移動体1は、不図示の各部の作動部とその操作部(アクチュエータ又は操作機構)と各部又はその操作部の状態を検知、検出する検出部を有する。
すなわち、移動体1には、移動体1の各状態を示す信号を出力するセンサ部10と、当該センサ部に接続されたナビゲーション装置20とが搭載されている。
また、移動体1としての車は不図示の動力源を有し、その動力源の始動停止のためのスイッチ機構の一部であるイグニッションスイッチ又はスタートボタンを有している。動力源には内燃機関又は電動機が用いられる。また、燃料電池又は太陽光発電による自然エネルギーを用いるものであってもよい。
また、移動体1としての車は不図示の加速装置、制動装置及び操向装置を有し、発進、加速、転舵、減速、停止を行う。
センサ部10は、GPS(Global Positioning System)衛星から信号を受信することにより移動体1の現在地を取得するGPSセンサ11と、移動体1、ここでは車の移動速度を取得する車速センサ12と、移動体1の角速度を取得するジャイロセンサ13と移動体1のイグニッションスイッチの入切の状態を取得するイグニッションスイッチセンサ14とを備えている。センサ部10は、不図示のセンサにより、移動体1に対するアクセル、ブレーキ又は操舵などの操作指示量及びその他の移動体1に搭載されている機器情報も取得するように構成されている。センサ部10は、取得された情報をナビゲーション装置20に出力するように構成されている。GPSセンサ11が本発明の「位置認識部」に相当する。
ナビゲーション装置20は、タブレット型端末又はスマートフォン等、ユーザによる携帯が可能なようにサイズ、形状及び重量が設計されている情報端末である。
ナビゲーション装置20は、ナビゲーション装置20のユーザ(移動体の乗員)が搭乗する移動体1に搭載可能なようにサイズ、例えば規格化された1〜2DIN等が設計されている情報端末により構成されてもよい。
ナビゲーション装置20は、制御部21、記憶部22、出力部23、入力部24、通信部25及び計時部26を備えている。ナビゲーション装置20は、構成要素を装置の内部に備えるだけでなく、前述したGPSセンサ11のように、装置の外部に構成要素を備え、有線通信又は無線通信を介して必要なデータを認識するように構成されていてもよい。
なお、一の装置が情報を「認識する」とは、一の装置が他の装置から当該情報を受信すること、一の装置が記憶部22等の記憶媒体に記憶された情報を読み取ること、一の装置がGPSセンサ11等のセンサから出力された信号に基づいて情報を取得すること、一の装置が、受信した情報又は記憶部22等の記憶媒体に記憶された情報又はGPSセンサ11等のセンサから取得した情報に基づいて、所定の演算処理(計算処理又は探索処理など)を実行することにより当該情報を導出すること、一の装置が他の装置による演算処理結果としての当該情報を当該他の装置から受信すること、一の装置が当該受信信号にしたがって内部記憶装置又は外部記憶装置から当該情報を読み取ること等、当該情報を取得するためのあらゆる演算処理が実行されることを意味する。
制御部21は、CPU等のプロセッサにより構成されている。制御部21には、ナビゲーションプログラムがインストールされている。ナビゲーションプログラムが起動されることにより、制御部21は、後述の演算処理を実行し、第1制御部211及び第2制御部212として機能するように構成されている。制御部21の一部又は全部が、通信部25を介して通信可能な外部のサーバ等によって構成されていてもよい。
制御部21は、センサ部10、記憶部22、出力部23、入力部24、通信部25及び計時部26と情報を送受信可能なように構成されている。
記憶部22は、RAM、ROM又はHDD等の記憶装置により構成され、種々の情報を記録するように構成されている。記憶部22は、制御部21による演算処理で使用されるデータを記憶及び読出可能に構成されている。記憶部22の一部又は全部が、通信部25を介して通信可能な外部のストレージサーバ等によって構成されていてもよい。
記憶部22は、地図情報221と、通行履歴情報222と、交通情報223とを記憶している。地図情報221は、道路及び各施設等の緯度及び経度等の位置情報及びPOI(Point Of Interest)を含む情報である。
地図情報221には、道路の特徴(急カーブ、急勾配、見通しが悪い、事故多発など)が含まれていてもよい。
通行履歴情報222は、計時部26で認識された曜日及び時刻並びにGPSセンサ11で認識された位置に基づいて特定される、通行曜日、通行時間帯及びユーザ(より正確にはナビゲーション装置20)が通行した経路である通行経路、及び目的地を含む情報である。通行時間帯は、9:00〜10:00のように幅を持った時間で表される。通行時間帯は、例えば通勤時間のように混雑する時間帯においては1分刻みなど、比較的短い時間幅で区切られてもよいし、夜間のように混雑しない時間帯においては1時間刻みなど比較的長い時間幅で区切られてもよい。
なお、本明細書では、「経路」との用語は、ある地点から別の地点まで移動するための道筋、すなわち、ユーザに通行を促す(案内する)道筋、ユーザが通行している道筋又はユーザが過去に通行した道筋の意味で使用する。このうち、ユーザが通行している道筋を「走行経路」と呼び、ユーザが過去に通行した道筋を「通行経路」と呼ぶ。
また、本明細書では、「道路」との用語は、地図に表示される道路又は実際に存在する各道路の意味で使用する。
ここで、例えば、イグニッションスイッチセンサ14の出力に基づいて、イグニッションスイッチがONになった位置からイグニッションスイッチがOFFになった位置までの曜日及び時刻から通行曜日及び通行時間帯が認識されてもよい。イグニッションスイッチがONになった位置からイグニッションスイッチがOFFになった位置までの時系列的な位置データが通行経路として認識されてもよい。また、イグニッションスイッチがOFFになった位置が目的地として記憶されてもよい。
イグニッションスイッチの状態に応じて通行曜日、通行時間帯、通行経路、目的地を認識する以外にも、例えば、GPSセンサ11、車速センサ12、又はジャイロセンサ13に示される現在地、車速、又は加速度に基づいて移動体1が走行しているかどうかが判定され、走行している場合の曜日、時刻、時系列的な位置データ及び一定時間走行をしなかった位置に基づいて、通行曜日、通行時間帯、通行経路及び目的地が認識されてもよい。また、ドアセンサから取得されたドアの開け閉めの状態に応じて通行曜日、通行時間帯、通行経路及び目的地が記憶されてもよい。
交通情報223は、交通情報サーバ等から受信した各道路の交通情報であり、事故の発生の有無、渋滞の発生の有無、工事や冠水、積雪などによる車線制限、通行止め、さらには凍結などの路面状況情報を含めることができる。また、各道路の計算移動コスト等を含む情報である。計算移動コストは、例えば、各道路を通行するための計算された移動時間、各道路を通行するための移動体1の計算された移動エネルギー及び各道路を通行するための計算された料金のうちの少なくとも1つを評価して得られる値である。ここでの計算とは、過去の実測値に基づき、将来を想定した計算も含む。
出力部23は、地図表示部231と、音声出力部232とを備える。
地図表示部231は、例えば液晶パネルにより構成される。地図表示部231は、制御部21から入力された信号に応じて地図を含む画像を表示するように構成されている。
音声出力部232は、例えばスピーカーにより構成される。音声出力部232は、制御部21から入力された信号に応じて音声を出力するように構成されている。
出力部23は、これらに加え、におい発生装置、振動発生装置等、ユーザの五感を通じて認識させることができる情報を出力する装置を備えてもよい。
入力部24は、操作検知部241と、マイク等により構成され、ユーザが発した音声を認識し、当該音声に対応する信号を制御部21に出力する音声認識部242とを備える。
操作検知部241は、例えば、タッチパッド、ボタン、キーボード又はマウス等により構成される。操作検知部241は、ユーザの操作を検知し、当該タッチ操作に対応する信号を制御部21に出力するように構成されている。操作検知部241としてのタッチパッドと地図表示部231としての液晶パネルとが組合わされ、タッチパネルとして構成されてもよい。
音声認識部242は、例えばマイクにより構成される。音声認識部242は、ユーザが発した音声を認識し、当該音声に対応する信号を制御部21に出力するように構成されている。
入力部24は、カメラ等の撮像装置等の、ユーザの挙動を認識可能な装置を備えてもよい。
通信部25は、近距離無線通信部251と、無線通信網通信部252とを備える。
近距離無線通信部251は、有線又は近距離での無線通信に適した通信規格にしたがって移動体1内の無線LAN等を介して移動体1又は移動体1に搭載された機器(たとえばセンサ部10)と相互に通信するように構成されている。
無線通信網通信部252は、WiFi(登録商標)等の遠距離での無線通信に適した通信規格にしたがってナビゲーションサーバ等の外部端末と相互通信するように構成されている。
計時部26は、例えばNTP(Network Time Protocol)サーバと通信することにより、現在時刻を認識するように構成されている。計時部26は、GPSセンサ11から受信した信号により現在時刻を認識してもよい。
(ナビゲーション処理)
図2を参照して、ナビゲーション処理を説明する。
制御部21は、イグニッションスイッチセンサ14からの信号に基づいて、イグニッションONを検知すると(図2/STEP102)、図2/STEP104以下の処理を開始する。
第1制御部211は、目的地が設定されているか否かを判定する(図2/STEP104)。
第1制御部211は、操作検知部241を介して住所又は施設名が入力された場合に図2/STEP104の判定結果が肯定的であると判定してもよい。また、これに代えて又は加えて、第1制御部211は、音声認識部242を介して住所又は施設名が入力された場合に図2/STEP104の判定結果が肯定的であると判定してもよい。また、これに代えて又は加えて、第1制御部211は、記憶部22にユーザが過去に設定した目的地としての住所又は施設名が記憶されている場合に図2/STEP104の判定結果が肯定的であると判定してもよい。また、これに代えて又は加えて、第1制御部211は、通信部25を介して外部と通信することにより、例えば、ユーザが所有している携帯端末との通信を介してユーザが設定の意思をもった目的地としての住所又は施設名を受信した場合に図2/STEP104の判定結果が肯定的であると判定してもよい。
当該判定結果が肯定的である場合(図2/STEP104‥YES)、第1制御部211は、現在地から設定された目的地である設定目的地までの経路である第1経路を認識する(図2/STEP106)。
第1制御部211は、地図情報221をダイクストラ法等の経路探索アルゴリズムに従って、各道路の計算移動コストに基づいて、計算移動コストの和が最小になる経路を探索することにより、第1経路を認識してもよい。また、これに代えて又は加えて、第1制御部211は、外部のナビゲーションサーバと通信することにより、第1経路を認識してもよい。
第1制御部211は、図3に示されるように、第1画像P1と第2画像P2とを地図表示部231に出力させる(図2/STEP108)。
第1制御部211は、現在地及び設定目的地に基づいて、地図情報221を参照して、第1画像P1及び第2画像P2を作成する。
ここで、第1画像P1は、移動体1の現在地を示す現在地表示Mと移動体1(ナビゲーション装置20)の周辺の地図及び地図上の第1経路を示す第1経路表示RP1とを含む画像である。第1画像P1には、地図情報221から読み込まれた地図の縮尺に応じて、当該地図上の各地点のPOIが含まれていてもよい。
POIの種別及び表示される縮尺に応じて夫々のPOIが表示されるかどうかが決定されうる。例えば、第1制御部211は、所定の第1縮尺の場合に、市を示すPOI及び町を示すPOIの両方を第1画像P1に含ませ、第1縮尺よりも小さい第2縮尺の場合市を示すPOIのみを第1画像P1に含ませてもよい。
第1画像P1は、移動体1の現在地を示す現在地表示Mと設定目的地を示す設定目的地表示SGと間を概略の経路で示す地図を含んでいてもよい。
また、第2画像P2は、設定目的地を示す設定目的地表示SGと、設定目的地の周辺の地図を含む画像である。第2画像P2には、地図情報221から読み込まれた地図の縮尺に応じて、当該地図上の各地点のPOIが含まれていてもよい。
設定目的地表示SGは、設定目的地であることを示す旗印アイコンSG1と、設定目的地の地図上の位置を示す設定目的地アイコンSG2と、設定目的地のPOIを示す設定目的POI表示SG3とを含む。設定目的地アイコンSG2に加えて又は代えて、地図上の該当する区域が着色されていてもよい。なお、第1制御部211は、第2画像P2の縮尺が設定目的地のPOIを表示するための縮尺より小さい場合でも、設定目的地のPOIを表示する。
第1制御部211は、第1経路を走行するための案内情報を音声出力部232に出力させる(図2/STEP110)。
図2/STEP104の判定結果が否定的である場合(図2/STEP104‥NO)、第2制御部212は、移動体1が走行中か否かを判定する(図2/STEP112)。
例えば、第2制御部212は、GPSセンサ11、車速センサ12、ジャイロセンサ13の信号に基づいて、移動体1としての車が走行中か否かを判定する。
当該判定結果が否定的である場合(図2/STEP112・・NO)、制御部21は、図2/STEP104以下の処理を実行する。
当該判定結果が肯定的である場合(図2/STEP112・・YES)、第2制御部212は、目的地が推定可能であるか否かを判定する(図2/STEP114)。
第2制御部212は、イグニッションスイッチがONになってから走行した経路と、通行履歴情報222に示される通行経路の一部とが一致または相当する通行経路の数が所定の範囲内(例えば、1以上5以下)となった場合に目的地を推定可能と判定する。また、第2制御部212は、イグニッションスイッチがONになってから所定の距離以上移動した場合に目的地を推定可能と判定してもよい。また、第2制御部212は、イグニッションスイッチがONになってから走行した経路と通行履歴情報とに基づいて、目的地である確率が所定確率以上となる目的地が発見された場合に、目的地を推定可能と判定してもよい。
当該判定結果が否定的である場合(図2/STEP114‥NO)、制御部21は、図2/STEP104以下の処理を実行する。
当該判定結果が肯定的である場合(図2/STEP114‥YES)、第2制御部212は、推定目的地及び第2経路認識処理を実行する(図2/STEP116)。推定目的地及び第2経路認識処理の詳細については、後述する。推定目的地及び第2経路認識処理において、第2制御部212は、推定目的地と、現在地から推定目的地までの、ユーザが過去に通行した経路である第2経路とを認識する。なお本明細書では、「推定目的地」との用語は、「推定によって得られた1か所の地点としての推定された目的地」を意味する。
第2制御部212は、第2経路における計算移動コストを認識する(図2/STEP118)。
第2制御部212は、例えば、交通情報223に含まれる各道路の計算移動コストを認識し、第2経路における各道路の計算移動コストを合算することにより、第2経路における計算移動コストを認識してもよい。また、これに加えて又は代えて、第2制御部212は、外部のナビゲーションサーバ等と通信することにより、第2経路における計算移動コストを認識してもよい。
第2制御部212は、第2経路における計算移動コストが、所定の基準コスト以下であるか否かを認識する(図2/STEP120)。
基準コストは、例えば、通行履歴情報222に含まれる現在の日時が含まれる時間帯における第2経路の過去のコストを平均した平均コストであってもよいし、当該平均コストに一定のコストを加えた値であってもよい。また、基準コストは、第2経路の距離と外部のサーバから取得された第2経路の平均速度とから算出された第2経路の移動時間に基づいて定められてもよい。
当該判定結果が肯定的である場合(図2/STEP120・・YES)、第2制御部212は、図4に示されるように、第3画像P3と第4画像P4とを地図表示部231に出力する(図2/STEP122)。
第2制御部212は、現在地及び推定目的地に基づいて、地図情報221を参照して、第3画像P3及び第4画像P4を作成する。
ここで、第3画像P3は、移動体1の現在地を示す現在地表示Mと移動体1(ナビゲーション装置20)の周辺の地図及び当該地図上の第2経路を示す第2経路表示RP2とを含む画像である。第3画像P3が、本発明の「現在地周辺地図画像」に相当する。第3画像P3には、地図情報221から読み込まれた地図の縮尺に応じて、当該地図上の各地点のPOIが含まれていてもよい。
また、第4画像P4は、推定目的地を示す推定目的地表示EGと、推定目的地の周辺の地図を含む画像である。第4画像P4の地図は、区画道路を表示可能な縮尺で表示されている。第4画像P4が、本発明の「推定目的地周辺地図画像」に相当する。第4画像P4には、地図情報221から読み込まれた地図の縮尺に応じて、当該地図上の各地点のPOIが含まれていてもよい。
推定目的地表示EGは、文字情報が含まれていない表示である。
これに代えて、推定目的地表示EGは、設定目的地表示SGよりも文字情報量が少ない表示であってもよい。これに加えてまたは代えて、推定目的地表示EGは、設定目的地表示SGよりも文字情報が小さい表示であってもよい。また、これらに加えてまたは代えて、推定目的地表示EGは、文字情報が1分だけ表示されるなど、設定目的地表示SGよりも文字情報の表示時間が短い表示であってもよい。
推定目的地表示EGの文字情報は、例えば、POIである。
推定目的地表示EGが設定目的地表示SGよりも文字情報量が少ない表示である例としては、推定目的地表示EGを構成する要素の数、例えば文字情報の行数又は文字数、記号の数が設定目的地表示SGを構成する要素の数よりも少ない場合が挙げられる。
図2/STEP122の後、第2制御部212は、図2/STEP116以下の処理を実行する。
図2/STEP120の判定結果が否定的である場合(図2/STEP120‥NO)、第2制御部212は、第2経路よりも計算移動コストが小さい経路である迂回経路の有無を認識する(図2/STEP124)。
例えば、第1制御部211は、地図情報221をダイクストラ法等の経路探索アルゴリズムに従って、各道路の計算移動コストに基づいて、計算移動コストの和が最小になる経路を探索することにより、迂回経路の有無を認識してもよい。この場合、ユーザが通行したことがある第2経路からかい離した経路が検索されることを避けるため、第2経路に含まれるリンクと異なるリンクについては、所定の追加コストが加算されてもよい。
また、通行履歴情報222に含まれる他の通行経路のうち、推定目的地にいたる他の経路を探索することにより、迂回経路の有無を認識してもよい。
また、これに代えて又は加えて、第2制御部212は、外部のナビゲーションサーバと通信することにより、迂回経路の有無を認識してもよい。
第2制御部212は、計算移動コストを第2経路よりも所定コスト以上小さい迂回経路があるか否かを判定する(図2/STEP126)。
当該判定結果が否定的である場合(図2/STEP126‥NO)、第2制御部212は、図2/STEP122の処理を実行する。
当該判定結果が肯定的である場合(図2/STEP126‥YES)、第2制御部212は、図5に示されるように、第3画像P3、迂回経路あり表示RWP、ガイド開始表示GSP及びガイドキャンセル表示GCPを含む第4画像P4を地図表示部231に出力する(図2/STEP128)。
第2制御部212は、交通情報223を参照して、迂回経路あり表示RWPに第2経路の計算移動コストが基準コストを超える理由を示す「いつものルートに渋滞が発生中」という表示と、迂回経路がある旨の表示とを含めてもよい。
また、迂回経路あり表示RWPに、第2経路の計算移動コストと迂回経路の計算移動コストとの差を示す情報が含まれていてもよい。例えば、移動時間がコストである場合、「第2経路の移動時間よりも5分短い迂回経路がある」という情報が迂回経路あり表示RWPに含まれていてもよい。
第2制御部212は、図2/STEP128に代えて又は加えて、音声出力部232から迂回経路がある旨の情報を出力してもよい。
第2制御部212は、迂回経路のガイド開始が選択されたか否かを判定する(図2/STEP130)。
より具体的には、第2制御部212は、操作検知部241を介してガイド開始表示GSPの押圧を検知した場合、又は音声認識部242を介してユーザによるガイド開始の要求を認識した場合、迂回経路のガイド開始が選択されたと判定する。
一方、第2制御部212は、操作検知部241を介してガイドキャンセル表示GCPの押圧を検知した場合、又は音声認識部242を介してユーザによるガイドキャンセルの要求を認識した場合、迂回経路のガイド開始が選択されなかったと判定する。
第2制御部212は、ガイド開始の要求を認識しないまま、かつ、音声認識部242を介してユーザによるガイドキャンセルの要求を認識しないまま、迂回経路あり表示RWPの出力から所定時間経過した場合には、迂回経路のガイド開始が選択されたと判定してもよいし、迂回経路のガイド開始が選択されなかったと判定してもよい。この場合、いずれの判定結果となるかについては、予めシステムの設計者により定められたものであってもよいし、ユーザによる設定に応じて定まるものであってもよい。
当該判定結果が否定的である場合(図2/STEP130‥NO)、第2制御部212は、図2/STEP122の処理を実行する。
当該判定結果が肯定的である場合(図2/STEP130‥YES)、第2制御部212は、迂回経路を示す迂回経路表示を出力する(図2/STEP132)。
第2制御部212は、迂回経路表示とともに、図3に示される設定目的地表示SGを出力してもよいし、図4に示される推定目的地表示EGを出力してもよい。
そして、第2制御部212は、迂回経路の音声案内情報を出力する(図2/STEP110)。
図示しないが、制御部21は、設定目的地又は推定目的地に到着したという条件が充足された場合に、経路表示の出力と、音声案内の出力とを終了し、曜日と時間帯と通行した経路と目的地とを通行履歴情報222に記憶する。なお、制御部21は、通行日時から所定期間(たとえば2カ月)経過した通行履歴情報222を削除するように構成されていてもよい。
ここで、推定目的地に到着したという条件とは、イグニッションスイッチセンサ14からイグニッションスイッチがOFFになったことを示す信号が入力されたという条件であってもよいし、所定の期間におけるGPSセンサ11により認識された位置、車速センサ12により認識された速度、又はジャイロセンサ13により認識された加速度が、一定の箇所に所定時間以上停止したことを示している条件であってもよいし、不図示のドアセンサからドアが開けられたことを示す信号が入力された条件であってもよい。
(推定目的地及び第2経路認識処理)
続いて、図6を参照して、第2制御部212により実行される図2/STEP116の推定目的地及び第2経路認識処理の詳細を説明する。
第2制御部212は、計時部26の出力に基づいて、現在の曜日及び時刻を認識する(図6/STEP202)。
第2制御部212は、認識した現在の曜日及び時刻に基づいて、現在の曜日及び時刻と同じ曜日及び時間帯にユーザが過去に通行した通行経路を認識する(図6/STEP204)。例えば、第2制御部212は、通行履歴情報222を参照することにより、移動体1又はナビゲーション装置20自体の位置情報に基づいてユーザが過去に通行した通行経路を認識してもよい。第2制御部212は、ユーザを識別するためのユーザIDに基づいて、外部のサーバと通信することにより、ユーザが過去に通行した通行経路を認識してもよい。
第2制御部212は、現在の走行経路に一致または相当するユーザが過去に通行した通行経路が存在するか否かを判定する(図6/STEP206)。
図6/STEP206の判定結果が否定的である場合(図6/STEP206‥NO)、第2制御部212は、推定目的地及び第2経路認識処理を終了する。この場合、第2制御部212は、図2/STEP104以下の処理を実行する。
図6/STEP206の判定結果が肯定的である場合(図6/STEP206‥YES)、第2制御部212は、現在の走行経路に一致または相当するユーザが過去に通行した通行経路が1つか否かを判定する(図6/STEP208)。
例えば、図7に示されるように、第2制御部212が、図6/STEP204において、図7に示される出発地S1からリンクL1、リンクL2を経由して地点G1に至る経路と、出発地S1からリンクL1、リンクL3を経由して地点G2に至る経路とが認識されたとする。
そして、移動体1が、図7に破線矢印で示すように、リンクL1を経由して、リンクL3の途中まで移動したとする。
この場合、現在の走行経路(図7に破線矢印で示される経路)に一致または相当する経路は、出発地S1からリンクL1、リンクL3を経由して地点G2に至る経路だけであるので、図6/STEP208の判定結果は肯定的となる。
一方、図8に示されるように、第2制御部212が、図6/STEP204において、図8に示される出発地S2からリンクL4、L5を経由して地点G3に至る経路と、出発地S2からリンクL4、L6、L7を経由して地点G4に至る経路と、出発地S2からリンクL4、L6、L8を経由して地点G5に至る経路とが認識され、現在の走行経路が図8に破線矢印で示される経路(出発地S2からL4の途中までの経路)である場合、現在の走行経路(図8に破線矢印で示される経路)に一致または相当する経路は3つあるので、図6/STEP208の判定結果は否定的となる。
図6/STEP208の判定結果が肯定的である場合(図6/STEP208‥YES)、第2制御部212は、一致または相当した通行経路を第2経路として認識する(図6/STEP210)。
図6/STEP208の判定結果が否定的である場合(図6/STEP208‥NO)、第2制御部212は、通行回数が最多の経路が1つであるか否かを判定する(図6/STEP212)。
例えば、図8において、地点G3までの経路の通行回数が10回であり、地点G4までの経路の通行回数が10回であり、地点G5までの経路の通行回数が3回であるとすると、通行回数が最多の経路は2つであるので、図6/STEP212の判定結果は否定的となる。
図6/STEP212の判定結果が肯定的である場合(図6/STEP212‥YES)、第2制御部212は、通行回数が最多の通行経路を第2経路として認識する(図6/STEP214)。
図6/STEP212の判定結果が否定的である場合(図6/STEP212‥NO)、第2制御部212は、通行回数が最多の通行経路のうち、最近時に通行した通行経路を第2経路として認識する(図6/STEP216)。
例えば、図8に示されるように、移動体1が、出発地S2からリンクL4、L5を経由して地点G3に至る経路(10回通行)を1週間前に通過し、出発地S2からリンクL4、L6、L7を経由して地点G4に至る経路(10回通行)を1か月前に通過し、出発地S2からリンクL4、L6、L8を経由して地点G5に至る経路(3回通行)を3日前に通過していた場合を考える。
第2制御部212は、通行回数が最多の通行経路のうち、最近時に通行した経路として、出発地S2からリンクL4、L5を経由して地点G3に至る経路を第2経路として認識する。
第2制御部212は、第2経路の到着地点を推定目的地として認識する(図6/STEP218)。例えば、図8において、出発地S2からリンクL4、L5を経由して地点G3に至る経路が第2経路として認識された場合、到着地点の地点G3が推定目的地として認識される。
第2制御部212は、推定目的地及び第2経路認識処理(図2/STEP116)を終了する。
なお、推定目的地及び第2経路認識処理(図2/STEP116)が繰り返し実行されると、時間の経過とともに移動体1が移動することにより、第2経路及び推定目的地が変更されることがある。
例えば、図8に示される状態から、移動体1が進み、図9に示されるように、リンクL4を通過し、リンクL6の途中を走行している場合を考える。
この場合、図9に破線矢印で示される走行経路と出発地S2からリンクL4、L5を経由して地点G3に至る経路とは一致または相当しなくなる。この結果、通行回数が最多の経路が、出発地S2からリンクL4、L6、L7を経由して地点G4に至る経路の1つとなるので、図6/STEP212の判定結果が肯定的となる。この結果、出発地S2からリンクL4、L6、L7を経由して地点G4に至る経路が第2経路として認識され、地点G4が推定目的地として認識される。
(本実施形態の作用効果)
ナビゲーション装置20によれば、目的地が設定された場合には(図2/STEP104‥YES)、図3に示されるように、現在地から設定目的地までの経路である第1経路の一部又は全部を示す第1経路表示RP1と設定目的地表示SGとが地図表示部231に出力される(図2/STEP108)。これによりユーザが向かおうとしている目的地と現在地から当該目的地までの経路をユーザに適切に認識させることができる。
また、ナビゲーション装置20によれば、目的地が入力されていない場合には(図2/STEP104‥NO)、1か所の推定目的地が認識される(図2/STEP116及び図6)。そして、ナビゲーション装置20によれば、現在地から当該推定目的地までの経路である第2経路が認識され、図4に示されるように、当該第2経路の一部又は全部を示す第2経路表示RP2と推定目的地を示す推定目的地表示EGとが地図表示部231に出力される(図2/STEP122)。
また、推定目的地表示EGは、文字情報を伴わない表示となっている。
これにより、ユーザの向っている地点が推定目的地とは異なる場合であっても、ユーザの向っている地点の付近の地図が推定目的地の文字情報により視認しにくくなる事態が回避されやすくなる。また、ユーザによる目的地の設定の手間が省かれる。
また、推定目的地表示EGの表示態様と設定目的地表示の表示態様とが異なるので、表示された目的地が推定目的地であることをユーザに容易に理解させることができる。従って、ユーザが向かおうとしている地点が推定目的地と異なる場合であっても、ユーザに与えられる違和感が軽減又は解消される。
以上の通り、本発明のナビゲーション装置20によれば、利便性を維持しながら、地図の視認性の低下を軽減又は回避するとともに、ユーザに与えられる煩わしさ又は違和感を軽減又は解消することができる。
また、当該構成のナビゲーション装置20によれば、現在地周辺地図画像(第3画像P3)と推定目的地周辺地図画像(第4画像P4)とを地図表示部231に表示させる。
現在地周辺地図画像(第3画像P3)は、前記位置認識部(GPSセンサ11)により認識された現在地の周辺の地図情報221及び前記第2経路表示RP2を含むので、ユーザに現在地から推定目的地につながる経路を認識させることができる。
また、推定目的地周辺地図画像(第4画像P4)は、推定目的地表示EG及び推定目的地の周辺の地図情報221を含んでいる。このため、ユーザにいずれの場所が推定目的地となっているかを認識させることができる。特に、推定目的地周辺地図画像(第4画像P4)の縮尺は区画道路を表示可能な縮尺となっているので、ユーザが推定目的地周辺によく訪れていれば、文字情報を含まない推定目的地表示EGであったとしても、ユーザに推定目的地がいずれの場所かを認識させることができる。
また、当該構成のナビゲーション装置20によれば、ユーザが過去に通行したことのある経路が第2経路として認識される(図2/STEP116及び図6)。そして、第2経路の計算移動コストが基準コスト以下であれば(図2/STEP120・・YES)、当該第2経路の一部又は全部を示す第2経路表示が出力される(図2/STEP122)。
ユーザが過去に通行したことのある経路を示す第2経路表示RP2が推定目的地表示EGとともに出力されることにより、ユーザに過去に通行したことのある経路について基準コスト以内で移動できる蓋然性が高いことを知らせることができる。
また、第2経路の計算移動コストが基準コストを超える場合には(図2/STEP120・・NO)、第2経路の計算移動コストよりも計算移動コストが小さい迂回経路の有無が判定され(図2/STEP124及び図2/STEP126)、迂回経路がある場合には(図2/STEP126‥YES)、迂回経路がある旨の表示RWPが地図表示部231に出力される(図2/STEP128)。
これにより、ユーザに過去に通行したことのある経路について基準コスト以内で移動できる蓋然性が低い場合には、迂回経路がある旨をユーザに認識させることができるので、ユーザの利便性を高めることができる。
(変形態様)
図2/STEP122において、第2制御部212は、第3画像P3に代えて、図10に示されるように、第5画像P5を地図表示部231に出力させてもよい。
第2制御部212は、現在地及び推定目的地に基づいて、地図情報221を参照して、第5画像P5を作成する。
第5画像P5は、移動体1の現在地表示Mと、推定目的地表示EG1とを表示可能な縮尺に調整された地図を含む画像である。第5画像P5には、地図情報221から読み込まれた地図の縮尺に応じて、当該地図上の各地点のPOIが含まれていてもよい。
当該構成のナビゲーション装置によれば、推定目的地周辺の区画道路を表示可能な縮尺の推定目的地周辺地図(第4画像P4)と、現在地と推定目的地との両方を表示可能な縮尺の現在地周辺地図画像(第5画像P5)とが地図表示部231に表示される。これにより、ユーザに推定目的地がいずれの場所かを認識させることができるとともに、現在地から推定目的地までの概略の経路を認識させることができる。
11・・位置認識部、22・・記憶部、211・・第1制御部、212・・第2制御部、231・・地図表示部、EG・・推定目的地表示、RP1・・第1経路表示、SG・・設定目的地表示。

Claims (6)

  1. 移動体の現在地を認識する位置認識部と、
    地図情報を記憶する記憶部と、
    地図を含む画像を表示する地図表示部と、
    ユーザによって目的地が設定されている場合、前記位置認識部により認識された現在地から当該設定された目的地である設定目的地までの経路である第1経路を認識し、当該第1経路の一部または全部を示す第1経路表示と前記設定目的地の位置を文字情報を伴って示す設定目的地表示とを前記地図表示部に出力する第1制御部と、
    目的地が設定されていない場合、推定によって得られた1か所の地点を推定された目的地である推定目的地として認識し、前記位置認識部により認識された現在地から前記推定目的地までの経路である第2経路を認識し、当該第2経路の一部または全部を示す第2経路表示と前記推定目的地の位置を示す推定目的地表示とを前記地図表示部に出力させる第2制御部とを備え、
    前記地図表示部において、前記推定目的地表示は、文字情報を伴わない表示又は前記設定目的地表示に含まれる文字情報よりも文字情報量が少ない表示であることを特徴とするナビゲーション装置。
  2. 請求項1記載のナビゲーション装置において、
    前記第2制御部は、前記位置認識部により認識された現在地の周辺の地図及び前記第2経路表示を含む現在地周辺地図画像と、前記推定目的地表示及び前記推定目的地の周辺の地図を含む推定目的地周辺地図画像とを前記地図表示部に出力させ、
    前記推定目的地表示は、文字情報を伴わない表示であり、
    前記推定目的地周辺地図画像の縮尺は、少なくとも区画道路を表示可能な縮尺であることを特徴とするナビゲーション装置。
  3. 請求項2記載のナビゲーション装置において、
    前記現在地周辺地図画像は前記現在地と前記推定目的地との両方を表示可能な縮尺であることを特徴とするナビゲーション装置。
  4. 請求項1〜3のうちいずれか1項記載のナビゲーション装置において、
    前記第2制御部は、
    前記ユーザが過去に通行した経路を認識し、前記ユーザが現在地から目的地までの過去に通行したことのある経路を前記第2経路として認識し、
    前記第2経路に沿って前記現在地から前記推定目的地まで移動する場合の第2経路の計算移動コストを認識し、当該第2経路の計算移動コストと基準コストとを対比し、
    前記第2経路の計算移動コストが前記基準コスト以下である場合には、前記第2経路表示を出力し、
    前記第2経路の計算移動コストが前記基準コストを超えている場合には、前記第2経路の計算移動コストよりも計算移動コストが小さい迂回経路の有無を判定し、前記迂回経路がある場合には、前記迂回経路がある旨の表示を前記地図表示部に出力することを特徴とするナビゲーション装置。
  5. 移動体の現在地を認識する位置認識部と、地図情報を記憶する記憶部と、地図を含む画像を表示する地図表示部とを備える装置が実行する方法であって、
    ユーザによって目的地が設定されている場合、前記位置認識部により認識された現在地から当該設定された目的地である設定目的地までの経路である第1経路を認識するステップと、
    当該第1経路の一部または全部を示す第1経路表示と前記設定目的地の位置を文字情報を伴って示す設定目的地表示とを前記地図表示部に出力するステップと、
    目的地が設定されていない場合、推定によって得られた1か所の地点を推定された目的地である推定目的地として認識するステップと、
    前記位置認識部により認識された現在地から前記推定目的地までの経路である第2経路を認識するステップと、
    当該第2経路の一部または全部を示す第2経路表示と前記推定目的地の位置を示す推定目的地表示とを前記地図表示部に出力させるステップとを含み、
    前記地図表示部において、前記推定目的地表示は、文字情報を伴わない表示又は前記設定目的地表示に含まれる文字情報よりも文字情報量が少ない表示であることを特徴とするナビゲーション方法。
  6. 移動体の現在地を認識する位置認識部と、地図情報を記憶する記憶部と、地図を含む画像を表示する地図表示部とを備える装置に、
    ユーザによって目的地が設定されている場合、前記位置認識部により認識された現在地から当該設定された目的地である設定目的地までの経路である第1経路を認識するステップと、
    当該第1経路の一部または全部を示す第1経路表示と前記設定目的地の位置を文字情報を伴って示す設定目的地表示とを前記地図表示部に出力するステップと、
    目的地が設定されていない場合、推定によって得られた1か所の地点を推定された目的地である推定目的地として認識するステップと、
    前記位置認識部により認識された現在地から前記推定目的地までの経路である第2経路を認識するステップと、
    当該第2経路の一部または全部を示す第2経路表示と前記推定目的地の位置を示す推定目的地表示とを前記地図表示部に出力させるステップとを実行させ、
    前記地図表示部において、前記推定目的地表示は、文字情報を伴わない表示又は前記設定目的地表示に含まれる文字情報よりも文字情報量が少ない表示であることを特徴とするナビゲーションプログラム。
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