JP2018152475A - インダクター部品 - Google Patents

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【課題】外部端子を電子機器のバスバーに接続するインダクター部品であっても、大電流を通電することによる外部端子部分の発熱が大きくなることを抑制すること【解決手段】金属磁性体粉末と金属磁性体粉末を結着させる結着樹脂との複合磁性材料が成形された磁性成形体11と、導線12を巻回して形成され磁性成形体11に埋設されたコイル部13と、コイル部13の導線12の端部が磁性成形体11の外部に突出され、先端部に外部回路と接続されるための外部接続部15を有した外部端子14とを備え、外部端子14の磁性成形体11と外部接続部15との間に、外部端子14に沿って導体16が配置され、導体16の両端末部17が外部端子14に接合されているものである。【選択図】図2

Description

本発明は、各種電子機器に使用されるインダクター部品に関するものである。
近年、車両には、駆動装置やその駆動装置を制御する制御装置などの電子機器が多数搭載されるようなっており、これらの電子機器を駆動する電源回路には数十Aから数百Aといった大電流を供給するものがある。
そして、このような電源回路に用いられるチョークコイルなどのインダクター部品には、大電流を通電したときに、コイルのインダクタンス値の変動を抑えることが要求され、このような大電流化の要求に対応したものとして、金属磁性体粉末と結着樹脂からなる圧粉磁心にコイルを埋設したインダクター部品が知られている。
このコイル埋設型の圧粉磁心は、フェライト材料などに比べて飽和磁束密度の高い金属磁性体粉末を用いることにより、大電流を通電したときの圧粉磁心の磁気飽和を抑制して大電流化に対応されたものである。
このような従来のインダクター部品としては、特開2012−49435号公報に、金属磁性体粉末が結着材により固化成形された圧粉磁心とコイルを有し、コイルは圧粉磁心に埋設される巻回部と、巻回部から引き出されて圧粉磁心から突出させたコイルの端部を外部端子とした構成のものが提案されていた。
一方、大電流の駆動電源を供給する、または供給される電子機器では、特開2007−311614号公報に開示されているように、大電流を通電する電子部品を回路基板にはんだ付け接続するのではなく、電子機器の筺体などに配設され回路基板に接続された中継用のバスバーに、電子部品の外部端子を溶接などで接続することにより、回路基板に大電流用の回路パターンを形成することを少なくしたり、回路基板に大型チョークコイルなどのインダクター部品を実装する面積を少なくしたりすることが知られている。
なお、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1、特許文献2が知られている。
特開2012−49435号公報 特開2007−311614号公報
このコイルを圧粉磁心に埋設したインダクター部品は、金属磁性体粉末と結着樹脂からなる複合磁性材料にコイルが埋設されているので、コイルの発熱は金属磁性体粉末を通じて放熱されやすくなる。このため、空間にコイルを露出して配置された構成と比べて、コイルを形成する導線の電流容量を大きく設定することができ、インダクター部品を小型化できるという利点がある。
しかしながら従来のインダクター部品の構成では、コイルの端部からなる外部端子を中継用のバスバーに接続しようとすると、外部端子を中継用のバスバーまで延設させるので
、外部端子の長さが長くなり、長くなった外部端子の発熱が圧粉磁心から放熱されにくくなる。
そして、外部端子分の直流抵抗も大きくなって通電される大電流による発熱が、より大きくなってくる。
この結果、圧粉磁心に埋設されたコイルよりも外部端子の温度が高くなって、電子機器の許容温度に対して支障が生じる恐れがあるといった問題が生じてくる。
この外部端子の発熱を抑制するために導線の断面積、すなわち導線のサイズを大きくすると、インダクター部品が大型化するといった問題も生じてくる。
本発明は、外部端子を電子機器のバスバーに接続するインダクター部品であっても、インダクター部品を大型化することなく、大電流を通電することによる外部端子の発熱が大きくなることを抑制できるインダクター部品の提供を目的としている。
本発明は上記課題を解決するために、金属磁性体粉末と金属磁性体粉末を結着させる結着樹脂との複合磁性材料が成形された磁性成形体と、導線を巻回して形成され前記磁性成形体に埋設されたコイル部と、コイル部の導線の端部が磁性成形体の外部に突出され、先端部に外部回路と接続されるための外部接続部を有した外部端子とを備え、外部端子に、磁性成形体と外部接続部との間に、外部端子に沿って導体が配置され、導体の両端末部が外部端子に接合されたものである。
上記構成により、外部端子は、磁性成形体と外部接続部との間に、外部端子に沿って導体が配置され、導体の両端末部が外部端子に接続されているので、磁性成形体と外部接続部との間で外部端子の断面積と導体の断面積をあわせた合成断面積が大きくなって、外部端子単独の直流抵抗に比べて外部端子と導体の合成抵抗を小さくすることができる。
また、導体が外部端子に沿って配置されているので、外部端子に対してより導体の長さが短くなるために、より外部端子と導体の合成抵抗を小さくすることができる。
この結果、インダクター部品を大型化することなく、インダクター部品に大電流を通電したときの外部端子の発熱が大きくなることを抑制できるものである。
本発明の一実施の形態におけるインダクター部品の斜視図 本発明の一実施の形態におけるインダクター部品の透過斜視図 本発明の一実施の形態におけるインダクター部品の分解斜視図 本発明の一実施の形態におけるインダクター部品を電子機器に搭載した例を示す模式斜視図 本発明の一実施の形態におけるインダクター部品を電子機器に搭載した例を示す模式側面図
以下、本発明の一実施の形態におけるインダクター部品について図1〜図3を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施の形態におけるインダクター部品の斜視図、図2、は本発明の
一実施の形態におけるインダクター部品の透過斜視図、図3は、本発明の一実施の形態におけるインダクター部品の分解斜視図である。
なおここで、図2において、後述する磁性成形体11を透過させて図示しており、磁性成形体11の輪郭を破線で示している。また、後述する外部端子14と導体16を透過させて図示しており、外部端子14および導体16の輪郭の内、隠れた部分を一点鎖線で示している。
図1〜図3に示すように、本発明の一実施の形態のインダクター部品10は、金属磁性体粉末と金属磁性体粉末を結着させる結着樹脂の複合磁性材料が成形された磁性成形体11と、導線12が巻回形成されたコイル部13と、このコイル部13の導線12の両端部が磁性成形体11の外部に突出され、先端部に外部回路と接続されるため外部接続部15を有した外部端子14とを有する。
この内、磁性成形体11は、金属磁性体粉末と、この金属磁性体粉末同士を結着させる結着樹脂との混合物からなる複合磁性材料を、顆粒状に造粒し、成形金型を用いて四角形状の底面111と、底面111と反対側の天面112と、底面111と天面112を連接した側面113とを有した、四角柱状の形状に圧縮成形して形成されている。
なお、磁性成形体11の形状は四角柱状に限らず円柱状でも、その他の形状でも構わない。
金属磁性体粉末は、Fe、またはFeを主成分とした合金を、アトマイズ法、粉砕法などで粉末状にしたものであり、Feを主成分とした合金としては、例えば、Fe基結晶質合金では、Fe−Si系、Fe−Si−Al系、Fe−Ni系、Fe−Co系,Fe−Mo−Ni系合金等が上げられる。またFe基非晶質合金では、Fe−Si−B系合金などが挙げられる。
金属磁性体粉末の粒子径としては、1〜100μm、特に30μm以下とすることが好ましい。粒径が大き過ぎると、高周波域での渦電流損失が大きくなり、また磁性成形体11を薄くした時に強度が低下しやすいため好ましくない。
結着樹脂は、金属磁性体粉末同士を結着するとともに、金属磁性体粉末を覆って金属磁性体粉末同士の絶縁材料としても機能する。結着樹脂の材料としては、例えばシリコーン樹脂、エポキシ樹脂などが挙げる。
また、複合磁性材料には、結着樹脂のほかに絶縁性粒子を混合してもよく、金属磁性体粉末間に介在して金属磁性体粉末同士の絶縁性を向上できるので好ましい。絶縁性粒子の材料としては、例えば、窒化硼素、タルク、雲母、酸化亜鉛、酸化チタン、酸化ケイ素、酸化アルミニウム、酸化鉄、硫酸バリウムなどが挙げられる。
この複合磁性材料は顆粒状に造粒され、後述するコイル部13とともに成形金型のキャビティー内に入れて、圧縮成形して磁性成形体11として形成される。
この磁性成形体11は、金属磁性体粉末と結着樹脂の内、金属磁性体粉末を60体積%以上、90体積%以下とすることが好ましい。金属磁性体粉末を60体積パーセント以上にすることにより、インダクター部品10に大電流が通電されても優れた磁気特性を得ることができ、金属磁性体粉末が多く充填されているので、磁性成形体11内部のコイル部13の発熱を、金属磁性体粉末を通じて好適に放熱しやすくすることができる。
金属磁性体粉末の充填率が90%よりも多いと、結着樹脂が少なくなって磁性成形体11の強度が弱くなったり、絶縁性が低下したりするので好ましくない。
次に、コイル部13は、絶縁皮膜付きの導線12を空芯に巻回形成されたものであり、図に示した例では、厚さ1mm、幅5mmの平角導線を、巻き心の内径を10mmにして5.5ターン巻回し、導線12の両端部を同一方向に所望の長さで引き出したものである。このコイル部13を構成する導線12は、平角線に限定されるものではなく断面が円形状の導線であってもよい。
巻回形成されたコイル部13は、上記したように、コイル部13を複合磁性材料とともに成形金型のキャビティーにいれ、圧縮成形されて磁性成形体11の内部に埋設される。
図に示した例では、コイル部13は、巻回軸の方向を上下方向にして成形金型のキャビティーに入れられ、コイル部13を形成した導線12の両端部は成形金型のキャビティーから外部へ同一方向に引き出されて圧縮成形されており、30mm×30mm×15mmの四角柱形状に成形された磁性成形体11の一つの側面113から、導線12の両端部が引き出されている。
導線12の両端部を引き出す方向は、図に示した例の同一方向に限定されるものではなく、反対方向や隣接する側面にそれぞれ方向を変えて引き出してもよく、電子機器に配設された接続されるべきバスバーの位置に合わせて引き出せばよい。
この磁性成形体11の側面113から突出された導線12の両端部が、外部回路と接続されるための一対の外部端子14を構成する。
この外部端子14は、コイル部13を形成した導線12の一対の両端の、第一外部端子141と第二外部端子142とからなっている。
第一外部端子141は、コイル部13の巻回軸の上端側から導線12を引き出したものであり、磁性成形体11の側面113の上側から突出している。
第二外部端子142は、コイル部13の巻回軸の下端側から導線12を引き出したものであり、磁性成形体11の側面113の下側から突出している。
第一外部端子141と第二外部端子142はともに、電子機器のバスバーの位置に合わせて磁性成形体11の側面113から予め所望の長さに加工されており、それぞれ先端部分に電子機器のバスバーと接続されるための外部接続部15を有する。図に示した例では、第一外部端子141が長く、第二外部端子142を短くして加工されている。
そして、本実施の形態のインダクター部品10では、外部端子14に、磁性成形体11の側面113と外部接続部15との間に、外部端子14に沿って金属材料からなる導体16が配置され、導体16の両端末部17の少なくとも二箇所に外部端子14と抵抗溶接、レーザー溶接、Tig溶接などで接合された接合部18が形成されている。
この導体16の材料は、電子機器がさらされる冷熱サイクルなどで接合部分がはずれないようにするために、導線12と同じ線膨張係数を有する材質のものが望ましい。
このようにすることにより、外部端子14に、磁性成形体11と外部接続部15との間に、外部端子14に沿って導体16が配置され、導体16の両端末部17が外部端子に接続されているので、磁性成形体11と外部接続部15との間で、外部端子14を構成する
導線12の断面積WSと、導体16の断面積CSをあわせた合成断面積が大きくなって、外部端子14単独の直流抵抗に比べて外部端子14と導体16の合成抵抗を小さくすることができる。
そして、導体16は全体を外部端子14に接合しようとすると製造工程が煩雑となるだけでなく、全体を接合したものでは外部端子14の撓りが無くなり、インダクター部品10を電子機器に取り付ける際の取り扱い性が悪くなるので好ましくない。導体16の両端末部17の少なくとも二箇所に外部端子14と接合された接合部18を形成することで、外部端子14と導体16の合成抵抗を小さくすることができる。
また、導体16が外部端子14に沿って配置されているので、外部端子14に沿っていない場合に比べてより導体16の長さが短くなるために、外部端子14と導体16の合成抵抗を小さくすることができる。
この結果、コイル部13を形成する導線12の断面積WSを大きくすること、すなわち導線のサイズを大きくすることなく、インダクター部品10に大電流を通電したときに外部端子14の発熱が大きくなることを抑制することができるものであり、外部端子14を電子機器のバスバーに接続するインダクター部品10であっても、インダクター部品10が大型化することを防止することができるものである。
より具体的に、図に示した例で説明すると、磁性成形体11の上側の第一外部端子141には、図面下側から第一導体161が配置され、磁性成形体11の下側の第二外部端子142には、 図面上側から第二導体162が配置されている。 第一導体161は第一外部端子141に対して下側、また第二導体162は第二外部端子142対して上側に限定されるものではなく、上側と下側を逆にしてもよい。電子機器の他の部品等との間隔を考慮して設定すればよく、他の電子部品などとの接触を無くすことができる。
そして、第一導体161は、磁性成形体11の側面113から外部接続部15との間で、第一外部端子141に沿った板状の形状をしており、磁性成形体11側の第一導体161の第一端末部171に、第一外部端子141と抵抗溶接により接合された第一接合部181が形成されており、外部接続部15側の第一導体161の第二端末部172に、第一外部端子141と抵抗溶接により接合された第二接合部182が形成されている。
また、第二導体162は、磁性成形体11の側面113から外部接続部15との間で、第二外部端子142に沿った板状の形状をしており、磁性成形体11側の第二導体162の第一端末部171に、第二外部端子142と抵抗溶接により接合された第一接合部181が形成されており、第二導体162の外部接続部15側の第二端末部172に、第二外部端子142と抵抗溶接により接合された第二接合部182が形成されている。
この第一接合部181と第二接合部182との間では、第一外部端子141と第二外部端子142、それぞれ、外部端子14(第一外部端子141・第二外部端子142)を構成する導線12の断面積WSと、導体16(第一導体161・第二導体162)の断面積CSをあわせた合成断面積を大きくした構成であり、外部端子14単独の直流抵抗に比べて外部端子14と導体16の合成抵抗を小さくしたものである。
この場合、導体16(第一導体161、第二導体162)は、延伸方向に直交する方向の断面積CSを、導線12の断面積WSの0.2倍〜1.0倍にすることが好ましい。
0.2倍よりも小さいと、外部端子14単独の直流抵抗と比べて、外部端子14と導体16の合成抵抗を小さくして、外部端子14の発熱が大きくなることを抑制する効果が小
さくなるので好ましくない。
また、1.0倍より大きくしても外部端子14の発熱が大きくなることを抑制する効果が薄れ、単に導体16が大きくなって、インダクター部品10の重量が増すことになるので好ましくない。図に示した例では、1.0倍にした例を示している。
なお、ここで、導体16を外部端子14と抵抗溶接、レーザー溶接、Tig溶接などで接合して取り付けるときに、磁性成形体11の側面113と第一接合部181との間で、例えば抵抗溶接の溶接電極と磁性成形体11の接触を防止するために間隔を空けたクリアランスAが生じる。
このクリアランスAの部分は、外部端子14の単独であるので発熱は大きくなるが、金属磁性体粉末を多く含んだ磁性成形体11や、発熱の小さい第一接合部181側に放熱されるので電子機器の許容温度に影響を与えることを抑制することができる。
次に、以上のように構成された本発明の一実施の形態のインダクター部品10を、電子機器に搭載した例を、図4、図5を参照して説明する。
図4はインダクター部品10を電子機器に搭載した模式斜視図、図5は、図4における矢印B方向から視た側面図である。
図4、図5に示すように、インダクター部品10は、電子機器のアルミ製ダイカストなどからなる筺体に設けられたハウジング(図示せず)に収容され、外部接続部15が筺体に配設された一対のバスバー19に溶接などで接続されて、インダクター部品10が電子機器に搭載される。
この電子機器に搭載されたインダクター部品10は、電子機器のバスバー19の位置に合わせて第一外部端子141と第二外部端子142が長くなっているが、上述したように、インダクター部品10に大電流を通電したときの外部端子14の発熱が大きくなることを抑制できるので、電子機器の許容温度に影響を与えることをなくすことができるものである。
なお、本実施の形態では、導体16を断面形状が平角の板状の例で説明したが、断面が円形の形状の導体でもよく、本実施の形態と同様の作用効果を得ることができる。
また、外部端子14の導線12の絶縁皮膜は、外部端子14の全体を剥離されたものでもよいし、第一接合部181、第二接合部182および外部接続部15の各接続部分のみ導線12の絶縁皮膜を剥離されたものでもよい。
インダクター部品10に通電される電流が高周波数域の場合では、各接続部分のみ導線12の絶縁皮膜を剥離されたものがよく、第一接合部181と第二接合部182との間で、外部端子14と導体16が絶縁皮膜で絶縁されるので、外部端子14と導体16が並列接続された構成とすることができ、表皮効果によって電流が通る断面積が減少する影響を少なくすることができるので好ましい。
本発明に係るインダクター部品は、外部端子を電子機器のバスバーに接続するインダクター部品であっても、大電流を通電することによる外部端子の発熱が大きくなることを抑制することができ、産業上有用である。
10 インダクター部品
11 磁性成形体
111 底面
112 天面
113 側面
12 導線
13 コイル部
14 外部端子
141 第一外部端子
142 第二外部端子
15 外部接続部
16 導体
161 第一導体
162 第二導体
17 端末部
171 第一端末部
172 第二端末部
18 接合部
181 第一接合部
182 第二接合部
19 バスバー

Claims (2)

  1. 金属磁性体粉末と前記金属磁性体粉末を結着させる結着樹脂との複合磁性材料が成形された磁性成形体と、導線を巻回して形成され前記磁性成形体に埋設されたコイル部と、前記コイル部の前記導線の端部が前記磁性成形体の外部に突出され、先端部に外部回路と接続されるための外部接続部を有した外部端子とを備え、前記外部端子に、前記磁性成形体と外部接続部との間に、前記外部端子に沿って導体が配置され、前記導体の両端末部が前記外部端子に接合されていることを特徴とするインダクター部品。
  2. 前記導体の断面積が前記導線の断面積の0.2倍〜1.0倍とした請求項1記載のインダクター部品。
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