JP2018151145A - 空気調和機の室外機 - Google Patents

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雅裕 鈴木
Masahiro Suzuki
雅裕 鈴木
智之 舟木
Tomoyuki Funaki
智之 舟木
大貴 ▲高▼雄
大貴 ▲高▼雄
Daiki Takao
智哉 井藤
Tomoya Ito
智哉 井藤
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Abstract

【課題】排水孔の孔径を大きくすることなく、結氷による氷の成長により排水孔が塞がれないようにする。【解決手段】底板2に排水孔21が設けられている空気調和機の室外機において、排水孔21は、好ましくはバーリング加工により、その周縁部に筐体の外側に向けて突出されたフランジ22を有し、フランジ22の先端部22aが排水孔の孔径φ1よりも大径φ2となるように拡径された構成とする。【選択図】図2

Description

本発明は、空気調和機の室外機に関し、さらに詳しく言えば、暖房運転時に蒸発器として作用する室外熱交換器から滴下する水を排水する技術に関するものである。
空気調和機は、基本的な構成として、圧縮機、四方弁、室外熱交換器、膨張弁および室内熱交換器を冷媒配管で接続した冷凍サイクルを有し、このうち、圧縮機、四方弁、室外熱交換器、膨張弁が室外機筐体内に収納され、室内熱交換器が室内機筐体内に収納されている。なお、室外熱交換器、室内熱交換器には、それぞれ送風ファンが付設される。
冷房運転時には、圧縮機にて生成された高温高圧のガス冷媒は、四方弁より室外熱交換器側に向けて流され、室外熱交換器で凝縮し、膨張弁にて減圧され、室内熱交換器にて蒸発し、低圧のガス冷媒となって四方弁を通って圧縮機に戻され、室外熱交換器は凝縮器として作用し、室内熱交換器は蒸発器として作用する。
暖房運転時には、圧縮機にて生成された高温高圧のガス冷媒は、四方弁より室内熱交換器側に向けて流され、室内熱交換器で凝縮し、膨張弁にて減圧され、室外熱交換器にて蒸発し、低圧のガス冷媒となって四方弁を通って圧縮機に戻され、室外熱交換器は蒸発器として作用し、室内熱交換器は凝縮器として作用する。
このように、暖房運転時の室外熱交換器は、液冷媒が気化する蒸発器として作用し、その表面が冷却されているため、外気との熱交換により結露水が発生し滴下する。また、低外気温下での暖房運転時には、室外熱交換器に霜が付着するため、所定時間ごとに除霜運転(例えば、室内送風ファンを停止しての冷房運転)を行い、室外熱交換器を一時的に凝縮器として作用させて霜を溶かすようにしている。このときにも、室外熱交換器から除霜水が発生し滴下する。
そのため、図5に示すように、室外機筐体の底板100に排水孔110を設けて、図示しない室外熱交換器から滴下する結露水や除霜水(以下、これらの水を含めてドレン水と言うことがある。)を排水孔110から排水するようにしている。
排水孔110の孔径は、通常、30mm程度であり、ドレン水のほとんどは排水孔110より排水されるが、図5に模式的に示すように、排水孔110の縁には表面張力により水が付着したままとなり、低外気温時には結氷する。これが繰り返されると、結氷した氷が成長し排水孔110を塞ぎ排水機能が損なわれるおそれがある。
そこで、特許文献1に記載された発明では、排水孔を下向きにバーリング加工を施して、孔の縁を下方に延ばしてフランジを形成することにより、ドレン水を筐体外に案内できるようにしている。
また、特許文献2に記載された発明では、室外機筐体の底板にドレン排水穴を形成するにあたって、プレス加工により底板の内側から外側に向けて打ち抜くことにより、貫通部外側周縁にカエリ(バリ)が生ずるようにして、表面張力によりドレン水が留まることがないようにしている。
しかしながら、いずれの場合にも、形成された排水孔の下端(特許文献1ではバーリング孔の下端、特許文献2ではカエリの下端)にドレン水が付着して残り、低外気による氷の繰り返しにより結氷が成長し、排水孔が塞がれてしまうおそれが依然として残されている。
なお、結氷により排水孔が塞がるまでの時間を延ばす有効な方法として、排水孔の孔径を大きくする方法があるが、排水孔の孔径を大きくすると、室外熱交換器を通過せずに室外機筐体内に引き込まれる外気の量が増加し、室外熱交換器での熱交換量の低下や熱交換フィン表面の氷が問題となる。
特開平11−281096号公報 特開2009−180415号公報
したがって、本発明の課題は、排水孔の孔径を大きくすることなく、結氷による氷の成長により排水孔が塞がれないようにすることにある。
上記課題を解決するため、本発明は、底板、側板および天板を含む筐体内に、暖房運転時に蒸発器として作用する室外熱交換器が収納されており、上記底板に排水孔が設けられている空気調和機の室外機において、
上記排水孔は、その周縁部に上記筐体の外側に向けて突出されたフランジを有し、上記フランジの先端部が上記排水孔の孔径よりも大径となるように拡径されていることを特徴としている。
本発明において、好ましくは上記フランジの先端部に切欠部が形成されてもよい。
本発明によれば、排水孔の周縁部に筐体の外側に向けて突出されたフランジを形成するとともに、上記フランジの先端部を上記排水孔の孔径よりも大径となるように拡径したことにより、排水孔の孔径を大きくすることなく、結氷により塞がれることのない排水孔を備えた空気調和機の室外機を提供することができる。
本発明の実施形態に係る空気調和機の室外機を示す分解斜視図。 上記室外機の底板に設けられる本発明による排水孔を示す拡大断面図。 本発明による排水孔の形成手順を示す説明図。 本発明による排水孔の他の例を示す拡大断面斜視図。 室外機の底板に設けられる従来の一般的な排水孔を示す拡大断面図。
次に、図1ないし図4を参照して、本発明の実施形態について説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
まず、図1の分解斜視図に示すように、この実施形態に係る空気調和機の室外機1は、底板2、前面パネル3、側面パネル(側板)4および天板5を有する筐体を備えている。この実施形態では、これら各部材は金属板よりなり、前面パネル3には空気吹出グリル3aが設けられている。
筐体内は仕切り板6によって機械室1Aと熱交換室1Bとに区画されている。機械室1A内には、主要部品として圧縮機11が配置され、機械室1Aの上部には電装品箱12が配置されている。電装品箱12には圧縮機11を駆動するための電気部品が収納されている。
この実施形態において、側面パネル4は、筐体の機械室1A側の一方の側面(図1において右側面)をカバーするように配置されている。
熱交換室1Bには、室外熱交換器13と室外送風ファン14とが配置される。室外熱交換器13は、側面パネル4以外の側面、すなわち筐体の背面および他方の側面(図1において左側面)にかけて配置されるようL字状に形成されている。
室外送風ファン14には軸流ファンが用いられ、前面パネル3の空気吹出グリル3aの背面側に配置される。室外送風ファン14の運転により、外気が室外熱交換器13を通って熱交換室1B内に吸い込まれ、空気吹出グリル3aより排出される。
室外熱交換器13は、圧縮機11、四方弁、膨張弁および室内熱交換器(ともに図示は省略)とともに冷媒回路を形成し、暖房運転時には、液冷媒を蒸発させる蒸発器として作用する。このとき、室外熱交換器13を通過する外気が冷却され、結露水が発生し底板2に滴下する。
また、低外気温時の暖房運転時では、室外熱交換器13に霜が付着するため、所定時間ごとに除霜運転(例えば、室内送風ファンを停止しての冷房運転)を行い、室外熱交換器13を一時的に凝縮器として作用させて霜を溶かす。このときにも、室外熱交換器13から除霜水が発生し底板2に滴下する。
このような室外熱交換器13から発生する結露水や除霜水(ドレン水)を底板2から筐体外に排水するため、図2に示すように、底板2に排水孔21が設けられるが、本発明では、次のようにして排水孔21が結氷による氷の成長により塞がれないようにしている。
すなわち、排水孔21は、その周縁部(孔の縁)に筐体の外側に向けて突出された案内部としての筒状のフランジ22を有し、フランジ22の先端部22aが排水孔21の孔径(直径)φ1よりも大径のφ2となるように拡径されている。
これによれば、ドレン水がフランジ22を伝わってその先端部22aで結氷しても、結氷による氷は先端部22aから重力方向へ成長する。従来(図5)と比較して、先端部22aは排水孔21の中心軸線から離れる方向に傾けられているため、結氷による氷は排水孔21の中心軸線から離れた位置で成長する。
すなわち、本実施例の排水孔21の先端部22aで成長した氷の内径φ3は、従来(図5)の排水孔110で成長した氷の内径φ4より大きくなる。したがって、排水孔21が塞がれるおそれはない。
また、排水孔21の孔径φ1を大きくする必要がなく、室外熱交換器13を通過しないで筐体内に引き込まれる外気の量を最小限に抑えることができることから、室外熱交換器13での熱交換量の低下や熱交換フィン表面の結氷等の問題も生じない。
排水孔21は、好ましくはバーリング加工(孔フランジ加工とも呼ばれる)により形成される。まず、図3(a)に示すように、底板2の排水孔21を開ける位置の中心部に排水孔21の孔径よりも小径の下孔20aを穿設する。
次に、図3(b)に示すように、図示しないプレス金型を用いたプレス加工により、底板2にバーリング加工を施して、排水孔21を形成するとともに、その縁(周縁部)に筒状のフランジ22を形成する。このとき、フランジ22の内径は、排水孔21の孔径φ1と同径である。
そして、専用の拡径工具30を用いてフランジ22の先端部22aを拡径する。拡径工具30は、頂部31が排水孔21の孔径φ1よりも小径、裾部32が排水孔21の孔径φ1よりも大径で、頂部31から裾部32にかけて截頭円錐面33を有するヘッド30aを備え、このヘッド30aをフランジ22の先端部22aからフランジ22内に向けて押し込むことにより、截頭円錐の側面33に沿ってフランジ22の先端部22aを拡径することができる。
なお、図4に示すように、フランジ22の先端部22aを切り欠いて切欠部22bが形成された場合も本発明に含まれる。この場合、切欠部22bによって分割された先端部22aに水滴が分散されるため、結氷による氷の成長を遅らせることができる。
なお、切欠部22bは複数形成されてもよい。その場合、水滴の分散がより効果的に行われ、結氷による氷の成長をさらに遅らせることができる。また、排水孔21は丸孔(真円)である必要はなく、四角孔や楕円孔等であってもバーリング加工することができる。
1 空気調和機の室外機
1A 機械室
1B 熱交換室
2 底板
3 前面パネル
4 側面パネル(側板)
5 天板
6 仕切り板
11 圧縮機
12 電装品箱
13 室外熱交換器
14 室外送風ファン
21 排水孔
22 フランジ
22a フランジの先端部
22b 切欠部
30 拡径工具

Claims (2)

  1. 底板、側板および天板を含む筐体内に、暖房運転時に蒸発器として作用する室外熱交換器が収納されており、上記底板に排水孔が設けられている空気調和機の室外機において、
    上記排水孔は、その周縁部に上記筐体の外側に向けて突出されたフランジを有し、上記フランジの先端部が上記排水孔の孔径よりも大径となるように拡径されていることを特徴とする空気調和機の室外機。
  2. 上記フランジの先端部に切欠部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の空気調和機の室外機。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022085849A1 (ko) * 2020-10-20 2022-04-28 주식회사 센추리산업 타공판이 구비된 공조장치

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