JP2018150678A - カーテンウォール - Google Patents

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【課題】 コストを抑えながら水密性の高いカーテンウォールを提供すること。【解決手段】 上下のコンクリートパネル1a,1b間の開口部2に取付けた複数のパネルユニット3,3,…を備え、パネルユニット3は、縦枠4,5に設けた雄部6と雌部7とを嵌合して横方向に並べて配置してあり、コンクリートパネル1a,1bとパネルユニット3,3,…との間に湿式のウインドバリアシール8a,8bを有し、パネルユニット3,3同士の嵌合部9に設けたウインドバリアガスケット10がウインドバリアシール8a,8bとシール材11,12で連結してある。【選択図】 図1

Description

本発明は、カーテンウォールに関する。
従来より、上下のコンクリートパネル間の開口部に複数のパネルユニットを並べて取付けたカーテンウォールが知られている。従来、このようなカーテンウォールは、図6に示すように、パネルユニット90の四周に乾式ガスケット91を設け、この乾式ガスケット91によりコンクリートパネル92とパネルユニット90間の隙間をシールしているが、乾式ガスケット91ではコンクリートパネル92の施工誤差を吸収できず、コンクリートパネル92とパネルユニット90の間から雨水が浸入するおそれがあった。
本発明は以上に述べた実情に鑑み、コストを抑えながら水密性の高いカーテンウォールを提供することを目的とする。
上記の課題を達成するために請求項1記載の発明によるカーテンウォールは、上下のコンクリートパネル間の開口部に取付けた複数のパネルユニットを備え、パネルユニットは、縦枠に設けた雄部と雌部とを嵌合して横方向に並べて配置してあり、コンクリートパネルとパネルユニットとの間に湿式のウインドバリアシールを有し、パネルユニット同士の嵌合部に設けたウインドバリアガスケットがウインドバリアシールとシール材で連結してあることを特徴とする。
請求項1記載の発明によるカーテンウォールは、上下のコンクリートパネル間の開口部に複数のパネルユニットを縦枠に設けた雄部と雌部とを嵌合して横方向に並べて配置してあり、コンクリートパネルとパネルユニットとの間に湿式のウインドバリアシールを有し、パネルユニット同士の嵌合部に設けたウインドバリアガスケットがウインドバリアシールとシール材で連結してあることで、コンクリートパネルの施工誤差を湿式のウインドバリアシールで吸収することができ、また、パネルユニットの縦枠間のシール作業が不要なため、コストを抑えながら水密性の高いカーテンウォールとなる。
図5の上側を拡大して示す縦断面図である。 図1のA−A断面図である。 図5の下側を拡大して示す縦断面図である。 本発明のカーテンウォールの一実施形態を示す室外側正面図である。 図4のB−B断面図である。 従来のカーテンウォールの例を示す縦断面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1〜5は、本発明のカーテンウォールの一実施形態を示している。本カーテンウォールは、図4,5に示すように、建物の一つの階ごとに、上下のコンクリートパネル1a,1b間の開口部2に縦長のパネルユニット3,3,…を複数横並びに配置して構成してある。
各パネルユニット3は、図4,5に示すように、アルミ合金の押出形材よりなる上枠13と下枠14と左右の縦枠4,5を矩形に枠組みし、縦枠4,5間に複数の横桟15,15,…を上下方向に間隔をおいて架設し、上下枠13,14と左右の縦枠4,5と横桟15,15,…とで形成される各開口部にガラスパネル19をそれぞれ取付けて構成してある。各パネルユニットは、図5に示すように、縦枠4,5の上端部と下端部をブラケット16a,16bとファスナ17a,17bにより建物の躯体18に連結して取付けられる。
ガラスパネル19は、図1,2に示すように、上下枠13,14と縦枠4,5と横桟15にそれぞれ形成した溝20に周縁部を呑み込み、室外側を乾式のガスケット21で、室内側を湿式のシール材22でそれぞれ支持して取付けてある。
図2に示すように、隣接する縦枠4,5のうち室外側から見て左側の縦枠4は、室内側の外周側面に一対の突条23a,23bよりなる雄部6を有しており、室外側から見て右側の縦枠5は、室内側の外周側面に凹溝状の雌部7を有しており、この雄部6を雌部7に挿入することで隣接するパネルユニット3,3の縦枠4,5を左右方向から嵌合させている。雌部7の室外側の壁24には、室内側に向けてレインバリアガスケット25が縦枠5の長手方向に沿って取付けてあり、レインバリアガスケット25は雄部6の室外側の突条23aの室外側面に当接している。雌部7の室内側の壁26には、室外側に向けてウインドバリアガスケット10が縦枠5の長手方向に沿って取付けてあり、ウインドバリアガスケット10は雄部6の室内側の突条23bの室内側面に当接している。このように、隣接するパネルユニット3,3の縦枠4,5を雄部6と雌部7で嵌合すると共に、嵌合部9にガスケット(レインバリアガスケット25,ウインドバリアガスケット10)を室外側と室内側とに二重に介在させたことで、隣接するパネルユニット3,3の縦枠4,5間からの雨風の浸入を防ぐことができる。
さらに、レインバリアガスケット25とウインドバリアガスケット10とで仕切られた縦枠4,5間の空間27は、下方より外気を導入して室外と等圧としてあり、これにより気流による雨水の移動を抑え、室内側に雨水がより一層浸入しにくくしてある。
上枠13は、図1に示すように、上面が室外側が低い階段状に形成されており、低くなった室外側の上枠上面13aにはレインバリアガスケット28が上枠13の長手方向に沿って取付けてあり、レインバリアガスケット28の先端部が上側のコンクリートパネル1aの下面に当接している。室内側の一段高くなった上枠上面13bとコンクリートパネル1aの下面との隙間は、バックアップ材29を配置した上で室内側から湿式のウインドバリアシール8aを充填してシールしてある。バックアップ材29及びウインドバリアシール8aは、開口部2の間口の全長にわたって連続して設けてある。
隣接するパネルユニット3,3の縦枠4,5上部間の隙間には、図1,2に示すように、ウインドバリアシール8aの下から縦枠4,5の上縁部と室内側縁部に沿うように、室内側に向けて略L字状に湿式のシール材11を充填してあり、このシール材11によりパネルユニット3,3,…とコンクリートパネル1a間の隙間に設けたウインドバリアシール8aと、縦枠4,5の雄部6と雌部7の嵌合部9に設けたウインドバリアガスケット10とを連結している。シール材11は、ウインドバリアシール8aの下から室内側にのびる部分11aと、その室内側端部から連続して下方にのびる部分11bを有している。シール材11bをウインドバリアガスケット10と連続させるため、縦枠5の雌部7の室内側壁26を一部切り欠いている。このように、パネルユニット3,3,…とコンクリートパネル1a間のウインドバリアシール8aと縦枠4,5の嵌合部9のウインドバリアガスケット10をシール材11で連結したことで、隣接するパネルユニット3,3の縦枠4,5の上端部とコンクリートパネル1aとの間からの雨水の浸入を防止できる。
下枠14は、図3に示すように、室外側端部に水切り30を有すると共に、水切り30の室内側の下枠下面14aにレインバリアガスケット31が下枠14の長手方向に沿って取付けてあり、レインバリアガスケット31の先端部が下側のコンクリートパネル1bの上面に当接している。室内側の一段高くなった下枠下面14bとコンクリートパネル1bの上面との隙間は、バックアップ材29を配置した上で室内側から湿式のウインドバリアシール8bを充填してシールしてある。バックアップ材29及びウインドバリアシール8bは、開口部2の間口の全長にわたって連続して設けてある。
隣接するパネルユニット3,3の縦枠4,5下部間の隙間には、図3に示すように、ウインドバリアシール8bの上から縦枠4,5の下縁部と室内側縁部に沿うように、室内側に向けて略L字状に湿式のシール材12を充填してあり、このシール材12によりパネルユニット3,3,…とコンクリートパネル1b間の隙間に設けたウインドバリアシール8bと、縦枠4,5の雄部6と雌部7の嵌合部9に設けたウインドバリアガスケット10とを連結している。シール材12は、ウインドバリアシール8bの上から室内側にのびる部分12aと、その室内側端部から連続して上方にのびる部分12bを有している。シール材12bをウインドバリアガスケット10と連続させるため、縦枠5の雌部7の室内側壁28を一部切り欠いている。シール材12の上には、キャッチパン32が設けてある。このように、パネルユニット3,3,…とコンクリートパネル1b間のウインドバリアシール8bと縦枠4,5の嵌合部9のウインドバリアガスケット10をシール材12で連結したことで、隣接するパネルユニット3,3の縦枠4,5の下端部とコンクリートパネル1bとの間からの雨水の浸入を防止できる。
次に、本カーテンウォールの施工手順を説明する。まず、予め組み立てたパネルユニット3,3,…を建物の内部に搬入する。次に、建物の内部側からフォークリフト等を使用してパネルユニット3を一枚ずつ持ち上げ、上下のコンクリートパネル1a,1b間に立たせて配置し、ブラケット16a,16bとファスナ17a,17bにより躯体18に固定する。なお、パネルユニット3の取付けは、左右方向の一方側から順次行い、取付けるパネルユニット3を上下のコンクリートパネル1a,1b間に配置した後、先に取付けたパネルユニット3側に横にスライドして、縦枠4,5の雄部6と雌部7を嵌合させる。その後、上下のコンクリートパネル1a,1bとパネルユニット3,3,…との間にウインドバリアシール8a,8bを室内側から打設する。その後、隣接するパネルユニット3,3の縦枠4,5同士の隙間の上部と下部にシール材11,12を打設し、シール材11,12によりウインドバリアシール8a,8bを縦枠4,5の嵌合部9のウインドバリアガスケット10と連結する。
以上に述べたように本カーテンウォールは、上下のコンクリートパネル1a,1b間の開口部2に複数のパネルユニット3,3,…を縦枠4,5に設けた雄部6と雌部7とを嵌合して横方向に並べて配置してあり、コンクリートパネル1a,1bとパネルユニット3,3,…との間に湿式のウインドバリアシール8a,8bを有し、パネルユニット3,3同士の嵌合部9に設けたウインドバリアガスケット10がウインドバリアシール8a,8bとシール材11,12で連結してあることで、コンクリートパネル1a,1bの施工誤差を湿式のウインドバリアシール8a,8bで吸収することができ、また、パネルユニット3,3,…の縦枠4,5間のシール作業が不要なため、コストを抑えながら水密性の高いカーテンウォールとなる。
さらに本カーテンウォールは、縦枠4,5の雄部6と雌部7の間の空間27に外気を導入し、室外と等圧としたので、気流による雨水の移動が抑えられ、室内側に雨水がより一層浸入しにくくなっている。また本カーテンウォールは、ガラスパネル19の室外側をガスケット21で支持したので、屋外側からのシール作業が不要であり、また、シールによる外壁の汚れを防止できる。本カーテンウォールは、パネルユニット3,3,…の取付けが建物内部側から行えるので、屋外に足場を設ける必要がなく、施工性が良い。
本発明は以上に述べた実施形態に限定されない。パネルユニットの構造、形状、材質等は、任意である。縦枠の雄部と雌部の形状は、適宜変更することができる。ウインドバリアシール、ウインドバリアガスケット、これらを連結するシール材の形状、材質等は、適宜変更することができる。
1a,1b コンクリートパネル
2 開口部
3 パネルユニット
4,5 縦枠
6 雄部
7 雌部
8a,8b ウインドバリアシール
9 嵌合部
10 ウインドバリアガスケット
11,12 シール材

Claims (1)

  1. 上下のコンクリートパネル間の開口部に取付けた複数のパネルユニットを備え、パネルユニットは、縦枠に設けた雄部と雌部とを嵌合して横方向に並べて配置してあり、コンクリートパネルとパネルユニットとの間に湿式のウインドバリアシールを有し、パネルユニット同士の嵌合部に設けたウインドバリアガスケットがウインドバリアシールとシール材で連結してあることを特徴とするカーテンウォール。
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