JP2018148970A - 小物入れ - Google Patents

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Abstract

【課題】 少なくとも、展開姿勢を採った際における収容された小物の閲覧性に優れた小物入れを提供する。【解決手段】 小物入れを、載置状態で底面を構成する底面部及びこの底面部を上方に開放する開口部を有する収納本体と、この収納本体の底面部又はその近傍に接続部を介して接続され前記開口部を覆う閉止姿勢から前記開口部を開放する展開姿勢までの間で回転可能な蓋体とを備え前記蓋体が、前記展開姿勢において前記底面部の内面に滑らかに連続し前記閉止姿勢において前記底面部に対面する天井面部を備え、この天井面部が外方に膨出する膨出形状をなすものであり、前記蓋体の天井面部の内面が、入り隅を有しない形状をなしているものとした。【選択図】図1

Description

本発明は、筆記具や文房具等の小物を収容し得る小物入れに関する。
従来、この種の小物入れとしては、使用時に展開した姿勢を採り得る蓋体を備えたものが存在する(例えば、特許文献1を参照)。
従来のものは、小物である筆記具等の収容され得る領域が、あらかじめ蓋体を支持している本体側に設けられた枠部によって定められたものとなっている。このため、従来の小物入れは、蓋体が展開した姿勢を採った場合でも、あらかじめ本体側の枠部によって画定された領域内にだけ小物が収容されていた。換言すれば、従来の小物入れは、収容された小物の閲覧性に優れた構成を有していなかった。
実用新案登録第3123337号公報
本発明は、以上のような事情に着目してなされたもので、少なくとも、収容された小物の閲覧性に優れた小物入れを提供することにある。
すなわち、本発明は次の構成をなしている。
請求項1に記載の発明は、載置状態で底面を構成する底面部及びこの底面部を上方に開放する開口部を有する収納本体と、この収納本体の底面部又はその近傍に接続部を介して接続され前記開口部を覆う閉止姿勢から前記開口部を開放する展開姿勢までの間で回転可能な蓋体とを備え、前記蓋体が、前記展開姿勢において前記底面部の内面に滑らかに連続し前記閉止姿勢において前記底面部に対面する天井面部を備え、この天井面部が外方に膨出する膨出形状をなすものであり、前記蓋体の天井面部の内面が、入り隅を有しない形状をなしている小物入れである。
請求項2に記載の発明は、前記展開姿勢において前記蓋体が立するものであり、且つ、前記蓋体が展開姿勢を採るときに前記収納本体の内面及び前記蓋体の内面とによって略連続したトレー面が構成されている請求項1記載の小物入れである。
請求項3に記載の発明は、前記蓋体が閉止姿勢を採るときに、側面視における全体の上下寸法が、接続部側に向かって漸次短くなる形態をなしている請求項1又は2記載の小物入れである。
請求項4に記載の発明は、前記収納本体の底面部が、略平板形状をなすものである請求項3記載の小物入れである。
請求項5に記載の発明は、前記収納本体が、基端縁に前記接続部を介して前記蓋体が接続されている前記底面部と、この底面部の先端縁に立設された先端面部と、この先端面部の両端に連続させて前記底面部の両側縁にそれぞれ立設された本体側面部とを備えたものであり、前記本体側面部が接続部側に向かって上下寸法が漸次短くなる形状をなしている請求項3又は4記載の小物入れである。
請求項6に記載の発明は、前記底面部における前記先端縁の寸法が、前記底面部における前記基端縁の寸法よりも長く設定されているとともに、前記本体側面部が外方に膨出する形状をなしている請求項5記載の小物入れである。
請求項7に記載の発明は、前記蓋体が、基端縁に前記接続部が設けられ内部に先端縁側に開放された収納ポケットを備えてなる前記天井面部と、この天井面部の両側縁にそれぞれ垂設された蓋体側面部とを備えたものであり、前記閉止姿勢において、前記天井面部の先端縁を前記収納本体の先端面部の上縁にファスナーを介して止着できるように構成されている請求項5又は6記載の小物入れである。
以上説明したように本発明によれば、少なくとも、収容された小物の閲覧性に優れた小物入れを提供することができるものとなる。
本発明の一実施形態を示す斜視図。 同実施形態における斜視図。 同実施形態における平面図。 同実施形態における底面図。 同実施形態における右側面図。 同実施形態における斜視図。 図6における模式的なX−X線端面図。 閉止姿勢における模式的な端面図。 同実施形態における一使用態様を示す左側面図。
以下、本発明の一実施形態を、図1〜9を参照して説明する。なお、図7及び図8は、本実施形態における作用説明用の模式的な端面図である。
この実施形態は、本発明を、小物である筆記具P等を収納し得る小物入れAに適用したものである。
小物入れAは、天板等の載置面(図示せず)に載置された載置状態において底面smを構成する底面部11、及び、底面部11を上方に開放する開口部Kを有する収納本体1と、収納本体1の底面部11又はその近傍に接続部Hを介して接続され収納本体1における開口部Kを覆う閉止姿勢(C)(図1、図3、図5、図8、及び、図9を参照)から収納本体1における開口部Kを開放する展開姿勢(T)(図2、図6、および、図7を参照)までの間で回転可能な蓋体2と、収納本体1及び蓋体2における左の側部間と右の側部間とをそれぞれつなぐ落下防止用のマチ3とを備えている。
以下、各構成について説明する。
収納本体1は、基端縁e2に接続部Hを介して蓋体2が接続されている底面部11と、底面部11の先端縁e1に立設された先端面部12と、先端面部12の両端に連続させて底面部11の両側縁にそれぞれ立設された本体側面部13とを備えている。
底面部11は、略平板形状をなすものである。図4に示すように、底面部11における先端縁e1の寸法w1は、底面部11における基端縁e2の寸法w2よりも長く設定されている。なお、この実施形態では、先端縁e1の寸法w1は、一般的な筆記具Pの長手寸法よりも略同等又は若干長い19cmに設定されている。底面部11における左右の両側縁e3は外方に凸をなすように緩やかに湾曲した形状をなしている。
先端面部12は、底面部11に対して略直立するように設けられた壁状のものである。
本体側面部13は、左右に対をなして設けられたものである。本体側面部13は、先端面部12の左右端縁に連続して形成されている。本体側面部13は、接続部H側に向かって上下寸法が漸次短くなる形状をなしている。換言すれば、本体側面部13は先端面部12に接続する前端側から後端側に向かって漸次上下寸法が短くなるように形成されている。本体側面部13は、平面視又は底面視において、外方に向かって凸をなすように膨出する形状をなしている。また、本体側面部13は、上端部が下端部よりも外側に位置するように傾斜した姿勢を採り得るものとなっている。
先端面部12の下端部及び本体側面部13の下端部は、底面部11に縫着されている。先端面部12の上縁12e及び本体側面部13の上縁13eには、ファスナー4を構成する帯状の第一のファスナー構成要素41が取り付けられている。なお、ファスナー4の説明については後述する。
蓋体2は、閉止姿勢(C)と展開姿勢(T)との間で動作し得るように構成されている。蓋体2は、図2、図6、及び、図7に示すように、展開姿勢(T)において天板等の載置面に対して立するものとなっている。蓋体2は、基端縁に接続部Hが設けられ内側に先端縁側に開放された収納ポケットFを備えてなる天井面部21と、天井面部21の両側縁にそれぞれ垂設された蓋体側面部22とを備えている。
天井面部21は、閉止姿勢(C)において、収納本体1の底面部11に対面する部位をなしている。天井面部21は、外方に膨出する膨出形状、より具体的には膨出湾曲形状をなしている。すなわち、天井面部21は外方に向かって凸をなすように湾曲した形状をなしている。天井面部21は、展開姿勢(T)において収納本体1の底面部11の内面Sに滑らかに連続する内面Nを有している。すなわち、天井面部21は、展開姿勢(T)において内容物である筆記具Pの移動を妨げる障害物が無い程度に連続する内面Nを有している。換言すれば、天井面部21は、展開姿勢(T)において底面部11の内面Sに面的に滑らかに連続するように上側を向く内面Nを有している。蓋体2における天井面部21の内面Nは、入り隅を有しない形状をなしている。ここで、本発明でいう「入り隅」とは、略直角もしくはある角度の空間を形成し得る部分のことをいう。
蓋体2の内面Nは、例えば、図7に示すように、接続部Hの近傍に位置した基端側領域n1と、基端側領域n1に上に位置する中央領域n2と、中央領域n2の上に位置する先端側領域n3を有している。基端側領域n1の面積は、収納本体1における先端面部12の内面側の面積と略同等の大きさに設定されている。中央領域n2は、収納ポケットFと合致する位置に設けられている。
収納ポケットFは、内部に種々の小物を収容し得るものである。収納ポケットFは、蓋体2の内面側に設けられた網状部材f1を主体に構成されている。網状部材f1は、天井面部21における内面Nの一部である中央領域n2を構成しているものである。収納ポケットFは、天井面部21における先端縁21e側に開口し得るように構成されている。
蓋体側面部22は、天井面部21の側縁から垂設されたものである。蓋体側面部22は、直線状の底辺部h1と、上側に凸をなす山型辺部h2と、底辺部h1の後端と山型辺部h2の後端との間を繋ぐ後辺部h3とを備えたものである。蓋体側面部22の山型辺部h2は、天井面部21の側縁に縫着されている。蓋体側面部22の後辺部h3は、底面部11における側縁e3に縫着されている。
天井面部21の先端縁21e、及び、蓋体側面部22の先端縁である底辺部h1には、ファスナー4を構成する帯状をなす第二のファスナー構成要素42が取り付けられている。
以上に述べた収納本体1、及び、蓋体2は、図7、及び、図8に示す模式的な端面図において示すように、外方に表出するポリエステル製の合成繊維素材を主体に構成された外装材gs及び内装材nsと、外装材gsと内装材nsとの間に配されるポリエチレンにより作られたスポンジ状のクッション部材cnとを主体に構成されている。
接続部Hは、収納本体1と蓋体2との間に設けられたものである。接続部Hは、収納本体1と蓋体2との相対回転を許容し得るヒンジ機能を発揮し得るものとなっている。この実施形態では、接続部Hは、外装材gsと内装材nsとを、クッション部材cnを介在させずに縫着した部位によって構成されている。
マチ3は、収納本体1における本体側面部13の上端13eと蓋体2における蓋体側面部22の下端縁たる底辺部h1との間に介設されたものである。マチ3は、対をなしており、収納本体1及び蓋体2に縫着されている。マチ3は、収納本体1の底面部11上に乗せ置かれた筆記具P等が外部に出ることを抑制する役割を果たすとともに蓋体2の収納本体1に対する回動範囲を規制して展開姿勢(T)における蓋体2を起立した所定の姿勢に保持する役割を果たしている。マチ3は、蓋体2が展開姿勢(T)を採る際に、側面視において、略三角形状をなしている。
ファスナー4は、図示しない複数の歯が並び設けられた帯状をなす第一、第二のファスナー構成要素41、42と、第一、第二のファスナー構成要素41、42に対するスライド動作により複数の歯の接離を操作するためのスライダー43とを主体に構成されたものである。第一のファスナー構成要素41は、収納本体1における先端面部12の上縁12e、及び、本体側面部13の上縁13eに縫着されている。第二のファスナー構成要素42は、蓋体2における天井面部21の先端縁21e、及び、蓋体側面部22の先端縁である底辺部h1に縫着されている。なお、ファスナー4の構成は、既存のものを適宜適用し得るものであるため図示を簡略化し、詳細な説明を省略する。
本実施形態における小物入れAは、閉止姿勢(C)において、蓋体2における天井面部21の先端縁21eを収納本体1における先端面部12の上縁12eにファスナー4を介して止着できるように構成されている。図5に示すように、蓋体2が閉止姿勢(C)を採るときの小物入れAは、側面視において、ファスナー4における帯状の第一、第二のファスナー構成要素41、42が底面部11に対して斜めに延びるように配されている。
小物入れAは、蓋体2が展開姿勢(T)を採るときに収納本体1の内面S、及び、蓋体2の内面Nとによって略連続したトレー面TRが構成されている。つまり、図7に示すように、小物入れAは、蓋体2が展開姿勢(T)をなすときに、蓋体2における少なくとも内面Nの基端側領域n1が上方を向くものとなる。そして、複数本収容された筆記具Pは、展開姿勢(T)の蓋体2における少なくとも基端側領域n1上に無理なく載置され得るものとなっている。
換言すれば、小物入れAは、蓋体2が展開姿勢(T)を採るときに、収納本体1、及び、蓋体2がそれぞれ筆記具Pの下に位置し、筆記具Pを下から支持し得る領域を具備している。
また、図5及び図9に示すように、蓋体2が閉止姿勢(C)を採るときに、側面視における全体の上下寸法が、接続部H側に向かって漸次短くなる形態をなしている。つまり、小物入れAは、側面視において90°前後に角張ってなる部位が四か所に出ないような形状をなしている。
以上説明したように、本実施形態に係る小物入れAは、載置状態で底面smを構成する底面部11、及び、底面部11を上方に開放する開口部Kを有する収納本体1と、この収納本体1の底面部11又はその近傍に接続部Hを介して接続され開口部Kを覆う閉止姿勢(C)から開口部Kを開放する展開姿勢(T)までの間で回転可能な蓋体2とを備えている。
そして、蓋体2が、展開姿勢(T)において底面部11の内面Sに滑らかに連続する内面Nを有している。すなわち、蓋体2における底面部11の内面Sに隣接した内面Nが、入り隅を有しない形状をなしている。このため、収容された小物である筆記具Pが展開姿勢(T)において滞留することなく各内面S、Nに広がるので、閲覧性に優れた小物入れAを提供することができるものとなる。つまり、蓋体2が、展開姿勢(T)において底面部11の内面Sに入り隅が無く面的に滑らかに連続する内面Nを有しているため、展開姿勢(T)において蓋体2における内面Nの上に筆記具Pが載置され得る構成を採り得るものとなる。
換言すれば、蓋体2は、展開姿勢(T)において収納本体1の底面部11に対して垂直よりも広く開き、内面Nの少なくとも一部が上方を向き得るように設定されている。このようなものであれば、蓋体2が展開姿勢(T)を採るときに、筆記具Pを下側から支持し得る領域が、閉止姿勢(C)を採るときよりも拡張されるものとなる。収納本体1、及び、蓋体2の協働によって多くの筆記具Pが収容されていても、本実施形態に示す小物入れAであれば、筆記具Pの配置エリアが増大して閲覧性に優れることになり、使用者は必要な筆記具Pを迅速に探し出し得るものとなる。
また、本実施形態における小物入れAであれば、収納本体1と蓋体2との境界部分、すなわち、接続部H近傍に、略直角状をなす隅角空間が形成されないものとなるため、筆記具Pを取りやすいものとなる。
展開姿勢(T)において蓋体2が立するものであり、且つ、蓋体2が展開姿勢(T)を採るときに収納本体1の内面S、及び、蓋体2の内面Nとによって略連続したトレー面TRが構成されている。このため、内部に収容された筆記具Pが、トレー面TRを構成する領域上に載置され得るものとなり閲覧性に優れたものとなるだけでなく、天板等の載置面上に置いた状態で筆記具Pを大量にトレー面TR上に乗せ置くことができるものとなる。
蓋体2が閉止姿勢(C)を採るときに、側面視における全体の上下寸法が、接続部H側に向かって漸次短くなる形態をなしている。このため、全体として、直角状に角張った部分の数が抑制されることになるため、鞄等の収納具内に収納させやすいものとなっている。
小物入れAが、接続部Hに向かって漸次短くなる形態部分を有しているため、図9に示すように、使用者が片手によって小物入れAと板状体であるノートNTとを一括把持しやすいものとなっている。図9の例では、小物入れAは、接続部Hが下端に位置するような姿勢をなしている。そして、ノートNTは、小物入れAの底面部11に添接し得る姿勢をなすとともに、当該ノートNTの下端縁が小物入れAの接続部H近傍に位置している。
図9の例では、内部に収容された筆記具Pは、その自重により小物入れAの収容空間内における接続部H近傍に集中することになる。そうすると、小物入れAにおける接続部H近傍の形状は、筆記具Pにより裏当てされることにより、安定したものとなる。しかも、筆記具Pを収容した小物入れAの重心は、ノートNT側に近づくものとなるため、使用者は、小物入れAとノートNTとを無理なく一括把持し易いものとなっている。
収納本体1の底面部11が、略平板形状をなすものであり、蓋体2の底面部11に対面する天井面部21が外方に膨出する膨出湾曲形状をなすものである。このため、内部に筆記具P等を大量に収容しやすい形状を採り得るものとなる。つまり、蓋体2を閉止姿勢(C)から展開姿勢(T)に遷移させていくのに追随して、筆記具Pの下に位置する蓋体2における内面Nの領域が拡張し得る形態を好適に実現し得るものとなっている。しかも、このようなものであれば、外面側に角張った外形部分が形成されにくいものとなり、滑らかなR形状の外形を形成しやすいものとなるため、図示しない鞄等の収納具内に収納させやすい形状を採り得るものとなる。
収納本体1が、基端縁e2に接続部Hを介して蓋体2が接続されている底面部11と、この底面部11の先端縁e1に立設された先端面部12と、この先端面部12の両端に連続させて底面部11の両側縁にそれぞれ立設された本体側面部13とを備えている。そして、本体側面部13が接続部H側に向かって上下寸法が漸次短くなる形状をなしている。このため、筆記具P等が好適に収容され得る構成をなしたものとなる。
また、本体側面部13が接続部H側に向かって上下寸法が漸次短くなる形状をなしているため、蓋体2が閉止姿勢(C)を採るときに、側面視における小物入れA全体の上下寸法が、接続部H側に向かって漸次短くなる形態を採りやすいものとなっている。
底面部11における先端縁e1の寸法w1が、底面部11における基端縁e2の寸法w2よりも長く設定されているとともに、本体側面部13が外方に膨出する形状をなしている。このため、底面部11における左右方向中央部に筆記具Pを配置するとともに、底面部11における左右端部すなわち本体側面部13の近傍領域skに、筆記具P以外の他の小物(例えば、消しゴムや付箋など)を好適に収容し得るものとなる。このため、蓋体2を展開姿勢(T)にしたときに、他の小物が筆記具Pの邪魔になりにくいものとなり、筆記具Pが展開姿勢(T)をとる際に底面部11上において閲覧性の優れた態様になだれやすいものとなる。
蓋体2が、基端縁に接続部Hが設けられ内部に先端縁側に開放された収納ポケットFを備えてなる天井面部21と、この天井面部21の両側縁にそれぞれ垂設された蓋体側面部22とを備えたものである。そして、蓋体2が、閉止姿勢(C)において、その天井面部21の先端縁を収納本体1の先端面部12の上縁にファスナー4を介して止着できるように構成されている。このため、収納ポケットFに対して使用者がアクセスしやすい構成をなしたものとなる。
つまり、従来品において、蓋体に収納ポケットを設けているものは、当該蓋体の先端側に、収納ポケットに対する手指のアクセスに支障をきたす庇状の部分又は垂下壁状の部分が設けられていた。
しかしながら、本実施形態のものであれば、蓋体2の先端部に手指のアクセスに支障をきたすような障害物を設けていないため、収納ポケットFの開口に対してスムーズに使用者の手指や小物を及ばすことができるものとなる。
なお、本発明は、以上に詳述した実施形態に限られるものではない。
上述した実施形態では、小物として筆記具を例示しているが、小物は筆記具に限られるものでないのはもちろんのことである。例えば、消しゴムやカッターナイフや鋏や転写具等の文房具類はもちろんのこと、ドライバー等の工具類や化粧用具であってもよい。
収納本体は、載置状態で底面を構成する底面部を有するとともに底面部を上方に開放する開口部を有するものであればよく、上述した実施形態に示されたものに限定されるものではない。例えば、収納本体が、本体側面部を備えていないものであってもよい。
蓋体は、収納本体の底面部又はその近傍に接続部を介して接続され、閉止姿勢と展開姿勢とを採り得るものであればどのような形態のものであってもよい。例えば、蓋体は、蓋体側面部を備えたものではなく、底面部に対面し得るシート状の本体部分のみを備えたものであってもよい。
その他、各部の具体的構成についても上記実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
1…収納本体
2…蓋体
11…底面部
A…小物入れ
K…開口部
N…(蓋体の)内面
(C)…閉止姿勢
(T)…展開姿勢

Claims (7)

  1. 載置状態で底面を構成する底面部及びこの底面部を上方に開放する開口部を有する収納本体と、この収納本体の底面部又はその近傍に接続部を介して接続され前記開口部を覆う閉止姿勢から前記開口部を開放する展開姿勢までの間で回転可能な蓋体とを備え、
    前記蓋体が、前記展開姿勢において前記底面部の内面に滑らかに連続し前記閉止姿勢において前記底面部に対面する天井面部を備え、この天井面部が外方に膨出する膨出形状をなすものであり、
    前記蓋体の天井面部の内面が、入り隅を有しない形状をなしている小物入れ。
  2. 前記展開姿勢において前記蓋体が立するものであり、且つ、前記蓋体が展開姿勢を採るときに前記収納本体の内面及び前記蓋体の内面とによって略連続したトレー面が構成されている請求項1記載の小物入れ。
  3. 前記蓋体が閉止姿勢を採るときに、側面視における全体の上下寸法が、接続部側に向かって漸次短くなる形態をなしている請求項1又は2記載の小物入れ。
  4. 前記収納本体の底面部が、略平板形状をなすものである請求項3記載の小物入れ。
  5. 前記収納本体が、基端縁に前記接続部を介して前記蓋体が接続されている前記底面部と、この底面部の先端縁に立設された先端面部と、この先端面部の両端に連続させて前記底面部の両側縁にそれぞれ立設された本体側面部とを備えたものであり、前記本体側面部が接続部側に向かって上下寸法が漸次短くなる形状をなしている請求項3又は4記載の小物入れ。
  6. 前記底面部における前記先端縁の寸法が、前記底面部における前記基端縁の寸法よりも長く設定されているとともに、前記本体側面部が外方に膨出する形状をなしている請求項5記載の小物入れ。
  7. 前記蓋体が、基端縁に前記接続部が設けられ内部に先端縁側に開放された収納ポケットを備えてなる前記天井面部と、この天井面部の両側縁にそれぞれ垂設された蓋体側面部とを備えたものであり、
    前記閉止姿勢において、前記天井面部の先端縁を前記収納本体の先端面部の上縁にファスナーを介して止着できるように構成されている請求項5又は6記載の小物入れ。
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