JP2018148465A - 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理装置の制御方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】所定の無線通信で画像処理装置に画像データを送信する情報処理装置において、画像処理装置への画像データの送信に失敗することを低減させる。【解決手段】情報処理装置は、所定の無線通信で画像処理装置に画像データを送信する情報処理装置であって、前記画像データを1つ以上の符号化方式で圧縮符号化が可能な符号化部と、前記情報処理装置の電力を供給する電池の残容量を取得する第1の取得部と、前記1つ以上の符号化方式のうち、前記電池の残容量で前記画像データを送信可能な符号化方式を判定する判定部と、前記画像処理装置で利用可能な符号化方式の情報を取得する第2の取得部と、前記電池の残容量で前記画像データを送信可能な符号化方式のうち、前記画像処理装置で利用可能な符号化方式の中から、前記画像データの送信に用いる符号化方式を決定する決定処理を実行する決定部と、を有する。【選択図】図5

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理装置の制御方法、及びプログラム
に関する。
例えば、タブレット端末、スマートフォン、ノートPC(Personal Computer)等の情報処理装置から、画像処理(例えば、印刷等)を実行する画像処理装置に、所定の無線通信で画像データを送信し、画像処理を実行する技術が知られている。
また、通信端末がデータを通信する際に、通信データ量が設定された上限値以上である場合、データの圧縮を行うことにより、大容量のデータの送信時間を短縮し、通信端末の消費電力を小さくする技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に開示された技術により、所定の無線通信で画像処理装置に画像データを送信する情報処理装置の消費電力を低減させることができる。
しかし、特許文献1に開示された技術では、画像データの圧縮符号化に用いる符号化方式よって、例えば、電池の残量不足によるデータ送信の中断や、画像処理装置側で圧縮されたデータを復号化できない等の問題が発生し、画像データの送信に失敗する場合がある。
本発明の実施の形態は、上記の問題点に鑑みてなされたものであって、所定の無線通信で画像処理装置に画像データを送信する情報処理装置において、画像処理装置への画像データの送信に失敗することを低減させる。
上記課題を解決するため、本発明の一実施形態に係る情報処理装置は、所定の無線通信で画像処理装置に画像データを送信する情報処理装置であって、前記画像データを1つ以上の符号化方式で圧縮符号化が可能な符号化部と、前記情報処理装置の電力を供給する電池の残容量を取得する第1の取得部と、前記1つ以上の符号化方式のうち、前記電池の残容量で前記画像データを送信可能な符号化方式を判定する判定部と、前記画像処理装置で利用可能な符号化方式の情報を取得する第2の取得部と、前記電池の残容量で前記画像データを送信可能な符号化方式のうち、前記画像処理装置で利用可能な符号化方式の中から、前記画像データの送信に用いる符号化方式を決定する決定処理を実行する決定部と、を有する。
本発明の一実施形態によれば所定の無線通信で画像処理装置に画像データを送信する情報処理装置において、画像処理装置への画像データの送信に失敗することを低減させることができる。
一実施形態に係る情報処理システムの構成の一例を示す図である。 一実施形態に係る情報処理システムの構成の別の一例を示す図である。 一実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成の例を示す図である。 一実施形態に係る画像処理装置のハードウェア構成の例を示す図である。 第1の実施形態に係る情報処理システムの機能構成の例を示す図である。 第1の実施形態に係る画像データの送信処理の例を示すフローチャートである。 第1の実施形態に係る符号化方式の判定処理の例を示すフローチャートである。 第1の実施形態に係る情報処理システムの処理の例を示すシーケンス図である。 第2の実施形態に係る画像データの送信処理の例を示すフローチャートである。 第3の実施形態に係る情報処理システムの処理の例を示すシーケンス図である。 第4の実施形態に係る情報処理システムの機能構成の例を示す図である。 第4の実施形態に係る画像データの送信処理の例を示すフローチャートである。
以下に、本発明の実施の形態について、添付の図面を参照して説明する。
<システムの構成>
図1は、一実施形態に係る情報処理システムの構成の一例を示す図である。図1において、情報処理システム100には、画像処理を実行する画像処理装置120と、無線通信130で画像処理装置120に、画像処理の対象となる画像データを送信する情報処理装置110とを含む。
情報処理装置110は、ユーザが利用する、例えば、タブレット端末、スマートフォン、ノートPC(Personal Computer)等、電池から供給される電力で動作する情報端末である。情報処理装置110は、例えば、無線LAN(Local Area Network)、Bluetooth(登録商標) Low Energy(以下、BLEと呼ぶ)等の所定の無線通信130で画像処理装置に接続し、通信を行うことができる。また、情報処理装置110は、ユーザの操作に応じて、例えば、印刷(画像処理の一例)の対象となる画像データを、無線通信130で画像処理装置に送信し、画像データの印刷を要求することができる。
画像処理装置120は、例えば、スキャン機能、コピー機能、プリンタ機能、ファクシミリ機能等を一つの筐体に搭載した複合機や、印刷機能を有するプリンタ等の画像形成装置である。なお、画像形成装置は画像処理装置120の一例である。
画像処理装置120は、例えば、オフィス等に設置され、オフィスに勤務する複数のユーザが利用できるように設定されている。また、オフィスに勤務するユーザは、それぞれ、情報処理装置110を所有しており、情報処理装置110を用いて画像処理装置120を利用することができる。
例えば、ユーザが情報処理装置110内の文書等を印刷したい場合、情報処理装置110で印刷操作を行うことにより、情報処理装置110から画像処理装置120に無線通信130で印刷データ(画像データの一例)が送信される。また、画像処理装置120は、情報処理装置110から受信した印刷データを印刷し、印刷された印刷文書140を出力する。
図2は、一実施形態に係る情報処理システムの別の一例を示す図である。
図2(a)に示す情報処理システム100では、画像処理装置120は、例えば、インターネットやLAN等のネットワーク210に接続されている。また、情報処理装置110は、所定の無線通信130でネットワーク210に接続可能である。
図2(a)に示す情報処理システム100においても、ユーザが情報処理装置110内の文書等を印刷したい場合、情報処理装置110で印刷操作を行うことにより、無線通信130を介して、画像処理装置120に印刷データが送信される。
なお、印刷を実行する画像形成装置は、画像処理装置120の一例である。画像処理装置120は、例えば、図2(b)に示すように、情報処理装置110から無線通信130を介して送信される画像データ(動画、又は静止画)を、投影画像220として投影する画像投影装置や、表示画像として表示する画像表示装置等であっても良い。
図2(b)に示す情報処理システム100では、ユーザが情報処理装置110内の画像データ(例えば、動画データ)を投影したい場合、情報処理装置110で画像投影操作を行うことにより、無線通信130を介して、画像処理装置120に画像データが送信される。また、画像投影装置である画像処理装置120は、情報処理装置110から受信した画像データを、投影画像220として投影面に投影する。
図1、2に示すような情報処理システム100において、情報処理装置110が、電池から供給される電力で動作している場合、電池の残容量の不足により、情報処理装置110から画像処理装置120への画像データの送信に失敗する場合がある。
そこで、本実施形態に係る情報処理装置110は、現在の記電池の残容量で画像データを送信可能な符号化方式のうち、画像処理装置120で利用可能な符号化方式の中から、画像データの送信に用いる符号化方式を決定した上で、画像データの送信を行う。
これにより、本実施形態によれば、所定の無線通信130で画像処理装置120に画像データを送信する情報処理装置110において、画像処理装置120への画像データの送信に失敗することを低減させることができるようになる。
<ハードウェア構成>
図3は、一実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成の例を示す図である。
情報処理装置110は、例えば、CPU(Central Processing Unit)301、RAM(Random Access Memory)302、ROM(Read Only Memory)303、ストレージ装置304、ネットワークI/F305、近距離無線部306、入力装置307、表示装置308、バッテリ部309、及びバス311等を有する。また、情報処理装置110は、切替スイッチ/切替端子310をさらに有していても良い。
CPU301は、ROM303やストレージ装置304等に格納されたプログラムやデータをRAM302上に読み出し、処理を実行することで、情報処理装置110の各機能を実現する演算装置である。RAM302は、CPU301のワークエリア等として用いられる揮発性のメモリである。ROM303は、電源を切ってもプログラムやデータを保持することができる不揮発性のメモリである。
ストレージ装置304は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)や、SSD(Solid State Drive)等の大容量の記憶装置であり、OS、アプリケーションプログラム、各種のデータ等を記憶する。
ネットワークI/F305は、ネットワーク210や、画像処理装置120が提供する無線LANネットワーク等に接続するための通信インタフェースである。近距離無線部306は、画像処理装置120と、例えば、BLEや、UWB(Ultra Wide Band)等の近距離無線通信で通信するための通信インタフェースである。なお、無線LANによる通信、及び近距離無線通信は、所定の無線通信130の一例である。
入力装置307は、例えば、タッチパネル、タッチパッド、マウス等のポインティングデバイスや、キーボード等の入力デバイスであり、情報処理装置110に操作信号を入力するために用いられる。表示装置308はディスプレイ等の表示デバイスであり、情報処理装置110による処理結果等を表示する。なお、入力装置307、及び表示装置308は、例えば、タッチパネルディスプレイ等の一体型の表示入力装置312であっても良い。
バッテリ部309は、情報処理装置110の電力を供給する電池、及び電池の充放電を管理するマイコン(マイクロコンピュータ)等を含む。
切替スイッチ/切替端子310は、例えば、スイッチや、外部端子等で構成され、情報処理装置110の設定を変更するために用いられる。
バス311は、上記の各構成要素に接続され、アドレス信号、データ信号、及び各種制御信号等を伝送する。
(画像形成装置のハードウェア構成)
図4は、一実施形態に係る画像処理装置120のハードウェア構成の例を示す図である。画像処理装置120は、例えば、コントローラ410、操作部420、ネットワークI/F430、近距離無線部440、画像処理部450等を有する。
コントローラ410は、CPU411、RAM412、ROM413、NVRAM(Non-Volatile RAM)414、及びHDD415等を含む。
CPU411は、例えば、ROM413、NVRAM414、HDD415等からプログラムやデータ、設定情報等をRAM412上に読み出し、処理を実行することで、画像処理装置120の全体を制御する演算装置である。
RAM412は、CPU411のワークエリア等として用いられる揮発性のメモリである。ROM413は、OS、プログラム、各種データを記憶する不揮発性のメモリである。NVRAM414は、例えば設定情報等を記憶する書き込み可能な不揮発性のメモリである。HDD415は、各種プログラムやデータを格納している大容量の記憶装置である。
操作部420は、ユーザからの入力を受付する入力部や、表示を行う表示部等を備えている。
ネットワークI/F430は、例えば、画像処理装置120をネットワーク210に接続するためのLANインタフェースや、無線LANのアクセスポイントとして機能する無線LANインタフェース等の通信インタフェースである。
近距離無線部440は、情報処理装置110と、例えば、BLEや、UWB等の近距離無線通信で通信するための通信インタフェースである。
画像処理部450は、画像処理装置120が備える画像処理機能を実行する。例えば、画像処理装置120が画像形成装置である場合、画像処理部450は、印刷等の画像形成処理を実行する。また、画像処理装置120が画像投影装置である場合、画像処理部450は、画像の投影を実行する。
[第1の実施形態]
<機能構成>
図5は、第1の実施形態に係る情報処理システムの機能構成の例を示す図である。情報処理装置110が、所定の無線通信130で、画像処理装置120に画像データ(動画データ)を圧縮符号化して送信するものとして、以下の説明を行う。
(情報処理装置の機能構成)
情報処理装置110は、例えば、無線通信部501、送信データ取得部502、電池情報取得部503、判定部504、第1の算出部505、第2の算出部506、符号化情報取得部507、決定部508、符号化部509、操作受付部510、表示制御部511、及び記憶部512等を有する。
なお、上記の各機能構成は、例えば、図3のCPU301で実行されるプログラムによって実現される。また、上記の各機能構成のうち、少なくとも一部は、ハードウェアによって実現されるものであっても良い。
無線通信部501は、例えば、ネットワークI/F305、又は近距離無線部306を用いて、所定の無線通信130で画像処理装置120に接続し、通信を行う。ここでは、一例として、無線通信部501が、ネットワークI/F305を用いて、無線LAN通信で画像処理装置120と通信を行うものとして以下の説明を行う。
送信データ取得部502は、情報処理装置110が、所定の無線通信130で画像処理装置120に送信する画像データを取得する。例えば、送信データ取得部502は、ユーザの操作で指定された、画像処理の対象となる画像データを記憶部512等から取得する。なお、ここでは、一例として、画像処理の対象となる画像データが動画データであるものとして以下の説明を行う。
電池情報取得部(第1の取得部)503は、情報処理装置110の電力を供給する電池の残容量を取得する。例えば、電池情報取得部503は、図2のバッテリ部309が備えるマイコン等から、情報処理装置110の電力を供給する電池の電池容量のうち、利用可能な電池容量の情報である電池の残容量を取得する。
判定部504は、符号化部509で圧縮符号化が可能な1つ以上の符号化方式のうち、電池情報取得部503が取得した電池の残容量で、送信データ取得部502が取得した画像データを送信可能な符号化方式を判定する。例えば、判定部504は、送信データ取得部502が取得した画像データを圧縮符号化して、所定の無線通信130で送信したときに、電池の残容量の不足により通信が中断されない符号化方式を判定する。
第1の算出部505は、符号化部509で圧縮符号化が可能な1つ以上の符号化方式で、送信データ取得部502が取得した画像データを符号化した場合の符号化された(圧縮された)データのデータ量を算出する。
例えば、第1の算出部505は、表1に示すような符号化方式毎の圧縮率の情報である圧縮率情報を、記憶部512に予め記憶しておく。
Figure 2018148465
表1に示すように、圧縮率情報には、符号化部509で圧縮符号化が可能な1つ以上の符号化方式と、各符号化方式の圧縮率とが対応付けて記憶されている。第1の算出部505は、例えば、送信データ取得部502が取得した画像データのデータ量に、圧縮率情報に記憶した圧縮率の値を乗算することにより、各符号化方式で圧縮符号化した場合の符号化されたデータのデータ量を算出する。
第2の算出部506は、第1の算出部505によって算出された、符号化されたデータのデータ量を、所定の無線通信130で画像処理装置120に送信する場合に消費される電池の容量を算出する。
例えば、第2の算出部506は、表2に示すようなデータ量あたりの電池容量の消費量を示す情報を、記憶部512に予め記憶しておく。
Figure 2018148465
表2の例では、「1MB」のデータ量を、所定の無線通信130で送信する際に、電池の容量が「30mAh」消費されることが示されている。第2の算出部506は、例えば、第1の算出部505によって算出された符号化されたデータのデータ量(MB)に、「30mAh」を乗算することにより、符号化されたデータのデータ量を送信する際に消費される電池の容量を算出する。
判定部504は、例えば、電池情報取得部503が取得した電池の残容量より、第2の算出部506が算出した電池の容量の方が少ない符号化方式を、電池情報取得部503が取得した現在の電池の残容量で画像データを送信可能な符号化方式と判定する。
なお、第1の算出部505、及び第2の算出部506によって実現される機能のうち、少なくとも一部は判定部504に含まれていても良い。
符号化情報取得部(第2の取得部)507は、画像データを送信する画像処理装置120で利用可能な符号化方式の情報を取得する。
好ましくは、符号化情報取得部507は、画像処理装置120に画像データを送信する際に、判定部504によって画像データを送信可能と判定された符号化方式が、画像処理装置120で利用可能であるかを、画像処理装置120に問合せする。
決定部508は、現在の電池の残容量で画像データを送信可能と判定された符号化方式のうち、画像処理装置120で利用可能な符号化方式の中から、画像データの送信に用いる符号化方式を決定する。
符号化部509は、画像データを1つ以上の符号化方式で圧縮符号化することが可能であり、1つ以上の符号化方式のうち、決定部508で決定された符号化方式で画像データを符号化する。
操作受付部510は、入力装置307、又は表示入力装置312に対するユーザの操作を受付する。
表示制御部511は、表示装置308、又は表示入力装置312に表示画面を表示させる。
記憶部512は、例えば、図2のRAM302、ストレージ装置304、及び図3のCPU301で実行されるプログラム等によって実現され、表1に示した圧縮率情報や、表2に示したデータ量あたりの電池容量の消費量を示す情報、及び画像データ等を記憶する。
(画像処理装置の機能構成)
画像処理装置120は、例えば、通信部521、復号化部522、画像処理制御部523、符号化情報通知部524、及び記憶部525等を有する。
なお、上記の各機能構成は、例えば、図4のCPU411で実行されるプログラムによって実現される。また、上記の各機能構成のうち、少なくとも一部は、ハードウェアによって実現されるものであっても良い。
通信部521は、ネットワークI/F430、又は近距離無線部440を用いて、所定の無線通信130を介して、情報処理装置110と通信を行う。ここでは、一例として、通信部521が、ネットワークI/F430を用いて、無線LAN通信で情報処理装置110と通信を行うものとする。
復号化部522は、通信部521を介して、情報処理装置110から受信した圧縮符号化された画像データを復号化する。
画像処理制御部523は、画像処理部450を用いて、復号化部522が復号化した画像データに、画像処理装置120が備える画像処理を実行させる。例えば、画像処理装置120が画像投影装置である場合、画像処理部450は、復号化された画像データ(例えば動画データ)を、投影させる。
符号化情報通知部524は、例えば、情報処理装置110からの要求に応じて、画像処理装置120で利用可能な符号化方式の情報を、要求元の情報処理装置110に通知する。
記憶部525は、図4のRAM412、HDD415、及び図4のCPU411で実行されるプログラム等によって実現され、情報処理装置110等から受信した画像データ等を記憶する。
<処理の流れ>
続いて、情報処理システム100における情報処理装置110の制御方法の流れについて説明する。
(画像送信処理)
図6は、第1の実施形態に係る画像データの送信処理の例を示すフローチャートである。この処理は、情報処理装置110が、所定の無線通信130で画像データを画像処理装置120に送信する処理の一例を示している。
ステップS601において、情報処理装置110の無線通信部501は、無線通信130で画像処理装置120と通信を確立する。
ステップS602において、情報処理装置110は、ユーザによる画像データの送信要求(送信操作)を受付すると、ステップS603以降の処理を実行する。
ステップS603において、情報処理装置110の電池情報取得部503は、情報処理装置110の電力を供給する電池の残容量を取得する。例えば、電池情報取得部503は、図3のバッテリ部309に含まれるマイコンに、電池の残容量を問い合わせる。
ステップS604において、情報処理装置110の判定部504は、取得した電池の残容量で、画像データを送信可能な符号化方式を判定する判定処理を実行する。なお、符号化方式の判定処理の例については、図7を用いて後述する。
ステップS605において、情報処理装置110の符号化情報取得部507は、画像データを送信する画像処理装置120で利用可能な符号化方式の情報を取得する。例えば、符号化情報取得部507は、画像処理装置120で利用可能な符号化方式を、無線通信130で画像処理装置120に問合せする。
ステップS606において、情報処理装置110の決定部508は、例えば、決定部508は、現在の電池の残容量で画像データを送信可能な符号化方式のうち、画像処理装置120で利用可能な符号化方式の中から、画像データの送信に用いる符号化方式を決定する。
なお、決定部508は、現在の電池の残容量で画像データを送信可能な符号化方式のうち、画像処理装置120で利用可能な複数の復号化方式がある場合における、符号化方式の決定方法の任意の方法であって良い。
例えば、決定部508は、現在の電池の残容量で画像データを送信可能な符号化方式について、画像処理装置120に利用可能であるかを順次に問合せし、最初に利用可能であると判断された符号化方式を、画像データの送信に用いる符号化方式として決定する。或いは、決定部508は、利用可能な複数の復号化方式のうち、最も画質の良い符号化方式、又は最も消費電力の少ない符号化方式を、画像データの送信に用いる符号化方式として決定するものであっても良い。
ステップS607において、情報処理装置110の符号化部509は、決定部508で決定された符号化方式で画像データを圧縮符号化する。
ステップS608において、情報処理装置110の無線通信部501は、符号化部509によって符号化された画像データを、無線通信130で画像処理装置120に送信する。
(符号化方式の判定処理)
図7は、第1の実施形態に係る符号化方式の判定処理の例を示すフローチャートである。この処理は、図6のステップS604の処理に対応している。
ステップS701において、情報処理装置110の送信データ取得部502は、送信する画像データを、記憶部512等から読み出し、画像データのデータ量(サイズ)を取得する。
ステップS702において、情報処理装置110の第1の算出部505は、送信する画像データを、符号化部509で圧縮符号化が可能な1つ以上の符号化方式で符号化した場合の、符号化されたデータのデータ量を算出する。例えば、第1の算出部505は、表1に示すような圧縮率情報から、符号化部509で圧縮符号化が可能な1つ以上の符号化方式の圧縮率を取得し、取得した圧縮率と、送信する画像データのデータ量とを乗算することにより符号化されたデータのデータ量を算出する。
例えば、表1において、画像データのデータ量が100MBである場合、符号化方式「H.264」で符号化した場合の符号化されたデータのデータ量は、100MB×0.6×0.01=0.6MBとなる。また、符号化方式「MPEG−4」で符号化した場合の符号化されたデータのデータ量は、100MB×0.8×0.01=0.8MBとなる。
ステップS703において、情報処理装置110の第2の算出部506は、ステップS702で算出された、1つ以上の符号化方式で符号化されたデータのデータ量を送信する際に消費される電池の容量を算出する。例えば、第2の算出部506は、表2に示すようなデータ量あたりの電池容量の消費量を示す情報を用いて、各符号化方式で符号化されたデータのデータ量を送信する際に消費される電池の容量を算出する。
例えば、前述したように、画像データのデータ量が100MBであり、符号化方式「H.264」で符号化されたデータのデータ量が0.6MBである場合、消費される電池の容量は、30mAh×0.6=18mAhとなる。また、符号化方式「MPEG−4」で符号化されたデータのデータ量が0.8MBである場合、消費される電池の容量は、30mAh×0.8=24mAhとなる。
ステップ704において、情報処理装置110の判定部504は、現在の電池の残容量より、ステップS703で算出された消費される電池の容量の方が少ない符号化方式を、現在の電池の残容量で画像データを送信可能な符号化方式と判定する。
上記の処理により、情報処理装置110は、現在の電池の残容量で画像データを送信可能であり、かつ画像処理装置120で利用可能な符号化方式で画像データを符号化して、画像処理装置120に送信することができるようになる。
(情報処理システムの処理)
図8は、第1の実施形態に係る情報処理システムの処理の例を示すシーケンス図である。情報処理システム100における画像データの送信処理の具体的な処理の一例を示している。ここでは、画像処理装置120が無線LANのアクセスポイントとして動作しており、情報処理装置110が無線LANのクライアントとして動作しているものとして、以下の説明を行う。
ステップS801において、無線LANのアクセスポイントである画像処理装置120は、ビーコンフレーム(Beacon)により、自己のESSID(Extended Service Set Identifier)をブロードキャスト送信する。このとき、無線LANのクライアントである情報処理装置110は、ビーコンフレームを受信して、利用可能なESSIDと一致するとステップS702以降の処理を実行する。
ステップS802において、情報処理装置110の無線通信部501と、画像処理装置120の通信部521との間で、無線LANの認証処理を行う。この認証処理は、例えば、無線通信部501と通信部521とが、互いに認証情報(Authentication)を送信することにより行われる。このとき、無線LANの認証に成功すると、ステップS803以降の処理が実行される。
ステップS803において、情報処理装置110の無線通信部501と、画像処理装置120の通信部521との間で、無線LANの接続処理を行う。例えば、無線通信部501は、接続要求(Association request)を通信部521に送信し、通信部521は、接続応答(Association response)を無線通信部501に返信する。
上記の処理により、情報処理装置110と画像処理装置120との間で、無線通信130の一例である無線LAN通信が確立される。なお、ステップS801〜S803の処理は、図6のステップS601の処理に対応している。
ステップS804において、情報処理装置110の操作受付部510が、ユーザによる画像データの送信操作(送信要求)を受け付けると、ステップS805以降の処理が実行される。なお、この処理は、図6のステップS602の処理に対応している。
ステップS805において、情報処理装置110の電池情報取得部503は、現在の電池の残容量を取得する。なお、この処理は、図6のステップS603の処理に対応している。
ステップS806において、情報処理装置110は、現在の電池容量で、画像データを送信可能な符号化方式を判定する。なお、この処理は、図7に示す符号化方式の判定処理に対応している。
ステップS807〜S810において、情報処理装置110の符号化情報取得部507は、画像処理装置120で利用可能な符号化方式の情報を取得する。
なお、ここでは、一例として、現在の電池の残容量で、画像データを送信可能な符号化方式が、「H.264」、「MPEG−4」であり、画像処理装置120で利用可能な符号化方式が「MPEG−4」であるものとして以下の説明を行う。
ステップS807において、情報処理装置110の符号化情報取得部507は、画像処理装置120に、符号化方式「H.264」が利用可能であるかを問合せする「H.264符号化方式通信リクエスト」を送信する。
ステップS808において、画像処理装置120の符号化情報通知部524は、符号化方式「H.264」が利用可能でないことを示す「H.264符号化方式通信不可レスポンス」を返信する。
ステップS809において、情報処理装置110の符号化情報取得部507は、画像処理装置120に、符号化方式「MPEG−4」が利用可能であるかを問合せする「MPEG−4符号化方式通信リクエスト」を送信する。
ステップS810において、画像処理装置120の符号化情報通知部524は、符号化方式「MPEG−4」が利用可能であることを示す「MPEG−4符号化方式通信可レスポンス」を返信する。
例えば、上記の処理により、情報処理装置110の符号化情報取得部507は、画像処理装置120で利用可能な符号化方式が、「MPEG−4」であることを取得することができる。なお、ステップS807〜S810に示す処理は、符号化情報取得部507が、画像処理装置120で利用可能な符号化方式の情報を取得する処理の一例である。
ステップS811において、情報処理装置110の決定部508は、画像データの送信に用いる符号化方式を決定する。なお、この処理は、図6のステップS606の処理に対応している。
ここでは、現在の電池の残容量で画像データを送信可能であり、かつ画像処理装置120で利用可能な符号化方式は、「MPEG−4」だけなので、決定部508は、「MPEG−4」を、画像データの送信に用いる符号化方式を決定する。
ステップS812において、情報処理装置110の符号化部509は、決定された符号化方式「MPEG−4」で画像データを符号化し、符号化された画像データを、無線通信部501を介して画像処理装置120に送信する。
上記の処理により、情報処理装置110は、電池の残容量で画像データを送信可能であり、かつ画像処理装置120で利用可能である符号化方式で、画像データを圧縮符号化して、所定の無線通信130で画像処理装置120に送信することができるようになる。
以上、本実施形態によれば、所定の無線通信130で画像処理装置120に画像データを送信する情報処理装置110において、画像処理装置120への画像データの送信に失敗することを低減させることができる。
[第2の実施形態]
第2の実施形態では、例えば、情報処理装置110の電池が充電中である場合、或いは情報処理装置110の電池の残容量が十分にある場合等に、図6のステップS604〜S607の処理を中止する場合の例について説明する。
図9は、第2の実施形態に係る画像送信処理の例を示すフローチャートである。なお、図9のステップS601〜S603、及びステップS604〜S606の処理は、図6に示す第1の実施形態に係る画像データの送信処理と同様なので、ここでは、第1の実施形態との相違点を中心に説明を行う。
ステップS901において、情報処理装置110の判定部504は、現在の電池の残容量が、予め定められた、電池の残容量が十分であることを示す閾値以下であるかを判断する。
現在の電池の残容量が閾値以下でない場合、判定部504は、ステップS604〜S606の処理を中止して、処理をステップS903に移行させ、例えば、既定の符号化方式で画像データを圧縮符号化する。
一方、現在の電池の残容量が閾値以下である場合、判定部504は、処理をステップS902に移行させる。
ステップS902において、情報処理装置110の判定部504は、情報処理装置110の電池が充電中であるかを判断する。例えば、判定部504は、図3のバッテリ部309に含まれるマイコンに、電池が充電中であるかを問い合わせる。
情報処理装置110の電池が充電中である場合、判定部504は、ステップS604〜S606の処理を中止して、処理をステップS903に移行させる。
一方、情報処理装置110の電池が充電中でない場合、判定部504は、処理をステップS604に移行させる。
上記の処理により、情報処理装置110は、電池の残容量が十分にある場合、及び電池が充電中である場合、ステップS604〜S606の処理を中止して、迅速に画像データの送信を開始することができるようになる。
[第3の実施形態]
第3の実施形態では、現在の電池の残容量で画像データを送信可能であり、かつ画像処理装置120で利用可能な符号化方式が複数ある場合に、利用する符号化方式を、ユーザに選択させる場合の処理の例について説明する。
図10は、第2の実施形態に係る情報処理システムの処理の例を示すシーケンス図である。なお、図10のステップS801〜S806の処理は、図8に示す第1の実施形態に係る情報処理システムの処理と同様なので、ここでは、第1の実施形態との相違点を中心に説明する。
ステップS1001〜S1004において、情報処理装置110の符号化情報取得部507は、画像処理装置120で利用可能な符号化方式の情報を取得する。
なお、ここでは、一例として、現在の電池の残容量で、画像データを送信可能な符号化方式が、「H.264」、「MPEG−4」であり、画像処理装置120で利用可能な符号化方式が「MPEG−4」、「MPEG−4」であるものとして以下の説明を行う。
ステップS1001において、情報処理装置110の符号化情報取得部507は、画像処理装置120に、符号化方式「H.264」が利用可能であるかを問合せする「H.264符号化方式通信リクエスト」を送信する。
ステップS1002において、画像処理装置120の符号化情報通知部524は、符号化方式「H.264」が利用可能であることを示す「H.264符号化方式通信可レスポンス」を返信する。
ステップS1003において、情報処理装置110の符号化情報取得部507は、画像処理装置120に、符号化方式「MPEG−4」が利用可能であるかを問合せする「MPEG−4符号化方式通信リクエスト」を送信する。
ステップS1004において、画像処理装置120の符号化情報通知部524は、符号化方式「MPEG−4」が利用可能であることを示す「MPEG−4符号化方式通信可レスポンス」を返信する。
例えば、上記の処理により、情報処理装置110の符号化情報取得部507は、画像処理装置120で利用可能な符号化方式が、「H.264」、「MPEG−4」であることを取得することができる。
ステップS1005において、情報処理装置110の決定部508は、画像処理装置120で利用可能な符号化方式が複数ある場合、表示制御部511を用いて、利用可能な符号化方式を、表示装置308、表示入力装置312等の表示部に選択可能に表示させる。
なお、情報処理装置110の決定部508は、画像処理装置120で利用可能な符号化方式がない場合、表示制御部511を用いて、利用可能な符号化方式がないことを示す表示画面を、表示装置308、表示入力装置312等の表示部に表示させる。
ステップS1006において、情報処理装置110の決定部508は、操作受付部510を用いて、表示部に選択可能に表示させた符号化方式の中から、ユーザの選択操作によって選択された符号化方式を受付する。
ステップS1007において、情報処理装置110の符号化部509は、ユーザによって選択された符号化方式で画像データを符号化し、符号化された画像データを、無線通信部501を介して画像処理装置120に送信する。
上記の処理により、情報処理装置110は、現在の電池の残容量で画像データを送信可能であり、かつ画像処理装置120で利用可能な符号化方式が複数ある場合に、ユーザが画像を送信する符号化方式を選択することができるようになる。
[第4の実施形態]
第4の実施形態では、現在の電池の残容量で画像データを送信可能であり、かつ画像処理装置120で利用可能な符号化方式の中から符号化方式を決定する処理(以下、符号化方式の決定処理と呼ぶ)を実行するか否かを設定可能にする場合の例について説明する。
<機能構成>
図11は、第4の実施形態に係る情報処理システムの機能構成の例を示す図である。図11に示す第4の実施形態に係る情報処理装置110は、図5に示す第1の実施形態に係る情報処理装置110の機能構成に加えて、設定部1101を有している。
設定部1101は、例えば、図3の切替スイッチ/切替端子310の設定(例えば、スイッチの切替や、外部端子等の設定)により、符号化方式の決定処理を実行するか、中止するかを判断する。
また、別の一例として、設定部1101は、情報処理装置110の表示部に設定画面を表示させて、決定処理を実行するか、中止するかの設定を、ソフトウェアで受付するもの等であっても良い。
なお、上記以外の構成は、図5に示す第1の実施形態と同様なので、ここでは説明を省略する。
<処理の流れ>
図12は、第4の実施形態に係る画像データの送信処理の例を示すフローチャートである。なお、図12のステップS601、S602、S603〜S608の処理は、図6に示す第1の実施形態に係る画像データの送信処理と同様なので、ここでは、第1の実施形態との相違点を中心に説明を行う。
ステップS1201において、情報処理装置110の設定部1101は、符号化方式の決定処理の設定が有効であるかを判断する。例えば、設定部1101は、図3の切替スイッチ/切替端子310の設定が、予め定められた設定である場合、符号化方式の決定処理の設定が有効であると判断する。
符号化方式の決定処理の設定が有効であると判断した場合、設定部1101は、処理をステップS603に移行させて、符号化方式の決定処理を実行させる。
一方、符号化方式の決定処理の設定が有効でないと判断した場合、設定部1101は、符号化方式の決定処理を中止し、処理をステップS1202に移行させる。
ステップS1202に移行すると、符号化部509は、例えば、既定の符号化方式で画像データを圧縮符号化する。
上記の処理により、符号化方式の決定処理により、何らかの問題が発生した場合、符号化方式の決定処理を禁止することができるようになり、発生した問題を低減させることができるようになる。
100 情報処理システム
110 情報処理装置
120 画像処理装置
130 無線通信
503 電池情報取得部(第1の取得部)
504 判定部
505 第1の算出部
506 第2の算出部
507 符号化情報取得部(第2の取得部)
508 決定部
509 符号化部
1101 設定部
特開2016−26462号公報

Claims (10)

  1. 所定の無線通信で画像処理装置に画像データを送信する情報処理装置であって、
    前記画像データを1つ以上の符号化方式で圧縮符号化が可能な符号化部と、
    前記情報処理装置の電力を供給する電池の残容量を取得する第1の取得部と、
    前記1つ以上の符号化方式のうち、前記電池の残容量で前記画像データを送信可能な符号化方式を判定する判定部と、
    前記画像処理装置で利用可能な符号化方式の情報を取得する第2の取得部と、
    前記電池の残容量で前記画像データを送信可能な符号化方式のうち、前記画像処理装置で利用可能な符号化方式の中から、前記画像データの送信に用いる符号化方式を決定する決定処理を実行する決定部と、
    を有する、情報処理装置。
  2. 前記画像データを前記1つ以上の符号化方式で符号化した場合の符号化されたデータのデータ量を算出する第1の算出部と、
    前記符号化されたデータのデータ量を前記情報処理装置に送信する場合に消費される前記電池の容量を算出する第2の算出部と、
    を有し、
    前記判定部は、前記1つ以上の符号化方式のうち、前記電池の残容量より、第2の算出部によって算出される前記電池の容量の方が少ない符号化方式を、前記電池の残容量で前記画像データを送信可能な符号化方式と判定する、請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記電池の残容量で前記画像データを送信可能な符号化方式の中に、前記画像処理装置で利用可能な複数の符号化方式がある場合、前記複数の符号化方式を表示部に選択可能に表示させる表示制御部を有し、
    前記決定部は、前記表示部に表示させた前記複数の符号化方式の中から選択された符号化方式を、前記画像データの送信に用いる符号化方式に決定する、請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記表示制御部は、
    前記電池の残容量で前記画像データを送信可能な符号化方式の中に、前記画像処理装置で利用可能な符号化方式がない場合、利用可能な符号化方式がないことを示す表示画面を表示部に表示させる、請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記電池の残容量が閾値以上である場合、
    前記決定部は、前記決定処理を中止し、
    前記情報処理装置は、既定の符号化方式で前記無線通信を行う、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  6. 前記決定部が前記決定処理を実行するか否かを設定する設定部を有する、請求項1乃至5のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  7. 前記決定部が前記決定処理を実行するか否かを設定するための外部端子を有する、請求項1乃至6のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  8. 前記情報処理装置は、前記所定の無線通信でネットワークに接続し、前記ネットワークに接続された前記画像処理装置に前記画像データを送信する、請求項1乃至7のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  9. 所定の無線通信で画像処理装置に画像データを送信する情報処理装置の制御方法であって、
    前記情報処理装置が、
    前記情報処理装置の電力を供給する電池の残容量を取得するステップと、
    前記情報処理装置で圧縮符号化が可能な1つ以上の符号化方式のうち、前記電池の残容量で前記画像データを送信可能な符号化方式を判定するステップと、
    前記画像処理装置で利用可能な符号化方式の情報を取得するステップと、
    前記電池の残容量で前記画像データを送信可能な符号化方式のうち、前記画像処理装置で利用可能な符号化方式の中から、前記画像データの送信に用いる符号化方式を決定するステップと、
    を含む、情報処理装置の制御方法。
  10. 所定の無線通信で画像処理装置に画像データを送信する情報処理装置に、
    前記情報処理装置の電力を供給する電池の残容量を取得するステップと、
    前記情報処理装置で圧縮符号化が可能な1つ以上の符号化方式のうち、前記電池の残容量で前記画像データを送信可能な符号化方式を判定するステップと、
    前記画像処理装置で利用可能な符号化方式の情報を取得するステップと、
    前記電池の残容量で前記画像データを送信可能な符号化方式のうち、前記画像処理装置で利用可能な符号化方式の中から、前記画像データの送信に用いる符号化方式を決定するステップと、
    を実行させるためのプログラム。
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