JP2018146886A - 画像形成装置 - Google Patents

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Takahiro Azeta
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Abstract

【課題】装置本体の配置場所に制約が生じにくい画像形成装置を提供する。
【解決手段】複数カートリッジCK等を支持する支持部材18と、支持部材18に移動可能に支持され、複数のうち少なくとも1つ以上のカートリッジを支持する第1副支持部材20とを備え、支持部材は、装置本体に対して、支持された複数のカートリッジが画像形成可能な位置に配置される第1の位置と、支持された複数のカートリッジのうち少なくとも1つ以上が装置本体外に露出する第2の位置との間を移動可能で、支持部材は、第2の位置にあるときに装置本体外に露出しカートリッジCK,CCを収容する第1収容部と、第2の位置にあるときに装置本体内に位置しカートリッジCY,CMをを収容する第2収容部と、を有し、支持部材18が第2の位置にあり、第1収容部にカートリッジが収容されていないとき、第1副支持部材20は第2収容部内から第1収容部内へと移動可能である。
【選択図】図6

Description

本発明は、複数のカートリッジを装置本体に取り外し可能に装着して、記録媒体に画像を形成するカラー電子写真画像形成装置に関するものである。
ここで、カラー電子写真画像形成装置とは、電子写真画像形成プロセスを用いて、記録媒体にカラー画像を形成するものである。そして、カラー電子写真画像形成装置としては、例えばカラー電子写真複写機、カラー電子写真プリンタ(例えばカラーレーザビームプリンタ、カラーLEDプリンタ等)、カラーフアクシミリ装置及びカラーワードプロセッサ等が含まれる。
従来、複写機やプリンタ等の画像形成装置では、プロセスカートリッジの着脱構成に関しては、例えば特許文献1に示すような構成が知られている。
プロセスカートリッジ支持部材は、装置本体の内側に位置する内側位置と、装置本体の外側に位置する外側位置との間をスライド移動する。
使用者が、カートリッジ支持部材を内側位置から外側位置に引き出した状態で、カートリッジ支持部材に対してプロセスカートリッジを着脱する。そして、使用者がカートリッジ支持部材を内側位置に押し込むことによって、プロセスカートリッジを画像形成位置に装着する。
特開2010−102319号公報
しかしながら、上記従来例では、図2に示すように、装置奥側のプロセスカートリッジ3Y、3Mを交換するときには、ユーザーはカートリッジ支持部材を、装置本体の外側の、プロセスカートリッジ3Y、3Mが取れる位置まで引き出さなくてはならなかった。これにより、ユーザーは、カートリッジ支持部材を引き出せる十分な空間(L1)を確保する必要があった。
このように、ユーザーは、カートリッジ交換を考慮し、装置を置く空間に制約を受けていた。
また、空間が取れない場合、奥側のカートリッジ3Y(または3M)を交換する時は、スペースを確保できる場所への装置本体の移動を行い、奥側のカートリッジ3Y(または3M)を交換していた。
本発明は、カートリッジ支持部材を全域(奥側のカートリッジ3Yが装置本体の外で見える位置)まで引き出さなくても、奥側のプロセスカートリッジを交換でき、装置本体を置く場所に自由度を与えることができる画像形成装置を提供することである。本発明の他の目的は、奥側のカートリッジを交換するために、手前側のカートリッジを取り出すと、奥側のカートリッジを保持している第2の支持部材が、手前側に移動するので、ユーザーが交換しやすい電子写真画像形成装置を提供するものである。
上記目的を達成するために、本発明は、複数のカートリッジを画像形成装置本体に取り外し可能に装着して、記録媒体に画像を形成する画像形成装置であって、
前記複数のカートリッジを支持する支持部材と、
前記支持部材に移動可能に支持され、前記複数のうち少なくとも1つ以上のカートリッジを支持する第1副支持部材とを備え、
前記支持部材は、前記装置本体に対して、支持された前記複数のカートリッジが画像形成可能な位置に配置される第1の位置と、支持された前記複数のカートリッジのうち少なくとも1つ以上が前記装置本体外に露出する第2の位置との間を移動可能で、
前記支持部材は、前記第2の位置にあるときに前記装置本体外に露出し前記カートリッジを収容する第1収容部と、前記第2の位置にあるときに前記装置本体内に位置し前記カートリッジを収容する第2収容部と、を有し、
前記支持部材が前記第2の位置にあり、前記第1収容部に前記カートリッジが収容されていないとき、前記第1副支持部材は前記第2収容部内から前記第1収容部内へと移動可能であることを特徴とする。
以上説明したように、本発明によれば、装置本体を配置する場所に制約が生じにくい画像形成装置を提供することができる。
第1実施形態に係る画像形成装置の主断面概略図 第1実施形態に係るカートリッジ部近傍を示す斜視図 図2に示すカートリッジ部近傍をA方向から見た図 図2に於けるカートリッジ近傍からドア14を不図示とした斜視図 図4に於けるカートリッジ部近傍図をA方向から見た図 図2で示したカートリッジ部近傍図から、ドア14等を不図示にした斜視図 図6に於けるカートリッジ部近傍図をA方向から見た図 接点保持部材19の斜視図 カートリッジ近傍の上面図 トレイ18とサブトレイ20の位置関係を示す斜視図 カートリッジトレイ18の斜視図 図2で示したカートリッジ近傍でドア14を開いた状態を示す斜視図 図12に示すカートリッジ近傍の様子をA方向から見た図 図13で示したカートリッジ近傍からレール17を不可視にした図 レール17a,17bをトレイ18がG方向に移動した状態を示す斜視図 カートリッジトレイ18を引き出した状態を示す斜視図 図16のカートリッジトレイ18を引き出した状態を示す概略主断面図 カートリッジCC,カートリッジCKを取り出した状態を示す斜視図 トレイ18を引き出しサブトレイ20を引き出した状態を示す斜視図 カートリッジトレイを全部引き出した状態を示す斜視図 第2実施形態に係るカートリッジトレイ部の斜視図 第2実施形態に係るカートリッジトレイ部の上視図 第2実施形態に係るカートリッジサブトレイ31部の斜視図 第1及び2実施形態に係るカートリッジサブトレイ20部の斜視図 トレイ30部からサブトレイ31を取り外している様子を示す斜視図 図25で示したカートリッジトレイ30部の上面図 カートリッジサブトレイ20の把手部20aを引き出した状態の斜視図 第3実施形態に係るカートリッジトレイ部の斜視図 図28で示すカートリッジトレイ部からカートリッジCを不図示にした図 図29からカートリッジサブトレイ34と35のみを示した斜視図 フック部35dがサブトレイ34に引っ掛かっている様子を示す断面図 カートリッジサブトレイ36を取り外した状態を示す斜視図 カートリッジサブトレイ35を引き出した状態を示す斜視図 カートリッジサブトレイ35を取り外した状態を示す斜視図 第4実施形態に係るカートリッジトレイの斜視図 第4実施形態に係る偏心カムが回転している様子を示す上面図 第4実施形態に係る偏心カムが回転した様子を示す上面図
以下に図面を参照して、この発明を実施するための形態を、実施例に基づいて例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状それらの相対配置などは、発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものである。すなわち、この発明の範囲を以下の実施の形態に限定する趣旨のものではない。
〔第1実施形態〕
[画像形成装置の全体構成]
まず、図1を参照して第1実施形態に係る電子写真画像形成装置の全体構成について説明する。
本実施形態の画像形成装置Mは、電子写真画像形成プロセスを用いた、4色フルカラーのレーザプリンタである。このプリンタは、パソコン、イメージリーダ等の外部ホスト装置(不図示)から入力する画像信号に基づいて、シートS(記録媒体)に画像を形成する。
以下の説明において、画像形成装置Mに関して、前側(正面側)とはドア(開閉部材)14を配設した側である。後側(奥側)とは、それとは反対側である。また、左右とは装置本体を前側から見て左または右である。
図に示すように、画像形成装置本体(以下「装置本体」又は「本体」という)M内には後側から前側にかけて、第1から第4の4つのプロセスカートリッジ(以下「カートリッジ」という)C(CY,CM,CC,CK)が水平方向に並べて配設されている。これら4つのプロセスカートリッジCは、画像形成装置本体に取り外し可能に装着されている。
本実施形態のカートリッジCは、感光体ドラム12(12Y,12M,12C,12K)を回転可能に有している。そして、感光体ドラム12の周囲に、感光体ドラム12に作用する公知のプロセス手段としての帯電器、現像ローラ等を有する現像器、クリーニング器が配置されている。そして、これらがカートリッジ枠体内に一体的に組み付けられてカートリッジCが構成されている。
帯電器によって帯電された感光体ドラム12は、後述するレーザ光によって照射されることによって、静電潜像が形成される。
現像器によって、静電潜像をトナー(現像剤)を用いて現像する。これによって、感光体ドラム12にトナー像(現像剤像)が形成される。
第1のカートリッジCYは、現像器(現像剤収容部)内にイエローのトナーを収容しており、感光体ドラム12Yにイエロートナー像を形成する。同様に、第2のカートリッジCMはマゼンタのトナーを収容しており、マゼンタトナー像を形成する。第3のカートリッジCCはシアンのトナーを収容しており、シアントナー像を形成する。第4のカートリッジCKはブラックのトナーを収容しており、ブラックトナー像を形成する。
カートリッジCの上方部には、レーザスキャナユニット10が配設されている。レーザスキャナユニット10は、外部ホスト装置(不図示)から入力する各色の画像情報に対応して変調したレーザ光を出力して、カートリッジCの感光体ドラム12面を走査露光する。
カートリッジ12の下方部には、中間転写ベルトユニットVが配設されている。ベルトユニットVは、誘電体製で、可撓性を有するエンドレスベルト(中間転写体)15と、ベルト15を循環移動させる駆動ローラ7、テンションローラ13bとアシストローラ13a,13cを有する。
カートリッジCが有する感光体ドラム12は、その下面がベルト15に接している。ベルト15の内側には、ベルト15を介して感光体ドラム12と対向して4個の一次転写ローラ8(8Y、8M、8C、8K)が配設されている。駆動ローラ7には、ベルト15を介して二次転写ローラ4が当接している。
ベルトユニットV下方部には、給送ユニットが配設されている。給送ユニットは、給送トレイK、給送ローラ1、分離手段2等を有する。
装置本体内の後側の上部には、定着装置5と、排出ローラ対6とが配設されている。
本体Mの上面は排出トレイ9となっている。
画像形成に際しては、感光体ドラム12に電子写真画像形成プロセスによりトナー像を形成する。そして、そのトナー像を回転するベルト15に順次一次転写する。これによって、フルカラー画像を形成する。この画像形成と同期して、給送トレイKから給送ローラ1等によって、中板11によって持ち上げられたシートSが二次転写ローラ4とベルト15とのニップ部である二次転写部に搬送される。
そして、転写ローラ4へのバイアス印加によって、ベルト15上のトナー像がシートSに転写される。
さらにトナー像が転写されたシートSは、定着装置5に搬送される。そして、シートSは、定着装置5によって、加熱、加圧されてトナー像が定着される。
これによって、シートSに画像が形成される。その後、画像が形成されたシートSは、排出ローラ対6によって排出トレイ9へ排出される。
[カートリッジの着脱構成]
次に装置本体MにカートリッジCを着脱するための構成について説明する。
図2は、図1に於けるカートリッジ部近傍を示す斜視図である。
図2に於いて、17a,17bは、カートリッジ支持部材18(以下カートリッジトレイと呼ぶ)を両側から支持するレールである。また、19は、カートリッジC(CY,CM,CC,CK)の電気的接続を行うための接点を保持する接点保持部材、16a,16bは、レール17a,17bをガイドするレールガイド部材である。支持部材は、複数(ここでは4つ)のカートリッジを支持する。
レール17aは、受部17gによりカートリッジトレイ18を支え、レール17bは、受部17hによりカートリッジトレイ18を支えている。
レールガイド16a,16bと接点保持部材19は、装置本体Mに固定されている(固定部は不図示)。
ドア14は、支点14aを中心に開閉し、溝14bを有している。
図3は、図2に示すカートリッジ部近傍をA方向から見た図である。
図3において、16c,16dはレールガイド部材16aに設けられた溝である。対向側のレールガイド材16bにも対称形状の溝が設けられている。溝16cにはレール17aに設けられたボス17cが入り、溝16dにはレール17aに設けられたボス17dが入り、レール17の高さ方向(Z方向)の位置を決めている。
図4は、カートリッジ部近傍を詳細に説明するため図2に於けるカートリッジ近傍図からドア14を不図示とし、別方向から見た斜視図である。
図4において、21aは、ボス21eを中心に回転可能なレバー、21bは、ボス21fを中心に回転可能なレバーであり、21aとは対称形状である。レバー21aは、ボス21cとボス21gを有する。レバー21bは、ボス21dとボス21h(ボス21gの対称位置にあり不図示)を有する。
図5は、図4に於けるカートリッジ部近傍図をA方向から見た図である。
図5に示すように、レバー21aのボス21gは、レール17aの長丸穴溝17eに入っている。対向側のレバー21bのボス21hも同様である。
図3に戻って説明を続ける。
レバー21aのボス21cは、ドア14の溝14bに入っている。対向側のレバー21bのボス21hもレール17bの長丸穴溝に同様に入っている。
図6は、図2で示したカートリッジ部近傍図から、ドア14、レバー21a,21b、レール17、レールガイド部材16を不図示にした斜視図である。
図6に於いて、20は、カートリッジトレイ18にフランジ20b,20c部で高さ方向が決まっているカートリッジサブトレイ(第1副支持部材)である。
カートリッジCY、カートリッジCMはカートリッジサブトレイ20に内包支持され、カートリッジCC、カートリッジCKはカートリッジトレイ18に内包支持されている。このように、カートリッジサブトレイ20は、カートリッジトレイ18に支持される4つのカートリッジのうち少なくとも1つ以上(ここでは2つ)のカートリッジを支持する。
また、カートリッジトレイ18は把手部18aを有している。
そして、カートリッジが装置本体に装着された時、カートリッジCY,CM,CC,CKのそれぞれのX方向の位置は、ベルトユニットVにより規制される。
図7は、図6に於けるカートリッジ部近傍図をA方向から見た図である。
図7において、CYa,CMa,CCa,CKaは、ぞれぞれカートリッジCY,CM,CC,CKに設けられた突起部である。それぞれのカートリッジCY,CM,CC,CKの対向面にも同様の突起が設けられている。
カートリッジが装置本体に装着された時、カートリッジCY,CM,CC,CKのそれぞれのZ方向の位置は、ベルトユニットVに突き当り規制される。そのため、カートリッジに設けられた突起CYa,CMaはカートリッジサブトレイ20と隙間t1があり、突起CCa,CKaは、カートリッジトレイ20と隙間t2がある。
図8は、前述した接点保持部材19の斜視図を示す。
図8に示すように、接点保持部材19は、カートリッジCと対向する面に電気的接点19CYb,19CYa,19CMb,19CMa,19CCb,19CCa,19CKb,19CKaを備えている。そして、カートリッジが本体M内のプリント可能な装着位置にあるとき、電気的接点19CYb,19CYaがカートリッジCYと、19CMb,19CMaがカートリッジCMとそれぞれ接触し、電気的接続を行う。このとき同様に、電気的接点19CCb,19CCaがカートリッジCCと、19CKb,19CKaがカートリッジCKとそれぞれ接触し、電気的接続を行う。
図9は、カートリッジ近傍の上面図である。
図9に於いて、装置本体は、カートリッジC(CY,CM,CC,CK)が接点保持部材19と接触する側(本体左側)とは反対側(本体右側)にカートリッジ内のドラム、現像器を駆動する駆動伝達手段(不図示)を備えている。駆動伝達手段は、本実施例では、
公知のカップリング機構であり、カートリッジが装置本体内に装着され、駆動が伝達され、カップリングが連結させると、本体右側(D方向)にカートリッジを引き込む。これにより、カートリッジは、装置本体の右側に設けた左右方向規制部(不図示)に当接することにより、左右方向(Y方向)の位置が決まる。カートリッジCY,CMは、左右方向規制部に突き当っているため、カートリッジサブトレイ20とは隙間t3がある。また、カートリッジCC,CKは、カートリッジトレイ18とは隙間t4がある。
図10は、カートリッジトレイ18とカートリッジサブトレイ20の位置関係を示す斜視図である。
図10に示すように、カートリッジサブトレイ20は、フランジ20b,20cがカートリッジトレイ18の縁で支えられることにより、高さ方向(Z方向)が決まっている。カートリッジCC、カートリッジCKの収容空間(第1収容部)18cをカートリッジサブトレイ20は、スライド移動可能である。すなわち、カートリッジサブトレイ20は、カートリッジトレイ18に移動可能に支持されている。カートリッジサブトレイ20は、把手部(把持部)20aを有している。
図11は、カートリッジトレイ18の斜視図を示す。
ここで、図11において、18dは、図10に示すように、カートリッジトレイ18においてカートリッジサブトレイ20が収容される収容空間(第2収容部)を示す。
図11において、18bはカートリッジトレイの奥壁を示す。
図10に戻って説明を続けると、カートリッジトレイ18を本体に装着した時には、カートリッジサブトレイ20は、カートリッジトレイ18の奥壁18bに突き当たった位置にある。カートリッジCY,CMは、カートリッジサブトレイ20により、おおよその位置が決まり、カートリッジCC,CKは、収容空間18cに2つのカートリッジCC,CKを収納することでおおよその位置が決まる。
さらに、図1に戻って説明を続けると、おおよその位置が決まったカートリッジは、本体装着時に、本体に対して、前述したようにベルトユニットVで正確なX方向とZ方向位置が決まり、左右方向規制部により正確なY方向位置が決まる。これにより、カートリッジは、規定の位置となり、画像形成装置は、プリント可能な状態となる。このようにカートリッジCが画像形成可能な位置に配置されているとき、装置本体に対して、カートリッジトレイ18は第1の位置にある。そして、このようにカートリッジトレイ18が第1の位置にあるとき、カートリッジトレイ18とカートリッジサブトレイ20とは図10に示すような相対位置関係にある。
次に装置本体MにカートリッジCを着脱するための構成について説明する。
図12は、図2で示したカートリッジ近傍で、ドア14を開いた状態を示す斜視図である。
図12に示すように、支点14aを中心に揺動するドア14を開くと、溝14b内をレバー21aのボス21cが、溝14c内をレバー21bのボス21dがそれぞれスライド移動し、溝14b,14cの端部により、ボス21c,21dが移動する。ボス21c,21dが移動することにより、ボス21g,21hは、レール17の角穴17e,17f内をスライド移動しながら、レール17をG方向に移動させる。ここで、ボス21dは不図示であるが、装置本体左側の21gに対し、装置本体右側にあり対称形状をなす。また、角穴17fも不図示であるが、装置本体左側の17eに対し、装置本体右側にあり対称形状をなす。
図13は、図12に示すカートリッジ近傍の様子をA方向から見た図である。
図13に示すように、ドア14が支点14aを中心に開閉すると、レバー21aのボス
21cが、溝14bの端部により移動する。これにより、ボス21gが、レール17の長丸穴溝17e内をスライドしながらレール17をG方向に移動させる。これにより、レールのボス17c,17dが、レールガイド16の溝16c,16d内をG方向にスライド移動し、レ−ル17を高さHだけ持ち上げる。レ−ル17が持ち上がることにより、カートリッジトレイ18および、カートリッジサブトレイ20も持ち上がる。
図14は、図13で示したカートリッジ近傍からレール17と接点保持部材19を不可視にした図を示す。
図14に示すように、カートリッジCは、カートリッジトレイ18および、カートリッジサブトレイ20が持ち上がることにより、突起CYa,CMa,CCa,CKaが持ち上がりベルトユニットVと離間する。
ドア14を開くと、公知のカップリングも連結を解除される。カップリングが解除され、カートリッジが持ち上がることにより、電気的接点も圧接されなくなる。この状態で、カートリッジトレイ18の把手部18aを持ってG方向に引き出す。これにより、カートリッジトレイ18は、レール17をスライド移動し、カートリッジは引き出される。
図15は、レール17a,17bに対してカートリッジトレイ18がG方向にスライド移動した状態を示す斜視図である。
図15に示すように、カートリッジトレイ18は、レール17a,17bの受部17g,17hにより支えられながらレール17a,17bをスライド移動する。
図16は、カートリッジトレイ18を引き出した状態を示す斜視図である。
図16に示すように、カートリッジCC,カートリッジCKが取り出せる位置まで引き出している。
図17は、図16で示したカートリッジトレイ18を引き出した状態を示す概略主断面図である。
カートリッジCC,カートリッジCKが、外装カバー壁面22から外側に出ている位置までカートリッジトレイ18を引き出している。ユーザーは、カートリッジCC,または、カートリッジCKを上部に引き抜き、交換する。このとき、カートリッジトレイ18は、4つのうち少なくとも1つ以上のカートリッジ(ここではCC,CKの2つ)が装置本体外に露出する第2の位置にある。すなわち、カートリッジ18は、装置本体に対して、第1の位置と第2の位置との間を移動可能に設けられている。
図18は、図17で示すカートリッジトレイ18を引き出した状態からカートリッジCC,カートリッジCKを取り出した状態を示す斜視図である。
カートリッジCC,カートリッジCKを取り出したので、カートリッジトレイ18には、前述したカートリッジCCとカートリッジCKを装着していた空間18cが存在する。
次に、本体奥側にあるカートリッジCYまたは、カートリッジCMを交換する手順を説明する。
ここで、カートリッジトレイ18は、装置本体前方のスペースに制約があり、これ以上引き出せない。このように、装置本体前方のスペースに制約がある場合にも、使用頻度が高いブラックトナー等の画像を形成するカートリッジCK等は交換の頻度も高くなるので、装置手前側の収容空間18cに収容しておくことにより、交換作業が効率化できる。
カートリッジCYまたは、カートリッジCMを交換する場合、サブトレイ20の把手部20aを持って手前側に引き出す。このように、カートリッジトレイ18の収容空間18cにカートリッジが収容されていないとき、サブトレイ20は、カートリッジトレイ18の収容区間18d内(第2収容部内)から収容空間18c内(第1収容部内)へと移動させることができる。
図19は、図18で示すカートリッジトレイ18を引き出した状態で、カートリッジサブトレイ20を引き出した状態を示す概略斜視図である。
図19に示すように、サブトレイ20の把手部20aは、カートリッジトレイ18の側壁に突き当たるまで引き出す。これにより、カートリッジCY、カートリッジCMが外装カバー壁面22から外に出ている。ユーザーは、カートリッジCYまたは、カートリッジCMを必要に応じて上部に引き抜き、交換する。カートリッジCY,カートリッジCM交換後は、カートリッジサブトレイ20をカートリッジトレイ18の奥側の奥壁18bに突き当たるまで押し込む。そして、カートリッジCC,カートリッジCKをカートリッジトレイ18に装着し、カートリッジトレイ18の端部に設けられた突当部(図示せず)が本体Mの位置決め部(図示せず)に突き当たるまで押し込み、カートリッジトレイ18を所定位置に設置する。そして、ドア14を閉じる。これにより、ドア14を閉じる動作に連動して、各カートリッジCの装置本体Mに対する位置決めが行われ、カップリングも結合する。これによって、ドアを閉じたことを装置本体が不図示の検出手段により検出し、再びプリント可能な状態となる。
今回、カートリッジトレイ18を引き出す量に制約がある場合について説明した。しかし、装置本体前方の空間に制約がなく、カートリッジCY,カートリッジCMが外装カバー壁面22から外側の位置に来るまで、カートリッジトレイ18を引き出すことができる場合には、従来例と同様に全てのカートリッジを取り出すことができる。このように、装置本体前方の空間に制約がない場合には、カートリッジトレイ30を、カートリッジCC,カートリッジCKが装置本体外に露出し、取り出せる位置である第2の位置を越えて引き出すこともできる。また、カートリッジトレイ30に支持された複数のカートリッジのうち少なくとも1つ以上が露出する位置としての第2の位置は、本体前方のスペースによって変わり得るものであり、画像形成装置本体に対する特定の位置に必ずしも対応するわけではない。
図20は、カートリッジトレイ18を全部引き出した状態を示す斜視図である。
図20に示すように、本体前方にスペースがある時には、従来例と同様に、全てのカートリッジを外装カバー壁面22より外側に引き出して、カートリッジを交換することができる。
以上の構成により、以下の効果を得ることができる。
1)本体前方に空間的制約があり、カートリッジトレイ18がカートリッジCC,カートリッジCKが側壁22から外側に出る位置までしか引き出せなくても、側壁22の奥側にあるカートリッジCY,カートリッジCMを交換することができる。
2)装置本体前方に空間的制約が無い場合、カートリッジトレイを全て引き出し、従来例と同様に、カートリッジを交換することもできる。
このように、装置本体を配置する場所に制約が生じにくい。
さらに、カートリッジトレイ18の奥側にハンドル18aと連動するラッチを設けることもできる。このように構成すれば、カートリッジトレイ18が、画像を形成する第1の位置, カートリッジCC,CKが機外に出る第2の位置、残りのカートリッジCY,CMが機外に出る第3の位置のそれぞれで停止することができる。このような構成により、ユーザーは、容易にカートリッジCを交換することができる。
〔第2実施形態〕
次に第2実施形態に係る画像形成装置について図21から図27を参照して説明する。
なお、本実施形態の装置の基本構成は前述した第1実施形態と同一であるため重複する説明は省略する。ここでは、本実施形態の特徴となる構成について説明する。また、前述した第1実施形態と同一機能を有する部材には同一符号を付す。
第2実施形態は、カートリッジトレイの構成に特徴があるため、カートリッジトレイの構成について詳細に説明する。
第2実施形態では、第1実施形態に係るカートリッジトレイで、手前側のカートリッジCC、CKもサブトレイに収納されている。このため、第2実施形態ではカートリッジCC、CKを収納しているサブトレイを取り除くと、奥側のカートリッジトレイ20が、手前側にポップアップすることで、視認しやすく操作しやすい画像形成装置を提供することを目的とする。
図21は、本発明の第2の実施形態に係るカートリッジトレイ部の斜視図を示す。
図21に於いて、30はカートリッジトレイ、20は第1実施形態と同構成のカートリッジサブトレイ、31は、カートリッジCC、CKを内包しているカートリッジサブトレイ(第2副支持部材)を示す。
図21に示すように、第1実施形態同様にカートリッジサブトレイ20は、カートリッジCY、CMを内包し、カートリッジサブトレイ31は、カートリッジCC、CKを内包する。そして、カートリッジトレイ30は、カートリッジサブトレイ20とカートリッジサブトレイ31を保持している。このときカートリッジサブトレイ31はカートリッジトレイ30の収容空間18cに着脱可能に収容されている。
図22は、図21で示したカートリッジトレイ部の上視図を示す。
図22に於いて、32は、カートリッジトレイ30に設置された加圧バネを示す。加圧バネ32によって、カートリッジサブトレイ20とカートリッジサブトレイ31は、カートリッジトレイ30の前方の壁に付勢されている。
図23は、本発明の第2実施形態に係るカートリッジサブトレイ31部の斜視図を示す。
図23に示す様に、カートリッジCC,CKは、カートリッジの突起部CCa,CKaにより、カートリッジサブトレイ31のフランジ部31b,31cで支えられている。
図24は、第1実施形態と同構成でもある本発明の第2の実施形態に係るカートリッジサブトレイ20部の斜視図を示す。
第1実施形態と同様に、カートリッジCY,CMは、カートリッジの突起部CYa,CMaにより、カートリッジサブトレイ20のフランジ部20b,20cで支えられている。
図21に戻って、カートリッジCYまたは、カートリッジCMを交換する方法について説明する。
第1実施形態と同様にカートリッジトレイ30をカートリッジCC、CKが装置本体の外まで出る位置まで引き出す。ここで、ユーザーは、カートリッジサブトレイ31のフランジ部31b,31cを持ってカートリッジトレイ30から取り外す。
図25は、本発明の第2実施形態に係るカートリッジトレイ30部からカートリッジサブトレイ31を取り外している様子を示す斜視図である。この時、カートリッジサブトレイ20は、加圧バネ(付勢手段)32により付勢されているので手前側にポップアップする。すなわち、装置手前側の収容空間30cにカートリッジサブトレイ31が収容されている状態では、装置奥側の収容空間30dに収容されているカートリッジサブトレイ20が、加圧バネ32により手前側(第1収容部側)に付勢されている。
図26は、図25で示したカートリッジトレイ30部の上面図である。
カートリッジサブトレイ20は、加圧バネ32により、G方向に飛び出している。これにより、第1実施形態と同様に、ユーザーは、カートリッジサブトレイ20の把手部20aを容易に認識し、引き出すことができる。このように、カートリッジトレイ30の収容空間30cにカートリッジが収容されていないとき、サブトレイ20は、カートリッジト
レイ30の収容空間30d内(第2収容部内)から収容空間30c内(第1収容部内)へと移動させることができる。
図27は、ユーザーがカートリッジサブトレイ20の把手部20aを持って、カートリッジサブトレイ20を引き出した状態を示す斜視図である。
図27に示す様に、このときカートリッジCY,CMは装置の外にでているので、ユーザーは、カートリッジCY,CMを交換することができる。カートリッジCY、CMを交換後、ユーザーはカートリッジサブトレイ20を奥側に押し込み、加圧バネ32を縮めながら、カートリッジサブトレイ31をカートリッジトレイ30に装着する。このようにして、図21に示すカートリッジトレイ30部と同じ状態に戻し、さらにカートリッジトレイ30を画像形成装置本体に装着してプリント可能状態となる。
カートリッジCC、CKを交換する場合は、カートリッジCC、CKが機外に出るまでカートリッジトレイ30を引き出した後、カートリッジサブトレイ31からカートリッジCCまたはCKを取り出し交換する。
以上の構成により、以下の効果を得ることができる。
1)本体前方に空間的制約があり、カートリッジトレイ30を、カートリッジCC,カートリッジCKが機外側に出る位置までしか引き出せなくても、奥側にあるカートリッジCY、カートリッジCMを交換することができる。
2)カートリッジサブトレイ31を取り出すと、カートリッジサブトレイ20がポップアップするので、奥側のカートリッジCY,カートリッジCMの交換を行い易い。
3)装置本体前方に空間的制約が無い場合、カートリッジトレイを全て引き出し、従来例と同様に、カートリッジCをカートリッジサブトレイ20,31から取り出し交換することもできる。
このように、装置本体を配置する場所に制約が生じにくい。
また、本実施形態では、カートリッジトレイ30において、手前側の収容空間(第1収容部)30cと奥側の収容空間(第2収容部)30dとは隣接している。これに限られず、第1収容部と第2収容部とが隔てられている場合もあり得る。具体的には、カートリッジトレイ30が第2の位置にあるときに、カートリッジサブトレイ20が外装カバー壁面22よりも奥側に引っ込んでいる場合である。このような場合であっても、上述のように、カートリッジトレイ30に加圧バネ32を設ければ、カートリッジサブトレイ20を、外装カバー壁面22よりも奥側から手前側の収容空間18c側にポップアップさせることができる。このようにして、装置奥側のカートリッジCY,CMを取り出すことができる。なお、後述の第4の実施形態において、偏心カム37は、上述の加圧バネ32と同様の機能を有する。
〔第3実施形態〕
次に第3実施形態に係る画像形成装置について図28から図34を参照して説明する。
なお、本実施形態の装置の基本構成は前述した第1及び第2実施形態と同一であるため重複する説明は省略する。ここでは、本実施形態の特徴となる構成について説明する。また、前述した第1及び第2実施形態と同一機能を有する部材には同一符号を付す。
第3実施形態は、カートリッジトレイの構成に特徴があるため、カートリッジトレイの構成について詳細に説明する。
第3実施形態では、第1実施形態に係るカートリッジトレイで、カートリッジCY,CM,CC,CKそれぞれが、それぞれのカートリッジサブトレイに収納されている。そして、手前側のカートリッジサブトレイを引き出すと奥側のカートリッジサブトレイが引き出される構成で、操作しやすい画像形成装置を提供することを目的とする。
図28は、本発明の第3の実施形態に係るカートリッジトレイ部の斜視図を示す。
図28において、33,34,35,36は、カートリッジサブトレイを示す。
図28に示す様に、カートリッジサブトレイ33はカートリッジCYを、カートリッジサブトレイ34はカートリッジCMを、カートリッジサブトレイ35はカートリッジCCを、カートリッジサブトレイ36はカートリッジCKを内包している。そして、カートリッジトレイ(支持部材)37は、カートリッジサブトレイ33,34,35,36を保持している。ここでは、カートリッジサブトレイ33,34,35として、第1副支持部材に対応するカートリッジサブトレイを複数備える。そして、カートリッジサブトレイ36は第2副支持部材、対応する。また、カートリッジサブトレイ36が収容されているカートリッジトレイ30の収容空間が第1収容部に対応し、カートリッジサブトレイ33,34,35が収容されている収容空間が第2収容部に対応する。
図29は、図28で示すカートリッジトレイ部からカートリッジCを不図示にした状態を示す。
図29に示す様に、カートリッジサブトレイ33,34,35,36は、フランジ33b,33c,34b,34c,35b,35c,36b,36cによってカートリッジトレイ37に支えられている。
カートリッジサブトレイ33,34,35は、把手部(把持部)33a,34a,35aを有している。
また、カートリッジサブトレイ34,35は、フック部(連結手段)34d,34e,35d,35eを有している。
37aは、カートリッジトレイ37の把手部である。
図30は、図29からカートリッジサブトレイ34と35のみを示した斜視図である。
図30に示すように、カートリッジサブトレイ35のフック部35d,35eが、カートリッジサブトレイ34の前壁に引っかかっている。このようにして、カートリッジサブトレイ35が隣接するカートリッジサブトレイ34に解除可能に連結される。
図31は、フック部35dが、カートリッジサブトレイ34に引っ掛かっている様子を示す断面図である。
図31に示す様に、フック部35dがカートリッジサブトレイ34に引っ掛かっている。
図29に戻って説明を続けると、同様に、カートリッジサブトレイ34のフック部(連結手段)34d,34eもカートリッジサブトレイ33の前壁に引っかかっている。ここでも、同様に、カートリッジサブトレイ34が隣接するカートリッジサブトレイ33と解除可能に連結されている。
次に、カートリッジCを交換する方法について説明する。
図28に戻って説明を続ける。
図28において、画像形成装置前方にカートリッジCKのみしか引き出す空間がなかったとき、カートリッジCKのみが機外に出る位置までカートリッジトレイ37を引き出す。そして、カートリッジサブトレイ36を取り外す。
図32は、カートリッジサブトレイ36を取り外した状態を示す斜視図である。
図32に示すように、カートリッジサブトレイ36を取り除いたので、カートリッジトレイ37には空間、すなわちカートリッジサブトレイ36の収容空間37cがある。奥側のカートリッジCを取り替える場合、ユーザーは、把手部35aを持って第1実施形態と同様に手前側に引き出す。このとき、それぞれのフック部が奥側のカートリッジサブトレイ33,34の前壁に引っかかっており、奥側のカートリッジサブトレイと連結されているので、奥側のカートリッジサブトレイ33,34も引き出される。このように、カート
リッジトレイ37の収容空間37cにカートリッジが収容されていないとき、カートリッジサブトレイ35は、カートリッジトレイ37の収容空間37d内(第2収容部内)から収容空間37c内(第1収容部内)へと移動させることができる。カートリッジサブトレイ34,33についても同様に、カートリッジトレイ37の収容空間37d内(第2収容部内)から収容空間37c内(第1収容部内)へと移動させることができる。
図33は、カートリッジサブトレイ35を引き出した状態を示す斜視図である。これにより、カートリッジサブトレイ35を取り外すことができる。
図34は、カートリッジサブトレイ35を取り外した状態を示す斜視図である。
このように、さらに奥側のカートリッジCM,CYを交換したい場合、カートリッジサブトレイ34を引き出し交換することができる。
以上の構成により、以下の効果を得ることができる。
1)本体前方に空間的制約があり、カートリッジトレイ37を、カートリッジCKのみが機外側に出る位置までしか引き出せなくても、奥側にあるカートリッジCC、カートリッジCM、カートリッジCYを交換することができる。
2)第1実施形態と同様に、カートリッジトレイ37をカートリッジCC、カートリッジCKが機外側に出る位置まで引き出しても、奥側にあるカートリッジCY、カートリッジCMを交換することができる。
3)装置本体前方に空間的制約が無い場合、カートリッジトレイ37を全て引き出し、従来例と同様に、カートリッジCをカートリッジサブトレイ33,34,35,36から取り出し交換することもできる。
このように、装置本体を配置する場所に制約が生じにくい。
また、本実施形態では、カートリッジトレイ37において、手前側の収容空間(第1収容部)37cと奥側の収容空間(第2収容部)37dとは隣接している。これに限られず、第1収容部と第2収容部とが一部重複する場合もあり得る。具体的には、カートリッジトレイ37が第2の位置にあるときに、カートリッジサブトレイ35の一部が外装カバー壁面22よりも外側に位置し、装置本体外に露出する場合がある。この場合には、カートリッジサブトレイ35の把手部35aが、外装カバー壁面22よりも外側に位置するので、容易にカートリッジサブトレイ35を引き出すことができる。そして、フック部によって引っ掛けられたより奥側のカートリッジサブトレイ34,33を同様に引き出すことができる。
〔第4実施形態〕
次に第4実施形態に係る画像形成装置について図35から図37を参照して説明する。なお、本実施形態の装置の基本構成は前述した実施形態と同一であるため重複する説明は省略する。ここでは、本実施形態の特徴となる構成について説明する。また、前述した実施形態と同一機能を有する部材には同一符号を付す。
第4実施形態は、カートリッジトレイの構成に特徴があるため、カートリッジトレイの構成について詳細に説明する。
第4実施形態では、第1実施形態に係るカートリッジトレイで、手前側のカートリッジCC,CKを取り出すと、奥側のカートリッジサブトレイ20が、カムによりポップアップする構成で、視認しやすく操作しやすい画像形成装置を提供することを目的とする。
図35は、本発明の第4実施形態に係るカートリッジトレイの斜視図である。
図35に於いて、38は38aを中心に回転する偏心カム(付勢手段)、39はカートリッジトレイを示す。
偏心カム38は、モーター(不図示)により、回転する。モーターは、装置本体と電気的な接続があり、信号の通信と給電を行う。
次に、カートリッジCY,CMを交換する方法について説明する。
カートリッジトレイ(支持部材)39を第1実施形態と同様に、カートリッジCC,CKが機外に出る位置まで引き出し、カートリッジCCとカートリッジCKを取り外す。
カートリッジCCとカートリッジCKの両方が、カートリッジトレイ39から取り外されると、カートリッジトレイ39に設けられたカートリッジ検出手段(不図示)により、取り出されたことを検出する。取り出されたことを検出すると、本体からの信号により、モーターにより、偏心カム38が一回転する。
図36は、偏心カムが回転している様子を示す上面図である。
図36に示す様に、偏心カム38が回転すると、カートリッジサブトレイ20がG方向に移動する。
図37は、偏心カムが回転し終わった様子を示す上面図である。
図37に示すように、距離Tだけ手前側に、カートリッジサブトレイ20がポップアップしている。
以上の構成により、以下の効果を得ることができる。
1)本体前方に空間的制約があり、カートリッジトレイ39がカートリッジCC,カートリッジCKが機外に出る位置までしか引き出せなくても、奥側にあるカートリッジCY,
カートリッジCMを交換することができる。
2)カートリッジトレイ39をカートリッジCCが機外に出る位置まで引き出し、カートリッジCC、カートリッジCKを取り出すと、カートリッジサブトレイ20がポップアップするので、奥側のカートリッジCY、カートリッジCMの交換を行い易い。
3)装置本体前方に空間的制約が無い場合、カートリッジトレイ39を全て引き出し、従来例と同様に、カートリッジを交換することもできる。
このように、装置本体を配置する場所に制約が生じにくい。
18,37,38…カートリッジトレイ、18c,18d,30c,30d,37c,39c…収容空間、20,31,33,34,35,36…カートリッジサブトレイ、M…画像形成装置、C(Y、M,C,K)…カートリッジ

Claims (9)

  1. 複数のカートリッジを画像形成装置本体に取り外し可能に装着して、記録媒体に画像を形成する画像形成装置であって、
    前記複数のカートリッジを支持する支持部材と、
    前記支持部材に移動可能に支持され、前記複数のうち少なくとも1つ以上のカートリッジを支持する第1副支持部材とを備え、
    前記支持部材は、前記装置本体に対して、支持された前記複数のカートリッジが画像形成可能な位置に配置される第1の位置と、支持された前記複数のカートリッジのうち少なくとも1つ以上が前記装置本体外に露出する第2の位置との間を移動可能で、
    前記支持部材は、前記第2の位置にあるときに前記装置本体外に露出し前記カートリッジを収容する第1収容部と、前記第2の位置にあるときに前記装置本体内に位置し前記カートリッジを収容する第2収容部と、を有し、
    前記支持部材が前記第2の位置にあり、前記第1収容部に前記カートリッジが収容されていないとき、前記第1副支持部材は前記第2収容部内から前記第1収容部内へと移動可能であることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記第1収容部に着脱可能に収容され、少なくとも1つ以上のカートリッジを支持する第2副支持部材を備えたことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記第1副支持部材を複数備え、
    該第1副支持部材は、隣接する第1副支持部材と解除可能に連結する連結手段を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記第1副支持部材を前記第1収容部側に付勢する付勢手段を備えたことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記第1副支持部材は、把持部を有することを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記複数のカートリッジとして4つのカートリッジを備え、
    前記第1収容部が、前記4つのカートリッジのうち2つのカートリッジを収容し、
    前記第1副支持部材が、前記4つのカートリッジのうち他の2つのカートリッジを支持することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  7. 前記複数のカートリッジとして4のカートリッジを備え、
    前記第2副支持部材が、前記4つのカートリッジのうち2つのカートリッジを支持し、
    前記第1副支持部材が、前記4つのカートリッジのうち他の2つのカートリッジを支持することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  8. 前記複数のカートリッジとして4つカートリッジを備えるとともに、
    3つの前記第1副支持部材を備えた請求項3に記載の画像形成装置。
  9. 前記第1収容部に収容されるカートリッジはブラック又は使用頻度の高い色の画像を形成するためのカートリッジを含むことを特徴とする請求項1ないし8のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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JP2021039213A (ja) * 2019-09-02 2021-03-11 ブラザー工業株式会社 画像形成装置

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