JP2018146222A5 - エジェクタモジュール - Google Patents
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Description
本発明は、エジェクタ式冷凍サイクルに適用されるエジェクタモジュールに関する。
本発明は、上記点に鑑み、適用されたエジェクタ式冷凍サイクルの大型化を招くことなく、通路断面積を変更可能に構成されたエジェクタモジュールを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、冷媒を圧縮して吐出する圧縮機(11)、圧縮機から吐出された冷媒を放熱させる放熱器(12)、冷媒を蒸発させる第1蒸発器(17)、および冷媒を蒸発させて圧縮機の吸入口側へ流出させる第2蒸発器(18)を有するエジェクタ式冷凍サイクル(10)に適用されるエジェクタモジュールであって、
放熱器から流出した冷媒のうち一部の冷媒を減圧させて噴射するノズル部(51)と、放熱器から流出した冷媒のうち別の一部の冷媒を減圧させる減圧部(20a)と、ノズル部から噴射された噴射冷媒の吸引作用によって外部から冷媒を吸引する冷媒吸引口(21b)が形成されたボデー部(21)と、噴射冷媒と冷媒吸引口から吸引された吸引冷媒との混合冷媒を昇圧させる昇圧部(52)と、減圧部の通路断面積を変化させる減圧側弁体部(61)と、減圧側弁体部を変位させる減圧側駆動部(62)と、を備え、
減圧部から冷媒を流出させる絞り側出口(21d)には、第1蒸発器の冷媒入口側が接続され、冷媒吸引口には、第1蒸発器の冷媒出口側が接続され、昇圧部から冷媒を流出させるエジェクタ側出口(21c)には、第2蒸発器の冷媒入口側が接続され、
ノズル部および減圧部の少なくとも減圧部は、通路断面積を変更可能に構成されており、昇圧部の少なくとも一部は、第1蒸発器および第2蒸発器の少なくとも一方の内部、あるいは第1蒸発器および第2蒸発器の少なくとも一方に接続された配管(19)の内部に収容可能に、ボデー部から突出して配置されており、
ボデー部には、第1蒸発器から流出した冷媒を流通させる吸引側通路(20b)が形成されており、減圧側駆動部は、第1蒸発器から流出した冷媒の温度および圧力に応じて変形する減圧側変形部材(62b)を有する減圧側感温部(62a)を有しており、減圧側感温部の少なくとも一部は、吸引側通路内あるいは吸引側通路に連通する空間内に配置されているエジェクタモジュールである。
放熱器から流出した冷媒のうち一部の冷媒を減圧させて噴射するノズル部(51)と、放熱器から流出した冷媒のうち別の一部の冷媒を減圧させる減圧部(20a)と、ノズル部から噴射された噴射冷媒の吸引作用によって外部から冷媒を吸引する冷媒吸引口(21b)が形成されたボデー部(21)と、噴射冷媒と冷媒吸引口から吸引された吸引冷媒との混合冷媒を昇圧させる昇圧部(52)と、減圧部の通路断面積を変化させる減圧側弁体部(61)と、減圧側弁体部を変位させる減圧側駆動部(62)と、を備え、
減圧部から冷媒を流出させる絞り側出口(21d)には、第1蒸発器の冷媒入口側が接続され、冷媒吸引口には、第1蒸発器の冷媒出口側が接続され、昇圧部から冷媒を流出させるエジェクタ側出口(21c)には、第2蒸発器の冷媒入口側が接続され、
ノズル部および減圧部の少なくとも減圧部は、通路断面積を変更可能に構成されており、昇圧部の少なくとも一部は、第1蒸発器および第2蒸発器の少なくとも一方の内部、あるいは第1蒸発器および第2蒸発器の少なくとも一方に接続された配管(19)の内部に収容可能に、ボデー部から突出して配置されており、
ボデー部には、第1蒸発器から流出した冷媒を流通させる吸引側通路(20b)が形成されており、減圧側駆動部は、第1蒸発器から流出した冷媒の温度および圧力に応じて変形する減圧側変形部材(62b)を有する減圧側感温部(62a)を有しており、減圧側感温部の少なくとも一部は、吸引側通路内あるいは吸引側通路に連通する空間内に配置されているエジェクタモジュールである。
これによれば、少なくとも減圧部(20a)の通路断面積を変化させることができる。そして、エジェクタ式冷凍サイクル(10)の負荷変動に応じて、ノズル部(51)へ流入する冷媒流量、および減圧部(20a)へ流入する冷媒流量を適切に調整することができる。その結果、負荷変動によらずエジェクタ式冷凍サイクル(10)に高い成績係数(COP)を発揮させることができる。
図9、図10から明らかなように、本実施形態のエジェクタモジュール20では、エジェクタ15および可変絞り機構16の位置関係が、実質的に第1実施形態と同様となっている。つまり、ノズル部側中心軸CL1となるノズル部51の中心軸と減圧側中心軸CL2がねじれの位置関係となっており、減圧側中心軸CL2方向から見たときに、図10の点ハッチングで示す領域を占める減圧側駆動機構62とノズル部51の中心軸が重合するように配置されている。
また、上述の実施形態では、ノズル部側中心軸CL1(あるいはノズル部51の中心軸)と減圧側中心軸CL2とをねじれの位置関係とした例を説明したが、これに限定されない。ディフューザ部52の少なくとも一部を集合配管19あるいは第2蒸発器18内に収容することの小型化効果は、ノズル部側中心軸CL1と減圧側中心軸CL2が平行に配置されていても得ることができる。
Claims (4)
- 冷媒を圧縮して吐出する圧縮機(11)、前記圧縮機から吐出された冷媒を放熱させる放熱器(12)、冷媒を蒸発させる第1蒸発器(17)、および冷媒を蒸発させて前記圧縮機の吸入口側へ流出させる第2蒸発器(18)を有するエジェクタ式冷凍サイクル(10)に適用されるエジェクタモジュールであって、
前記放熱器から流出した冷媒のうち一部の冷媒を減圧させて噴射するノズル部(51)と、
前記放熱器から流出した冷媒のうち別の一部の冷媒を減圧させる減圧部(20a)と、
前記ノズル部から噴射された噴射冷媒の吸引作用によって外部から冷媒を吸引する冷媒吸引口(21b)が形成されたボデー部(21)と、
前記噴射冷媒と前記冷媒吸引口から吸引された吸引冷媒との混合冷媒を昇圧させる昇圧部(52)と、
前記減圧部の通路断面積を変化させる減圧側弁体部(61)と、
前記減圧側弁体部を変位させる減圧側駆動部(62)と、を備え、
前記減圧部から冷媒を流出させる絞り側出口(21d)には、前記第1蒸発器の冷媒入口側が接続され、
前記冷媒吸引口には、前記第1蒸発器の冷媒出口側が接続され、
前記昇圧部から冷媒を流出させるエジェクタ側出口(21c)には、前記第2蒸発器の冷媒入口側が接続され、
前記ノズル部および前記減圧部の少なくとも前記減圧部は、通路断面積を変更可能に構成されており、
前記昇圧部の少なくとも一部は、前記第1蒸発器および前記第2蒸発器の少なくとも一方の内部、あるいは前記第1蒸発器および前記第2蒸発器の少なくとも一方に接続された配管(19)の内部に収容可能に、前記ボデー部から突出して配置されており、
前記ボデー部には、前記第1蒸発器から流出した冷媒を流通させる吸引側通路(20b)が形成されており、
前記減圧側駆動部は、前記第1蒸発器から流出した冷媒の温度および圧力に応じて変形する減圧側変形部材(62b)を有する減圧側感温部(62a)を有しており、
前記減圧側感温部の少なくとも一部は、前記吸引側通路内あるいは前記吸引側通路に連通する空間内に配置されているエジェクタモジュール。 - 前記ノズル部の通路断面積を変化させるノズル部側弁体部(53)と、
前記ノズル部側弁体部を変位させるノズル部側駆動部(54)と、を備え、
前記ボデー部には、前記第2蒸発器から流出した冷媒を流通させる流出側通路(20c)が形成されており、
前記ノズル部側駆動部は、前記第2蒸発器から流出した冷媒の温度および圧力に応じて変形するノズル部側変形部材(54b)を有するノズル部側感温部(54a)を備えており、
前記ノズル部側感温部の少なくとも一部は、前記流出側通路内あるいは前記流出側通路に連通する空間内に配置されている請求項1に記載のエジェクタモジュール。 - 前記減圧側駆動部は、前記第1蒸発器出口側冷媒の過熱度が0℃に近づくように、前記減圧側弁体部を変位させるものである請求項1または2に記載のエジェクタモジュール。
- 前記ボデー部には、前記放熱器から流出した冷媒を流入させる高圧入口(21a)、前記第2蒸発器から流出した冷媒を前記圧縮機の吸入口側へ導く流出側通路(20c)、前記流出側通路へ冷媒を流入させる低圧入口(21e)、および前記流出側通路から冷媒を流出させる低圧出口(21f)が形成されており、
前記高圧入口、および前記低圧出口は、同一方向に開口しており、
前記エジェクタ側出口、前記低圧入口、前記冷媒吸引口、および前記絞り側出口は、同一方向に開口している請求項1ないし3のいずれか1つに記載のエジェクタモジュール。
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