JP2018146194A - 冷凍サイクル機器の遠隔制御システムおよび通信アダプタ - Google Patents

冷凍サイクル機器の遠隔制御システムおよび通信アダプタ Download PDF

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Abstract

【課題】不特定多数の家電コントローラに対応でき、冷凍サイクル機器の運転状態を的確に把握することができる冷凍サイクル機器の遠隔制御システムを提供する。【解決手段】冷凍サイクル機器の遠隔制御システムは、家電コントローラ500を介して操作端末100と通信可能とされる通信アダプタ300と、通信アダプタ300と通信可能とされる冷凍サイクル機器とを有し、操作端末100から冷凍サイクル機器を遠隔制御する冷凍サイクル機器の遠隔制御システムであって、通信アダプタ300は、冷凍サイクル機器の運転状態の取得を指令する状態取得通信(GET通信)の応答または冷凍サイクル機器の運転状態の変更を指令する状態設定通信(SET通信)の応答を冷凍サイクル機器から受信した場合に、記憶部340に記憶されている冷凍サイクル機器の運転状態を更新する。【選択図】図2

Description

本発明は、宅外からインターネットなどの通信回線を介して、冷凍サイクル機器を遠隔操作可能な遠隔制御システムに関するものであり、特に操作指示を被制御機器へ伝送する通信アダプタを含む遠隔制御システムに関するものである。
特許文献1には、「HEMSコントローラと給湯装置とを通信接続する通信アダプタ装置において、通信アダプタ装置は、HEMSコントローラから温水端末装置の運転状態の変更要求を受け付けると、その要求に対応する温水端末装置を指定して給湯装置に温水端末装置の運転状態の変更を指令するSET通信を行う。そして、このSET通信を行った後に、すべての温水端末装置の運転状態データを一括して取得する一括状態取得通信を行い、通信アダプタ装置に記憶される温水端末装置の運転状態データを更新する。」ことが記載されている。なお、HEMSは、Home Energy Management Systemの略称である。
特開2016−10000号公報
特許文献1の技術では、通信アダプタ装置がHEMSコントローラからの要求に基づいて、いずれかの温水制御端末の運転状態の変更を指令する状態設定通信を行ったときは、その後に、すべての温水制御端末の運転状態データを一括して取得する一括状態取得通信を行うように制御する。この際、状態設定通信を行ってから一括状態取得通信を行うまでのタイムラグがある(例えば15秒以上)。この際、このタイムラグ中にHEMSコントローラから通信アダプタ装置に状態取得通信を行った場合に、通信アダプタは、いまだ一括状態取得通信での応答がないので、更新前の運転状態しか有していない。このため、HEMSコントローラは、通信アダプタ装置から更新前の運転状態を取得し、運転設定通信で要求した運転状態と、運転取得通信で要求した運転状態とが一致しない問題が発生する。
また、HEMSコントローラと家電機器とは、それぞれECHONET Liteの通信プロトコルに対応しており、不特定多数の組み合わせに対応した汎用的な制御が求められている。さらに、家電コントローラは、各種のメーカで製造販売されているので、不特定多数の家電コントローラに対応できる遠隔制御システムが望まれていた。
本発明は、前記の課題を解決するための発明であって、不特定多数の家電コントローラに対応でき、冷凍サイクル機器の運転状態を的確に把握することができる冷凍サイクル機器の遠隔制御システムおよび通信アダプタを提供することを目的とする。
前記目的を達成するため、本発明の冷凍サイクル機器の遠隔制御システムは、コントローラ(例えば、家電コントローラ500)を介して操作端末と通信可能とされる通信アダプタと、該通信アダプタと通信可能とされる冷凍サイクル機器とを有し、操作端末から冷凍サイクル機器を遠隔制御する冷凍サイクル機器の遠隔制御システムであって、通信アダプタは、冷凍サイクル機器の運転状態の取得を指令する状態取得通信(例えば、GET通信)の応答または冷凍サイクル機器の運転状態の変更を指令する状態設定通信(例えば、SET通信)の応答を冷凍サイクル機器から受信した場合に、記憶部(例えば、記憶部340)に記憶されている冷凍サイクル機器の運転状態を更新することを特徴とする。本発明のその他の態様については、後記する実施形態において説明する。
本発明によれば、不特定多数の家電コントローラに対応でき、冷凍サイクル機器の運転状態を的確に把握することができる。
HEMS制御システムの装置構成を示す概念図である。 HEMS制御システムの装置構成を示す詳細図である。 比較例の制御システムにおける通信正常時の処理手順を示す説明図である。 本実施形態の制御システムにおける通信正常時の処理手順を示す説明図である。 本実施形態の制御システムにおける通信失敗時の処理手順を示す説明図である。 本実施形態の制御システムにおける通信正常時の処理手順を示す他の例の説明図である。 本実施形態の制御システムにおける通信失敗時の処理手順を示す他の例の説明図である。
本発明を実施するための形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
本実施形態は、HEMS制御システムに係るものであり、HEMSとは、前記したように「Home Energy Management System(ホーム エネルギー マネジメント システム)」の略である。HEMSは、家庭で使うエネルギーを節約するための管理システムであり、家電機器や電気設備とつないで、電気やガスなどの使用量をモニター画面などで「見える化」や、家電機器を「制御(操作)」することを目的としたシステムである。
HEMS制御システム700について図1、図2を用いて説明する。なお、図1、図2は、HEMS制御システムの一例であり、種々の構成が考えられる。例えば、HEMS制御システム700の構成品である家電コントローラ500(コントローラ)の中にルータ機能を保有していてもよい。
図1は、HEMS制御システム700の装置構成を示す概念図である。実施形態のHEMS制御システム700は、操作端末100を使用して、宅外1から宅内3のエアコン400(エアーコンディショナ(以下、エアコンと称する)、被制御機器)やヒートポンプ給湯機(図示せず)などの冷凍サイクル機器を制御する。このために、操作端末100からインターネット10を介して接続される家電コントローラサーバ200と宅内3の家電コントローラ500と通信アダプタ300を主体に構築される。
なお、実施形態の冷凍サイクル機器は、エアコン400を例に説明する。また、通信アダプタ300は、図1に示すようにエアコン400が複数台(400A、400B)の場合、それに対応して複数(300A、300B)設ける。
宅内3には、ホームゲートウェイ20(HGW)、ルータ21を有し、ルータ21は、宅内3にある操作端末100、家電コントローラ500、通信アダプタ300と、有線または無線で通信を行うことができる。
操作端末100は、インターネット10に接続されている通知用サーバ600と通信を行うことができ、メールなどの送受信を行うことができる。
図2は、HEMS制御システム700の装置構成を示す詳細図である。図2を参照して、各装置の詳細について説明する。
<被制御機器>
エアコン400は、通信部410と空調制御部420で構成されている。エアコン400と通信アダプタ300は互いに通信可能となるように通信路を介して接続される。通信路は、無線以外にも、例えばシリアル通信を行うためのケーブルなどの有線の通信を用いてもよい。
エアコン400は、現在の「動作状態(運転中、停止中)」や「運転モード」、「設定温度」、「設定風量」だけでなく、「室内温度計測値」や、「エアコンの故障状態」、「エアコンのフィルター交換情報」、「操作をした対象」などの情報を定期的に通信アダプタ300に送信し、通信アダプタ300は前記情報を記憶しておく。
さらに、エアコン400が通信アダプタ300に定期的に送信する情報は優先順位のグループで管理されており、「動作状態」や「設定温度」などの設定する項目などは、操作端末100が設定内容通り変化した事を早く知る必要があるため、送信周期の短いグループで送信される。
また「室内温度計測値」、「故障状態」、「エアコンのフィルター交換必要情報」、「操作をした対象」などの変化に時間がかかる項目や比較的情報の更新が遅れても支障のない項目については、送信周期の長いグループで送信される。
<通信アダプタ>
通信アダプタ300は、無線311および有線312の通信部310、表示部320、制御部330、記憶部340で構成されている。制御部330は、家電コントローラ500からの指令に基づきエアコン400へのコマンドを生成・判定するコマンド生成・判定部331、エアコン400からの運転状態情報から故障か否かを判定する故障判定部332、第1の通信(通信アダプタ300とエアコン400間の通信)、第2の通信(家電コントローラサーバ200、家電コントローラ500および通信アダプタ300の3者間の通信)での通信の途絶を判定する通信エラー判定部333、エアコン400を強制停止させた場合に操作端末100に送信するメール内容を生成するメール生成部334、家電コントローラ500からの問い合わせに対し回答する家電コントローラ回答部335などを有している。
ECHONET Lite通信プロトコルでは、エアコン400の運転状態の取得を指令する状態取得通信(以下、GET通信と称する)、エアコン400の運転状態の変更を指令する状態設定通信(以下、SET通信と称する)などがある。ECHONET Lite通信プロトコルを準拠することで、エアコン400と通信アダプタ300は不特定多数の家電コントローラ500と接続することが可能となる。
通信アダプタ300は、家電コントローラ500の指令または所定時間毎(例えば4秒毎)に、エアコン400の運転状態の取得を指令するGET通信を行う。また、家電コントローラ500の指令に基づき、エアコン400の運転状態の変更を指令するSET通信を行う。
家電コントローラ回答部335は、GET通信の応答(以下、GET_Resと称する)またはSET通信の応答(以下、SET_Resと称する)をエアコン400から受信した場合に、エアコン400の運転状態を家電コントローラ500からエアコン400へのSET通信があった際の回答データとして記憶部340に記憶する。すなわち、記憶部340に記憶されているエアコン400の運転状態を更新する。
通信アダプタ300の制御部330は、エアコン400の情報を使用目的に合わせて数多く入手し、また通信の負荷を抑える制御をすることができる。
通信アダプタ300は、LED(light emitting diode)などの表示部320を有しており、電源ランプ、無線リンクの強度ランプ、機能の有効・無効ランプなどを実装し、状態を確認することができるようにしてもよい。また、機能の有効・無効はボタンなどで任意に切り替えることができるようにしてもよい。
通信アダプタ300は、無線モジュールなどを搭載しており、家電コントローラ500と互いに通信可能となるように間にルータ21を介して繋がれている。ここで、家電コントローラ500の中にルータ機能を保有している場合はルータ21がなくてよい。
今回は、家電コントローラ500の中にルータ機能を保有していない場合を想定する。通信アダプタ300と家電コントローラ500との通信は、ECHONET Lite通信プロトコルに従うデータを伝送する。
<家電コントローラ>
家電コントローラ500は、通信部510、制御部520、記憶部530を実装している。家電コントローラ500は、家電コントローラサーバ200から送信された制御データに基づいて1または複数の被制御機器を制御する。家電コントローラサーバ200から送信される制御データには、宅外1に存在する操作端末100による制御であることを示すデータが含まれる。なお、このデータは家電コントローラサーバ200で生成してもよいし、家電コントローラ500が生成してもよい。
家電コントローラ500では、通信アダプタ300を介して取得した被制御機器からの被制御機器情報が管理されており、管理される被制御機器情報は、例えば宅外1にある操作端末100の設定操作で変更された被制御機器の被制御機器情報、宅内3にある宅内操作端末(図示せず、例えばリモコン)で変更された被制御機器の被制御機器情報、宅内操作端末の設定操作で変更された被制御機器の被制御機器情報などである。家電コントローラ500は、通信アダプタ300に一定周期でアクセスして被制御機器情報の送信を要求し、被制御機器からの被制御機器情報を記憶し、一定の通信周期で、家電コントローラサーバ200に記憶部230(データベース)に記憶した被制御機器情報をアップロードする。
<家電コントローラサーバ>
家電コントローラサーバ200(HEMSサーバ)は、通信部210、制御部220、記憶部230を実装している。家電コントローラサーバ200は、操作端末100が接続されるWebサーバである。家電コントローラサーバ200は、処理したデータを格納するデータベースとしての機能を有する。データベースとしての記憶部230は、所定エリアに機器ごとに割り当てられており、操作端末100は予め登録された機器の固有エリアにだけアクセスすることができる。操作端末100は、家電コントローラサーバ200にアクセスすることによりデータベースの固有エリアにある被制御機器情報を取得する以外にも、機器の設定を変更する場合、操作権が与えられた操作端末100が家電コントローラサーバ200にアクセスしてデータベース内の固有エリアの設定を操作端末100から変更する。
<操作端末>
操作端末100は、被制御機器を制御可能な端末であり、被制御機器を制御するための専用の制御端末でもよいし、被制御機器を制御する機能を実行するアプリケーションソフトウェアを携帯電話やタブレット端末、スマートフォンなどに実装することで制御端末として使用するようにしてもよい。
操作端末100は、2種類の通信モードを選択可能に構成されている。一方の通信モードは、ルータ21に家電コントローラ500と通信アダプタ300と操作端末100が接続されている状態で、ルータ21の電波の届く範囲(例えば宅内)にあるときの通信モード(宅内モード)である。他方の通信モードはルータ21の電波が届かないときの通信モード(宅外モード)である。ECHONET Liteの通信プロトコルでは、操作端末100からの操作要求が宅外からの操作の場合、宅外の属性をつけて送信することになっている。
操作端末100は、HEMS制御システム700のアプリケーションソフトをインストールすることにより、遠隔制御システムに対応した入力操作制御部110、通信部120、表示更新制御部130、メール受信・解析部140などの機能を有する。
また、操作端末100は、HEMS制御システム700とは別に、独立した異常などを通知する専用のアプリケーションソフトをインストールすることで、異常通知を受信できる。また、ユーザ登録は通信アダプタ300にID(個体識別情報)とPW(パスワード)など情報を付加させた、QRコード(登録商標)などを用意し、このQRコード(登録商標)を読み込むだけで、ユーザ登録できるようにしていてもよい。
操作端末100からの操作指令は、インターネット10を介して家電コントローラサーバ200に送信され、さらに家電コントローラサーバ200は、インターネット10を介して家電コントローラ500に指令を送信する。さらに、家電コントローラ500は、通信アダプタ300に指令を送信する。そして、通信アダプタ300は、エアコン400に指令を送信するという流れである。
以上がHEMS制御システム700の構成例である。
次に、家電コントローラ500からの指令に対し、エアコン400の運転状態がどのように反映されるかについて、図3〜図7を参照して説明する。まず、従来の問題点について説明する。
図3は、比較例の制御システムにおける通信正常時の処理手順を示す説明図である。通信アダプタ300は、エアコン400の運転状態を把握するため、定期的にGET通信を行うことで、エアコン400の状態を最新のものに更新している。具体的には、通信アダプタ300は、定期的に運転状態のGET通信を行い(例えば、S301、S311、S321)、その応答を受信している(例えば、S401、S411、S421)。しかし、運転状態のデータ量が多いため、最新の状態に更新には時間を要する。このため、例えば、4秒毎のGET通信としている。
一方、家電コントローラ500は、定期的にあるいは必要に応じて通信アダプタ300に対して、運転状態のGET通信をする。ここでは、操作端末100からの運転状態ON(オン)要求を例に説明する。家電コントローラ500が、定期的に通信アダプタ300に対し運転状態のGET通信を行う場合、家電コントローラ500は、定期的に運転状態のGET通信を行い(例えば、S551、S561、S571)、その応答を受信している(例えば、S351、S361、S371)。
操作端末100のON要求に応じて、家電コントローラ500は、運転OFFからONへのSET通信をすると(S552)、通信アダプタ300はSET通信の応答として、SET_Res通信をする(S352)。通信アダプタ300が、S552に応じて、エアコン400に、運転OFFからONへのSET通信をすると(S302)、エアコン400は、運転状態をON状態にするとともに、SET通信の応答としてSET_Res通信をする(S402)。このとき、家電コントローラ500から、SET通信の確認のため運転状態のGET通信をし(S555)、応答であるGET_Resを受信しても(S355)、通信アダプタ300は、いまだ運転状態が更新されていない。そのため、家電コントローラ500は、運転状態がOFFとして更新されることになる。従って、エアコン400での運転状態が、家電コントローラ500に正しく反映されないという問題が発生する。
なお、通信アダプタ300が運転状態のGET通信後(S311)、その応答であるGET_Resを受信する(S411)と、通信アダプタ300の運転状態はONに更新される。その後に、家電コントローラ500から運転状態のGET通信をすると(S561)、その応答であるGET_Res(S361)により、運転状態がON状態に更新される。
図4は、本実施形態の制御システムにおける通信正常時の処理手順を示す説明図である。本実施形態の通信アダプタ300は、エアコン400の運転状態の取得を指令するGET通信の応答またはエアコン400の運転状態の変更を指令するSET通信の応答をエアコン400から受信した場合に、エアコン400の運転状態を家電コントローラ500からエアコン400のGET通信があった際の回答データとして記憶部340に記憶している。
このため、通信アダプタ300は、S552に応じて、エアコン400に、運転OFFからONへのSET通信をし(S302)、エアコン400からの応答としてSET_Res通信を受信すると(S402)、運転状態をON状態に更新し記憶部340に記憶する。
通信アダプタ300は、運転状態の状態変化があると家電コントローラ500に対し状態変換Inf通信を行う(S353)。
このとき、家電コントローラ500から、運転状態のGET通信をし(S555)、応答であるGET_Resを受信する(S355)。この際、通信アダプタ300は、すでに運転状態が更新されている。すなわち、家電コントローラ500への回答データが更新されている。そのため、家電コントローラ500は、運転状態がON状態として更新されることになる。従って、エアコン400での運転状態が、家電コントローラ500に正しく反映される。
図5は、本実施形態の制御システムにおける通信失敗時の処理手順を示す説明図である。ここでは、通信アダプタ300からのSET通信が失敗(S302)、あるいは、応答SET_Res通信が失敗した状況を検討する。
通信アダプタ300は、SET通信をしたが(S302)、応答SET_Res通信を受信できないため(S402)、運転状態の更新をしない。この場合に、家電コントローラ500から、運転状態のGET通信をし(S555)、応答であるGET_Resを受信しても(S355)、運転状態がOFF状態として更新されることになる。このため、家電コントローラ500は、エアコン400の運転状態を正しく反映しているとともに、自らしたSET通信(S552)が反映されていないことを早期に知ることができる。
図6は、本実施形態の制御システムにおける通信正常時の処理手順を示す他の例の説明図である。図4においては、運転状態のON設定について示したが、図6においては、各種の運転状態の設定について説明する。
エアコン400は、宅内の操作端末100の設定により、「モードが暖房、設定温度23度、風速が弱、運転動作(運転状態)がON」となっている。
この場合に通信アダプタ300は、運転状態のGET通信をし(S301)、その応答GET_Resを受信すると(S401)、家電コントローラ500への回答データとして、「モードが暖房、設定温度23度、風速が弱、運転動作(運転状態)がON」を設定し記憶部340に記憶する。
家電コントローラ500は、運転状態のGET通信をし(S551)、その応答GET_Resを受信すると(S351)、エアコン400の運転状態として、「モードが暖房、設定温度23度、風速が弱、運転動作(運転状態)がON」を登録する。
この際に、外部の操作端末100から「モードが冷房、設定温度23度、風速が自動、運転動作(運転状態)」を指令すると、家電コントローラ500は、運転状態のSET指令をする(S552)。
通信アダプタ300は、エアコン400に運転状態のSET通信をし(S302)、その応答SET_Resを受信すると(S402)、「モードが冷房、設定温度23度、風速が自動、運転動作(運転状態)」を更新し記憶部340に記憶する。
通信アダプタ300は、運転状態の状態変化があると家電コントローラ500に対し状態変換Inf通信を行う(S353)。
このとき、家電コントローラ500から、運転状態のGET通信をし(S555)、応答であるGET_Resを受信する(S355)。この際、通信アダプタ300は、すでに運転状態が設定されている。すなわち、家電コントローラ500への回答データが更新されている。そのため、家電コントローラ500は、運転状態がON状態として更新されることになる。従って、エアコン400での運転状態が、家電コントローラ500に正しく反映される。
図7は、本実施形態の制御システムにおける通信失敗時の処理手順を示す他の例の説明図である。ここでは、通信アダプタ300からのSET通信が失敗(S302)、あるいは、応答SET_Res通信が失敗した状況を検討する。
通信アダプタ300は、SET通信をしたが(S302)、その応答SET_Res通信を受信できないため(S402)、運転状態の更新をしない。この場合に、家電コントローラ500から、運転状態のGET通信をし(S555)、応答であるGET_Resを受信しても(S355)、運転状態が「モードが暖房、設定温度23度、風速が弱、運転動作(運転状態)がON」として更新されることになる。このため、家電コントローラ500は、エアコン400の運転状態を正しく反映しているとともに、自らしたSET通信(S552)が反映されていないことを早期に知ることができる。
本実施形態の冷凍サイクル機器の遠隔制御システムは、コントローラ(例えば、家電コントローラ500)を介して操作端末100と通信可能とされる通信アダプタ300と、通信アダプタ300と通信可能とされる冷凍サイクル機器(例えば、エアコン400)とを有し、操作端末100から冷凍サイクル機器を遠隔制御する冷凍サイクル機器の遠隔制御システムである。通信アダプタ300は、冷凍サイクル機器の運転状態の取得を指令する状態取得通信の応答(例えば、GET_Res)または冷凍サイクル機器の運転状態の変更を指令する状態設定通信の応答(例えば、SET_Res)を冷凍サイクル機器から受信した場合に、記憶部340に記憶されている冷凍サイクル機器の運転状態を更新する。これにより、コントローラは、冷凍サイクル機器の運転状態を正しく反映することができる。
通信アダプタ300は、コントローラからの状態取得通信に応じて記憶部340に記憶されている冷凍サイクル機器の運転状態を送信する。これにより、コントローラは、現在の運転状態を正しく知ることができる。
一定時間おき、または/および、操作端末100からの要求があった場合に、冷凍サイクル機器の運転状態が操作端末100に表示される。これにより、操作端末は、現在の運転状態を正しく知ることができる。
通信アダプタ300は、冷凍サイクル機器への状態設定通信の応答が所定回数ない場合、コントローラに運転状態の変更ができない旨を通知する。これにより、コントローラは、運転状態の変更ができないことを早期に知ることができる。
通信アダプタ300は、冷凍サイクル機器への状態設定通信の応答が所定回数ない場合、コントローラを介して操作端末100に、運転状態の変更ができない旨を通知するとよい。これにより、操作端末100を所持するユーザは、運転状態の変更ができないことを早期に知ることができる。
本実施形態では、被制御機器として、冷凍サイクル機器としてエアコン400を説明したが、これに限定されるわけではない。例えば、冷蔵庫、テレビなどの家電機器であってもよい。また、遠隔制御を行うことができる家電機器であればどのような機器でもよい。
本実施形態の通信アダプタ300は、需要者宅内の家電機器の情報収集および/または家電機器の遠隔操作を行うコントローラを、家電機器に通信接続するための通信アダプタであって、通信アダプタ300は、家電機器の運転状態の取得を指令する状態取得通信の応答または家電機器の運転状態の変更を指令する状態設定通信の応答を家電機器から受信した場合に、記憶部340に記憶されている前記家電機器の運転状態を更新する。これにより、コントローラは、冷凍サイクル機器の運転状態を正しく反映することができる。
通信アダプタは、コントローラからの状態取得通信に応じて記憶部340に記憶されている家電機器の運転状態を送信する。これにより、コントローラは、現在の運転状態を正しく知ることができる。
通信アダプタ300は、家電機器への状態設定通信の応答が所定回数ない場合、コントローラに運転状態の変更ができない旨を通知する。これにより、コントローラは、運転状態の変更ができないことを早期に知ることができる。
1 宅外
3 宅内
10 インターネット
20 ホームゲートウェイ(HGW)
21 ルータ
100 操作端末
110 入力操作制御部
120 通信部
130 表示更新制御部
140 メール受信・解析部
200 家電コントローラサーバ(家電操作サーバ)
210 通信部
220 制御部
300 通信アダプタ
310 通信部
320 表示部
330 制御部
331 コマンド生成・判定部
332 故障判定部
333 通信エラー判定部
334 メール生成部
335 家電コントローラ回答部
340 記憶部
400 エアコン(空気調和機、冷凍サイクル機器、被制御機器)
410 通信部
420 空調制御部
500 家電コントローラ
600 通知用サーバ(メールサーバ)
700 HEMS制御システム(遠隔制御システム)

Claims (8)

  1. コントローラを介して操作端末と通信可能とされる通信アダプタと、該通信アダプタと通信可能とされる冷凍サイクル機器とを有し、前記操作端末から前記冷凍サイクル機器を遠隔制御する冷凍サイクル機器の遠隔制御システムであって、
    前記通信アダプタは、前記冷凍サイクル機器の運転状態の取得を指令する状態取得通信の応答または前記冷凍サイクル機器の運転状態の変更を指令する状態設定通信の応答を前記冷凍サイクル機器から受信した場合に、記憶部に記憶されている前記冷凍サイクル機器の運転状態を更新する
    ことを特徴とする冷凍サイクル機器の遠隔制御システム。
  2. 前記通信アダプタは、前記コントローラからの状態取得通信に応じて前記記憶部に記憶されている前記冷凍サイクル機器の運転状態を送信する
    ことを特徴とする請求項1に記載の冷凍サイクル機器の遠隔制御システム。
  3. 一定時間おき、または/および、前記操作端末からの要求があった場合に、前記冷凍サイクル機器の運転状態が前記操作端末に表示される
    ことを特徴とする請求項1に記載の冷凍サイクル機器の遠隔制御システム。
  4. 前記通信アダプタは、前記冷凍サイクル機器への前記状態設定通信の応答が所定回数ない場合、前記コントローラに前記運転状態の変更ができない旨を通知する
    ことを特徴とする請求項1に記載の冷凍サイクル機器の遠隔制御システム。
  5. 前記通信アダプタは、前記冷凍サイクル機器への前記状態設定通信の応答が所定回数ない場合、前記コントローラを介して前記操作端末に、前記運転状態の変更ができない旨を通知する
    ことを特徴とする請求項1に記載の冷凍サイクル機器の遠隔制御システム。
  6. 需要者宅内の家電機器の情報収集および/または前記家電機器の遠隔操作を行うコントローラを、前記家電機器に通信接続するための通信アダプタであって、
    前記通信アダプタは、前記家電機器の運転状態の取得を指令する状態取得通信の応答または前記家電機器の運転状態の変更を指令する状態設定通信の応答を前記家電機器から受信した場合に、記憶部に記憶されている前記家電機器の運転状態を更新する
    ことを特徴とする通信アダプタ。
  7. 前記通信アダプタは、前記コントローラからの状態取得通信に応じて前記記憶部に記憶されている前記家電機器の運転状態を送信する
    ことを特徴とする請求項6に記載の通信アダプタ。
  8. 前記通信アダプタは、前記家電機器への前記状態設定通信の応答が所定回数ない場合、前記コントローラに前記運転状態の変更ができない旨を通知する
    ことを特徴とする請求項6に記載の通信アダプタ。
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