JP2018146180A - オーブントースター - Google Patents
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Abstract
Description
図1〜図3を参照して、実施の形態1を説明する。
図1(a)は、実施の形態1を示すトースターの斜視図である。図1(b)は、図1(a)のトースターにおいて扉を開放した状態を示す斜視図である。図2(a)は、実施の形態1を示すトースターの上面図である。図2(b)は、図2(a)のトースターの側面図である。図3は、図2(a)のA−A断面図である。
外装ケース天面10aには、扉50が外装ケース前開口10fを閉じた状態で保持するロック部11が設けられる。ロック部11は、一端側に下方向に開口した凹部11aが形成され、他端側が外装ケース天面10aに軸支されている。尚、ロック部11は扉50に設けられ、本体に対して閉じた状態で保持するように軸支されても良い。
また、外装ケース底面10eには、トースター1と設置位置との間にクリアランスを形成する為の脚部12が設けられている。
内部ケース20は、内部ケース前開口20f以外に隙間や開口が少なくなるように、密封した構成となっている。
A=150mm程度の大きさの場合、B=180mm程度の大きさ
A=180mm程度の大きさの場合、B=150mm程度の大きさ
となるように、構成されている。
隙間Dは、加熱動作中に内部ケース20から外装ケース10へと熱が伝わり難くする断熱の為に形成されたものである。特に、より断熱性能を向上させるために、隙間Dに断熱部材を設けても良い。
内部ケース前面20fには、シール部60が設けられている。シール部60は、内部ケース前開口20fの外側に位置し、内部ケース前開口20fを囲むように設けられる。つまり、調理物Fを出し入れする開口部である内部ケース前開口20fの周縁には、シール部60が設けられる。また、シール部60は、シリコンなどの耐熱性の部材により構成されている。
また、下ヒーター32から上ヒーター31の高さ方向の大きさHは、100mm以下となるように設定される。これは、調理物Fであるパンを位置させる領域をコンパクトにすることで、調理空間Rの内部にパンから放出される蒸気を閉じ込め、調理物Fであるパンを焼く際に乾燥させすぎず、短時間で表面に焼き色と付けるためである。
扉50が閉じた状態は、扉50がシール部60に密着して、調理空間Rがオーブントースター1の外部から密閉された状態となる。特に、ロック部11は、扉50が内部ケース前開口20fを閉じた状態を確実に維持し、調理空間Rを密閉された空間にする。
つまり、扉50は、一端は外装ケース10に対して軸支され、他端はロック部11により外装ケース10に解除可能に固定される。
また、調理空間Rは、密閉された空間なので、調理物Fをより短時間で焼くことが可能である。特に、ロック部11により、扉50をシール部60に密着した状態で外装ケース10に対して固定することができるので、より調理空間Rを密閉した空間に保つことができる。
尚、本実施の形態において、シール部60は内部ケース前面20fに設けられている形態であるが、扉50にシール部60を設けても良い。
図4を参照して、実施の形態2を説明する。尚、実施の形態1と同じ構成については同じ符号を付し、説明を省略する。
扉50には、調理空間Rを扉50の外側から目視する為の窓部53が設けられている。窓部53は、調理空間Rを確認可能とする為、ガラスにより構成されている。
更に、扉50には、内部ケース20側に突出する凸部52が設けられている。凸部52は、扉50が閉じられた状態において、内部ケース20に接触する。具体的には、凸部52は、扉50が閉じられた状態において、内部ケース前面20fに接触する。
尚、凸部52が接触する内部ケース前面20fの位置は、シール部材60の外側の部位となる。
これにより、扉50の温度が上がり、扉50の外面や窓部53に生じる結露を防止することができる。
特に、凸部52は、扉50を構成する部材と一体に構成することで、熱伝導による熱の伝達が効率よくなり、より扉50を効率よく温めることが可能となり、結露を防止することができる。
図5を参照して、実施の形態3を説明する。尚、実施の形態1と同じ構成については同じ符号を付し、説明を省略する。
扉50には、調理空間Rの内部と外部との気圧の差を解消する為のバルブ54が設けられている。このバルブ54は、使用者が操作することで、調理空間Rの内部と外部を連通して、調理空間Rの内部から外部、又は、調理空間Rの外部から内部へと空気を流通させて、調理空間Rの内部と外部の気圧差を解消するものである。
これにより、調理空間Rの内部が調理時に高圧になっても、安全に扉50を空けることができる。
尚、本実施の形態において、バルブ54を使用者が操作することで調理空間Rの内部と外部の気圧の差を無くす構成であるが、バルブ54を調理空間Rの内部と外部の気圧の差が一定以上となった場合、自動的に開放して、調理空間Rの内部と外部の圧力差をなくすように構成しても良い。
10 外装ケース
11 ロック部
12 脚部
30 加熱手段
31 上ヒーター
32 下ヒーター
20 内部ケース
40 載置部
50 扉
51 ヒンジ
52 凸部
53 窓
60 シール部
D 隙間
R 調理空間
Claims (7)
- 外装を形成する外装ケースと、
前記外装ケースの内部に設けられ、内部に調理物を加熱する調理空間を形成する内部ケースと、
前記内部ケースの内部に設けられ、前記調理物を加熱する加熱手段と、
前記調理空間の内部と外部を仕切る扉と、
を備え、
前記内部ケースは、前記調理空間から調理物を出し入れする開口を有し、
前記扉は、前記開口を開閉自在に前記外装ケースに設けられ、
前記開口の周縁と前記扉の間には、シール部材が介在することを特徴とするオーブントースター。 - 前記外装ケースと前記内部ケースの間には、隙間が形成されたことを特徴とする請求項1に記載のオーブントースター。
- 前記扉は、一端は前記外装ケースに対して軸支され、他端は前記外装ケースに解除可能に固定されることを特徴とする請求項1〜請求項2に記載のオーブントースター。
- 前記扉と前記内部ケースは、前記扉が前記開口を閉じた状態において、接触することを特徴とする請求項1〜3に記載のオーブントースター。
- 前記扉と前記内部ケースの接触する位置は、前記シール部材が設けられた位置の外側となる位置であることを特徴とする請求項4に記載のオーブントースター。
- 前記扉には、前記調理空間を目視するための窓部が設けられたことを特徴とする請求項4〜請求項5に記載のオーブントースター。
- 前記扉には、前記調理空間の内部と外部の気圧差を解消するバルブが設けられたことを特徴とする請求項1〜6に記載のオーブントースター。
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