JP2018145877A - 可変容量型斜板式圧縮機 - Google Patents

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Toru Onishi
徹 大西
深沼 哲彦
Tetsuhiko Fukanuma
哲彦 深沼
永井 宏幸
Hiroyuki Nagai
宏幸 永井
鈴木 裕
Yutaka Suzuki
裕 鈴木
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Abstract

【課題】制御弁のコネクタ部を狙いの位置に位置決めすること。【解決手段】制御弁40は、本体部41とコイル部81とが別体になっており、コイル部81は、リヤハウジング15とコイル部81とを係合し、コイル部81の回り止めを行う回り止め係合部87によりリヤハウジング15に係合された状態で本体部41に組み付けられている。このため、コイル部81が回転してしまうことが無い。したがって、コネクタ部85が狙いの位置に位置決めされる。【選択図】図2

Description

本発明は、制御弁によって制御圧室の圧力の制御を行うことにより斜板の傾角を変更させて吐出容量を変更可能な可変容量型斜板式圧縮機に関する。
可変容量型斜板式圧縮機のハウジング内には、回転軸が回転可能に支持されている。斜板は、回転軸からの駆動力を得て回転する。また、可変容量型斜板式圧縮機は、制御圧室から吸入圧領域に至る抽気通路と、吐出圧領域から制御圧室に至る給気通路とを有する。そして、制御弁によって制御圧室の圧力の制御が行われることにより、回転軸の回転軸線に直交する方向に対する斜板の傾角が変更される。これにより、斜板に係留されたピストンが斜板の傾角に応じたストロークで往復動し、吐出容量が変更される。
例えば特許文献1に開示されているように、ハウジングには制御弁が挿入される挿入孔が形成されており、制御弁は、ハウジングの外部から挿入孔に挿入されることでハウジングに取り付けられている。具体的には、挿入孔には、雌ねじが形成されるとともに、制御弁には、雌ねじに螺合する雄ねじが形成されている。そして、制御弁を回転させて雄ねじを雌ねじに螺合させながら挿入孔に制御弁を挿入することにより、制御弁がハウジングに取り付けられている。
特開2016−176393号公報
ところで、制御弁は、コイルを有するコイル部と、コイルへ電力が供給されることにより往復移動する弁体と、を備えている。コイル部は、電力をコイル部に供給するコネクタ部を有している。そして、コネクタ部が外部電源の外部コネクタ部と電気的に接続されることにより、外部電源からの電力がコイルへ供給される。しかしながら、特許文献1のように、制御弁を回転させて雄ねじを雌ねじに螺合させながら挿入孔に制御弁を挿入することにより、制御弁をハウジングに取り付ける構成では、制御弁がハウジングに取り付けられたときのコネクタ部の位置が、狙いの位置から制御弁の回転方向でずれてしまう場合がある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、制御弁のコネクタ部を狙いの位置に位置決めすることができる可変容量型斜板式圧縮機を提供することにある。
上記課題を解決する可変容量型斜板式圧縮機は、複数のシリンダボアが形成されるシリンダブロックを有するハウジングと、前記ハウジングに回転可能に支持される回転軸と、前記回転軸からの駆動力を得て回転する斜板と、前記シリンダボアに往復動可能に収納されるピストンと、前記回転軸の回転軸線に直交する方向に対する前記斜板の傾角を変更させる制御圧室と、前記制御圧室の圧力を制御する制御弁と、前記ハウジングに形成され、前記制御弁の一部が挿入される挿入孔と、前記挿入孔に形成される雌ねじと、前記制御弁に形成されるとともに前記雌ねじに螺合する雄ねじと、を備え、前記制御弁は、コイルを有するコイル部と、前記コイルへ電力が供給されることにより往復移動する弁体と、を備え、前記コイル部は、電力を前記コイル部に供給するコネクタ部を有している可変容量型斜板式圧縮機であって、前記制御弁は、前記弁体及び前記雄ねじを有する本体部を備え、前記本体部と前記コイル部とは別体になっており、前記ハウジングと前記コイル部とを係合し、前記コイル部の回り止めを行う回り止め係合部を備え、前記コイル部は、前記回り止め係合部により前記ハウジングに係合された状態で前記本体部に組み付けられている。
これによれば、コイル部は、雄ねじを雌ねじに螺合させながら挿入孔に取り付けられている本体部に対して、回り止め係合部によってハウジングに係合された状態で組み付けられているため、コイル部が回転してしまうことが無い。したがって、コネクタ部を狙いの位置に位置決めすることができる。
上記可変容量型斜板式圧縮機において、前記本体部の本体ハウジングは、前記雄ねじが形成された円筒部と、前記円筒部に連続し、前記円筒部から前記円筒部の径方向外側に突出する環状のフランジ部と、を有し、前記フランジ部は、前記ハウジングの前記挿入孔の開口側端面に対して前記本体ハウジングにおける前記挿入孔に対する挿入方向において対向しており、前記開口側端面と前記フランジ部との間には、前記挿入孔と前記ハウジングの外部との間をシールする金属シールが配置されており、前記金属シールは、前記雄ねじと前記雌ねじとの螺合により生じる軸力によって前記開口側端面と前記フランジ部との間で挟み込まれており、前記ハウジングの外面には、前記回り止め係合部を形成するための突出部が形成されており、前記突出部の前記コイル部側の端面と、前記フランジ部の前記コイル部側の端面とが、前記金属シールの有無を検知する検知面として機能しているとよい。
これによれば、雄ねじと雌ねじとの螺合により生じる軸力によって金属シールがハウジングの挿入孔の開口側端面とフランジ部との間で挟み込まれることにより、挿入孔とハウジングの外部との間のシール性を強固なものとすることができる。そして、例えば二酸化炭素のようなガス透過性が高い気体を冷媒として用いる場合であっても、冷媒が金属シールを透過することを抑制できるため、挿入孔とハウジングの外部との間のシール性を確保することができる。さらに、突出部のコイル側の端面とフランジ部のコイル部側の端面との距離を調べることで、金属シールの有無を検知することができる。このように、突出部のコイル側の端面とフランジ部のコイル部側の端面とを、金属シールの有無を検知する検知面として機能させることにより、ハウジングの挿入孔の開口側端面とフランジ部との間に金属シールを配置し忘れて、挿入孔からハウジングの外部への冷媒の洩れが発生してしまうことを未然に防止することができる。
上記可変容量型斜板式圧縮機において、前記コイル部のコイルハウジングの外面には、前記コネクタ部のコネクタハウジングが突設されており、前記コネクタハウジングは、前記挿入方向において前記突出部と対向する対向面を有し、前記突出部と前記対向面との隙間が、前記金属シールにおける前記挿入方向の寸法以下に設定されているとよい。
これによれば、例えば、コイル部が、回り止め係合部によりハウジングに係合された状態で本体部に組み付けられた際に、突出部と対向面との間に隙間が存在せず、突出部と対向面とが当接している場合、ハウジングの挿入孔の開口側端面とフランジ部との間に金属シールが存在していないことを把握することができる。よって、ハウジングの挿入孔の開口側端面とフランジ部との間に金属シールを配置し忘れて、挿入孔からハウジングの外部への冷媒の洩れが発生してしまうことを未然に防止することができる。
この発明によれば、制御弁のコネクタ部を狙いの位置に位置決めすることができる。
実施形態における可変容量型斜板式圧縮機を示す側断面図。 可変容量型斜板式圧縮機の一部分を拡大して示す側断面図。 斜板の傾角が最大傾角のときの制御弁を示す可変容量型斜板式圧縮機の一部拡大断面図。 回り止め係合部周辺を拡大して示す側断面図。 別の実施形態における回り止め係合部周辺を拡大して示す側断面図。 別の実施形態における回り止め係合部周辺を拡大して示す側断面図。
以下、可変容量型斜板式圧縮機を具体化した一実施形態を図1〜図4にしたがって説明する。なお、本実施形態の可変容量型斜板式圧縮機は、車両に搭載されるとともに車両空調装置に用いられる。
図1に示すように、可変容量型斜板式圧縮機10のハウジング11は、シリンダブロック12と、シリンダブロック12の一端面に連結されたフロントハウジング13と、シリンダブロック12の他端面に弁・ポート形成体14を介して連結されたリヤハウジング15とを備えている。ハウジング11内において、シリンダブロック12とフロントハウジング13とで囲まれた空間にはクランク室16が区画されている。また、シリンダブロック12及びフロントハウジング13には、回転軸17が回転可能に支持されるとともに、クランク室16内において、回転軸17にはラグプレート18が一体的に回転可能に設けられている。
回転軸17のハウジング11からの突出端部には、動力伝達機構PTを介して外部駆動源としての車両のエンジンEが作動連結されている。本実施形態では、動力伝達機構PTは、常時伝達型のクラッチレス機構(例えばベルト及びプーリの組合せ)である。
クランク室16には、回転軸17から駆動力を得て回転するとともに、回転軸17の回転軸線Lに直交する方向に対して傾動可能な斜板19が収容されている。斜板19は、クランク室16内において、スライド移動可能に回転軸17に支持されている。ラグプレート18と斜板19との間には、傾角を減少させる方向へ斜板19を付勢する付勢ばね20が配設されている。さらに、ラグプレート18と斜板19との間には、ヒンジ機構21が介在されている。そして、斜板19は、付勢ばね20の付勢力、ヒンジ機構21を介したラグプレート18との間でのヒンジ連結、及び回転軸17の支持により、ラグプレート18及び回転軸17と同期して回転可能であるとともに、回転軸17の軸方向へのスライド移動を伴いながら回転軸17に対し傾動可能となっている。
シリンダブロック12には、シリンダブロック12の軸方向に貫通形成されるシリンダボア12aが回転軸17の周囲に複数(図1では1つのシリンダボア12aのみ図示)配列されている。各シリンダボア12aにはピストン22が往復動可能にそれぞれ収納されている。各シリンダボア12aの両開口は、弁・ポート形成体14及びピストン22によって閉塞されている。そして、各シリンダボア12a内にはピストン22の往復動に応じて体積変化する圧縮室23が区画されている。各ピストン22は、一対のシュー24を介して斜板19の外周部に係留されている。そして、回転軸17の回転にともなう斜板19の回転運動が、シュー24を介してピストン22の往復直線運動に変換される。
リヤハウジング15と弁・ポート形成体14との間には、吐出室25が環状に区画されるとともに、この吐出室25の内側に、吸入室26が区画されている。また、弁・ポート形成体14には、吐出室25に連通する吐出ポート25h、及び吐出ポート25hを開閉する吐出弁25vが形成されるとともに、吸入室26に連通する吸入ポート26h、及び吸入ポート26hを開閉する吸入弁26vが形成されている。
そして、吸入室26の冷媒(本実施形態では二酸化炭素)は、ピストン22の上死点から下死点への移動により、吸入ポート26h及び吸入弁26vを介してシリンダボア12aに吸入される。シリンダボア12aに吸入された冷媒は、ピストン22の下死点から上死点への移動により所定の圧力にまで圧縮されるとともに、吐出ポート25hから吐出弁25vを押し退けて吐出室25に吐出される。
リヤハウジング15には、吐出室25に連通する吐出通路25aが形成されるとともに、吸入室26に連通する吸入通路26aが形成されている。吐出通路25aと、吸入通路26aとは外部冷媒回路30により接続されている。外部冷媒回路30は、吐出通路25aに接続された凝縮器31、凝縮器31に接続された膨張弁32、及び膨張弁32に接続された蒸発器33を備えている。蒸発器33には吸入通路26aが接続されている。
クランク室16と吸入室26とは、シリンダブロック12及び弁・ポート形成体14を貫通する抽気通路35により接続されている。抽気通路35は絞り35sを有する。リヤハウジング15には、電磁式の制御弁40が取り付けられている。
図2及び図3に示すように、リヤハウジング15の底面15eには、凹部36が形成されている。凹部36は、リヤハウジング15の底面15eに対して直交する方向に延びる第1延設面36aと、第1延設面36aに連続するとともに第1延設面36aに対して直交する方向に延びてリヤハウジング15の外周面に連続する第2延設面36bとを有する。第1延設面36aには、制御弁40の一部が挿入される挿入孔37が形成されている。第1延設面36aは、リヤハウジング15の挿入孔37の開口側端面である。挿入孔37の内面における第1延設面36a寄りには、雌ねじ37aが形成されている。
制御弁40は、本体部41と、コイル81aを有するコイル部81と、を備えている。本体部41とコイル部81とは別体になっている。本体部41は、コイル81aへ電力が供給されることにより往復移動する弁体42を有している。また、本体部41は、固定鉄心43と、コイル81aへの電力の供給による励磁に基づいて固定鉄心43に引き付けられる可動鉄心44とを有する。
本体部41の本体ハウジング45は、弁体42を収容するとともに挿入孔37内に挿入される筒状の収容ハウジング46と、固定鉄心43及び可動鉄心44を収容する有底筒状のケース47と、を有している。
収容ハウジング46は、内部に収容室48、弁室49及び感圧室50が形成される筒状の室形成ハウジング51と、室形成ハウジング51の一端部の外面に外嵌される筒体52とを備えている。
筒体52は、挿入孔37に挿入される円筒部52aと、円筒部52aに連続し、円筒部52aから円筒部52aの径方向外側に突出する環状のフランジ部52bとを有する。円筒部52aの外面には、雌ねじ37aに螺合する雄ねじ52cが形成されている。よって、本体部41の本体ハウジング45は、円筒部52aとフランジ部52bとを有している。そして、制御弁40は、弁体42及び雄ねじ52cを有する本体部41を備えている。フランジ部52bは、第1延設面36aに対して本体ハウジング45における挿入孔37に対する挿入方向において対向している。なお、以下の説明では、本体ハウジング45における挿入孔37に対する挿入方向を、単に「挿入方向S1」と記載する。
ケース47の開口側端部は、筒体52における室形成ハウジング51とは反対側の開口から筒体52の内に挿入されている。ケース47の開口側端部以外の部位は、筒体52における円筒部52aとは反対側の端面から突出している。固定鉄心43は、ケース47内におけるケース47の開口側に配置されている。可動鉄心44は、ケース47内におけるケース47の底部側に配置されている。よって、固定鉄心43は、可動鉄心44よりも室形成ハウジング51側に配置されている。固定鉄心43における室形成ハウジング51側の端部は、ケース47の開口から突出している。固定鉄心43の端部の外面にはフランジ43fが突出している。
筒体52の内周面には係止突起52fが突出している。そして、固定鉄心43のフランジ43fと筒体52の係止突起52fとが互いに係止されることで、固定鉄心43が筒体52の内側で筒体52に取り付けられている。
コイル部81は、コイル81aを収容する筒状のコイルハウジング82を有している。コイルハウジング82は、ケース47における筒体52の端面から突出した部位の周囲に配置されている。すなわち、ケース47は、コイルハウジング82内に配置されている。コイルハウジング82は、筒体52のフランジ部52bの外周面に外嵌されることで、本体ハウジング45に組み付けられている。コイル部81は、筒体52の端面に接触した状態で本体部41に組み付けられている。フランジ部52bは、コイル部81側に位置する端面52eを有している。
コイルハウジング82における筒体52とは反対側の開口は、蓋部材83によって閉鎖されている。ケース47は、蓋部材83に対してサークリップ84により抜け止めされている。
収容室48は、室形成ハウジング51と固定鉄心43とによって区画されている。また、弁室49は、収容室48における固定鉄心43とは反対側に連続している。感圧室50は、弁室49における収容室48とは反対側に配置されている。感圧室50と弁室49との間には、圧入凹部53が形成されている。圧入凹部53には、環状の弁座部材54が圧入されている。弁座部材54の中央部には弁孔54hが形成されている。
弁体42は、可動鉄心44側から固定鉄心43を貫通するとともに、収容室48、弁室49及び弁孔54hを通過して感圧室50に突出している。弁体42における可動鉄心44側の端面は、可動鉄心44に当接している。弁体42は、弁室49内に収容される弁部42vを有する。弁部42vは、弁座部材54における弁室49側の端面の弁孔54hの周囲に当接する端面シール部42sを有する。
弁体42には、感圧室50と弁孔54hとの間をシールする柱状のシール部42aを有する。シール部42aは、弁孔54hから感圧室50内に突出している。弁体42における収容室48内に位置する部位の外面には、規制リング42bが装着されている。規制リング42bと収容室48内における固定鉄心43とは反対側の端面48eとの間には、ばね42cが介在されている。ばね42cは、可動鉄心44が固定鉄心43から遠ざかる方向に移動するように規制リング42bを介して弁体42を付勢している。
感圧室50には感圧体55が収容されている。感圧体55は、伸縮可能なベローズ56と、ベローズ56の一端部に結合された支持体57と、ベローズ56の他端部に結合された受圧体58と、ベローズ56内で支持体57と受圧体58とを互いに遠ざける方向に付勢するばね59とを有する。受圧体58は、弁体42のシール部42aの端部に連結されている。また、感圧室50内において、受圧体58と弁座部材54との間には、受圧体58を支持体57に向けて付勢するばね50aが配設されている。支持体57は室形成ハウジング51の開口を閉鎖している。
ベローズ56内において、支持体57にはストッパ57aが一体形成されている。また、受圧体58には、支持体57のストッパ57aに向けて突出するストッパ58aが形成されている。支持体57のストッパ57aと受圧体58のストッパ58aとは、ベローズ56の最短長を規定している。
室形成ハウジング51には、弁室49に連通する第1ポート51aが形成されている。弁室49は、第1ポート51a及び第1通路71を介してクランク室16に連通している。また、室形成ハウジング51及び弁座部材54には、弁孔54hに連通する第2ポート51bが形成されている。弁孔54hは、第2ポート51b及び第2通路72を介して吐出室25に連通している。そして、第2通路72、第2ポート51b、弁孔54h、弁室49、第1ポート51a及び第1通路71は、吐出室25からクランク室16に至る給気通路74を形成している。
室形成ハウジング51には、感圧室50に連通する第3ポート51cが形成されている。感圧室50は、第3ポート51c及び第3通路73を介して吸入室26に連通している。そして、ベローズ56は、受圧体58における弁座部材54側の面が受ける吸入室26からの吸入圧に応じて弁体42の移動方向に伸縮する。このベローズ56の伸縮が、弁体42の位置決めに利用されて弁体42の弁開度の調整に寄与している。弁体42の弁開度は、コイル81aへの電力の供給による励磁に基づく可動鉄心44を固定鉄心43に引き付ける電磁力、ばね42cの付勢力、及び感圧体55における弁体42を閉弁する方向への付勢力のバランスによって決まる。
図2に示すように、上記構成の可変容量型斜板式圧縮機10において、エアコンスイッチがOFFされて、コイル81aへの電力の供給が停止されている状態では、可動鉄心44がばね42cの付勢力によって固定鉄心43から離間する。そして、弁体42は、弁部42vの端面シール部42sが、弁座部材54における弁室49側の端面の弁孔54hの周囲から離間しており、弁孔54hを開放している。よって、弁体42は、給気通路74を開放する開弁状態となる。そして、給気通路74を介した吐出室25からクランク室16への冷媒の供給が行われて、クランク室16の圧力が高くなる。これにより、斜板19の傾角が小さくなって、ピストン22のストロークが小さくなり、吐出容量が減少する。
図3に示すように、エアコンスイッチがONされて、コイル81aへの電力の供給が行われると、可動鉄心44が、コイル81aへの電力の供給による励磁に基づく可動鉄心44を固定鉄心43に引き付ける電磁力によって、ばね42cの付勢力に抗して、固定鉄心43に向けて引き付けられ、弁体42が感圧室50に向けて移動する。そして、弁体42は、弁部42vの端面シール部42sが、弁座部材54における弁室49側の端面の弁孔54hの周囲に当接して、弁孔54hを閉鎖している。よって、弁体42は、給気通路74を閉鎖する閉弁状態となる。そして、給気通路74を介した吐出室25からクランク室16への冷媒の供給が行われなくなり、クランク室16内の冷媒が、抽気通路35を介して吸入室26に排出され、クランク室16の圧力が低くなる。これにより、斜板19の傾角が大きくなって、ピストン22のストロークが大きくなり、吐出容量が増大する。
本実施形態の可変容量型斜板式圧縮機10において、クランク室16は、斜板19の傾角を変更させる制御圧室として機能している。そして、本実施形態では、給気通路74上に制御弁40を配設し、制御弁40の弁開度を調節して、吐出室25から給気通路74を介してクランク室16に供給される冷媒の供給量を制御することで、クランク室16の圧力を制御する、所謂「入れ側制御」が行われている。
図2及び図3に示すように、第1延設面36aとフランジ部52bとの間には、環状の金属シール38が配置されている。金属シール38は、挿入孔37とリヤハウジング15の外部との間をシールしている。金属シール38は、雄ねじ52cと雌ねじ37aとの螺合により生じる軸力によって第1延設面36aとフランジ部52bとの間で挟み込まれている。
図4に示すように、リヤハウジング15の底面15e(外面)には、突出部15bが形成されている。突出部15bは、その一部分が第1延設面36aよりもコイル部81側に突出している。突出部15bにおけるコイル部81側の端面15cには、挿入凹部15dが形成されている。挿入凹部15dは、端面15cから直線状に延びている。
コイル部81は、電力をコイル部81に供給するコネクタ部85を有している。そして、コネクタ部85が図示しない外部電源の外部コネクタ部と電気的に接続されることにより、外部電源からの電力がコイル81aへ供給される。コイルハウジング82の外面には、コネクタ部85のコネクタハウジング85aが突設されている。コネクタハウジング85aは、挿入方向S1において突出部15bと対向する対向面85bを有している。よって、コネクタ部85は、挿入方向S1において突出部15bと対向する位置に配置されている。
突出部15bとコネクタハウジング85aの対向面85bとの間には隙間86が存在する。隙間86は、金属シール38の厚み以下に設定されている。金属シール38の厚みは、金属シール38における挿入方向S1の寸法に相当する。
コネクタハウジング85aの対向面85bには、挿入凹部15dに挿入される挿入突起85dが形成されている。挿入突起85dは、対向面85bから直線状に延びる柱状である。挿入突起85dは、コネクタハウジング85aに一体形成されている。挿入突起85dにおける対向面85bからの突出長さL1は、挿入凹部15dの深さL2よりも短い。
コイル部81は、挿入突起85dが挿入凹部15dに挿入されることにより、リヤハウジング15に係合されている。したがって、可変容量型斜板式圧縮機10は、凹凸関係によりリヤハウジング15とコイル部81とを係合し、コイル部81の回り止めを行う回り止め係合部87を備え、本実施形態において、回り止め係合部87は、挿入凹部15d及び挿入突起85dにより構成されている。突出部15bは、回り止め係合部87を形成するためにリヤハウジング15の底面15eから突出している。コイル部81は、回り止め係合部87によりリヤハウジング15に係合された状態で本体部41に組み付けられている。
次に、本実施形態の作用について説明する。
コイル部81は、雄ねじ52cを雌ねじ37aに螺合させながら挿入孔37に取り付けられている本体部41に対して、回り止め係合部87によってリヤハウジング15に係合された状態で組み付けられている。このため、コイル部81が回転してしまうことが防止されている。したがって、コネクタ部85が狙いの位置に位置決めされる。
挿入孔37の内側は、第1通路71、第2通路72及び第3通路73を冷媒が通過することで冷媒雰囲気となっている。ここで、雄ねじ52cと雌ねじ37aとの螺合により生じる軸力によって金属シール38が第1延設面36aとフランジ部52bとの間で挟み込まれることにより、挿入孔37とリヤハウジング15の外部との間のシール性が強固なものとなっている。
さらに、突出部15bにおけるコイル部81側の端面15cとフランジ部52bにおけるコイル部81側の端面52eとの距離が、予め定められた距離よりも短くなっている場合、金属シール38を、第1延設面36aとフランジ部52bとの間に配置し忘れていることが分かる。つまり、突出部15bにおけるコイル部81側の端面15cとフランジ部52bにおけるコイル部81側の端面52eとの距離を調べることで、金属シール38の有無が検知される。よって、突出部15bにおけるコイル部81側の端面15cとフランジ部52bにおけるコイル部81側の端面52eとは、金属シール38の有無を検知する検知面として機能している。
上記実施形態では以下の効果を得ることができる。
(1)制御弁40は、本体部41とコイル部81とが別体になっており、コイル部81は、リヤハウジング15とコイル部81とを係合し、コイル部81の回り止めを行う回り止め係合部87によりリヤハウジング15に係合された状態で本体部41に組み付けられているため、コイル部81が回転してしまうことが無い。したがって、コネクタ部85を狙いの位置に位置決めすることができる。
(2)挿入孔37とリヤハウジング15の外部との間のシール性が金属シール38により強固なものとなっているため、例えば二酸化炭素のようなガス透過性が高い気体を冷媒として用いる場合であっても、冷媒が金属シール38を透過することを抑制することができ、挿入孔37とリヤハウジング15の外部との間のシール性を確保することができる。さらに、突出部15bにおけるコイル部81側の端面15cとフランジ部52bにおけるコイル部81側の端面52eとの距離を調べることで、金属シール38の有無を検知することができる。よって、第1延設面36aとフランジ部52bとの間に金属シール38を配置し忘れて、挿入孔37からリヤハウジング15の外部への冷媒の洩れが発生してしまうことを未然に防止することができる。
(3)突出部15bと対向面85bとの隙間86が、金属シール38の厚み以下に設定されている。例えば、コイル部81が、回り止め係合部87によりリヤハウジング15に係合された状態で本体部41に組み付けられた際に、突出部15bと対向面85bとの間に隙間86が存在せず、突出部15bと対向面85bとが当接していたとする。この場合、第1延設面36aとフランジ部52bとの間に金属シール38が存在していないことを把握することができる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
○ 図5に示すように、コネクタハウジング85aの対向面85bに挿入凹部85fが形成されており、突出部15bの端面15cに、挿入凹部85fに挿入される挿入突起15fが形成されていてもよい。したがって、図5に示す実施形態において、回り止め係合部87は、挿入凹部85f及び挿入突起15fにより構成されている。
○ 図6に示すように、コネクタハウジング85aの対向面85bに、突出部15bの端面15cに形成された挿入凹部15dと挿入方向S1において対向配置される挿入凹部85gを形成し、両挿入凹部15d,85gに連結ピン88の両端部をそれぞれ挿入するようにしてもよい。そうすることで、コイル部81が、連結ピン88を介してリヤハウジング15に係合されるようにしてもよい。したがって、図6に示す実施形態において、回り止め係合部87は、両挿入凹部15d,85g及び連結ピン88により構成されている。
○ 実施形態において、コネクタ部85が、挿入方向S1において突出部15bと対向する位置に配置されていなくてもよい。つまり、コネクタハウジング85aが、挿入方向S1において突出部15bと対向する対向面85bを有していなくてもよい。そして、コイル部81に、挿入方向S1において突出部15bと対向する位置に配置される対向部をコネクタ部85とは別に設けて、当該対向部に、挿入凹部15dに挿入される挿入突起を形成するようにしてもよい。
○ 実施形態において、隙間86が、金属シール38の厚み以上に設定されていてもよい。
○ 実施形態において、挿入突起85dにおける対向面85bからの突出長さL1と、挿入凹部15dの深さL2とが同じであってもよい。
○ 実施形態において、金属シール38に代えて、例えば、制御弁40の外面にゴム製のOリングを装着し、Oリングによって挿入孔37とリヤハウジング15の外部との間をシールするようにしてもよい。
○ 実施形態において、可変容量型斜板式圧縮機10を、抽気通路上に制御弁を配設し、制御弁の弁開度を調節して、制御圧室から抽気通路を介して吸入圧領域に排出される冷媒の排出量を制御することで、クランク室16の圧力を制御する、所謂「抜き側制御」を行う構成としてもよい。
○ 実施形態において、可変容量型斜板式圧縮機10を、「入れ側制御」と「抜き側制御」とを両立させた三方弁型の制御弁を備える構成としてもよい。
○ 実施形態において、クランク室16とは別に制御圧室を形成し、この制御圧室の圧力の制御を行うことで斜板19の傾角の変更が行われる構成にしてもよい。
○ 実施形態において、動力伝達機構PTは、外部からの電気制御によって動力の伝達及び遮断を選択可能なクラッチ機構であってもよい。
○ 実施形態において、可変容量型斜板式圧縮機10は、車両空調装置に用いられなくてもよく、その他の空調装置に用いられてもよい。
○ 実施形態において、冷媒として二酸化炭素を用いたが、冷媒として、例えば、フロンを用いてもよい。
10…可変容量型斜板式圧縮機、11…ハウジング、12…シリンダブロック、12a…シリンダボア、15b…突出部、15c…端面、16…制御圧室として機能するクランク室、17…回転軸、19…斜板、22…ピストン、37…挿入孔、37a…雌ねじ、38…金属シール、40…制御弁、41…本体部、42…弁体、45…本体ハウジング、52a…円筒部、52b…フランジ部、52c…雄ねじ、81…コイル部、81a…コイル、82…コイルハウジング、85…コネクタ部、85a…コネクタハウジング、85b…対向面、86…隙間、87…回り止め係合部。

Claims (3)

  1. 複数のシリンダボアが形成されるシリンダブロックを有するハウジングと、
    前記ハウジングに回転可能に支持される回転軸と、
    前記回転軸からの駆動力を得て回転する斜板と、
    前記シリンダボアに往復動可能に収納されるピストンと、
    前記回転軸の回転軸線に直交する方向に対する前記斜板の傾角を変更させる制御圧室と、
    前記制御圧室の圧力を制御する制御弁と、
    前記ハウジングに形成され、前記制御弁の一部が挿入される挿入孔と、
    前記挿入孔に形成される雌ねじと、
    前記制御弁に形成されるとともに前記雌ねじに螺合する雄ねじと、を備え、
    前記制御弁は、コイルを有するコイル部と、前記コイルへ電力が供給されることにより往復移動する弁体と、を備え、前記コイル部は、電力を前記コイル部に供給するコネクタ部を有している可変容量型斜板式圧縮機であって、
    前記制御弁は、前記弁体及び前記雄ねじを有する本体部を備え、前記本体部と前記コイル部とは別体になっており、
    前記ハウジングと前記コイル部とを係合し、前記コイル部の回り止めを行う回り止め係合部を備え、
    前記コイル部は、前記回り止め係合部により前記ハウジングに係合された状態で前記本体部に組み付けられていることを特徴とする可変容量型斜板式圧縮機。
  2. 前記本体部の本体ハウジングは、前記雄ねじが形成された円筒部と、前記円筒部に連続し、前記円筒部から前記円筒部の径方向外側に突出する環状のフランジ部と、を有し、
    前記フランジ部は、前記ハウジングの前記挿入孔の開口側端面に対して前記本体ハウジングにおける前記挿入孔に対する挿入方向において対向しており、
    前記開口側端面と前記フランジ部との間には、前記挿入孔と前記ハウジングの外部との間をシールする金属シールが配置されており、前記金属シールは、前記雄ねじと前記雌ねじとの螺合により生じる軸力によって前記開口側端面と前記フランジ部との間で挟み込まれており、
    前記ハウジングの外面には、前記回り止め係合部を形成するための突出部が形成されており、
    前記突出部の前記コイル部側の端面と、前記フランジ部の前記コイル部側の端面とが、前記金属シールの有無を検知する検知面として機能していることを特徴とする請求項1に記載の可変容量型斜板式圧縮機。
  3. 前記コイル部のコイルハウジングの外面には、前記コネクタ部のコネクタハウジングが突設されており、
    前記コネクタハウジングは、前記挿入方向において前記突出部と対向する対向面を有し、
    前記突出部と前記対向面との隙間が、前記金属シールにおける前記挿入方向の寸法以下に設定されていることを特徴とする請求項2に記載の可変容量型斜板式圧縮機。
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