JP2018145589A - 車両ドア開閉制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】足などの身体部位の動作の誤検出を低減して、検出精度を向上させる。
【解決手段】車両ドア開閉制御装置100は、ユーザの足の動作を検出するセンサ10と、検出された動作がキック動作か否かを判定するキック動作判定部23と、キック動作が行われた場合に車両のドアを開動作または閉動作させる制御部30とを備えている。センサ10の出力値に対して閾値が設定されている。センサ10の出力値が閾値に達した後、閾値を超える期間が一定時間以上継続し、その後、センサ10の出力値が閾値を下回った場合に、キック動作判定部23は、閾値を超える前のセンサ10の第1出力値と、閾値を下回った後のセンサ10の第2出力値とを比較し、両者の差(絶対値)が所定値以下であれば、キック動作が行われたと判定する。
【選択図】図3

Description

本発明は、足などの身体部位の所定動作を検出して車両のドアを開閉する車両ドア開閉制御装置に関する。
車両のスライドドアやバックドアなどを開閉する場合に、ユーザが両手に荷物を持っているような場合でも、足の所定動作を検出して、車両のドアを自動的に開閉することが可能なドア開閉システムが知られている。
たとえば、特許文献1には、車両後部の異なる場所に第1および第2のセンサを配置して、足の動作を検出するドア開閉システムが開示されている。このドア開閉システムにおいては、第1のセンサの出力信号と、第2のセンサの出力信号の時間差を検出し、この時間差が所定の基準を満たしている場合に、足のキック動作(足先が車体と地面の間に入るように蹴る動作)が行われたと判断して、車両のバックドアを開く。
また、特許文献2には、足の動作を検出するセンサとして、2つの電極を有する静電容量センサを用いたドア開閉システムが開示されている。このドア開閉システムにおいては、第1の電極により検出される静電容量値と、第2の電極により検出される静電容量値とを計測し、各静電容量値の変化量の比較結果に基づいて足の所定動作を検出し、車両のドアの開閉を行う。
図15は、足のキック動作の検出原理を説明する図である。図15において、車両Vの後部下方にキックセンサ50が設けられている。このキックセンサ50は、たとえば静電容量式の近接センサからなり、破線で示すような検出領域を有している。ユーザは、車両Vのバックドア(図示省略)を開閉する際に、車両Vの後方に立って、キックセンサ50と対向する位置で足Fのキック動作を行う。このキック動作において、足Fの位置は、P1→P2→P3→P2→P1と変位する。
図16は、この足Fの変位に応じてキックセンサ50から出力される信号の波形を示している。P1位置では、検出領域に足Fが入っていないため、キックセンサ50は足Fを検出しない。このとき、キックセンサ50の出力値(電圧)は、予め設定されたオフセット値となっている。P2位置では、足Fが検出領域に入り始めて出力値が上昇するが、閾値を超えるには至らない。さらに足Fを蹴り上げると、足Fがキックセンサ50に近づいて行き、ある時点で出力値が閾値を超える。そして、P3位置になると、足Fがキックセンサ50に最も接近して、出力値は最大となる。その後、足Fが後方に引かれてP2位置になると、出力値は閾値を下回り、足Fが着地してP1になると、出力値はオフセット値に戻る。
従来は、図16において、キックセンサ50の出力値が閾値をまたいで上昇および下降したことを条件として、足Fのキック動作を検出していた。詳しくは、キックセンサ50の出力信号の時間的変化を監視し、センサの出力値が上昇して閾値に達した後、当該閾値を超える期間Tonが一定時間以上継続し、その後、出力値が下降して閾値を下回った場合に、足Fのキック動作が行われたと判定していた。
特表2014−500414号公報 特開2016−100099号公報
キックセンサは、常にキック動作のみを検出するとは限らず、キック動作でない足の動きを検出する場合もある。たとえば、ユーザが歩行により車両の後部に接近した場合、ユーザの足の動きはキック動作ではないが、歩行による足の上げ下げがキックセンサで検出され、センサの出力値が閾値をまたいで上昇・下降することがある。また、犬や猫などの動物が車両の後部に接近し、その後離れていくような場合も、同様に、センサの出力値が閾値をまたいで上昇・下降することがある。このため、従来の方法では、正規のキック動作以外の動作を、キック動作として誤検出するおそれがあり、検出精度が低下するという問題がある。
そこで、本発明の課題は、足などの身体部位の動作の誤検出を低減して、検出精度を向上させることにある。
本発明に係る車両ドア開閉制御装置は、車両のドア付近に設けられユーザの身体部位の動作を検出するセンサと、このセンサにより検出された動作が所定の動作か否かを判定する判定部と、所定の動作が行われた場合に車両のドアを開動作または閉動作させる制御部とを備えている。センサの出力値に対して、閾値が設定されている。判定部は、センサの出力値が閾値に達した後、当該閾値を超える期間が一定時間以上継続し、その後、センサの出力値が閾値を下回った場合に、閾値を超える前のセンサの第1出力値と、閾値を下回った後のセンサの第2出力値とを比較し、両者が所定の条件を満たしておれば、所定の動作が行われたと判定する。
このような車両ドア開閉制御装置によると、センサの出力値が閾値に達した後、閾値を超える期間が一定時間以上継続し、その後、出力値が閾値を下回るという、従来の判定条件が満たされた場合であっても、閾値を超える前の第1出力値と閾値を下回った後の第2出力値とが所定の条件を満たさない場合は、キック動作のような所定の動作が行われたとは判定されない。このため、所定の動作以外の動作に対して誤った判定をすることが回避され、検出精度が向上する。
本発明において、判定部は、第1出力値と第2出力値との差の絶対値が所定値以下である場合に、所定の条件が満たされていると判定し、第1出力値と第2出力値との差の絶対値が所定値以下でない場合に、所定の条件が満たされていないと判定してもよい。
本発明において、第1出力値は、センサが身体部位の動作を検出していない状態で当該センサから出力される第1オフセット値であり、第2出力値は、センサが身体部位の動作を検出していない状態で当該センサから出力される第2オフセット値であってもよい。
本発明において、第1オフセット値および第2オフセット値を演算する演算部をさらに備え、この演算部は、センサの出力値が閾値を超える前の、所定の第1期間におけるセンサの出力値の平均値を演算して、第1オフセット値を算出し、センサの出力値が閾値を下回った後の、所定の第2期間におけるセンサの出力値の平均値を演算して、第2オフセット値を算出してもよい。
本発明において、演算部は、第1期間における出力値の移動平均により、第1オフセット値を算出してもよい。この場合、第1オフセット値は、センサの出力値の増加率が一定値を超える直前に算出された値であってもよい。
本発明において、演算部は、第2期間における出力値の単純平均により、第2オフセット値を算出してもよい。
本発明において、判定部は、前記所定の条件が満たされた場合に、センサにより検出された動作が足のキック動作であると判定してもよい。
本発明によれば、足などの身体部位の動作の誤検出を低減して、検出精度を向上させることができる。
車両ドア開閉制御装置が搭載される車両の後面図である。 図1の車両の部分側面図である。 車両ドア開閉制御装置のブロック図である。 キック動作の足の動きを示す図である。 図4の足の動きに基づくキックセンサの出力信号の波形図である。 キックセンサの出力信号の波形図の他の例である。 キック動作でない足の動きを示す図である。 図7の足の動きに基づくキックセンサの出力信号の波形図である。 キックセンサの出力信号の波形図の他の例である。 キック動作検出の手順を示したフローチャートである。 バックドア開閉の手順を示したフローチャートである。 第1オフセット値の算出方法を説明する図である。 第1オフセット値の算出方法を説明する図である。 第2オフセット値の算出方法を説明する図である。 キック動作の検出原理を説明する図である。 キックセンサの出力信号の波形図である。
以下、本発明の実施形態につき、図面を参照しながら説明する。各図において、同一の部分または対応する部分には、同一符号を付してある。
最初に、車両ドア開閉制御装置の構成について、図1〜図3を参照しながら説明する。図1は、車両Vを後方から見た図であり、図2は、車両Vを側方から見た図である。図中、矢印Xは前後方向、矢印Yは左右方向、矢印Zは上下方向を表している。
図1および図2において、車両Vは乗用車であって、車体1、バックドア2、後部バンパー3、後部ウィンドウ4、タイヤ5、および複数(ここでは4個)のキックセンサ11〜14などを備えている。
キックセンサ11〜14は、ユーザの足の接近および離反に基づいて、足のキック動作を検出するセンサであって、たとえば静電容量式の近接センサからなる。これらのキックセンサ11〜14は、バックドア2付近の後部バンパー3に、水平方向(Y方向)に所定の間隔を置いて配列されており、各センサは破線で示した検出領域A1〜A4を有している。なお、キックセンサ11〜14は、必ずしもY方向に配列する必要はなく、たとえばX方向に配列してもよい。
図1に示すように、検出領域A1〜A4は左右方向Yおよび上下方向Zに広がっているとともに、図2に示すように、前後方向Xにも広がっている。図1からわかるように、隣接するセンサのそれぞれの検出領域の一部は、センサの配列方向(Y方向)において重なっている。
図3は、車両ドア開閉制御装置の電気的構成の一例を示したブロック図である。車両ドア開閉制御装置100は、図1の車両Vに搭載されており、センサ10と、キック検出部20と、制御部30と、認証部40とを備えている。なお、図3では、本発明に関係するブロックのみを図示してある。
センサ10は、上述したキックセンサ11〜14から構成されている。キック検出部20は、センサ10の出力に基づいて、キック動作を検出する。キック検出部20には、バッファ21、オフセット演算部22、キック動作判定部23、および閾値記憶部24が備わっている。オフセット演算部22は、本発明における「演算部」に相当し、キック動作判定部23は、本発明における「判定部」に相当する。
制御部30は、CPUやメモリなどから構成されており、キック検出部20でキック動作が検出された場合に、ドア開閉部300を制御して、車両Vのバックドア2(図1)を開動作または閉動作させる。
ドア開閉部300は、バックドア2を開閉するためのモータや、バックドア2を施錠・解錠するためのアクチュエータや、それらを駆動するための駆動回路などから構成されている(図示省略)。
ユーザが所持する携帯機200は、キーFOBからなり、ユーザにより操作される操作部や、認証部40と通信を行う通信部などを備えている(図示省略)。
認証部40は、携帯機200との間で通信を行って、当該携帯機200の認証を行う。詳しくは、ユーザが車両Vに接近したときに、認証部40は、携帯機200に対して識別情報の送信を要求する。識別情報は、たとえば携帯機200に割り当てられているキーIDである。そして、認証部40は、携帯機200から受診した識別情報を、あらかじめ記憶されている識別情報と照合し、その照合結果に基づいて、当該携帯機200が正規のものであるか否かを認証する。認証部40には、携帯機200と通信を行う通信部や、携帯機200の識別情報を記憶した記憶部なども備わっている(図示省略)。
次に、キック動作の詳細について説明する。図4は、正規のキック動作における足の動きを示している。図4では、図1のキックセンサ11〜14のうち、キックセンサ11とその検出領域A1のみを図示してある。ユーザは、バックドア2(図1)を開閉する際に、車両Vの後方に立って、キックセンサ11と対向する位置でキック動作を行う。
図4(a)は、足Fを前方に蹴り上げる直前の状態を示している。この状態では、検出領域A1に足Fが入っていないため、キックセンサ11は足Fを検出しない。図4(b)は、足Fを蹴り上げて、検出領域A1に足Fが入った直後の状態を示している。この状態では、キックセンサ11が足Fを検出する。しかし、この時点では、足Fの一部が検出されるだけなので、キックセンサ11の出力値は小さい。
図4(c)は、足Fをさらに蹴り上げて、足先が車体1と地面Gとの間に入り込んだ状態を示している。この状態では、引き続き検出領域A1に足Fが入っており、キックセンサ11による足Fの検出が継続される。そして、足Fがキックセンサ11に最も接近するため、キックセンサ11の出力値は最大となる。
その後、足Fが後方に引かれて、図4(d)の状態になると、足Fがキックセンサ11から離れるため、キックセンサ11の出力値は減少する。そして、足Fがさらに後方に引かれて検出領域A1から外れ、図4(e)の着地状態に至る。以上の(a)〜(e)の一連の動作が、足Fのキック動作となる。ここで、(e)の足Fの位置は、(a)の足Fの位置と同じである。すなわち、キック動作においては、キック完了時点で、足Fが元の位置に戻るという原則がある。このことは、後述するように本発明において重要な意味を持つ。
図5は、図4の足の動きに基づくキックセンサ11の出力信号の波形図である。横軸は時間、縦軸はセンサの出力値(電圧値)を表している。図5中の(a)〜(e)は、図4(a)〜(e)の足位置にそれぞれ対応している。
図5において、(a)では、キックセンサ11が足Fを検出していないが、キックセンサ11からは、オフセット値X1の電圧が出力されている。これは、センサ出力に対してバイアスを付与することで、蹴り上げた足Fの検出を容易にするためである。(b)では、足Fが検出領域A1に入るため、キックセンサ11の出力値が増加する。(c)では、前述のように足Fがキックセンサ11に最も接近して、出力値が最大となる。(d)では、足Fがキックセンサ11から離れているため、出力値が減少する。(e)では、足Fが着地して、キックセンサ11の出力値はオフセット値X2となる。
図5に示すように、キックセンサ11の出力値に対して、所定の閾値Kが設定されている(K>X1、X2)。この閾値Kは、キック検出部20の閾値記憶部24(図3)に記憶されている。T1は、キック動作の開始からキックセンサ11の出力値が閾値Kを超えるまでの時間である。Tonは、キックセンサ11の出力値が閾値Kを超えている時間である。T2は、キックセンサ11の出力値が閾値Kを下回ってからキック動作が終了するまでの時間である。
足Fの動作が正規のキック動作である場合は、キックセンサ11の出力値は、オフセット値X1から上昇して閾値Kに達した後、閾値Kを超える。そして、閾値Kを超える期間Tonが一定時間以上継続した後、キックセンサ11の出力値は、閾値Kを下回ってオフセット値X2になる。ここで、正規のキック動作が行われた場合は、前述のように足Fが元の位置に戻ることから、閾値Kを超える前(時間T1)のオフセット値X1と、閾値Kを下回った後(時間T2)のオフセット値X2とは、同じオフセット値Xとなる(X1=X2=X)。したがって、オフセット値X1、X2の差ΔXは、ΔX=0である。
ただ、正規のキック動作が行われた場合でも、図4(e)の足位置が、図4(a)の足位置と若干ずれる場合がある。この場合は、図6に示すように、閾値Kを超える前(時間T1)のオフセット値X1と、閾値Kを下回った後(時間T2)のオフセット値X2とが異なる値となる(X1≠X2)。しかしながら、キック動作による足位置のずれは、実際には僅かであるため、X1とX2との差ΔXは、微小な値となる。なお、図6ではX2>X1となっているが、足の着地位置によってはX2<X1となることもある。
図5や図6からわかるように、正規のキック動作が行われた場合は、センサ出力値が閾値Kを超える期間Tonが一定時間以上継続することに加えて、閾値Kを超える前のオフセット値X1(第1出力値)と、閾値Kを下回った後のオフセット値X2(第2出力値)とが、等しくなるか、または微小差となる。すなわち、オフセット値X1、X2の差の絶対値|ΔX|が、所定値以下となる。本発明では、この原理を用いて、足Fの動作が正規のキック動作であることを判別する。その詳細な手順については後述する。
図7は、正規のキック動作でない足Fの動作を示している。図7では、ユーザが歩行により車両Vの後部に接近する場合に、歩行による足Fの上げ下げがキックセンサ11で検出される場合を想定している。図7において、(a)の状態から、(b)のように足Fを上げて(c)のように踏み出すと、検出領域A1に足Fが入る。しかし、キック動作が行われないため、その後は(d)のように足Fが下降して、(e)の着地状態に至る。ここで、(e)の足Fの位置は、(a)の足Fの位置と異なっている。すなわち、足Fは元の位置に戻っておらず、元の位置よりもキックセンサ11に近い位置にある。
図8は、図7の足の動きに基づくキックセンサ11の出力信号の波形図である。横軸は時間、縦軸はセンサの出力値(電圧値)を表している。図8中の(a)〜(e)は、図7(a)〜(e)の足位置にそれぞれ対応している。
図8からわかるように、図7のような歩行の場合でも、キックセンサ11の出力値は、足Fの動きに伴って上昇し、閾値Kを超える期間Tonが一定時間以上継続した後、閾値Kを下回るという変化を示す。しかるに、閾値Kを超える前(時間T1)のキックセンサ11のオフセット値がY1であるのに対し、閾値Kを下回った後(時間T2)のキックセンサ11のオフセット値はY2であり、Y2はY1より大きく、かつ、Y1とY2との差ΔYは、図6のΔXに比べて十分大きな値となっている。これは、前述のとおり、(e)の状態において、足Fがキックセンサ11と近い位置にあるためである。
なお、足Fの動きによっては、キックセンサの出力信号が図9のようになる場合もある。たとえば、着地直後に足Fを後方に引いて、足Fがキックセンサ11から遠く離れた場合は、図9のように、閾値Kを下回った後のキックセンサ11のオフセット値Y2は、閾値Kを超える前のオフセット値Y1よりも小さくなる。しかし、この場合でも、Y1とY2との差ΔYが、図6のΔXに比べて十分大きな値であることに変わりはない。
図8や図9からわかるように、足Fの動作が歩行動作である場合は、キックセンサ11の出力値が閾値Kを超える期間Tonが一定時間以上継続するものの、閾値Kを超える前のオフセット値Y1(第1出力値)と、閾値Kを下回った後のオフセット値Y2(第2出力値)とが異なる値となり、かつ、両者の差の絶対値|ΔY|が、所定値を超えることになる。本発明では、この原理を用いて、足Fの動作がキック動作でないことを判別する。
次に、キック動作を検出する詳細手順につき、図10のフローチャートを参照しながら説明する。図10のステップS1〜S10は、キック検出部20のオフセット演算部22によって実行され、ステップS11〜S14は、キック検出部20のキック動作判定部23によって実行される。なお、以下では、キックセンサ11によるキック動作検出を例に挙げるが、他のキックセンサ12〜14についても同様である。
ステップS1では、キックセンサ11の出力値、すなわち出力信号の電圧値(サンプリング値)をバッファ21に入力して、一時的に格納する。ステップS2では、バッファ21に格納した出力値に基づいて、第1オフセット値を演算する。第1オフセット値は、キックセンサ11の出力値が閾値Kを超える前の、所定期間におけるオフセット値(たとえば、図5や図6のX1)である。この第1オフセット値の算出方法については、後で詳細に説明する。
ステップS3では、キックセンサ11の出力値が閾値Kを超えたか否かが判定される。出力値が閾値Kを超えていなければ(ステップS3;NO)、ステップS1へ戻り、ステップS1、S2を反復実行する。出力値が閾値Kを超えると(ステップS3;YES)、ステップS4へ進む。ステップS4では、出力値が閾値Kを超えた期間が、一定時間以上継続したか否かが判定される。当該期間が一定時間以上継続すれば(ステップS4;YES)、ステップS5へ進み、当該期間が一定時間以上継続しなければ(ステップS4;NO)、ステップS13へ進む。
ステップS5では、ステップS2で演算した第1オフセット値を、所定のメモリ領域に記録する。続いて、ステップS6で、キックセンサ11の出力値が閾値Kを下回ったか否かが判定される。出力値が閾値Kを下回っていなければ(ステップS6;NO)、ステップS6を反復実行し、出力値が閾値Kを下回ると(ステップS6;YES)、ステップS7へ進む。
ステップS7では、ステップS2と同様に、キックセンサ11の出力値をバッファ21に入力して、一時的に格納する。ステップS8では、バッファ21に格納した出力値に基づいて、第2オフセット値を演算する。第2オフセット値は、センサ出力が閾値Kを下回った後の、所定期間におけるオフセット値(たとえば、図5や図6のX2)である。この第2オフセット値の算出方法についても、後で詳細に説明する。
ステップS9では、第2オフセット値の演算が終了したか否かが判定される。第2オフセット値の演算が終了してなければ(ステップS9;NO)、ステップS7へ戻り、ステップS7、S8を反復実行する。第2オフセット値の演算が終了すると(ステップS9;YES)、ステップS10へ進んで、第1オフセット値と第2オフセット値との差(オフセット差)を演算する。このオフセット差は絶対値であり、たとえば図5および図6の場合は|ΔX|、図8および図9の場合は|ΔY|である。
ステップS11では、ステップS10で演算したオフセット差が所定値以下か否かが判定される。図5や図6の場合のように、オフセット差が所定値以下であれば(ステップS11;YES)、ステップS12で、キックセンサ11により検出された動作がキック動作であると判定される。また、図8や図9の場合のように、オフセット差が所定値以下でなければ(ステップS11;NO)、ステップS13で、キックセンサ11により検出された動作がキック動作でないと判定される。ステップS14では、ステップS12またはS13の判定結果を制御部30へ送信する。
次に、上述したキック動作の検出に基づいてバックドアを開閉する手順につき、図11のフローチャートを参照しながら説明する。図11の各ステップは、制御部30によって実行される。
ステップS21において、制御部30は、キック検出部20から判定結果を受信するのを待つ。判定結果を受信すると(ステップS21;YES)、ステップS22で、その判定結果がキック動作か否かを判別する。そして、キック動作であれば(ステップS22;YES)、ステップS23へ進み、キック動作でなければ(ステップS22;NO)、ステップS23〜S25を実行せずに終了する。
ステップS23では、制御部30は、認証部40に対して携帯機200の認証を要求する。そして、ステップS24で、認証部40から通知された認証結果がOKか否かを判定する。認証結果がOKであれば(ステップS24:YES)、ステップS25へ進み、認証結果がOKでなければ(ステップS24:NO)、ステップS25を実行せずに終了する。ステップS25では、制御部30は、ドア開閉のための制御信号をドア開閉部300へ出力して、車両Vのバックドア2を開動作または閉動作させる。
以上のように、正規のキック動作が検出され、かつ、認証部40による認証結果がOKであることを条件として、バックドア2の自動開閉が行われる。
図12は、図10のステップS2における第1オフセット値の算出方法を説明する図である。図12では、キックセンサ11の出力値が閾値Kを超えた時点より前に遡った、所定の期間Ta(第1期間)における移動平均(Moving Average)に基づいて、第1オフセット値を算出する。期間Taは、図5等に示した時間T1の一部である(Ta<T1)。
詳しくは、期間Taにおいては、一定時間t1におけるキックセンサ11の出力値(サンプリング値)を計測して、当該時間t1内の出力値の平均値を第1オフセット値として演算する処理が、時間をτずつずらしながら行われている。一例として、t1=100ms、τ=10ms、Ta=400msである。また、この処理と並行して、図13に示すように、キックセンサ11の出力値の増加率(勾配)を時間τごとに算出する処理が行われている。
そして、増加率がα1、α2のように一定値m以下であれば(α1、α2≦m)、第1オフセット値を最新の演算値に更新する。一方、増加率がα3のように一定値mを超えると(α3>m)、以降の第1オフセット値の更新を停止する。したがって、最新の第1オフセット値は、キックセンサ11の出力値の増加率が一定値mを超える直前の時間t1において演算された値であり、この演算値が、図10のステップS5で記録される第1オフセット値となる。
このように、移動平均に基づいて第1オフセット値を算出することで、キックセンサ11で検出されるノイズの影響を排除して、オフセット値の精度を高めることができる。なお、本発明はこれに限定されるものではなく、第1オフセット値は、期間Taにおける出力値の単純平均として算出することも可能である。
図14は、図10のステップS8における第2オフセット値の算出方法を説明する図である。図14では、キックセンサ11の出力値が閾値Kを下回った時点より後の、所定の期間Tb(第2期間)におけるキックセンサ11の出力値(サンプリング値)を計測して、期間Tb内のセンサ出力値の平均値を単純平均により演算し、これを第2オフセット値とする。期間Tbは、図5等に示した時間T2の一部である(Tb<T2)。
図12で説明した第1オフセット値の場合は、キック動作の速度や蹴り上げ高さなどの個人差に起因して、キックセンサ11の出力値が閾値Kを超えるまでの出力信号の変化が多様となるため、期間Taをある程度長くとる必要がある。これに対し、第2オフセット値の場合は、期間Tbは期間Taより短くてもよい。たとえば、期間Tbは、センサ出力値が閾値Kを超えている時間Ton(図5等)の1/2の時間であってもよい。これは、キック動作の場合、キックセンサ11の出力値がピーク値から閾値Kを下回る時点に至るまでの時間(Ton/2)が、当該時点から足が着地するまでの時間とほぼ等しいことが、実験的に確かめられているからである。
このように期間Tbが短時間の場合は、ノイズの影響も少ないので、第2オフセット値をわざわざ移動平均により算出する必要はなく、単純平均により算出すれば十分である。これにより、第2オフセット値の演算処理を簡略化することができる。ただし、本発明はこれに限定するものではなく、期間Tbを期間Taと同程度に長く設定する場合は、第1オフセット値と同様の手法により、第2オフセット値を移動平均により算出してもよい。
また、図14に示したように、期間Tbの代わりに、センサ出力値が閾値Kを下回ってから、一定時間t2が経過した時点からの期間Tb’を採用してもよい。
上述した実施形態によると、キックセンサ11の出力値が閾値Kに達した後、閾値Kを超える期間Tonが一定時間以上継続し、その後、出力値が閾値Kを下回るという、従来のキック動作の判定条件に加えて、閾値を超える前のキックセンサ11の第1オフセット値と、閾値を下回った後の第2オフセット値との差(絶対値)が所定値以下であることが、キック動作の判定条件として追加されている。このため、従来の判定条件が満たされていても、図7のようなキック動作でない動作の場合は、第1オフセット値と第2オフセット値との差が大きくなって、上記の追加条件が満たされないため、当該動作をキック動作と誤判定することが回避され、検出精度を向上させることができる。
本発明では、以上述べた実施形態以外にも、以下のような種々の実施形態を採用することができる。
図7においては、キック動作以外の動作として歩行を例に挙げたが、本発明では、動物や荷物などの動きがキックセンサ11で検出される場合も、これらが正規のキック動作ではないと判定することができる。
前記の実施形態では、第1オフセット値を演算によって算出する例を挙げたが、第1オフセット値は、あらかじめ定めた固定値であってもよい。この場合は、第2オフセット値のみを前述した手法により演算し、その演算値を第1オフセット値と比較すればよい。
前記の実施形態では、第1オフセット値と第2オフセット値との差(絶対値)が所定値以下であることをキック動作の判定条件としたが、第1オフセット値と第2オフセット値との比が所定値以下(または所定値以上)であることを、キック動作の判定条件としてもよい。
図10および図11においては、キック動作か否かの判定(ステップS11〜S13)を行った後に、携帯機200の認証がOKか否かの判定(ステップS24)を行う例を挙げたが、これとは逆に、携帯機200の認証がOKか否かの判定を行った後に、キック動作か否かの判定を行ってもよい。
図3においては、キック検出部20を制御部30と別に設けているが、キック検出部20を制御部30に設けてもよい。
前記の実施形態では、キックセンサ11〜14として、静電容量式の近接センサを用いた例を挙げたが、これに代えて、反射型光センサや超音波センサのような他のセンサを用いてもよい。また、キックセンサ11〜14のそれぞれは、単一のセンサ素子で構成してもよいし、複数のセンサ素子で構成してもよい。
前記の実施形態では、足を蹴り上げるキック動作を検出する例を挙げたが、本発明はこれに限定されない。たとえば、足を蹴り上げずに、前後、左右、または斜め方向に動かすだけの動作を検出してもよい。また、検出する身体部位は、足に限らず、腕などであってもよい。
前記の実施形態では、バックドア2を開閉する場合を例に挙げたが、開閉するドアは、スライドドアであってもよい。この場合、キックセンサ11〜14は、車両側部のスライドドア付近に設けられる。また、開閉するドアはトランクを開閉するドアであってもよい。
2 バックドア
10 センサ
11〜14 キックセンサ
20 キック検出部
22 オフセット演算部
23 キック動作判定部
24 閾値記憶部
30 制御部
100 車両ドア開閉制御装置
F 足
V 車両
X1、Y1 第1オフセット値(第1出力値)
X2、Y2 第2オフセット値(第2出力値)
Ta 第1期間
Tb 第2期間
K 閾値

Claims (8)

  1. 車両のドア付近に設けられ、ユーザの身体部位の動作を検出するセンサと、
    前記センサにより検出された動作が所定の動作か否かを判定する判定部と、
    前記所定の動作が行われた場合に、前記車両のドアを開動作または閉動作させる制御部と、を備えた車両ドア開閉制御装置において、
    前記センサの出力値に対して閾値が設定されており、
    前記判定部は、
    前記センサの出力値が前記閾値に達した後、当該閾値を超える期間が一定時間以上継続し、その後、前記センサの出力値が前記閾値を下回った場合に、
    前記閾値を超える前の前記センサの第1出力値と、前記閾値を下回った後の前記センサの第2出力値とを比較し、両者が所定の条件を満たしておれば、前記所定の動作が行われたと判定する、ことを特徴とする車両ドア開閉制御装置。
  2. 請求項1に記載の車両ドア開閉制御装置において、
    前記判定部は、
    前記第1出力値と前記第2出力値との差の絶対値が所定値以下である場合に、前記所定の条件が満たされていると判定し、
    前記第1出力値と前記第2出力値との差の絶対値が所定値以下でない場合に、前記所定の条件が満たされていないと判定する、ことを特徴とする車両ドア開閉制御装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の車両ドア開閉制御装置において、
    前記第1出力値は、前記センサが前記身体部位の動作を検出していない状態で当該センサから出力される第1オフセット値であり、
    前記第2出力値は、前記センサが前記身体部位の動作を検出していない状態で当該センサから出力される第2オフセット値である、ことを特徴とする車両ドア開閉制御装置。
  4. 請求項3に記載の車両ドア開閉制御装置において、
    前記第1オフセット値および前記第2オフセット値を演算する演算部をさらに備え、
    前記演算部は、
    前記センサの出力値が前記閾値を超える前の、所定の第1期間における前記センサの出力値の平均値を演算して、前記第1オフセット値を算出し、
    前記センサの出力値が前記閾値を下回った後の、所定の第2期間における前記センサの出力値の平均値を演算して、前記第2オフセット値を算出する、ことを特徴とする車両ドア開閉制御装置。
  5. 請求項4に記載の車両ドア開閉制御装置において、
    前記演算部は、前記第1期間における前記出力値の移動平均により、前記第1オフセット値を算出する、ことを特徴とする車両ドア開閉制御装置。
  6. 請求項5に記載の車両ドア開閉制御装置において、
    前記第1オフセット値は、前記センサの出力値の増加率が一定値を超える直前に算出された値である、ことを特徴とする車両ドア開閉制御装置。
  7. 請求項4に記載の車両ドア開閉制御装置において、
    前記演算部は、前記第2期間における前記出力値の単純平均により、前記第2オフセット値を算出する、ことを特徴とする車両ドア開閉制御装置。
  8. 請求項1ないし請求項7のいずれかに記載の車両ドア開閉制御装置において、
    前記判定部は、前記所定の条件が満たされた場合に、前記センサにより検出された動作が足のキック動作であると判定する、ことを特徴とする車両ドア開閉制御装置。
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