JP2018144877A - バッグインボックス用外装容器 - Google Patents

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武司 吉川
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武司 吉川
俊樹 伊東
Toshiki Ito
俊樹 伊東
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Abstract

【課題】一枚のブランクから、短時間で組み上げられ、胴膨れのないバッグインボックスの外装容器を提供する。【解決手段】液体の小口搬送容器として、可撓性プラスチック製の内装容器を段ボール製の外装容器に収納したバッグインボックスが広く使用されている。本発明の外装容器200は、一枚のブランク100を折り曲げて、短時間に平面視八角形状の周壁が組み立てられるものである。ブランク100は、上下に蓋部100aと周壁部100bと底部100cに三分割され、周壁部100bは前後の前側板1と後側板3と、左右の側板2,4とをそれぞれ、傾斜側板5を介して連設され、前側板1と後側板3の上部に蓋板7,8をそれぞれ設けるとともに、下部に互いに係止するための係止部をそれぞれ備えた底板11,12を設けている。【選択図】 図1

Description

この発明は、液体や粉体などの流動物を収容した可撓性プラスチック製の内装容器を段ボール製の外装容器に収納したバッグインボックスに係り、特に外装容器に関するものである。
液体の小口搬送用の容器として、1斗缶が広く使用されている。これは鉄製であるので丈夫で繰り返し使用できるが、重量が重く、保管や廃棄処理が簡単でないといった問題があり、抽出口を付設した可撓性のプラスチック製の内装容器を、直方体の段ボール製の外装容器に収納したバッグインボックスに代わってきている。
一方、バッグインボックスは、軽量で安価であるので種々の液体の収納に使用されているが、積み重ねた場合、外装容器が胴膨れし易く、ときには荷崩れをおこすといった点が指摘されている。そこで、外装容器をプラスチック製としたり、外装容器内に内装容器を囲む補強材を設けたもの(例えば、特許文献1参照)などが開発されている。
特許文献1のバッグインボックスは、外装容器を平面視正方形とし、四隅に三角形状の補強材を固設して、内装容器を平面視正八角形状の周壁で囲っている。
特開2000-190949公報
特許文献1のバッグインボックスは、外観は直方体であるが、四隅に固設した三角形状の補強材により、外装容器の強度が従来に比べ格段に上がり、また、内装容器の内圧による外装容器への圧力は、正八角形の各面で受けるので、ほぼ均等となり、胴膨れを起こし難いものとなっている。
しかしながら、この外装容器は、複数個のブランクを必要とし、組み上げに接着作業が多く、使用前は、平板状にして保管できるが、内装容器を収納する場合には時間が掛り、作業性が悪く高価なものとなっている。
本発明は、一枚のブランクから、短時間で組み上げられ、胴膨れや、荷崩れのないバッグインボックスの外装容器を提供することを目的としている。
上記の目的を解決するため、本発明のバッグインボックス用外装容器は、次のように構成した。すなわち、流動物を収容する可撓性プラスチック製の内装容器を収納したバッグインボックスの外装容器において、該外装容器は、一枚の段ボール製のブランクを折り曲げて組み立てられ、該ブランクは、上下に蓋部と周壁部と底部に三分割され、周壁部は前後の前側板と後側板と、左右の側板とをそれぞれ傾斜側板を介して連設され、前側板と後側板の上部に蓋板をそれぞれ設けるとともに、下部に互いに係止するための係止部をそれぞれ備えた底板を設け、周壁部の左右端を固着し、該底板同士を係止させることにより、周壁部が平面視八角形状に組み立てられることを特徴としている。
本発明の外装容器は、一枚の段ボール製のブランクを、底板片の組み付けに連動して自動的に平面視八角形状に組み上がるようにしたものである。多角形にすることにより圧縮強度が大幅に大きくなるので、胴膨れを防止できる。なお、底板の係止部は、従来から種々の手段があり、ここでは特に限定しない。
傾斜側板の上端および下端は、蓋板および底板に当接するように構成するが、具体的には請求項2に記載のように、蓋板および底板を、それぞれ前側板、後側板の幅寸法より大きなものとし、前側板寄りの両側に曲線部を形成する。
また、重量が大きな場合は、底抜けを防止するため、請求項3に記載のように、左右の側板の下部に補強板をそれぞれ設け、該補強板を底板外側に重ねて固設するとよい。
本発明のバッグインボックス用外装容器は、一枚のブランクから組み立てられ、該ブランクは、上下に蓋部と周壁部と底部に三分割され、周壁部は前後の前側板と後側板と、左右の側板とをそれぞれ、傾斜側板を介して連結され、前側板と後側板の上部に蓋板をそれぞれ設けるとともに、下部に互いに係止するための係止部をそれぞれ備えた底板を設け、周壁部の左右端を固着し、該底板同士を係止させることにより、周壁部が平面視八角形状に組み立てられるようにしたので、圧縮強度が大きくなり、胴膨れ現象を防止できる。また、簡素な構造で一枚のブランクをワンタッチで組み立てることができるので、内装容器の収納作業が短時間で行える。
また、請求項2に記載のように、蓋板および底板を、それぞれ前側板、後側板の幅寸法より大きなものとし、前側板寄りの両側に曲線部を形成すれば、傾斜側板が圧縮荷重をしっかリと負担する。
また、請求項3に記載のように、左右の側板の下部に補強板をそれぞれ設け、該補強板を底板外側に重ねて固設すると、内装容器の重量が大きい場合でも底抜けを防ぐことができる。
本発明のバッグインボックス用外装容器の実施の形態を示す斜視図である。 同、外装容器のブランク(展開図)である。 同、外装容器のブランクを二つ折りにした状態を示す斜視図である。 同、外装容器を組み立てる途中の状態を示す斜視図である。 同、底板の裏面に補強板を固設した状態を示す斜視図である。 同、内装容器を収納する前の状態を示す斜視図である。
本発明のバッグインボックス用外装容器の実施の形態を、図1〜図5に基づいて説明する。
図1は、外装容器200の全体を示す斜視図で、図2は、外装容器200の展開図(ブランク100)である。また、図3は、ブランク100を二つ折りにした状態を示す斜視図、図4および図6は、外装容器200を折りあげる途中の状態を示す斜視図である。
外装容器200は、図1に示すように、前側板1と、これに対向する後側板3と、左右の側板2,4と、これらの間に形成された傾斜側板5からなる平面視八角形状の周壁を有し、底板11、12と蓋板7,8を備えている。蓋板7には内装容器の抽出口を突出させる抽出用穴7bが設けられ、側板2,4には切欠きによる把手2a、4aが設けられている。外装容器200の大きさは、ここでは、前後左右の壁間距離を30cm×30cm、高さは27cmとしている。
ブランク100は、図2に示すように、ほぼ矩形状であり、左右方向に、折り目J、K、L、Mと、折り目N、P、Q、Rが平行に設けられ、蓋部100aと周壁部100bと底部100cに三分割されている。
蓋部100aは左から切れ目を介して上フラップ9、蓋板7、上フラップ9、蓋板8に分割されている。上フラップ9,9は左右対称で、蓋板7,8は同形状である。
そして、蓋板7には抽出口用穴7bが設けられ、上フラップ9,9には抽出口と干渉しないように、切欠部9a,9aが形成されている。また、蓋板7,8の下部両側には曲線部7a、8aが形成されている。
周壁部100bは、左端から縦に折り目A、B、C、D、E、F、G、Hが平行に設けられ、側板4,傾斜側板5,前側板1、傾斜側板5,側板2,傾斜側板5,後側板3、傾斜側板5,糊代6に分割されている。そして、側板2,4には、斜めに切り欠かれた把手2a、4aが設けられている。ここでは、前側板1,後側板3,側板2,4の大きさは、幅寸法がすべて20cmで、傾斜側板5の幅寸法はすべて7cmとしている。
底部100cは、左から切れ目を介して、補強板13、底板片11,補強板13,底板片12に分割されている。そして、底板片11と底板片12は、同形状であり、底板片11には凹部11bが形成され、底板片12には凸部12bが形成されている。また、底板片11,12には上端側左右に曲線部11a,12aが形成されている。
次に、上記のように構成されたブランク100(図2)を外装容器200(図1)へ折り上げる手順について説明する。
まず、折り目A、Eを、それぞれ折り曲げて、糊代6を側板4の先端部に糊付けする。これで、図3の状態となり、通常は、この二つ折りの状態で保管する。
二つ折りの状態から外装容器200を組み立てるときは、底部100cを上にして、A、D、E、Hの4箇所を折ることで、前側板1と後側板3がほぼ平行に離れるように拡げ、底板片11と底板片12が対向するように、平面視ほぼ八角形状とする。そして、図4に示すように、底板片11の凹部11bに底板片12の凸部12bを差し込みながら押し込んで底面を形成する。この作業により、自動的に周壁部は平面視八角形状に形成される。続いて、補強板13、13を折り曲げて底板片11,12の外側に重ね、接着テープ20で固着する。
なお、この補強板13,13の接着テープ20による固着は、図5(a)に示すように、補強板13、13同士が合わさる部分を外側から貼着するのが一般的であるが、同(b)に示すように、直角方向に貼着してもよい。
次に、蓋部100aを上にする。図6の状態となっているので、可撓性プラスチック製の内装容器を上から収納する。そして、フラップ9,9を折りたたみ、続いて、蓋板7,8を折りたたむ(図1の状態)。この時、内袋の抽出口が抽出口用穴7bから突出するようにして行う。そして、接着テープ20で蓋板7,8を固着する(図示してない)。これで、作業は終わり、バッグインボックスが完成する。
なお、上記の実施の形態においては、発明の内容をより理解しやすくするために、外装容器200の大きさを寸法を示して説明したが、これに限定するものでないことは当然である。
100 ブランク
200 バッグインボックス用外装容器
1 前側板
2 側板
2a 把手
3 後側板
4 側板
4a 把手
5 傾斜側板
6 糊代
7 蓋板片
7a 曲線部
7b 抽出口用穴
8 蓋板片
8a 曲線部
9 上フラップ
9a 切欠部
11 底板片
11a 曲線部
11b 凹部
12 底板片
12a 曲線部
12b 凸部
13 補強板
20 接着テープ
A、B、C、D 折り目
E、F、G,H 折り目
J、K、L、M 折り目
N、P、Q、R 折り目

Claims (3)

  1. 流動物を収容する可撓性プラスチック製の内装容器を収納したバッグインボックスの外装容器において、該外装容器は、一枚の段ボール製のブランクを折り曲げて組み立てられ、該ブランクは、上下に蓋部と周壁部と底部に三分割され、周壁部は前後の前側板と後側板と、左右の側板とをそれぞれ、傾斜側板を介して連設され、前側板と後側板の上部に蓋板をそれぞれ設けるとともに、下部に互いに係止するための係止部をそれぞれ備えた底板を設け、周壁部の左右端を固着し、該底板同士を係止させることにより、周壁部が平面視八角形状に組み立てられることを特徴とするバッグインボックス用外装容器。
  2. 前記ブランクの蓋板および底板は、それぞれ前側板、後側板の幅寸法より大きなものとし、前側板寄りの両側に曲線部を形成したことを特徴とする請求項1に記載のバッグインボックス用外装容器。
  3. 前記ブランクの左右の側板の下部に補強板をそれぞれ設け、該補強板を底板外側に重ねて固設するようにしたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のバッグインボックス用外装容器。
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